JPH0810023Y2 - 計器類の部品位置決め固定構造 - Google Patents

計器類の部品位置決め固定構造

Info

Publication number
JPH0810023Y2
JPH0810023Y2 JP1990050715U JP5071590U JPH0810023Y2 JP H0810023 Y2 JPH0810023 Y2 JP H0810023Y2 JP 1990050715 U JP1990050715 U JP 1990050715U JP 5071590 U JP5071590 U JP 5071590U JP H0810023 Y2 JPH0810023 Y2 JP H0810023Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
dial plate
boss
columnar
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990050715U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0411135U (ja
Inventor
正信 瀧下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1990050715U priority Critical patent/JPH0810023Y2/ja
Publication of JPH0411135U publication Critical patent/JPH0411135U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0810023Y2 publication Critical patent/JPH0810023Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動車などに設けられた計器類の部品位置決
め構造に関する。
(従来の技術) 例えば自動車用計器において、ケース内に内機を収納
し、ケース開口部側に文字板と見返し板とを取り付ける
部品位置決め固定構造は、従来は例えば第7図乃至第10
図に示すように構成されていた。
第7図において、ケース1内には内機2が収納固定さ
れており、ケース1の内部底面には複数個、例えば4個
の柱状突起部であるケースボス3が、底面に対して直角
に立設されている。そして内機2の前面には文字板4が
装着されており、文字板4の外周近傍にはケースボス3
に整合する位置に、第8図に示すようにそれぞれ案内孔
5が設けられている。またケースボス3の文字板4が当
接する端面には、案内孔5と同心上に取付孔6が形成さ
れている。
一方、ケース1の開口面は見返し板7で被覆されてお
り見返し板7のほぼ中央には、内機2の指針8及び文字
板4を監視できるように開口窓9が形成されている。さ
らに見返し板7の前面は表硝子10で被覆されている。
見返し板7の内側の面には、ケースボス3に整合する
位置にそれぞれ見返しボス11が設けられている。見返し
ボス11は第8図及び第9図に示すように断面が十字状で
先端が円錐状に形成された突起物であり、第10図に示す
ように文字板4の案内孔5及びケースボス3の取付孔6
に嵌合されて、文字板4及び見返し板7のケースボス3
に対する位置決め固定を行なっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記の従来の部品位置決め固定構造によ
ると、見返し板7をケースボス3に組み込む前には文字
板4の位置決めができず、組立作業性が悪いという問題
があった。また見返しボス11は十字状の外周が文字板4
の案内孔5に当接して文字板4の位置決めを行なってい
るため、4点の点接触となる。このとき見返しボス11の
十字形状や案内孔5の形状が正確でないと、3点または
2点でしか接触しない場合があり、確実な位置決め固定
ができない。この結果、見返し板7の開口窓9と文字板
4に形成された意匠などとの間に位置ずれが発生した
り、振動により文字板4のビビリ音が発生するという問
題もあった。
なお、この種の従来技術としては実公昭54−44344号
公報に記載されたように、部品を収納するケースと前記
部品の一方に弾性突起を設け、他方にこの弾性突起に当
接する傾斜面を設けて、ケースを部品に固定する構造の
部品固定装置が知られているが、上記の点については配
慮されていなかった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、部品
をケースに対して精度よく強固に位置決め固定すること
のできる計器類の部品位置決め固定構造を提供すること
を目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、内機が収納さ
れたケースの内部底面に複数個の柱状突起部を立設し、
これらの柱状突起部の先端に文字板及び見返し板を位置
決め固定する計器類の部品位置決め固定構造において、
前記柱状突起部の先端に、前記文字板の裏面に面接触し
てこれを支持する支持面と、前記柱状突起部より外径が
小さく先端が円錘状に形成されて、前記文字板に形成し
た案内孔を貫通する案内部材とを一体に形成するととも
に、前記見返し板の前記各柱状突起部と対向する位置
に、前記案内部材が嵌合し、前記柱状突起部の支持面と
の間に前記文字板を挾持する連結部材を設けたことを特
徴としている。
(作用) 上記の構成によると、柱状突起部の先端に形成された
案内部材に文字板を嵌合し、支持面に当接させることに
より文字板の位置決めを確実に行なうことができる。そ
の後に見返し板により文字板を被覆し、見返し板に設け
られた連結部材に前記案内部材を嵌合し、連結部材と前
記支持面との間に文字板を挾持することにより、見返し
板と文字板との正確な位置決めができ、しかも柱状突起
部に対し強固に固定することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に本考案の一実施例を示す。これら
の図において、第7図及び第8図に示す従来例の部分と
同一または同等部分には同一符号を付して示し、説明を
適宜省略する。
本実施例の特徴は柱状突起部であるケースボス3の先
端の形状と、見返し板7に設けられた連結部材である見
返しボス12の形状にあり、他の部分の構造は従来例と同
様である。ケースボス3の先端には、ケースボス3より
外径が小さく先端が円錐状に形成された案内部材である
ガイドピン13が、同心上に一体に設けられている。そし
てケースボス3とガイドピン13との接合部には、円環状
の支持面14が軸方向に対して直角に形成されている。ま
たガイドピン13は文字板4に形成された案内孔5に嵌合
可能となっている。
一方、見返しボス12はほぼ円筒状に形成されており、
ケースボス3に対向する位置に軸方向が見返し板7に対
して直角の角度に固定されている。また見返しボス12が
ケースボス3に対向する開放端の内周には、テーパ面12
aが形成されており、見返しボス12の内径はガイドピン1
3が密着嵌合する寸法となっている。
次に本実施例の作用を説明する。文字板4の案内孔5
にケースボス3の先端のガイドピン13を挿入し、文字板
4の裏面側をケースボス3の支持面14に密着させる。次
に第2図に示すように見返し板7に設けられた見返しボ
ス12内にガイドピン13を嵌合し、見返しボス12の端面と
支持面14との間に文字板4を挾持固定する。このとき見
返しボス12の開放端内周にはテーパ面12aが形成されて
おり、ガイドピン13の先端は円錐状となっているので、
ガイドピン13の見返しボス12内への嵌合は容易に行なえ
る。
本実施例によれば、文字板4及び見返し板7のケース
ボス3に対する位置決め固定を、容易に精度よく、かつ
強固に行なうことができる。従って見返し板7の開口窓
9と文字板4上の意匠などとの位置ずれの発生が防止で
き、しかも振動による文字板4のビビリ音の発生も防止
できる。
第3図乃至第6図に本考案の他の実施例を示す。第3
図において、文字板4の案内孔5には直径上において内
側に突出する1対の突起部5aが形成されており、ガイド
ピン13の基部には突起部5aが嵌合する切欠部13aが形成
されている。また第4図乃至第6図に示すように、ガイ
ドピン13には直径上を軸方向に貫通するスリット13bが
形成されている。
本実施例によれば、ガイドピン13を文字板4の案内孔
5に挿入するときに、スリット13bが形成されているの
で、第6図に矢印Cで示す方向にガイドピン13の先端を
たわませることにより、一層挿入が容易となる。また文
字板4の案内孔5に形成された突起部5aをガイドピン13
に形成された切欠部13aに嵌合させることにより、さら
に正確な位置決め強固な固定を行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ケース内に立
設された柱状突起部の先端に案内部材を設け、この案内
部材を文字板を貫通させて見返し板の連結部材と嵌合さ
せて位置決め固定するようにしたので、見返し板の組付
前に文字板を位置決めすることができ、見返し板の開口
窓と文字板上の意匠などとの位置ずれの発生を防止でき
る。また文字板は柱状突起部の上端面と連結部材との間
に強固に挾持固定されるので、振動による文字板のビビ
リ音の発生も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部の構成を示す分解正面
図、第2図は同じく組立縦断面図、第3図は本考案の他
の実施例を示す要部斜視図、第4図は同じく平面図、第
5図及び第6図は第4図のそれぞれA−A線、B−B線
断面図、第7図は従来の計器構造を示す縦断面図、第8
図及び第10図は第7図のそれぞれ要部分解正面図及び要
部組立断面図、第9図は第8図のP矢視図である。 1…ケース 2…内機 3…柱状突起部(ケースボス) 4…文字板 7…見返し板 11,12…連結部材(見返しボス) 13…案内部材(ガイドピン) 14…支持面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内機が収納されたケースの内部底面に複数
    個の柱状突起部を立設し、これらの柱状突起部の先端に
    文字板及び見返し板を位置決め固定する計器類の部品位
    置決め固定構造において、 前記柱状突起部の先端に、前記文字板の裏面に面接触し
    てこれを支持する支持面と、前記柱状突起部より外径が
    小さく先端が円錘状に形成されて、前記文字板に形成し
    た案内孔を貫通する案内部材とを一体に形成するととも
    に、前記見返し板の前記各柱状突起部と対向する位置
    に、前記案内部材が嵌合し、前記柱状突起部の支持面と
    の間に前記文字板を挟持する連結部材を設けたことを特
    徴とする計器類の部品位置決め固定構造。
JP1990050715U 1990-05-17 1990-05-17 計器類の部品位置決め固定構造 Expired - Fee Related JPH0810023Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990050715U JPH0810023Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 計器類の部品位置決め固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990050715U JPH0810023Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 計器類の部品位置決め固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0411135U JPH0411135U (ja) 1992-01-30
JPH0810023Y2 true JPH0810023Y2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=31569504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990050715U Expired - Fee Related JPH0810023Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 計器類の部品位置決め固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0810023Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361122U (ja) * 1976-10-22 1978-05-24
JPS55171589U (ja) * 1979-05-26 1980-12-09
JP2017023250A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 レック株式会社 物干しハンガ用連結部材

