JPH08105526A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPH08105526A JPH08105526A JP26326094A JP26326094A JPH08105526A JP H08105526 A JPH08105526 A JP H08105526A JP 26326094 A JP26326094 A JP 26326094A JP 26326094 A JP26326094 A JP 26326094A JP H08105526 A JPH08105526 A JP H08105526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- switch
- input
- automatic transmission
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0204—Selector apparatus for automatic transmissions with means for range selection and manual shifting, e.g. range selector with tiptronic
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/04—Ratio selector apparatus
- F16H59/044—Ratio selector apparatus consisting of electrical switches or sensors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子制御装置の入力ポート数の増加を極力抑
えることで、電子制御装置の大型化を避けながら自動変
速機の手動変速を達成する。 【構成】 制御装置は、シフトレバー3と、設定スイッ
チSWP W R ,SWE CO と、検出スイッチSWF R ,
SWR R ,SWL H , SWR H と、電子制御装置(EC
U)とを備える。電子制御装置(ECU)は、検出スイ
ッチSWF R 又はSWR R 及びSWL H 又はSWR H か
らの2つの信号が検出されるとき、手動変速の選択判断
をし、設定スイッチSWP W R ,SWE C O が接続され
た入力ポートPF R ,PR R の何れかに単独で信号が入
力されるとき、設定スイッチSWPW R ,SWE C O か
らの信号が検出されたものと判断し、自動変速機の変速
特性を特定する。
えることで、電子制御装置の大型化を避けながら自動変
速機の手動変速を達成する。 【構成】 制御装置は、シフトレバー3と、設定スイッ
チSWP W R ,SWE CO と、検出スイッチSWF R ,
SWR R ,SWL H , SWR H と、電子制御装置(EC
U)とを備える。電子制御装置(ECU)は、検出スイ
ッチSWF R 又はSWR R 及びSWL H 又はSWR H か
らの2つの信号が検出されるとき、手動変速の選択判断
をし、設定スイッチSWP W R ,SWE C O が接続され
た入力ポートPF R ,PR R の何れかに単独で信号が入
力されるとき、設定スイッチSWPW R ,SWE C O か
らの信号が検出されたものと判断し、自動変速機の変速
特性を特定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の制御装置
に関し、特に、通常の自動変速レンジの切換えと手動の
ギヤ段選択とを可能とする手動選速機構付自動変速機の
制御装置に関する。
に関し、特に、通常の自動変速レンジの切換えと手動の
ギヤ段選択とを可能とする手動選速機構付自動変速機の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、その摩擦係合要素を作動
させる油圧サーボ制御回路中におけるマニュアルバルブ
をシフトレバーの操作でリンク機構を介して機械的に切
換えることで、パーキング(P)、リバース(R)、ニ
ュートラル(N)、ドライブ(D)、セカンド(S)、
ロー(L)の各レンジを定め、電子制御で前記油圧サー
ボ制御回路中のソレノイドバルブを車速とスロットル開
度に応じて動作させて、D、S、Lの走行レンジでは、
前記定められたレンジ内で特定のギヤ段を自動選択する
構成とされている。
させる油圧サーボ制御回路中におけるマニュアルバルブ
をシフトレバーの操作でリンク機構を介して機械的に切
換えることで、パーキング(P)、リバース(R)、ニ
ュートラル(N)、ドライブ(D)、セカンド(S)、
ロー(L)の各レンジを定め、電子制御で前記油圧サー
ボ制御回路中のソレノイドバルブを車速とスロットル開
度に応じて動作させて、D、S、Lの走行レンジでは、
前記定められたレンジ内で特定のギヤ段を自動選択する
構成とされている。
【0003】これに対して、最近、各ギヤ段の直接選択
を可能とする手動選速機構を付加したシフト装置が開発
されている。このようなシフト装置の一例として、自動
変速用の直線パターンに、手動変速機において慣用のH
字パターン(本明細書において、前記H字の横棒方向を
セレクト方向、縦棒方向をシフト方向という)を組合わ
せることで、従来の手動変速機の操作感覚で自動変速機
の手動選速操作を可能とする本出願人等の出願に係る特
願平4−274792号シフト装置がある。この装置
は、シフトレバーとマニュアルバルブとをつなぐリンク
機構中にシフトレバーとリンク機構とを連結・切離しす
る揺動リテーナを介装したもので、連結時はシフトレバ
ーの変位をそのまま揺動リテーナを介して機械的にマニ
ュアルバルブに伝えて従来どおり自動変速のレンジ選択
を行い、切離し時は揺動リテーナの固定でマニュアルバ
ルブをDレンジ位置に置き、シフトレバーの変位をスイ
ッチで検出し、その電気信号に基づく電子制御で油圧サ
ーボ制御回路中のソレノイドバルブを作動させてシフト
レバーの変位に応じたギヤ段を直接選択する構成とされ
ている。
を可能とする手動選速機構を付加したシフト装置が開発
されている。このようなシフト装置の一例として、自動
変速用の直線パターンに、手動変速機において慣用のH
字パターン(本明細書において、前記H字の横棒方向を
セレクト方向、縦棒方向をシフト方向という)を組合わ
せることで、従来の手動変速機の操作感覚で自動変速機
の手動選速操作を可能とする本出願人等の出願に係る特
願平4−274792号シフト装置がある。この装置
は、シフトレバーとマニュアルバルブとをつなぐリンク
機構中にシフトレバーとリンク機構とを連結・切離しす
る揺動リテーナを介装したもので、連結時はシフトレバ
ーの変位をそのまま揺動リテーナを介して機械的にマニ
ュアルバルブに伝えて従来どおり自動変速のレンジ選択
を行い、切離し時は揺動リテーナの固定でマニュアルバ
ルブをDレンジ位置に置き、シフトレバーの変位をスイ
ッチで検出し、その電気信号に基づく電子制御で油圧サ
ーボ制御回路中のソレノイドバルブを作動させてシフト
レバーの変位に応じたギヤ段を直接選択する構成とされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記出願に
係る装置では、特に上記シフトレバーの変位を検出する
スイッチの配置を工夫し、最小限のスイッチで的確にシ
フトポジションの検出が行われるようにしているが、自
動変速機の電子制御装置には、変速制御に必要な情報を
検出する各種センサ又はスイッチからの信号を入力する
多数の入力ポートが設けられており、それらに少ないと
はいえ更に手動変速操作時のレバー位置信号入力のため
の4つのポートを増設すると、電子制御装置の入力ポー
トスペース及び信号処理回路スペースの著しい大型化を
招くことになる。
係る装置では、特に上記シフトレバーの変位を検出する
スイッチの配置を工夫し、最小限のスイッチで的確にシ
フトポジションの検出が行われるようにしているが、自
動変速機の電子制御装置には、変速制御に必要な情報を
検出する各種センサ又はスイッチからの信号を入力する
多数の入力ポートが設けられており、それらに少ないと
はいえ更に手動変速操作時のレバー位置信号入力のため
の4つのポートを増設すると、電子制御装置の入力ポー
トスペース及び信号処理回路スペースの著しい大型化を
招くことになる。
【0005】そこで本発明は、上記各種センサやスイッ
チの中には自動変速時のみ必要で、手動変速時には使用
されない情報を検出するものがあることに着目し、これ
らセンサやスイッチに対応する入力ポートと、レバー位
置信号入力のための入力ポートとを一部共通化すること
により、電子制御装置の入力ポート数の増加を極力抑え
ることで、電子制御装置の大型化を避けながら自動変速
機の手動変速を達成することを概括的な目的とする。次
に本発明は、手動変速時に使用されない信号検出手段と
して変速パターンを変更するパワーモードスイッチとエ
コノミーモードスイッチとを選択することで、最大限に
入力ポートを共通化することを目的とする。さらに本発
明は、入力ポートの共通化による特定手段の誤判断を設
定スイッチ形式の変更により防ぐことを目的とする。
チの中には自動変速時のみ必要で、手動変速時には使用
されない情報を検出するものがあることに着目し、これ
らセンサやスイッチに対応する入力ポートと、レバー位
置信号入力のための入力ポートとを一部共通化すること
により、電子制御装置の入力ポート数の増加を極力抑え
ることで、電子制御装置の大型化を避けながら自動変速
機の手動変速を達成することを概括的な目的とする。次
に本発明は、手動変速時に使用されない信号検出手段と
して変速パターンを変更するパワーモードスイッチとエ
