JPH08103143A - 移動農機の走行伝動装置 - Google Patents

移動農機の走行伝動装置

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Publication number
JPH08103143A
JPH08103143A JP26311494A JP26311494A JPH08103143A JP H08103143 A JPH08103143 A JP H08103143A JP 26311494 A JP26311494 A JP 26311494A JP 26311494 A JP26311494 A JP 26311494A JP H08103143 A JPH08103143 A JP H08103143A
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JP
Japan
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clutch
speed
shaft
transmission
gear
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Application number
JP26311494A
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English (en)
Inventor
Yasushi Fujita
靖 藤田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コンバインなどの移動農機が一方
のクローラを低速で正転駆動して緩旋回する場合に、大
きい旋回半径でもまた小さい旋回半径でも適宜に調整し
て旋回できるように、旋回半径の領域を拡大することを
目的とする。 【構成】 ミッションに増減速切換自在の増速クラッチ
を装備し、ミッションの入力軸に増速クラッチを介して
変速軸を連結する。緩旋回の際、増速クラッチを操作し
て入力軸と変速軸の連結状態を変えて変速軸を高速回転
させ、緩旋回駆動ギヤの動力を伝達した側の出力軸に対
し変速軸の動力を伝達した側の出力軸を増減速切換自在
に駆動する。これにより変速軸の動力の伝達を受ける側
のクローラに対して、緩旋回駆動ギヤの動力の伝達を受
ける側のクローラの動力伝動系のギヤ比が相対的に小さ
くなるので、低速回転時に比較して高速回転時にはクロ
ーラの減速比が大きくなり緩旋回における旋回半径を小
さくでき、旋回半径の領域が拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クローラにより走行す
るコンバインやハーベスタのような移動農機の走行伝動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クローラ式の移動農機の場合、機体の進
路を変更するのに、3通りの方法がある。左右のクロー
ラを互いに逆方向に回転するスピンターンと、一方のク
ローラに制動を掛けるピボットターンと、一方のクロー
ラを他方のクローラと同一の方向にそれより低速で駆動
する緩旋回である。
【0003】左右のクローラの一方を駆動し他方を自由
回転させても機体の進路を変更できるが、地面が滑りや
すい状況下では、クローラを自由回転させると、反対側
の駆動するクローラに引きづられて機体が旋回せずに直
進してしまうことがある。このため、動力の伝達を断た
ずにクラッチを「入」状態にして、一方のクローラを低
速で正転駆動して緩旋回する方法が提案されているので
ある(例えば特開平4−46871号公報)。この緩旋
回状態への設定は通常各別のタ−ンモード切換手段に基
づくものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにクラッチを
「入」状態にして緩旋回する場合の減速比は、左右のク
ローラの動力伝動系の累積したギヤ比で決定するが、従
来例はこの減速比率を変更することができなかった。こ
のため緩旋回時の旋回半径は一定で、適応範囲が狭いと
いう問題があった。例えば、圃場で旋回するには適当な
