JP5495670B2 - 撮像装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタルスチルカメラ等の撮像装置に関し、特に、静止画撮影機能と動画撮影機能とを備えた撮像装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
デジタルスチルカメラ等の撮像装置においては、1コマごとに撮影する静止画の撮影・記録は勿論のこと、動画も撮影・記録することが可能になってきている。更に、動画撮影中に動画撮影を中断することなく静止画撮影を行えるデジタルスチルカメラも実現されている。また、静止画や動画を撮影するデジタルスチルカメラの多くは、被写体を撮影して得られる画像データを着脱可能な記録媒体や内蔵のメモリに記録している。
しかしながら、動画撮影中に静止画を撮影し、得られた静止画データを共通の記録媒体に記録させていくと、記録媒体においては動画データの間に静止画データが書き込まれることになり、動画データの不連続化を引き起こしてしまう。
これはフラグメンテーションと呼ばれる現象であり、一般的には、ファイルの書き込みと削除を繰り返すことで記録媒体内における同一ファイルのファイルデータの配置が不連続になり、連続した空き領域が少なくなることによって引き起こされる。
このフラグメンテーションが発生すると、どの空き領域にも入り切らないファイルが増え、同一ファイルのファイルデータを2つ以上の空き領域に断片的に保存しなければならなくなる。また、フラグメンテーションが発生すると、記録媒体への書き込み速度が低下すると共に、1つのファイルに係るファイルデータが連続して記録されている場合に比べて、読み出しの速度が低下してしまう。
これらフラグメンテーションに係る問題の解決策として、PC等ではデフラグという機能により、記録媒体内のファイルを先頭から配置し直すことで、ファイルデータの断片化状態を解消し、連続した空き領域を増大させる手法が採られている。
しかしながら、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等においては、デフラグ機能は高価な機能であること等により、デフラグ機能が組み込まれている機種は少ない。
そこで、ファイルデータの断片化状態を解消する手法として、撮影した動画データと静止画データを別々の記録媒体に記録しておき、動画撮影が終了した後に、動画データが記録されている記録媒体に静止画データを書き戻す手法が提案されている(特許文献1,2参照)。
特許第3609870号 特開平9−233410号公報
しかしながら、特許文献1,2では、静止画用記録媒体に記録しておいた静止画データを動画用記録媒体に書き戻すための動画用記録媒体上の容量を考慮していない。このため、特許文献1,2では、動画撮影が終了した際に動画用記録媒体の空き容量が少なくなり、動画用記録媒体に静止画を書き戻せなくなってしまう可能性がある。
本発明は、このような技術的な背景の下になされたもので、その目的は、動画撮影中に撮影し、動画データとは別の記録媒体に記録しておいた静止画データを動画用の記録媒体に書き戻す場合に、動画のファイルデータの断片化を防止できる撮像装置、その制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る撮像装置は、動画撮影の途中で静止画撮影を行う機能を有する撮像装置において、前記動画撮影で得られる動画データを記録する第1の記録媒体と、前記動画撮影の途中で前記静止画撮影を行った際に得られる静止画データを記録する第2の記録媒体と、前記動画撮影中に、前記第1の記録媒体の残容量第2の記録媒体に記録されている静止画データの容量に基づいて、当該第1の記録媒体の撮影画像に関する残りの記録容量を算出する算出手段と、前記動画撮影中に、前記算出手段により算出された残りの記録容量を表示部に表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、動画撮影中に撮影し、動画データとは別の記録媒体に記録しておいた静止画データを動画用の記録媒体に書き戻す場合に、動画のファイルデータの断片化を防止することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置(デジタルスチルカメラ)の撮影動作の概要を示すフローチャートである。 動画撮影中に静止画データ用記録媒体の残容量が低下した場合の処理を示すフローチャートである。 動画撮影終了後に静止画データを動画データ用記録媒体に転送する処理の詳細を示すフローチャートである。 動画撮影中にカード蓋が開けられた場合の処理を示すフローチャートである。 動画の撮影時間と撮影可能時間、静止画の撮影枚数と撮影可能枚数の表示の変遷例を示す図である。 動画撮影中に静止画撮影を行った場合の動画データと静止画データの記録媒体への記録状態を示す概念図である(図7(a)は従来例、図7(b)は本実施の形態)。 動画撮影中に静止画撮影を行った場合に静止画データの記録媒体に関して表示される表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図であり、図2〜図5は、図1の撮像装置の動作例を示すフローチャートである。本撮像装置は、デジタルスチルカメラ100として構成されているが、デジタルビデオカメラ等の他の撮像装置にも適用可能である。
