JPH0799016A - スイッチ用固定接片部材、スイッチ用ボディおよびスイッチ用ボディの製造方法 - Google Patents

スイッチ用固定接片部材、スイッチ用ボディおよびスイッチ用ボディの製造方法

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JPH0799016A
JPH0799016A JP24247093A JP24247093A JPH0799016A JP H0799016 A JPH0799016 A JP H0799016A JP 24247093 A JP24247093 A JP 24247093A JP 24247093 A JP24247093 A JP 24247093A JP H0799016 A JPH0799016 A JP H0799016A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板部で連続している一対の固定接片相当
部と合成樹脂製のボディ本体とをインサート成形するこ
とにより、ボディ本体の仕切り壁の両面に一対の固定接
片相当部を配備する場合において、一対の固定接片相当
部を成形用金型の凹入部に挿入しやすくする。 【構成】 一対の固定接片相当部101,101を連続
している金属板部に金型挿入用の開口10を形成してお
き、第1分割型100に設けた単一の凹入部130に一
対の固定接片相当部101,101を挿入する。開口1
0には第2分割型200の凸部220を挿入し、第1分
割型100と第2分割型200との間の成形空間Sに合
成樹脂を注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチ用ボディを合
成樹脂で成形するときにそのボディに一体に結合される
固定接片部材、その固定接片部材を備えたスイッチ用ボ
ディおよびそのようなスイッチ用ボディの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より知られているスイッチとして次
の構成のものがある。すなわち、中空箱形のボディ本体
の内部空間が仕切り壁によって2つのスライダ収容空間
に区画され、上記仕切り壁の相反する側の個々の壁面に
一対の固定接片が各別に配備されていると共に、それら
の固定接片に共通の端子がボディ本体の外方に導出され
ていると共に、個々の上記スライダ収容空間に収容され
たスライダに、スライダの移動に伴って上記固定接片に
接離される可動接片が設けられ、このスライダと一体に
設けられたアクチュエータが、ボディ本体に装着された
カバー体を貫通して外方に突出されたスイッチが公知で
ある。
【0003】この種のスイッチを製造するに際し、固定
接片はインサート成形法などの公知の成形方法でボディ
本体を成形するときに同時にボディ本体に一体に具備さ
れている。図8に上記スイッチの製造工程に投入される
固定接片部材Aの一例を示してある。この固定接片部材
Aは、一定間隔おきに配備された縁桟b…により保形な
いし補強がなされた一対の長尺の送り桟a,aと一体に
製作されている。すなわち、固定接片部材Aは、一対の
送り桟a,aの相互間に亘る薄帯板状の1つの第1端子
相当部1と、第1端子相当部1の長手方向中間部におい
てその幅方向両端縁からこの第1端子相当部1の厚み方
向に延び出るように折り曲げて形成された薄板状の一対
の相対向する第1固定接片部101,101と、第1端
子相当部1を挾む両側において上記送り桟a,aのそれ
ぞれから延び出された薄帯板状の第2端子相当部2…,
2…と、第1端子相当部1の各側において相対向する第
2端子相当部2,2に跨がるように折り曲げて形成され
た門形で薄板状の第2接片相当部102とを備えてい
る。
【0004】また、ボディ本体は図9および図10に示
した方法で成形している。すなわち、この方法は、第1
および第2の2つの分割型100,200でなるボディ
成形用金型を用いる方法である。第1分割型100に
は、図8で説明した固定接片部材Aにおける一対の第2
固定接片相当部102,102が隙間なく外嵌合される
凸部110が設けられていると共に、この凸部110
に、固定接片部材Aにおける一対の第1固定接片相当部
101,101が隙間なく挿入されるスリット状の一対
の凹入部120,120が設けられている。また、第2
分割型200には、固定接片部材Aにおける一対の第2
固定接片相当部102,102に隙間なく外嵌合可能な
凹入部210が形成されている。
【0005】そして、図9のように、第1工程では、固
定接片部材Aの一対の第2固定接片相当部102,10
2を第1分割型100の凸部110に外嵌合すると共
に、一対の第1固定接片相当部101,101を上記凸
部110の凹入部120,120に挿入する。第1工程
