JPH0810406Y2 - ノック式塗布具 - Google Patents

ノック式塗布具

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JPH0810406Y2
JPH0810406Y2 JP6967890U JP6967890U JPH0810406Y2 JP H0810406 Y2 JPH0810406 Y2 JP H0810406Y2 JP 6967890 U JP6967890 U JP 6967890U JP 6967890 U JP6967890 U JP 6967890U JP H0810406 Y2 JPH0810406 Y2 JP H0810406Y2
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JP
Japan
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applicator
knock
cap
liquid
sliding member
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP6967890U
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English (en)
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JPH0430079U (ja
Inventor
利弘 齋藤
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、墨液、絵の具などの描画液を収納した描画
具、インキなどの筆記液を収納した筆記具、アイライナ
ー、リップカラーなどの化粧液を収納した化粧具といっ
た塗布具に関するものであり、更に詳細には、キャップ
装着時の誤ノックを防止したノック式塗布具に関する。
[従来技術] 従来、キャップと塗布具本体とよりなり、塗布具本体
内の液体収容部に直接液体を収容し、塗布具本体のノッ
ク部を押圧することにより塗布体に液体を供給するノッ
ク式塗布具は、ノック部を誤って押圧してしまうことに
よって液体が塗布体に過剰に供給され、塗布体から液体
があふれ出るという問題があった。特に、ノック部を軸
筒の外部に突出しているタイプの場合、ノック時の簡便
さと裏腹に誤ノックが発生し易い。
誤ノックを防止するものとして、実開昭63-1674号公
報には、「軸筒後端部に軸方向に伸縮自在な蛇腹部を設
けた筆記具、化粧具等の液体塗布具において、前端面及
び後端面を開口した筒状を呈して前記蛇腹軸部の外径よ
り大なる内径と蛇腹軸部の軸方向の長さより大なる軸長
を有し蛇腹部の外周を覆う状態でその前端部を蛇腹軸部
の前方の軸筒の非変形軸部に固定され固定状態に於いて
その後端面が非圧縮状態の蛇腹軸部の後端面と同一化そ
れ以上後方に位置するカバーを設けたことを特徴とする
筆記具、化粧具等の液体塗布具。」を実用新案登録請求
の範囲とするノック式の液体塗布具が開示されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記構成での誤ノック防止では、カバ
ーの内径より細いものによって蛇腹部が押圧された場
合、ノックが行われてしまうという問題があった。特
に、誤ノックはキャップを装着して携帯しているときに
発生し易く、従って、一緒に携帯されている他の塗布具
の軸筒などとの圧接により誤ノックが発生しやすい。こ
の場合、塗布体からあふれ出た液体はキヤップ内に溜
り、キャップをはずしたときにこの溜った液体が一時に
あふれ出てしまい、手指のみならず衣服などをも汚損し
てしまう。即ち、本考案の目的は、キヤップ装着状態で
は誤ノックができないノック式塗布具を提供することで
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するためになしたものであ
って、キャップと塗布具本体とよりなり、塗布具本体内
の液体収容部に直接液体を収容し、塗布具本体のノック
部を押圧することにより塗布体に液体を供給するノック
式塗布具において、塗布具本体の軸筒壁部にノック部と
連動する摺動部材を配置し、非ノック時に該摺動部材の
先端が、塗布具本体に装着したキャップ開口端面に当接
してなる後端ノック式塗布具を要旨とするものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
参照符号1は塗布具本体の主体となっている軸筒であ
り、軸筒1の外壁には長手方向に溝1aが設けられてお
り、内部には液体収容部が設けられている。軸筒1内部
の液体収容部の先端には弁座部材2を取付けている。こ
の弁座部材2に対し弾撥体3によって後方付勢された弁
体4が当接している。弁体4の後方にはあまり大きくな
い隙間をあけて棒状部材5の先端が位置している。
棒状部材5は軸筒1の内部を後方まで延在しており、
その後部は軸筒1の後端に取付けた尾栓6の先部中央孔
6aを貫通し、この先部中央孔6aの外周に取付けた蛇腹状
屈伸部を有する弾性膜体7の後端にて固着されている。
尚、前記弾性膜体7を形成する材質としてはポリプロピ
レン、ポリエチレン、ナイロン、エチレン−ビニル酢酸
の共重合体などを例示できる。この弾性膜体7の外側に
は、尾栓6の後部内壁6bに対し移動可能なノック部8が
取付けられている。このノック部8にはL字状の凸部8a
が設けられており、この凸部8aの端部8bは、軸筒1の外
壁の長手方向に設けた溝1a内に摺動可能に挿入される摺
動部材9の後端9aと当接している。摺動部材9の先端9b
は、軸筒1の前方段部1bと面一に位置している。
また、参照符号10は軸筒1の先部に止着する先部材
で、内部に弾撥体3の支持部材11、この支持部材11の前
方の液体一時保留用の筒状のスポンジ等よりなる多孔質
体12を収容しており、更に、多孔質体12の中央にその後
部を配置する繊維収束体などよりなる塗布体13の先端を
突出させている。14はキャップであり、先部材10に嵌合
又は螺合し、開口端面14aを軸筒1の前方段部1bと当接
している。
尚、本実施例では、内部に弁機構を有するタイプの塗
布具を用いて説明したが、弁機構の替わりに、例えば、
細い液体流通路のように、ノック部の押圧によって液体
が塗布体に供給されるものであればよく、内部構造には
限定されない。
また、摺動部材は、ノック部又はキャップにと一体で
あっても良く、要は、キャップ装着時、摺動部材がノッ
ク部と、キャップとに挾着されることによって摺動でき
なければ良いものである。従って、摺動部材の配置位置
も軸筒の外壁に設けた溝だけでなく、壁部に設けた透孔
であってもよい。
次に、作用について説明する。第3図は、使用前のキ
ャップをはずした状態を示し、第4図は使用時のノック
部を押圧している状態を示している。ノック時摺動部材
は、ノック体の押圧に連動して、軸筒の段部より前方に
摺動している。第5図は非使用時のキャップを装着して
いる状態を示し、摺動部材の前端は、キャップ開口端面
に当接しているので、ノック体に誤って押圧力が掛って
もノック体は動かない。
[考案の効果] 本考案に係わるノック式塗布具は、上述した構成であ
るので、キャップ装着時にノック部に誤って押圧力が掛
ってもノックできないので、塗布体からノックがキヤッ
プ内にあふれ出し、キャップ内に溜ったインキで衣服な
どを汚損するという問題の発生しない優れたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
縦断面図、第2図は第1図のI−I線横断面図、第3図
乃至第5図は動作説明図である。 1……軸筒、8……ノック部、9……摺動部材、9b……
摺動部材先端、14……キャップ、14a……キヤップ開口
端面、13……塗布体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャップと塗布具本体とよりなり、塗布具
    本体内の液体収容部に直接液体を収容し、塗布具本体の
    ノック部を押圧することにより塗布体に液体を供給する
    ノック式塗布具において、塗布具本体の軸筒壁部にノッ
    ク部と連動する摺動部材を配置し、非ノック時に該摺動
    部材の先端が、塗布具本体に装着したキャップ開口端面
    に当接してなる後端ノック式塗布具。
JP6967890U 1990-06-30 1990-06-30 ノック式塗布具 Expired - Lifetime JPH0810406Y2 (ja)

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JPH0430079U JPH0430079U (ja) 1992-03-11
JPH0810406Y2 true JPH0810406Y2 (ja) 1996-03-29

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