JPH08103436A - ディジタル血管撮影装置 - Google Patents

ディジタル血管撮影装置

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JPH08103436A
JPH08103436A JP6266066A JP26606694A JPH08103436A JP H08103436 A JPH08103436 A JP H08103436A JP 6266066 A JP6266066 A JP 6266066A JP 26606694 A JP26606694 A JP 26606694A JP H08103436 A JPH08103436 A JP H08103436A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタル血管撮影装置において、透視画像か
ら撮影時のX線補償フィルタの挿入位置を算出してその
算出位置へX線補償フィルタを自動挿入することを可能
とする。 【構成】テレビカメラ6からの出力信号をディジタル化
するA/D変換器7の出力側に接続された透視画像メモ
リ13により上記A/D変換器7から出力された透視画
像のデータを格納し、その後段の挿入位置算出手段14
で上記透視画像メモリ13から画像データを読み出して
撮影時のX線補償フィルタ4の挿入位置を算出し、その
後段のフィルタコントロール装置15により上記挿入位
置算出手段14で算出された位置へ上記X線補償フィル
タ4を挿入制御するようにしたものである。これによ
り、透視画像から撮影時のX線補償フィルタ4の挿入位
置を算出してその算出位置へX線補償フィルタ4を自動
挿入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体の血管内に造影
剤を注入して放射線を照射しその検出信号をディジタル
化した後に画像処理を行って血管像を得るディジタル血
管撮影装置に関し、特に透視画像から撮影時の濃度補償
フィルタの挿入位置を算出してその算出位置へ濃度補償
フィルタを自動挿入することができるデイジタル血管撮
影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディジタル血管撮影装置
は、被検体内に造影剤を注入する造影剤注入器と、上記
被検体に放射線を照射する放射線源と、この放射線源の
前面に配置され照射される放射線を減衰させる濃度補償
フィルタと、上記被検体を間に挾んで上記放射線源と対
向配置され被検体からの透過放射線像を可視光像に変換
する放射線検出器と、この放射線検出器からの出力光学
像を電気信号に変換するテレビカメラと、このテレビカ
メラからの出力信号をディジタル信号に変換するA/D
変換器と、このA/D変換器からのディジタル信号を画
像データとして格納する記憶装置と、この記憶装置から
画像データを読み出して演算処理し再び上記記憶装置に
送る演算装置と、上記記憶装置から演算処理後のディジ
タル信号を読み出してアナログ信号に変換するD/A変
換器と、このD/A変換器からのアナログ信号に基づい
て画像表示する表示装置と、上記各構成要素の動作を制
御する制御装置とを有して成っていた。そして、医師等
の操作者は、得られる画像がハレーションを起こさない
ように、上記表示装置の画面に表示される透視画像を見
ながら濃度補償フィルタを手動操作により必要な領域へ
挿入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のディジタル血管撮影装置においては、医師等の操作
者が表示装置の画面に表示される透視画像を見ながら判
断して濃度補償フィルタを手動操作により必要な領域へ
いちいち挿入していたので、被検体について撮影を行う
度に必要な領域へ濃度補償フィルタを挿入しなければな
らなかった。この場合、被検体についての血管像の撮影
操作は、被検体の所要部位へカテーテルを挿入したり、
撮影位置を決定する等、種々の複雑な操作を行わなけれ
ばならず、操作者が更に上記濃度補償フィルタを適正位
置に挿入するのは大変な負担となるものであった。従っ
て、濃度補償フィルタの挿入操作を行う専属の技師が一
人必要となることがあった。また、手動操作による濃度
補償フィルタの挿入は、適正な位置に挿入セットするの
に時間がかかり、被検体に精神的な苦痛を与えると共