デジタルスチルカメラ(以下、デジタルカメラという)100は、図1に示すように、撮影レンズ101を介して受光した被写体像(光学像)を光電変換する例えばCMOSセンサ等の撮像素子102を有している。撮像素子102から読み出されたアナログの画像信号は、A/D変換器103によってデジタル化されて画像データとして出力される。
なお、A/D変換器103から出力されるデジタル画像データであって、ホワイトバランス、コントラスト、シャープネス、色の濃さ、色あい等を調整していないデジタル画像データをRAWデータと呼ぶ。
A/D変換器103から出力されたRAWデータは、メモリコントローラ104を介してメモリ105に格納される。メモリ105は、複数の画像分のRAWデータを保持する記録容量を有するメモリであり、動画像記録時には動画バッファ、静止画記録時には静止画バッファとして利用される。
メモリ105に格納されたRAWデータに対しては、RAWデータ処理部106によってキズ補正処理が施される。キズ補正処理とは、撮像素子102上のキズ画素、撮像素子102に付着したホコリ等によって欠損した部分を補正する処理のことである。
また、静止画記録形式がRAW形式である場合には、RAWデータ処理部106により、さらに所定の可逆圧縮方式(独自の可逆圧縮方式、JPEG2000又はTIFFで規定された可逆圧縮方式等)に従って可逆圧縮が行われる。記録形式がJPEGである場合は、RAWデータ処理部106から出力された画像データに対して、更に、静止画処理部107により、ホワイトバランス、コントラスト、シャープネス、色の濃さ、色あい等を調整する処理等の所定の画像処理がを施される。また、静止画処理部107は、ベースラインJPEGに従って圧縮を行い、記録用の静止画データを生成する。
なお、動画データの記録時には、一定周期(例えば、1/30秒周期)で撮像素子102から各コマ分の画像信号が読み出される。この動画に係る画像信号は、静止画の画像信号と同様に、A/D変換器103によりA/D変換されてRAWデータとしてメモリ105に格納される。ただし、メモリ105に格納された動画に係るRAWデータは、動画像処理部108に送られる。
動画像処理部108では、色差データ生成回路、画像のリサイズ回路、MPEG等の所定の動画圧縮回路を経て、記録用の画像データが生成される。そして、生成された静止画データ及び動画データは、デジタルカメラ100に対して着脱自在に取り付けられた外部記録媒体110,111に記録される。外部記録媒体110,111としては、例えば、不揮発性の半導体メモリを内蔵したSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CF)等のメモリカードを使用することができる。
デジタルカメラ100の各種の処理機能は、メインコントローラ109の制御の下に実行される。メインコントローラ109は、図示省略したROM、RAM、CPUを内蔵し、ROMに格納されたアプリケーションプログラムをCPUにより実行することにより、各種の処理を行う。この際、CPUはRAMをワークエリア等として利用する。なお、ROMには、図2〜図5に示したフローチャートに係るアプリケーションプログラムも格納されている。
メインコントローラ109には、AF回路112、AE回路113、操作スイッチ114、レリーズスイッチ115、カード蓋スイッチ116、記録形式設定スイッチ117、及び動画撮影開始・停止スイッチ118が接続されている。更にメインコントローラ109には、表示部109、記録媒体選定部120、及び容量算出部121が接続されている。
表示部119は、例えばLCD、LED、発音素子等の組み合わせにより構成され、メインコントローラ109の制御の下に、文字、画像、音声等を用いて動画状態やメッセージ等を表示、音声出力する。なお、上記のLCD、LEDは、デジタルカメラ100の各種の操作スイッチ114の近辺の視認し易い位置に、単数或いは複数箇所設置されている。
表示部119の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示が挙げられる。また、LCD等には、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体110,111の着脱状態表示が行われる。更に、LCD等には、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態表示等も行われる。