につづく第2工程では、図10のように、第2分割型2
00の凹入部210を一対の第2固定接片相当部10
2,102に隙間なく外嵌合すると共に、第1分割型1
00と第2分割型200との間に合成樹脂成形空間Sを
形成する。なお、図10に示されている成形空間Sはす
べて連通している。この後、第3工程により上記成形空
間Sに溶融合成樹脂を注入してボディ本体を成形すると
共に、そのボディ本体と上記固定接片部材Aとを一体化
することによりボディ本体に上記固定接片相当部101
…,102…でなる固定接片と端子相当部でなる端子
(図に現れていない)とを具備させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した製造方法にお
いて、第1工程で行われる一対の第1固定接片相当部1
01,101を一対の凹入部120,120に挿入する
という作業は、凹入部120の溝幅Hを第1固定接片相
当部101の厚みTと略等しくして第3工程で第1固定
接片相当部101の周囲への樹脂が回り込まないように
してあり、しかもそのような狭い溝幅Hを持つ一対の凹
入部120,120に一対の第1固定接片相当部10
1,101を挿入することを要する。この作業を自動化
するには高精度が要求されることから自動化は困難であ
る。このため、手作業によっているのであるが、手作業
では、熟練を必要とするばかりでなく作業性が悪く、そ
のことがスイッチ価格を安くすることの障害になるとい
った問題点があった。
【0007】本発明は以上の事情や問題に鑑みてなされ
たものである。
【0008】本発明の第1の目的は、スイッチ用固定接
片部材の構造に工夫を講じることにより、第1分割型に
は固定接片部材における一対の固定接片相当部を高精度
を要さずに容易に挿入することのできる幅広の凹入部を
設けておけばよいようにして、第1分割型への固定接片
部材の装着作業(上記した第1工程に相当)を容易に自
動化することのできるスイッチ用固定接片部材を提供す
ることである。
【0009】本発明の第2の目的は、上記固定接片部材
を用いて製作されるスイッチ用ボディを提供することで
ある。
【0010】本発明の第3の目的は、第1分割型への固
定接片部材の装着作業を容易に自動化することのできる
スイッチ用ボディの製造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載したスイ
ッチ用固定接片部材は、合成樹脂で成形されるスイッチ
用ボディの外部に導出される端子を形成するための薄帯
板状の端子相当部における長手方向中間部に、その端子
相当部における幅方向両端縁からこの端子相当部の厚み
方向に延び出た一対の相対向する固定接片相当部が折曲
形成され、上記端子相当部における一対の固定接片相当
部の相互間部位に金型挿入用の開口が形成されているも
のである。
【0012】請求項2に記載したスイッチ用固定接片部
材は、請求項1に記載のものにおいて、固定接片部材に
おける一対の固定接片相当部が先窄まり状に傾斜してい
るものである。
【0013】請求項3に記載したスイッチ用ボディは、
仕切り壁を挾む両側に可動接片を備えたスライダの収容
空間が形成された合成樹脂でなるボディ本体と、端子の
長手方向中間部における幅方向両端縁からこの端子の厚
み方向に延び出た一対の相対向する固定接片が折曲形成
されかつ一対の固定接片の相互間における上記端子に金
型挿入用の開口が形成されてなる固定接片部材とを有
し、
【0014】固定接片部材における一対の相対向する固
定接片が、ボディ本体における仕切り壁の相反する側の
個々の壁面に各別に配備されていると共に、固定接片部
材における端子が、ボディ本体における仕切り壁の合成
樹脂層を通してボディ本体の外部に導出されているもの
である。
【0015】請求項4に記載したスイッチ用ボディの製
造方法は、端子を形成するための薄帯板状の端子相当部
における長手方向中間部の幅方向両端縁からこの端子相
当部の厚み方向に延び出た一対の相対向する固定接片相
当部が折曲形成されていると共に、上記端子相当部にお
ける一対の固定接片相当部の相互間部位に金型挿入用の
開口が形成されてなる固定接片部材と、第1および第2
の2つの分割型でなるボディ成形用金型とを用いるスイ
ッチ用ボディの製造方法において、
【0016】固定接片部材の一対の固定接片相当部を、
それら一対の固定接片相当部を挿入可能な単一の凹入部
を有する第1分割型の上記凹入部に挿入することによ
り、その凹入部の相対向する一対の壁面の近接箇所に一
対の固定接片相当部のそれぞれを各別に対向させる第1
工程と、
【0017】第1工程を行った後で、固定接片部材の開
口を通して第1分割型の凹入部に第2分割型に具備され
た凸部を挿入することにより第1分割型の凹入部の壁面
と第2分割型の凸部とにより一対の固定接片相当部を挾