コノミーモードスイッチとを選択することで、最大限に
入力ポートを共通化することを目的とする。さらに本発
明は、入力ポートの共通化による特定手段の誤判断を設
定スイッチ形式の変更により防ぐことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、自動変速用の直線シフトパターンと、該
直線シフトパターンに接続するセレクト路とそれに接続
するシフト路とから成る手動変速用のH字状のマニュア
ルシフトパターンとに沿い変位させて前記両シフトパタ
ーン上に配置された各ポジションを選択操作可能に配設
されたシフトレバーと、自動変速選択時に自動変速機の
変速特性を変更するための設定スイッチと、前記マニュ
アルシフトパターンに沿う前記シフトレバーの変位を検
出するレバー位置検出スイッチと、前記設定スイッチ及
びレバー位置検出スイッチの信号を基に演算処理して変
速制御する電子制御装置とを備える自動変速機の制御装
置において、前記レバー位置検出スイッチは、前記シフ
トレバーのシフト方向の変位を検出する一対のシフト検
出スイッチと、セレクト方向の変位を検出する一対のセ
レクト検出スイッチとから成り、前記電子制御装置は、
前記各レバー位置検出スイッチに個々に接続する複数の
入力ポートであって、少なくとも前記シフト検出スイッ
チの1つが前記設定スイッチにも並列に接続する複数の
入力ポートと、前記シフト検出スイッチの何れか一方と
前記セレクト検出スイッチの何れか一方とからの2つの
信号がそれぞれの前記入力ポートに入力されるとき、手
動変速の選択判断をすると共に該2つの検出信号の組合
せにより前記シフトレバーの手動変速ポジションを特定
し、前記設定スイッチが並列に接続された入力ポートに
単独で信号が入力されるとき、前記設定スイッチからの
信号が検出されたものと判断し、前記自動変速機の変速
特性を特定する特定手段を有することを特徴とする。
め、本発明は、自動変速用の直線シフトパターンと、該
直線シフトパターンに接続するセレクト路とそれに接続
するシフト路とから成る手動変速用のH字状のマニュア
ルシフトパターンとに沿い変位させて前記両シフトパタ
ーン上に配置された各ポジションを選択操作可能に配設
されたシフトレバーと、自動変速選択時に自動変速機の
変速特性を変更するための設定スイッチと、前記マニュ
アルシフトパターンに沿う前記シフトレバーの変位を検
出するレバー位置検出スイッチと、前記設定スイッチ及
びレバー位置検出スイッチの信号を基に演算処理して変
速制御する電子制御装置とを備える自動変速機の制御装
置において、前記レバー位置検出スイッチは、前記シフ
トレバーのシフト方向の変位を検出する一対のシフト検
出スイッチと、セレクト方向の変位を検出する一対のセ
レクト検出スイッチとから成り、前記電子制御装置は、
前記各レバー位置検出スイッチに個々に接続する複数の
入力ポートであって、少なくとも前記シフト検出スイッ
チの1つが前記設定スイッチにも並列に接続する複数の
入力ポートと、前記シフト検出スイッチの何れか一方と
前記セレクト検出スイッチの何れか一方とからの2つの
信号がそれぞれの前記入力ポートに入力されるとき、手
動変速の選択判断をすると共に該2つの検出信号の組合
せにより前記シフトレバーの手動変速ポジションを特定
し、前記設定スイッチが並列に接続された入力ポートに
単独で信号が入力されるとき、前記設定スイッチからの
信号が検出されたものと判断し、前記自動変速機の変速
特性を特定する特定手段を有することを特徴とする。
【0007】前記設定スイッチは、自動変速機の変速パ
ターンを変更するパワーモードスイッチと、エコノミー
モードスイッチとから成り、前記電子制御装置は、前記
シフト検出スイッチの何れか一方と前記パワーモードス
イッチとが並列に接続された入力ポートと、前記シフト
検出スイッチの他方と前記エコノミーモードスイッチと
が並列に接続された入力ポートとを有し、前記特定手段
は、前記シフト検出スイッチの何れか一方と前記パワー
モードスイッチとが並列に接続された入力ポートからの
信号が単独で検出されるときに、前記パワーモードスイ
ッチからの信号が入力されたものと判断し、前記シフト
検出スイッチの他方と前記エコノミーモードスイッチと
が並列に接続された入力ポートからの信号が単独で検出
されるときに、前記エコノミーモードスイッチからの信
号が入力されたものと判断し、自動変速機の変速パター
ンを特定する構成とすることができる。
ターンを変更するパワーモードスイッチと、エコノミー
モードスイッチとから成り、前記電子制御装置は、前記
シフト検出スイッチの何れか一方と前記パワーモードス
イッチとが並列に接続された入力ポートと、前記シフト
検出スイッチの他方と前記エコノミーモードスイッチと
が並列に接続された入力ポートとを有し、前記特定手段
は、前記シフト検出スイッチの何れか一方と前記パワー
モードスイッチとが並列に接続された入力ポートからの
信号が単独で検出されるときに、前記パワーモードスイ
ッチからの信号が入力されたものと判断し、前記シフト
検出スイッチの他方と前記エコノミーモードスイッチと
が並列に接続された入力ポートからの信号が単独で検出
されるときに、前記エコノミーモードスイッチからの信
号が入力されたものと判断し、自動変速機の変速パター
ンを特定する構成とすることができる。
【0008】また、前記設定スイッチは、自動変速機の
オーバドライブを解除するオーバドライブスイッチであ
り、前記特定手段は、前記シフト検出スイッチとオーバ
ドライブスイッチが並列に接続された入力ポートからの
信号が単独で検出されるときに、前記オーバドライブス
イッチからの信号が入力されたものと判断し、自動変速
機をオーバドライブ解除状態に特定する構成としてもよ
い。
オーバドライブを解除するオーバドライブスイッチであ
り、前記特定手段は、前記シフト検出スイッチとオーバ
ドライブスイッチが並列に接続された入力ポートからの
信号が単独で検出されるときに、前記オーバドライブス
イッチからの信号が入力されたものと判断し、自動変速
機をオーバドライブ解除状態に特定する構成としてもよ
い。
【0009】さらに、前記設定スイッチは、モーメンタ
リー方式スイッチであり、前記特定手段は、前記シフト
検出スイッチと設定スイッチが並列に接続された入力ポ
ート以外の入力ポートからの信号が検出されるときに、
前記設定スイッチにより選択された自動変速機の変速特
性をキャンセルする構成とすることもできる。
リー方式スイッチであり、前記特定手段は、前記シフト
検出スイッチと設定スイッチが並列に接続された入力ポ
ート以外の入力ポートからの信号が検出されるときに、
前記設定スイッチにより選択された自動変速機の変速特
性をキャンセルする構成とすることもできる。
【0010】
【発明の作用及び効果】このような構成を採った本発明
に係る自動変速機の制御装置では、H字状のマニュアル
シフトパターンに沿うシフトレバー操作時は、必ずシフ
トレバーのセレクト方向への傾動とシフト方向への揺動
が行われるため、シフト検出スイッチの信号が各々単独
で入力されることはない。そこで、シフト及びセレクト
検出スイッチの電子制御装置への入力ポートを各々別個
に配設し、このうち少なくともシフト検出スイッチの1
つの入力ポートと、自動変速選択時に自動変速機の変速
特性を変更する設定スイッチの入力ポートとを共通化す
ることにより、電子制御装置の特定手段が、シフト検出
スイッチの何れか一方とセレクト検出スイッチの何れか
一方とから2つの検出信号が入力されるとき、手動変速
の選択判断を行うと共に、この検出信号の組合せによ
り、シフトレバーの手動変速レンジ位置を特定して自動
変速機の手動変速を達成する。他方、前記特定手段は、
共通化された入力ポートに単独で信号が入力されるとき
は、自動変速レンジ位置において、設定スイッチからの
検出信号が入力されたものと判断し、自動変速機の変速
特性を特定する。かくして、本発明によれば、少なくと
も一部の入力ポートを自動変速のための既存の入力ポー
トと共通化できるので、電子制御装置の入力ポート数の
増加を抑えて、その大型化を避けながら自動変速機の手
動変速を達成することができる。
に係る自動変速機の制御装置では、H字状のマニュアル
シフトパターンに沿うシフトレバー操作時は、必ずシフ
トレバーのセレクト方向への傾動とシフト方向への揺動
が行われるため、シフト検出スイッチの信号が各々単独
で入力されることはない。そこで、シフト及びセレクト
検出スイッチの電子制御装置への入力ポートを各々別個
に配設し、このうち少なくともシフト検出スイッチの1
つの入力ポートと、自動変速選択時に自動変速機の変速
特性を変更する設定スイッチの入力ポートとを共通化す
ることにより、電子制御装置の特定手段が、シフト検出
スイッチの何れか一方とセレクト検出スイッチの何れか
一方とから2つの検出信号が入力されるとき、手動変速
の選択判断を行うと共に、この検出信号の組合せによ
り、シフトレバーの手動変速レンジ位置を特定して自動
変速機の手動変速を達成する。他方、前記特定手段は、
共通化された入力ポートに単独で信号が入力されるとき
は、自動変速レンジ位置において、設定スイッチからの
検出信号が入力されたものと判断し、自動変速機の変速
特性を特定する。かくして、本発明によれば、少なくと
も一部の入力ポートを自動変速のための既存の入力ポー
トと共通化できるので、電子制御装置の入力ポート数の
増加を抑えて、その大型化を避けながら自動変速機の手
動変速を達成することができる。
【0011】そして、請求項2の構成によれば、設定ス
イッチを自動変速機の変速パターンを変更するパワーモ
ードスイッチとエコノミーモードスイッチとすること
で、電子制御装置の既存の2つの入力ポートと両シフト
検出スイッチの入力ポートとを共通化できるので、共通