旋回半径であっても、路上では大きすぎて畔道のような
狭い交差点を曲がり切れないという不都合があった。
【0005】本発明は、このような問題を解消するた
め、緩旋回の際、旋回外側のクローラを増速可能にし、
必要に応じ、緩旋回の左右のクローラの減速比率を大き
くする。その結果、緩旋回時の最小旋回半径をいっそう
小さくすることにより、状況に機敏に対応して機体を適
格に操向制御することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、機体左右に
独立回転するクローラを配し、このクローラにエンジン
の動力を伝達するミッションを設け、ミッションには増
減速切換自在の増速クラッチを装備する。
【0007】そしてミッションの入力軸に前記増速クラ
ッチを介して変速軸を連結し、前記クローラに連結する
ミッションの左右一対の出力軸を、それぞれ左右のサイ
ドクラッチを介して前記変速軸に「入」「切」自在に連
結する。
【0008】また前記入力軸により回転する緩旋回駆動
ギヤを前記ミッションに設け、前記左右一対の出力軸を
それぞれ左右の切換クラッチを介して前記緩旋回駆動ギ
ヤに「入」「切」自在に連結する。
【0009】そして前記左右いずれか一方のサイドクラ
ッチが「入」または「切」のとき、サイドクラッチと同
じ左または右の切換クラッチを「切」または「入」に操
作することにより、左または右の出力軸に緩旋回駆動ギ
ヤか変速軸のいずれかの動力を別々に伝達し、もって緩
旋回駆動ギヤの動力を伝達した側の出力軸に対し変速軸
の動力を伝達した側の出力軸を増減速切換自在に駆動す
るよう構成する。
【0010】
【作用】例えば、左のサイドクラッチが「入」で右のサ
イドクラッチは「切」にした状態で、左の切換クラッチ
を「切」にし右の切換クラッチを「入」にすると、左の
出力軸には変速軸の動力が伝達し、右の出力軸には緩旋
回駆動ギヤの動力が伝達する。その結果、右のクローラ
は減速され左のクローラに比べ低速で駆動される。この
ため機体は右側に緩旋回する。
【0011】このとき増速クラッチを増速側に切替えて
変速軸を増速すると、変速軸の動力の伝達を受ける側の
クローラに対して、緩旋回駆動ギヤの動力の伝達を受け
る側のクローラの動力伝動系のギヤ比が相対的に小さく
なるので、クラッチ切替え前に比較してクローラの減速
比が大きくなり旋回半径は小さくなる。
【0012】機体を左側に緩旋回する場合は、左のサイ
ドクラッチが「切」で右のサイドクラッチは「入」にし
た状態で、左の切換クラッチを「入」にし右の切換クラ
ッチを「切」にする。これで左の出力軸に緩旋回駆動ギ
ヤの動力が伝達し、右の出力軸には変速軸の動力が伝達
する。その結果、左のクローラが減速駆動され、機体は
左側に緩旋回する。この場合も、増速クラッチを増速側
に切替えることにより、旋回半径は小さくなる。
【0013】このように、増速クラッチを適宜増速側に
切替えることにより、機体をより小さい半径で右または
左に旋回させることができる。
【0014】
【実施例】図1及び図2は、本発明を実施したコンバイ
ンを示す。
【0015】1、1はコンバインのクローラで、2はク
ローラ駆動軸を示す。3は刈取り部、4は脱穀部であ
る。
【0016】図3は、エンジン(図示しない)の動力を
左右のクローラ1、1に伝動するトランスミッションの
断面図である。
【0017】5はエンジンの動力を受けてポンプを駆動
する静油圧式無段変速装置(HST)のモータで、ミッ
ションケース6の外側に連設し、その出力側をトランス
ミッションの入力軸7に直結する。
【0018】8は有効径の異なる2枚のギヤを一体に連
設した切換ギヤで、入力軸7に対し軸方向に移動可能に
取り付ける。
【0019】9は第1伝動軸で、これに有効径の異なる
4枚の第1乃至第4伝動ギヤ10乃至13を固着する。
【0020】14はディスク形式の増速クラッチで、変
速軸15に対しクラッチケース16を固着し、変速軸1
5に遊嵌する低速ギヤ17または高速ギヤ18側に一体
のディスク(図示しない)と、クラッチケース16側に
一体のディスク(図示しない)をわずかな間隙を介して
複数枚づつ交互に配置した構造である。これらのディス
クをピストン19または20により油圧で押圧して、こ