表示部119の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示等が挙げられる。また、LEDは、例えば、セルフタイマー通知ランプ等としても利用される。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光として使用してもよい。
記録媒体選定部120は、デジタルカメラ100に装着された複数の記録媒体の中から動画撮影中に撮影した静止画データを記録する記録媒体を選定するために設けられている。また、容量算出部121は、撮影された静止画データと動画データを記録する記録媒体の残容量に基づいて、静止画撮影可能枚数及び、動画撮影可能時間を算出する。
AF回路112は、焦点を自動的に検出する回路であり、AE回路113は、撮影画像の露出を自動的に決定する回路である。操作スイッチ114は、各種撮影条件を設定するためのスイッチであり、動画モード/静止画モード、ISO感度、その他の撮影条件を設定することができる。
レリーズスイッチ115は、第1,第2の押下ストロークによりそれぞれONするスイッチSW1,SW2を有している。静止画撮影を行う場合に、第1の押下ストロークでスイッチSW1がONすると、AFやAE等の撮影準備動作が開始され、第2の押下ストロークでスイッチSW2がONすると、静止画撮影動作が行われる。カード蓋スイッチ116は、外部記録媒体(メモリカード)の装着部に設けられたカード蓋を開閉するためのスイッチである。
記録形式設定スイッチ117は、静止画撮影時の撮影データをRAW形式で記録するか、或はJPEG形式で記録するかを設定するために利用される。動画撮影開始・停止スイッチ118は、動画記録動作の開始・停止を指示するためのスイッチであり、操作スイッチ114により動画撮影モードに設定されている際に動画撮影開始・停止スイッチ118が押下されると、動画記録動作が開始される。
次に、デジタルカメラ100の撮影動作の概要を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
まず、デジタルカメラ100の主電源がONされると、メインコントローラ109は、所定の初期化処理を行う(S201)。次に、操作スイッチ115の操作により動画撮影モードが設定されるのを検知する(S202)。動画撮影モードの設定を検知した場合、メインコントローラ109は、記録媒体選定部120により、動画データ用記録媒体(第1の記録媒体)以外の記録媒体の中から、静止画データ用記録媒体(第2の記録媒体)を選定させる(S203)。なお、動画データ用記録媒体はユーザ操作により予め設定されているものとする。
この場合、記録媒体選定部120は、記録媒体の書き込み速度、残容量、内部記録媒体であるか或は外部記録媒体であるか等の選定条件により、最適な記録媒体を静止画データ用の記録媒体として選定する。また、記録媒体選定部120は、書き込み速度が速い記録媒体や残容量が多い記録媒体、ユーザの使用頻度が低い記録媒体を優先的に選定する。
次に、メインコントローラ109は、容量算出部121により、動画データ用記録媒体の残容量、現在選択されている動画設定・静止画設定に基づいて、動画撮影可能時間、及び静止画撮影可能枚数を算出させる。そして、メインコントローラ109は、図6(a)に示したように、算出された動画撮影可能時間、及び静止画撮影可能枚数を、表示部119により表示させる表示制御を行う(S204,S205)。
次に、動画撮影開始・停止スイッチ118がON操作されて動画撮影開始が指示されると(S206)、メインコントローラ109は、撮影に係る動画データを、ユーザが選択した動画データ用記録媒体(前記第1の記録媒体)に順次記録していく(S207)。
動画撮影中において、レリーズスイッチ115の第2押下ストロークでスイッチSW2がONされることで、静止画撮影が指示される。メインコントローラ109は、静止画撮影が指示されると(S208)、静止画を撮影し、その静止画データをS203で選定された記録媒体に記録する(S209)。そして、メインコントローラ109は、ステップS210に進む。
また、動画撮影中に静止画撮影が指示されない場合は、メインコントローラ109は、直ちにステップS210に進む。メインコントローラ109は、ステップS210では、容量算出部121により、撮影した動画データ、及びS209を経由した場合は静止画データ(S209を経由した場合)に基づいて、動画データ用記録媒体の撮影画像に関する残りの記録容量を算出する。具体的には、S209を経由した場合には、実際には動画データ用記録媒体に記録されていない静止画データの容量も考慮して残りの記録容量を算出する。つまり、S209で静止画データ用記録媒体に記録された静止画データを後から動画データ用記録媒体に記録できるだけの容量を確保するよう、動画データ用記録媒体残りの記録容量を算出する。
