JP2008236149A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】連写撮影時に撮影間隔を保証して撮影可能な最低枚数をユーザが把握できるようにする。
【解決手段】カメラは、被写体像を撮像して取得された画像のデータ(以下、画像データ)を一時的に格納する格納手段116と、格納手段116に格納された画像データを着脱可能な記録媒体123へ書込む書込手段117と、格納手段116の残容量、記録媒体123の残容量、および書込手段117の処理速度を含む連写情報を取得する取得手段117と、取得された連写情報に基づいて、設定した撮影間隔で連続撮影により取得した画像データを格納手段116に格納することが可能な撮影枚数を算出する算出手段117と、算出された撮影枚数を表示する表示手段125とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、連写撮影ができるカメラに関する。
従来から、外部記憶媒体のアクセス時間を測定し、アクセス時間の長い外部記憶媒体は使用できないと判断するカメラが知られている(たとえば特許文献1)。
特開2000−13729号公報
しかしながら、従来のカメラでは、連写撮影時にコマ速を保証して撮影可能な最低枚数をユーザが把握することができない。
請求項1の発明によるカメラは、被写体像を撮像して取得された画像のデータ(以下、画像データ)を一時的に格納する格納手段と、格納手段に格納された画像データを着脱可能な記録媒体へ書込む書込手段と、格納手段の残容量、記録媒体の残容量、および書込手段の処理速度を含む連写情報を取得する取得手段と、取得された連写情報に基づいて、設定した撮影間隔で連続撮影により取得した画像データを前記格納手段に格納することが可能な撮影枚数を算出する算出手段と、算出された撮影枚数を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1のカメラにおいて、連写情報は、着脱可能に装着された電源の残容量を含むことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2のカメラにおいて、複数の記録媒体が着脱可能な装着部を有し、書込手段は、連写により取得した複数の画像データを複数の記録媒体に書込み、連写情報は、格納手段の残容量と、各記録媒体の残容量と、各記録媒体に対する書込手段の処理速度とを含むことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項のカメラにおいて、ユーザにより連続して取得する画像の撮影枚数を設定する設定手段と、設定された撮影枚数と、算出された撮影枚数とを比較する比較手段と、比較の結果、設定された撮影枚数が算出された撮影枚数よりも多い場合には、設定された撮影枚数の画像が取得できないことを警告する警告手段とをさらに備えることを特徴とする。
請求項5の発明によるカメラは、被写体像を撮像して取得された画像データを一時的に格納する格納手段と、格納手段に格納された画像データを着脱可能な記録媒体へ書込む書込手段と、接続された外部機器の状態を検出する検出手段と、格納手段の残容量、記録媒体の残容量、書込手段の処理速度、および検出された外部機器の状態を含む連写情報を取得する取得手段と、取得された連写情報に基づいて、設定した撮影間隔で連続撮影により取得した画像データを格納手段に格納することが可能な撮影枚数を算出する算出手段と、算出された撮影枚数を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、設定した撮影間隔を保証した連続撮影により取得可能な画像データの撮影枚数を表示することができる。
図面を参照して、本発明による一実施の形態におけるカメラを説明する。図1は電子カメラ100の要部構成を示す図である。電子カメラ100のボディに、撮影レンズL1と絞り201とを備える交換レンズ200が着脱可能に装着されている。カメラ100のボディ側には、クイックリターンミラー101、焦点板102、ペンタプリズム103、測光センサ104、接眼レンズ105、シャッタ106、撮像素子107、および焦点検出用センサ108が設けられている。
図2は電子カメラ100の制御系のブロック図である。図2において、図1に示した構成要素には同一の符号を付して説明する。電子カメラ100の制御系は、測光センサ104、撮像素子107、焦点検出用センサ108、AFE(Analog Front End)回路111、タイミングジェネレータ112、画像処理部114、圧縮回路115、RAM116、CPU117、ROM118、LCD駆動回路119、メイン表示器120、操作部121、カードインタフェース122、メモリカード123、およびサブ表示器125を備えている。
