JPH0799629A - スチルカメラ - Google Patents

スチルカメラ

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JPH0799629A
JPH0799629A JP5302709A JP30270993A JPH0799629A JP H0799629 A JPH0799629 A JP H0799629A JP 5302709 A JP5302709 A JP 5302709A JP 30270993 A JP30270993 A JP 30270993A JP H0799629 A JPH0799629 A JP H0799629A
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JP
Japan
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continuous shooting
image data
compression
unit
temporary storage
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Application number
JP5302709A
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English (en)
Inventor
Takao Ikuma
孝夫 井熊
Koichiro Kawamura
晃一郎 川村
Masahisa Suzuki
政央 鈴木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連写中には画像データを圧縮せずに記録媒体
に格納し、連写終了後に圧縮して再格納することで連写
速度を向上させる。 【構成】 撮像部1と、駆動部3と、A/D変換器4
と、信号処理部5と、バッファメモリ6と、圧縮回路7
と、I/F回路8と、メモリカード9と、制御部10
と、読出処理部11と、レリーズスイッチ12と、連写
指定スイッチ13とを備えるスチルカメラにおいて、レ
リーズスイッチ12と連写指定スイッチ13によって連
写中と判断されると、制御部10から圧縮回路7に対し
て圧縮禁止が指示され、画像データは圧縮されずにメモ
リカード9に格納される。連写終了後、制御部10から
圧縮回路7に対して圧縮が指示されるとともに、読出処
理部11にデータ読み出しが指示され、メモリカード9
上の画像データがバッファメモリ6を介して圧縮回路7
に送られ、圧縮後にメモリカード9に再格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体像をデジタル画
像データに変換した後、これをデータ圧縮して記録媒体
に記録する形式のスチルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスチルカメラは、メモリカードの
容量に制限があるため、撮影画像データの中から人間の
視覚特性上不要な情報を省略してデータ圧縮した上で記
録媒体に記録する。このようなデータ圧縮の手法とし
て、例えば適応型離散コサイン変換(ADCT)方式が
ある。このADCT方式によれば、画像の特徴を損なう
ことなく情報量を大幅に圧縮することができるため、I
SOとCCITTとの合同機関であるJPEG(Joint
Photographic Experts Group)によって、静止画像の符
号化方式として勧告されている。
【0003】図11は、ADCT方式等によりデータ圧
縮した上で記録媒体に記録する従来のスチルカメラのブ
ロック図である。被写体からの光束は撮影レンズ2を介
して撮像部1に入力される。撮像部1内部の不図示のC
CD等は、駆動回路3から撮影を指示する信号が入力さ
れると、被写体光を光電変換した電気信号を出力する。
この電気信号に変換された画像データはA/D変換器4
でデジタル信号に変換された後、信号処理部5でγ補正
や輪郭強調等が行なわれる。信号処理部5からの出力は
バッファメモリ6に入力され、一時的に画像データの格
納が行なわれる。
【0004】バッファメモリ6に格納された画像データ
は、カメラ全体のデータ転送制御を行なう制御部10か
らの指示によって読み出され、圧縮回路7に送出され
る。圧縮回路7は画像データに対して、JPEG方式等
によりデータ圧縮処理を行なう。データ圧縮後の画像デ
ータはI/F回路8,91を介してメモリカード9内の
メモリ92に格納される。なお、信号処理部5と圧縮回
路7の間にバッファメモリ6を設けたのは、圧縮回路7
で画像データを圧縮するのに時間がかかるため、信号処
理部5から出力されたデータを遅延させて同期をとる必
要があるからである。また、スチルカメラには不図示の
連写スイッチが設けられ、このスイッチにより連写が指
示された場合、レリーズスイッチ12がオンの間は、画
像データの圧縮・メモリカードへの格納を連続して行な
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
チルカメラを用いて連写撮影を行なう場合、1枚分の撮
影が行なわれるたびにその画像データを圧縮してメモリ
カードに格納するという処理を繰り返し行なう。しかし
