JPH08100819A - 固体滑剤コーテイングを有するグリース潤滑ローリング素子ベアリング - Google Patents
固体滑剤コーテイングを有するグリース潤滑ローリング素子ベアリングInfo
- Publication number
- JPH08100819A JPH08100819A JP7210943A JP21094395A JPH08100819A JP H08100819 A JPH08100819 A JP H08100819A JP 7210943 A JP7210943 A JP 7210943A JP 21094395 A JP21094395 A JP 21094395A JP H08100819 A JPH08100819 A JP H08100819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- cage
- coating
- solid lubricant
- grease
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/56—Selection of substances
- F16C33/565—Coatings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/44—Selection of substances
- F16C33/445—Coatings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6696—Special parts or details in view of lubrication with solids as lubricant, e.g. dry coatings, powder
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S384/00—Bearings
- Y10S384/90—Cooling or heating
- Y10S384/902—Porous member
Abstract
などのベアリングの素子が固体滑剤コーティングを塗布
されている、グリース潤滑ローリング素子ベアリングに
関する。 【効果】 ベアリング及び/又は保持器の運転温度を下
げることによりベアリング及びグリースの寿命を延ばす
ことができる。
Description
端などのベアリングの素子が固体滑剤コーティングを塗
布されている、グリース潤滑ローリング素子ベアリング
に関する。
内輪、該輪の間のベアリング空間のローリング素子及び
あらかじめ決められた相互間隔にローリング素子を保持
するための保持器、ならびに潤滑を与えるためのグリー
スを含む。
のようなベアリングの使用の間、保持器及びローリング
素子は滑り接触をしている。これは摩擦及び摩耗を生
じ、それはそのような滑り接触の実用寿命を制限する。
ング素子を含む保持器ポケットにリン酸マンガン−コー
ティングを適用することが知られている。しかしそのよ
うなリン酸マンガンコーティングはいくつかの理由で満
足できない。1つの理由は、これらのコーティングがベ
アリングの“開始(running in)”の場合の
みに有用であり、例えば実用寿命の最初に摩擦の初期減
少を与えるのみであることである。ある期間の後、リン
酸塩コーティングは消失し、金属と金属の接触を起こ
し、より高い運転温度及び/又はベアリング中にあるグ
リースの劣化を生ずる。いくつかの場合には、これは局
部的に“燃焼(burnt)”グリース及び/又はベア
リングのドライ運転(dry running)に導き
得る。従って標準的リン酸マンガン塗布スチール保持器
を有するいくつかのグリース潤滑ローラーベアリングは
ローラー及び保持器ポケットの間の接点においてわずか
な潤滑工学的保護しか与えていない。これは一般にロー
ラー及び軌道上に褐色帯の形成を生ずる。これはローラ
ーと保持器の間の接点の高い滑り接触応力及び悪い潤滑
条件に帰せられる。
温度及びベアリングの有効実用寿命に悪影響を及ぼす他
の因子は、ベアリング保持器とローリング素子の間に生
ずる高い熱応力、ならびにベアリングの部品間にグリー
スの供給がないことである。これらの問題の結果、リン
酸塩−塗布保持器を含むベアリングは頻繁に再潤滑しな
ければならず、そのような頻繁な潤滑が省略されるとベ
アリングの有効実用寿命が損なわれる。
ことのないローリング素子ベアリングの提供である。こ
の目的はベアリング保持器に保持器の、及びかくしてベ
アリングの運転温度を下げるためのコーティングを塗布
することにおいて達成される。
を下げるための固体滑剤含有コーティングを塗布されて
いることを特徴とするローリング素子ベアリングのため
のベアリング保持器に関する。そのようなコーティング
は一般に第V又はVII族遷移金属のジスルフイド又は
ジセレニドを含む。特に好ましい実施態様に従うと、コ
ーティングはMoS2及び/又はWS2を場合によりポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)と組み合わせて含
む。
する、及び/又はそれを固体滑剤として有する複数のロ
ーリング素子ベアリングが当該技術分野において既知で
あり、例えばUS−A−3 500 525、JP−A
−62 141 314及びJP−A−3 255 2
23を参照されたい。しかしこれらの参照文献はすべ
て、明らかな理由からグリース潤滑を行うことができな
い(高)真空及び/又は高温(250℃か又はそれ以
上)において用いるためのベアリングに関する。高い真
空/温度環境において用いるためのそのような非−グリ
ース潤滑ベアリングは本発明により特許請求されない。
は、ボール及びローラーが保持器により定位置に保持さ
れ、該保持器が接触摩擦を減少させるためにPTFEな
どの低摩擦プラスチック材料の覆いを有しているボール
及びローラー型のベアリングにつき記載している。