れによりディスク面同士を摩擦させ、クラッチケース1
6と低速ギヤ17または高速ギヤ18とを一体化する。
低速ギヤ17は第2伝動ギヤ11に、また高速ギヤ18
は第4伝動ギヤ13にそれぞれ常時噛み合う。従って、
入力軸7の回転が低速ギヤ17または高速ギヤ18に伝
わる。
【0021】21は緩速伝動ギヤで、有効径の異なる2
枚のギヤを一体に連設した構造で、これを変速軸15に
遊嵌し、第1伝動ギヤ10に常時噛合させる。
【0022】22は第5伝動ギヤで、変速軸15に固着
する。
【0023】23は変速軸15の端部に取り付けた光学
式の車速センサで、変速軸15の回転数よりコンバイン
の車速を検出する。
【0024】24は第2伝動軸で、その左右に構造が対
称なサイドクラッチ・ブレーキ25、26を装備する。
【0025】そのうち右のサイドクラッチ・ブレーキ2
5について説明すると、27は回転ケースで、第2伝動
軸24に対し回転可能に遊嵌する。回転ケース27内の
左右に、増速クラッチ14と同じディスク形式の右サイ
ドクラッチ28及び右ブレーキ29を配置する。
【0026】右サイドクラッチ28は、回転ケース27
側に一体のディスク(図示しない)と、第2伝動軸24
側に一体のディスク(図示しない)をわずかな間隙を介
して複数枚づつ交互に配置した構造であり、また、右ブ
レーキ29は、回転ケース27側に一体のディスク(図
示しない)と、ミッションケース6より内側に突出した
固定の軸受け筒31側に一体のディスク(図示しない)
をわずかな間隙を介して複数枚づつ交互に配置した構造
である。
【0027】これらのディスクをピストン32または3
3により油圧で押圧して、ディスク面同士を摩擦させ一
体化する。
【0028】右サイドクラッチ28のディスクを一体化
すると、クラッチ入りの状態になり、第2伝動軸24の
回転が、回転ケース27を経て、第2伝動軸24に遊嵌
の第6伝動ギヤ34に伝わる。
【0029】右ブレーキ29のディスクを一体化する
と、回転ケース27を経て第6伝動ギヤ34に制動が掛
った状態になる。
【0030】左のサイドクラッチ・ブレーキ26にも、
前記の右の場合と同様に、左サイドクラッチ35及び左
ブレーキ36を配置し、第6伝動ギヤ34と対称に第7
伝動ギヤ37を遊嵌する。
【0031】そして第6伝動ギヤ34と第7伝動ギヤ3
7の中間に第8伝動ギヤ38を配置し、これを第2伝動
軸24に固着する。第8伝動ギヤ38に一体に第9伝動
ギヤ39を固着し、第9伝動ギヤ39と、変速軸15に
固着した第5伝動ギヤ22を常時噛合する。
【0032】40は第3伝動軸で、その左右に緩旋回駆
動ギヤ41及び逆転ギヤ42を遊嵌し、両ギヤの間に軸
方向に移動可能な切換ギヤ43をスプライン結合する。
左側の緩旋回駆動ギヤ41は緩速伝動ギヤ21に、また
右側の逆転ギヤ42は第6伝動ギヤ34に、それぞれ常
時噛合する。切換ギヤ43と緩旋回駆動ギヤ41、逆転
ギヤ42には、相互の対向面に係脱自在な係合歯を形成
する。
【0033】44は第4伝動軸で、その左右にディスク
形式の切換クラッチ45、46を装備する。左右の切換
クラッチ45、46の構造は対称で、基本的には前記の
増速クラッチ14と同一である。47、48は第4伝動
軸44の左右に固着したクラッチケースを示す。
【0034】第4伝動軸44には、1対の第10伝動ギ
ヤ49と第11伝動ギヤ50を遊嵌し、これらのギヤ4
9、50にそれぞれ一体に、第12伝動ギヤ51と第1
3伝動ギヤ52を固着する。
【0035】そして第10伝動ギヤ49及び第11伝動
ギヤ50側に一体のディスク(図示しない)と、クラッ
チケース47、48側に一体のディスク(図示しない)
を、わずかな間隙を介して複数枚づつ交互に配置し、こ
れらのディスクをピストン53または54により油圧で
押圧して、ディスク面同士を摩擦させ、これによりクラ
ッチケース47、48と第10伝動ギヤ49または第1
1伝動ギヤ50とを一体化して、第4伝動軸44の回転
を第12伝動ギヤ51または第13伝動ギヤ52に伝え
る。そして第12伝動ギヤ51は第6伝動ギヤ34に、
また第13伝動ギヤ52は第7伝動ギヤ37にそれぞれ
常時噛合する。
【0036】55、56はトランスミッションの左右独
立した出力軸で、それぞれ左右のクローラ駆動軸2、2
