JPS6224278Y2 - - Google Patents

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JPS6224278Y2
JPS6224278Y2 JP4238982U JP4238982U JPS6224278Y2 JP S6224278 Y2 JPS6224278 Y2 JP S6224278Y2 JP 4238982 U JP4238982 U JP 4238982U JP 4238982 U JP4238982 U JP 4238982U JP S6224278 Y2 JPS6224278 Y2 JP S6224278Y2
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JP
Japan
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film
reel shaft
hole
reel
fixing part
Prior art date
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JP4238982U
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English (en)
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JPS58146233U (ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スライド映写機等に使用するフイル
ムリールに関する。
従来のこの種フイルムリールにおいては、フイ
ルムを固定するためのフイルム止め具がリール軸
にネジを使用して取付けられていた。そのため
に、製造及び組立の工程数が多く、コスト高にな
つてしまうという欠点があつた。
従つて本考案は、フイルム止め具をネジを使用
せずにリール軸に取付け得るようにして製造及び
組立を簡単にし且つコストを低減せしめ得るフイ
ルムリールを提供せんとするものであつて、以下
図面に示した一実施例によりこれを説明すれば、
第1図において、1は図示しない駆動装置により
駆動される歯車と噛合し得る歯車部1aを備えた
フイルムリール、2はその中央より僅かに図面上
方の周面上に設けられた第一の穴2aと該第一の
穴2aとはほゞ径方向反対側の周面上に配設され
た二つの第二の穴2b,2bと前記第一の穴2a
と軸方向に一列になるようにその両端部付近に配
設された二つの第三の穴2c,2cとを有するリ
ール軸である。第2図にはフイルム止め具3が示
されており、これはリール軸2に取付けたときに
円周方向に巻付くように延びていて且つ先端が斜
めに形成されているリール軸固定部3aと該リー
ル軸固定部3aを周面上で包囲するフイルム固定
部3bと両固定部3a,3bを一端で連結する連
結部3cとから成り、リール軸固定部3aの他端
には第一の爪3dがまた連結部3cには二つの第
二の爪3eが備えられておりさらにフイルム固定
部3bの他端にはリール軸の軸方向に突出してい
る第三の爪3fが設けられている。第一、第二及
び第三の爪3d,3e及び3fは、フイルム止め
具3をリール軸2に取付けたときに各々第一、第
二及び第三の穴2a,2b及び2cに係合し得る
ように配設されている。また、フイルム止め具3
全体は、リール軸2に取付けたときにリール軸2
の周面上に整合し得るようにリール軸2の半径よ
り僅かに小さい曲率半径で湾曲せしめられてい
る。
本案実施例は以上のように構成されているか
ら、フイルム止め具3をリール軸2に取付ける場
合には、先づフイルム止め具3のリール軸固定部
3aの先端にある第一の爪3dをリール軸2の第
一の穴2aに挿入し且つフイルム固定部3bの第
三の爪3fをリール軸2の第三の穴2cに係合さ
せた上で、フイルム止め具3を拡げるようにしな
がら連結部3cの第二の爪3eをリール軸2の第
二の穴2bに押込めばよい。かくして第3図に示
した如くフイルム止め具3がリール軸2に取付け
られるが、フイルム止め具3の第一の爪3d及び
第二の爪3eが各々第4図のようにリール軸2の
第一の穴2a及び第二の穴2bに係合し且つフイ
ルム止め具3の弾性により該爪3d及び3eが矢
印A方向に弾圧されているため、フイルム止め具
3のリール軸2への確実な係合が得られる。フイ
ルム止め具3をリール軸2から取外す場合には、
フイルム止め具3の連結部3cを弾圧力に抗して
持ち上げることにより第二の爪3eをリール軸2
の第二の穴2bからはずすだけの操作でよい。
尚、第一の穴2aが中心からずれて配設されてい
るので、フイルム止め具を逆に取付けてしまうよ
うなことはない。
本案実施例のフイルムリールにフイルムを固定
するには、先づフイルム固定部3bの先端を少し
持ち上げ、該フイルム固定部3bとリール軸固定
部3aとの間に矢印B方向にフイルムを挿入す
る。このとき、リール軸固定部3aの第一の爪3
d付近が斜めに形成されているためフイルムの挿
入はスムーズに行なわれる。かくしてフイルム
は、フイルム止め具3のフイルム固定部3bのリ
ール軸周面への弾圧力と第三の爪3fの第三の穴
2c内への係合力とによつて、確実にリール軸2
に固定され得る。またフイルムをはずす場合に
は、フイルム固定部3bを少し持ち上げるだけで
容易に行なうことができる。
以上述べたように本考案によれば、フイルム止
め具を、その第一及び第二の爪をリール軸に設け
た第一及び第二の穴に係合せしめることとフイル
ム止め具自体の弾性とによりリール軸に固定する
ようにしたから、取付けのためのネジが不要とな
り、従つて製造が簡単で且つ容易に着脱し得ると
共にコストの低減化を達成することができるフイ
ルムリールが得られる。
尚第三の爪及び第三の穴の位置を固定すべきフ
イルムのパーフオレーシヨンに対応するように設
けて、第三の爪を該パーフオレーシヨンに係合さ
せてフイルムを固定すれば、より確実にフイルム
が固定され得るので有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるフイルムリール本体の正
面図、第2図は本考案によるフイルム止め具の斜
視図、第3図はフイルム止め具を取付けたフイル
ムリールの側面図、第4図はフイルム止め具のリ
ール軸への係合状態を示す説明図である。 1……フイルムリール、2……リール軸、3…
…フイルム止め具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周面上で中央から少しずれて配設された第一の
    穴と該第一の穴とはほゞ径方向反対側の周面上に
    配設された第二の穴と前記第一の穴の近傍に配設
    された第三の穴とを備えたリール軸と、取付けた
    時に該第一の穴に係合し得る第一の爪と該第二の
    穴に係合し得る第二の爪とを有するリール軸固定
    部と該リール軸固定部とは第二の爪の近傍で連結
    されていて且つリール軸固定部と並行的に延びて
    おり先端に第三の爪を有するフイルム固定部とを
    一体に構成していて同時に第一、第二及び第三の
    爪を各々第一、第二及び第三の穴内に押圧せしめ
    るように弾圧力の付与されているフイルム止め具
    とを含んでいることを特徴とするフイルムリー
    ル。
JP4238982U 1982-03-25 1982-03-25 フイルムリ−ル Granted JPS58146233U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4238982U JPS58146233U (ja) 1982-03-25 1982-03-25 フイルムリ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4238982U JPS58146233U (ja) 1982-03-25 1982-03-25 フイルムリ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58146233U JPS58146233U (ja) 1983-10-01
JPS6224278Y2 true JPS6224278Y2 (ja) 1987-06-20

Family

ID=30053522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4238982U Granted JPS58146233U (ja) 1982-03-25 1982-03-25 フイルムリ−ル

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JP (1) JPS58146233U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58146233U (ja) 1983-10-01

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