WS2含有コーティングなどの固体滑剤含有コーティン
グに関して記していない。下文の実施例からわかる通
り、MoS2/PTFE含有コーティングなどのコーテ
ィングがベアリング保持器上に存在することは、PTF
Eのみを含むコーティングと比較した場合もベアリング
におけるグリースの性質に好ましい影響を有する。
ーコーティング中に固体滑剤が存在すると、グリース/
油との親和性が増し、悪い潤滑条件下における耐力特性
が向上し、それによりグリース寿命が延びると思われ
る。
PTFEのみを有するベアリングは本発明の固体滑剤コ
ーティングと比較して短い寿命を有する。
nt)”という用語は当該技術分野において周知であ
り、一般に低摩擦及び低摩耗率を有する固体材料として
定義することができる。従って本明細書において“固体
滑剤コーティング”という用語は該固体滑剤を含む優れ
た接着性を有するコーティングとして定義される。
はVI族の遷移金属のビスルフィド又はジセレニド、及
び/又はそれらの組み合わせを含む。特に好ましい固体
滑剤はMoS2及びWS2である。そのようなコーティン
グは当該技術分野において周知であり、例えば上記の参
照文献に記載されている。
又は他のポリマー材料、例えばポリカルボキシインドー
ル又はポリピロールなどの有機樹脂との混合物として存
在するのが好ましい。これらの樹脂は固体滑剤を含んで
より優れたベアリング性能を与えるための結合剤として
機能する。
剤含有コーティングもそのままで用いることができる。
商業的に入手可能な例はEeonyx−compan
y,USAにより生産されるMoS2/PTFE含有コ
ーティング、Dowty,Great Britain
により生産されるPTFE/MoS2コーティング(製
品1052)、及びMoS2含有Molykoteコー
ティング7409(Dow Corning)である。
例はDichroniteである。
おいて周知であり、先行技術において防蝕及びボルト、
ヒンジなどの永久潤滑、ならびにエンジン及びギア部
品、例えばピストンの潤滑のために用いられた。
グを塗布されたベアリングは、これらの塗布表面が非−
塗布ベアリングにおいて通常存在する金属表面より低い
摩擦を示すとしても、有効量のグリースをその表面上の
適所にまだ有するという驚くべき発見に基づいている。
コーティングの摩擦が低い故に、固体滑剤コーティング
は滑剤の保持器の適所への保持において有効性が低いこ
とが予想され得た。
リングのすべての素子はその接触表面上に存在する滑剤
を有していなければならない。特にローリング素子ベア
リングの場合、ベアリングが高速で回転する時にグリー
スに作用する遠心力のために、グリースを押し出す一定
の圧力がある。従って、固体滑剤コーティングを塗布さ
れた保持器の場合、グリースは臨界接触表面から押し出
され、及び/又は完全に保持器から除去さえされ、従っ
て潤滑に利用できる滑剤の量が減少することが予想され
得た。
保持に与える本発明の固体滑剤コーティングの負の効果
は、そのような固体滑剤コーティングが保持器上で用い
られる場合に得られるより低い運転温度による相殺以上
であることが見いだされた。このために、固体滑剤コー
ティングはグリースの寿命、ベアリングの実用寿命なら
びに必要な潤滑間隔に全体として正の効果を与える。
材料中に該固体滑剤を含むコーティングは、GB特許明
細書第1,515,643号に記載のようなPTFEの
みを含むコーティングより優れた結果を与える。それら
の固体表面張力の故に、MoS2コーティングは、保持
器の表面の油及び/又はグリースによるより良い“濡
れ”、グリース/油親和性及び接着性の向上、ならびに
耐力特性の向上を与え、それによりグリース寿命をさら
に延ばす。
より良い接着もグリースの適所における保持の重要な因
子である。
を与える他に、これらのコーティングは、技術の現状に
おけるリン酸塩コーティング及び/又はPTFEコーテ
ィングより優れた基質(例えばベアリング保持器)への
接着も与え、より長期間それらは有効である。
点は、それらが例えば鉛含有コーティングより環境に対
して危険が少ないことである。
ーティングに制限されるわけではなく、保持器及び/又
はベアリングの低い運転温度を与えるいずれの固体滑剤
コーティングも用いることができる。そのような固体滑
剤コーティングは実施例に記載の方法を用いて、すなわ
ちそれ自体既知の方法におけるベアリングの運転温度の
測定を用いて当該技術分野における熟練者が容易に決定
することができる。固体滑剤コーティングは基質に対し
て優れた接着性も示すのが好ましい。
ティングを塗布することができ、あるいは当該技術分野
における熟練者に明白な通り、ローリング素子又はガイ
ドリングと滑り接触をしている保持器の部分及び表面の
み、例えば保持器ポケット及び/又は保持器棒(cag
e bars)のみに塗布することができる。固体滑剤
コーティングを用いた保持器棒の塗布は、より低い摩擦
を有するより小さい、より正確な保持器ポケットを作る
ためにも用いることができる。
ーベアリングにおける保持器性能を向上させ、それはベ
アリングの寿命試験でわかる通り、ベアリングの疲れ寿
命を延ばす。本発明のコーティングは例えば振動ふるい
ベアリング(vibrating screen be
arings)(SAB)の内腔において用いることが
できる。
さで焼結されたPTFEを含む固体滑剤コーティングを
適用し、限定されたポケットの動きを有する保持器ポケ
ット、及び保持器に偏心運転(excentric r
unning)を許す限定された保持器棒の形を与える
ことは、ローリング素子誘導を向上させる理想的な組み
合わせを与える。そうする場合、摩耗過程による保持器
摩擦の増加、滑剤及び金属と金属の接点のこすり落と
し、保持器からの高い雑音、及び短い寿命などの負の特
徴は、この種の適用において本発明の固体滑剤コーティ
ングを用いることにより避けられる。
ト及び保持器棒の両方に運転温度を下げるための固体滑
