JPH08105659A - 温風暖房機 - Google Patents
温風暖房機Info
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- JPH08105659A JPH08105659A JP24013094A JP24013094A JPH08105659A JP H08105659 A JPH08105659 A JP H08105659A JP 24013094 A JP24013094 A JP 24013094A JP 24013094 A JP24013094 A JP 24013094A JP H08105659 A JPH08105659 A JP H08105659A
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- Japan
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- combustion
- temperature sensor
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 石油ファンヒータ、ガスファンヒータ等の温
風暖房機の快適運転性と安全性を高める。 【構成】 操作部の温度を検出して検出信号を出力する
第1の温度センサ16を当該操作部の近傍に設け、第1
の温度センサ16が設けられた高さと異なる高さの室温
を検出する第2の温度センサ15を設け、第1、第2の
温度センサ16、15のいずれかによって検出された温
度、または第1、第2の温度センサ16、15によって
検出された2つの温度の平均温度を選択し、かつ、その
選択された温度と温度設定器19によって設定された設
定温度との温度差に応じて燃焼部での燃焼量を制御する
燃焼量制御手段17を設け、第1の温度センサ16から
出力された検出信号と予め設定された基準温度信号とを
比較することにより操作部の温度が基準温度信号に対応
する基準温度以上になった場合に、燃焼部での燃焼を停
止させる燃焼停止制御手段17を設ける。
風暖房機の快適運転性と安全性を高める。 【構成】 操作部の温度を検出して検出信号を出力する
第1の温度センサ16を当該操作部の近傍に設け、第1
の温度センサ16が設けられた高さと異なる高さの室温
を検出する第2の温度センサ15を設け、第1、第2の
温度センサ16、15のいずれかによって検出された温
度、または第1、第2の温度センサ16、15によって
検出された2つの温度の平均温度を選択し、かつ、その
選択された温度と温度設定器19によって設定された設
定温度との温度差に応じて燃焼部での燃焼量を制御する
燃焼量制御手段17を設け、第1の温度センサ16から
出力された検出信号と予め設定された基準温度信号とを
比較することにより操作部の温度が基準温度信号に対応
する基準温度以上になった場合に、燃焼部での燃焼を停
止させる燃焼停止制御手段17を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は石油ファンヒータ、ガ
スファンヒータ等の温風暖房機に関する。
スファンヒータ等の温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、石油ファンヒータ等の温風暖房
機は、特開平3−20518号公報に開示されているよ
うに、燃焼部、燃焼部から燃焼ガスが供給される熱交換
部および温風用送風機を有しており、温風用送風機によ
り室内空気を熱交換部を介して温風として吹き出すよう
にしている。
機は、特開平3−20518号公報に開示されているよ
うに、燃焼部、燃焼部から燃焼ガスが供給される熱交換
部および温風用送風機を有しており、温風用送風機によ
り室内空気を熱交換部を介して温風として吹き出すよう
にしている。
【0003】この温風暖房機では、室温と設定温度との
温度差に応じて燃焼部での燃焼量と温風用送風機の送風
量とを変える制御手段を有し、暖房運転開始当初のよう
に、室温と設定温度との差が大きいときには、燃焼部で
の燃焼量および温風用送風機の送風量を大きくして室温
が急速に立ち上がるようにし、室温が設定温度の近くに
維持されているときには、燃焼部での燃焼量および温風
用送風機の送風量を小さくして経済的で低騒音の暖房運
転が行われるようにしている。
温度差に応じて燃焼部での燃焼量と温風用送風機の送風
量とを変える制御手段を有し、暖房運転開始当初のよう
に、室温と設定温度との差が大きいときには、燃焼部で
の燃焼量および温風用送風機の送風量を大きくして室温
が急速に立ち上がるようにし、室温が設定温度の近くに
維持されているときには、燃焼部での燃焼量および温風
用送風機の送風量を小さくして経済的で低騒音の暖房運
転が行われるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た温風暖房機では、温風暖房機の背面下部に取り付けら
れた1つの温度センサによって室温の検出が行われてい
るため、畳に座っている使用者に快適な場合でも、椅子
に座っている使用者には暑く不快に感じたり、過剰な暖
房となって燃料が無駄に消費される心配があった。
た温風暖房機では、温風暖房機の背面下部に取り付けら
れた1つの温度センサによって室温の検出が行われてい
るため、畳に座っている使用者に快適な場合でも、椅子
に座っている使用者には暑く不快に感じたり、過剰な暖
房となって燃料が無駄に消費される心配があった。
【0005】また、この温風暖房機においては、温風吹
出口の上にタオル等が置かれたり、温風吹出口が室内の
壁の近傍になるように温風暖房機が設置されると、温風
暖房機の温度が異常に上昇したりして樹脂製の操作部な
どに変形が生じるばかりか、制御用LSI等を搭載した
制御基板の温度が上昇し、制御用LSI等が故障して正
しい制御が行えなくなってしまう等の問題点があった。
出口の上にタオル等が置かれたり、温風吹出口が室内の
壁の近傍になるように温風暖房機が設置されると、温風
暖房機の温度が異常に上昇したりして樹脂製の操作部な
どに変形が生じるばかりか、制御用LSI等を搭載した
制御基板の温度が上昇し、制御用LSI等が故障して正
しい制御が行えなくなってしまう等の問題点があった。
【0006】この発明は上述した事実に鑑みてなされた
ものであり、使用者の使用状況に合わせて室温制御が行
われるようにして快適な暖房運転を実現すると共に、温
風暖房機の異常な温度上昇を早期に検出でき、安全性の
高い温風暖房機を提供することを目的とする。
ものであり、使用者の使用状況に合わせて室温制御が行
われるようにして快適な暖房運転を実現すると共に、温
風暖房機の異常な温度上昇を早期に検出でき、安全性の
高い温風暖房機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
に係る発明は、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部
から供給される燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、室
内空気を前記熱交換部を介して循環させる温風用送風機
と、各種設定および各種操作を行うための操作部と、設
定温度を設定する温度設定器とを備えた温風暖房機にお
いて、前記操作部の温度を検出して検出信号を出力する
第1の温度センサを当該操作部の近傍に設け、前記第1
の温度センサが設けられた高さと異なる高さの室温を検
出する第2の温度センサを設け、前記第1、第2の温度
センサのいずれかによって検出された温度、または前記
第1、第2の温度センサによって検出された2つの温度
の平均温度を選択し、かつ、その選択された温度と前記
温度設定器によって設定された設定温度との温度差に応
じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量制御手段を
設け、前記第1の温度センサから出力された検出信号と
予め設定された基準温度信号とを比較することにより前
記操作部の温度が前記基準温度信号に対応する基準温度
以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を停止させる
燃焼停止制御手段を設けた構成である。
に係る発明は、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部
から供給される燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、室
内空気を前記熱交換部を介して循環させる温風用送風機
と、各種設定および各種操作を行うための操作部と、設
定温度を設定する温度設定器とを備えた温風暖房機にお
いて、前記操作部の温度を検出して検出信号を出力する
第1の温度センサを当該操作部の近傍に設け、前記第1
の温度センサが設けられた高さと異なる高さの室温を検
出する第2の温度センサを設け、前記第1、第2の温度
センサのいずれかによって検出された温度、または前記
第1、第2の温度センサによって検出された2つの温度
の平均温度を選択し、かつ、その選択された温度と前記
温度設定器によって設定された設定温度との温度差に応
じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量制御手段を
設け、前記第1の温度センサから出力された検出信号と
予め設定された基準温度信号とを比較することにより前
記操作部の温度が前記基準温度信号に対応する基準温度
以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を停止させる
燃焼停止制御手段を設けた構成である。
【0008】また、この発明のうち請求項2に係る発明
は、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部から供給さ
れる燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、室内空気を前
記熱交換部を介して循環させる温風用送風機と、各種設
定および各種操作を行うための操作部と、設定温度を設
定する温度設定器とを備えた温風暖房機において、前記
操作部の温度を検出して検出信号を出力する第1の温度
センサを当該操作部の近傍に設け、前記第1の温度セン
サが設けられた高さと異なる高さの室温を検出する第2
の温度センサを設け、前記第1、第2の温度センサによ
って検出された2つの温度にそれぞれ重みを選択的に付
加し、これらの重み付けられた温度の加重平均値と前記
温度設定器によって設定された設定温度との温度差に応
じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量制御手段を
設け、前記第1の温度センサから出力された検出信号と
予め設定された基準温度信号とを比較することにより前
記操作部の温度が前記基準温度信号に対応する基準温度
以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を停止させる
燃焼停止制御手段を設けた構成である。
は、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部から供給さ
れる燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、室内空気を前
記熱交換部を介して循環させる温風用送風機と、各種設
定および各種操作を行うための操作部と、設定温度を設
定する温度設定器とを備えた温風暖房機において、前記
操作部の温度を検出して検出信号を出力する第1の温度