図1を参照して説明すると、交換レンズ200を通過して電子カメラ100に入射した被写体光は、シャッタレリーズ前は図1において実線で示すように位置するクイックリターンミラー101で上方へ導かれて焦点板102に結像する。被写体光はさらにペンタプリズム103へ入射される。ペンタプリズム103は、入射された被写体光を接眼レンズ105へ導く一方、測光センサ104に被写体光を入射させる。測光センサ104は、交換レンズ200に対して撮像素子107と光学的に等価な位置に配設され、撮像面上に結像されている被写体像を撮像し、被写体像の明るさに応じた光電変換信号を測光信号としてCPU117へ出力する。
被写体光の一部はクイックリターンミラー101の半透過領域を透過し、サブミラー101aにて下方に反射され、焦点検出用センサ108へ入射される。焦点検出用センサ108は、たとえば、焦点検出光束を一対の焦点検出用光像に分割して結像する焦点検出光学系と、分割された一対の光像が入射し、それに応じた焦点検出信号を出力する一対のCCDラインセンサとを備える。CCDラインセンサから出力される焦点検出信号はCPU117に入力される。
レリーズ後はクイックリターンミラー101が図1の破線で示される位置へ回動し、被写体光がシャッタ106を介して撮像素子107へ導かれ、その撮像面上に被写体像が結像する。撮像素子107は、受光した被写体光をその強度に応じた画像信号に変換するCCDやCMOSなどの光電変換素子である。
図2を参照して制御系について詳細に説明する。
AFE回路111は、撮像素子107の出力する画像信号にアナログ的な処理を施してからデジタルの画像データに変換する回路である。タイミングジェネレータ113は、CPU117の命令に応じて、撮像素子107とAFE回路111とにタイミング信号を出力し、撮像素子107とAFE回路111との駆動タイミングを制御する回路である。
CPU117は、電子カメラ100の各構成要素を制御したり、各種のデータ処理を実行する演算回路である。CPU117はタイミングジェネレータ113を制御するほか、後述する画像処理部114、圧縮回路115、カードインタフェース122、LCD駆動回路119を制御する。また、CPU117は、前述の測光センサ104から出力された測光信号に基づいて被写体の輝度を算出し、シャッタ速度と絞り値を演算する。さらに、CPU117は、前述した焦点検出用センサ108から出力された焦点検出信号に基づいて、デフォーカス量などの焦点調節状態の演算を行う。
画像処理部114は、ASICなどにより構成される。画像処理部114は、画像データに対して、ホワイトバランス処理、ガンマ補正処理、色補間処理、輪郭強調、ビネット補正などの画像処理を実行する。圧縮回路115は、画像処理部114で画像処理の施された本画像データに対してJPEG圧縮処理を実行する回路である。
メモリカードインタフェース122は、メモリカード123が着脱可能なインタフェースである。メモリカードインタフェース122は、CPU117の制御に基づいて、後述するRAM116に一時的に格納された画像データをメモリカード123に書き込んだり、メモリカード123に記録されている画像データを読み出す。メモリカード123はコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードなどの半導体メモリカードである。
LCD駆動回路119は、CPU117の命令に基づいてメイン表示器120を駆動する回路である。メイン表示器120はたとえば液晶表示パネルであり、再生モードにおいて、メモリカード123に記録されている画像データに基づいてCPU117で作成された表示データの表示を行う。
RAM116は、画像処理、画像圧縮処理および表示データ作成処理の途中や処理後のデータを一時的に格納するために使用される。ROM118は、CPU117で実行されるプログラムデータなどを格納するメモリである。
操作部121は、ユーザの操作を受け付けるスイッチである。操作部121には、電源スイッチ、レリーズスイッチ、その他の設定メニューの表示切換スイッチ、設定メニュー決定ボタンなどが含まれる。操作部121で設定可能な内容として、電子カメラ100の動作モードの設定や撮影により取得した画像の画質の設定などがある。電子カメラ100は、動作モードとして、たとえば単写モード、連写モード、および再生モードなどを有している。連写モードにおいては、ユーザは操作部121を操作することで、たとえば3コマ/秒や5コマ/秒などの撮影間隔、および連写枚数を設定できる。また、たとえばノーマルやファインなどの撮影画像の画質や、撮影画像のサイズなどが設定可能である。