に、検査効率が低下するものであった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、透視画像から撮影時の濃度補償フィルタの挿入位
置を算出してその算出位置へ濃度補償フィルタを自動挿
入することができるディジタル血管撮影装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるディジタル血管撮影装置は、被検体内
に造影剤を注入する造影剤注入器と、上記被検体に放射
線を照射する放射線源と、この放射線源の前面に配置さ
れ照射される放射線を減衰させる濃度補償フィルタと、
上記被検体を間に挾んで上記放射線源と対向配置され被
検体からの透過放射線像を可視光像に変換する放射線検
出器と、この放射線検出器からの出力光学像を電気信号
に変換するテレビカメラと、このテレビカメラからの出
力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、こ
のA/D変換器からのディジタル信号を画像データとし
て格納する記憶装置と、この記憶装置から画像データを
読み出して演算処理し再び上記記憶装置に送る演算装置
と、上記記憶装置から演算処理後のディジタル信号を読
み出してアナログ信号に変換するD/A変換器と、この
D/A変換器からのアナログ信号に基づいて画像表示す
る表示装置と、上記各構成要素の動作を制御する制御装
置とを有して成るデイジタル血管撮影装置において、上
記A/D変換器からの透視画像のデータを格納する透視
画像記憶装置と、この透視画像記憶装置から画像データ
を読み出して撮影時の濃度補償フィルタの挿入位置を算
出する挿入位置算出手段と、この挿入位置算出手段によ
って算出された位置へ上記濃度補償フィルタを挿入制御
するフィルタコントロール装置とを設けたものである。
【0006】
【作用】このように構成されたディジタル血管撮影装置
は、テレビカメラからの出力信号をディジタル化するA
/D変換器の出力側に接続された透視画像記憶装置によ
り上記A/D変換器から出力された透視画像のデータを
格納し、その後段の挿入位置算出手段で上記透視画像記
憶装置から画像データを読み出して撮影時の濃度補償フ
ィルタの挿入位置を算出し、その後段のフィルタコント
ロール装置により上記挿入位置算出手段で算出された位
置へ上記濃度補償フィルタを挿入制御するように動作す
る。これにより、透視画像から撮影時の濃度補償フィル
タの挿入位置を算出してその算出位置へ濃度補償フィル
タを自動挿入することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明によるディジタル血管撮
影装置の実施例を示すブロック図である。このディジタ
ル血管撮影装置は、被検体の血管内に造影剤を注入して
放射線を照射しその検出信号をディジタル化した後に画
像処理を行って血管像を得るもので、図1に示すよう
に、造影剤注入器2と、X線管球3と、X線補償フィル
タ4と、イメージインテンシファイア(以下「I.I.」
と略称する)5と、テレビカメラ6と、A/D変換器7
と、フレームメモリ8と、演算装置9と、D/A変換器
10と、表示装置11と、中央処理装置12とを有し、
更に透視画像メモリ13と、挿入位置算出手段14と、
フィルタコントロール装置15とを備えて成る。
【0008】上記造影剤注入器2は、テーブル16上に
寝載された被検体1の血管内に造影剤を注入するもの
で、上記被検体1に挿入されたカテーテルに接続される
と共に、後述の中央処理装置12で制御されるようにな
っている。X線管球3は、上記被検体1に放射線(X
線)を照射する放射線源となるもので、中央処理装置1
2で制御されるX線制御器17及び高圧発生器18によ
り高電圧を印加されX線を放射するようになっている。
X線補償フィルタ4は、上記X線管球3から放射される
X線を減衰させ、得られる透視画像がハレーションを起
こさないようにする濃度補償フィルタとなるもので、X
線管球3の前面に図3に示すように例えば2枚の矩形の
羽根41 ,42 が配置されると共に、適宜開閉可能とさ
れている。
【0009】I.I.5は、上記X線管球3から放射され
被検体1を透過した放射線像(透過X線像)を入射して
可視光像に変換する放射線検出器となるもので、上記被
検体1を間に挾んでX線管球3と対向配置されている。
テレビカメラ6は、上記I.I.5からの出力光学像を撮影