センサを当該操作部の近傍に設け、前記第1の温度セン
サが設けられた高さと異なる高さの室温を検出する第2
の温度センサを設け、前記第1、第2の温度センサによ
って検出された2つの温度にそれぞれ重みを選択的に付
加し、これらの重み付けられた温度の加重平均値と前記
温度設定器によって設定された設定温度との温度差に応
じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量制御手段を
設け、前記第1の温度センサから出力された検出信号と
予め設定された基準温度信号とを比較することにより前
記操作部の温度が前記基準温度信号に対応する基準温度
以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を停止させる
燃焼停止制御手段を設けた構成である。
【0009】
【作用】上記した構成により、この発明では、燃焼停止
制御手段は、第1の温度センサからの検出信号を受け
て、この検出信号と基準温度信号とを比較することによ
り操作部の温度が基準温度以上になると燃焼部での燃焼
を停止させるため、異常加熱による温風暖房機の樹脂製
部品の変形などを防止し、火災の発生を未然に防ぐこと
ができ、安全性が向上すると共に、操作部を構成する制
御用LSI等の温度上昇に起因する故障を防止すること
ができる。
制御手段は、第1の温度センサからの検出信号を受け
て、この検出信号と基準温度信号とを比較することによ
り操作部の温度が基準温度以上になると燃焼部での燃焼
を停止させるため、異常加熱による温風暖房機の樹脂製
部品の変形などを防止し、火災の発生を未然に防ぐこと
ができ、安全性が向上すると共に、操作部を構成する制
御用LSI等の温度上昇に起因する故障を防止すること
ができる。
【0010】これに加えて、請求項1に記載のもので
は、複数の温度センサの検出温度のいずれかの温度、ま
たはそれらの平均温度を選択し、かつ、その選択された
温度と温度設定器によって設定された設定温度との温度
差に応じて燃焼部での燃焼量を制御できるため、使用者
の使用状況(使用場所や使用する時間帯など)に合わせ
て的確な室温制御が行われ、快適な暖房運転が実現され
る。
は、複数の温度センサの検出温度のいずれかの温度、ま
たはそれらの平均温度を選択し、かつ、その選択された
温度と温度設定器によって設定された設定温度との温度
差に応じて燃焼部での燃焼量を制御できるため、使用者
の使用状況(使用場所や使用する時間帯など)に合わせ
て的確な室温制御が行われ、快適な暖房運転が実現され
る。
【0011】また、請求項2に記載したものでは、各温
度センサの検出温度の重みを選択して付加することによ
って、同様に的確な室温制御が行われ、快適な暖房運転
が実現される。
度センサの検出温度の重みを選択して付加することによ
って、同様に的確な室温制御が行われ、快適な暖房運転
が実現される。
【0012】
【実施例】以下、この発明を石油ファンヒータに適用し
た実施例について説明する。
た実施例について説明する。
【0013】石油ファンヒータは、図2及び図3に示す
ように、外装ケース1を有しており、外装ケース1の背
面にはエアフィルター2を備えた空気吸込口3が形成さ
れ、外装ケース1の前面には温風吹出口4が形成されて
いる。外装ケース1の内部には、空気吸込口3に臨ませ
た温風用送風機5が設けられていると共に、カートリッ
ジタンク6、油受けタンク7、燃料ポンプ8、燃焼用送
風機9、バーナ(燃焼部)10、燃焼筒(燃焼部および
熱交換部)11、送風案内ケース12(熱交換部)及び
制御装置13等が設けられている。また、外装ケース1
の上面には樹脂製の操作パネル14が設けられており、
操作パネル14の近傍には第1の温度センサ16が設け
られている。更に、外装ケース1の背面下部(即ち、第
1の温度センサ16より低い位置)には第2の温度セン
サ15が設けられている。
ように、外装ケース1を有しており、外装ケース1の背
面にはエアフィルター2を備えた空気吸込口3が形成さ
れ、外装ケース1の前面には温風吹出口4が形成されて
いる。外装ケース1の内部には、空気吸込口3に臨ませ
た温風用送風機5が設けられていると共に、カートリッ
ジタンク6、油受けタンク7、燃料ポンプ8、燃焼用送
風機9、バーナ(燃焼部)10、燃焼筒(燃焼部および
熱交換部)11、送風案内ケース12(熱交換部)及び
制御装置13等が設けられている。また、外装ケース1
の上面には樹脂製の操作パネル14が設けられており、
操作パネル14の近傍には第1の温度センサ16が設け
られている。更に、外装ケース1の背面下部(即ち、第
1の温度センサ16より低い位置)には第2の温度セン
サ15が設けられている。
【0014】図1は上述した制御装置13の基本構成を
示すものである。制御装置13は、A/D変換器を内蔵
したマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)1
7を有しており、マイコン17の入力側には運転スイッ
チ18、温度設定器19、第1の温度センサ16、第2
の温度センサ15、バーナ10の気化部の温度を検出す
るバーナ温度センサ20、炎検知器FL、制御モード選
択スイッチSおよび回転数検知器24が接続されてい
る。
示すものである。制御装置13は、A/D変換器を内蔵
したマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)1
7を有しており、マイコン17の入力側には運転スイッ
チ18、温度設定器19、第1の温度センサ16、第2
の温度センサ15、バーナ10の気化部の温度を検出す
るバーナ温度センサ20、炎検知器FL、制御モード選
択スイッチSおよび回転数検知器24が接続されてい
る。
【0015】また、マイコン17の出力側にはバーナ1
0の気化部を加熱する電気ヒータ21、点火器22、燃