サブ表示器125は電子カメラ100のボディ上面に設けられた、たとえば液晶表示パネルである。サブ表示器125には、設定された動作モード、連写可能枚数、撮影画像の画質やサイズなどの情報が表示される。
次に、操作部121の操作により電子カメラ100が連写モードに設定された場合について説明する。CPU117は、操作部121から連写モード設定信号を入力すると、RAM116の容量、メモリカード123の容量および書込み速度を、連写情報として読み込む。さらに、CPU117は、設定された撮影間隔、画質、サイズ、連写枚数などの設定情報を読み込む。そして、CPU117は、上記の連写情報と撮影間隔、画質およびサイズを用いて連写可能枚数を算出する。なお、連写可能枚数とは、設定した撮影間隔で連続撮影することにより取得した画像データをメモリカード123に格納することができる撮影枚数である。また、ユーザが連写枚数を設定している場合、後述するように、連写可能枚数は、ユーザが設定した連写枚数も加味して算出する。
図3を用いて、電子カメラ100における連写可能枚数について説明する。図3においては、RAM116の残容量がノーマル画質の画像データ3枚分、メモリカード123の残容量がノーマル画質の画像データ100枚分とする。なお、RAM116およびメモリカード123へ記録可能な画像データの枚数は、設定された画質やサイズに応じた画像データ1枚あたりの見込み容量に基づくものであり、設定された画質やサイズが異なれば、記録可能な画像データの枚数は異なる。また、撮影間隔は3コマ/秒に設定されたものとして説明する。
図3(a)はRAM116への1枚の画像データの書込み速度が、たとえば1/3秒の場合であり、かつメモリカード123への1枚の画像データの書込み速度が、たとえば1秒の場合におけるRAM116とメモリカード123内の画像データの記録状態を示すタイムチャートである。時刻t0において、CPU117によりRAM116の領域Aには画像データAが格納される。そして、CPU117により画像データAのメモリカード123への書込み処理も開始される。時刻(t0+1/3)秒において、RAM116の領域Bには、CPU17により画像データBが格納される。この時、先に格納された画像データAのメモリカード123への書込み処理は継続されているので、画像データBのメモリカード123への書込み処理は開始されない。
時刻(t0+2/3)秒において、RAM116の領域Cには画像データCが格納される。この時点においても画像データAのメモリカード123への書込み処理が終了していないので、画像データCは画像データBとともにメモリカード123へ書込まれず、RAM116に格納されたままとなる。さらに時間1/3秒が経過して時刻(t0+1)秒になると、画像データAのメモリカード123への書込みが終了し、RAM116に格納されていた画像データAはCPU117により消去されるので、領域Aが空き領域となる。そして、この空き領域に画像データDが格納される。さらに、CPU117により画像データBのメモリカード123への書込みが開始される。
時刻(t0+4/3)秒の時点では、画像データBのメモリカード123への書込み処理が終了していないので、RAM116は画像データB〜Dが格納された状態となり、さらに画像データを格納するだけの容量が確保できない。したがって、1/3秒の撮影間隔を保って取得可能が画像データの枚数は4枚となる。
図3(b)には、メモリカード123への1枚の画像データの書込み速度が、たとえば1/2秒の場合におけるRAM116とメモリカード123内の画像データの記録状態を示すタイムチャートである。上述したように、時刻(t0+1/3)秒の時点においては、CPU117により、RAM116には画像データAおよびBが領域AおよびBのそれぞれに格納され、画像データAのメモリカード123への書込み処理が行なわれている。そして、時刻(t0+1/2)秒でCPU117による画像データAのメモリカード123への書込み処理が終了すると、RAM116は格納されていた画像データAを消去するので、RAM116において画像データAが格納されていた領域Aが空き領域となる。さらに、CPU117により、画像データBのメモリカード123への書込み処理が開始される。すなわち、時刻(t0+1/2)秒の時点においては、RAM116に格納可能な画像データの枚数は2枚となる。
