JPH08106454A - 文書情報編集装置 - Google Patents

文書情報編集装置

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JPH08106454A
JPH08106454A JP6238924A JP23892494A JPH08106454A JP H08106454 A JPH08106454 A JP H08106454A JP 6238924 A JP6238924 A JP 6238924A JP 23892494 A JP23892494 A JP 23892494A JP H08106454 A JPH08106454 A JP H08106454A
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量平 小宮
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異機種間のデータ交換における障害を軽減さ
せることができる文書情報編集装置を提供することであ
る。 【構成】 キャラクタの文字概念を指定する文字概念コ
ードと、同一の文字概念コードが割り当てられた少なく
とも2つの異体字をその種類で選択的に規定する種類コ
ードとから成る拡張文字コードで構成される拡張文書情
報を予め文書メモリ13に記憶しておき、その文書メモ
リ13に記憶された前記キャラクタを選択して、そのキ
ャラクタの前記拡張文字コードの前記種類コードを指定
する(S31)。そして、選択入力されたキャラクタの
拡張文字コードの種類コードを指定された種類毎に書き
換える(S32)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、漢字の異体字を
取り扱う文書情報編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語の漢字を取り扱うシステム
においては、ディジタルコンピュータの普及に伴い、字
体毎に固有のコードが割り振られ、そのコードを参照す
ることによって、異機種間におけるデータ交換が行われ
ていた。そして、そのようなコード体系には、JISコ
ードと通称されるコード体系に基づくJISコード漢字
表が広く用いられている。このJISコード漢字表は、
常用漢字表等と同様に、その時代、時代での社会的通念
に基づいて取り決められており、現在までに数度の改正
が加えられている。字体は時代と共に変遷を繰り返して
おり、古来、中国より伝来した字体の中には、現在では
人名や地名等の固有名称にのみ使用され、それ以外の通
常文章の場合には変化した字体が使われる、所謂新、旧
字体と呼ばれ区別される字体が数多く存在する。また、
字体の区別をするのに、正字、略字、俗字と呼称される
場合もあり、それらを混同して使用する場合もあるが、
用語の定義を明確にしようとすると、漢字の文化論的要
素が強くなり本論の主旨を大きく逸脱するため、各用語
は社会的通念に基づいて定義されている。
【0003】さて、上述のJISコード漢字表である
が、字体の中には旧JISコード漢字表と新JISコー
ド漢字表のそれぞれ一方にしか含まれないものがある。
例えば、図10で示した文字等がその例であるが、これ
らはJIS 規格においては同値として取り扱われ、同
一のJISコードが割り振られることになっている。ま
た人名については、戸籍業務のコンピュータ化により、
「平成2年10月20日、法務省民二第5200号、民
事局長通達」により訂正されない俗字、略字が示されて
いる。これらの字体の多くはJISコード漢字表に含ま
れていない。
【0004】通常の文章においては、文字の使用は使用
者の文化的背景に基づいて使用されるべきものであり、
選択の余地がある場合、それぞれの好みで使用されるこ
とになる。しかし、地名や人名においては、公文書の要
素が強くなればなるほど定義された字体そのものが使用
されなくてはならない。
【0005】上述したような従来の日本語漢字システム
においては、一方の字体にJISコード表内のコードを
割り振り、他方の字体に所謂外字領域のコードを割り振
ることが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外字領
域のコードの割り振り方について規定がなく、日本語漢
字システムの製造当事者の自由裁量にまかされているた
め、異機種間において同一コードに異なる字体が割り振
られたり、あるいは字体が定義されていなかったりする
等、データ交換において障害となっていた。
【0007】本発明は、上述した問題点を解消するため
になされたものであり、異機種間のデータ交換における