剤コーティングを塗布する。
ベアリングの保持器に塗布することにより、以下の利点
が得られる: −技術の現状におけるリン酸マンガンコーティングと比
較し、より低い保持器及びベアリングの運転温度; −接点の回りのグリースは長期間良い条件で保たれ、全
体的潤滑の向上を生ずる; −グリースの局部的燃焼が起こらない; −ローリング素子ベアリングのより長い有効実用寿命。
し、これらの素子に沿って滑る保持器棒上のグリース滑
剤の優れた保持。
く、又は無くしさえするローリング素子自身上における
滑剤のより優れた保持; −保持器棒により容易にこすり落とされず、それにより
ローリング素子とベアリング輪の間の優れた潤滑も与え
る、より厚い滑剤層がローリング素子上に存在するこ
と; −本発明の塗布表面は、滑剤を接触表面に輸送するため
の溝を設けることができ、使用中の臨界表面のより優れ
た潤滑を与えることができる。
rrolling)の間、滑剤フィルムはゆっくり接触
軌道から移動される。非振動潤滑不足線接触ベアリング
(non−vibrating starved lu
bricated linecontact bear
ing)及び他の種類の潤滑ベアリングの場合、塗布表
面の溝は滑剤フィルムを補充/再分配し、それにより滑
剤フィルムが破壊され、続いてベアリングが故障するの
を防ぐための追加の活性な機構となることができる。保
持器の壁に溝の模様を適用することにより、ローラーと
保持器棒の間の滑りの動きが中心に向かう滑剤の動きを
誘導し、かくして軌道の中心に滑剤を濃縮し、滑剤フィ
ルムの破壊及び上記のその結果を妨害する。両保持器棒
上に同じ模様の溝を適用することにより、ローリング軌
道の中心に向かう滑剤フィルム輸送がベアリングの回転
方向にかかわらずに起こる。従ってこれらの溝は接触応
力を減少させ、グリース及びベアリングの両方の寿命を
延ばす。溝の形態及び数は、例えば用いられる保持器及
びベアリングに依存し、適した溝の適用は当該技術分野
における熟練者に明らかである。
のいずれの適した方法によっても保持器に適用すること
ができ、それらの方法は当該技術分野における熟練者に
明らかであり、及び/又は例えば上記の先行技術に記載
されている。しかしPTFE/MoS2コーティングは
US特許出願5,262,214に記載の“ショットピ
ーニング(shot peening)”を用いて適用
するのが好ましい。この方法により塗布された保持器は
噴霧又は浸漬により塗布された保持器よりずっと優れた
結果を与える。
しい。しかし、固体滑剤を保持しながらローリング素子
へのより優れた誘導を与える保持器ポケットを得るため
に、より厚いコーティングを適用することもできる。
剤コーティングの利用は、テーパーローラーベアリング
潤滑のローラー−フランジ接点の潤滑工学的性能も大き
く向上させることができる。この適用は、特に軸方向高
荷重適用条件(high applied axial
loading condition)下で使用中の
ローラー−フランジ接点の悪い潤滑及び摩耗の問題を克
服する。ベアリングの寿命の向上は単にローラー末端へ
の該コーティングの適用により行うことができる。接点
温度は低下し、金属摩耗は最低となり、かくしてより長
い滑剤寿命が予測される。
はベアリングの運転温度を下げ、ベアリング中に存在す
るグリースの寿命を延ばし、及び/又はローラー素子ベ
アリング、特にテーパーローラーベアリングの実用寿命
を延ばすための上記の固体滑剤コーティングのローラー
末端上における利用、ならびに本発明の固体滑剤コーテ
ィングを塗布したローラー末端に関する。
し、実施例において運転温度の低下に関する固体滑剤コ
ーティングの性能を、技術の現状におけるリン酸マンガ
ンコーティング、ならびにより低い運転温度を与えない
PRCA−コーティング及びPTFEのみを含むコーテ
ィングと比較する。
を表1に示すSKFR2F“A”試験条件に従って行っ
た。
くポリマー塗布SRB保持器、ならびにポリテトラフル
オロエチレン(PTFE)/MoS2この研究で用い
た。これらの材料に基づき、所有権のある(propr
ietary)及び商業的の両塗布法を用いて保持器に
コーティングを与えた。コーティングの詳細及び供給者
を表2に挙げる。
計に基づく。計画の時点で普通のスチールの保持器、す
なわち未処理の保持器は得ることができず、すべてのポ
リマー/抗摩擦被覆保持器は予備−リン酸塩保持器に基
づいて製作した。リン酸塩コーティングは、ローター仕
上げにより保持器工場(SKF Kogellager
industrie,Veenendaal,The
Netherlands)において除去した。表3は行
われた試験プログラムをまとめたものである。
w Corningの代表3.性能ランキング 試験したすべてのベアリングを運転温度(ΔT)及び損
傷の目視検査に関するその性能に従ってランク付けし
た。
続時間の最後までコンピューターを介して記録した。試
験の停止のために予備設定した温度限界は200℃であ
る。報告される実際のベアリング運転温度、ΔTは外輪
表面温度と周囲温度の間の差である。一般に解釈は、低
い運転温度が少ない固体滑剤の損失を保証し、滑らかな
プロットが通常優れた性能を与えるということに基づい
ている。
調べ、以下のレベルに従って等級付けした。得点が高い
程、保持器はその潤滑工学的機能を良く果す。ランク付
けはベアリング側毎に行った。
ラー−保持器棒接点上にほとんど又は全く摩耗なし 4:いくらかの掻ききずのあるローラー/ローラー−保
持器棒接点上にわずかな摩耗 3:小さい褐色又は艶のある帯(<30%ローラー表
面)/ローラー−保持器棒接点上に小さい摩耗 2:中程度の褐色又は艶のある帯(30〜50%ローラ
ー表面)/ローラー−保持器棒接点上に中〜高の摩耗 1:大きな褐色/艶のある帯(>50%ローラー表面)
/ローラー−保持器棒接点上に中〜高の摩耗4.試験結果 a.標準リン酸マンガン塗布保持器の性能 (先行技術)標準リン酸塩塗布保持器を有する3つのベ