時刻(t0+2/3)秒の時点では、CPU117により、画像データCがRAM116の領域Cに格納されるとともに、画像データBのメモリカード123への書込み処理が継続されている。すなわち、時刻(t0+2/3)秒においては、RAM116に格納可能な画像データの枚数は1枚となる。さらに1/3秒の時間が経過して、時刻(t0+1)秒になると、画像データBのメモリカード123への書込み処理が終了するので、RAM116に画像データBが格納されていた領域Bが空き領域となる。そして、CPU117により、画像データCのメモリカード123への書込みが開始されるとともに、画像データDがRAM116の領域Aに格納される。すなわち、時刻(t0+1)秒の時点では、RAM116に格納可能な画像データの枚数は2枚となる。
上述した図3(b)に示す場合においては、RAM116には設定した撮影間隔ごとに画像データを格納する空き領域が確保された状態となるので、連写可能枚数はメモリカード123の容量に依存する。すなわち、この場合は100枚の画像データが1/3秒の撮影間隔を保って連写可能となる。
上述したような撮影間隔、RAM116の容量、メモリカード123容量および書込み速度と連写可能枚数との関係は、連写可能枚数テーブルとして予めCPU117内の所定の記憶領域に記憶され、CPU117は連写情報と設定情報に基づいて、連写可能枚数テーブルを参照しながら連写可能枚数を算出する。連写可能枚数の算出が終了すると、操作部121により連写枚数が設定されている場合、CPU117は設定された連写枚数を読み込んで、算出した連写可能枚数と設定された連写枚数とを比較する。比較の結果、設定された連写枚数の方が多い場合、CPU117はメイン表示器120に警告を表示する。すなわち算出された連写可能枚数が3枚の状態(図3(a))で連写枚数が5枚に設定されている場合は、CPU117は、たとえば「連写できません。設定枚数を変更してください。」などの警告をメイン表示器120に表示する。操作部材121の操作により変更された連写枚数が算出された連写可能枚数を下回るとCPU117が判定するまで、この警告表示は継続される。
上述したようにして連写可能枚数が算出された状態で、操作部121のレリーズスイッチが全押しされると、CPU117は撮影を開始して、撮影間隔を保持しながら連続して画像データを取得する。1枚の画像データが取得されるごとに、CPU117は、サブ表示器125に表示される連写枚数を1枚ずつ減らして表示する。
連写モードにおける撮影が開始された状態であっても、CPU117は、RAM116の容量、メモリカード123の容量および書込み速度を常時監視し、連写可能枚数の算出を繰り返し行なう。ユーザにより連写枚数が設定されていない場合、撮影ごとにカウントダウンされてサブ表示器125に表示された連写枚数と新たに算出された連写可能枚数とが異なるときは、CPU117は新たに算出された連写可能枚数をサブ表示器125に表示する。すなわち、図3(b)に示す場合において連写が開始されてから50枚の画像データが取得された時点で、メモリカード123がまだ60枚分の画像データを記録する容量を有していることをCPU117が判定すると、サブ表示器125の連写枚数の表示を50枚から60枚に変更する。
ユーザにより連写枚数が設定されている場合は、撮影ごとにカウントダウンされてサブ表示器125に表示された連写枚数が新たに算出された連写可能枚数よりも多いときに、CPU117は新たに算出した連写可能枚数をサブ表示器125に表示する。すなわち、50枚の画像データが取得された時点で、メモリカード123の残容量が画像データ40枚分であることをCPU117が判定した場合は、サブ表示器125の連写枚数の表示を40枚に変更する。上述のように連写撮影中に連写可能枚数を随時更新することにより、撮像した画像データの容量が被写体によって見込み容量と異なる場合であっても、正確な連写可能枚数が表示される。
図4に示すフローチャートを用いて、実施の形態による電子カメラ100の動作について説明する。図4の各処理手順はCPU117でプログラムを実行して行われる。図4の各処理を行なうプログラムはメモリ(不図示)に格納されており、操作部121から連写モードが設定されたことを示す信号が入力されると起動される。
ステップS101においては、RAM116の容量、メモリカード123の容量および処理速度、すなわち連写情報を読み込んでステップS102へ進む。ステップS102においては、操作部121により設定された設定情報(撮影間隔、画質、サイズ、連写枚数など)を読み込んでステップS103へ進む。
ステップS103においては、ステップS102で読み込んだ連写情報、およびステップS103で読み込んだ設定情報のうち、撮影間隔、画質およびサイズを用いて連写可能枚数を算出してステップS104へ進む。ステップS104においては、ステップS102で読み込んだ設定情報に基づいて、ユーザにより連写枚数が設定されているか否かを判定する。連写枚数が設定されている場合は、ステップS104が肯定判定されてステップS105へ進む。