にギヤを介して連結する。左右の出力軸55、56に固
着の第14伝動ギヤ57と第15伝動ギヤ58は、それ
ぞれ第10伝動ギヤ49と第11伝動ギヤ50に常時噛
合する。59は第4伝動軸44に固着した第16伝動ギ
ヤで、切換ギヤ43に常時噛合する。
【0037】図4は油圧回路図である。
【0038】油圧ポンプ72に左クラッチ切換弁73及
び右クラッチ切換弁74を接続する。そして右クラッチ
切換弁74に右サイドクラッチ28を接続し、さらにこ
の右クラッチ切換弁74に対し、右切換クラッチ減圧弁
75を介して右切換クラッチ45を、また右ブレーキ減
圧弁76を介して右ブレーキ29をそれぞれ接続する。
【0039】同様に、左クラッチ切換弁73に、左のサ
イドクラッチ・ブレーキ26の左サイドクラッチ35を
接続し、さらにこの左クラッチ切換弁73に対し、左切
換クラッチ減圧弁78を介して左切換クラッチ46を、
また左ブレーキ減圧弁79を介して左ブレーキ36をそ
れぞれ接続する。左サイドクラッチ35と左ブレーキ3
6は、それぞれ前述した右のサイドクラッチ・ブレーキ
25の右サイドクラッチ28と右ブレーキ29の構造と
同一である。
【0040】81はタンク、82はフィルタ、83はリ
リーフ弁をそれぞれ示す。
【0041】油圧ポンプ72には、更に、増速クラッチ
切換弁84を介して増速クラッチ14を接続する。
【0042】図5は制御系の接続図で、コントローラ8
5の出力側に、左クラッチ切換弁73、右クラッチ切換
弁74、左ブレーキ減圧弁79、右ブレーキ減圧弁7
6、左切換クラッチ減圧弁78、右切換クラッチ減圧弁
75、及び増速クラッチ切換弁84をそれぞれ接続す
る。
【0043】そしてコントローラ85の入力側には、ス
テアリングレバー(図示しない)の位置を検出するステ
アリングレバー位置検出センサ86、左ブレーキ36の
圧力を検出する左ブレーキ圧力センサ87、右ブレーキ
29の圧力を検出する右ブレーキ圧力センサ88、左切
換クラッチ46の圧力を検出する左切換クラッチ圧力セ
ンサ89、及び右切換クラッチ45の圧力を検出する右
切換クラッチ圧力センサ90をそれぞれ接続する。これ
らの圧力センサ87〜90はフィードバック制御用のも
のである。
【0044】更に、左右のミッションギヤ回転センサ9
1、92及び車速センサ23を、それぞれコントローラ
85の入力側に接続する。ミッションギヤ回転センサ9
1、92は、スピンターンに移行する際、旋回内側が完
全に停止したことを検出したり、あるいは後述の旋回半
径切換スイッチにより緩旋回のときに旋回半径を切り換
える際に利用する。
【0045】93は、ターンの種類を選択するターンモ
ード切換レバー(図示しない)の位置検出スイッチで、
3個の接点がそれぞれ緩旋回、ピボットターン及びスピ
ンターンに対応する。
【0046】94は緩旋回の旋回半径切換スイッチの接
点で、3個の接点がそれぞれ旋回半径大、中、小に対応
する。95は増速クラッチ14の入力スイッチで、運転
席の図示しない主変速レバーの把持部に設置する。96
は駐車ブレーキの入力スイッチを示す。
【0047】97は機体の揺れを検出するバウンデイン
グセンサで、傾斜センサや加速度センサを使用する。
【0048】また98、99はそれぞれ切換ギヤ43を
移動して緩旋回駆動ギヤ41または逆転ギヤ42に係合
する、スピンモード切換ソレノイドと緩旋回モード切換
ソレノイドである。
【0049】次に作用を説明する。
【0050】静油圧式無段変速装置(HST)のモータ
5の出力を受けてトランスミッションの入力軸7が回転
する。HSTは、エンジンの動力で駆動されるHSTの
ポンプの斜盤を、運転席の主変速レバーで角度変更する
ことにより、HSTのモータ5の出力軸の回転を無段階
に変速できる。
【0051】入力軸7に沿って切換ギヤ8を移動して第
1伝動軸9の第2伝動ギヤ11または第3伝動ギヤ12
のいづれか一方に接続する。
【0052】切換ギヤ8を第2伝動ギヤ11に接続する
と、入力軸7の回転は減速されて増速クラッチ14の低
速ギヤ17に伝わり、切換ギヤ8を第3伝動ギヤ12に
接続すると、入力軸7の回転は増速されて増速クラッチ
14の高速ギヤ18に伝わる。
【0053】ここで増速クラッチ14が低速側でその入