障害を軽減させることができる文書情報編集装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1の文書情報編集装置は、キャラク
タを示す文字コードの集合によって構成される文書情報
を記憶する手段を備え、かつ文書情報を編集可能な文書
情報編集装置において、前記キャラクタの文字概念を指
定する文字概念コードと、同一の文字概念コードが割り
当てられた少なくとも2つの異体字をその種類で選択的
に規定する種類コードとから成る拡張文字コードで構成
される拡張文書情報を記憶する拡張文書記憶手段と、前
記拡張文書記憶手段に記憶されたキャラクタを選択し
て、そのキャラクタの前記拡張文字コードの種類コード
を指定する種類コード入力手段と、前記種類コード入力
手段によって選択入力されたキャラクタの拡張文字コー
ドの種類コードを、指定された種類コードに書き換える
種類コード設定手段とを備えている。
【0009】また、請求項2の文書情報編集装置は、前
記キャラクタの形状の情報である形状データを前記拡張
文字コードにより参照可能に記憶するキャラクタ記憶手
段と、前記種類コード入力手段によって選択された前記
拡張文字コードが示すキャラクタの形状データが前記キ
ャラクタ記憶手段に記憶されているか否かを判定するキ
ャラクタ登録判定手段と、前記キャラクタ登録判定手段
によって記憶されていると判定された拡張文字コードに
対してはその拡張文字コードの形状データを、記憶され
ていないと判定された拡張文字コードに対してはその拡
張文字コードの異体字の指定をなくした拡張文字コード
の形状データを、それぞれ前記キャラクタ記憶手段から
読み出して可視状態とさせるためのキャラクタ可視化手
段とを備えている。
【0010】また、請求項3の文書情報編集装置は、前
記拡張文書記憶手段に記憶された前記キャラクタを指示
するキャラクタ指示手段と、前記キャラクタ指示手段で
指示されたキャラクタを示す拡張文字コードの種類コー
ドが異体字である場合には、異体字であることを通知す
る異体字通知手段とを備えている。
【0011】また、請求項4の文書情報編集装置は、前
記拡張文書記憶手段に記憶された拡張文字コードから種
類コードに異体字の指定があるキャラクタについて、そ
のキャラクタが前記キャラクタ可視化手段によって可視
状態とされた位置を検出する異体字位置検出手段と、そ
の異体字位置検出手段によって検出した表示位置を通知
する異体字位置通知手段とを備えている。
【0012】さらに、請求項5の文書情報編集装置の場
合、前記異体字位置通知手段は、異体字の位置と共に、
代替のキャラクタが可視状態とされる場合、そのことを
通知するものであってもよい。
【0013】
【作用】前記の構成を有する本発明の請求項1の文書情
報編集装置によれば、拡張文書記憶手段は、キャラクタ
の文字概念を指定する文字概念コードと、同一の文字概
念コードが割り当てられた少なくとも2つの異体字をそ
の種類で選択的に規定する種類コードとから成る拡張文
字コードで構成される拡張文書情報を記憶しており、種
類コード入力手段は、前記拡張文書記憶手段に記憶され
た前記キャラクタを選択して、そのキャラクタの前記拡
張文字コードの前記種類コードを指定する。種類コード
設定手段は、前記種類コード入力手段によって選択入力
されたキャラクタの拡張文字コードの種類コードを指定
された種類毎に書き換える。
【0014】また、請求項2の文書情報編集装置によれ
ば、キャラクタ記憶手段は、前記キャラクタの形状の情
報である形状データを前記拡張文字コードにより参照可
能に記憶しており、キャラクタ登録判定手段は、前記種
類コード入力手段によって選択された前記拡張文字コー
ドが示すキャラクタの形状データが前記キャラクタ記憶
手段に記憶されているか否かを判定し、そして、キャラ
クタ可視化手段は、前記キャラクタ登録判定手段によっ
て記憶されていると判定された拡張文字コードに対して
はその拡張文字コードの形状データを、記憶されていな
いと判定された拡張文字コードに対してはその拡張文字
コードの異体字の指定をなくした拡張文字コードの形状
データを、それぞれ前記キャラクタ記憶手段から読み出
して可視状態とさせる。従って、前記キャラクタの形状
を前記キャラクタ可視化手段によって可視状態にし得る
ので、そのつど、キャラクタの形状を目視確認すること
ができ、編集作業の能率を著しく向上させることができ
る。
【0015】また、請求項3の文書情報編集装置によれ
ば、キャラクタ指示手段は、前記拡張文書記憶手段に記
憶された前記キャラクタを指示し、異体字通知手段は、
前記キャラクタ指示手段で指示されたキャラクタを示す
拡張文字コードの種類コードが異体字である場合には、
異体字であることを通知する。従って、操作員は異体字
であることを容易、かつ確実に知ることができ、編集の
誤りを未然に防止することができる。