ステップS105においては、設定された連写枚数が、ステップS103で算出した連写可能枚数よりも少ないか否かを判定する。設定された連写枚数の方が少ない場合は、ステップS105が肯定判定されてステップS106へ進む。ステップS106においては、操作部121で設定された連写枚数をサブ表示器125に表示してステップS108へ進む。
一方、連写枚数が設定されておらず、ステップS104が否定判定されて進んだステップS107においては、ステップS103で算出した連写可能枚数をサブ表示器125に表示してステップS108へ進む。ステップS108においては、操作部121を構成するレリーズスイッチから全押し信号を入力したか否かを判定する。全押し信号を入力した場合は、ステップS108が肯定判定されてステップS109へ進む。
ステップS109においては、1枚の画像を撮影して画像データを取得してステップS110へ進む。ステップS110においては、ステップS106またはステップS107でサブ表示器125に表示した連写枚数から1枚を差し引いた連写枚数を表示してステップS111へ進む。ステップS111においては、ステップS101と同様に、連写情報を読み込んでステップS112へ進む。ステップS112においては、ステップS103と同様にして連写可能枚数を算出してステップS113へ進む。
ステップS113においては、ステップS110で表示した連写枚数とステップS112で算出した連写可能枚数とを比較して、双方の枚数が異なるか否かを判定する。枚数が異なる場合は、ステップS113が肯定判定されてステップS114へ進む。ステップS114においては、ステップS102で読み込んだ設定情報に基づいて、ユーザにより連写枚数が設定されているか否かを判定する。連写枚数が設定されている場合は、ステップS114が肯定判定されてステップS115へ進む。連写枚数が設定されていない場合は、ステップS114が否定判定され、後述するステップS115をスキップしてステップS116へ進む。
ステップS115においては、ステップS110で表示した連写枚数よりもステップS112で算出した連写可能枚数の方が少ないか否かを判定する。連写可能枚数の方が少ない場合は、ステップS115が肯定判定されてステップS116へ進む。ステップS116においては、ステップS112で算出した連写可能枚数をサブ表示器125に表示してステップS117へ進む。連写可能枚数の方が多い場合は、ステップS115が否定判定されてステップS116をスキップしてステップS117へ進む。
ステップS110で表示した連写枚数とステップS112で算出した連写可能枚数とが等しい場合には、ステップS113が否定判定されて、ステップS114〜ステップS116をスキップしてステップS117へ進む。ステップS117においては、連写モードにおける撮影が終了したか否かを判定する。連写枚数分の画像データを取得した場合、もしくはレリーズスイッチから全押し信号を入力しない場合、ステップS117が肯定判定されて一連の処理を終了する。連写モードによる撮影が終了していない場合は、ステップS117が否定判定されてステップS109へ戻る。
上述したステップS108においてレリーズスイッチから全押し信号を入力せず、ステップS108が否定判定されて進んだステップS118においては、連写モードがオフされたか否かを判定する。操作部121により単写モードまたは再生モードに設定された場合は、ステップS118が肯定判定されて一連の処理を終了する。連写モードが設定されたままの場合は、ステップS118が否定判定されてステップS108へ戻る。
一方、ステップS105において、設定された連写枚数がステップS103で算出した連写可能枚数よりも多い場合は、ステップS105が否定判定されてステップS119へ進む。ステップS119においては、メイン表示器120に警告を表示する。さらに、図示しないタイマを起動して時間計測を開始してステップS120へ進む。ステップS120においては、操作部121から信号を入力して連写枚数の設定変更操作が行われたか否かを判定する。連写枚数の設定変更操作がされた場合は、ステップS120が肯定判定されてステップS105へ戻る。設定変更操作がされていない場合は、ステップS120が否定判定されてステップS121へ進む。ステップS121においては、ステップS119でタイマを起動してから所定の時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過している場合は、ステップS121が肯定判定されてステップS106へ進む。所定時間が経過していない場合は、ステップS121が否定判定されてステップS120へ戻る。