化の効果を最大限に発揮させ、入力ポート数の増加を最
小限に抑えることができる。ところで、設定スイッチに
並列接続されるレバー位置検出スイッチをシフト検出ス
イッチとする構成を採った場合、設定スイッチによる変
速特性選択走行時に、シフトレバーをセレクト方向に傾
動させると、電子制御装置の2つのポートに信号が入力
されることになるため、特定手段に信号入力順序を識別
する機能を持たせない場合、手動変速のポジション選択
がなされたと誤判断を生じるおそれがある。そこで、請
求項4の構成に従い、設定スイッチにモーメンタリース
イッチを用い、シフトレバーがセレクト方向に傾動さ
れ、セレクト検出スイッチからの信号が入力されると、
それまでの設定スイッチからの信号を全てキャンセルす
るようにすると、上記のような不具合を解消することが
できる。
イッチを自動変速機の変速パターンを変更するパワーモ
ードスイッチとエコノミーモードスイッチとすること
で、電子制御装置の既存の2つの入力ポートと両シフト
検出スイッチの入力ポートとを共通化できるので、共通
化の効果を最大限に発揮させ、入力ポート数の増加を最
小限に抑えることができる。ところで、設定スイッチに
並列接続されるレバー位置検出スイッチをシフト検出ス
イッチとする構成を採った場合、設定スイッチによる変
速特性選択走行時に、シフトレバーをセレクト方向に傾
動させると、電子制御装置の2つのポートに信号が入力
されることになるため、特定手段に信号入力順序を識別
する機能を持たせない場合、手動変速のポジション選択
がなされたと誤判断を生じるおそれがある。そこで、請
求項4の構成に従い、設定スイッチにモーメンタリース
イッチを用い、シフトレバーがセレクト方向に傾動さ
れ、セレクト検出スイッチからの信号が入力されると、
それまでの設定スイッチからの信号を全てキャンセルす
るようにすると、上記のような不具合を解消することが
できる。
【0012】
【実施例】以下、図面に沿い、本発明の実施例について
説明する。図1〜図9は本発明の第1実施例を示すもの
で、この制御装置は、図1に示すように、自動変速用の
直線シフトパターンTL と、直線シフトパターンTL に
接続するセレクト路TM SL とそれに接続するシフト路
TM S H とから成る手動変速用のH字状のマニュアルシ
フトパターンTM とに沿い変位させて両シフトパターン
上に配置された各ポジション“P,R,N,D,1,
2,3,4”を選択操作可能に配設されたシフトレバー
3と、自動変速機の変速特性を変更するための設定スイ
ッチ(本例において変速マップの変速パターンを変更す
るパワーモードスイッチSWP W R と、エコノミーモー
ドスイッチSWE C O とから成る)と、マニュアルシフ
トパターンTM に沿うシフトレバー3の変位を検出する
レバー位置検出スイッチ(SWFR ,SWR R ,SW
L H , SWR H )と、設定スイッチ(SWP W R , SW
E CO )及び前記レバー位置検出スイッチの信号を基に
演算処理して変速制御する電子制御装置(ECU)とを
備える。
説明する。図1〜図9は本発明の第1実施例を示すもの
で、この制御装置は、図1に示すように、自動変速用の
直線シフトパターンTL と、直線シフトパターンTL に
接続するセレクト路TM SL とそれに接続するシフト路
TM S H とから成る手動変速用のH字状のマニュアルシ
フトパターンTM とに沿い変位させて両シフトパターン
上に配置された各ポジション“P,R,N,D,1,
2,3,4”を選択操作可能に配設されたシフトレバー
3と、自動変速機の変速特性を変更するための設定スイ
ッチ(本例において変速マップの変速パターンを変更す
るパワーモードスイッチSWP W R と、エコノミーモー
ドスイッチSWE C O とから成る)と、マニュアルシフ
トパターンTM に沿うシフトレバー3の変位を検出する
レバー位置検出スイッチ(SWFR ,SWR R ,SW
L H , SWR H )と、設定スイッチ(SWP W R , SW
E CO )及び前記レバー位置検出スイッチの信号を基に
演算処理して変速制御する電子制御装置(ECU)とを
備える。
【0013】レバー位置検出スイッチは、シフトレバー
3のシフト方向の変位を検出する一対のシフト検出スイ
ッチSWF R ,SWR R と、セレクト方向の変位を検出
する一対のセレクト検出スイッチSWL H ,SWR H と
から成る。電子制御装置(ECU)は、前記各検出スイ
ッチに個々に接続する複数の入力スイッチであって、パ
ワーモードスイッチSWP W R と、エコノミーモードス
イッチSWE C O にも並列に接続する4つの入力ポート
PR H , PL H , PF R ,PR R を有すると共に、シフ
ト検出スイッチSWF R ,SWR R の何れか一方とセレ
クト検出スイッチSWL H ,SWR H の何れか一方とか
らの2つの信号が検出されるとき、手動変速の選択判断
をし、該2つの検出信号の組合せによりシフトレバー3
の手動変速ポジションを特定し、パワーモードスイッチ
SWP W R と、エコノミーモードスイッチSWE C O が
接続された入力ポートPF R ,PR R の何れかに単独で
信号が入力されるとき、パワーモードスイッチSW
P W R 又はエコノミーモードスイッチSWE C O からの
信号が検出されたものと判断し、自動変速機の変速特性
を特定する特定手段、即ち電子制御装置(ECU)内に
おいて、上記判断と特定を行うプログラムを有する。
3のシフト方向の変位を検出する一対のシフト検出スイ
ッチSWF R ,SWR R と、セレクト方向の変位を検出
する一対のセレクト検出スイッチSWL H ,SWR H と
から成る。電子制御装置(ECU)は、前記各検出スイ
ッチに個々に接続する複数の入力スイッチであって、パ
ワーモードスイッチSWP W R と、エコノミーモードス
イッチSWE C O にも並列に接続する4つの入力ポート
PR H , PL H , PF R ,PR R を有すると共に、シフ
ト検出スイッチSWF R ,SWR R の何れか一方とセレ
クト検出スイッチSWL H ,SWR H の何れか一方とか
らの2つの信号が検出されるとき、手動変速の選択判断
をし、該2つの検出信号の組合せによりシフトレバー3
の手動変速ポジションを特定し、パワーモードスイッチ
SWP W R と、エコノミーモードスイッチSWE C O が
接続された入力ポートPF R ,PR R の何れかに単独で
信号が入力されるとき、パワーモードスイッチSW
P W R 又はエコノミーモードスイッチSWE C O からの
信号が検出されたものと判断し、自動変速機の変速特性
を特定する特定手段、即ち電子制御装置(ECU)内に
おいて、上記判断と特定を行うプログラムを有する。
【0014】さらに各部の詳細な構成について説明す
る。先ず手動選速機構とレバー位置検出スイッチの関係
から説明すると、図2に示すように、シフトレバー3
は、図示しない車体に固定された静止部材1に対して、
互いに交叉する2つの支持軸X,Yを有する交叉スリー
ブ6を介して支持されており、シフトレバー3の下方に
連設されたフォーク31が支持軸Y回りに回転自在とさ
れている。これに対してシフトレバー3と連結・切離し
される揺動リテーナ2は、支持軸X回りに回転自在とさ
れている。揺動リテーナ2の上面には、ゲートプレート
21が固定され、その一方の側板下端にレバー状のマニ
ュアルバルブ連結部材22(この部材と自動変速機との
接続関係については後記する。)が固定されている。シ
フトレバー3と揺動リレーナ2との間には、シフトレバ
ー3を所定のポジション(本例では自動変速のDポジシ
ョン)において揺動リテーナ2から切離す連結切離し機
構(後に詳記する)が設けられている。なお、符号4
は、自動変速操作時にシフトレバー3上部の押しボタン
33で解放操作されて揺動リテーナ2のカム孔23と係
脱作動するインヒビット機構、符号7は、交叉スリーブ
6と揺動リテーナ2との間でシフトレバー3の手動変速
操作時の各ポジションへの保持と、それらの間を移動す
る際の節度感を生じさせるディテント機構を示す。ゲー
トプレート21には、シフトレバー3のステム32を挿
通される平面視H字形のゲート孔211と、ゲートプレ
ート21の下面を横方向に延びるロックプレート摺動溝
212と、一方の側面から切込まれた奥部が円筒形の切
欠溝213が形成されている。
る。先ず手動選速機構とレバー位置検出スイッチの関係
から説明すると、図2に示すように、シフトレバー3
は、図示しない車体に固定された静止部材1に対して、
互いに交叉する2つの支持軸X,Yを有する交叉スリー
ブ6を介して支持されており、シフトレバー3の下方に
連設されたフォーク31が支持軸Y回りに回転自在とさ
れている。これに対してシフトレバー3と連結・切離し
される揺動リテーナ2は、支持軸X回りに回転自在とさ
れている。揺動リテーナ2の上面には、ゲートプレート
21が固定され、その一方の側板下端にレバー状のマニ
ュアルバルブ連結部材22(この部材と自動変速機との
接続関係については後記する。)が固定されている。シ
フトレバー3と揺動リレーナ2との間には、シフトレバ
ー3を所定のポジション(本例では自動変速のDポジシ
ョン)において揺動リテーナ2から切離す連結切離し機
構(後に詳記する)が設けられている。なお、符号4
は、自動変速操作時にシフトレバー3上部の押しボタン
33で解放操作されて揺動リテーナ2のカム孔23と係
脱作動するインヒビット機構、符号7は、交叉スリーブ
6と揺動リテーナ2との間でシフトレバー3の手動変速
操作時の各ポジションへの保持と、それらの間を移動す
る際の節度感を生じさせるディテント機構を示す。ゲー
トプレート21には、シフトレバー3のステム32を挿