【0016】また、請求項4の文書情報編集装置によれ
ば、異体字位置検出手段は、前記拡張文書記憶手段に記
憶された拡張文字コードから種類コードに異体字の指定
があるキャラクタについて、そのキャラクタが前記キャ
ラクタ可視化手段によって可視状態とされた位置を検出
し、異体字位置通知手段は、前記異体字位置検出手段に
よって検出した表示位置を通知する。従って、操作員は
異体字の位置を容易、かつ確実に知ることができ、編集
の誤りを未然に防止することができる。
【0017】さらに、請求項5の文書情報編集装置によ
れば、前記異体字位置通知手段は、異体字の位置と共
に、代替のキャラクタが可視状態とされる場合、そのこ
とを通知してくれる。従って、操作員は異体字の位置を
容易、かつ確実に知ることができると共に、異体字に対
応する普通の字体を知ることができ、併せて、その普通
の字体が代替印字されることも知ることができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明を具体化した一実施例を図面
を参照して説明する。
【0019】本実施例は本発明の文書情報編集装置を日
本語ワードプロセッサに適用した例である。
【0020】図1には、本実施例の主として文書編集、
ディスプレイ表示及び印字の処理を行なう制御回路のブ
ロック図を示す。この制御回路は、CPU10、プログ
ラムメモリ11、ワーキングメモリ12、文書メモリ1
3、ディスプレイ制御部14及びプリンタ制御部15が
バス18を介して接続されている。
【0021】また、ディスプレイ用フォントメモリ16
はディスプレイ制御部14に、プリンタ用フォントメモ
リ17はプリンタ制御部15に各々接続されている。
【0022】また、操作員によって入力される入力部1
9、本発明のキャラクタ可視化手段としてのディスプレ
イ110及びプリンタ111が前記CPU10に接続さ
れている。
【0023】前記CPU10は、文書編集、ディスプレ
イ表示及び印字の処理全体を制御するものであり、プロ
グラムメモリ11は、そのCPU10が行なう処理手続
きを記憶するものである。また、ワーキングメモリ12
は、プログラムメモリ11内の手続きに従ってCPU1
0が処理を行なう際の一時的なデータの保存に用いるも
のである。
【0024】文書メモリ13は、本発明の拡張文書記憶
手段を構成するものであって、編集中の文書データを記
憶するものである。文書データは、拡張文字コードを整
列することで記憶している。拡張文字コードは、文字概
念コードと種類コードとから構成される。文字概念コー
ドは文字概念を示すコードであり、本実施例ではJIS
区点コードを用いている。また、種類コードは正字/異
体字の種類を示すコードである。本実施例では、正字を
新JISの字体とし、異体字を新JISで定義されてい
ない旧JISや新・旧JISにない字体として扱う。従
って、種類コードには正字に「正」を異体字に「異」を
各々付す。
【0025】例えば図2(a)、(b)は元来同一の文
字であるが、新JISでは(a)の字形が、旧JISで
は(b)の字形がそれぞれ定義されている。従って、こ
れらは同じJIS区点コード2710の文字である。こ
れらのキャラクタの形状データを共に記憶した場合、文
字概念コードのみでは(a)、(b)の識別ができない
ため、新字/旧字の区別をする情報を付す必要がある。
これが本実施例の種類コードである。即ち、(a)は新
字、即ち、正字であるため、字形コード2710−正と
し、(b)は旧字、即ち、異体字であるため、字形コー
ド2710−異とする。なお、この種類データは正/異
のみでなく、例えば、新/旧、正字/略字/俗字等の種
類を示すデータでも、各々の場合が複数ある場合は異−
1、異−2等の同一種の中の識別情報を加えたデータで
あってもよいが、本実施例では説明を容易にするため
に、正/異のみの種別データで説明する。
【0026】また、ディスプレイ制御部14は、ディス
プレイ110に表示を行なうための処理を行なうもので
あり、表示するキャラクタの形状データの生成や後述す
るディスプレイ用フォントメモリ16に所望のキャラク
タの形状があるか否かの判定、ディスプレイの表示領域
等の情報の提供等の処理を行なう。プリンタ制御部15
は、プリンタ111に印字を行なうための処理を行なう
ものであり、印字するキャラクタの形状データの生成や
後述するプリンタ用フォントメモリ17に所望のキャラ
クタの形状があるか否かの判定、プリンタの印字領域等
の情報の提供等の処理を行なう。ディスプレイ用フォン
トメモリ16はディスプレイ110による表示用のキャ
ラクタの形状データを拡張文字コードにより参照可能な
ように記憶するものであり、また、プリンタ用フォント
メモリ17はプリンタ111による印字用のキャラクタ
の形状データを拡張文字コードで参照可能なように記憶