ながら、圧縮回路でのJPEG方式等によるデータ圧縮
は、複雑な演算処理を必要とするため、画素数が多いほ
ど、また画像データの輝度変化が大きいほど、データ圧
縮に時間がかかる。このため、例えば圧縮回路をハード
ウェアで構成したり、高速演算が可能なアルゴリズムを
用いて圧縮することも考えられるが、データ圧縮をしな
い通常のカメラと比較すると、連写速度がずいぶん遅く
なるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、連写速度を向上させるス
チルカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、被写体像を撮像
してデジタル画像データを出力する撮像手段1と、この
撮像手段1からの画像データを一時的に格納する一時記
憶手段6と、この一時記憶手段6に一時的に格納された
画像データを圧縮する圧縮手段7と、この圧縮手段7に
より圧縮された画像データを格納する記録媒体9とを備
えたスチルカメラに適用され、連写中か否かを判定する
連写判定手段12,13と、連写判定手段12,13に
よって連写中と判定されると、一時記憶手段6に格納さ
れた画像データを圧縮手段7で圧縮することなく記録媒
体9に記録し、連写判定手段12,13によって連写が
終了したと判定されると、記録媒体9から圧縮前の画像
データを読み出して圧縮手段7で圧縮し、その圧縮画像
データを記録媒体9に記録する制御手段10とで構成す
ることにより、上記目的が達成される。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のスチ
ルカメラにおいて、記録媒体9の空き容量が所定値以下
になったことを検出する検出手段10と、連写中に検出
手段10によって空き容量が所定値以下になったことが
検出されると撮影を禁止する禁止手段10とを備えたも
のである。請求項3の発明は、請求項2に記載のスチル
カメラにおいて、制御手段10を、禁止手段10によっ
て撮影が禁止されると、記録媒体9からの画像データを
圧縮手段7で圧縮して記録媒体9に記録するように構成
するものである。請求項4の発明は、請求項1に記載の
スチルカメラにおいて、制御手段10を、記録媒体9か
ら読み出された圧縮前の画像データを圧縮手段7で圧縮
中に撮影が指示されると、圧縮手段7で圧縮するのを停
止させて撮影を行なうように構成するものである。
【0009】請求項5の発明は、被写体像を撮像してデ
ジタル画像データを出力する撮像手段1と、この撮像手
段1からの画像データを一時的に格納する一時記憶手段
6と、この一時記憶手段6に一時的に格納された画像デ
ータを圧縮する圧縮手段7と、この圧縮手段7により圧
縮された画像データを格納する記録媒体9とを備えたス
チルカメラに適用され、連写中か否かを判定する連写判
定手段12,13と、この連写判定手段12,13によ
って連写中と判定されると、画像データを圧縮手段7に
送出することなく一時記憶手段6に一時的に格納し、連
写判定手段12,13によって連写が終了したと判定さ
れると、一時記憶手段6に格納されている圧縮前の画像
データを圧縮手段7で圧縮し、その圧縮画像データを記
録媒体9に記録する制御手段10とで構成することによ
り、上記目的が達成される。
【0010】請求項6の発明は、請求項5に記載のスチ
ルカメラにおいて、制御手段10を、一時記憶手段6に
一時的に格納された圧縮前の画像データを圧縮手段7で
圧縮中に撮影が指示されると、圧縮手段7で圧縮するの
を停止させて撮影を行なうように構成するものである。
【0011】請求項7の発明は、図6を参照して説明す
ると、被写体像を撮像してデジタル画像データを出力す
る撮像手段1と、この撮像手段1からの画像データを一
時的に格納する第1の一時記憶手段61と、画像データ
を圧縮する圧縮手段71と、この圧縮手段71により圧
縮された画像データを格納する記録媒体9とを備えたス
チルカメラに適用される。そして、撮像手段1から送出
される複数駒分の画像データを一時的に格納する着脱可
能な第2の一時記憶手段62と、高速連写中か否かを判
定する連写判定手段12,13A,13B,10と、こ
の連写判定手段によって高速連写中と判定されると、画
像データを圧縮手段71に送出することなく前記第1及
び第2の一時記憶手段61,62に一時的に格納し、前
記連写判定手段によって高速連写が終了したと判定され
ると、前記一時記憶手段61,62に格納されている圧
縮前の画像データを前記圧縮手段71で圧縮し、その圧
縮画像データを前記記録媒体9に記録する制御手段10
とを備えることにより、上述の目的は達成される。
【0012】請求項8の発明は、請求項7に記載のスチ
ルカメラにおいて、第2の一時記憶手段62が装着され
ると高速連写と判定するものである。
【0013】請求項9の発明は、請求項7に記載のスチ
ルカメラにおいて、高速連写と低速連写を選択する選択
手段13A,13Bと、第2の一時記憶手段62の装着
を検出する検出手段14とを備え、連写判定手段は、選
択手段13A,13Bで高速連写が選択され、かつ、検
出手段14が第2の一時記憶手段62の装着を検出して
いる時に高速連写と判定し、選択手段13A,13Bで
高速連写が選択されていても検出手段14が第2の一時
記憶手段62の装着を検出していないときは低速連写と
判定するものである。