むと共に、第1分割型と第2分割型との間に合成樹脂成
形空間を形成する第2工程と、
【0018】第2工程を行った後で、上記合成樹脂成形
空間に溶融合成樹脂を注入してボディ本体を成形すると
共に、そのボディ本体と上記固定接片部材とを一体化す
ることによりボディ本体に上記固定接片相当部でなる固
定接片と端子相当部でなる端子とを具備させる第3工程
とを含むものである。
【0019】請求項5に記載したスイッチ用ボディの製
造方法は、請求項4に記載したものにおいて、固定接片
部材における一対の固定接片相当部を先窄まり状に傾斜
させた状態で第1分割型の凹入部に挿入することにより
第1工程を行うものである。
【0020】
【作用】請求項1に記載したスイッチ用固定接片部材
は、端子相当部における一対の固定接片相当部の相互間
部位に金型挿入用の開口が形成されているので、それら
一対の固定接片相当部を挿入可能な単一の凹入部を有す
る第1分割型の上記凹入部に挿入した後、上記開口に第
2分割型の凸部を挿入することができ、そのようにする
ことにより、第1分割型の凹入部の壁面と第2分割型の
凸部との間に固定接片相当部が挾み込まれる。
【0021】請求項2に記載したスイッチ用固定接片部
材は、一対の固定接片相当部が先窄まり状に傾斜してい
るので、それらの固定接片相当部を第1分割型の凹入部
にきわめて容易に挿入することができるようになる。ま
た、一対の固定接片相当部の傾斜は、固定接片部材の端
子相当部に形成されている開口から挿入された第2分割
型の凸部と上記凹入部の壁面とで固定接片相当部が挾み
込まれることにより正規の形に修正される。
【0022】請求項3に記載したスイッチ用ボディにお
いて、固定接片は、スライダに具備された可動接片との
離接に伴うスイッチングに用いられ、また、端子は配線
基板の回路などへの接続に用いられる。
【0023】請求項4に記載したスイッチ用ボディの製
造方法によると、その第1工程を自動化することが可能
になる。
【0024】請求項5に記載したスイッチ用ボディの製
造方法によると、その第1工程を自動化することがいっ
そう容易になる。
【0025】
【実施例】図1は請求項1に記載した発明のスイッチ用
固定接片部材Aを斜め下方から見た斜視図図である。こ
の固定接片部材Aにおいて、図8で説明したものと異な
る点は、一対の送り桟a,aの相互間に亘る薄帯板状の
1つの第1端子相当部1における一対の固定接片相当部
101,101の相互間部位に金型挿入用の開口10が
形成されている点だけである。この開口10は方形ない
し矩形に開設されていて、その開口10の左右の端縁1
1,11は固定接片相当部101の内側の面101aの
端縁に一致している。なお、図1においては、説明を簡
略に行うために図8で説明した部分と同一部分に同一符
号を付して詳細な説明を省略することにする。
【0026】図2は固定接片部材Aにボディ本体3をイ
ンサート成形した状態を示す平面図、図3は図2のII
I−III線に沿う断面図で、請求項3に記載した発明
の実施例によるスイッチ用ボディを示すものである。図
4はスイッチの側面図、図5はスイッチの縦断正面図、
図6と図7は請求項4および請求項5の発明による実施
例を説明するための説明図である。この実施例では、図
1で説明した固定接片部材Aと、第1分割型100およ
び第2分割型200でなるボディ成形用金型が用いられ
る。第1分割型100には、上記固定接片部材Aにおけ
る一対の第2固定接片相当部102,102が隙間なく
外嵌合される凸部110が設けられていると共に、この
凸部110に、固定接片部材Aにおける一対の第1固定
接片相当部101,101を挿入可能な単一の凹入部1
30が設けられている。この凹入部130の横幅Wは、
一対の第1固定接片相当部101,101の各基端部に
おける外側の面101b,101bの間隔Dに合うよう
に定められていて、一対の第1固定接片相当部101,
101を凹入部130に挿入してそれらの外側の面10
1b,101bを凹入部130の相対向する一対の壁面
131,131に各別に隙間なく重ね合わせると、それ
ぞれの第1固定接片相当部101,101が端子相当部
1に対して垂直になるようになっている。
【0027】第2分割型200には、固定接片部材Aに
おける一対の第2固定接片相当部102,102に隙間
なく外嵌合可能な凹入部210が形成されている。
【0028】このスイッチ用ボディの製造方法において
は、次に説明する第1工程から第3工程までが順次行わ
れる。
【0029】第1工程においては、図6のように、固定
接片部材Aの一対の第2固定接片相当部102,102
を第1分割型100の凸部110に隙間なく外嵌合する
と共に、一対の第1固定接片相当部101,101を第
1分割型100の凹入部130に挿入し、凹入部130