アリングを試験した。すべての試験の場合に観察される
高温のピーク(図1を参照)は、試験条件下におけるベ
アリング潤滑の問題を示している。観察されたすべての
温度ピークの持続時間は比較的短く、続く下降はおそら
く滑剤の補充による。温度の急速な上昇は主にローラー
と保持器ポケットの間の接点における高い摩擦損失によ
ることが示唆されている。平均運転温度、ΔTは45〜
50℃の範囲であることが記録された(図1を参照)。
視検査を行った。ランキングを表4に示す。3及びそれ
以下の等級付けはローラー及び軌道上の褐色帯の形成を
示す。保持器接点上のリン酸塩コーティングは完全に除
去され、中/高の保持器接点摩耗が観察された。これら
の試験の結果は、極限条件下で試験されたグリース潤滑
ローラーベアリングに関する以前の多くの観察と一致す
る。
グの性能を示す。これらのコーティングの組成はフルオ
ロ−及びアクリレート−ポリマーに基づく。高い運転温
度(>50℃)及び高い温度ピークが、PRCA塗布保
持器を用いて試験したすべてのベアリングに関して記録
されたことがわかる。特に最初の数日の非常に高い運転
温度は、標準的コーティングの厚さと比較してより厚い
コーティングから生じたことが示唆されている。高い温
度ピークは主にローリング/滑り接点への滑剤供給の不
足により、適用されたコーティングは接点において発生
する高い摩擦力を防ぐことができなかった。これらのベ
アリング(1、3、5及び6番)のランキングは表4に
示す通り不満足なものであった。興味深いことに、ベア
リング1はローリング素子上に重大な褐色帯を示さなか
ったが、周囲の摩耗がローラー上を引っ掻いていた。保
持器接点はコーティング上で高い摩耗を現し、保持器棒
の金属上で低〜中の摩耗を現した。PRCA−コーティ
ングは金属基質への悪い接着性も示し、それを中/高の
応力の滑り用途に不適当なものとしている。
性能を観察するために複数の実験を行った。図3は試験
した5つのベアリングの運転温度を示す。3つのベアリ
ング運転に関して数個の温度ピークが観察されるが、全
体的運転温度は標準リン酸塩コーティング又はPRCA
コーティングと比較して低いことがわかる。低い運転温
度はローラー及び保持器の間の接点の固体滑剤を意味
し、試験したベアリングに関して観察された温度ピーク
は塗布法の一貫しない質に帰せられる。ベアリング7番
及び12番は試験条件下で実に良く作用した。
キングを示す。7番及び12番のベアリング素子上には
褐色帯が生じなかった。しかし試験した他の3つのベア
リングはベアリングローラーの片側のみにいくらかの褪
色帯を現した。この観察は上記で議論したベアリング運
転温度の結果と非常に良く一致する。ランキング5で作
用したベアリングは最低の保持器摩耗を示し、ランキン
グ3のベアリングの場合はわずかな摩耗が保持器のスチ
ール上で観察された。付着されたコーティングの厚さは
約5μmであることに注意しなければならず、わずかに
より厚いコーティングが性能を向上させると思われる。
できるコーティング法も調べた。図4a及び4bは試験
した4つのベアリングに関する運転温度を示す。異常
な、又は急速な温度上昇はなく、全体的温度記録は40
℃の近辺にあることがわかる。これは、平均運転温度が
標準リン酸塩コーティングより約5〜10℃低いことを
意味する。ベアリング16の保持器を、故意に残留リン
酸塩+MoS2コーティングを用いて試験した。試験結
果は、MoS2コーティングの前に保持器がリン酸塩化
されていてもいなくても、ベアリング性能は有意に影響
されないことを示す。保持器上にこれらの商業的抗−摩
擦コーティングを有する、試験したすべてのベアリング
のベアリング性能ランキングを表4に示す。試験したす
べてのベアリングの場合に最小の保持器摩耗が観察され
る。
較 図5は非−塗布スチール保持器、リン酸塩保持器、PT
FE/MoS2保持器(Eeonyx,Dowty)及
びMoS2(Molykote 7409)塗布保持器
のベアリング性能間の比較を示す。一般に、MoS2含
有固体滑剤コーティングはリン酸塩コーティングを有す
る、又は有していない標準保持器より良く作用すると結
論することができる。結果は、固体滑剤コーティングが
ローラー及び軌道上の褐色帯の形成を除去することによ
りベアリング性能を向上させることができると明らかに
断定している。
のローラー及び軌道上の褐色帯の形成に伴う問題は、運
転温度を下げるための固体滑剤コーティング、例えばP
TFE/MoS2又はMoS2(Molykote)コー
ティングをベアリング保持器上で用いることにより除去
できると結論することができる。リン酸マンガン塗布保
持器と比較して5〜10℃低い運転温度が予想される。
品の付着に3つの方法が用いられた。Eeonyxの方
法の利点は迅速な機械的方法であり、コーティングの厚
さを3〜5μmの薄さまで適合させることができ、他の
化学的担体を含まない。商業的噴霧及び浸漬法は他の化
学的結合剤を用い、高温硬化を必要とする。
である。
グの運転温度を下げるための固体滑剤含有コーティング
を塗布されていることを特徴とするグリース潤滑ローリ
ング素子ベアリングのための保持器。
族遷移金属のジスルフィド及び/又はジセレニドを含む
ことを特徴とする上記1項に記載の保持器。
S2を好ましくはPTFEなどの有機樹脂と共に含むこ
とを特徴とする上記1及び/又は2項に記載の保持器。
グ”を用いて保持器に適用されることを特徴とする上記
1〜3項に記載のベアリング保持器。
あることを特徴とする上記1〜4項に記載の保持器具。
空間のローリング素子、及びあらかじめ決められた相互
間隔にローリング素子を保持するための保持器を含み、
ベアリングが上記1〜5項に記載の保持器を含むことを
特徴とするローリング素子ベアリング。
であることを特徴とする上記6項に記載のローリング素
子ベアリング。
固体滑剤コーティングを塗布することを特徴とする、外