【0014】請求項10の発明は、請求項9に記載のス
チルカメラにおいて、連写判定手段が低速連写と判定す
る時には、一時記憶手段61,62に記憶された1駒分
の画像データが圧縮されて記録手段9に記録されるまで
次駒の連写撮影を禁止するように制御手段10を構成し
たものである。
【0015】請求項11の発明は、請求項7に記載のス
チルカメラにおいて、第1および第2の一時記憶手段6
1,62の残り容量から第1の撮影可能枚数を演算する
とともに、記録手段9の残り容量から第2の撮影可能枚
数を演算する残駒演算手段10と、この演算手段10で
演算された第1および第2の撮影可能枚数のいずれか少
ないほうを表示する表示手段15とを具備するものであ
る。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明では、連写判定手段1
0,12,13によって連写中と判定されると、制御手
段10は一時記憶手段6に格納された画像データを圧縮
手段7で圧縮することなく記録媒体9に記録し、連写判
定手段10,12,13によって連写が終了したと判定
されると、制御手段10は記録媒体9からの圧縮前の画
像データを読み出して圧縮手段7で圧縮して記録媒体9
に記録する。これにより、連写速度が向上する。請求項
2に記載の発明では、検出手段10によって記録媒体9
の空き容量が所定値以下になったことが検出されると、
禁止手段10によって撮影が禁止される。請求項3に記
載の発明では、禁止手段10によって撮影が禁止される
と、記録媒体9からの画像データを圧縮手段7で圧縮し
て記録媒体9に記録する。請求項4および6に記載の発
明では、圧縮手段7で圧縮中に撮影が指示されると、制
御手段10は圧縮手段7で圧縮するのを停止させて撮影
を行なう。請求項5に記載の発明では、連写判定手段1
0,12,13によって連写中と判定されると、制御手
段10は画像データを圧縮手段7に送出することなく一
時記憶手段6に一時的に格納し、連写判定手段10,1
2,13によって連写が終了したと判定されると、制御
手段10は一時記憶手段6に格納されている圧縮前の画
像データを圧縮手段7で圧縮して記録媒体9に記録す
る。
【0017】請求項7に記載の発明では、高速連写中、
第1の一時記憶手段61と着脱可能な第2の一時記憶手
段62に複数駒の画像データが格納される。請求項8に
記載の発明では、第2の一時記憶手段62の装着により
高速連写が判定される。請求項9に記載の発明では、第
2の一時記憶手段62が装着された上で高速連写が選択
されと、高速連写と判定される。高速連写が選択されて
いても第2の一時記憶手段62が装着されていない時
は、低速連写と判定される。
【0018】請求項10に記載の発明では、低速連写と
判定されると1駒の画像データを圧縮して記録手段9に
格納するまでは次駒の撮影が禁止される。請求項11に
記載の発明では、一時記憶手段61,62の残り撮影可
能駒数と記録手段9の残り撮影可能駒数がそれぞれ演算
され、いずれか少ない方が表示手段15に表示される。
【0019】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0020】
【実施例】
−第1の実施例− 図1は、本発明によるスチルカメラの第1の実施例を示
すブロック図であり、図11に示す従来のスチルカメラ
と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下で
は相違点を中心に説明する。圧縮回路7は、バッファメ
モリ6に格納された画像データをJPEG方式等により
圧縮して出力する機能と、圧縮せずに出力する機能とを
有し、制御回路10からの指示によりいずれかの機能で
動作する。圧縮回路7で圧縮された画像データも圧縮さ
れない画像データも、I/F回路8,91を介してメモ
リカード9内部のメモリ92に格納することができる。
【0021】メモリカード9内部のメモリ92は、画像
データを格納するデータ格納領域とその画像データのフ
ァイル名等を格納するデータ識別領域とに分れており、
このデータ識別領域に格納されるデータによって、圧縮
しているデータとしていないデータとが識別される。具
体的には、画像データを格納する際、圧縮していない画
像データに対しては、データ識別領域のファイル名とし
て特有のファイル名が付けられる。あるいは、ファイル
名の拡張子に特有のコード番号が付記される。11は、
制御部10からの指示により、メモリカード9に格納さ
れている画像データを読み出す読出処理部である。この
読出処理部11で読み出された画像データは、バッファ
メモリ6に送出される。
【0022】制御部10には、レリーズスイッチ12か
らそのスイッチがオンか否かを示す信号が入力され、一
方、連写指定スイッチ13から連写を行なうか否かを示
す信号が入力される。制御部10はこれらのスイッチの
状態に応じて、各部に信号を送出し、撮影制御および撮
影画像データのメモリカード9への格納制御を行なう。
【0023】図2は、連写指定スイッチ13がオンのと
きの制御部10の動作を示すフローチャートであり、こ
のフローチャートに基づいて第1の実施例の動作につい
て説明する。このフローチャートはレリーズスイッチ1
2がオンになると処理を開始する。ステップS1では、
駆動回路3に対して撮影を指示する信号を送出する。駆