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739742Y2 (ja) * 1986-07-29 1995-09-13 日本精機株式会社 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0411135U (ja) 1992-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0810023Y2 (ja) 計器類の部品位置決め固定構造
US4027841A (en) Reproducible mounting of prealigned optical assemblies
JPH0932822A (ja) 締結構造
JPH08232925A (ja) ブッシュ
JP2506707Y2 (ja) 計器装置
JP2504696Y2 (ja) クリップ
JP2552481Y2 (ja) 計器の文字板固定構造
JP2606412Y2 (ja) クリップ
JPH0727497Y2 (ja) 表示装置
JP2000074017A (ja) 薄型部材の取付構造
JPS5913685B2 (ja) 加速度センサ−
JPH0531676Y2 (ja)
JPS63124621U (ja)
JPH054241Y2 (ja)
JP2594662Y2 (ja) ツマミの取付構造
JPH09210252A (ja) クランプ
JPH1068907A (ja) 光アイソレータ
JP2592341Y2 (ja) 光レセプタクルの取付け用ジグ
JP2001030789A (ja) シフトレバー装置
JP2510193Y2 (ja) 指示計器
JPS6236194Y2 (ja)
JPH0672287U (ja) 回路基板内装ユニット
JP2002195853A (ja) エンコーダ、およびエンコーダの取り付け方法
JPH0612996U (ja) 指針ストッパ部材の固定構造
JPH0353131Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees