JPH0799288B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH0799288B2
JPH0799288B2 JP27322086A JP27322086A JPH0799288B2 JP H0799288 B2 JPH0799288 B2 JP H0799288B2 JP 27322086 A JP27322086 A JP 27322086A JP 27322086 A JP27322086 A JP 27322086A JP H0799288 B2 JPH0799288 B2 JP H0799288B2
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JP
Japan
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compressor
temperature
electric expansion
expansion valve
refrigerant
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JP27322086A
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敦弓 石川
宏文 飯沼
和仁 藤中
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は電動膨脹弁と冷凍負荷に応じて回転速度が変え
られる圧縮機とを備えた冷凍装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の冷凍装置としては特願昭61−20748号に
示されたものがある。
この内容は、室内温度と設定温度との差が大きい(冷凍
負荷が大きい)程、圧縮機に供給される電源周波数を高
くすると共に、この電源周波数に比例して電動膨脹弁の
開度を大きくするようにしたものである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 このような冷凍装置においては、運転開始時の外気温度
とは関係なく電源周波数に応じて電動膨脹弁の開度を決
めていたたため次のようなことがあった。すなわち外気
温度が−8゜〜0℃位の低外気温時には圧縮機や熱交換
器もこの外気温度と同じ位に冷やされている。このよう
に圧縮機が冷やされていると、圧縮機内に冷媒が寝込ん
でしまう(オイルと冷媒とが分離してオイルが冷媒の上
に溜まる)おそれがあり、このような状態で圧縮機を運
転させると、圧縮機からのオイルが多量に吐出される。
そして吐出されたオイルは熱交換器に流れ込むものの、
この熱交換器は外気によって冷やされているため、オイ
ルの粘性が大きくなり、冷凍機器(熱交換器や膨脹弁
等)にこのオイルが付着して、オイルが圧縮機に戻りに
くくなり、圧縮機のシリンダやベーンの摩耗が激しくな
るおそれがあった。
本発明は低外気温時に圧縮機を運転させた際オイルが圧
縮機に戻りやすくして、圧縮機のシリンダやベーンの摩
耗を少なくすることを目的としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は供給される電源周波数の変動によって回転速度
が変えられる圧縮機と、室外熱交換器と室内外熱交換器
との間に配置される電動膨脹弁とを備えた冷凍装置にお
いて、運転開始から前記電源周波数が一定値となるまで
は外気温度が所定値より低い場合には外気温が所定値よ
りも高い場合より前記電動膨脹弁の開度を大きくする制
御手段を備えたものである。
(ホ) 作用 運転開始時に外気温が低い程、電動膨脹弁の開度を大き
くして冷凍サイクルの流通抵抗を減らして冷媒やオイル
をスムーズに流し、オイルを圧縮機へ戻りやすくしてい
る。
(ヘ) 実施例 第1図において、1は分離型空気調和機で室内ユニット
2と、室外ユニット3と、両ユニットを結ぶユニット間
配管4とから構成されている。室内ユニット2には冷房
運転時に蒸発器として作用し暖房運転時に凝縮器として
作用する室内熱交換器5が内蔵されている。
一方、室外ユニット3には圧縮機6と、四方弁7と、冷
房運転時に凝縮器として作用し暖房運転時に蒸発器とし
て作用する室外熱交換器8と、ストレーナ9と、電動膨
脹弁10と、デイハイド11とマフラ12と、アキュムレータ
