JPS629965Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629965Y2 JPS629965Y2 JP11421480U JP11421480U JPS629965Y2 JP S629965 Y2 JPS629965 Y2 JP S629965Y2 JP 11421480 U JP11421480 U JP 11421480U JP 11421480 U JP11421480 U JP 11421480U JP S629965 Y2 JPS629965 Y2 JP S629965Y2
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- JP
- Japan
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- return line
- paint
- valve
- spray
- gun
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 11
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 11
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 10
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 18
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は塗料を加温してスプレーするホツトエ
アレス塗装回路による塗装装置に関する。
アレス塗装回路による塗装装置に関する。
ホツト・エアレス塗装装置においては、第1図
のように塗料の供給ライン1にヒータ2を設けて
塗料を加温しスプレーしている。しかしながら非
塗装時には塗料の流れが停止して一定位置の塗料
だけが局部的に加熱されてしまうために、スプレ
ー・ガン4が作動されない時は該スプレー・ガン
4に送られる塗料が該スプレー・ガン内を通つて
戻りライン5に戻されるような循環回路に形成
し、ポンプ7によつて回路内を循環させている。
そして塗装時には、供給ラインに設けた圧力調整
弁3の弁圧と、戻りラインに設けた背圧弁6の弁
圧との差によつてスプレー圧が決められ、塗料を
霧化して噴射するよになつている。
のように塗料の供給ライン1にヒータ2を設けて
塗料を加温しスプレーしている。しかしながら非
塗装時には塗料の流れが停止して一定位置の塗料
だけが局部的に加熱されてしまうために、スプレ
ー・ガン4が作動されない時は該スプレー・ガン
4に送られる塗料が該スプレー・ガン内を通つて
戻りライン5に戻されるような循環回路に形成
し、ポンプ7によつて回路内を循環させている。
そして塗装時には、供給ラインに設けた圧力調整
弁3の弁圧と、戻りラインに設けた背圧弁6の弁
圧との差によつてスプレー圧が決められ、塗料を
霧化して噴射するよになつている。
しかしながら、複数のスプレー・ガンを間欠的
に稼動させる場合従来の装置においては、ガン
(例えば4b)の戻りライン5bを流れる流体の
圧力が、ガン(例えば4a)の戻りラインに設け
た背圧弁6aに対して干渉するために、作動中の
ガン4a,4bのスプレー圧が不安定となり、高
精度で安定したスプレー状態が得られにくい欠点
があつた。またポンプ7やタンク8および背圧弁
6有する供給側と、スプレー・ガン4を有する塗
装側との距離が離れている場合が多く、このよう
な場合は多数の配管を有する戻りライン5の構成
が繁雑となり、設備コストも多くを要する欠点が
あつた。
に稼動させる場合従来の装置においては、ガン
(例えば4b)の戻りライン5bを流れる流体の
圧力が、ガン(例えば4a)の戻りラインに設け
た背圧弁6aに対して干渉するために、作動中の
ガン4a,4bのスプレー圧が不安定となり、高
精度で安定したスプレー状態が得られにくい欠点
があつた。またポンプ7やタンク8および背圧弁
6有する供給側と、スプレー・ガン4を有する塗
装側との距離が離れている場合が多く、このよう
な場合は多数の配管を有する戻りライン5の構成
が繁雑となり、設備コストも多くを要する欠点が
あつた。
本考案の目的は、このような従来のホツト・エ
アレス塗装装置における欠点に対処することであ
り、簡潔な配管と安定したスプレー状態がえられ
る塗装装置を提供することにある。
アレス塗装装置における欠点に対処することであ
り、簡潔な配管と安定したスプレー状態がえられ
る塗装装置を提供することにある。
本考案装置の構成を第2図によつて説明する。
方装置の回路においては供給ラインは従来構造の
ものと変りはないが、戻りラインの構造に特徴が
ある。すなわち供給ライン1にはヒータ2を有
し、さらに各スプレー・ガン4に通ずる分岐管路
には圧力調整弁3をそれぞれ設けてある。一方、
戻りライン側においては、制御弁9を設けてそれ
ぞれのガン独自の戻りライン51を形成し、戻り
ラインの主管路5に接続させる。戻り主管路5は
各スプレー・ガンの戻りラインを基点において集
結した1本の管路であつて、戻りラインのほぼ全
長域に対応させ、ポンプ7側の位置に背圧弁6を
設ける。
方装置の回路においては供給ラインは従来構造の
ものと変りはないが、戻りラインの構造に特徴が