力スイッチ95がオフであれば、ピストン19が油圧で
ディスクを押圧し、これによりクラッチケース16と低
速ギヤ17が一体化して、入力軸7の回転が低速ギヤ1
7を経て変速軸15に伝わる。これにより変速軸15の
第5伝動ギヤ22は低速回転する。
【0054】他方、増速クラッチ14が高速側でその入
力スイッチ95がオンであれば、ピストン20が油圧で
ディスクを押圧し、クラッチケース16と高速ギヤ18
を一体化し、入力軸7の回転が高速ギヤ18を経て変速
軸15に伝わる。これにより第5伝動ギヤ22は高速回
転する。
【0055】第5伝動ギヤ22の低速または高速回転
は、第9伝動ギヤ39及び第8伝動ギヤ38を経て、第
2伝動軸24に伝わる。
【0056】ここで右サイドクラッチ28が「入」の状
態であれば、第2伝動軸24の回転は、第2伝動軸24
に固着したギヤより回転ケース27を経て、第6伝動ギ
ヤ34に伝わる。同様に、左のサイドクラッチ・ブレー
キ26のサイドクラッチも「入」の状態であれば、第2
伝動軸24の回転が第7伝動ギヤ37に伝わる。
【0057】ギヤ34、37の回転は、第12伝動ギヤ
51と第13伝動ギヤ52に伝わり、更にこれらと一体
の第10伝動ギヤ49と第11伝動ギヤ50を経て、第
14伝動ギヤ57と第15伝動ギヤ58より、トランス
ミッションの左右の出力軸55、56に伝わる。
【0058】これにより左右のクローラ駆動軸2が同一
速度で回転し、コンバインは低速であるいは高速で直進
する。直進中に主変速レバーを操作すれば、HSTのモ
ータ5により車速を無段階に調節できる。
【0059】このように増速クラッチ14を設けると、
走行モードの速度を高速化でき、離れた圃場間も迅速に
移動できるなどコンバインの作業効率が向上する。また
同じ作業モードでも、増速クラッチ14を高速側にする
ことにより、作業速度の速い麦作業が可能となる。
【0060】次に緩旋回の場合を説明する。
【0061】先ずターンモード切換レバーを動かして
「緩旋回」に合わせる。これにより図3の切換ギヤ43
が左へ移動し、緩旋回駆動ギヤ41に係合して、緩旋回
駆動ギヤ41と第3伝動軸40が一体化する。そして緩
速伝動ギヤ41の回転が減速して第3伝動軸40に伝動
し、さらに切換ギヤ43より第16伝動ギヤ59を経
て、第4伝動軸44に伝わる。これと同時にターンモー
ド切換レバーの位置検出スイッチ93よりコントローラ
85に「緩旋回」の位置信号が出力する。
【0062】ターンモード切換レバーの操作に引続いて
ステアリングレバーを右に傾動すると、ステアリングレ
バー位置検出センサ86のセンサ出力がコントローラ8
5に入力し、コントローラ85からは制御信号が出力し
て、右クラッチ切換弁74が切り換わる。これによりサ
イドクラッチ・ブレーキ25に油圧がかかり、右サイド
クラッチ用ピストン32が図中右方向に移動する。これ
により第2伝動軸24側のディスクと、回転ケース27
側のディスクの間に隙間が生じて、右サイドクラッチ2
8が「切」状態になる。
【0063】さらにコントローラ85の制御信号によ
り、前記の右クラッチ切換弁74と共に右切換クラッチ
減圧弁75も切り換わってその吐出側の圧力が増大し、
ピストン54をディスクに押圧する。これによりディス
クが一体化して右切換クラッチ45が「入」の状態にな
ると、第4伝動軸44の回転は、第10伝動ギヤ49よ
り第12伝動ギヤ51を経て、トランスミッションの右
の出力軸55に伝わる。
【0064】一方、左の出力軸56へは、前記の直進時
と同様に、変速軸15の回転が、第5伝動ギヤ22、第
9伝動ギヤ39、第7伝動ギヤ37、第13伝動軸5
2、第11伝動ギヤ50、及び第15伝動ギヤ58を順
次経て出力軸56に伝わるから、回転速度は直進時と変
わらない。
【0065】これに対し、右の出力軸55は、緩速伝動
ギヤ21、緩旋回駆動ギヤ41、切換ギヤ43及び第1
6伝動ギヤ59などにより、左側よりも減速して伝動す
るので、右側のクローラの回転は左側よりも低速にな
る。
【0066】このように右側のクローラが左側のクロー
ラよりも低速で駆動されることにより、機体は右方向に
旋回する。
【0067】図6は、右旋回する際の、ステアリングレ