して電気信号に変換するもので、I.I.5の光学的出力
面に接続されている。A/D変換器7は、上記テレビカ
メラ6からの出力信号をディジタル信号に変換するもの
である。また、フレームメモリ8は、上記A/D変換器
7から出力されたディジタル信号を入力して画像データ
として格納する記憶装置となるものである。さらに、演
算装置9は、上記フレームメモリ8から画像データを読
み出して所要の演算処理をし、再びそのフレームメモリ
8へ送るものである。
【0010】D/A変換器10は、上記フレームメモリ
8から演算処理後のディジタル信号を読み出してアナロ
グ信号に変換するものである。また、表示装置11は、
上記D/A変換器10から出力されるアナログ信号に基
づいて血管像を画像表示するもので、例えばテレビモニ
タから成る。
【0011】そして、中央処理装置12は、上記の各構
成要素の動作を制御する制御装置となるもので、操作卓
19から撮影モードや撮影部位の選択あるいは撮影スタ
ート等のコマンド入力を行うようになっている。
【0012】ここで、本発明においては、上記A/D変
換器7の出力側に、透視画像メモリ13と、挿入位置算
出手段14と、フィルタコントロール装置15とが設け
られている。上記透視画像メモリ13は、A/D変換器
7から出力される透視画像のデータを入力して格納する
透視画像記憶装置となるもので、例えばフレームメモリ
から成る。また、挿入位置算出手段14は、上記透視画
像メモリ13から画像データを読み出して、撮影時のX
線補償フィルタ4のX線管球3に対する挿入位置を算出
するものである。さらに、フィルタコントロール装置1
5は、上記挿入位置算出手段14によって算出された位
置へ上記X線補償フィルタ4を挿入制御するもので、そ
の内部構成は、図2に示すように、挿入位置算出手段1
4から送られてくるフィルタコントロールパラメータP
1 ,P2 とX線補償フィルタ4から送られてくる各羽根
1 ,42 の位置情報S1 ,S2 とを比較するフィルタ
位置比較装置20と、このフィルタ位置比較装置20か
ら出力される比較結果S3を入力して上記X線補償フィ
ルタ4の各羽根41 ,42 の位置制御をするモータ(図
示省略)に対し、その駆動信号Sm を送出するモータド
ライバ21とから成る。そして、このモータドライバ2
1からの駆動信号Sm がX線補償フィルタ4のモータに
入力して該モータが動作することにより、自動的に各羽
根41 ,42の挿入,退避が行われるようになってい
る。
【0013】次に、このように構成されたディジタル血
管撮影装置におけるX線補償フィルタ4の制御動作につ
いて、図3及び図4を参照して説明する。まず、図1に
おいて、X線管球3より放射されたX線は、被検体1を
透過してI.I.5で可視光像に変換される。このI.I.
5からの出力光学像はテレビカメラ6で撮影され、この
テレビカメラ6からの出力信号はA/D変換器7でディ
ジタル信号に変換される。このディジタル信号に変換さ
れた画像データは、操作卓19で入力される撮影モード
が「透視」のときは透視画像メモリ13へ格納され、撮
影モードが「撮影」のときは直接又は演算装置9で演算
された後にフレームメモリ8へ格納される。
【0014】次に、上記透視画像メモリ13へ格納され
た画像データはその後読み出され、挿入位置算出手段1
4へ入力してX線補償フィルタ4の挿入が必要な領域か
或いは必要でない領域かを区別するために2値化処理が
行われ、連結成分毎にラベル付けがされる。このとき、
上記2値化処理のしきい値は、テレビカメラ6からの出
力信号のサチュレーション値などにより予め定めておく
ものとする。そして、上記ラベル付けされた各連結成分
は、それぞれ重心位置が算出される。このような状態
で、X線補償フィルタ4の挿入位置が決定される。
【0015】図3はX線補償フィルタ4が2枚の矩形の
羽根41 ,42 で構成され、各々が水平方向に画像Iの
中心部まで挿入が可能な場合のフィルタ挿入位置決定方
法の一例を示す説明図である。この場合、連結成分の重
心位置が画像Iの右半分に位置するときには右側の羽根
1 を、画像Iの左半分に位置するときには左側の羽根
2 をそれぞれ挿入するものとする。このとき、図4に
示すように、それぞれの領域内の連結成分の重心から画
像中心(x0,y0)までの距離を最短とする連結成分A
1 ,A2 の重心位置(x1,y1),(x2,y2)を求