輪及び内輪、該輪の間のベアリング空間のローリング素
子及びあらかじめ決められた相互間隔にローリング素子
を保持するための保持器を含むローリング素子ベアリン
グの保持器の運転温度を下げ、ベアリング中に存在する
グリースの寿命を延ばし、及び/又はローリング素子ベ
アリングの実用寿命を延ばすための方法。
移金属のジスルフィド及び/又はジセレニドを含むコー
ティングを塗布されていることを特徴とする上記8項に
記載の方法。
又はWS2含有固体滑剤コーティングをPTFEなどの
有機樹脂と共に塗布されていることを特徴とする上記8
又は9項に記載の方法。
リング素子保持器及び/又はベアリングの運転温度を下
げ、ベアリング中に存在するグリースの寿命を延ばし、
及び/又はローリング素子ベアリングの有効実用寿命を
延ばすためのMoS2及び/又はWS2含有固体滑剤コー
ティングの利用。
時間のグラフであり、標準リン酸塩保持器のベアリング
性能を示す。
時間のグラフであり、PCRA−塗布保持器(比較)の
ベアリング性能を示す。
時間のグラフであり、Eeonyx−塗布保持器(本発
明)のベアリング性能を示す。
時間のグラフであり、aはDowty−塗布保持器(本
発明)のベアリング性能、bはMolykote−塗布
保持器(本発明)のベアリング性能を示す。
時間のグラフであり、保持器上の選ばれたコーティング
のベアリング性能を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 保持器が、保持器及び/又はベアリング
の運転温度(running temperatur
e)を下げるための固体滑剤含有コーティングを塗布さ
れていることを特徴とするグリース潤滑ローリング素子
ベアリングのための保持器。 - 【請求項2】 外輪及び内輪、該輪の間のベアリング空
間のローリング素子、及びあらかじめ決められた相互間
隔にローリング素子を保持するための保持器を含み、ベ
アリングが請求項1に記載の保持器を含むことを特徴と
するローリング素子ベアリング。 - 【請求項3】 ベアリング保持器又はローラー末端に固
体滑剤コーティングを塗布することを特徴とする、外輪
及び内輪、該輪の間のベアリング空間のローリング素子
及びあらかじめ決められた相互間隔にローリング素子を
保持するための保持器を含むローリング素子ベアリング
の保持器の運転温度を下げ、ベアリング中に存在するグ
リースの寿命を延ばし、及び/又はローリング素子ベア
リングの実用寿命を延ばすための方法。 - 【請求項4】 ローラー末端−フランジ接点、ローリン
グ素子保持器及び/又はベアリングの運転温度を下げ、
ベアリング中に存在するグリースの寿命を延ばし、及び
/又はローリング素子ベアリングの有効実用寿命を延ば
すためのMoS2及び/又はWS2含有固体滑剤コーティ
ングの利用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL9401234A NL9401234A (nl) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | Rollager met een bekleding met lage wrijving. |
NL9401234 | 1994-07-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08100819A true JPH08100819A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=19864474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7210943A Pending JPH08100819A (ja) | 1994-07-27 | 1995-07-27 | 固体滑剤コーテイングを有するグリース潤滑ローリング素子ベアリング |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5860747A (ja) |
EP (1) | EP0695884B1 (ja) |
JP (1) | JPH08100819A (ja) |
DE (1) | DE69534033T2 (ja) |
NL (1) | NL9401234A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102642A (ja) * | 2010-12-28 | 2011-05-26 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
CN105909962A (zh) * | 2016-04-15 | 2016-08-31 | 哈尔滨工业大学 | 一种膜-脂复合润滑方法 |
CN105909963A (zh) * | 2016-04-15 | 2016-08-31 | 哈尔滨工业大学 | 一种膜-油复合润滑方法 |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19708880A1 (de) * | 1997-03-05 | 1998-09-10 | Widia Gmbh | Schneideinsatz zum Zerspanen |
JP2002181050A (ja) * | 2000-03-16 | 2002-06-26 | Nsk Ltd | 転がり摺動部材とその製造方法及び転がり摺動ユニット |
DE10045258A1 (de) * | 2000-09-13 | 2002-04-04 | Hegenscheidt Mfd Gmbh & Co Kg | Rollenkäfig für eine Festwalzrolle |
US6659650B2 (en) * | 2002-01-28 | 2003-12-09 | The Timken Company | Wheel bearing with improved cage |