バーの作動角とその位置検出センサ86のセンサ出力電
圧の関係、及びステアリングレバーの作動角と各種の弁
の出力圧力の関係を並べて示したものである。
【0068】この図の「緩旋回モード」に示すように、
中立ゾーンを越えて右にステアリングレバーを傾動する
と、先ず右クラッチ切換弁74が作動し、続いて右切換
クラッチ減圧弁75の出力が立上がり、右切換クラッチ
45を完全に「入」の状態にすると、第4伝動軸44と
第10伝動ギヤ49の回転が一致し、クローラの減速比
は、左右のクローラの伝動経路におけるギヤ比の累積し
た規定値となって右緩旋回する。
【0069】このように左右の切換クラッチ45、46
の一方を完全に「入」の状態にしたときのクローラの減
速比即ち規定減速比は、増速クラッチ14が低速側か高
速側かで異なる。増速クラッチ14を切換えることによ
り、変速軸15の回転速度が異なり片側のクローラの速
度は違うが、どちらの場合も、緩速伝動ギヤ21の回転
速度は変わらず、反対側のクローラの速度は変化しない
からである。増速クラッチ14を高速側に切換えると、
変速軸15が高速回転するから、クローラの規定減速比
は、低速側のときよりも大きい。従って、増速クラッチ
14を高速側に入れると旋回半径が小さくなる。
【0070】例えば、増速クラッチ14が低速側のとき
の規定減速比を1/3にし、高速側のときの規定減速比
を1/6に設定すれば、旋回半径を充分小さくすること
ができ、畔道のような狭い交差点も「緩旋回」モードで
一度で曲がり切ることができまた、ステアリングレバー
の傾動に従って、緩旋回の旋回半径切換スイッチの接点
94の接点を順次閉じることにより、その接点に応じた
制御信号がコントローラ85より出力し、制動側のサイ
ドクラッチ例えば右クラッチ切換弁74が断続的に作動
して右サイドクラッチ28が断続する。これにより減速
比が規定値よりも小さくなる。
【0071】サイドクラッチを断続するパルス出力のデ
ューテイ比、即ちサイドクラッチの接続時間と切断時間
の比率は、ステアリングレバーをどの程度傾動するか、
すなわち3個の接点のいづれを閉じるかで異なる。旋回
半径大の接点は接続時間の比率が大きく、旋回半径小の
接点は切断時間の比率が大きい。接続時間の比率が大き
ければ、減速比は小さい。従って旋回半径は大きい。反
対に、切断時間の比率が大きければ、減速比は規定値に
近い。従って旋回半径は小さい。旋回半径中の接点を選
択すると、旋回半径の大きさが旋回半径大と旋回半径小
の接点の場合の中間になる。
【0072】次にピボットターンの場合を説明する。
【0073】ターンモード切換レバーを動かして「ピボ
ットターン」に合わせると、この切換レバーに機械連動
して切換ギヤ43が中央位置に戻る。同時に切換レバー
の位置検出スイッチ93よりコントローラ85に「ピボ
ットターン」の位置信号が出力する。
【0074】切換レバーの操作に引続いてステアリング
レバーを右に傾動すると、ステアリングレバー位置検出
センサ86のセンサ出力がコントローラ85に入力し、
コントローラ85からは制御信号が出力して、右クラッ
チ切換弁74が切り換わる。これにより、前記の緩旋回
のときと同様に、サイドクラッチ・ブレーキ25に油圧
がかかり、右サイドクラッチ28が「切」になる。
【0075】さらにコントローラ85の制御信号によ
り、前記の右クラッチ切換弁74と共に右ブレーキ減圧
弁76が「入」に切り換わる。
【0076】この状態でステアリングレバーを中立ゾー
ンを越えて右に傾動すると、ステアリングレバー位置検
出センサ86のセンサ出力がコントローラ85に入力
し、コントローラ85からは制御信号が出力する。そし
て、図6に示すように、ステアリングレバーの傾動角に
比例して右ブレーキ減圧弁76の出力圧力が増大し、サ
イドクラッチ・ブレーキ25に油圧が入って、図3の右
ブレーキ用ピストン33を右方向へ駆動し、ディスクを
摩擦で一体化する。これにより回転ケース27がミッシ
ョンケース6に一体な軸受け筒31に結合して、右ブレ
ーキ29が利き、回転ケース27の回転に制動が掛か
る。
【0077】第6伝動ギヤ34は回転ケース27に常時
連結するから、このような回転ケース27に対する制動
は、第6伝動ギヤ34より第12伝動ギヤ51及び第1