の相対向する一対の壁面131,131の近接箇所に一
対の固定接片相当部101,101のそれぞれを各別に
対向させる。
【0030】この第1工程において、一対の第2固定接
片相当部102,102を凸部110に外嵌合する作業
の困難性は図9で説明したところと大差ない。これに対
し、一対の第1固定接片相当部101,101を第1分
割型100の凹入部130に挿入する作業は、凹入部1
30の横幅Wが図9の凹入部120,120の溝幅Hに
比べて格段に広いために、図9で説明した挿入作業に比
べるとはるかに容易であり、熟練も要しない。言い換え
ると、この作業にそれほどの高精度が要求されない。し
たがって、この作業を人手に頼る場合には作業性が格段
に向上することは勿論、この作業の自動化が容易に可能
になる。そして、図6に示したように、固定接片部材A
の一対の固定接片相当部101,101を先窄まり形状
に傾斜させておくと、凹入部130への一対の固定接片
相当部101,101の挿入がいっそう容易に行えるよ
うになって自動化がさらに容易になる。ここで、一対の
固定接片相当部101,101を先窄まり形状に傾斜さ
せた固定接片部材Aは請求項2に記載した発明の実施例
である。
【0031】第2工程においては、図7のように、固定
接片部材Aの開口10を通して第1分割型100の凹入
部130に第2分割型200に具備された凸部220を
挿入することにより第1分割型100の凹入部130の
壁面131,131と第2分割型200の凸部220と
により一対の固定接片相当部を挾むと共に、第1分割型
100と第2分割型200との間に合成樹脂成形空間S
を形成する。なお、図10に示されている成形空間Sは
すべて連通している。この第2工程では、図6で説明し
たように一対の第1固定接片相当部101,101が先
窄まり状に傾斜していても、それらの第1固定接片相当
部101,101が凹入部130の壁面131,131
と第2分割型200の凸部220との間に挾み込まれる
ことにより正規の形に修正される。
【0032】第3工程においては、上記合成樹脂成形空
間Sに溶融合成樹脂が注入され、それによってボディ本
体3が形成されると共に、そのボディ本体3と上記固定
接片部材Aとが一体化される。そして、図2に破線C
1,C2,C3で示した位置で第1端子相当部1や第2
端子相当部2…を切断して送り桟a,aから固定接片部
材Aを分離し、その後、必要に応じて第1端子相当部1
や第2端子相当部2…に所定の曲げ加工などを施して図
3や図4および図5に示したような第1および第2の固
定接片相当部101…,102…でなる固定接片10
1’…,102’と端子相当部1…,2…でなる端子
1’…,2’…とをボディ本体3に具備されてボディB
とする。
【0033】このようにして製造されたスイッチ用ボデ
ィBは、図3のように、仕切り壁31を挾む両側にスラ
イダの収容空間32,32が形成されており、仕切り壁
31の相反する側の個々の壁面に固定接片101’…,
101’が配備され、また、ボディ本体1の壁面に固定
接片102,102’が配備される。また、仕切り壁3
1には第2分割型200の凸部220の離型跡35が凹
入状に具備され、その離型跡35に上記固定接片10
1’…,101’が露出する。さらに、図4のように、
端子1’,2’が仕切り壁31の合成樹脂層を通してボ
ディ本体3の外部に導出される。
【0034】図4および図5のように、ボディBにはカ
バー体Cが装着され、ボディ本体3の2つの収容空間3
2,32にはそれぞれスライダ4,4が配置され、それ
らのスライダ4,4がばね5,5で付勢されると共に、
スライダ4,4にはばね性を備えた可動接片41,41
が保持される。また、スライダ4,4に設けられたアク
チュエータ42,42がカバー体Cのボス部43,43
を通して外方に突出される。図4および図5に示した構
成のスイッチは、たとえばフレキシブルディスクを用い
るドライブに設置して、フレキシブルディスクのライト
プロテクターの位置を判断することなどに用いることが
可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によるスイッチ用固定接片部材や
スイッチ用ボディの製造方法によれば、スイッチ用ボデ
ィひいてはスイッチの製造工程から人手による工程を削
減してそれらの製造コストを安く抑えることができると
いう効果がある。また、本発明によるスイッチ用ボディ
についても、その製造工程から人手による工程を削減し
てその製造コストを安く抑えることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明のスイッチ用固定接片
部材を斜め下方から見た斜視図である。
【図2】固定接片部材にボディ本体をインサート成形し