US7687112B2 (en) * | 2004-07-14 | 2010-03-30 | Kinetitec Corporation | Surface for reduced friction and wear and method of making the same |
US20070134468A1 (en) * | 2004-07-14 | 2007-06-14 | Buehler Jane E | Enhanced friction reducing surface and method of making the same |
DE102006010171A1 (de) * | 2006-03-06 | 2007-09-13 | Gebrüder Reinfurt GmbH & Co. KG | Wälzlagerkäfig aus Metallkunststoffhybridband |
JPWO2007139197A1 (ja) | 2006-05-31 | 2009-10-15 | 日本精工株式会社 | 転動装置 |
DE102006030836B4 (de) * | 2006-07-04 | 2012-03-01 | Gebrüder Reinfurt GmbH & Co. KG | Wälzlagerkäfig |
JP5272381B2 (ja) * | 2007-11-14 | 2013-08-28 | 株式会社ジェイテクト | 転がり軸受 |
DE102008032662A1 (de) * | 2008-04-15 | 2009-10-22 | Schaeffler Kg | Käfig für ein Wälzlager |
US8735481B2 (en) | 2008-05-01 | 2014-05-27 | Roller Bearing Company Of America, Inc. | Self-lubricating surface coating composition for low friction or soft substrate applications |
EP2285884B1 (en) * | 2008-05-01 | 2014-04-02 | Roller Bearing Company of America, Inc. | Self-lubricating surface coating composition |
DE102009009309A1 (de) * | 2009-02-17 | 2010-08-19 | Oerlikon Leybold Vacuum Gmbh | Wälzlager für den Einsatz im Vakuum sowie Verfahren zur Herstellung von zweiteiligen Wälzlagerkäfigen |
DE102010008945A1 (de) | 2010-02-23 | 2011-10-06 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Kegelrollenlager |
DE202012000854U1 (de) | 2012-01-30 | 2012-02-27 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Wälzlagerkäfig und Wälzlager |
DE102012101649A1 (de) * | 2012-02-29 | 2013-08-29 | Thyssenkrupp Rothe Erde Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Wälzlagerkäfigs, insbesondere für Großwälzlager sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
US9097281B2 (en) | 2012-08-03 | 2015-08-04 | Hamilton Sundstrand Corporation | Ball bearing particularly for use in high speed generator |
US9239078B2 (en) | 2013-11-15 | 2016-01-19 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Phenolic bearing cage with self-lubricating coating and method of manufacturing phenolic bearing cage with self-lubricating coating |
US9850942B2 (en) * | 2015-04-09 | 2017-12-26 | Aktiebolaget Skf | Bearing and bearing arrangement |
US9797440B2 (en) * | 2015-04-09 | 2017-10-24 | Aktiebolaget Skf | Bearing |
JP6733329B2 (ja) * | 2016-06-10 | 2020-07-29 | 株式会社ジェイテクト | 転がり軸受、機械要素、及び固体膜形成方法 |
DE102020102635A1 (de) | 2020-02-03 | 2021-08-05 | Klüber Lubrication München Se & Co. Kg | Tribologisches System |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB795242A (en) * | 1955-02-17 | 1958-05-21 | Sperry Gyroscope Co Ltd | Cages for ball or roller bearings |