焼用送風機9を駆動するバーナモータ9M、燃料ポンプ
8、温風用送風機5を駆動するファンモータ5M、室温
や設定温度を表示するデジタル表示器23及びモード変
更表示ランプLが接続されている。尚、バーナモータ9
Mの回転数は前記回転数検知器24によって検出され、
回転数検知器24の回転数信号はマイコン17に入力さ
れる。また、運転スイッチ18、温度設定器19、制御
モード選択スイッチS及びデジタル表示器23は操作パ
ネル14に設けられており、ファンモータ5M及びバー
ナモータ9Mには隈取りモータ等の交流モータを用いて
いる。
0の気化部を加熱する電気ヒータ21、点火器22、燃
焼用送風機9を駆動するバーナモータ9M、燃料ポンプ
8、温風用送風機5を駆動するファンモータ5M、室温
や設定温度を表示するデジタル表示器23及びモード変
更表示ランプLが接続されている。尚、バーナモータ9
Mの回転数は前記回転数検知器24によって検出され、
回転数検知器24の回転数信号はマイコン17に入力さ
れる。また、運転スイッチ18、温度設定器19、制御
モード選択スイッチS及びデジタル表示器23は操作パ
ネル14に設けられており、ファンモータ5M及びバー
ナモータ9Mには隈取りモータ等の交流モータを用いて
いる。
【0016】石油ファンヒータは以上のような構成を有
するので、運転スイッチ18が投入されると、マイコン
17は、図4に示すように、まず電気ヒータ21に通電
し、バーナ10の気化部を加熱する。そして、バーナ温
度センサ20の検出温度が灯油の気化に適した温度にな
り、予熱が完了すると、マイコン17はバーナモータ9
Mを作動させ、バーナ10のプリパージを行う(ステッ
プS1)。プリパージが終了すると、マイコン17は所
定時間だけ点火器22を作動させると共に、温風用送風
機5を駆動するファンモータ5Mと燃料ポンプ8を始動
する(ステップS2)。
するので、運転スイッチ18が投入されると、マイコン
17は、図4に示すように、まず電気ヒータ21に通電
し、バーナ10の気化部を加熱する。そして、バーナ温
度センサ20の検出温度が灯油の気化に適した温度にな
り、予熱が完了すると、マイコン17はバーナモータ9
Mを作動させ、バーナ10のプリパージを行う(ステッ
プS1)。プリパージが終了すると、マイコン17は所
定時間だけ点火器22を作動させると共に、温風用送風
機5を駆動するファンモータ5Mと燃料ポンプ8を始動
する(ステップS2)。
【0017】このようにして、バーナ10に燃焼用空気
および燃料(灯油)が供給されると、燃料は気化されて
燃焼用空気と混合された後、点火器22にて着火され
る。マイコン17は炎検知器FLからの信号で着火と判
断すると(ステップS3)、次のような燃焼制御および
温風量制御を行いながら、暖房運転を行わせる(ステッ
プS4)。
および燃料(灯油)が供給されると、燃料は気化されて
燃焼用空気と混合された後、点火器22にて着火され
る。マイコン17は炎検知器FLからの信号で着火と判
断すると(ステップS3)、次のような燃焼制御および
温風量制御を行いながら、暖房運転を行わせる(ステッ
プS4)。
【0018】マイコン17は、暖房運転中、制御モード
選択スイッチSの指示を受けて、第1制御モード又は第
2制御モードのいずれかのモードを選択する(図5参
照)。即ち、制御モード選択スイッチSの押圧操作がな
いとき、第1制御モードが選択され、制御モード選択ス
イッチSを一回押すと、第2制御モードが選択され、制
御モード選択スイッチSを更にもう一回押すと、第1制
御モードが選択され、以下、制御モード選択スイッチS
を一回押す毎に、第1制御モードと第2制御モードが交
互に選択される。また、第2制御モードが選択される
と、モード変更表示ランプLが点灯する。
選択スイッチSの指示を受けて、第1制御モード又は第
2制御モードのいずれかのモードを選択する(図5参
照)。即ち、制御モード選択スイッチSの押圧操作がな
いとき、第1制御モードが選択され、制御モード選択ス
イッチSを一回押すと、第2制御モードが選択され、制
御モード選択スイッチSを更にもう一回押すと、第1制
御モードが選択され、以下、制御モード選択スイッチS
を一回押す毎に、第1制御モードと第2制御モードが交
互に選択される。また、第2制御モードが選択される
と、モード変更表示ランプLが点灯する。
【0019】このようにして、いずれかの制御モードが
選択されている状態で、マイコン17は、室温と設定温
度との温度差に応じて、図6に示す関係に基づいて燃焼
量を定め、この燃焼量が得られるように、燃料ポンプ8
の周波数制御を行うと共に、バーナモータ9の回転数制
御を行う。また、マイコン17は、図7に示すように、
燃焼量に応じて温風用送風機5(ファンモータ5M)の
回転数制御を行う。
選択されている状態で、マイコン17は、室温と設定温
度との温度差に応じて、図6に示す関係に基づいて燃焼
量を定め、この燃焼量が得られるように、燃料ポンプ8
の周波数制御を行うと共に、バーナモータ9の回転数制
御を行う。また、マイコン17は、図7に示すように、
燃焼量に応じて温風用送風機5(ファンモータ5M)の
回転数制御を行う。
【0020】ところで、マイコン17は2つの温度セン
サ15、16を用いて次のような室温検出を行ってい
る。まず、マイコン17は、数1に示す数式によって、
温度センサ15、16の検出温度の加重平均値Zを求め
る。ただし、数1に示す数式において、Xは第1の温度
センサ16の検出温度、Yは第2の温度センサ15の検
出温度、AはXの重み値、BはYの重み値である。
サ15、16を用いて次のような室温検出を行ってい
る。まず、マイコン17は、数1に示す数式によって、
温度センサ15、16の検出温度の加重平均値Zを求め
る。ただし、数1に示す数式において、Xは第1の温度
センサ16の検出温度、Yは第2の温度センサ15の検
出温度、AはXの重み値、BはYの重み値である。
【0021】
【数1】Z=(AX+BY)/(A+B)
【0022】そして、マイコン17は、制御モード選択
スイッチSによって第1制御モードが選択されている場
合には、表1に示すように、Aの値を1とし、Bの値を
0とする。また、第2制御モードが選択されている場合
は、後述するように、暖房運転開始当初はAの値を0、
Bの値を1とし、しかる後、Aの値を0.5、Bの値を
0.5とする。
スイッチSによって第1制御モードが選択されている場
合には、表1に示すように、Aの値を1とし、Bの値を
0とする。また、第2制御モードが選択されている場合
は、後述するように、暖房運転開始当初はAの値を0、
Bの値を1とし、しかる後、Aの値を0.5、Bの値を
0.5とする。
【0023】
【表1】
【0024】まず、制御モード選択スイッチSによって
第1制御モードが選択されている場合には、加重平均値
Zは第1の温度センサ16によって検出された室温と等
しくなる。第1の温度センサ16によって検出された室
温と温度設定器19によって調節された設定温度との温
度差が大きいときは、燃焼部での燃焼量および温風用送
風機5の送風量を大きくして室温が急速に立ち上がるよ
うにし、室温が設定温度の近くに維持されているときに
は、燃焼部での燃焼量および温風用送風機5の送風量を
小さくして経済的で低騒音の暖房運転を行う。この場
合、室内で立っている使用者にとって快適な暖房運転が
可能である。
第1制御モードが選択されている場合には、加重平均値
Zは第1の温度センサ16によって検出された室温と等
しくなる。第1の温度センサ16によって検出された室
温と温度設定器19によって調節された設定温度との温
度差が大きいときは、燃焼部での燃焼量および温風用送
風機5の送風量を大きくして室温が急速に立ち上がるよ
うにし、室温が設定温度の近くに維持されているときに
は、燃焼部での燃焼量および温風用送風機5の送風量を
小さくして経済的で低騒音の暖房運転を行う。この場
合、室内で立っている使用者にとって快適な暖房運転が
可能である。
【0025】次に、第2制御モードが選択されている場
合、運転開始当初は、第2の温度センサ15によって検
出された室温と温度設定器19によって調節された設定
温度との温度差によって燃焼量が制御される。これは、
室内の低い場所の温度に合わせて暖房を行い、室内の低
所の温度が上がらないうちに燃焼量が減少しないように
するためである。
合、運転開始当初は、第2の温度センサ15によって検
出された室温と温度設定器19によって調節された設定
温度との温度差によって燃焼量が制御される。これは、
室内の低い場所の温度に合わせて暖房を行い、室内の低
所の温度が上がらないうちに燃焼量が減少しないように
するためである。
【0026】暖房運転開始から所定時間経過するか、あ
るいは第1の温度センサ16の検出温度が設定温度近く
のある温度まで近づくと、マイコン17は、Aの重みを
0.5に上げると共に、Bの重みを1から0.5に下
げ、2つの温度センサ15、16の検出温度の加重平均
値Z(=0.5X+0.5Y)に応じた室温制御に切り
替える。この場合、室内の椅子の上に座っている使用者
に対して快適な暖房運転が期待できることになる。
るいは第1の温度センサ16の検出温度が設定温度近く
のある温度まで近づくと、マイコン17は、Aの重みを
0.5に上げると共に、Bの重みを1から0.5に下
げ、2つの温度センサ15、16の検出温度の加重平均
値Z(=0.5X+0.5Y)に応じた室温制御に切り
替える。この場合、室内の椅子の上に座っている使用者
に対して快適な暖房運転が期待できることになる。
【0027】また、石油ファンヒータには、その異常温
度上昇を迅速に検出するプログラムが組み込まれている
ため、安全性に優れる。
度上昇を迅速に検出するプログラムが組み込まれている
ため、安全性に優れる。
【0028】即ち、マイコン17は、図8に示すよう
に、石油ファンヒータが暖房運転に入ると(ステップS
10)、第1の温度センサ16が操作パネル14の温度
を検出して出力した検出信号をA/D変換器を介して取
り込み(ステップS11)、操作パネル14の温度TPA
NEL と基準パネル温度TREF とを比較する(ステップS
12)。
に、石油ファンヒータが暖房運転に入ると(ステップS
10)、第1の温度センサ16が操作パネル14の温度
を検出して出力した検出信号をA/D変換器を介して取
り込み(ステップS11)、操作パネル14の温度TPA
NEL と基準パネル温度TREF とを比較する(ステップS
12)。
【0029】その結果、操作パネル14の温度TPANEL
が基準パネル温度TREF よりも低い場合、即ち、TPANE
L <TREF の場合には、そのまま通常の暖房運転を継続
する(ステップS10)。
が基準パネル温度TREF よりも低い場合、即ち、TPANE
L <TREF の場合には、そのまま通常の暖房運転を継続
する(ステップS10)。
【0030】また、操作パネル14の温度TPANEL が基
準パネル温度TREF 以上の場合、即ち、TPANEL ≧TRE
F の場合には、マイコン17は、燃料ポンプ8の動作を
停止し、バーナ10への燃料供給を停止すると共に、電
気ヒータ21への通電を遮断し、バーナ10の燃料気化
部の加熱を停止して燃焼を停止させる(ステップS1
3)。
準パネル温度TREF 以上の場合、即ち、TPANEL ≧TRE
F の場合には、マイコン17は、燃料ポンプ8の動作を
停止し、バーナ10への燃料供給を停止すると共に、電
気ヒータ21への通電を遮断し、バーナ10の燃料気化
部の加熱を停止して燃焼を停止させる(ステップS1
3)。
【0031】この結果、通常、操作パネル14の近傍に
配置されている制御用LSI等が組み込まれた制御基板
の異常な温度上昇を防止して、制御用LSI等の熱によ
る故障の発生を防止すると共に、樹脂製の操作パネル1
4の熱による変形などを未然に防止することが可能とな
る。
配置されている制御用LSI等が組み込まれた制御基板
の異常な温度上昇を防止して、制御用LSI等の熱によ
る故障の発生を防止すると共に、樹脂製の操作パネル1
4の熱による変形などを未然に防止することが可能とな
る。
【0032】以上の説明のように、石油ファンヒータ本
体の異常温度上昇を迅速に検出することができ、安全性
が向上する。
体の異常温度上昇を迅速に検出することができ、安全性
が向上する。
【0033】上記第1の温度センサ16を透明な樹脂ケ
ース内に内蔵するようにすれば、輻射熱をも検知するこ
とができ、より早期に異常な温度上昇を検出することが
できる。
ース内に内蔵するようにすれば、輻射熱をも検知するこ
とができ、より早期に異常な温度上昇を検出することが
できる。
【0034】なお、上述した実施例においては、第1の
温度センサ16の検出温度に応じた室温制御(Bの重み
を0)と、温度センサ15、16の検出温度の加重平均
値Zに応じた室温制御とを選択できるようにしたが、更
に、畳の上に座っている人に合わせて第2の温度センサ
15の検出温度に応じた室温制御を選択できるようにし
たり、温度センサ15、16の検出温度、あるいはその
平均温度等を直接スイッチで選択できるようにしてもよ
い。また、手動で、温度センサの検出温度や加重平均値
の重みを選択する代わりに、時間帯(例えば、朝、昼、
夜)毎に検出温度や加重平均値の重みが自動的に選択さ
れるようにして、使用者の生活時間帯に適した室温制御
が自動的に行われるようにしても構わない。
温度センサ16の検出温度に応じた室温制御(Bの重み
を0)と、温度センサ15、16の検出温度の加重平均
値Zに応じた室温制御とを選択できるようにしたが、更
に、畳の上に座っている人に合わせて第2の温度センサ
15の検出温度に応じた室温制御を選択できるようにし
たり、温度センサ15、16の検出温度、あるいはその
平均温度等を直接スイッチで選択できるようにしてもよ
い。また、手動で、温度センサの検出温度や加重平均値
の重みを選択する代わりに、時間帯(例えば、朝、昼、
夜)毎に検出温度や加重平均値の重みが自動的に選択さ
れるようにして、使用者の生活時間帯に適した室温制御
が自動的に行われるようにしても構わない。
【0035】また、上述した実施例においては、図6に
示すように、室温と設定温度との温度差に一義的に対応
した燃焼量が得られるように制御する場合について説明
したが、所定の温度差に対して燃焼量を経時的に揺動さ
せることにより、快適で経済的なゆらぎ運転を行うこと
も可能である。
示すように、室温と設定温度との温度差に一義的に対応
した燃焼量が得られるように制御する場合について説明
したが、所定の温度差に対して燃焼量を経時的に揺動さ
せることにより、快適で経済的なゆらぎ運転を行うこと
も可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明によれば、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼
部から供給される燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、
室内空気を前記熱交換部を介して循環させる温風用送風
機と、各種設定および各種操作を行うための操作部と、
設定温度を設定する温度設定器とを備えた温風暖房機に
おいて、前記操作部の温度を検出して検出信号を出力す
る第1の温度センサを当該操作部の近傍に設け、前記第
1の温度センサが設けられた高さと異なる高さの室温を
検出する第2の温度センサを設け、前記第1、第2の温
度センサのいずれかによって検出された温度、または前
記第1、第2の温度センサによって検出された2つの温
度の平均温度を選択し、かつ、その選択された温度と前
記温度設定器によって設定された設定温度との温度差に
応じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量制御手段
を設け、前記第1の温度センサから出力された検出信号
と予め設定された基準温度信号とを比較することにより
前記操作部の温度が前記基準温度信号に対応する基準温
度以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を停止させ
る燃焼停止制御手段を設けて構成したので、燃焼停止制
御手段は、第1の温度センサからの検出信号を受けて、
この検出信号と基準温度信号とを比較することにより操
作部の温度が基準温度以上になると燃焼部での燃焼を停
止させるため、異常加熱による温風暖房機の操作部の変
形などを防止し、火災の発生を未然に防ぐことができ、
安全性が向上すると共に、操作部を構成する制御用LS
I等の温度上昇に起因する故障を防止することができ
る。しかも、複数の温度センサの検出温度のいずれかの
温度、またはそれらの平均温度を選択し、かつ、その選
択された温度と温度設定器によって設定された設定温度
との温度差に応じて燃焼部での燃焼量を制御できるの
で、使用者の使用状況(使用場所や使用する時間帯な
ど)に合わせて的確な室温制御を行うことができ、快適
な暖房運転を実現できる。また、請求項2に記載した発
明によれば、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部か
ら供給される燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、室内
空気を前記熱交換部を介して循環させる温風用送風機
と、各種設定および各種操作を行うための操作部と、設
定温度を設定する温度設定器とを備えた温風暖房機にお
いて、前記操作部の温度を検出して検出信号を出力する
第1の温度センサを当該操作部の近傍に設け、前記第1
