JPH08105421A - ドリリングネジ - Google Patents

ドリリングネジ

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Publication number
JPH08105421A
JPH08105421A JP24419094A JP24419094A JPH08105421A JP H08105421 A JPH08105421 A JP H08105421A JP 24419094 A JP24419094 A JP 24419094A JP 24419094 A JP24419094 A JP 24419094A JP H08105421 A JPH08105421 A JP H08105421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
drilling
trumpet
gypsum board
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP24419094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Yokote
卓哉 横手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP24419094A priority Critical patent/JPH08105421A/ja
Publication of JPH08105421A publication Critical patent/JPH08105421A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強化石膏ボード等の硬質ボードを薄手の下地
合板に確実に接合できるドリリングネジを提供する。 【構成】 ドリリングネジ11のトランペット形ネジ頭
13の上端部の開き角度を80度以下に成形する。ネジ
軸部12の2条右雄ネジ15の上部には、弛緩防止のた
め左雄ネジ16を約1周程度形成する。従来のトランペ
ット形ドリリングネジよりもトランペット形ネジ頭13
の開き角度を狭めたことによってトランペット形ネジ頭
13の貫入抵抗が減少し、強化石膏ボード18等の硬質
ボードを薄手の下地合板17に接合する際に、下地合板
17にタッピングされる雌ネジ部19が破壊される現象
が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネジに関するもので
あり、特に石膏ボード等の建築用ボードを下地合板に取
り付ける際に使用するトランペット形ドリリングネジに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレハブ建築等において石膏ボードを下
地合板にネジ止めする際は、ネジ締め機によって下地合
板に締結したネジ頭の高さが石膏ボードの表面と同一に
なることが理想とされる。そして、この仕上がり状態は
皿ネジよりもトランペット形ドリリングネジの方が安定
していることが知られている。即ち、ネジ頭が石膏ボー
ドの表面よりも沈みこむ現象は、皿ネジを使用した場合
よりもトランペット形ドリリングネジを使用した場合に
は比較的少なく、安定した仕上がりが得られる。
【0003】図4は従来のトランペット形のドリリング
ネジ1を示し、ネジ軸部2の上部には指数関数的に拡大
するトランペット形ネジ頭3が設けられている。トラン
ペット形ネジ頭3の上面には十字穴4が設けられ、ネジ
軸部2には2条雄ネジ5が形成されている。トランペッ
ト形ネジ頭3の上端部の開き角度α1は百度乃至百数十
度程度であり、ネジ締め機によってドリリングネジ1を
下地合板上の石膏ボードに締め込むと、ネジ先が石膏ボ
ード及び下地合板を貫通し、2条雄ネジ5が下地合板に
ねじ込まれるとともに、トランペット形ネジ頭3が石膏
ボードに貫入して石膏ボードが下地合板に接合される。
【0004】
【解決しようとする課題】トランペット形のドリリング
ネジによって石膏ボードを下地合板にネジ止めする際
は、下地合板に螺合したドリリングネジの軸方向の推進
力によってトランペット形ネジ頭が石膏ボードの孔壁を
圧壊しつつ石膏ボード内に貫入する。しかしながら、ガ
ラス繊維等の強化材料を混入した強化石膏ボードを4m
m程度の薄手下地合板にネジ止めする場合は、強化石膏
ボードの硬度が高いため、トランペット形ネジ頭が強化
石膏ボードへ貫入する際の抵抗が、下地合板に螺合した
ドリリングネジの推進力を上回り、下地合板に形成され
た雌ネジ部が破壊されてネジが効かず接合不良となるこ
とがある。そこで、強化石膏ボード等の硬質ボードを下
地合板にネジ止めする際の雌ネジ部の破壊を防止して、
確実に硬質ボードと下地合板を接合できるようにするた
めに解決すべき技術的課題が生じており、本発明は上記
課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために提案するものであり、ネジ軸部から上方へ
トランペット形に拡大するネジ頭を有するドリリングネ
ジに於て、前記トランペット形ネジ頭の外周面上端部に
おける開き角度を80度以下としたことを特徴とするド
リリングネジを提供するものである。
【0006】
【作用】ネジ締め機によってドリリングネジを下地合板
上の強化石膏ボード等のボードに締め込むと、ネジ先が
ボード及び下地合板へ貫入し、ドリリングネジの雄ネジ
によって下地合板に雌ネジ部がタッピング成形される。
この雌ネジ部に噛み合う雄ネジの推進力によってドリリ
ングネジがボード及び下地合板を貫通し、トランペット
形ネジ頭はボードの孔壁を圧壊しつつボードに貫入す
る。
【0007】本発明のドリリングネジのトランペット形
ネジ頭は、開き角度が最大で80度以内に成形されてお
り、ボードへ貫入する際の抵抗が低いため、強化石膏ボ
ード等の硬質ボードをネジ締めする際においてもトラン
ペット形ネジ頭の貫入抵抗が下地合板に形成される雌ネ