通される平面視H字形のゲート孔211と、ゲートプレ
ート21の下面を横方向に延びるロックプレート摺動溝
212と、一方の側面から切込まれた奥部が円筒形の切
欠溝213が形成されている。
【0015】前記連結切離し機構は、ゲートプレート2
1のロックプレート摺動溝212に嵌装されたロックプ
レート5と静止部材1の側板12とから構成されてい
る。ロックプレート5は、両側に耳部51,52を突設
された平面視十字状の板で構成されており、その中央に
はシフトレバー3のステム32を嵌挿されるI字形の係
合孔53が形成され、さらに、一側上面にスイッチ作動
用ボス54が突設されている。このロックプレート5
は、シフトレバー3が支持軸Y回りにセレクト方向傾動
するときには、係合孔53部でステム32と係合し、ロ
ックプレート摺動溝212に案内されながら連動して図
示横方向に摺動するが、シフトレバー3が支持軸X回り
にシフト方向揺動するときにはステム32の動きとは連
動しない。上記ロックプレート5の耳部51,52は、
Dポジションにおけるシフトレバー3のセレクト方向傾
動で静止部材1の両側板12の上部に形成された矩形の
孔121と係合可能とされている。なお、静止部材1の
上部には、図2に示すように、変速操作装置の上部を覆
い、シフトパターンを表示するカバー9が取付けられて
いる。
1のロックプレート摺動溝212に嵌装されたロックプ
レート5と静止部材1の側板12とから構成されてい
る。ロックプレート5は、両側に耳部51,52を突設
された平面視十字状の板で構成されており、その中央に
はシフトレバー3のステム32を嵌挿されるI字形の係
合孔53が形成され、さらに、一側上面にスイッチ作動
用ボス54が突設されている。このロックプレート5
は、シフトレバー3が支持軸Y回りにセレクト方向傾動
するときには、係合孔53部でステム32と係合し、ロ
ックプレート摺動溝212に案内されながら連動して図
示横方向に摺動するが、シフトレバー3が支持軸X回り
にシフト方向揺動するときにはステム32の動きとは連
動しない。上記ロックプレート5の耳部51,52は、
Dポジションにおけるシフトレバー3のセレクト方向傾
動で静止部材1の両側板12の上部に形成された矩形の
孔121と係合可能とされている。なお、静止部材1の
上部には、図2に示すように、変速操作装置の上部を覆
い、シフトパターンを表示するカバー9が取付けられて
いる。
【0016】前記のマニュアルバルブ連結部材22は、
従来の自動変速機における変速操作装置と変速機の場合
と同様に、コントロールロッドを介して自動変速機側に
配設されたマニュアルシャフトのアウタレバーに連結さ
れ、マニュアルシャフトのディテントレバーはバルブボ
ディ内を摺動するマニュアルバルブにロッドを介して連
結されている。そして、ディテントレバーの周面に形成
されたカムノッチがディテントスプリングに当接して自
動変速操作時のディテント機構を構成している。
従来の自動変速機における変速操作装置と変速機の場合
と同様に、コントロールロッドを介して自動変速機側に
配設されたマニュアルシャフトのアウタレバーに連結さ
れ、マニュアルシャフトのディテントレバーはバルブボ
ディ内を摺動するマニュアルバルブにロッドを介して連
結されている。そして、ディテントレバーの周面に形成
されたカムノッチがディテントスプリングに当接して自
動変速操作時のディテント機構を構成している。
【0017】この手動選速機構における4個のレバー位
置検出スイッチ(本例ではリミットスイッチが示されて
いるが、近接スイッチ等他のスイッチでもよい)のうち
1対のセレクト検出スイッチSWL H , SWR H は、シ
フトレバー3の傾動をロックプレート5のセレクト方向
動で検出すべく、図4に示すように、ゲートプレート2
1上面に、切欠溝213を挟んで配設され、ロックプレ
ート5上面に突設したスイッチ作動用ボス54でオン・
オフ操作可能とされている。因に、シフトレバー3がゲ
ートプレート21のH字状の孔の接続部に位置した状態
で支持軸Y回りに図示右傾斜させられるとき、ロックプ
レート5がそれに連れて右へ移動し、後側のセレクト検
出スイッチSWR H がオンされ(図4(C)参照)、逆
の場合は前側のセレクト検出スイッチSWL H がオンさ
れる(図4(A)参照)。
置検出スイッチ(本例ではリミットスイッチが示されて
いるが、近接スイッチ等他のスイッチでもよい)のうち
1対のセレクト検出スイッチSWL H , SWR H は、シ
フトレバー3の傾動をロックプレート5のセレクト方向
動で検出すべく、図4に示すように、ゲートプレート2
1上面に、切欠溝213を挟んで配設され、ロックプレ
ート5上面に突設したスイッチ作動用ボス54でオン・
オフ操作可能とされている。因に、シフトレバー3がゲ
ートプレート21のH字状の孔の接続部に位置した状態
で支持軸Y回りに図示右傾斜させられるとき、ロックプ
レート5がそれに連れて右へ移動し、後側のセレクト検
出スイッチSWR H がオンされ(図4(C)参照)、逆
の場合は前側のセレクト検出スイッチSWL H がオンさ
れる(図4(A)参照)。
【0018】図3に示すように、一対のシフト検出スイ
ッチSWF R , SWR R は、前記ディテント機構7のカ
ムを構成すべく交叉スリーブ6に固定されたカムプレー
ト71に重なるようにネジにて位置調整可能に固定され
たブラケット67に相対峙して配設されている。そし
て、これらシフト検出スイッチSWF R , SWR R の間
に揺動リテーナ2に基端を固定されたスイッチ操作ピン
24の先端が位置付けられている。こうしてブラケット
67に取付けられた後側のシフト検出スイッチSWF R
がシフトレバー3の前方への揺動を、前側のシフト検出
スイッチSWR Rが後方への揺動を検出する。このよう
に、シフトレバー3のシフト方向揺動及びセレクト方向
傾動で、前記4個のスイッチの中の何れか2個のオン・
オフ動作が生じる。例えばシフトレバー3を1速位置へ
シフトすると、図4及び図3の(A)に示すように、2
つのレバー位置検出スイッチSWL H , SWF R が順次
オン作動し、逆に4速位置へシフトすると、同じく
(C)に示すように、2個のレバー位置検出スイッチS
WR H ,SWR R が順次のオン作動する。
ッチSWF R , SWR R は、前記ディテント機構7のカ
ムを構成すべく交叉スリーブ6に固定されたカムプレー
ト71に重なるようにネジにて位置調整可能に固定され
たブラケット67に相対峙して配設されている。そし
て、これらシフト検出スイッチSWF R , SWR R の間
に揺動リテーナ2に基端を固定されたスイッチ操作ピン
24の先端が位置付けられている。こうしてブラケット
67に取付けられた後側のシフト検出スイッチSWF R
がシフトレバー3の前方への揺動を、前側のシフト検出
スイッチSWR Rが後方への揺動を検出する。このよう
に、シフトレバー3のシフト方向揺動及びセレクト方向
傾動で、前記4個のスイッチの中の何れか2個のオン・
オフ動作が生じる。例えばシフトレバー3を1速位置へ
シフトすると、図4及び図3の(A)に示すように、2
つのレバー位置検出スイッチSWL H , SWF R が順次
オン作動し、逆に4速位置へシフトすると、同じく
(C)に示すように、2個のレバー位置検出スイッチS
WR H ,SWR R が順次のオン作動する。
【0019】次に、電子制御装置について説明する。図
5にブロックで示すように、この電子制御装置(EC
U)は、自動変速機全体の制御装置を構成しており、車
両の各部に配設された各種入力検出装置からのセンサ信
号を入力処理回路を経て入力インターフェイス回路に導
入し、記憶演算処理した後、出力インターフェイス回路
を経て制御信号として出力し、各種駆動あるいは処理回
路を経て変速用ソレノイド等を駆動制御する。
5にブロックで示すように、この電子制御装置(EC
U)は、自動変速機全体の制御装置を構成しており、車
両の各部に配設された各種入力検出装置からのセンサ信
号を入力処理回路を経て入力インターフェイス回路に導
入し、記憶演算処理した後、出力インターフェイス回路
を経て制御信号として出力し、各種駆動あるいは処理回
路を経て変速用ソレノイド等を駆動制御する。
【0020】入力検出装置としては、変速機に配置さ
れ、トランスミッション入力回転を検出するトランスミ
ッション(T/M)インプット回転数センサ、トランス
ミッション出力回転を検出する車速センサ(SP1,S
P2)、自動変速のIパターン上のどのポジションを選
択しているかを検出する自動変速(A/T)シフトポジ
ションセンサ、変速操作部に配置され手動変速のどのポ
ジションが選択されているかを検出する手動変速(M/
T)シフトポジションセンサ(前記4個のレバー位置検
出スイッチに対応する)、自動変速スケジュールを選択
するためのモード選択用のモーメンタリー方式スイッチ
からなるモードセレクトスイッチ、エンジンに配置され
スロットル開放度合いをポテンショメータにより検出す
るスロットル開度センサ、ブレーキペダル部に配置され
ブレーキ操作を検出するブレーキスイッチ(SW)、ス
ロットル開度センサ内に配置されアクセルが全閉状態で
あることを検出するアイドルスイッチ(IDL S
W)、スロットルペダル部又はスロットル開度センサ部
に配置されアクセル全開にされキックダウンが要求され
ていることを検出するキックダウンスイッチ(K/D
SW)、変速機に設置されトランスミッション油温を検
出するトランスミッション(T/M)油温センサを備え
る。
れ、トランスミッション入力回転を検出するトランスミ
ッション(T/M)インプット回転数センサ、トランス
ミッション出力回転を検出する車速センサ(SP1,S
P2)、自動変速のIパターン上のどのポジションを選
択しているかを検出する自動変速(A/T)シフトポジ
ションセンサ、変速操作部に配置され手動変速のどのポ
ジションが選択されているかを検出する手動変速(M/
T)シフトポジションセンサ(前記4個のレバー位置検
出スイッチに対応する)、自動変速スケジュールを選択
するためのモード選択用のモーメンタリー方式スイッチ
からなるモードセレクトスイッチ、エンジンに配置され
スロットル開放度合いをポテンショメータにより検出す
るスロットル開度センサ、ブレーキペダル部に配置され
ブレーキ操作を検出するブレーキスイッチ(SW)、ス
ロットル開度センサ内に配置されアクセルが全閉状態で
あることを検出するアイドルスイッチ(IDL S
W)、スロットルペダル部又はスロットル開度センサ部
に配置されアクセル全開にされキックダウンが要求され
ていることを検出するキックダウンスイッチ(K/D
SW)、変速機に設置されトランスミッション油温を検
出するトランスミッション(T/M)油温センサを備え
る。
【0021】一方、出力側には各速度段に応じ各シフト
弁を動作させるべく油圧を切換えるソレノイド(S1〜
S3)やロックアップ、背圧、ライン圧を制御するリニ
アソレノイド(SLU,SLN,SLT)を駆動すべ
く、所定の電圧又は電流を発生させるソレノイド駆動回
路及び各ソレノイドの作動をチェックし、フェールを判
定して自己診断を行なうモニタ回路、エンジン制御用の
電子制御ユニット(EFI)へ変速時のショック緩和の
ため、エンジンの発生トルクを一時的に減少させる信号
を発生するトルクリダクション入出力処理回路及びエン
ジン回転数を入力する処理回路、電子制御装置(EC
U)のフェール時に自己診断結果を出力するDGチェッ
カーのためのDG入出力処理回路、変速機の状態を表示
する表示装置のための表示駆動回路がある。
弁を動作させるべく油圧を切換えるソレノイド(S1〜
S3)やロックアップ、背圧、ライン圧を制御するリニ
アソレノイド(SLU,SLN,SLT)を駆動すべ
く、所定の電圧又は電流を発生させるソレノイド駆動回
路及び各ソレノイドの作動をチェックし、フェールを判
定して自己診断を行なうモニタ回路、エンジン制御用の
電子制御ユニット(EFI)へ変速時のショック緩和の
ため、エンジンの発生トルクを一時的に減少させる信号
を発生するトルクリダクション入出力処理回路及びエン
ジン回転数を入力する処理回路、電子制御装置(EC
U)のフェール時に自己診断結果を出力するDGチェッ
カーのためのDG入出力処理回路、変速機の状態を表示
する表示装置のための表示駆動回路がある。
【0022】この電子制御装置(ECU)内の演算処理
のジェネラルフローを図6に示す。先ず、ステップ1
で、プログラム開始にあたり、全ての条件を初期設定す
る。次に、ステップ2で、T/Mインプット回転セン
サ、車速センサ(SP1,SP2)の信号により、現在
のトランスミッション入力軸、出力軸回転数を算出す
る。ステップ3では、A/Tシフトポジションセンサ
(ニュートラルスタートスイッチN.S.SW)の信号
により、Iパターン上で現在選択されているポジション
を検出する。また、同時にニュートラルスタートスイッ
チのフェール判断を行なう。ステップ4では、スロット
ル開度センサの信号により、現在のスロットル開度を算
出する。ステップ5では、T/M油温センサの信号によ
り、現在のトランスミッション油温(ATF温度)を算
出する。
のジェネラルフローを図6に示す。先ず、ステップ1
で、プログラム開始にあたり、全ての条件を初期設定す
る。次に、ステップ2で、T/Mインプット回転セン
サ、車速センサ(SP1,SP2)の信号により、現在
のトランスミッション入力軸、出力軸回転数を算出す
る。ステップ3では、A/Tシフトポジションセンサ
(ニュートラルスタートスイッチN.S.SW)の信号
により、Iパターン上で現在選択されているポジション
を検出する。また、同時にニュートラルスタートスイッ
チのフェール判断を行なう。ステップ4では、スロット
ル開度センサの信号により、現在のスロットル開度を算
出する。ステップ5では、T/M油温センサの信号によ
り、現在のトランスミッション油温(ATF温度)を算
出する。
【0023】ステップ6’では、M/Tシフトポジショ
ンセンサ即ちレバー位置検出スイッチの信号によりシフ
トポジションを判定する。このMTSW入力処理を行う
プログラムが本発明の特定手段に当り、この処理のサブ
ルーチンでは、図7にその詳細を示すように、ステップ
6’−1で、レバー位置検出スイッチのうち、セレクト
検出スイッチSWL H , SWR H にオン判断が成立して
いるか(即ち入力ポートPL H , PR H に信号入力があ
るか)否かを判定する(以下、このフローの説明におい
て、便宜上各入力ポートへの信号入力を各検出スイッチ
のオンとして説明する。)。セレクト検出スイッチSW
L H , SWR H の何れもがオンされていない場合、ステ
ップ6’−2でMTシフトポジションフラグをオフす
る。ステップ6’−3でシフト検出スイッチSWF R 確
定タイマが単独で所定値を越えた場合、ステップ6’−
5でシフト検出スイッチSWF R がオン(実際には設定
スイッチSWP W R がオン)されたと判断し、“パワ
ー”パターンを選択する。ステップ6’−4で上記と同
様にシフト検出スイッチSWR R のオン(実際には設定
スイッチSWE C O のオン)が単独で確定した場合、
“エコノミー”パターンを選択する。ステップ6’−7
では、セレクト検出スイッチSWL H , SWR H の何れ
かがオンと判断された場合、モード選択をキャンセル
し、“ノーマル”モードに戻る。ステップ6’−8によ
り同様にセレクト検出スイッチSWR H とシフト検出ス
イッチSWR R が同時にオンと判断された場合、ステッ
プ6’−9でMTシフトポジションフラグを“4”とす
る。以下同様に各検出スイッチのオンを判定し、ステッ
プ6’−10、ステップ6’−11では、上記と同様に
“3”とし、ステップ6’−12、ステップ6’−13
では、上記と同様に“2”とし、ステップ6’−14、
ステップ6’−15では、上記と同様に“1”とする。
ステップ6’−16では、セレクト検出スイッチSW
L H ,SWR H の何れかが単独でオンされている場合、
MTシフトポジションフラグを“ホールド”とし、現状
ギヤ段を維持する。
ンセンサ即ちレバー位置検出スイッチの信号によりシフ
トポジションを判定する。このMTSW入力処理を行う
プログラムが本発明の特定手段に当り、この処理のサブ
ルーチンでは、図7にその詳細を示すように、ステップ
6’−1で、レバー位置検出スイッチのうち、セレクト
検出スイッチSWL H , SWR H にオン判断が成立して
いるか(即ち入力ポートPL H , PR H に信号入力があ
るか)否かを判定する(以下、このフローの説明におい
て、便宜上各入力ポートへの信号入力を各検出スイッチ
のオンとして説明する。)。セレクト検出スイッチSW
L H , SWR H の何れもがオンされていない場合、ステ
ップ6’−2でMTシフトポジションフラグをオフす
る。ステップ6’−3でシフト検出スイッチSWF R 確
定タイマが単独で所定値を越えた場合、ステップ6’−
5でシフト検出スイッチSWF R がオン(実際には設定
スイッチSWP W R がオン)されたと判断し、“パワ
ー”パターンを選択する。ステップ6’−4で上記と同
様にシフト検出スイッチSWR R のオン(実際には設定
スイッチSWE C O のオン)が単独で確定した場合、
“エコノミー”パターンを選択する。ステップ6’−7
では、セレクト検出スイッチSWL H , SWR H の何れ
かがオンと判断された場合、モード選択をキャンセル
し、“ノーマル”モードに戻る。ステップ6’−8によ
り同様にセレクト検出スイッチSWR H とシフト検出ス
イッチSWR R が同時にオンと判断された場合、ステッ
プ6’−9でMTシフトポジションフラグを“4”とす
る。以下同様に各検出スイッチのオンを判定し、ステッ
プ6’−10、ステップ6’−11では、上記と同様に
“3”とし、ステップ6’−12、ステップ6’−13
では、上記と同様に“2”とし、ステップ6’−14、
ステップ6’−15では、上記と同様に“1”とする。
ステップ6’−16では、セレクト検出スイッチSW
L H ,SWR H の何れかが単独でオンされている場合、
MTシフトポジションフラグを“ホールド”とし、現状
ギヤ段を維持する。
【0024】上記のジェネラルフローと並行して各レバ
ー位置検出スイッチのオン・オフを監視するフローも実
行される。図8はこの中のシフト検出スイッチSWF R
の監視フロー、図9は該フローによる前記シフト検出ス
イッチSWF R 確定タイマ作動のタイムチャートを例示
しており、ステップaでスイッチがオンされているか否
かが監視される。そしてこれがイエスの場合、次のステ
ップbで確定タイマのカウントを開始する。他方、これ
がノーの場合は、ステップcで確定タイマをリセットす
る。このスイッチ監視サブルーチンにより図9に示すよ
うに所定時間の検出信号の維持でスイッチオンを確認
し、“パワー”判断を行う。
ー位置検出スイッチのオン・オフを監視するフローも実
行される。図8はこの中のシフト検出スイッチSWF R
の監視フロー、図9は該フローによる前記シフト検出ス
イッチSWF R 確定タイマ作動のタイムチャートを例示
しており、ステップaでスイッチがオンされているか否
かが監視される。そしてこれがイエスの場合、次のステ
ップbで確定タイマのカウントを開始する。他方、これ
がノーの場合は、ステップcで確定タイマをリセットす
る。このスイッチ監視サブルーチンにより図9に示すよ
うに所定時間の検出信号の維持でスイッチオンを確認
し、“パワー”判断を行う。