動回路3はこの信号をCCDを駆動するための信号に変
換して撮像部1に送出する。これにより、撮像部1から
はCCD上に結像された被写体光がアナログ電気信号に
変換されて出力される。ステップS2では、撮像部1か
ら出力されたアナログ電気信号を、A/D変換器4でデ
ジタル信号に変換する制御を行なう。ステップS3で
は、デジタル信号に変換された画像データを、信号処理
部5でγ補正等をする制御を行なう。ステップS4で
は、信号処理部5から出力された画像データをバッファ
メモリ6に格納する制御を行なう。ステップS5では、
バッファメモリ6に格納されている画像データを圧縮回
路7に送出する制御を行なうとともに、圧縮回路7に対
して、画像データを圧縮しないように指示する。これに
より、圧縮回路7は画像データを圧縮せずに信号処理部
5からの画像データをそのまま出力する。ステップS6
では、画像データをメモリカード9に格納する制御を行
なう。この際、画像データを圧縮していないことが識別
できるように、前述したように、例えばメモリカード9
上のデータ識別領域のファイル名の拡張子に特有のコー
ド番号を付記する。
【0024】ステップS7では、レリーズスイッチ12
がオンか否かを判定し、判定が肯定されると、連写中と
判断してステップS1に戻る。判定が否定されるとステ
ップS8に移行する。ステップS8では、読出処理部1
1に制御信号を送出する。これにより、読出処理部11
はメモリカード9から圧縮前の画像データを読み出し
て、そのデータをバッファメモリ6に格納する。ステッ
プS9では、バッファメモリ6に格納された画像データ
を圧縮回路7でデータ圧縮する制御を行なう。ステップ
S10では、圧縮された画像データをメモリカード9に
格納する制御を行なう。ステップS11では、圧縮して
いない画像データがまだメモリカード9に残っているか
否かを判定する。残っていると判定されるとステップS
8に戻り、一方残っていないと判定されると処理を終了
する。
【0025】このように、第1の実施例によれば、連写
中には画像データを圧縮しないでメモリカード9に格納
するため、メモリカード9に画像データを格納するまで
の時間が短縮され、連写速度を上げることができる。ま
た、圧縮しないでメモリカード9に格納したデータは連
写終了後ただちに読み出され、圧縮してメモリカード9
に再格納されるため、その処理に要する時間はわずかで
あり、連写終了後の次の撮影の妨げにはならない。
【0026】上記第1の実施例では、いったん画像デー
タを圧縮しないでメモリカード9に格納するため、メモ
リカード9に余裕がないときに連写撮影を行なう場合、
あるいは連写撮影する枚数が多い場合等には、メモリカ
ードにそのすべてを書き込めないおそれがある。そこ
で、メモリカードに余裕がない場合には連写撮影ができ
ないようにしてもよい。あるいは、図3のフローチャー
トのように、メモリカードの空き容量がなくなった時点
でいったん連写撮影を禁止してもよい。
【0027】図3において、ステップS51〜S56は
図2と同様の処理を行なう。ステップS57では、レリ
ーズスイッチ12がオンか否かを判定し、オンと判定さ
れるとステップS58に移行し、メモリカード9に空き
容量があるか否かを判定する。例えば、空き容量がメモ
リカード9の全容量の5%より多い場合、空き容量があ
ると判定してステップS51に戻って撮影を継続する。
一方、空き容量が全容量の5%以下になると空き容量が
ないと判定され、連写撮影を禁止してステップS59に
移行する。以下、ステップS8〜S11と同様にしてス
テップS59〜S62で画像データの圧縮制御とメモリ
カード9への格納制御を行なう。一方、ステップS57
でレリーズスイッチ12がオフと判定されると、ステッ
プS59に移行する。ステップS62で判定が否定、す
なわちすべての画像データの圧縮が終了するとステップ
S63に移行し、レリーズスイッチ12がオンか否かを
判定し、レリーズスイッチ12がオンと判定されると、
ステップS51に戻って撮影を再開する。一方、レリー
ズスイッチ12がオフであれば、処理を終了する。
【0028】このように、連写中にメモリカード9の空
き容量が所定値以下になると、いったん撮影を禁止して
圧縮処理を行ない、データ圧縮によってメモリカード9
に余裕が出ると撮影を再開するため、撮影上の不都合も
ほとんどなく、撮影を継続できる。
【0029】また、連写撮影時にはメモリカード9の空
き容量に応じて連写撮影できる枚数をファインダ内に表
示して撮影者に撮影枚数を報知するようにしてもよい。
なお、図3のフローチャートでは、連写撮影終了後に画
像データの圧縮を行なっている最中にレリーズスイッチ
9がオンされても撮影できない。このため、連写撮影終
了後すぐに撮影を再開したい場合に支障が生じる。そこ
で、図2のフローチャートにおいて、ステップS11で
判定が肯定されると、ステップS7に戻ってレリーズス
イッチ9がオンか否かを判定し、オンと判定されるとス
テップS1に戻るようにしてもよい。このようにすれ
ば、画像データの圧縮中にレリーズスイッチがオンにな
ると、データ圧縮処理を停止して撮影を行なうため、連
写撮影終了後すぐに撮影を再開できる。
【0030】−第2の実施例− 第1の実施例では、連写中は圧縮せずに画像データをメ
モリカードに格納することで連写速度を向上させている