GB826091A (en) * | 1956-12-21 | 1959-12-23 | Skf Svenska Kullagerfab Ab | Improvements in or relating to rolling bearings |
US3198735A (en) * | 1961-10-20 | 1965-08-03 | Edward R Lamson | Solid lubricant composition and method for lubricating anti-friction bearing structures |
US3500525A (en) * | 1967-11-28 | 1970-03-17 | Nasa | Method of lubricating rolling element bearings |
US3698931A (en) * | 1969-06-18 | 1972-10-17 | Polymer Research Corp Of Ameri | Method of grafting polymerizable monomers onto substrates |
US3843962A (en) * | 1973-08-20 | 1974-10-22 | Rogers Corp | Bearing |
GB1515643A (en) * | 1977-02-24 | 1978-06-28 | Ferranti Ltd | Bearings |
JPS5557717A (en) * | 1978-10-25 | 1980-04-28 | Koyo Seiko Co Ltd | Rolling bearing |
JPS55100422A (en) * | 1979-01-25 | 1980-07-31 | Koyo Seiko Co Ltd | Self-lubricant ball bearing |
DE3041558A1 (de) * | 1980-11-04 | 1982-06-09 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren zur herstellung von lagern fuer drehanoden von roentgenroehren und damit hergestellten roentgenroehren |
SE8501757L (sv) * | 1985-04-10 | 1986-07-14 | Skf Ab | Separationsorgan for kulorna i ett kullager samt sett att framstella detta organ |
JPS62141314A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-24 | Agency Of Ind Science & Technol | 高温用セラミツク転がり軸受 |
US4871266A (en) * | 1987-06-24 | 1989-10-03 | Ngk Insulators, Ltd. | Slide assemblies |
JPS6412130A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-17 | Toshiba Corp | Deep groove ball bearing |
FR2633534B1 (fr) * | 1988-07-01 | 1992-03-13 | Roulements Soc Nouvelle | Procede de depot d'un revetement auto-lubrifiant a base de ptfe sur un element de roulement et roulements ainsi obtenus |
ATE167426T1 (de) | 1989-09-28 | 1998-07-15 | David John Instance | Etiketten und ihre herstellung |
JPH03255223A (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-14 | Honda Motor Co Ltd | ころがり軸受 |
GB2250549B (en) * | 1990-11-30 | 1995-01-11 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Rolling bearing with solid lubricant |
WO1992018560A1 (fr) * | 1991-04-22 | 1992-10-29 | Takata Corporation | Element comportant un enduit en surface |
US5262241A (en) * | 1991-08-26 | 1993-11-16 | Eeonyx Corporation | Surface coated products |
JP2992717B2 (ja) * | 1991-10-30 | 1999-12-20 | エヌティエヌ株式会社 | 半導体製造設備用転がり軸受 |
US5262216A (en) * | 1992-08-04 | 1993-11-16 | Avery Dennison Corporation | Pressure sensitive label assembly |
JPH06109022A (ja) * | 1992-09-29 | 1994-04-19 | Ntn Corp | 転動体使用部品の固体潤滑被膜形成方法 |
-
1994