め、これらの値から各羽根41 ,42 の挿入位置D1
2 を次式に従って求める。 D1=|x0−x1|−d1 …(1) D2=|x0−x2|−d2 …(2) ここで、d1 ,d2 は、連結成分A1 ,A2 の重心位置
(x1,y1),(x2,y2 )を通る直線x=x1 ,x
=x2 と、この直線より画像Iの中心側にある連結成分
1 ,A2 の各座標との距離の最大値を示している。
【0016】上記各羽根41 ,42 の挿入位置D1 ,D
2 は、図1に示すI.I.5の透視時の視野サイズSi
びX線管球3の焦点からI.I.5までの距離Df 或いは
X線補償フィルタ4まで距離D4 を用い、以下の式に従
ってフィルタコントロールパラメータP1 ,P2 への変
換が行われる。 P1={(D4×Si)/(Df×Smax)}×D1 …(3) P2={(D4×Si)/(Df×Smax)}×D2 …(4) ここで、Smax は、I.I.5の最大視野サイズを表して
いる。そして、このようにして算出されたフィルタコン
トロールパラメータP1 ,P2 は、図1に示す挿入位置
算出手段14からフィルタコントロール装置15へ送ら
れる。
【0017】その後、図2に示すように、上記フィルタ
コントロールパラメータP1 ,P2は、フィルタコント
ロール装置15内のフィルタ位置比較装置20でX線補
償フィルタ4から送られてくる各羽根41 ,42 の位置
情報S1 ,S2 と比較され、この比較結果S3 に基づい
てモータドライバ21がX線補償フィルタ4のモータ
(図示省略)に対しその駆動信号Sm を送出することに
より、上記モータが動作して図3に示す各羽根41 ,4
2 が矢印のように自動的に挿入,退避して所要の位置に
停止する。
【0018】図5はX線補償フィルタ4の他の実施例を
示す説明図である。この実施例は、4枚の矩形の羽根4
1 ,42 ,43 ,44 を有し、各羽根41 〜44 がそれ
ぞれ四方向から画像Iの中心部に向けて挿入,退避可能
に構成したものである。この場合は、図6に示すよう
に、画像中心(x0,y0)に対し、それぞれの羽根41
〜44 を挿入すべき領域E1 ,E2 ,E3 ,E4 を予め
割り当て、それぞれの領域E1 〜E4 内の連結成分の重
心から画像中心(x0,y0)までの距離を最短とする連
結成分の重心位置を求め、これらの値から各羽根41
4 の挿入位置を求めればよい。
【0019】このとき、左右方向の羽根41 ,42 の挿
入位置D1 ,D2 は、前述の式(1),(2)に従って求め
る。一方、上下方向の羽根43 ,44 の挿入位置D3
4は、次式に従って求める。 D3=|y0−y3|−d3 …(5) D4=|y0−y4|−d4 …(6) ここで、y3 ,y4 は、領域E3,E4内の連結成分の重
心から画像中心(x0,y0 )までの距離を最短とする
連結成分A3 ,A4 の重心位置(x3,y3),(x4
4)のy成分を表している。また、d3 ,d4 は、上
記連結成分A3 ,A4 の重心位置を通る直線y=y3
y=y4 と、この直線より画像中心(x0,y0 )側に
ある連結成分A3 ,A4 の各座標との距離の最大値を表
している。
【0020】このようにして求めた各羽根41 〜44
挿入位置D1 〜D4 は、図3に示す実施例と同様に、フ
ィルタコントロールパラメータP1 〜P4 に変換された
後に、図1に示すフィルタコントロール装置15へ送ら
れ、X線補償フィルタ4の各羽根41 〜44 を挿入制御
する。
【0021】なお、図1に示す実施例においては、フレ
ームメモリ8と透視画像メモリ13とを別個独立に構成
したものとしたが、共通の一つのメモリを用い、それぞ
れの画像データを格納するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
テレビカメラからの出力信力をディジタル化するA/D
変換器の出力側に接続された透視画像記憶装置により上
記A/D変換器から出力された透視画像のデータを格納
し、その後段の挿入位置算出手段で上記透視画像記憶装
置から画像データを読み出して撮影時の濃度補償フィル
タの挿入位置を算出し、その後段のフィルタコントロー
ル装置により上記挿入位置算出手段で算出された位置へ
上記濃度補償フィルタを挿入制御することができる。こ
れにより、透視画像から撮影時の濃度補償フィルタの挿