た状態を示す平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】スイッチの側面図である。
【図5】スイッチの縦断正面図である。
【図6】請求項4および請求項5の発明による実施例の
第1工程を説明するための説明図である。
【図7】請求項4および請求項5の発明による実施例の
第2工程を説明するための説明図である。
【図8】従来のスイッチ用固定接片部材を斜め下方から
見た斜視図である。
【図9】従来例による製造方法についての第1工程を説
明するための説明図である。
【図10】従来例による製造方法についての第2工程を
説明するための説明図である。
【符号の説明】
A スイッチ用固定接片部材 B ボディ 1 端子相当部 1’ 端子 3 ボディ本体 4 スライダ 10 開口 31 仕切り壁 32 スライダの収容空間 41 可動接片 100 第1分割型 101 固定接片相当部 101’ 固定接片 130 凹入部 131 凹入部の壁面 200 第2分割型 220 凸部 S 合成樹脂成形空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂で成形されるスイッチ用ボディ
    の外部に導出される端子を形成するための薄帯板状の端
    子相当部における長手方向中間部に、その端子相当部に
    おける幅方向両端縁からこの端子相当部の厚み方向に延
    び出た一対の相対向する固定接片相当部が折曲形成さ
    れ、上記端子相当部における一対の固定接片相当部の相
    互間部位に金型挿入用の開口が形成されていることを特
    徴とするスイッチ用固定接片部材。
  2. 【請求項2】 固定接片部材における一対の固定接片相
    当部が先窄まり状に傾斜している請求項1に記載のスイ
    ッチ用固定接片部材。
  3. 【請求項3】 仕切り壁を挾む両側に可動接片を備えた
    スライダの収容空間が形成された合成樹脂でなるボディ
    本体と、端子の長手方向中間部における幅方向両端縁か
    らこの端子の厚み方向に延び出た一対の相対向する固定
    接片が折曲形成されかつ一対の固定接片の相互間におけ
    る上記端子に金型挿入用の開口が形成されてなる固定接
    片部材とを有し、 固定接片部材における一対の相対向する固定接片が、ボ
    ディ本体における仕切り壁の相反する側の個々の壁面に
    各別に配備されていると共に、固定接片部材における端
    子が、ボディ本体における仕切り壁の合成樹脂層を通し
    てボディ本体の外部に導出されていることを特徴とする
    スイッチ用ボディ。
  4. 【請求項4】 端子を形成するための薄帯板状の端子相
    当部における長手方向中間部の幅方向両端縁からこの端
    子相当部の厚み方向に延び出た一対の相対向する固定接
    片相当部が折曲形成されていると共に、上記端子相当部
    における一対の固定接片相当部の相互間部位に金型挿入
    用の開口が形成されてなる固定接片部材と、第1および
    第2の2つの分割型でなるボディ成形用金型とを用いる
    スイッチ用ボディの製造方法において、 固定接片部材の一対の固定接片相当部を、それら一対の
    固定接片相当部を挿入可能な単一の凹入部を有する第1
    分割型の上記凹入部に挿入することにより、その凹入部
    の相対向する一対の壁面の近接箇所に一対の固定接片相
    当部のそれぞれを各別に対向させる第1工程と、 第1工程を行った後で、固定接片部材の開口を通して第
    1分割型の凹入部に第2分割型に具備された凸部を挿入
    することにより第1分割型の凹入部の壁面と第2分割型
    の凸部とにより一対の固定接片相当部を挾むと共に、第
    1分割型と第2分割型との間に合成樹脂成形空間を形成
    する第2工程と、 第2工程を行った後で、上記合成樹脂成形空間に溶融合
    成樹脂を注入してボディ本体を成形すると共に、そのボ
    ディ本体と上記固定接片部材とを一体化することにより
    ボディ本体に上記固定接片相当部でなる固定接片と端子
    相当部でなる端子とを具備させる第3工程とを含むスイ
    ッチ用ボディの製造方法。
  5. 【請求項5】 固定接片部材における一対の固定接片相
    当部を先窄まり状に傾斜させた状態で第1分割型の凹入
    部に挿入することにより第1工程を行う請求項4に記載
    のスイッチ用ボディの製造方法。
JP05242470A 1993-09-29 1993-09-29 スイッチ用固定接片部材、スイッチ用ボディおよびスイッチ用ボディの製造方法 Expired - Fee Related JP3108974B2 (ja)

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