- 1994-07-27 NL NL9401234A patent/NL9401234A/nl not_active Application Discontinuation
-
1995
- 1995-07-27 JP JP7210943A patent/JPH08100819A/ja active Pending
- 1995-07-27 EP EP95202068A patent/EP0695884B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-07-27 DE DE69534033T patent/DE69534033T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-10-21 US US08/954,857 patent/US5860747A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011102642A (ja) * | 2010-12-28 | 2011-05-26 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
CN105909962A (zh) * | 2016-04-15 | 2016-08-31 | 哈尔滨工业大学 | 一种膜-脂复合润滑方法 |
CN105909963A (zh) * | 2016-04-15 | 2016-08-31 | 哈尔滨工业大学 | 一种膜-油复合润滑方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69534033D1 (de) | 2005-04-07 |
NL9401234A (nl) | 1996-03-01 |
US5860747A (en) | 1999-01-19 |
EP0695884A1 (en) | 1996-02-07 |
DE69534033T2 (de) | 2006-04-13 |
EP0695884B1 (en) | 2005-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08100819A (ja) | 固体滑剤コーテイングを有するグリース潤滑ローリング素子ベアリング | |
US5630668A (en) | Thrust needle-shaped roller bearing, rolling bearing, and cage of the thrust needle-shaped roller bearing | |
US20060056752A1 (en) | Bearing having anodic nanoparticle lubricant | |
CN101622333A (zh) | 高速轴承用润滑脂及高速用滚动轴承 | |
EP0816698B1 (en) | Lubricated rolling contact devices, a method for lubricating these and a composition suitable for such lubrication | |
TWI454568B (zh) | High-speed bearings with lubricating oil and high-speed rolling bearings | |
JP6114007B2 (ja) | 転がり軸受用保持器および転がり軸受 | |
JP4227897B2 (ja) | セラミック製転がり要素及び鋼製内輪又は外輪を有する転がり軸受 | |
US3843962A (en) | Bearing | |
GB2120737A (en) | A method for increasing the life of and reducing the friction in lubricated conical roller bearings | |
JPH06229424A (ja) | 転がり軸受 | |
JP4653989B2 (ja) | 転がり軸受 | |
Briscoe et al. | Considerations on the lubrication of spacecraft mechanisms | |
JP2007255492A (ja) | 転がり軸受 | |
JPH04370411A (ja) | ハイブリッド軸受 | |
JP2002339995A (ja) | 転がり軸受 | |
JP4277521B2 (ja) | テンタークリップ用転がり軸受 | |
JP2011043182A (ja) | 保持器付きころ、保持器付きころ軸受および保持器 | |
JP2017057981A (ja) | 転がり軸受 | |
JPH06159369A (ja) | 耐食性転がり軸受 | |
JP3453504B2 (ja) | 転がり部材又は摺動部材及び転がり軸受 | |
JP2006250324A (ja) | 保持器 | |
Al-Samarai et al. | Lubrication and Lubricants | |
JPH1130236A (ja) | 軸受用金属材料および転がり軸受 | |
Canter | Key trends in bearing lubrication |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20050428 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20050531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060807 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060811 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |