JP4967978B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
エアコンECU(50)が圧縮機(34)を連続して駆動することが必要であると判断するとき、エアコンECU(50)は、種々のセンサ(61〜66)からのセンサ信号に基づいて目標低圧側情報(TEO)を算出し、当該目標低圧側情報(TEO)と実低圧側情報(TE)との偏差に基づいて目標圧縮機回転数(仮のIVO)を算出し(S24〜S27)、さらに、エアコンECU(50)は、仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を、外気温および圧縮機(34)の起動開始からの経過時間に基づき補正して、真の目標圧縮機回転数(真のIVO)を算出する(S28〜S31)ものであり、エアコンECU(50)は、外気温が所定温度以下の場合は、圧縮機(34)の起動開始からの経過時間が長くなるに従って、仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を補正する補正回転数(Δfrs)の値を大きくすることを特徴としている。
エアコンECU(50)が圧縮機(34)を連続して駆動することが必要であると判断するとき、エアコンECU(50)は、種々のセンサ(61〜66)からのセンサ信号に基づいて目標低圧側情報(TEO)を算出し、当該目標低圧側情報(TEO)と実低圧側情報(TE)との偏差に基づいて仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を算出し(S24〜S27)、さらに、エアコンECU(50)は、圧縮機(34)の最低回転数(Y)を、外気温および圧縮機(34)の起動開始からの経過時間に基づき補正して算出する(S28、S32)ものであり、エアコンECU(50)は、外気温が所定温度以下の場合は、圧縮機(34)の起動開始からの経過時間が長くなるに従って、最低回転数(Y)を高く補正し(S28、S32)、さらに、エアコンECU(50)は、仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)と最低回転数(Y)とを比較して、高いほうの回転数を真の目標圧縮機回転数(真のIVO)とする(S33)ことを特徴としている。
本実施形態は、ハイブリッド自動車などの電動圧縮機を用いた車両用空調装置に、本発明を適用したものである。以下、本発明の第1実施形態について、図1〜4を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態における車両用空調装置1の全体構成を示す模式図である。車室内に向けて送る空気の空気通路としての空調ケース2は、車室内に配設されている。そして、この空調ケース2の空気上流側一端には、内外気切換手段3と送風機4とからなる送風機ユニットが設けられている。
TAO=Kset×Tset−KR×TR−KAM×TAM−KS×TS+C
ここで、Tsetは温度設定スイッチにて設定した設定温度、TRは内気温センサ61にて検出した内気温度、TAMは外気温センサ62にて検出した外気温度、TSは日射センサ63にて検出した日射量である。また、Kset、KR、KAMおよびKSはゲインで、Cは補正用の定数である。
En=TEO−TE (ステップS24)
(数式3)
Edot=En−En−1 (ステップS25)
ここでEn−1は、偏差Enの前回の値であり、偏差Enは1秒毎に更新されるため、前回の偏差En−1は偏差Enに対して1秒前の値となる。
仮のIVO=IVOn−1+Δf (ステップS27)
なお、上記のステップS24は、目標能力決定手段であり、上述したステップS24〜S27は、目標回転数決定手段である。
IVO=仮のIVO+Δfrs (ステップS31)
なお、上述したステップS28、S30、S31は、目標回転数補正手段であり、上述したステップS29〜S31は、車速補正手段である。
次に、第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態における制御機制御プログラムを示すフローチャートである。なお、本実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。図5のフローチャートにおいても、ステップS20からステップS29までは同じであるため、説明を省略する。
IVO=MAX(仮のIVO、最低回転数Y) (ステップS33)
なお、上述したステップS28、S29、S32は、最低回転数補正手段であり、上述したステップS33は、目標回転数補正手段である。
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の実施形態では、蒸発器後温度センサ64にて蒸発器80で発生している実際の冷却能力を検出しているが、例えば、低圧側冷媒圧力、低圧側冷媒温度および冷媒流量のうち少なくとも1つのパラメータから求めても良い。
34…圧縮機
50…エアコンECU
51…コントロールパネル(指令)
61〜66…センサ
64…蒸発器後温度センサ
80…蒸発器(車室内熱交換器)
90…電動モータ
IVO…目標回転数
TAO…目標吹出温度
Y…最低回転数
Δfrs…補正回転数
Claims (6)
- 蒸気圧縮式冷凍サイクル(31)の冷媒を圧縮し、前記冷媒を前記蒸気圧縮式冷凍サイクル(31)内で循環させる圧縮機(34)と、
前記圧縮機(34)を駆動する電動モータ(90)と、
前記圧縮機(34)により循環される冷媒と車室内に吹き出す空気とを熱交換する車室内熱交換器(80)と、
前記車室内熱交換器(80)の空気下流側に設置され、かつ前記車室内熱交換器(80)を通過した空気の温度を検出する蒸発器後温度センサ(64)を少なくとも有し、車両の運転状態を検出する種々のセンサ(61〜66)と、