13,14とが冷媒配管でつながれている。15は四方弁7
と、室内熱交換器5と電動膨脹弁10とを側路するバイパ
ス管で、このパイバス管15には開閉弁16が備えられてい
る。この開閉弁16は除霜運転時に開放されて、一転鎖線
矢印のように圧縮機6から吐出された高温の冷媒を直接
室外熱交換器8へ流すようにしている。17は電動膨脹弁
10や圧縮機6の制御装置である。
18は圧縮機6の吐出管19に装着された感温素子で、圧縮
機6から吐出された冷媒の温度を検知するものである。
そして冷房運転時に電源周波数を30Hz〜85Hzに可変出来
る周波数出力電源装置からの入力で圧縮機6の回転速度
が変わり、冷凍能力を1320cal/h〜2750cal/hに可変させ
ることができる。又、暖房運転時に電源周波数を30Hz〜
125Hzに可変出来る周波数出力電源装置からの入力で冷
凍能力を1350cal/h〜4100cal/hに可変できるものであ
る。
制御装置17の一方の出力側配線20は電動膨脹弁10のモー
タに接続されている。他方の出力側配線21は、圧縮機6
に接続されている。又第1の入力側配線22は室内温度の
検出素子23に、第2の入力側配線24は圧縮機6の吐出管
19の感温素子18に、第3の入力側配線25は室外熱交換器
8につながれた冷媒配管26の感温素子27に又、第4の入
力側配管28は室外温度の検出素子29に夫々つながれてい
る。
そして冷房運転時は四方弁7を実線状態として冷媒を第
1図実線矢印の如く流す。一方暖房運転時は四方弁7を
破線状態として冷媒を破線矢印の如く流す。又、除霜運
転時は四方弁7が破線状態に保持したまま開閉弁16を開
放して圧縮機6から吐出された高温冷媒の一部を、一転
鎖線矢印の如く流す。
前記電動膨脹弁10は内蔵されたパルスモータの駆動によ
って弁の開度が変えられるものである。すなわち、第2
図に示すように弁の開度はパルス数と比例しており、例
えば500パルスの時に弁が全開で250パルスで弁は半開、
0パルスで閉じられるようになっている。従って以下弁
の開度はパルス数で示す。
冷房並びに暖房運転開始時に圧縮機6に入力される電源
周波数は室内温度と設定温度との差△T1に応じて下表の
ように設定されている。
このように設定された周波数xに対応して第3図に示す
ように電動膨脹弁10の開度y(上述したようにパルス数
で示し、数字の大きい程弁の開度が大きい)は一般的に
次の式で表わされる。
y=Ax+B ここでA並びにBは共に運転状態並びに外気温度によっ
て定まる定数で下表に示すものである。
そしてy1を冷房運転開始時の弁開度、y2を外気温度が4
℃(所定値)以上の暖房運転開始時の弁開度、y3を外気
温度が4℃以下の暖房運転開始時の弁開度とすると夫々
次の式で表わされる。
y1=x+101(x<100),y1=201(x≧100), y2=x+43(x<100),y2=143(x≧100), y3=0.67x+76(x<100), y3=143(x≧100), 第4図は運転開始から一定時間経過後の運転周波数と圧
縮機6から吐出された冷媒の目標温度(後述する)との
関係を示すものである。
第5図は圧縮機6の運転制御並びに電動弁の制御の手順
を示すフローチャートである。
この第5図において、空気調和機1の運転が開始される
と8分タイマーをスタートさせる(ステップ50)。そし
て室温Taの測定と設定温度Tsの検知とが行なわれTaとTs
との差△T1を求める。次いで△T1に対応する電源周波数
に基づいて(上記表参照)圧縮機6が駆動される(ステ
ップ51〜ステップ55)。
このように圧縮機6の運転を開始すると、特に暖房運転
時は外気温を測定し、その温度が4℃以上か以下かによ
って第3図に示すような電動膨脹弁10の開度特性に基づ
いて電動膨脹弁10の開閉が行なわれる(ステップ56〜ス
テッ59)。
このように運転開始から8分間は△T1並びに外気温に基
づいて、圧縮機6並びに電動弁10を制御させる(ステッ
プ60)。そして運転開始から8分後に圧縮機6から吐出
される冷媒の温度が安定したとみなす。8分経過後は△
T1を算出すると共に、まず感温素子27で室外熱交換器8
に流れ込む(暖房運転時)冷媒の温度Tdを検出する。次
に、第4図のようにこの冷媒温度Tdが比較的高い(低
い)時は空気調和機が過(低)負荷運転の状態であると
判断し、それぞれの運転周波数に対応して、圧縮機6か
