JPH0810386Y2 - 塗料供給装置 - Google Patents

塗料供給装置

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JPH0810386Y2
JPH0810386Y2 JP1990081454U JP8145490U JPH0810386Y2 JP H0810386 Y2 JPH0810386 Y2 JP H0810386Y2 JP 1990081454 U JP1990081454 U JP 1990081454U JP 8145490 U JP8145490 U JP 8145490U JP H0810386 Y2 JPH0810386 Y2 JP H0810386Y2
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JP
Japan
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paint
air
color change
flow rate
regulators
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秀男 広江
政之 飯野
博 大槻
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、1個のカラーチェンジバルブユニットから
複数の噴霧装置に対して塗料を供給するための装置に関
する。
(2) 従来の技術 従来、複数種類の塗料を選択的に供給するカラーチェ
ンジバルブユニットに噴霧装置を接続して成る塗装装置
は、供給される塗料の圧力損失等による流量変化を考慮
して1個のカラーチェンジバルブユニットに対して1個
の噴霧装置が設けられている。
(3) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、近年においては、塗装作業の効率を向
上させるために1個の塗装装置に複数の噴霧装置が装備
されるようになり、しかもユーザーの好みの多様化によ
り塗色数が増加したため、カラーチェンジバルブユニッ
トの寸法も大型化している。この様な理由から塗装装置
が次第に大型化する傾向にあり、その設備費や設置スペ
ースを節減するために、一個のカラーチェンジバルブユ
ニットから複数の噴霧装置に塗料を供給することができ
る塗装装置が望まれている。
本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、1個の
カラーチェンジバルブユニットから複数の噴霧装置に塗
料を供給することが可能であり、しかも各噴霧装置への
塗料供給量を適切に制御することが可能な塗料供給装置
を提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本考案の塗料供給装置
は、塗料供給源から供給される複数種類の塗料が流入す
るカラーチェンジバルブユニットの流出側に、分岐部を
介して複数の分岐配管を互いに並列に接続し、その複数
の分岐配管の下流端に複数の噴霧装置をそれぞれ接続し
てなる塗料供給装置であって、前記複数の分岐配管の各
々には、その分岐配管毎に独立して設けられるエアオペ
レートレギュレータと、その各エアオペレートレギュレ
ータの下流側に位置する塗料流量計とが互いに直列に介
装され、各エアオペレートレギュレータとこれに対応す
る塗料流量計との間が、該塗料流量計によって検出され
た塗料流量に応じてその上流側のエアオペレートレギュ
レータへの供給エア量を制御し得るように、制御装置お
よび電空変換器を介して接続されることを特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、カラーチェンジバルブユニットか
ら流出して分岐部で複数の分岐配管に分流し各噴霧装置
に供給される塗料の流量が、それぞれ対応する塗料流量
計により検出される。そして、検出された流量は制御装
置において演算処理され、その結果に基づいて電空変換
器を介してエアオペレートレギュレータが分岐配管毎に
独立して駆動される。これにより、各々の噴霧装置に供
給される塗料の流量がそれぞれ最適の値にフィードバッ
ク制御される。
この場合、塗料流量計及びエアオペレートレギュレー
タは、何れもカラーチェンジバルブユニット下流の分岐
部よりも下流側の各分岐配管中に至って各噴霧装置に対
して比較的近く、しかも相互に近接した位置に置かれ
る。また各分岐配管に於いて塗料流量計は、エアオペレ
ートレギュレータよりも下流側(即ち噴霧装置により近
い側)に位置するため、その測定値が噴霧装置の実際の
吐出流量に極めて近くなり、しかも該レギュレータによ
って調整された後の塗料流量を測定することができ、こ
れらにより、噴霧装置の吐出流量変化に該レギュレータ
を極めて応答性よく的確に作動させることが可能とな
る。
(3) 実施例 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
図面に示すように、複数種類の塗料、洗浄液、および
エアを選択的に供給するためのカラーチェンジバルブユ
ニット1は筒状のマニホールド2を備え、そのマニホー
ルド2には、長手方向下流側から上流側に向けてn個の