4伝動ギヤ57を経て出力軸55へ伝わり、さらに右側
のクローラ駆動軸2へ伝わって、その結果、右のクロー
ラに制動が掛かる。他方、左のクローラの動力伝達経路
は直進時と変わらない。
【0078】従って機体は右に旋回する。ステアリング
レバーを大きく傾動するに従い右ブレーキ29が強く利
き、旋回半径が小さくなる。
【0079】このようなピボットターンをアスファルト
のような固い路面で行うと、機体が激しく揺れて危険な
ことがある。バウンデイングセンサ97がこのような機
体の揺れを検出すると、コントローラ85はその検出信
号によりピボットターンを緩旋回モードに自動的に切換
える。これにより安全性が保たれ乗り心地も向上する。
【0080】次にスピンターンの場合を説明する。
【0081】ターンモード切換レバーを動かして「スピ
ンターン」に合わせると、この切換レバーに機械連動し
て切換ギヤ43が、図3の右に移動して逆転ギヤ42に
係合する。これにより逆転ギヤ42と第3伝動軸40が
一体化し、逆転ギヤ42の回転が減速して第3伝動軸4
0に伝動し、さらに切換ギヤ43より第16伝動ギヤ5
9を経て、第4伝動軸44に伝わる。これと同時にター
ンモード切換レバーの位置検出スイッチ93よりコント
ローラ85に「スピンターン」の位置信号が出力する。
【0082】ターンモード切換レバーの操作に引続いて
ステアリングレバーを右に傾動すると、ステアリングレ
バー位置検出センサ86のセンサ出力がコントローラ8
5に入力し、コントローラ85からは制御信号が出力し
て、右クラッチ切換弁74が切り換わる。そして緩旋回
のときと同様に、サイドクラッチ・ブレーキ25に油圧
がかかり、右サイドクラッチ28が「切」になる。
【0083】同様にコントローラ85の制御信号によ
り、右切換クラッチ減圧弁75及び右ブレーキ減圧弁7
6も切り換わる。
【0084】この状態でステアリングレバーを中立ゾー
ンを越えて右に傾動すると、ステアリングレバー位置検
出センサ86のセンサ出力がコントローラ85に入力
し、コントローラ85からは制御信号が出力して、これ
により右ブレーキ減圧弁76の出力圧力がステアリング
レバーの傾動角に比例して増大する。そして右ブレーキ
減圧弁76よりサイドクラッチ・ブレーキ25に油圧が
入って、前記のピボットターンのときと同様に、図4の
右ブレーキ用ピストン33を右方向へ駆動し、回転ケー
ス27の回転に制動が掛かり、さらに右のクローラに制
動が掛かる。
【0085】ここで右ブレーキ減圧弁76の出力圧力
は、図6に示すように、ステアリングレバーの作動角に
比例して急激に増大するから、右のクローラに対する制
動も急激に掛かる。
【0086】このため機体はピボットターンのように右
に旋回し始めるが、さらにステアリングレバーを傾動し
て所定角K点(スピン開始/終了位置)を越えると、今
度は右ブレーキ減圧弁76の出力圧力が減少し始め、反
対に右切換クラッチ減圧弁75の出力圧力が増大する。
これにより右切換クラッチ45が徐々に「入」の状態に
なり、急激なクラッチ接続を回避する。
【0087】このようにして右切換クラッチ45が
「入」になると、逆転ギヤ42の回転が、切換ギヤ43
より第16伝動ギヤ59及び第4伝動軸44に伝わり、
さらに右切換クラッチ45を経て、第10伝動ギヤ49
及び第14伝動ギヤ57より、出力軸55及び右のクロ
ーラ駆動軸2に伝わる。
【0088】このとき逆転ギヤ42は、変速軸15から
第2伝動軸24を介して伝動されるので、変速軸15よ
り直接伝動される緩旋回駆動ギヤ53に対して、回転方
向が逆方向になる。この逆転ギヤ42の回転を受けて、
右側のクローラは左側のクローラに対し逆回転し、機体
は右にスピンターン(超信地旋回)する。
【0089】
【発明の効果】このように本発明では、左右のサイドク
ラッチと左右の切換クラッチの「入」と「切」を適宜に
組み合わせて、クローラの左右いづれか一方を他方に比
べ低速で駆動して機体を緩旋回するのであるが、ミッシ
ョンに増減速切換自在の増速クラッチを装備し、ミッシ
ョンの入力軸に増速クラッチを介して変速軸を連結す
る。そして緩旋回の際、増速クラッチを操作して入力軸
と変速軸の連結状態を変えて変速軸を高速回転させ、緩
旋回駆動ギヤの動力を伝達した側の出力軸に対し変速軸