以上で説明した実施の形態の電子カメラ100によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)CPU117は、連写情報、すなわちRAM116の残容量、メモリカード123の残容量および書込速度に基づいて、設定した撮影間隔を保持して連続して画像データを取得できる撮影枚数(連写可能枚数)を算出し、その撮影枚数をサブ表示器125に表示するようにした。したがって、撮影の際に、ユーザは撮影開始前に一定速度で何枚の画像を撮影できるかを正確に把握することができるのでシャッターチャンスを逃すことなく撮影できる。
(2)CPU117は、ユーザが設定した連写枚数が算出した連写可能枚数よりも多い場合は、メイン表示器120に警告を表示するようにした。したがって、ユーザは設定した連写枚数では一定速度で連続撮影できないことを把握できるので、連写枚数の設定を変更するなどの必要な措置を講じることができる。
以上で説明した実施の形態の電子カメラ100を以下のように変形できる。
(1)複数個のメモリカードを着脱可能に装着するようにしてもよい。たとえば2つのメモリカードが装着されている場合は、CPU117は、連写モードで1枚の画像データを取得するごとに、書込むメモリカードを切り換えて画像データを並列処理により書込めばよい。
図5(a)に、2つのメモリカードへの書込み速度が等しい場合の書込み処理のタイムチャートを示す。なお、図5(a)におけるRAM116およびメモリカード123A,123Bへの書込み速度は、図3(a)の場合と同様に、それぞれ1/3秒および1秒とする。図5(a)に示すように、時刻(t0+1/3)秒以後、CPU117は、一方のメモリカード123Aへ画像データAを書込んでいる最中に、画像データBを他方のメモリカード123Bへ書込む。時刻(t0+1)秒で、画像データAのメモリカード123Aへの書込みが終了する。そして、RAM116の領域Aから画像データAが消去されると、時刻(t0+2/3)秒で取得した画像データCのメモリカード123Aへの書込みが時刻(t0+1)秒で開始される。この時、空き領域となったRAM116の領域Aには、新たに取得された画像データDが格納される。
時刻(t0+4/3)秒で、画像データBのメモリカード123Bへの書込みが終了する。そして、RAM116の領域Bから画像データBが消去されると、時刻(t0+1)秒で取得された画像データDのメモリカード123Bへの書込みが時刻(t0+4/3)秒で開始される。この時、空き領域であるRAM116の領域Bには画像データEが格納される。以後、時刻(t0+2)秒になるまでRAM116には画像データC〜Eが格納された状態となり、新たに画像データを格納する容量が確保できない。したがって、1/3秒の撮影間隔を保って取得可能な画像データの枚数は5枚となり、図3(a)に示す場合に比べて連写可能枚数を増やすことができる。
また、図5(b)には、2つのメモリカードの書込み速度が異なる場合の書き込み処理のタイムチャートを示す。この場合、メモリカード123Aへの書込み速度は3/4秒とし、RAM116およびメモリカード123Bへの書込み速度は、図5(a)の場合と同様に、それぞれ1/3秒および1秒とする。この場合も、上述のように異なる複数の画像データがメモリカード123A,123Bへそれぞれ並列処理により書込まれる。その結果、図5(b)に示すように、1/3秒の撮影間隔を保って取得可能な画像データの枚数は6枚となり、図3(a)に示す場合に比べて連写可能枚数を増やすことができる。
なお、上述したように複数個のメモリカードを用いる場合、CPU117が、一方のメモリカードの容量が一杯になるまで画像データを記録してから、他方のメモリカードへ画像データを記録するように切り換えてもよい。
(2)連写情報として、着脱可能に装着されたバッテリの残容量を含めてもよい。メモリカード123への書込み速度は、バッテリの容量にも依存する。バッテリの容量が多い場合はメモリカード123への書込み速度は速くなり、容量が少ない場合はメモリカード123への書込み速度は遅くなる。したがって、連写可能枚数の算出に際して、CPU117はバッテリの残容量も参照するのが好ましい。すなわち、CPU117は、連写可能枚数の算出に際して、RAM116の容量、メモリカード123の残容量および書込み処理速度、およびバッテリの残容量などの連写情報を参照することができる。
(3)電子カメラ100が閃光装置を装着可能でもよく、電子カメラ100がパソコンなどの外部機器に接続されてもよく、また、電子カメラ100が無線通信装置を内蔵し取得した画像データを外部機器に即座に送信可能な構成としてもよい。この場合、CPU117は電子カメラ100と接続された外部機器の状態、性能に基づいて連写可能枚数を算出することもできる。
(4)連写可能枚数の表示をサブ表示器125に表示するものに代えて、メイン表示器120に表示してもよい。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の実施の形態における電子カメラの要部構成を説明する図である。 実施の形態の電子カメラの制御系を説明するブロック図である。 RAMの容量、メモリカードの容量および書込み速度と連写可能枚数との関係を説明する図であり、(a)はメモリカードの書込み速度が低速の場合を示し、(b)はメモリカードへの書込み速度が高速の場合を示す。 電子カメラの動作を説明するフローチャートである。 変形例におけるRAMの容量、メモリカードの容量および書込み速度と連写可能枚数との関係を説明する図であり、(a)は2つのメモリカードの書込み速度が等しい場合を示し、(b)は2つのメモリカードの書込み速度がそれぞれ異なる場合を示す。
符号の説明
100 電子カメラ 116 RAM
117 CPU 120 メイン表示器
123 メモリカード 125 サブ表示器

Claims (5)

  1. 被写体像を撮像して取得された画像のデータ(以下、画像データ)を一時的に格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納された画像データを着脱可能な記録媒体へ書込む書込手段と、
    前記格納手段の残容量、前記記録媒体の残容量、および前記書込手段の処理速度を含む連写情報を取得する取得手段と、
    前記取得された連写情報に基づいて、設定した撮影間隔で連続撮影により取得した画像データを前記格納手段に格納することが可能な撮影枚数を算出する算出手段と、
    前記算出された撮影枚数を表示する表示手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記連写情報は、着脱可能に装着された電源の残容量を含むことを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のカメラにおいて、
    複数の前記記録媒体が着脱可能な装着部を有し、
    前記書込手段は、連写により取得した複数の画像データを前記複数の記録媒体に書込み、
    前記連写情報は、前記格納手段の残容量と、各記録媒体の残容量と、各記録媒体に対する前記書込手段の処理速度とを含むことを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカメラにおいて、
    ユーザにより連続して取得する前記画像の撮影枚数を設定する設定手段と、
    前記設定された撮影枚数と、前記算出された撮影枚数とを比較する比較手段と、
    比較の結果、前記設定された撮影枚数が前記算出された撮影枚数よりも多い場合には、前記設定された撮影枚数の画像が取得できないことを警告する警告手段とをさらに備えることを特徴とするカメラ。
  5. 被写体像を撮像して取得された画像データを一時的に格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納された画像データを着脱可能な記録媒体へ書込む書込手段と、
    接続された外部機器の状態を検出する検出手段と、
    前記格納手段の残容量、前記記録媒体の残容量、前記書込手段の処理速度、および前記検出された外部機器の状態を含む連写情報を取得する取得手段と、
    前記取得された連写情報に基づいて、設定した撮影間隔で連続撮影により取得した画像データを前記格納手段に格納することが可能な撮影枚数を算出する算出手段と、
    前記算出された撮影枚数を表示する表示手段とを備えることを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044855A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Canon Inc 撮像装置、その制御方法、及びプログラム
WO2012153823A1 (ja) * 2011-05-11 2012-11-15 シャープ株式会社 撮影装置、撮影制御方法、撮影制御プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体

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