車両の乗員により設定された指令(51)と前記センサ(61〜66)からの情報とから、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度(TAO)を算出して、前記目標吹出温度(TAO)となるように前記電動モータ(90)の作動を制御するエアコンECU(50)とを有する車両用空調装置において、
前記エアコンECU(50)が前記圧縮機(34)を連続して駆動することが必要であると判断するとき、
前記エアコンECU(50)は、前記種々のセンサ(61〜66)からのセンサ信号に基づいて目標低圧側情報(TEO)を算出し、当該目標低圧側情報(TEO)と実低圧側情報(TE)との偏差に基づいて仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を算出し(S24〜S27)、
さらに、前記エアコンECU(50)は、前記仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を、外気温および前記圧縮機(34)の起動開始からの経過時間に基づき補正して、真の目標圧縮機回転数(真のIVO)を算出する(S28〜S31)ものであり、
前記エアコンECU(50)は、前記外気温が所定温度以下の場合は、前記圧縮機(34)の起動開始からの経過時間が長くなるに従って、前記仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を補正する補正回転数(Δfrs)の値を大きくすることを特徴とする車両用空調装置。 - 前記補正回転数(Δfrs)を、所定値以下に制限していることを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。
- 前記エアコンECU(50)は、前記仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を、外気温および前記圧縮機(34)の起動開始からの経過時間に加えて車速に応じても補正(S29)して、前記真の目標圧縮機回転数(真のIVO)を算出する(S28〜S31)ものであり、
前記エアコンECU(50)は、前記車速が速くなるほど、前記仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を補正する補正回転数(Δfrs)の値を大きくすることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。 - 蒸気圧縮式冷凍サイクル(31)の冷媒を圧縮し、前記冷媒を前記蒸気圧縮式冷凍サイクル(31)内で循環させる圧縮機(34)と、
前記圧縮機(34)を駆動する電動モータ(90)と、
前記圧縮機(34)により循環される冷媒と車室内に吹き出す空気とを熱交換する車室内熱交換器(80)と、
前記車室内熱交換器(80)の空気下流側に設置され、かつ前記車室内熱交換器(80)を通過した空気の温度を検出する蒸発器後温度センサ(64)を少なくとも有し、車両の運転状態を検出する種々のセンサ(61〜66)と、
車両の乗員により設定された指令(51)と前記センサ(61〜66)からの情報とから、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度(TAO)を算出して、前記目標吹出温度(TAO)となるように前記電動モータ(90)の作動を制御するエアコンECU(50)とを有する車両用空調装置において、
前記エアコンECU(50)が前記圧縮機(34)を連続して駆動することが必要であると判断するとき、
前記エアコンECU(50)は、前記種々のセンサ(61〜66)からのセンサ信号に基づいて目標低圧側情報(TEO)を算出し、当該目標低圧側情報(TEO)と実低圧側情報(TE)との偏差に基づいて仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)を算出し(S24〜S27)、
さらに、前記エアコンECU(50)は、前記圧縮機(34)の最低回転数(Y)を、外気温および前記圧縮機(34)の起動開始からの経過時間に基づき補正して算出する(S28、S32)ものであり、
前記エアコンECU(50)は、前記外気温が所定温度以下の場合は、前記圧縮機(34)の起動開始からの経過時間が長くなるに従って、前記最低回転数(Y)を高く補正し(S28、S32)、
さらに、前記エアコンECU(50)は、前記仮の目標圧縮機回転数(仮のIVO)と前記最低回転数(Y)とを比較して、高いほうの回転数を真の目標圧縮機回転数(真のIVO)とする(S33)ことを特徴とする車両用空調装置。 - 前記最低回転数(Y)を、所定値以下に制限していることを特徴とする請求項4記載の車両用空調装置。
- 前記エアコンECU(50)は、前記最低回転数(Y)を、外気温および前記圧縮機(34)の起動開始からの経過時間に加えて車速に応じても補正(S29)して、前記真の目標圧縮機回転数(真のIVO)を算出する(S28、S29、S32、S33)ものであり、
前記エアコンECU(50)は、前記車速が速くなるほど、前記最低回転数(Y)を高くすることを特徴とする請求項4または5に記載の車両用空調装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2007265767A JP4967978B2 (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 車両用空調装置 |
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Family Applications (1)
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JP2007265767A Active JP4967978B2 (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 車両用空調装置 |
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