この場合、メインコントローラ109は、撮影画像に関する残りの記録容量としては、動画データに関しては動画撮影可能時間を算出し、静止画データに関しては静止画撮影可能枚数を算出する。
そして、メインコントローラ109は、算出された動画撮影可能時間、及び静止画撮影可能枚数を、表示部119により更新表示する(S211)。この場合、撮影した動画データに基づいて動画撮影可能時間、及び静止画撮影可能枚数を算出したときは、表示部119には、例えば図6(b)のような動画撮影可能時間、及び静止画撮影可能枚数が表示される。
また、動画の撮影中に静止画を撮影した場合は、表示部119には、例えば図6(c)のような動画撮影可能時間、及び静止画撮影可能枚数が表示される。
次に、メインコントローラ109は、動画撮影の終了であるか否かを判別する(S212)。この場合、メインコントローラ109は、動画撮影開始・停止スイッチ118がOFFされたとき、又は容量算出部121により、動画撮影可能時間が無くなったと判断されたときに、動画撮影の終了であると判別する。
動画撮影の終了では無い場合は、メインコントローラ109は、ステップS207に戻ることで、動画の撮影・記録動作を続行する。一方、動画撮影の終了である場合は、メインコントローラ109は、動画撮影の途中で静止画撮影を行ったか否かを判別する(S213)。
そして、メインコントローラ109は、動画撮影の途中で静止画撮影を行った場合は、静止画データ用記録媒体に記録されている静止画データのうち、当該動画撮影中に撮影された静止画データを動画データ用記録媒体に転送して書き込んでいく(S214)。この場合、メインコントローラ109は、静止画データ用記録媒体内の転送済みデータは削除する。
以上説明したように、本実施の形態では、動画撮影中においては、撮影された静止画データを動画データ用記録媒体に記録せず、静止画データは、他の静止画データ用記録媒体に一時的に記録している。そして、静止画データ用記録媒体に一時記録しておいた静止画データは、動画撮影終了後に、動画データ用記録媒体に転送して纏めて記録している。また、静止画データ用記録媒体に記録された静止画データの容量と動画記録用の記録媒体の残容量に基づいて、動画撮影可能枚数と静止画撮影可能枚数を算出し表示する。
これにより、従来は、図7(a)のように、動画に係るファイルデータの間に静止画に係るファイルデータが混入されて記録されていたのに対し、本実施の形態では、図7(b)のように、動画に係るファイルデータを連続した領域に記録することが可能となる。
また、別の記録媒体に記録されている静止画データを動画データ用記録媒体に書き戻すことを考慮した動画撮影可能時間、静止画撮影可能枚数を表示部119に表示している。これにより、動画データ用記録媒体に空き容量が無くなって、静止画データを動画データ用記録媒体に書き戻せなくなるのを防止することが可能となる。
次に、動画撮影中に静止画データ用記録媒体の残容量が低下した場合の処理を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
前述のように、動画撮影の途中で撮影された静止画データは、記録媒体選定部120によって選定された静止画データ用記録媒体に記録される。この場合、容量算出部121により、当該静止画データ用記録媒体の残容量が所定の閾値以下に低下した旨が検出されると(S301)、メインコントローラ109は、記録媒体選定部120により、静止画データ用に他の記録媒体を再選定させる。
この場合、動画データ用記録媒体、静止画データ用記録媒体として選定した記録媒体以外の記録媒体が存在するときは(S302)、記録媒体選定部120は、その記録媒体を静止画データ用記録媒体として再選定する(S304)。この場合は、メモリコントローラ109は、それ以後撮影された静止画データの記録先を当該再選定に係る記録媒体に変更する。
動画データ用記録媒体、静止画データ用記録媒体以外の記録媒体が存在しない場合は、メインコントローラ109は、動画撮影と並行して静止画データ用記録媒体内の静止画データを動画データ用記録媒体に転送できるか否かを判別する(S303)。この判別条件は、動画データ用記録媒体、及び静止画データ用記録媒体への書き込み速度、即ち転送速度が十分速く、動画データ用記録媒体への動画データの記録を妨げないこととする。
動画撮影と並行して静止画データ用記録媒体内の静止画データを動画データ用記録媒体に転送できる場合は、メインコントローラ109は、動画データ用記録媒体内の動画データ記録に影響を及ぼさない領域に静止画データを転送していく(S305)。この動画データ記録に影響を及ぼさない領域としては、例えば、動画データを記録している領域から一番離れた領域、或は最終領域等が考えられる。
なお、動画データ用記録媒体に静止画データを転送した後、静止画データ用記録媒体の転送済みの静止画データを削除することで、当該静止データ用記録媒体の残容量を増やして再び静止画データを書き込むことができるようになる。
S303にて、動画データ用記録媒体に静止画データを転送できないと判別した場合は、メインコントローラ109は、静止画データ用記録媒体に静止画データを記録することを中断する。そして、動画データ用記録媒体内の動画データ記録に影響を及ぼさない領域に静止画データを書き込んでいく(S304)。
以上の処理により、動画撮影中に静止画データ用記録媒体の記録容量が無くなったとしても、静止画撮影が禁止されることを防止することができる。
なお、動画撮影中に動画データ用記録媒体の残容量が少なくなった場合、図8(a)のようなメッセージを表示部119に表示する。図8(a)の画面を介してユーザが動画撮影延長を選択したときは、撮影していた静止画データを動画データ用記録媒体に転送せずに動画撮影時を増大させてもよい。
次に、動画撮影終了後に静止画データを動画データ用記録媒体に転送する処理の詳細を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
動画撮影後に、静止画データ用記録媒体の静止画データを動画データ用記録媒体に転送している途中で、動画撮影開始・停止スイッチ118がONされると(S401〜S403)、システムコントローラ109は、静止画データの転送を中断する(S404)。
そして、システムコントローラ109は、転送済みの静止画データを静止画データ用記録媒体から削除し、動画撮影を再開する(S405)。この場合、システムコントローラ109は、未転送の静止画データについては、再開した動画撮影が終了した後に、新しく撮影された静止画データと共に動画データ用記録媒体に転送する。
これにより、静止画データ転送中であっても、撮影データ(動画データ、及び静止画データ)の記録媒体への記録機能を損なうことなく、動画撮影を再開することが可能となる。
また、静止画データを転送中に撮影した動画データをユーザが確認するために動画再生を行った場合は、静止画データの転送を継続すると、コマ落ちが発生してしまうことが考えられる。そこで、システムコントローラ109は、動画再生中には、静止画データの転送を中断し、動画再生が終了した後にその転送を再開する。
なお、未転送の静止画データをユーザが再生することも考えられる。この場合は、システムコントローラ109は、静止画再生モードが設定されたときに、図8(b)のように、静止画データは転送中である旨の警告メッセージを表示部119に表示してもよい。
次に、動画撮影中にカード蓋が開けられた場合の処理を、図5のフローチャートに基づいて説明する。
動画撮影中に撮影された動画データ、静止画データは、それぞれ、動画データ用記録媒体、静止画データ用記録媒体に記録される。
ここで、ユーザの操作によりカード蓋スイッチ116がONされると、システムコントローラ109は、そのカード蓋スイッチ116がONに変化したことで、外部記録媒体110,111の装着部のカード蓋が開けられたことを認識する。そして、システムコントローラ109は、動画撮影を停止する(S501)。
そして、システムコントローラ109は、動画撮影の途中で静止画撮影が行われたか否かを確認し(S502)、動画撮影の途中で静止画撮影が行われていなければ、そのまま処理を終了する。一方、動画撮影の途中に静止画撮影を行っていれば、システムコントローラ109は、例えば図8(c)に示したような警告メッセージを表示部119に表示する(S503)。
静止画データは、ユーザが指定した記録媒体とは別の記録媒体に記録されている。そのため、このままメモリカード(記録媒体)が抜かれてしまうと、ユーザは撮影した静止画データの存在に気づかない場合がある。警告メッセージの表示は、このことを考慮して行うものである。
図8(c)の警告メッセージ例では、動画データが記録されている記録媒体と静止画データが記録されている記録媒体を具体的に明示している。
システムコントローラ109は、警告メッセージを表示した後、静止画データを動画データ用記録媒体に転送する(S504)。そして、システムコントローラ109は、静止画データの転送が終了すると(S505)、転送済み静止画データを削除し(S506)、表示している警告メッセージの表示を解除する(S507)。
なお、メモリカードが抜かれることを考え、静止画データの転送は行わず、カード蓋を閉めるように案内するメッセージを表示する、或は、図8(d)のように、動画データ、静止画データが記録されている記録媒体を具体的に表示するようにしてもよい。
また、上記の実施形態においては2つの異なる記憶媒体を用いた場合について説明したが、必ずしもこの形態には限定されない。例えば、1つの記憶媒体中のうち、連続した所定のブロック群を静止画データ用記録領域、他の所定のブロック群を動画データ用記録領域とした場合にも、本発明は適用可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
107…静止画処理部
108…動画処理部
109…メインコントローラ
110,111…外部記録媒体
114…操作スイッチ
115…レリーズスイッチ
116…カード蓋スイッチ
117…記録形式設定スイッチ
118…動画撮影開始・停止スイッチ
119…表示部
120…記録媒体選定部
121…容量算出部

Claims (10)

  1. 動画撮影の途中で静止画撮影を行う機能を有する撮像装置において、
    前記動画撮影で得られる動画データを記録する第1の記録媒体と、
    前記動画撮影の途中で前記静止画撮影を行った際に得られる静止画データを記録する第2の記録媒体と、
    前記動画撮影中に、前記第1の記録媒体の残容量第2の記録媒体に記録されている静止画データの容量に基づいて、当該第1の記録媒体の撮影画像に関する残りの記録容量を算出する算出手段と、
    前記動画撮影中に、前記算出手段により算出された残りの記録容量を表示部に表示する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記動画撮影が終了した後に、当該動画撮影の途中で行われた前記静止画撮影に係る静止画データを前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体の所定の領域に転送する転送手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記転送手段による転送が行われた静止画データを前記第2の記録媒体から削除する削除手段を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記算出手段は、前記第1の記録媒体の撮影画像に関する残りの記録容量として、動画の残りの撮影可能時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記算出手段は、前記第1の記録媒体の撮影画像に関する残りの記録容量として、静止画の残りの撮影可能枚数を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記転送手段は、前記第の記録媒体に記録されている静止画データの転送が完了する前に動画撮影が再開された場合は、当該静止画データの転送を中断し、再開に係る動画撮影が終了した後に、中断した静止画データの転送を再開することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の記録媒体の残容量が所定の閾値以下になった場合、前記静止画データの転送速度が前記第1の記録媒体への動画データの記録を妨げない程度に速いときは、動画撮影と並行して当該第2の記録媒体から第1の記録媒体に静止画データを転送し、転送速度が遅くて前記第1の記録媒体への動画データの記録を妨げるときは、前記第1の記録媒体に静止画データを記録させる制御手段を有することを特徴とする請求項〜6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第2の記録媒体は、着脱自在な記録媒体により構成され、当該第2の記録媒体から第1の記録媒体に静止画データを転送中に当該第2の記録媒体が取り外し可能な状態になった場合に、当該第2の記録媒体の取り外しを実行させないためのメッセージを表示する表示手段を有することを特徴とする請求項〜7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 動画撮影の途中で静止画撮影を行う機能を有する撮像装置の制御方法において、
    前記動画撮影で得られる動画データを記録する第1の記録工程と、
    前記動画撮影の途中で前記静止画撮影を行った際に得られる静止画データを記録する第2の記録工程と、
    前記動画撮影中に、前記動画データの記録に使用する第1の記録媒体の残容量第2の記録媒体に記録されている静止画データの容量に基づいて、当該第1の記録媒体の撮影画像に関する残りの記録容量を算出する算出工程と、
    前記動画撮影中に、前記算出工程により算出された残りの記録容量を表示部に表示する表示制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータ実行させるためのプログラム。
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