が、メモリカードへの格納の際、圧縮していないことを
示す識別コード等を付加しなければならず、手間がかか
る。そこで、以下に説明する第2の実施例では、連写中
は撮影された画像データをすべてバッファメモリに格納
しておき、連写終了後にそのすべてを圧縮してメモリカ
ードに格納するようにし、さらに連写速度を向上させる
ものである。
【0031】図4は第2の実施例のブロック図である。
この第2の実施例は、読出処理部がない他は第1の実施
例と同様の構成から成り、その説明は省略する。ただ
し、第2の実施例のバッファメモリ6には、連写中の画
像データをすべて格納できるような大容量のメモリ、例
えば5枚程度の撮影画像データが格納できる容量のメモ
リが用いられる。
【0032】図5は第2の実施例の連写指定スイッチ1
3がオンのときの制御部10の動作を示すフローチャー
トであり、このフローチャートに基づいて第2の実施例
の動作について説明する。ステップS101〜S104
は第1の実施例の動作(図2のステップS1〜S4参
照)と同様であり、その説明は省略する。ステップS1
05では、レリーズスイッチ12がオンされているか否
かを判定する。判定が肯定されると連写中と判断してス
テップS101に戻る。これによりバッファメモリ6に
は新たな画像データが格納される。ステップS105で
判定が否定されると連写終了と判断してステップS10
6に移行し、バッファメモリ6に格納されている画像デ
ータを圧縮回路7に送出する制御を行なうとともに、圧
縮回路7でのデータ圧縮制御を行なう。ステップS10
7では、圧縮された画像データをメモリカード9に格納
する制御を行なう。ステップS108では、連写中にバ
ッファメモリ6に格納した画像データのすべてを圧縮し
たか否かを判定し、判定が否定されるとステップS10
6に戻り、一方判定が肯定されると処理を終了する。
【0033】このように、第2の実施例では、連写中に
はバッファメモリ6に画像データを格納するだけで、圧
縮もメモリカード9への格納もしないため、第1の実施
例よりもさらに連写速度を上げることができる。その
分、第1の実施例よりもバッファメモリの容量を大きく
する必要があるが、近年は大容量のメモリが安価に手に
入るため、コスト高にはならない。また、第1の実施例
では、圧縮しない画像データをいったんメモリカードに
格納するため、連写中にメモリカードがすぐに一杯にな
ってしまうが、上記第2の実施例では、圧縮したデータ
だけをメモリカードに格納するため、上記のような問題
は起らない。なお、図5のフローチャートにおいて、ス
テップS108で判定が否定されると、ステップS10
5に戻ってレリーズスイッチ9がオンか否かを判定し、
オンと判定されるとステップS101に戻るようにすれ
ば、連写撮影終了後に画像データの圧縮を行なっている
最中でも、撮影を再開できる。
【0034】−第3の実施例− 図6は第3の実施例の全体構成を示す図である。この実
施例では、1駒分の容量を備えたバッファメモリ61を
標準に常設するとともに、たとえば5駒分の容量を備え
たバッファメモリ62を増設できるように構成する。図
7に示すように、増設バッファメモリ62はそれぞれ1
駒分の容量を持つ第1のバッファメモリ62a、第2の
バッファメモリ62b……第Nのバッファメモリ62n
を備える。
【0035】図6において、13Aは、レリーズスイッ
チ12がオンし続けている間、たとえば1秒につき5枚
程度の連写を行なう高速連写スイッチ、13Bは、レリ
ーズスイッチがオンし続けている間、たとえば1秒につ
き1枚程度の連写を行なう低速連写スイッチ、13C
は、レリーズスイッチがオンし続けていても1枚だけ撮
影を行なうシングル撮影スイッチである。これらのスイ
ッチ13A〜13Cの信号は制御部10に入力される。
14は増設バッファメモリスイッチであり、増設バッフ
ァメモリ62を増設する操作に連動してオンし、そのオ
ン・オフ信号は制御部10に入力される。また、15は
撮影可能枚数や駒速モードなどを表示する表示器であ
り、後述するように、制御部10で演算された撮影可能
枚数や連写撮影可能枚数を表示する。
【0036】図8〜図10により第3の実施例の動作を
説明する。図8のプログラムはレリーズスイッチがオン
されると起動するもので制御部10に格納される。ステ
ップS201では駒速指定スイッチ13A〜13Cから
の信号により駒速モードを判定する。シングル撮影スイ
ッチ13Cがオンされている場合にはステップS202
に進み、シングル撮影処理を行なう。高速連写スイッチ
13Aがオンされている場合にはステップS203に進
み、増設バッファメモリスイッチ14がオンかを判定
し、オンならばステップS204に進む。ステップS2
04で高速連写撮影処理を行なう。この処理は図9によ
り後述する。
【0037】低速連写スイッチ13Bがオンされている
場合にはステップS205に進み、低速連写撮影処理を
行なう。低速連写撮影では、レリーズスイッチ12がオ
ンされると、撮像部1で撮影した1駒の画像データをバ
ッファメモリ61に取込み、バッファメモリ61の画像
データが圧縮回路71に出力され、圧縮されてメモリカ
ード9に転送される。その後、レリーズスイッチ12が
オンされていれば、撮像部1は次の画像信号をバッファ
メモリ61に送り出し、同様に圧縮、転送を行なう。し
たがって、低速連写撮影はデータの圧縮時間に依存した
駒速となる。
【0038】図9はステップS204の高速連写撮影処
理のプログラムを示し、先に説明した図2と同様な箇所
には同一の符号を付して相違点を中心に説明する。ステ
ップS301ではバッファメモリ61及び62に空き容
量があるか判定する。空き容量があればステップS1〜
S4の処理で撮影画像を空き容量のあるバッファメモリ
に格納する。ついで、ステップS7においてレリーズス
イッチ12がオンと判定されるとステップS301に戻
り、否定されるとステップS8Aに進む。ステップS3
01でバッファメモリに空き容量がないと判定されると
ステップS302で警告を行なってからステップS8に
進む。
【0039】連写終了後、ステップS8Aでバッファメ
モリ内の1駒分の画像信号を圧縮回路71に送り出し、
ステップS9で画像圧縮してステップS10でメモリカ
ード9に画像データを格納する。その後、ステップS3
03で警告を解除してから、ステップS11に進み、圧
縮処理が済んでいない画像データがバッファメモリに残
っていると判定されると、ステップS8Aに戻って圧縮
を行う。
【0040】図10は連写モード時の表示器15の表示
を制御するプログラムであり、所定のタイミングで起動
する。ステップS401で駒速モードを判定し、高速連
写撮影と判定されるとステップS402に進む。このス
テップS402において、メモリカード9の残り容量か
ら撮影可能な駒数を演算するとともに、バッファメモリ
61および62の残り容量から連写撮影可能な駒数を演
算する。ステップS403では、メモリカード9の残駒
がバッファメモリ61,62の残駒よりも多いか否かを
判定する。肯定されるとステップS404において、バ
ッファメモリ61,62の残駒を表示器15に表示し、
否定されるとステップS405において、メモリカード
9の残駒を表示器15に表示する。
【0041】このような処理を実行する第3の実施例に
おいては、高速連写撮影が指定されていても増設バッフ
ァメモリ62が装着されていないときは低速連写モード
に切換えられて(ステップS203がNO)、低速連写
撮影が行なわれる。また、高速連写撮影が指定され、バ
ッファメモリ62が装着されている時でも、バッファメ
モリ61,62に空き容量がなければ(ステップS30
1がNO)警告して撮影を禁止し、この警告処理に引続
いて、バッファメモリ61,62に格納されている画像
データを圧縮してメモリカード9に転送する。その結
果、バッファメモリ61,62に1駒分の空き容量がで
きた時点でレリーズスイッチ12がオンされていれば1
駒の撮影が行なわれる。
【0042】つまり、高速連写撮影中に、バッファメモ
リ61,62に6駒分の画像データが格納されると空き
容量無しの警告が行なわれ、1駒分の画像データをバッ
ファメモリから圧縮回路71に送出し、圧縮された画像
データがメモリカード9に格納される。この格納終了時
にレリーズスイッチ12がオンならば、バッファメモリ
の2駒目の画像データを圧縮処理せずに、撮像部1から
次駒の画像データを読み込んでバッファメモリに格納す
る。換言すると、高速連写モード設定中に空き容量無し
の警告が行なわれているとき、バッファメモリに1駒分
の空きができれば少なくとも1駒の撮影が行なわれ、バ
ッファメモリの全て(6駒分)が空くまで撮影が禁止さ
れず、シャッタチャンスを逃すおそれが少なくなる。ま
た、図9のステップS11が肯定されたときにステップ
S7に戻るようにすると、高速連写モードでレリーズス
イッチ12がオンしっぱなしのときに、6駒までは高速
連写撮影が行なわれ、7駒以降は自動的に低速連写撮影
モードで撮影を続行できる。さらに、圧縮動作とバッフ
ァメモリへの画像取込み動作を並行して行うようにして
もよい。
【0043】また、高速連写撮影モード時には、メモリ
カードの撮影可能残り駒数とバッファメモリの撮影可能
残り駒数のうちいずれか少ないほうを表示するようにし
たので、確実に高速連写できる駒数を撮影者に報知でき
る。つまり、バッファメモリ61,62が全て空いてい
て6駒の撮影が可能な状態でも、メモリカード9の空き
容量が2駒分しかない時には、高速連写は2駒しかでき
ないから、それを表示するものである。
【0044】なお、高速連写スイッチ13Aと低速連写
スイッチ13Bをそれぞれ設けずに、連写スイッチだけ
を設け、連写スイッチがオン、かつ、増設バッファメモ
リ62の装着により増設バッファメモリスイッチ14が
オンしている時には高速連写撮影モードを設定し、連写
スイッチがオン、かつ、増設バッファメモリスイッチ1
4がオフのときは低速連写撮影モードを設定するように
してもよい。また、連写スイッチ13A,13Bやスイ
ッチ13Cを省略して増設バッファメモリスイッチ14
だけを設け、このスイッチ14がオンのときは高速連写
撮影モードを設定するようにしてもよい。
【0045】このように構成した実施例にあっては、撮
像部1が撮像手段に、バッファメモリ6,61,62が
一時記憶手段に、圧縮回路7,71が圧縮手段に、メモ
リカード9が記録媒体に、レリーズスイッチ12と連写
指定スイッチ13,13A,13Bが連写判定手段に、
制御部10が制御手段、検出手段および禁止手段に、そ
れぞれ対応する。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