【0025】次に、図6に戻って、ステップ6では、M
TシフトポジションフラグSW1〜4の何れかがオンさ
れているかどうかを判定する。ステップ7では、MTモ
ードフラグがオンされているかどうか(MTモード選択
状態かどうか)を判定する。ステップ8では、変速線図
データMSLにAT変速用データDを読み込む。ステッ
プ9では、ロックアップ(L−up)線図データMSL
PにAT L−up用データDを読み込む。ステップ1
0では、ステップ8,9で読み込んだデータ及び先に算
出した各種条件に基づき、変速及びL−upの判断を下
す。ステップ11では、ステップ10で判断した変速及
びL−upのタイミングを判断する。
TシフトポジションフラグSW1〜4の何れかがオンさ
れているかどうかを判定する。ステップ7では、MTモ
ードフラグがオンされているかどうか(MTモード選択
状態かどうか)を判定する。ステップ8では、変速線図
データMSLにAT変速用データDを読み込む。ステッ
プ9では、ロックアップ(L−up)線図データMSL
PにAT L−up用データDを読み込む。ステップ1
0では、ステップ8,9で読み込んだデータ及び先に算
出した各種条件に基づき、変速及びL−upの判断を下
す。ステップ11では、ステップ10で判断した変速及
びL−upのタイミングを判断する。
【0026】一方、ステップ12では、MTモードフラ
グをオンにし、MTモード選択状態とする。ステップ1
3では、ATモード復帰用タイマの値をリセットする。
ステップ14では、MTモード用各種データを読み込む
サブルーチンに入る。ステップ15では、ATモード復
帰用タイマの値と設定値t1 を比較する。ステップ16
では、ステップ15の条件が成立した場合、MTモード
フラグをオフし、ATモードに戻る。ステップ17で
は、MTマップ選択サブルーチンにて読み込んだデータ
及び先に算出した各種条件に基づき変速及びL−upの
判断を下す。ステップ18では、ステップ17で判断し
た変速及びL−upのタイミングを判断する。ステップ
19’では、マニュアルシフトポジション、出力要求ギ
ヤ段等によりエンジンブレーキソレノイドS3の制御、
判断をする。ステップ19では、ステップ10,11若
しくはステップ17,18,19’での判断に従い、信
号を各ソレノイド(S1〜S3)へ出力し、変速を開始
する。ステップ20は、MTモード時、タイムラグを短
縮するため、一時的にライン圧昇圧を判断するサブルー
チンである。ステップ21では、スロットル開度に応じ
たライン圧を制御し、かつステップ20の判断によりラ
イン圧を昇圧する。ステップ22は、変速過渡状態にお
けるショック対策として、アキュムレータ背圧にATモ
ードとMTモードに応じた異なる制御を加えるためのサ
ブルーチンである。ステップ23では、ステップ10,
11若しくは17,18,21,22の判断、制御によ
り各リニアソレノイド(SLU,SLT,SLN)に出
力し制御する。
グをオンにし、MTモード選択状態とする。ステップ1
3では、ATモード復帰用タイマの値をリセットする。
ステップ14では、MTモード用各種データを読み込む
サブルーチンに入る。ステップ15では、ATモード復
帰用タイマの値と設定値t1 を比較する。ステップ16
では、ステップ15の条件が成立した場合、MTモード
フラグをオフし、ATモードに戻る。ステップ17で
は、MTマップ選択サブルーチンにて読み込んだデータ
及び先に算出した各種条件に基づき変速及びL−upの
判断を下す。ステップ18では、ステップ17で判断し
た変速及びL−upのタイミングを判断する。ステップ
19’では、マニュアルシフトポジション、出力要求ギ
ヤ段等によりエンジンブレーキソレノイドS3の制御、
判断をする。ステップ19では、ステップ10,11若
しくはステップ17,18,19’での判断に従い、信
号を各ソレノイド(S1〜S3)へ出力し、変速を開始
する。ステップ20は、MTモード時、タイムラグを短
縮するため、一時的にライン圧昇圧を判断するサブルー
チンである。ステップ21では、スロットル開度に応じ
たライン圧を制御し、かつステップ20の判断によりラ
イン圧を昇圧する。ステップ22は、変速過渡状態にお
けるショック対策として、アキュムレータ背圧にATモ
ードとMTモードに応じた異なる制御を加えるためのサ
ブルーチンである。ステップ23では、ステップ10,
11若しくは17,18,21,22の判断、制御によ
り各リニアソレノイド(SLU,SLT,SLN)に出
力し制御する。
【0027】次に、このように構成された変速操作装置
の全体の動作を以下に順を追って説明する。図4に示す
ように、この変速操作装置では、シフトレバー3は、非
傾斜状態で従来の自動変速操作と同様にP,R,N,D
ポジション間を前後に揺動可能とされている。すなわ
ち、この状態でシフトレバー3とゲートプレート21と
はH字形のゲート孔211の中央接続部でシフト方向に
係合しているため、揺動リテーナ2はシフトレバー3と
一体化されて揺動し、P,R,N,Dのいずれかのポジ
ションにシフト可能である。この間、シフトレバー3の
セレクト方向傾動は、図4(B)に示すロックプレート
5の耳部51,52と側板12との当接摺動により規制
される。この動作で、図2に示すマニュアルバルブ連結
部材22は支持軸X回りにシフト方向揺動し、その下端
に連結されたコントロールロッドを前方へ押出すため、
自動変速機側のアウターレバー、マニュアルシャフト及
びディテントレバーの同方向への揺動によりロッドを後
退させる結果、マニュアルバルブは切換操作され、油圧
制御回路のレンジ圧の切換が行なわれる。一方、このマ
ニュアルシャフトの揺動は、図5に示すATシフトポジ
ションセンサ(ニュートラルスタートスイッチ)で検出
され、電子制御装置(ECU)に入力されて演算処理さ
れ、ソレノイド制御信号が出力されて、各ソレノイド
(S1〜S3)がオン・オフ制御される。この操作は、
従来の自動変速機の変速操作装置の操作と格別異なるも
のではない。
の全体の動作を以下に順を追って説明する。図4に示す
ように、この変速操作装置では、シフトレバー3は、非
傾斜状態で従来の自動変速操作と同様にP,R,N,D
ポジション間を前後に揺動可能とされている。すなわ
ち、この状態でシフトレバー3とゲートプレート21と
はH字形のゲート孔211の中央接続部でシフト方向に
係合しているため、揺動リテーナ2はシフトレバー3と
一体化されて揺動し、P,R,N,Dのいずれかのポジ
ションにシフト可能である。この間、シフトレバー3の
セレクト方向傾動は、図4(B)に示すロックプレート
5の耳部51,52と側板12との当接摺動により規制
される。この動作で、図2に示すマニュアルバルブ連結
部材22は支持軸X回りにシフト方向揺動し、その下端
に連結されたコントロールロッドを前方へ押出すため、
自動変速機側のアウターレバー、マニュアルシャフト及
びディテントレバーの同方向への揺動によりロッドを後
退させる結果、マニュアルバルブは切換操作され、油圧
制御回路のレンジ圧の切換が行なわれる。一方、このマ
ニュアルシャフトの揺動は、図5に示すATシフトポジ
ションセンサ(ニュートラルスタートスイッチ)で検出
され、電子制御装置(ECU)に入力されて演算処理さ
れ、ソレノイド制御信号が出力されて、各ソレノイド
(S1〜S3)がオン・オフ制御される。この操作は、
従来の自動変速機の変速操作装置の操作と格別異なるも
のではない。
【0028】シフトレバー3がDポジションに達する
と、ロックプレート5の耳部51,52は側板に形成さ
れた孔121に合致した位置となるため、ロックプレー
ト5の左右摺動規制が解かれ、シフトレバー3のセレク
ト方向傾動が可能となる。このシフトレバー3のDポジ
ションで、第1速を選択するには、シフトレバー3を図
示左に倒し、次いで前方に押す操作を行う。この左に倒
す動作で、ロックプレート5の耳部51が側板12の孔
121に係合し、揺動リテーナ2のシフト方向揺動は規
制され、シフトレバー3だけが規制されない状態とな
る。この動作の際に、ロックプレート5のボス54はセ
レクト検出スイッチSWL H をオン作動させる。そし
て、次の前方へ押す動作では、図4(A)において、シ
フトレバー3は、ロックプレート5の係合孔53に沿っ
て前方へ移動し、図3(A)に示すように、シフト検出
スイッチSWF R をオン作動させる。これら両方の動き
で、スイッチSWL H ,SWF R は順次オン作動し、こ
れらの入力で図5に示す電子制御装置(ECU)内での
信号処理により第1速信号が出力され、自動変速機が第
1速を達成するように図5に示すソレノイド(S1)が
オン作動させられる。一方、マニュアルバルブ連結部材
22は揺動リテーナ2の静止部材1への拘束により不動
であるため、コントロールロッドを介してのマニュアル
バルブの切換えは生じない。
と、ロックプレート5の耳部51,52は側板に形成さ
れた孔121に合致した位置となるため、ロックプレー
ト5の左右摺動規制が解かれ、シフトレバー3のセレク
ト方向傾動が可能となる。このシフトレバー3のDポジ
ションで、第1速を選択するには、シフトレバー3を図
示左に倒し、次いで前方に押す操作を行う。この左に倒
す動作で、ロックプレート5の耳部51が側板12の孔
121に係合し、揺動リテーナ2のシフト方向揺動は規
制され、シフトレバー3だけが規制されない状態とな
る。この動作の際に、ロックプレート5のボス54はセ
レクト検出スイッチSWL H をオン作動させる。そし
て、次の前方へ押す動作では、図4(A)において、シ
フトレバー3は、ロックプレート5の係合孔53に沿っ
て前方へ移動し、図3(A)に示すように、シフト検出
スイッチSWF R をオン作動させる。これら両方の動き
で、スイッチSWL H ,SWF R は順次オン作動し、こ
れらの入力で図5に示す電子制御装置(ECU)内での
信号処理により第1速信号が出力され、自動変速機が第
1速を達成するように図5に示すソレノイド(S1)が
オン作動させられる。一方、マニュアルバルブ連結部材
22は揺動リテーナ2の静止部材1への拘束により不動
であるため、コントロールロッドを介してのマニュアル
バルブの切換えは生じない。
【0029】以下同様に、第2速を選択するには、Dポ
ジションでシフトレバー3を左に倒し、次いで後方に引
く操作を行う。この動作の際のセレクト検出スイッチS
WLH の作動は前記第1速と同じであり、今度はシフト
検出スイッチSWR R がオン作動する。これら両方の動
きで、第2速が識別される。この場合もマニュアルバル
ブ連結部材22は前記と同様の理由で不動であるため、
マニュアルバルブの切換は生じない。第3速の選択は前
記第2速の場合とDポジションを中心として点対称の動
きとなり、Dポジションからシフトレバーを右に倒し、
次いで前方へ押す操作となる。このときの各部材の動作
及び機能は、前記動作説明から推して明らかであるの
で、説明を省略するが、セレクト検出スイッチS
WR H ,シフト検出スイッチSWF R のオン作動で第3
速が識別される。そして、第4速の選択は前記第1速の
場合とDポジションを挟んで点対称の動きとなる。この
場合、検出スイッチSWR H ,SWR R がオン作動す
る。このようにして得られた選速信号は、前述のよう
に、電子制御装置(ECU)で処理され、変速用ソレノ
イド(S1〜S3)の制御に用いられる。
ジションでシフトレバー3を左に倒し、次いで後方に引
く操作を行う。この動作の際のセレクト検出スイッチS
WLH の作動は前記第1速と同じであり、今度はシフト
検出スイッチSWR R がオン作動する。これら両方の動
きで、第2速が識別される。この場合もマニュアルバル
ブ連結部材22は前記と同様の理由で不動であるため、
マニュアルバルブの切換は生じない。第3速の選択は前
記第2速の場合とDポジションを中心として点対称の動
きとなり、Dポジションからシフトレバーを右に倒し、
次いで前方へ押す操作となる。このときの各部材の動作
及び機能は、前記動作説明から推して明らかであるの
で、説明を省略するが、セレクト検出スイッチS
WR H ,シフト検出スイッチSWF R のオン作動で第3
速が識別される。そして、第4速の選択は前記第1速の
場合とDポジションを挟んで点対称の動きとなる。この
場合、検出スイッチSWR H ,SWR R がオン作動す
る。このようにして得られた選速信号は、前述のよう
に、電子制御装置(ECU)で処理され、変速用ソレノ
イド(S1〜S3)の制御に用いられる。
【0030】以上詳説したように、この実施例の装置で
は、図10のマニュアルスイッチ信号表に示すように、
必ず2個のスイッチのオン(図に○印で表す)作動で第
1速〜第4速のギヤ段の決定がなされるため、何れか1
個のスイッチが単独でオン動作した場合と区別すること
ができる。その結果、電子制御装置(ECU)の特定手
段が、シフト検出スイッチSWF R ,SWR R の何れか
一方とセレクト検出スイッチSWL H ,SWR H の何れ
か一方とから2つの検出信号が入力されるとき、手動変
速の選択判断を行うと共に、この検出信号の組合せによ
り、シフトレバーの手動変速レンジ位置を特定して自動
変速機の手動変速を達成する。また、前記特定手段は、
共通化された入力ポートPF R 又は入力ポートPR R に
単独で信号が入力されるときは、自動変速レンジ位置に
おいて、設定スイッチSWP W R,SWE C O からの信
号が入力されたものと判断し、自動変速機の変速特性を
特定する。かくして、本例によれば、2つの入力ポート
を自動変速のための既存の入力ポートと共通化できるの
で、電子制御装置の入力ポート数の増加を最小限に抑え
て、電子制御装置の大型化を避けながら自動変速機の手
動変速を達成することができる。
は、図10のマニュアルスイッチ信号表に示すように、
必ず2個のスイッチのオン(図に○印で表す)作動で第
1速〜第4速のギヤ段の決定がなされるため、何れか1
個のスイッチが単独でオン動作した場合と区別すること
ができる。その結果、電子制御装置(ECU)の特定手
段が、シフト検出スイッチSWF R ,SWR R の何れか
一方とセレクト検出スイッチSWL H ,SWR H の何れ
か一方とから2つの検出信号が入力されるとき、手動変
速の選択判断を行うと共に、この検出信号の組合せによ
り、シフトレバーの手動変速レンジ位置を特定して自動
変速機の手動変速を達成する。また、前記特定手段は、
共通化された入力ポートPF R 又は入力ポートPR R に
単独で信号が入力されるときは、自動変速レンジ位置に
おいて、設定スイッチSWP W R,SWE C O からの信
号が入力されたものと判断し、自動変速機の変速特性を
特定する。かくして、本例によれば、2つの入力ポート
を自動変速のための既存の入力ポートと共通化できるの
で、電子制御装置の入力ポート数の増加を最小限に抑え
て、電子制御装置の大型化を避けながら自動変速機の手
動変速を達成することができる。
【0031】次に図11〜図14は、本発明の第2実施
例を示す。この例では、設定スイッチが自動変速機のオ
ーバドライブを解除するモーメンタリー方式のオーバド
ライブスイッチSWO D とされ、これがシフト検出スイ
ッチSWF R が接続された入力ポートPF R に並列に接
続されている。こうした構成とした場合、システム構成
は、図12に示すようになり、モードセレクトスイッチ
の部分がオーバドライブスイッチ(ODS/W)とな
る。このシステムにおけるレバー位置検出スイッチ入力
処理のサブルーチンのフローは、図13に示すようにな
り、これでは、第1実施例におけるステップ6’−7の
モード選択キャンセル処理は除かれ、ステップ6’−5
の処理がステップ6’−4によるシフト検出スイッチS
WF R 確定タイマが単独で所定値を越えた場合のシフト
検出スイッチSWF R オンの判断とされ、それによりオ
ーバドライブスイッチSWO D のオン・オフ反転が行わ
れる。当然ながら前例のステップ6’−4の判定及びそ
の結果に従うステップ6’−6の処理も無くされる。そ
の他の点は、特に前例の処理と異なるものではない。こ
の場合のシフトポジションと各検出スイッチのオン・オ
フの関係を前例と同様に図14のマニュアルスイッチ信
号表に示す。
例を示す。この例では、設定スイッチが自動変速機のオ
ーバドライブを解除するモーメンタリー方式のオーバド
ライブスイッチSWO D とされ、これがシフト検出スイ
ッチSWF R が接続された入力ポートPF R に並列に接
続されている。こうした構成とした場合、システム構成
は、図12に示すようになり、モードセレクトスイッチ
の部分がオーバドライブスイッチ(ODS/W)とな
る。このシステムにおけるレバー位置検出スイッチ入力
処理のサブルーチンのフローは、図13に示すようにな
り、これでは、第1実施例におけるステップ6’−7の
モード選択キャンセル処理は除かれ、ステップ6’−5
の処理がステップ6’−4によるシフト検出スイッチS
WF R 確定タイマが単独で所定値を越えた場合のシフト
検出スイッチSWF R オンの判断とされ、それによりオ
ーバドライブスイッチSWO D のオン・オフ反転が行わ
れる。当然ながら前例のステップ6’−4の判定及びそ
の結果に従うステップ6’−6の処理も無くされる。そ
の他の点は、特に前例の処理と異なるものではない。こ
の場合のシフトポジションと各検出スイッチのオン・オ
フの関係を前例と同様に図14のマニュアルスイッチ信
号表に示す。
【0032】以上、本発明を二つの実施例に基づき詳説
したが、本発明は上記実施例の開示内容のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に細部の具体的構成を変更して実施可能なものである
ことはいうまでもない。
したが、本発明は上記実施例の開示内容のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に細部の具体的構成を変更して実施可能なものである
ことはいうまでもない。
【図1】本発明の第1実施例に係る自動変速機の制御装
置の概念図である。
置の概念図である。
【図2】実施例の変速操作装置を一部断面示す背面図で
ある。
ある。
【図3】実施例の変速操作装置に対するシフト検出スイ
ッチの配置と動作を示す側面図である。
ッチの配置と動作を示す側面図である。
【図4】実施例の変速操作装置に対するセレクト検出ス
イッチの配置と動作を示す平面図である。
イッチの配置と動作を示す平面図である。
【図5】実施例の電子制御装置のシステム構成図であ
る。
る。
【図6】電子制御装置の処理を示すジェネラルフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】ジェネラルフロー中のレバー位置検出スイッチ
入力処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
入力処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】シフト検出スイッチの監視サブルーチンを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図9】シフト検出スイッチの監視サブルーチンによる
タイマ処理を示すタイムチャートである。
タイマ処理を示すタイムチャートである。
【図10】実施例におけるシフトポジションと各スイッ
チの作動とに応じた変速制御態様の対応を示す信号表で
ある。
チの作動とに応じた変速制御態様の対応を示す信号表で
ある。