ある。すなわち供給ライン1にはヒータ2を有
し、さらに各スプレー・ガン4に通ずる分岐管路
には圧力調整弁3をそれぞれ設けてある。一方、
戻りライン側においては、制御弁9を設けてそれ
ぞれのガン独自の戻りライン51を形成し、戻り
ラインの主管路5に接続させる。戻り主管路5は
各スプレー・ガンの戻りラインを基点において集
結した1本の管路であつて、戻りラインのほぼ全
長域に対応させ、ポンプ7側の位置に背圧弁6を
設ける。
前述した各スプレー・ガンの戻りライ側に設け
る制御弁は、公知の電磁弁式2ポート開閉弁を使
用し、ガンの停止時には、開状態にして循環回路
を形成させ、ガンの作動時には閉状態にする。こ
の時のガンは圧力調整弁3による設定圧によつて
スプレー動作が行われるものであつて、戻り主管
路5からの背圧は、前記制御弁9の閉止によつて
確実に遮断されるために安定したスプレー状態が
得られる。
る制御弁は、公知の電磁弁式2ポート開閉弁を使
用し、ガンの停止時には、開状態にして循環回路
を形成させ、ガンの作動時には閉状態にする。こ
の時のガンは圧力調整弁3による設定圧によつて
スプレー動作が行われるものであつて、戻り主管
路5からの背圧は、前記制御弁9の閉止によつて
確実に遮断されるために安定したスプレー状態が
得られる。
このように、本考案の塗装装置においては、複
数のスプレー・ガンを備えた回路において、任意
の1個または複数個のガンを作動させるに際し
て、各ガンに独立した圧力を設定することが可能
となり、しかも他のガンの背圧の影響を受けない
安定した状態でスプレーを行なうことができるか
ら塗装が均一となり、塗装品質を向上させる。ま
た戻りラインは単に1本の管路として形成される
ため装置が簡潔となり、設備費用も節減される。
数のスプレー・ガンを備えた回路において、任意
の1個または複数個のガンを作動させるに際し
て、各ガンに独立した圧力を設定することが可能
となり、しかも他のガンの背圧の影響を受けない
安定した状態でスプレーを行なうことができるか
ら塗装が均一となり、塗装品質を向上させる。ま
た戻りラインは単に1本の管路として形成される
ため装置が簡潔となり、設備費用も節減される。
第1図は従来のホツト・エアレス塗装装置の回
路構成を示す図面。第2図は本考案による塗装装
置の回路構成を示す図面。 1:供給ライン、2:ヒータ、3:圧力調整
弁、4:スプレー・ガン、5:戻りライン、6:
背圧弁、7:ポンプ、8:タンク、9:制御弁。
路構成を示す図面。第2図は本考案による塗装装
置の回路構成を示す図面。 1:供給ライン、2:ヒータ、3:圧力調整
弁、4:スプレー・ガン、5:戻りライン、6:
背圧弁、7:ポンプ、8:タンク、9:制御弁。
Claims (1)
- 加温ヒータを備えた供給ラインを分岐して複数
のスプレーに常に塗料を供給し非塗装時には背圧
弁を備えた戻しラインによつて供給塗料をポンプ
へ循環せしめる回路を有する塗装装置において、
供給ラインの各分岐管路に圧力調整弁を設け、各
スプレーの独自の戻りライン側に制御弁を設けて
管路を形成し、複数の前記独自の管路を集束した
管路を戻りラインの主管として適用させるように
構成した塗料循環回路を有する塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11421480U JPS629965Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11421480U JPS629965Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5739664U JPS5739664U (ja) | 1982-03-03 |
JPS629965Y2 true JPS629965Y2 (ja) | 1987-03-09 |
Family
ID=29475205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11421480U Expired JPS629965Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS629965Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6257483A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-13 | Toshiba Corp | 復水器のシール方法 |
WO2016031813A1 (ja) * | 2014-08-25 | 2016-03-03 | 関西ペイント株式会社 | 塗料循環システム |
JP2018065092A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | トリニティ工業株式会社 | 塗料循環装置 |
-
1980
- 1980-08-12 JP JP11421480U patent/JPS629965Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5739664U (ja) | 1982-03-03 |
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