カラーチェンジバルブユニット31〜3nが所定間隔で配
設されるとともに、その上流端にはエア供給バルブ4と
洗浄液供給バルブ5が配設される。各カラーチェンジバ
ルブ31〜3nは各々塗料循環配管61〜6nを介してn種類
の異なる色の塗料を貯留した塗料供給源7に接続され、
前記エア供給バルブ4と洗浄液供給バルブ5はそれぞれ
エア配管8と洗浄液配管9を介してエア供給源10と洗浄
液供給源11に接続される。
カラーチェンジバルブユニット1のマニホールド2の
下流端に接続された主塗料配管12は分岐部13において複
数の分岐配管としての第1塗料配管14aと第2塗料配管1
4bに二股に分岐し、第1塗料配管14aの下流端には第1
トリガーバルブ15aを介して第1噴霧装置16aが設けられ
るとともに、第2塗料配管14bの下流端には第2トリガ
ーバルブ15bを介して第2噴霧装置16bが設けられる。
第1塗料配管14aには、塗料の流量を制御すべく空気
圧によって開閉されるエアオペレートレギュレータ17a
と、そのレギュレータ17aよりも下流側に在って塗料の
流量を検出する塗料流量計18aが介装され、同様に第2
塗料配管14bにもエアオペレートレギュレータ17bと塗料
流量計18bが介装される。そして、前記2個の塗料流量
計18a,18bの検出信号は制御装置19に入力されて演算処
理され、その出力信号に基づいて電空変換器20が前記2
個のエアオペレートレギュレータ17a,17bを開閉制御す
る。
次に、前述の本考案の一実施例の作用を説明する。
噴霧装置16a,16bが作動していない時、n種類の塗料
は、その固化を防止すべく塗料供給源7、塗料循環配管
1〜6n、およびカラーチェンジバルブ31〜3nよりなる
n個の閉回路を常時循環する。この状態から塗装すべき
色の塗料に対応する何れかのカラーチェンジバルブ31
〜3nを開弁すると、塗料供給源7から供給された塗料は
前記開弁されたカラーチェンジバルブ31〜3nからマニ
ホールド2の内部に入り、更に主塗料配管12および分岐
部13を介して第1塗料配管14aと第2塗料配管14bに供給
される。そして、第1噴霧装置16aに付設した第1トリ
ガーバルブ15aと第2噴霧装置16bに付設した第2トリガ
ーバルブ15bの何れか一方、あるいは両方を開弁する
と、前記第1塗料配管14aおよび第2塗料配管14b中の塗
料は、前記第1噴霧装置16aおよび第2噴霧装置16bから
被塗物に対して吹き付けられる。
このとき、第1塗料配管14aに介装した塗料流量計18a
が検出した塗料の流量は制御装置19において基準値と比
較され、その基準値との間に偏差がある場合には電空変
換器30を介して供給されるエアにより第1エアオペレー
トレギュレータ17aの開度が増減され、前記塗料の流量
が基準値に一致するようにフィードバック制御が行われ
る。また、同様にして第2噴霧装置16bに供給される塗
料の流量も、第2塗料流量計18b、制御装置19、電空変
換器20、および第2エアオペレートレギュレータ17bを
介してフィードバック制御される。而して、一般に第1
噴霧装置16aと第2噴霧装置16bの何れか一方のみを作動
させた場合には、両噴霧装置16a,16bを同時に作動させ
た場合に比べて1個の噴霧装置16a,16bに対する塗料の
供給量が増加する傾向にあるが、前記両エアオペレート
レギュレータ17a,17bをフィードバック制御することに
より各噴霧装置16a,16bに対する塗料の供給量が常に最
適の値に保たれる。また、塗料供給源7における塗料供
給圧力に変動があった場合にも、前述のフィードバック
制御によって各噴霧装置16a,16bに対する塗料供給量が
一定に保持されることは明らかである。
ところで塗料流量計18a,18b及びエアオペレートレギ
ュレータ17a,17bは、何れもカラーチェンジバルブユニ
ット1下流の分岐部13よりも下流側に在って各噴霧装置
16a,16bに対して比較的近く、しかも相互に近接した位
置に置くことができるが、特に塗料流量計18a,18bはエ
アオペレートレギュレータ17a,17bよりも下流側(即ち
噴霧装置16a,16bにより近い側)に位置させてあるた
め、噴霧装置16a,16bの実際の吐出流量に極めて近く、
しかも該レギュレータ17a,17bによって調整された後の
塗料流量を測定できるようになり、その結果、噴霧装置
16a,16bの吐出流量変化に該レギュレータ17a,17bを応答
性よく的確に作動させることができるから噴霧装置16a,
16bの吐出流量管理を正確に行なうことが可能である。
前述のようにして、ある色の塗料の塗装が終了する
と、いままで開弁していたカラーチェンジバルブ31〜3
nを閉弁するとともに、エア供給バルブ4を開弁してエ
ア供給源10からのエアをマニホールド2の上流端に導
き、このエアでマニホールド2、主塗料配管12、第1お
よび第2塗料配管14a,14b、トリガーバルブ15a,15b、お
よび噴霧装置16a,16bの内部に残留した塗料を吹き飛ば
した後、今度は洗浄液供給バルブ5を開弁して洗浄液供
給源11から供給される洗浄液により、前記マニホールド
2〜噴霧装置16a,16b間の塗料の流路を洗浄する。そし
て、前記エア供給バルブ4と洗浄液供給バルブ5を交互
に開弁することにより前記塗料の流路が完全に洗浄され
ると、次のカラーチェンジバルブ31〜3nを開弁して異
なる色の塗料による塗装が開始される。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は前記実
施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範
囲に記載された本考案を逸脱することなく種々の小設計
変更を行うことが可能である。
例えば、カラーチェンジバルブユニット1に接続され
る噴霧装置16a,16bの数は2個に限定されず、3個以上
であっても良い。
C.考案の効果 以上のように、本考案によれば、カラーチェンジバル
ブユニットの流出側に分岐部を介して、複数の噴霧装置
にそれぞれ連なる複数の分岐配管を互いに並列に接続し
たので、複数の噴霧装置に対し1個のカラーチェンジバ
ルブユニットを共通に使用することができ、それだけ設
備費の節減や設置スペースの低減に寄与することができ
る。
また上記複数の分岐配管の各々には、その分岐配管毎
に独立して設けられるエアオペレートレギュレータと、
その各エアオペレートレギュレータの下流側に位置する
塗料流量計とを互いに直列に介装し、各エアオペレート
レギュレータへの供給エア量を、対応する塗料流量計の
検出流量に応じて制御するようにしたので、分岐部の
下流側に位置して複数の噴霧装置に個別に連なる複数の
分岐配管の各々にレギュレータ及び流量計が設けられて
いて、それらレギュレータ及び流量計を各噴霧装置に極
力近接させ得ると共に、各噴霧装置毎に独立した専用の
レギュレータ及び流量計を使用し得るという効果と、
各分岐配管に於いて流量計は、レギュレータよりも下流
側(即ち各噴霧装置により近い側)に位置していて、そ
の計測値を各噴霧装置の実際の吐出流量に極めて近づけ
得ると共に、該レギュレータによって調整された後の塗
料流量を測定し得るという効果とが併せて達成され、そ
の両効果が相俟って、各々の噴霧装置の吐出流量変化に
応じ、対応するレギュレータを応答性よく的確に作動さ
せることができる。その結果、共通1個のカラーチェン
ジバルブユニットから複数の噴霧装置に塗料供給を行う
にも拘わらず、その各々の噴霧装置の吐出流量を互いに
独立して正確に管理することができるため、それら複数
の噴霧装置を単独に、あるいは同時に作動させても、各
噴霧装置に供給される塗料の流量を各々適正値に精度よ
く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の塗料供給装置の一実施例を示す全体構成
図である。 1……カラーチェンジバルブユニット、7……塗料供給
源、13……分岐部、14a,14b……分岐配管としての第1,
第2塗料配管、16a,16b……噴霧装置、17a,17b……エア
オペレートレギュレータ、18a,18b……塗料流量計、19
……制御装置、20……電空変換器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料供給源(7)から供給される複数種類
    の塗料が流入するカラーチェンジバルブユニット(1)
    の流出側に、分岐部(13)を介して複数の分岐配管(14
    a,14b)を互いに並列に接続し、その複数の分岐配管(1
    4a,14b)の下流端に複数の噴霧装置(16a,16b)をそれ
    ぞれ接続してなる塗料供給装置であって、 前記複数の分岐配管(14a,14b)の各々には、その分岐
    配管(14a,14b)毎に独立して設けられるエアオペレー
    トレギュレータ(17a,17b)と、その各エアオペレート
    レギュレータ(17a,17b)の下流側に位置する塗料流量
    計(18a,18b)とが互いに直列に介装され、 各エアオペレートレギュレータ(17a,17b)とこれに対
    応する塗料流量計(18a,18b)との間が、該塗料流量計
    (18a,18b)によって検出された塗料流量に応じてその
    上流側のエアオペレートレギュレータ(17a,17b)への
    供給エア量を制御し得るように、制御装置(19)および
    電空変換器(20)を介して接続されることを特徴とす
    る、塗料供給装置。
JP1990081454U 1990-07-31 1990-07-31 塗料供給装置 Expired - Lifetime JPH0810386Y2 (ja)

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JPS63267467A (ja) * 1987-04-24 1988-11-04 Nissan Motor Co Ltd 塗装装置の塗料吐出量制御装置
JPH0624653B2 (ja) * 1987-09-24 1994-04-06 マツダ株式会社 塗料の吐出量制御装置
JP2575739B2 (ja) * 1987-10-07 1997-01-29 マツダ株式会社 塗料の吐出量制御装置
JPH0231849A (ja) * 1988-07-21 1990-02-01 Nissan Motor Co Ltd 塗装装置の塗料吐出量制御装置

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