【図11】本発明の第2実施例に係る自動変速機の制御
装置の概念図である。
装置の概念図である。
【図12】第2実施例の電子制御装置のシステム構成図
である。
である。
【図13】第2実施例におけるジェネラルフロー中のレ
バー位置検出スイッチ入力処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
バー位置検出スイッチ入力処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図14】第2実施例におけるシフトポジションと各ス
イッチの作動とに応じた変速制御態様の対応を示す信号
表である。
イッチの作動とに応じた変速制御態様の対応を示す信号
表である。
TL 直線シフトパターン TM S L セレクト路 TM S H シフト路 TM マニュアルシフトパターン 3 シフトレバー SWF R ,SWR R シフト検出スイッチ(レバー位置
検出スイッチ) SWL H ,SWR H セレクト検出スイッチ(レバー位
置検出スイッチ) PR H , PR R , PL H , PF R 入力ポート SWP W R パワーモードスイッチ(設定スイッチ) SWE C O エコノミーモードスイッチ(設定スイッ
チ) SWO D オーバドライブスイッチ(設定スイッチ) ECU 電子制御装置 6’ 特定手段
検出スイッチ) SWL H ,SWR H セレクト検出スイッチ(レバー位
置検出スイッチ) PR H , PR R , PL H , PF R 入力ポート SWP W R パワーモードスイッチ(設定スイッチ) SWE C O エコノミーモードスイッチ(設定スイッ
チ) SWO D オーバドライブスイッチ(設定スイッチ) ECU 電子制御装置 6’ 特定手段
Claims (4)
- 【請求項1】 自動変速用の直線シフトパターンと、該
直線シフトパターンに接続するセレクト路とそれに接続
するシフト路とから成る手動変速用のH字状のマニュア
ルシフトパターンとに沿い変位させて前記両シフトパタ
ーン上に配置された各ポジションを選択操作可能に配設
されたシフトレバーと、自動変速選択時に自動変速機の
変速特性を変更するための設定スイッチと、前記マニュ
アルシフトパターンに沿う前記シフトレバーの変位を検
出するレバー位置検出スイッチと、前記設定スイッチ及
びレバー位置検出スイッチの信号を基に演算処理して変
速制御する電子制御装置とを備える自動変速機の制御装
置において、 前記レバー位置検出スイッチは、前記シフトレバーのシ
フト方向の変位を検出する一対のシフト検出スイッチ
と、セレクト方向の変位を検出する一対のセレクト検出
スイッチとから成り、 前記電子制御装置は、前記各レバー位置検出スイッチに
個々に接続する複数の入力ポートであって、少なくとも
前記シフト検出スイッチの1つが前記設定スイッチにも
並列に接続する複数の入力ポートと、前記シフト検出ス
イッチの何れか一方と前記セレクト検出スイッチの何れ
か一方とからの2つの信号がそれぞれの前記入力ポート
に入力されるとき、手動変速の選択判断をすると共に該
2つの検出信号の組合せにより前記シフトレバーの手動
変速ポジションを特定し、前記設定スイッチが並列に接
続された入力ポートに単独で信号が入力されるとき、前
記設定スイッチからの信号が検出されたものと判断し、
前記自動変速機の変速特性を特定する特定手段を有する
ことを特徴とする自動変速機の制御装置。 - 【請求項2】 前記設定スイッチは、自動変速機の変速
パターンを変更するパワーモードスイッチと、エコノミ
ーモードスイッチとから成り、 前記電子制御装置は、前記シフト検出スイッチの何れか
一方と前記パワーモードスイッチとが並列に接続された
入力ポートと、前記シフト検出スイッチの他方と前記エ
コノミーモードスイッチとが並列に接続された入力ポー
トとを有し、 前記特定手段は、前記シフト検出スイッチの何れか一方
と前記パワーモードスイッチとが並列に接続された入力
ポートからの信号が単独で検出されるときに、前記パワ
ーモードスイッチからの信号が入力されたものと判断
し、前記シフト検出スイッチの他方と前記エコノミーモ
ードスイッチとが並列に接続された入力ポートからの信
号が単独で検出されるときに、前記エコノミーモードス
イッチからの信号が入力されたものと判断し、自動変速
機の変速パターンを特定する請求項1記載の自動変速機
の制御装置。 - 【請求項3】 前記設定スイッチは、自動変速機のオー
バドライブを解除するオーバドライブスイッチであり、
前記特定手段は、前記シフト検出スイッチとオーバドラ
イブスイッチが並列に接続された入力ポートからの信号
が単独で検出されるときに、前記オーバドライブスイッ
チからの信号が入力されたものと判断し、自動変速機を
オーバドライブ解除状態に特定する請求項1記載の自動
変速機の制御装置。 - 【請求項4】 前記設定スイッチは、モーメンタリー方
式スイッチであり、前記特定手段は、前記シフト検出ス
イッチと設定スイッチが並列に接続された入力ポート以
外の入力ポートからの信号が検出されるときに、前記設
定スイッチにより選択された自動変速機の変速特性をキ
ャンセルする請求項1〜3の何れか1項記載の自動変速
機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26326094A JPH08105526A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26326094A JPH08105526A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08105526A true JPH08105526A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17387001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26326094A Pending JPH08105526A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08105526A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013086675A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Mitsubishi Motors Corp | 変速制御装置 |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP26326094A patent/JPH08105526A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013086675A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Mitsubishi Motors Corp | 変速制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101523087B (zh) | 用于自动化的或自动的变速器的换档装置 | |
US7421923B2 (en) | Electronic gearshift structure for vehicle | |
EP1120589B1 (en) | Automated shift select apparatus for a change speed transmission | |
JP3912344B2 (ja) | マニュアルモード付き自動変速機の制御装置 | |
JP2000179681A (ja) | 車両用変速機の変速段検出装置 | |
JPH0694111A (ja) | 自動変速機の操作装置 | |
JPH08105526A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP2001304395A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP3097285B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速操作装置 | |
JP3729602B2 (ja) | 自動変速機の手動変速制御装置 | |
JP3599081B2 (ja) | 変速段表示装置 | |
JPH06280977A (ja) | 車両用自動変速機の変速操作装置 | |
JP2004353828A (ja) | 車両用自動変速機のシフト装置 | |
JP2003139227A (ja) | 車両の機械式自動変速装置 | |
KR100656936B1 (ko) | 시프트 바이 와이어 시스템 | |
JP2841278B2 (ja) | 車両の変速制御装置 | |
JP2002254951A (ja) | シフト装置 | |
JP2861596B2 (ja) | 操作装置 | |
JPH05164237A (ja) | 自動変速機 | |
KR20050060829A (ko) | 오토/매뉴얼 모드선택이 가능한 컬럼 타입의 변속조작기구 | |
JPH0874977A (ja) | 車両用自動変速機の変速操作装置 | |
JPH05256357A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JPH0522688Y2 (ja) | ||
JPH01120462A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JPH04157255A (ja) | 車両用自動変速機 |