記載の発明によれば、連写中には、画像データを圧縮せ
ずに記録媒体に格納するため、画像データを記録媒体に
格納するまでの時間が短縮され、連写速度が向上する。
記録媒体に格納された画像データは、連写終了後ただち
に読み出されて圧縮された後、短時間のうちに再度格納
されるため、撮影上の不都合はない。また、請求項2に
記載の発明によれば、連写中に記録媒体の記録容量が所
定値以下になると、連写撮影を禁止することができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、記録媒体から
の非圧縮画像データを圧縮手段で圧縮中に撮影が指示さ
れると圧縮を停止するため、圧縮中であっても撮影を行
なうことができる。さらにまた、請求項5に記載の発明
によれば、連写中には、すべての画像データを圧縮手段
に送出することなく一時記憶手段に格納するため、連写
速度をより向上させることができる。請求項7に記載の
発明によれば、第1および第2の一時記憶手段を設け、
高速連写時には1駒づつ圧縮して記録手段に格納せず
に、一時記憶手段に複数駒の画像データを格納できるか
ら、より高速な連写が可能となる。請求項8に記載の発
明によれば、第2の一時記憶手段の装着をもって高速連
写が判定されから、いちいち高速連写を指定する操作が
不要となり、操作性が向上する。請求項9に記載の発明
によれば、第2の一時記憶手段が装着されている時に高
速連写撮影が指定された時のみ高速連写撮影を許可する
ようにしたので、一時記憶手段の容量が1駒分しかない
のに高速連写モードが設定されるのが防止される。この
場合、請求項10に記載の発明によれば、低速連写撮影
が設定されるから、連写速度は遅いもののとりあえず連
写撮影が可能となり、使い勝手が向上する。請求項11
に記載の発明によれば、高速連写撮影が設定されている
時には、一時記憶手段の残り撮影駒数と記録手段の残り
撮影可能駒数のうち少ない方を表示するようにしたか
ら、撮影者は高速連写可能な駒数を確実に知ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスチルカメラの第1の実施例のブ
ロック図である。
【図2】図1の制御部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】メモリカードの空き容量がなくなると連写撮影
を禁止する場合の制御部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明によるスチルカメラの第2の実施例のブ
ロック図である。
【図5】図4の制御部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明によるスチルカメラの第2の実施例のブ
ロック図である。
【図7】バッファメモリの詳細を示す図である。
【図8】電源スイッチオン時に図6の制御部で動作する
プログラムを示すフローチャートである。
【図9】高速連写時に図6の制御部の制御部で動作を示
すプログラムを示すフローチャートである。
【図10】図6の制御部で実行される残り駒表示のプロ
グラムを示すフローチャートである。
【図11】従来のスチルカメラのブロック図である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 撮影レンズ 3 駆動回路 4 A/D変換器 5 信号処理部 6,61,62 バッファメモリ 7,71 圧縮回路 8 I/F回路 9 メモリカード 12 レリーズスイッチ 13A 高速連写スイッチ 13B 低速連写スイッチ 13C シングル撮影スイッチ 14 増設バッファメモリスイッチ 15 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/781 5/91

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を撮像してデジタル画像データ
    を出力する撮像手段と、 この撮像手段からの画像データを一時的に格納する一時
    記憶手段と、 この一時記憶手段に一時的に格納された画像データを圧
    縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像データを格納する記
    録媒体とを備えたスチルカメラにおいて、 連写中か否かを判定する連写判定手段と、 前記連写判定手段によって連写中と判定されると、前記
    一時記憶手段に格納された画像データを前記圧縮手段で
    圧縮することなく前記記録媒体に記録し、前記連写判定
    手段によって連写が終了したと判定されると、前記記録
    媒体から圧縮前の画像データを読み出して前記圧縮手段
    で圧縮し、その圧縮画像データを前記記録媒体に記録す
    る制御手段とを備えたことを特徴とするスチルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスチルカメラにおい
    て、 前記記録媒体の空き容量が所定値以下になったことを検
    出する検出手段と、 連写中に前記検出手段によって前記空き容量が所定値以
    下になったことが検出されると撮影を禁止する禁止手段