の温度センサが設けられた高さと異なる高さの室温を検
出する第2の温度センサを設け、前記第1、第2の温度
センサによって検出された2つの温度にそれぞれ重みを
選択的に付加し、これらの重み付けられた温度の加重平
均値と前記温度設定器によって設定された設定温度との
温度差に応じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量
制御手段を設け、前記第1の温度センサから出力された
検出信号と予め設定された基準温度信号とを比較するこ
とにより前記操作部の温度が前記基準温度信号に対応す
る基準温度以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を
停止させる燃焼停止制御手段を設けて構成したので、燃
焼停止制御手段は、第1の温度センサからの検出信号を
受けて、この検出信号と基準温度信号とを比較すること
により操作部の温度が基準温度以上になると燃焼部での
燃焼を停止させるため、異常加熱による温風暖房機の操
作部の変形などを防止し、火災の発生を未然に防ぐこと
ができ、安全性が向上すると共に、操作部を構成する制
御用LSI等の温度上昇に起因する故障を防止すること
ができる。しかも、各温度センサの検出温度の重みを選
択して付加することによって、同様に的確な室温制御を
行うことができ、快適な暖房運転を実現できる。
た発明によれば、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼
部から供給される燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、
室内空気を前記熱交換部を介して循環させる温風用送風
機と、各種設定および各種操作を行うための操作部と、
設定温度を設定する温度設定器とを備えた温風暖房機に
おいて、前記操作部の温度を検出して検出信号を出力す
る第1の温度センサを当該操作部の近傍に設け、前記第
1の温度センサが設けられた高さと異なる高さの室温を
検出する第2の温度センサを設け、前記第1、第2の温
度センサのいずれかによって検出された温度、または前
記第1、第2の温度センサによって検出された2つの温
度の平均温度を選択し、かつ、その選択された温度と前
記温度設定器によって設定された設定温度との温度差に
応じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量制御手段
を設け、前記第1の温度センサから出力された検出信号
と予め設定された基準温度信号とを比較することにより
前記操作部の温度が前記基準温度信号に対応する基準温
度以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を停止させ
る燃焼停止制御手段を設けて構成したので、燃焼停止制
御手段は、第1の温度センサからの検出信号を受けて、
この検出信号と基準温度信号とを比較することにより操
作部の温度が基準温度以上になると燃焼部での燃焼を停
止させるため、異常加熱による温風暖房機の操作部の変
形などを防止し、火災の発生を未然に防ぐことができ、
安全性が向上すると共に、操作部を構成する制御用LS
I等の温度上昇に起因する故障を防止することができ
る。しかも、複数の温度センサの検出温度のいずれかの
温度、またはそれらの平均温度を選択し、かつ、その選
択された温度と温度設定器によって設定された設定温度
との温度差に応じて燃焼部での燃焼量を制御できるの
で、使用者の使用状況(使用場所や使用する時間帯な
ど)に合わせて的確な室温制御を行うことができ、快適
な暖房運転を実現できる。また、請求項2に記載した発
明によれば、燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部か
ら供給される燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、室内
空気を前記熱交換部を介して循環させる温風用送風機
と、各種設定および各種操作を行うための操作部と、設
定温度を設定する温度設定器とを備えた温風暖房機にお
いて、前記操作部の温度を検出して検出信号を出力する
第1の温度センサを当該操作部の近傍に設け、前記第1
の温度センサが設けられた高さと異なる高さの室温を検
出する第2の温度センサを設け、前記第1、第2の温度
センサによって検出された2つの温度にそれぞれ重みを
選択的に付加し、これらの重み付けられた温度の加重平
均値と前記温度設定器によって設定された設定温度との
温度差に応じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量
制御手段を設け、前記第1の温度センサから出力された
検出信号と予め設定された基準温度信号とを比較するこ
とにより前記操作部の温度が前記基準温度信号に対応す
る基準温度以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を
停止させる燃焼停止制御手段を設けて構成したので、燃
焼停止制御手段は、第1の温度センサからの検出信号を
受けて、この検出信号と基準温度信号とを比較すること
により操作部の温度が基準温度以上になると燃焼部での
燃焼を停止させるため、異常加熱による温風暖房機の操
作部の変形などを防止し、火災の発生を未然に防ぐこと
ができ、安全性が向上すると共に、操作部を構成する制
御用LSI等の温度上昇に起因する故障を防止すること
ができる。しかも、各温度センサの検出温度の重みを選
択して付加することによって、同様に的確な室温制御を
行うことができ、快適な暖房運転を実現できる。
【図1】この発明を適用した石油ファンヒータの制御装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図2】石油ファンヒータの斜視図である。