ら吐出される冷媒の目標温度Tbを算出する(ステップ61
〜ステップ66)。次に感温素子18で圧縮機6から吐出さ
れた冷媒の温度Tcを検知して、この温度Tcと目標温度Tb
との差△T2を求める(ステップ67〜ステップ68)。この
△T2が0以上であれば電動弁の開度を大きくする。一方
△T2が0以下であれば電動膨脹弁10の開度を小さくする
(ステップ68〜ステップ71)。このようにして外気温が
高く(低く)なって、これに伴なって冷媒の温度Tcが高
く(低く)なっても、常に周波数に対応する温度Tbとな
るように電動膨脹弁10の開度が調整される。
このように暖房運転開始時に外気温が低く(4℃以下)
てオイルが圧縮機6から多量に吐出されるような時には
電動膨脹弁10を開けぎみで制御させる。そして冷房サイ
クル内での高圧冷媒圧力と低圧冷媒圧力との差を小さく
して圧縮機6から吐出された冷媒やオイルが圧縮機6に
戻りやすくしている。このようにして電動膨脹弁10を制
御している間に圧縮機6の運転によって、圧縮機6自体
が発熱して圧種機6の内部の機器が冷媒の蒸発温度以上
となり、圧縮機6にオイル並びに冷媒が戻されても冷媒
のみが蒸発加圧されて、圧縮機6から吐出され、オイル
はそのまま圧縮機内に溜まり、シリンダやベーンの摩耗
を少なくする。
一方、暖房運転開始時に外気温が高くて(4℃以上)圧
縮機6から吐出されるオイル量が少ない時には電動膨脹
弁10を絞りぎみで制御させて短時間で冷凍サイクル内で
の高圧冷媒圧力と低圧冷媒圧力との差を通常状態とし、
通常の圧縮機の運転状態(オイルを圧縮機内に溜めてお
き冷媒のみを吐出させる)にすることができる。
(ト) 発明の効果 以上述べたように本発明は運転開始から電源周波数が一
定値となるまでは外気温度が所定値より低い場合には外
気温が所定値よりも高い場合より前記電動膨脹弁の開度
を大きくする制御手段を備えたものである。従って低外
気温時に圧縮機を運転させた時は流通抵抗を減らすよう
にして圧縮機から吐出されたオイルを圧縮機へ戻しやす
くしたので圧縮機のシリンダやベーンの摩耗を少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の冷凍装置を示すもので、第1図は同装置
の冷凍回路図、第2図は同装置に組み込まれた電動膨脹
弁の弁開度とパルス数との関係を示す説明図、第3図は
圧縮機の運転開始時の運転周波数とパルス(弁開度)と
の関係を示す説明図、第4図は同圧縮機の初期時間経過
後の運転周波数と冷媒の目標温度との関係を示す説明
図、第5図は同装置の暖房運転時の処理手順を示すフロ
ーチャートである。 5……室内熱交換器、6……圧縮機、8……室外熱交換
器、10……電動式膨脹弁、17……制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される電源周波数の変動によって回転
    速度が変えられる圧縮機と、室外熱交換器と室内外熱交
    換器との間に配置される電動膨脹弁とを備えた冷凍装置
    において、運転開始から前記電源周波数が一定値となる
    までは外気温度が所定値より低い場合には外気温が所定
    値よりも高い場合より前記電動膨脹弁の開度を大きくす
    る制御手段を備えたことを特徴とする冷凍装置。
JP27322086A 1986-11-17 1986-11-17 冷凍装置 Expired - Lifetime JPH0799288B2 (ja)

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JPH0252957A (ja) * 1988-08-18 1990-02-22 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
JP2718606B2 (ja) * 1992-09-04 1998-02-25 矢崎総業株式会社 ヒューズボックス
JPH10247451A (ja) * 1997-03-04 1998-09-14 Yazaki Corp ネジ締め型ヒュージブルリンクを備えた電気接続箱
JP4967978B2 (ja) * 2007-10-11 2012-07-04 株式会社デンソー 車両用空調装置

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