    とを備えたことを特徴とするスチルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスチルカメラにおい
    て、 前記禁止手段によって撮影が禁止されると、前記制御手
    段は前記記録媒体からの画像データを前記圧縮手段で圧
    縮して前記記録媒体に記録することを特徴とするスチル
    カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のスチルカメラにおい
    て、 前記記録媒体から読み出された圧縮前の画像データを前
    記圧縮手段で圧縮中に撮影が指示されると、前記制御手
    段は前記圧縮手段で圧縮するのを停止させて撮影を行な
    うことを特徴とするスチルカメラ。
  5. 【請求項5】 被写体像を撮像してデジタル画像データ
    を出力する撮像手段と、 この撮像手段からの画像データを一時的に格納する一時
    記憶手段と、 この一時記憶手段に一時的に格納された画像データを圧
    縮する圧縮手段と、 この圧縮手段により圧縮された画像データを格納する記
    録媒体とを備えたスチルカメラにおいて、 連写中か否かを判定する連写判定手段と、 この連写判定手段によって連写中と判定されると、画像
    データを前記圧縮手段に送出することなく前記一時記憶
    手段に一時的に格納し、前記連写判定手段によって連写
    が終了したと判定されると、前記一時記憶手段に格納さ
    れている圧縮前の画像データを前記圧縮手段で圧縮し、
    その圧縮画像データを前記記録媒体に記録する制御手段
    とを備えたことを特徴とするスチルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のスチルカメラにおい
    て、 前記一時記憶手段に一時的に格納された圧縮前の画像デ
    ータを前記圧縮手段で圧縮中に撮影が指示されると、前
    記制御手段は前記圧縮手段で圧縮するのを停止させて撮
    影を行なうことを特徴とするスチルカメラ。
  7. 【請求項7】 被写体像を撮像してデジタル画像データ
    を出力する撮像手段と、 この撮像手段からの画像データを一時的に格納する第1
    の一時記憶手段と、 前記画像データを圧縮する圧縮手段と、 この圧縮手段により圧縮された画像データを格納する記
    録媒体とを備えたスチルカメラにおいて、 前記撮像手段から送出される複数駒分の画像データを一
    時的に格納する着脱可能な第2の一時記憶手段と、 高速連写中か否かを判定する連写判定手段と、 この連写判定手段によって高速連写中と判定されると、
    画像データを前記圧縮手段に送出することなく前記第1
    及び第2の一時記憶手段に一時的に格納し、前記連写判
    定手段によって高速連写が終了したと判定されると、前
    記一時記憶手段に格納されている圧縮前の画像データを
    前記圧縮手段で圧縮し、その圧縮画像データを前記記録
    媒体に記録する制御手段とを備えたことを特徴とするス
    チルカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のスチルカメラにおい
    て、 前記連写判定手段は、前記第2の一時記憶手段が装着さ
    れると高速連写と判定することを特徴とするスチルカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のスチルカメラにおい
    て、 高速連写と低速連写を選択する選択手段と、 前記第2の一時記憶手段の装着を検出する検出手段とを
    備え、 前記連写判定手段は、前記選択手段で高速連写が選択さ
    れ、かつ、前記検出手段が前記第2の一時記憶手段の装
    着を検出している時に高速連写と判定し、前記選択手段
    で高速連写が選択されていても前記検出手段が前記第2
    の一時記憶手段の装着を検出していないときは低速連写
    と判定することを特徴とするスチルカメラ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のスチルカメラにおい
    て、 前記制御手段は、前記連写判定手段が低速連写と判定す
    る時には、前記一時記憶手段に記憶された1駒分の画像
    データが圧縮されて前記記録手段に記録されるまで次駒
    の連写撮影を禁止することを特徴とするスチルカメラ。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載のスチルカメラにおい
    て、 前記第1および第2の一時記憶手段の残り容量から第1
    の撮影可能枚数を演算するとともに、前記記録媒体の残
    り容量から第2の撮影可能枚数を演算する残駒演算手段
    と、 この演算手段で演算された第1および第2の撮影可能枚
    数のいずれか少ないほうを表示する表示手段とを具備す
    ることを特徴とするスチルカメラ。
JP5302709A 1993-08-02 1993-12-02 スチルカメラ Pending JPH0799629A (ja)

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