するものである。前記ディスプレイ用フォントメモリ1
6及びプリンタ用フォントメモリ17は、本発明のキャ
ラクタ記憶手段を構成する。
【0027】入力部19はキーボードやマウス等の入力
装置から操作員の指示を制御回路内に入力する処理を行
なう部分であり、ディスプレイ110は、ディスプレイ
制御部14からの指令に従って表示を、プリンタ21は
プリンタ制御部15からの指令に従って印字をそれぞれ
行なう部分である。
【0028】文書メモリ13内の文書データ作成処理に
ついて説明する。操作員がキーボードやマウスにより指
示した文書データ中の位置及び図示しないかな漢字変換
部を用いて確定した文字列をJIS区点コード列で入力
し、挿入/上書きモード等の入力モードを入力部19よ
つて入力し、文書メモリ13の指示された位置に挿入/
上書き等の指示に従ってJIS区点コードを拡張文字コ
ードに変換して書き込む。ここでのJIS区点コードか
ら拡張文字コードへの変換は、JIS区点コードを文字
概念コードに、種類コードを「正」にすることによって
行なう。なお、この処理は、文書メモリ13内の文字コ
ードが拡張文字コードであることを除けば、既に様々な
方法で実用化されている技術である。この変更は当業者
であれば従来の方式から容易に可能である。また、この
処理は本発明の主たる部分ではない。従って、ここでの
説明はこの程度にとどめる。また、かな漢字変換部が確
定文字列として拡張文字コードを出力するものであれ
ば、JIS区点から拡張文字コードへの変換は必要でな
い。
【0029】本実施例では、操作員の指示で文書メモリ
13中の任意のキャラクタについて、正字/異体字の変
換が可能である。以下に文書メモリ13上に格納された
キャラクタを正字/異体字に変換する処理について、図
3にフローチャートに基づいて説明する。
【0030】S31(なお、Sはステップを示す。以下
のSについても同様)は操作員がキーボードやマウスを
用いて選択したキャラクタと指定した種別コードを入力
部19より入力する処理である。この処理工程は、本発
明の種類コード入力手段として機能する。また、S32
は選択されたキャラクタを文書メモリ13内で検出し、
その拡張文字コードの種別データを指示された「正」/
「異」の値に変更する処理である。この処理工程は、本
発明の種類コード設定手段とした機能する。
【0031】なお、異体字の種類を複数定義できるよう
に変更可能であることを先に述べたが、この場合は、変
換の際に多数の選択候補を操作員に通知し、そこから選
択できるように変更することも、当業者であれば容易に
可能である。
【0032】また、本実施例では、文書メモリ13中の
文書データを表示する際に、表示するための異体字の形
状データがフォントデータ中にない場合には、その正字
に代替して表示することが可能である。以下に文書メモ
リ13上に格納された文書データを表示又は印字により
可視化する処理について、図4のフローチャートに基づ
いて説明する。
【0033】なお、表示/印字の処理自体は根本的な違
いはなく、参照するフォントデータと出力する装置が違
うだけである。従って、ここでは、ディスプレイ用フォ
ントメモリ16とプリンタ用フォントメモリ17をフォ
ントメモリ、ディスプレイ110とプリンタ111を出
力部、ディスプレイ制御部14とプリンタ制御部15を
制御部と称して処理を説明する。
【0034】S41で文書メモリ13中の文書データの
出力開始点に読み出しポインタをセットする。S42で
読み出しポインタの位置の1キャラクタ分の拡張文字コ
ードを読み出し、S43でその種類コードが異体字か否
かを調べる。
【0035】S43で異体字であると判定されると、S
44で制御部に問い合わせて、その拡張文字コードのキ
ャラクタの形状データがフォントメモリ中にあるか否か
を判定する。このS44の処理工程は、本発明のキャラ
クタ登録判定手段として機能する。S44でフォントメ
モリ中に形状データがないと判定された場合、S45で
その拡張文字コードの種類データを「正」に変更する。
その後、S46以降を実施する。また、S44でフォン
トメモリ中に形状データがあると判定された場合は、そ
のままS46以降を実施する。
【0036】S43で正字であると判定された場合は、
そのままS46以降を実施する。
【0037】S46は、制御部に問い合わせて拡張文字
コードが示すキャラクタの形状データを出力部で出力で
きる形式で得、S47でそのデータを出力部に転送す
る。
【0038】S48は、読み出しポインタが出力範囲の
最終点に達した、即ち、処理を終了するか否かを判定す
る。S48で、終了と判定されれば処理を終了し、継続
と判定されれば、S48で読み出しポインタをインクリ
メントしてS42に戻る。
【0039】さらに、本実施例では、操作員の指示で選
択したキャラクタが正字か異体字かの情報を得ることが
可能である。以下に操作員の指示により選択されたキャ
ラクタの正字/異体字の情報を通知する処理について、
図5にフローチャートに基づいて説明する。
【0040】S51は、操作員がキーボードやマウスで
選択した文書メモリ13中のキャラクタの指示を入力す
る処理である。このS51の処理工程は、本発明のキャ
ラクタ指示手段として機能する。S52は、指示された
キャラクタの拡張文字コードの種類コードを調べ、異体
字であるか否かを判定する。異体字であればS53を実
施し、異体字でなければ終了する。S53は、異体字の
情報を操作員に通知する処理である。このS53の処理
工程は、本発明の異体字通知手段として機能する。
【0041】また、この処理は、図6のフローチャート
に示す様な処理であってもよい。即ち、S51〜S53
の処理は図5と同じで、S53がS61での判定がNO
のときに実施されるものである。S61は、指示したキ
ャラクタの形状データが、出力装置用のフォントメモリ
に登録されているか否かを判定する処理である。操作員
が、ディスプレイ表示されているキャラクタ形状が、意
図するものか否かを確かめる場合には、ここでは、ディ
スプレイ制御部14に問い合わせてキャラクタの形状デ
ータの有無を調べ、又、プリンタで印字した場合にその
キャラクタ形状が、意図したものとなるか否かを確かめ
る場合には、プリンタ制御部15に問い合わせてそのキ
ャラクタの形状データの有無を調べればよい。このどち
らのフォントメモリを調べるかを操作員が選択できるよ
うにすることは容易である。
【0042】本実施例のS53の異体字情報を操作員に
通知する方法は、図7の四角で囲まれた文字が選択され
ている場合、ディスプレイ表示に図のようなメッセージ
を表示すことで行なう。この方法は様々なものが考えら
れ、特に限定するものではない。例えば、このほかに音
声等によって通知することも可能である。
【0043】又、本実施例は、操作員からの指示により
文書メモリ13内の文書データを印字した場合に、文書
中の異体字の印字状態の情報を入手可能である。以下に
文書メモリ13中の文書データをプリンタで印字する際
の異体字の印字状態を操作員に通知する処理について、
図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0044】S81で頁行情報の初期化及び読み出しポ
インタを文書メモリ13中の文書データの印字開始位置
にセットし、S82で読み出しポインタの位置の拡張文
字コードを読み出し、S83でその拡張文字コードの種
類コードを調べて異体字であるか否かを判定する。
【0045】S83で異体字と判定された場合、S84
で、そのキャラクタが印字した場合に何頁目の何行目に
出現するかを頁行情報を調べ、検出する。このS84の
処理工程は、本発明の異体字位置検出手段として機能す
る。S85は、プリンタ制御部に問い合わせてプリンタ
用フォント17にその拡張文字コードの示すキャラクタ
の形状データがあるか否かを判定する。形状データがあ
る場合には、S86で、S84で得た何頁何行目にその
拡張文字コードの正字に対する異体字が文書中に存在
し、そのキャラクタ形状は印字可能である旨を通知す
る。このS86の処理工程は、本発明の異体字位置通知
手段として機能する。
【0046】また、S85でプリンタ用フォント17に
その拡張文字コードの示す形状データがないと判定され
た場合は、S87で、同様にS84で得た何頁何行目に
その拡張文字コードの正字に対する異体字が文書中に存
在し、そのキャラクタ形状は印字不可能であるため代替
として正字で印字する旨を通知する。本実施例では、図
9の用にディスプレイ110に表示して、操作員に通知
する。このS87の処理工程も、前記異体字位置検出手
段としてきのうする。なお、この方法も他の方法が様々
に考えられ、特に限定するものではない。
【0047】S89では印字領域全ての処理が終了した
か否かを判定する処理であり、ここで終了と判定されれ
ば処理を終了し、継続と判定されれば、S89で頁行情
報を更新し、読み出しポインタをインクリメントしてS
82の処理に戻る。
【0048】本実施例に、ファイルシステムを追加し、
文書データをファイル化して格納したり、また、格納し
てあるファイルを読み出し文書メモリ13に読み込んで
処理を行なうようにすることも可能である。
【0049】本実施例では、ディスプレイ用フォントメ
モリとプリンタ用フォントとを分けた構成で説明した
が、共通化して使用できる構成にもよい。
【0050】また、本実施例では、プリンタをシステム
内に取り込んだ形式で説明したが、システムにプリンタ
とのインターフェースを設けて外部に接続した構成にも
変更可能である。また、このとき、プリンタ制御部及び
プリンタ用フォントメモリも外部に接続するように変更
可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の文書情報編集装置によれば、既存の文字コードの
体系を崩すことなく、また、各機種に依存したコード体
系を用いることなく、異体字を扱うことができる。これ
によって、代替字形の出力も確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の電気的制御構成を示すブロック図で
ある。
【図2】異体字の出力例を示す図である。
【図3】本実施例の種類コード入力処理のフローチャー
トである。
【図4】本実施例の可視化処理のフローチャートであ
る。
【図5】本実施例の異体字情報通知処理のフローチャー
トである。
【図6】本実施例の異体字情報通知処理のフローチャー
トである。
【図7】異体字情報通知方法の例を示す図である。
【図8】本実施例の印字時の異体字情報通知処理のフロ
ーチャートである。
【図9】印字時の異体字情報通知方法の例を示す図であ
る。
【図10】異体字の例を示す図である。
【符号の説明】
10 CPU 13 文書メモリ 16 ディスプレイ用フォントメモリ 17 プリンタ用フォントメモリ 19 入力部 110 ディスプレイ 111 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9288−5L G06F 15/20 534 J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャラクタを示す文字コードの集合によ
    って構成される文書情報を記憶する手段を備え、かつ文
    書情報を編集可能な文書情報編集装置において、 前記キャラクタの文字概念を指定する文字概念コード
    と、同一の文字概念コードが割り当てられた少なくとも
    2つの異体字をその種類で選択的に規定する種類コード
    とから成る拡張文字コードで構成される拡張文書情報を
    記憶する拡張文書記憶手段と、 前記拡張文書記憶手段に記憶されたキャラクタを選択し
    て、そのキャラクタの前記拡張文字コードの種類コード
    を指定する種類コード入力手段と、 前記種類コード入力手段によって選択入力されたキャラ
    クタの拡張文字コードの種類コードを、指定された種類
    コードに書き換える種類コード設定手段とを備えたこと
    を特徴とする文書情報編集装置。
  2. 【請求項2】 前記キャラクタの形状の情報である形状
    データを前記拡張文字コードにより参照可能に記憶する
    キャラクタ記憶手段と、 前記種類コード入力手段によって選択された前記拡張文
    字コードが示すキャラクタの形状データが前記キャラク
    タ記憶手段に記憶されているか否かを判定するキャラク
    タ登録判定手段と、 前記キャラクタ登録判定手段によって記憶されていると
    判定された拡張文字コードに対してはその拡張文字コー
    ドの形状データを、記憶されていないと判定された拡張
    文字コードに対してはその拡張文字コードの異体字の指
    定をなくした拡張文字コードの形状データを、それぞれ
    前記キャラクタ記憶手段から読み出して可視状態とする
    キャラクタ可視化手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の文書情報編集装置。
  3. 【請求項3】 前記拡張文書記憶手段に記憶された前記
    キャラクタを指示するキャラクタ指示手段と、 前記キャラクタ指示手段で指示されたキャラクタを示す
    拡張文字コードの種類コードが異体字である場合には、
    異体字であることを通知する異体字通知手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の文書情報編集装置。
  4. 【請求項4】 前記拡張文書記憶手段に記憶された拡張
    文字コードの種類コードに異体字の指定があるキャラク
    タについて、そのキャラクタが前記キャラクタ可視化手
    段によって可視状態とされた位置を検出する異体字位置
    検出手段と、 その異体字位置検出手段によって検出した位置を通知す
    る異体字位置通知手段とを備えたことを特徴とする請求
    項2に記載の文書情報編集装置。
  5. 【請求項5】 前記異体字位置通知手段は、異体字の位
    置と共に、代替のキャラクタが可視状態とされる場合、
    そのことを通知するものであることを特徴とする請求項
    4に記載の文書情報編集装置。
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