JPH079872U - 合成樹脂製紙管止め具 - Google Patents

合成樹脂製紙管止め具

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Publication number
JPH079872U
JPH079872U JP3900993U JP3900993U JPH079872U JP H079872 U JPH079872 U JP H079872U JP 3900993 U JP3900993 U JP 3900993U JP 3900993 U JP3900993 U JP 3900993U JP H079872 U JPH079872 U JP H079872U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper tube
peripheral wall
outer peripheral
synthetic resin
outer frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP3900993U
Other languages
English (en)
Inventor
徹 花谷
Original Assignee
日本フィルム工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】この考案は、合成樹脂製紙管止め具に関し、特
にフィルム等の巻取に使用するリールの一構成部材に関
し、簡単な構造で作用効果の高い製品を提供することを
目的としたものである。 【構成】紙管の内周面に密接に嵌合する外周壁1を有す
る円盤2の中央に回転軸が挿入され得る孔を設け、前記
外周壁1の先端に外枠4を形成し、これら外枠4及び外
周壁1に適正な大きさで、複数個の切抜き部5を形成
し、該切抜き部5の内縁部6に外方に向けて且つ外方に
向かって勾配7を有する小突起8を成型したものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、合成樹脂製の紙管止め具に関し、特にフィルム等の巻取に使用す るリールの一構成部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
この分野に関連する止め具は種々開発されてきているが、その殆どは外周壁の 勾配によって保持しようとするものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の製品は組み立てる場合は無理に押し込んで組立てるもので あるから、紙管の変形で保持しているようなものであった。
【0004】 このようなものでは、無理に押し込むために押入時にたたき込むための道具を 必要とするばかりでなく、一旦押し込んだ製品がフィルム等の横ずれ、巻きずれ 等の圧力で簡単に抜けたり、緩んだりして目的を達成できない場合がしばしば発 生していたものであった。
【0005】 本考案はこれを全く簡単な小突起を設けるだけの構成でこれを解決しようとす るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
次に本考案について説明する。 紙管の内周面に密接に嵌合する外周壁を有する円盤の中央に回転軸が挿入され 得る孔を設け、前記外周壁の先端に外枠を形成し、これら外枠及び外周壁に適正 な大きさで、複数個の切抜き部を形成し、該切抜き部の内縁部に外方に向けて且 つ外方に向かって勾配を有する小突起を成型したものである。
【0007】
【作用】
本考案は以上のような構成であるから、本製品にパット状の鍔をまず挿入した 後、紙管を挿入するものであるが、この時、外周壁の外径は紙管の内径と同径で あるから、挿入しやすく、外方に向かって勾配を有する小突起のところで少し抵 抗を受けるだけで、この場合も小突起は外方に向かって勾配を有するためそれ程 大きな抵抗はないがこれを越えて挿入を完成させると、今度はこれを抜こうとし ても小突起が紙管の内周面に食い込んでいるため紙管を壊さない限り抜けないも のである。次に、もう一つの本製品と前記紙管との間にパット状の鍔を添えて挿 入し、リールを完成させて、フィルム等の巻きずれを防止するものである。
【0008】
【実施例】
次に図面に基づいて、本考案の一実施例について説明する。
【0009】 本考案の構成を説明すると、紙管Aの内周面Bに密接に嵌合する外周壁1を有 する円盤2の中央に回転軸が挿入され得る孔3を設け、前記外周壁1の先端に外 枠4を形成し、これら外枠4及び外周壁1に適正な大きさで、且つ複数個の切抜 き部5・・を形成し、該切抜き部5の内縁部6に外方に向けて且つ外方に向かっ て勾配7を有する小突起8・・を成型したものである。
【0010】 図4に示すように本製品を2個用意し、2個の本製品にまず、鍔Cをそれぞれ 挿入し、次に一方の製品に紙管Aを挿入する。次に他の製品を紙管Aの他方から 圧入してリールとして使用するものである。
【0011】 この場合、図4に見るように、紙管Aの内周面Bに小突起8・・が食い込んで いる状態が見られ、この状態において、紙管Aはどちらにも動かすことができな い。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上のような構成であるから、本製品に鍔をまず挿入した後、紙管を 挿入するものであるが、この時、外周壁の外径は紙管の内径と同径であるから、 挿入しやすく、外方に向かって勾配を有する小突起のところで少し抵抗を受ける だけで、この場合も小突起は外方に向かって勾配を有するためそれ程大きな抵抗 はないがこれを越えて挿入を完成させると、今度はこれを抜こうとしても小突起 が紙管の内周面に食い込んでいるため紙管を壊さない限り抜けないものである。 以上の様に、製作は容易で、完成度が高く、有効な作用効果を有するものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例の側面図。
【図2】図2は同じく図1に示す実施例の正面図。
【図3】図3は同実施例の断面図。
【図4】図4は同実施例の使用状態を示す断面図。
【図5】図5は本考案を使用するパット状の鍔の斜面
図。
【符号の説明】
1・・・外周壁 2・・・円盤 3・・・孔 4・・・外枠 5・・・切抜き部 6・・・内縁部 7・・・勾配 8・・・小突起 A・・・紙管 B・・・内周面 C・・・鍔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙管の内周面に密接に嵌合する外周壁を有
    する円盤の中央に回転軸が挿入され得る孔を設け、前記
    外周壁の先端に外枠を形成し、これら外枠及び外周壁に
    適正な大きさで、複数個の切抜き部を形成し、該切抜き
    部の内縁部に外方に向けて且つ外方に向かって勾配を有
    する小突起を成型したことを特徴とする合成樹脂製紙管
    止め具。
JP3900993U 1993-07-16 1993-07-16 合成樹脂製紙管止め具 Pending JPH079872U (ja)

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JP3900993U JPH079872U (ja) 1993-07-16 1993-07-16 合成樹脂製紙管止め具

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Cited By (5)

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KR200471209Y1 (ko) * 2011-10-18 2014-02-11 이봉희 지관용 받침대

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