入位置を算出してその算出位置へ濃度補償フィルタを自
動挿入することができる。従って、従来のように濃度補
償フィルタの挿入操作を行う専属の技師が必要となるこ
とはない。また、濃度補償フィルタを自動挿入により短
時間でセットすることができるので、被検体に与える精
神的な苦痛を軽減できると共に、検査効率を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデイジタル血管撮影装置の実施例
を示すブロック図である。
【図2】フィルタコントロール装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】X線補償フィルタの制御動作を示す説明図であ
る。
【図4】上記X線補償フィルタの各羽根の挿入位置を算
出する状態を示す説明図である。
【図5】X線補償フィルタの他の実施例を示す説明図で
ある。
【図6】上記他の実施例におけるX線補償フィルタの各
羽根の挿入位置を算出する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 被検体 2 造影剤注入器 3 X線管球 4 X線補償フィルタ 41〜44 X線補償フィルタの羽根 5 I.I. 6 テレビカメラ 7 A/D変換器 8 フレームメモリ 9 演算装置 10 D/A変換器 11 表示装置 12 中央処理装置 13 透視画像メモリ 14 挿入位置算出手段 15 フィルタコントロール装置 20 フィルタ位置比較装置 21 モータドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/20 G06F 15/68 400 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体内に造影剤を注入する造影剤注入器
    と、上記被検体に放射線を照射する放射線源と、この放
    射線源の前面に配置され照射される放射線を減衰させる
    濃度補償フィルタと、上記被検体を間に挾んで上記放射
    線源と対向配置され被検体からの透過放射線像を可視光
    像に変換する放射線検出器と、この放射線検出器からの
    出力光学像を電気信号に変換するテレビカメラと、この
    テレビカメラからの出力信号をディジタル信号に変換す
    るA/D変換器と、このA/D変換器からのディジタル
    信号を画像データとして格納する記憶装置と、この記憶
    装置から画像データを読み出して演算処理し再び上記記
    憶装置に送る演算装置と、上記記憶装置から演算処理後
    のディジタル信号を読み出してアナログ信号に変換する
    D/A変換器と、このD/A変換器からのアナログ信号
    に基づいて画像表示する表示装置と、上記各構成要素の
    動作を制御する制御装置とを有して成るディジタル血管
    撮影装置において、上記A/D変換器からの透視画像の
    データを格納する透視画像記憶装置と、この透視画像記
    憶装置から画像データを読み出して撮影時の濃度補償フ
    ィルタの挿入位置を算出する挿入位置算出手段と、この
    挿入位置算出手段によって算出された位置へ上記濃度補
    償フィルタを挿入制御するフィルタコントロール装置と
    を設けたことを特徴とするディジタル血管撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013523244A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ X線画像装置における吸収手段の自動位置決め

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JP2013523244A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ X線画像装置における吸収手段の自動位置決め
US10271808B2 (en) 2010-03-31 2019-04-30 Koninklijke Philips N.V. Automatic positioning of absorption means in X-ray image acquisition

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