JPH08105085A - 掃除口閉塞具 - Google Patents

掃除口閉塞具

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JPH08105085A
JPH08105085A JP27060094A JP27060094A JPH08105085A JP H08105085 A JPH08105085 A JP H08105085A JP 27060094 A JP27060094 A JP 27060094A JP 27060094 A JP27060094 A JP 27060094A JP H08105085 A JPH08105085 A JP H08105085A
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JP
Japan
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disc
lid
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Isao Kobayashi
勲 小林
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Kobayashi Engineering Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円盤状蓋を円筒状本体に簡単に固定出来るよ
うにする。 【構成】 周壁18の一部が、円筒状本体2に向かって
張り出していて、垂下環状壁11との間に間隙19を形
成する可撓性当接部18aとなされ、この可撓性当接部
18aが、円盤状蓋9を円筒状本体2に嵌めると、変形
して円筒状本体2に密接するようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排水管の掃除口端に接続
される掃除口閉塞具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の掃除口閉塞具として以下の如きも
のは知られている。即ち、円筒状本体と、この円筒状本
体に着脱自在にねじ嵌められるようになされた円盤状蓋
とを有するものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の掃除口閉塞具には以下の
如き欠点があった。即ち、円盤状蓋が円筒状本体にねじ
嵌められるようになされたものであったため、円盤状蓋
の着脱に際して、ドライバー等の工具を用いていちいち
円盤状蓋を数回回転させねばならず、その作業が面倒で
あるという欠点があった。また、長期間経過後に排水管
内の掃除を行なうため、円盤状蓋を円筒状本体から取外
そうとした場合、両者のねじ部が錆付いたり、微小な砂
塵等で目詰まりしていて容易に取外すことが出来ないと
いう欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。本発明は、
円筒状本体と、この円筒状本体に着脱自在となされた円
盤状蓋と、この円盤状蓋に下方から着脱自在となされた
合成樹脂製のカバーとを有しており、前記円盤状蓋が、
水平な蓋本体と、この蓋本体に垂下状に設けられた、円
筒状本体に嵌入する垂下環状壁とを有しており、前記カ
バーが、底板と、この底板の周縁に立設された、円盤状
蓋の垂下環状壁に着脱自在にかぶさる周壁とを有してお
り、前記周壁の一部が、円筒状本体に向かって張り出し
ていて、垂下環状壁との間に間隙を形成する可撓性当接
部となされ、この可撓性当接部が、円盤状蓋を円筒状本
体に嵌めると、変形して円筒状本体に密接するようにな
されており、前記カバーと円盤状蓋とによって構成され
る空間に芳香剤が収納されており、前記空間を上方に連
通させる連通路が形成されているものである。
【0005】
【発明の作用】本発明は以下の如き作用をなすものであ
る。可撓性当接部を間隙側に撓ませて、円筒状本体に円
盤状蓋を嵌めるだけで、円盤状蓋を円筒状本体に固定出
来、他方、円盤状蓋を上方に引き上げるだけで円盤状蓋
を円筒状本体から外すことができるので、従来と相違し
て、円盤状蓋の着脱に際し、円盤状蓋をドライバー等の
工具を用いて数回回転させるといった手間が不要であ
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面を参照しつつ2つの実施
例に基づいて説明する。なお、これら実施例において、
同一の部材は同一の符号で示す。
【0007】実施例1(図1及び図2参照) 掃除口閉塞具1は、金属製の円筒状本体2と、この円筒
状本体2に着脱自在となされた金属製の円盤状蓋9と、
この円盤状蓋9に下方から着脱自在となされた合成樹脂
製のカバー16とを有している。
【0008】前記円筒状本体2は、上部のフランジ3
と、このフランジ3に一体形成された短円筒体4とを有
しており、前記円筒状本体2の上部には、2段の環状段
部5、6が形成されている。
【0009】前記円盤状蓋9は、水平な蓋本体10と、
この蓋本体10に垂下状に設けられた、円筒状本体2に
嵌入する垂下環状壁11とを有している。
【0010】前記カバー16は、底板17と、この底板
17の周縁に立設された、円盤状蓋9の垂下環状壁11