の動力を伝達した側の出力軸を増減速切換自在に駆動す
る。これにより変速軸の動力の伝達を受ける側のクロー
ラに対して、緩旋回駆動ギヤの動力の伝達を受ける側の
クローラの動力伝動系のギヤ比が相対的に小さくなるの
で、低速回転時に比較して高速回転時にはクローラの減
速比が大きくなり緩旋回における旋回半径を小さくする
ことができる。
【0090】従って、本発明によれば、緩旋回の適応範
囲が拡大し、状況に機敏に即応して機体を適格に操向で
きて操作性が格段に向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したコンバインの全体側面図であ
る。
【図2】図1のコンバインの平面図である。
【図3】図1のコンバインのトランスミッションを展開
して示す断面図である。
【図4】図1のコンバインの油圧回路図である。
【図5】図1のコンバインの制御ブロック図である。
【図6】図5の制御系におけるステアリングレバーの作
動角とステアリングレバー位置検出センサ86の出力電
圧並びに各種の弁の出力圧力の関係を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 クローラ 2 クローラ駆動軸 5 油圧式無段変速装置(HST)のモータ 6 ミッションケース 7 入力軸 8 切換えギヤ 9 第1伝動軸 10 第1伝動ギヤ 11 第2伝動ギヤ 12 第3伝動ギヤ 13 第4伝動ギヤ 14 増速クラッチ 15 変速軸 16 クラッチケース 17 低速ギヤ 18 高速ギヤ 19 ピストン 21 緩速伝動ギヤ 22 第5伝動ギヤ 23 車速センサ 24 第2伝動ギヤ 25,26 サイドクラッチ・ブレーキ 27 回転ケース 28 右サイドクラッチ 29 右ブレーキ 31 軸受け筒 34 第6伝動ギヤ 35 左サイドクラッチ 36 左ブレーキ 37 第7伝動ギヤ 38 第8伝動ギヤ 39 第9伝動ギヤ 40 第3伝動軸 41 緩旋回駆動ギヤ 42 逆転ギヤ 43 切換ギヤ 44 第4伝動軸 45、46 切換クラッチ 47、48 クラッチケース 49 第10伝動ギヤ 50 第11伝動ギヤ 51 第12伝動ギヤ 52 第13伝動ギヤ 55、56 出力軸 57 第14伝動ギヤ 58 第15伝動ギヤ 59 第16伝動ギヤ 73 左クラッチ切換弁 74 右クラッチ切換弁 75 右切換クラッチ減圧弁 76 右ブレーキ減圧弁 78 左切換クラッチ減圧弁 79 左ブレーキ減圧弁 84 増速クラッチ切換弁 85 コントローラ 86 ステアリングレバー位置検出センサ 97 バウンデイングセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体左右に独立回転するクローラを配
    し、 エンジンの動力を前記クローラに伝達するミッションを
    設け、 前記ミッションには増減速切換自在の増速クラッチを装
    備し、 ミッションの入力軸に前記増速クラッチを介して変速軸
    を連結し、 前記クローラに連結するミッションの左右一対の出力軸
    を、それぞれ左右のサイドクラッチを介して前記変速軸
    に「入」「切」自在に連結する一方、 前記入力軸により回転する緩旋回駆動ギヤを前記ミッシ
    ョンに設け、前記左右一対の出力軸をそれぞれ左右の切
    換クラッチを介して前記緩旋回駆動ギヤに「入」「切」
    自在に連結し、 そして前記左右いずれか一方のサイドクラッチが「入」
    または「切」のとき、サイドクラッチと同じ左または右
    の切換クラッチを「切」または「入」に操作することに
    より、左または右の出力軸に緩旋回駆動ギヤか変速軸の
    いずれかの動力を別々に伝達し、もって緩旋回駆動ギヤ
    の動力を伝達した側の出力軸に対し変速軸の動力を伝達
    した側の出力軸を増減速切換自在に駆動することを特徴
    とする移動農機の走行伝動装置。
JP26311494A 1994-10-03 1994-10-03 移動農機の走行伝動装置 Withdrawn JPH08103143A (ja)

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