【図3】石油ファンヒータの内部構造説明図である。
【図4】制御装置のマイコンの動作説明用のフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】同じく制御モード選択を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】温度差と燃焼量の関係を説明するための説明図
である。
である。
【図7】燃焼量と温風用送風機の回転数との関係を説明
するための説明図である。
するための説明図である。
【図8】制御装置のマイコンの動作説明用のフローチャ
ートである。
ートである。
5……温風用送風機 10……バーナ(燃焼部) 11……燃焼筒(燃焼部、熱交換部) 12……送風案内ケース(熱交換部) 14……操作パネル(操作部) 15……第2の温度センサ 16……第1の温度センサ 17……マイコン(燃焼量制御手段、燃焼停止制御手
段) 19……温度設定器
段) 19……温度設定器
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部
から供給される燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、室
内空気を前記熱交換部を介して循環させる温風用送風機
と、各種設定および各種操作を行うための操作部と、設
定温度を設定する温度設定器とを備えた温風暖房機にお
いて、 前記操作部の温度を検出して検出信号を出力する第1の
温度センサを当該操作部の近傍に設け、前記第1の温度
センサが設けられた高さと異なる高さの室温を検出する
第2の温度センサを設け、前記第1、第2の温度センサ
のいずれかによって検出された温度、または前記第1、
第2の温度センサによって検出された2つの温度の平均
温度を選択し、かつ、その選択された温度と前記温度設
定器によって設定された設定温度との温度差に応じて前
記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量制御手段を設け、
前記第1の温度センサから出力された検出信号と予め設
定された基準温度信号とを比較することにより前記操作
部の温度が前記基準温度信号に対応する基準温度以上に
なった場合に、前記燃焼部での燃焼を停止させる燃焼停
止制御手段を設けたことを特徴とする温風暖房機。 - 【請求項2】 燃料を燃焼させる燃焼部と、この燃焼部
から供給される燃焼ガスで熱交換を行う熱交換部と、室
内空気を前記熱交換部を介して循環させる温風用送風機
と、各種設定および各種操作を行うための操作部と、設
定温度を設定する温度設定器とを備えた温風暖房機にお
いて、 前記操作部の温度を検出して検出信号を出力する第1の
温度センサを当該操作部の近傍に設け、前記第1の温度
センサが設けられた高さと異なる高さの室温を検出する
第2の温度センサを設け、前記第1、第2の温度センサ
によって検出された2つの温度にそれぞれ重みを選択的
に付加し、これらの重み付けられた温度の加重平均値と
前記温度設定器によって設定された設定温度との温度差
に応じて前記燃焼部での燃焼量を制御する燃焼量制御手
段を設け、前記第1の温度センサから出力された検出信
号と予め設定された基準温度信号とを比較することによ
り前記操作部の温度が前記基準温度信号に対応する基準
温度以上になった場合に、前記燃焼部での燃焼を停止さ
せる燃焼停止制御手段を設けたことを特徴とする温風暖
房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24013094A JPH08105659A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 温風暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24013094A JPH08105659A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 温風暖房機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08105659A true JPH08105659A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17054950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24013094A Pending JPH08105659A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 温風暖房機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08105659A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084977A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Orion Mach Co Ltd | 暖房機の動作制御方法及び装置 |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP24013094A patent/JPH08105659A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010084977A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Orion Mach Co Ltd | 暖房機の動作制御方法及び装置 |
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