に着脱自在にかぶさる周壁18と、この周壁18の上端
に連設されたフランジ20とを有している。前記カバー
16の周壁18の内周面には環状係合部21が形成さ
れ、この環状係合部21に係合する環状係合部13が垂
下環状壁11の外周下端に形成され、両者を係合・分離
することによって、カバー16を円盤状蓋9に取り付け
・取外しすることが出来る。前記周壁18の一部が、円
筒状本体2に向かって張り出していて、垂下環状壁11
との間に間隙19を形成する可撓性当接部18aとなさ
れ、この可撓性当接部18aが、円盤状蓋9を円筒状本
体2に嵌めると、変形して円筒状本体2に密接するよう
になされている。なお、円盤状蓋9が円筒状本体2に嵌
まった状態で、フランジ20は段部6に嵌まり、蓋本体
10の周縁部は段部5に嵌まるようになされている。
【0011】前記カバー16と円盤状蓋9とによって構
成される空間22に芳香剤23が収納されており、前記
空間22を上方に連通させる連通路24が、円盤状蓋9
及びカバー16に形成されている。なお、円盤状蓋9の
蓋本体10に形成された連通路24は、円盤状蓋9を外
す際において円盤状蓋9を引き上げるためのドライバー
が差し込まれる切り欠きを兼ねている。
【0012】実施例2(図3参照) この実施例2では、可撓性当接部18aが、周壁18の
下部に形成されている。
【0013】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)カバー16は、フランジ20を有しないものであ
ってもよい。 (2)芳香剤23には、芳香液・防虫剤・防虫液も含
む。
【0014】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、可撓性当接部を間隙側に撓
ませて、円筒状本体に円盤状蓋を嵌めるだけで、円盤状
蓋を円筒状本体に固定出来、他方、円盤状蓋を上方に引
き上げるだけで円盤状蓋を円筒状本体から外すことがで
きるので、従来と相違して、円盤状蓋の着脱に際し、円
盤状蓋をドライバー等の工具を用いて数回回転させると
いった手間が不要である。 請求項1の発明によれば、円筒状本体と円盤状蓋とが
単なる嵌め合い構造であるので、たとえ長期間経過して
両者が錆び付いたり、両者の間が目詰まりしていても、
円盤状蓋を円筒状本体から取外すことが容易に出来る。 請求項1の発明によれば、芳香剤の香りによって、掃
除口閉塞具の近傍を良い香りに保つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縮小断面図である。
【図3】本発明の実施例2を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 掃除口閉塞具 2 円筒状本体 9 円盤状蓋 10 蓋本体 11 垂下環状壁 16 カバー 17 底板 18 周壁 18a 可撓性当接部 19 間隙 22 空間 23 芳香剤 24 連通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状本体と、この円筒状本体に着脱自
    在となされた円盤状蓋と、この円盤状蓋に下方から着脱
    自在となされた合成樹脂製のカバーとを有しており、前
    記円盤状蓋が、水平な蓋本体と、この蓋本体に垂下状に
    設けられた、円筒状本体に嵌入する垂下環状壁とを有し
    ており、前記カバーが、底板と、この底板の周縁に立設
    された、円盤状蓋の垂下環状壁に着脱自在にかぶさる周
    壁とを有しており、前記周壁の一部が、円筒状本体に向
    かって張り出していて、垂下環状壁との間に間隙を形成
    する可撓性当接部となされ、この可撓性当接部が、円盤
    状蓋を円筒状本体に嵌めると、変形して円筒状本体に密
    接するようになされており、前記カバーと円盤状蓋とに
    よって構成される空間に芳香剤が収納されており、前記
    空間を上方に連通させる連通路が形成されている掃除口
    閉塞具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002021141A (ja) * 2000-07-05 2002-01-23 Eidai Co Ltd 新規設置の水槽付きキャビネットの使用開始方法及びその方法に使用される密閉具を有する排水器具
JP2006090079A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Sanki Eng Co Ltd 床スラブ排水口の構造

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JP2002021141A (ja) * 2000-07-05 2002-01-23 Eidai Co Ltd 新規設置の水槽付きキャビネットの使用開始方法及びその方法に使用される密閉具を有する排水器具
JP2006090079A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Sanki Eng Co Ltd 床スラブ排水口の構造

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