ジ部の耐力を上回ることがなく、雌ネジ部が破壊される
ことがない。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1及び図2に
従って詳述する。図1は、トランペット形のドリリング
ネジ11を示し、ネジ軸部12の上部から上方へ向かっ
て拡大するトランペット形ネジ頭13が設けられてい
る。図1(b)に示すように、トランペット形ネジ頭1
3の上端部の開き角度α2は80度以下であって、従来
のトランペット形ドリリングネジの開き角度よりも狭角
とし、平坦に形成された上面には、同図(a)に示すよ
うに十字穴14が設けられている。
【0009】木ネジ形状のネジ軸部12には上端のやや
下方からネジ先まで2条右雄ネジ15が刻設され、2条
右雄ネジ15の上部には2条右雄ネジ15よりもネジ山
高さが低い左雄ネジ16が約1周に亘って形成されてい
る。図2に示すように、このドリリングネジ11をネジ
締め機によって下地合板17上の強化石膏ボード18に
締め込むと、ネジ先のきり作用によってネジ軸部12が
強化石膏ボード18及び下地合板17へ貫入し、ネジ軸
部12の2条右雄ネジ15によって下地合板17に雌ネ
ジ部19がタッピング成形される。この雌ネジ部19に
噛み合う2条右雄ネジ15の推進力によってネジ軸部1
2が強化石膏ボード18及び下地合板17を貫通し、ト
ランペット形ネジ頭13は強化石膏ボード18の孔壁を
圧壊しつつ強化石膏ボード18に貫入する。
【0010】トランペット形ネジ頭13は、開き角度が
最大で80度以内に成形されているので、従来のドリリ
ングネジと比較して軸方向の貫入量に対する外径の拡大
度が小であり、貫入抵抗が従来のトランペット形ドリリ
ングネジよりも減少している。よって、トランペット形
ネジ頭13の上面が強化石膏ボード18の表面と同一高
さとなるように、ネジ締め機のトルクを調節してこのド
リリングネジ11を締結する実験を反復した結果、薄手
の下地合板17に形成された雌ネジ部19が破壊される
現象は発生しないことが確認された。
【0011】また、締結後は、2条右雄ネジ15の上部
の左雄ネジ16が強化石膏ボード18及び下地合板17
に螺合し、ドリリングネジ11の回転を制動して弛緩が
防止され、強化石膏ボード18と下地合板17とが強固
に接合される。尚、本発明は上記一実施例に限定するも
のではなく、本発明の技術的範囲内において種々の改変
をなすことができ、例えば、図3に示すようにトランペ
ット形ネジ頭13の外周部に軸方向のリブ20,20,
… を設けてネジ頭貫入時のボード掘削作用を向上させ
る等種々の改変ができ、本発明がそれらの改変されたも
のに及ぶことは当然である。
【0012】
【発明の効果】本発明のドリリングネジは、上記一実施
例において詳述したように、トランペット形ネジ頭の開
き角度を最大で80度以内としてネジ頭が石膏ボード等
へ貫入する際の抵抗を可及的に減少させつつ締結強度を
確保している。従って、下地合板に形成される雌ネジ部
が、トランペット形ネジ頭の貫入抵抗によって破壊され
ることが防止され、ネジ締め機によって強化石膏ボード
等の硬質ボードを薄手の下地合板に確実に接合できるド
リリングネジを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)はドリリング
ネジの平面図、(b)はドリリングネジの正面図であ
る。
【図2】図1のドリリングネジを使用して強化石膏ボー
ドを下地合板に接合した状態を示す断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示し、ドリリングネジの
正面図である。
【図4】従来例を示し、(a)はドリリングネジの平面
図、(b)はドリリングネジの正面図である。
【符号の説明】
11 ドリリングネジ 12 ネジ軸部 13 トランペット形ネジ頭 15 2条右雄ネジ 16 左雄ネジ 17 下地合板 18 強化石膏ボード 19 雌ネジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジ軸部から上方へトランペット形に拡
    大するネジ頭を有するドリリングネジに於て、前記トラ
    ンペット形ネジ頭の外周面上端部における開き角度を8
    0度以下としたことを特徴とするドリリングネジ。
JP24419094A 1994-10-07 1994-10-07 ドリリングネジ Pending JPH08105421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24419094A JPH08105421A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 ドリリングネジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24419094A JPH08105421A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 ドリリングネジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08105421A true JPH08105421A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17115118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24419094A Pending JPH08105421A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 ドリリングネジ

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JP (1) JPH08105421A (ja)

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