JPH0426219Y2 - - Google Patents

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JPH0426219Y2
JPH0426219Y2 JP1985182035U JP18203585U JPH0426219Y2 JP H0426219 Y2 JPH0426219 Y2 JP H0426219Y2 JP 1985182035 U JP1985182035 U JP 1985182035U JP 18203585 U JP18203585 U JP 18203585U JP H0426219 Y2 JPH0426219 Y2 JP H0426219Y2
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JP
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insertion hole
handle
driver
driver rod
rod
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JP1985182035U
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JPS6288566U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はドライバー杆を柄の軸心方向に抜脱可
能に挿入して装備させるドライバーに関する。
(従来技術) 従来、この種のドライバーaは、第6図に示す
ように、合成樹脂性の剛体柄bの挿入孔cに、ド
ライバー杆dを挿入した状態で、ドライバー杆d
が回転しないように、ドライバー杆dの係止杆
e,eを挿入させる廻り止め金具fと、ドライバ
ー杆dが挿入孔cから抜け落ちないように、たと
えばドライバー杆dの胴部囲りを挾持する内周側
にテーパーを形成した割型抜け止めリングhと
を、挿入孔cに図示の如く順次に装着しておかな
ければならない構成のものである。
そのため、この種のドライバーaは、柄bに対
してドライバー杆dの廻り止め及び抜け止めを行
うために、廻り止め金具f及び抜け止めリングh
といつた部品を必要とし、しかも、製品において
も工程が複数にわたり、その分どうしてもコスト
が高騰するといつた問題があつた。
(考案の目的) この考案は、上記の事情に鑑み、前記従来の廻
り止め金具及び抜け止めリングを一切設けなくと
も、ドライバー杆の柄に対する廻り止め及び抜け
止めを長期間に亘つて確実に維持できるようにし
て、コストを大幅に安価にできるドライバーを提
供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) この考案のドライバーは、軸方向所定箇所の外
面に外方に突出する係止片を形成したドライバー
杆と、このドライバー杆を抜脱可能に挿入して装
備させる挿入孔を軸方向に形成した合成樹脂製の
剛体柄とを有したドライバーにおいて、前記柄
に、その挿入孔の開口端面から挿入孔の奥方向に
前記ドライバー杆の係止片を挿入しうる切欠溝を
一体形成し、また柄の軸方向所定箇所に前記挿入
孔を外部に解放させる窓部を形成すると共に、該
窓部の対向部間に前記挿入孔内へ突出する状態で
横架しかつ前記挿入孔の周面から柄の外面までの
厚みより薄くすることで弾性変形可能となした弾
接片を一体形成したものである。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図〜第4図の
図面に基づいて説明する。
この一実施例は、一端にプラス用ビツト1a、
他端にマイナス用ビツト1bを形成したドライバ
ー杆1を、前記プラス、マイナスのビツトの何れ
か一方を外部に突出させ他方を柄2に抜脱可能に
装備させるドライバー3を示している。
ドライバー杆1は、両端のビツト1a,1bを
除いて断面円形の金属棒であり、中央部には外方
に突出する係止片4,4を一体に形成している。
柄2は、合成樹脂製の剛体よりなり、前記トラ
イバー杆1の半分以上を一端面から抜脱可能に挿
入して装備させる挿入孔5を形成しており、柄2
の軸方向中央部には、軸方向に延びる挿入孔5に
対してこれを直角方向に外部に解放させる平面視
(第3図)長円形状の窓部6が形成されている。
そして、この窓部6には、軸方向の対向側面部間
に、前記挿入孔5に突出する状態で弾接片7が一
体形成されている。この弾接片7は前記挿入孔5
の周面から柄2の外面までの厚みより薄くするこ
とで弾性変形可能にしているもので、その内側に
は第2図に示すように挿入孔5内へ突出させるべ
く突起した突体8が一体形成されていて、ドライ
バー杆1を挿入すると弾接片7がその素材の弾性
によりドライバー杆1に圧接し、ドライバー杆1
が不用意に抜け落ちないようになつている。さら
に、柄2には、挿入孔5の開口端面9から挿入孔
5の奥方向に延びるとともに挿入孔5に連通さ
せ、前記ドライバー杆1を挿入孔5に挿入した状
態で、ドライバー杆1の係止片4,4を柄2に挿
入する切欠溝11,11が一体形成されている。
なお、柄2の外周には、軸方向に沿うすべり止
め溝12…が周方向等間隔おきに複数形成されて
おり、手で柄2を握つてドライバー操作する場合
にすべらないようにしている。
このような構成であれば、プラス用ビツト1a
側を柄2の挿入孔5に挿入してマイナスドライバ
ーを形成でき、反対にマイナス用ビツト1b側を
柄2の挿入孔5に挿入してプラスドライバーを形
成できる。そして、柄2に対してドライバー杆1
を挿入した状態では、第4図に示すようにドライ
バー杆1の係止片4,4が柄1の切欠溝11,1
1に挿入されて、ドライバー杆1に柄2に対する
廻り止めがなされ、またドライバー杆1は弾接片
7の圧接力で挿入孔5に保持される。
尚、上記一実施例では、窓部6の弾接片7を、
柄2の軸方向に横架させたが、この考案はこれに
限らず、柄の軸方向と直交する向きに横架させて
もよく、また十字状、X字状等に横架させてもよ
い。また、窓部6の形状は、長円形状に限らず、
円形、長方形状、正方形状、多角形状等何れであ
つてもよい。
また、本考案は、上記一実施例のドライバーに
限らず、一端にのみプラス若しくはマイナスビツ
トを形成したドライバー杆を柄に抜脱可能に挿入
して装備させるドライバーに適用してもよい。
また、上記実施例では、弾接片7の内面側に突
体8を一体に形成して、該弾接片7を挿入孔5内
へ突出させたものについて説明したが第5図に示
すように弾接片7′自体を窓部6中央で挿入孔5
側へ膨出させて、該弾接片7を突出させたもので
あつてもよい。
(考案の効果) 以上のように、この考案のドライバーは、柄に
一体形成した切欠溝に、ドライバー杆の係止片を
挿入させて、このドライバー杆の廻り止めをなす
ことができ、また、柄の窓部の対向部間に弾接片
を、挿入孔内に突出する状態で横架させる構成と
したことで、この弾接片を柄に一体形成すること
が可能となり、この弾接片によつて、ドライバー
杆を圧接して、このドライバー杆を挿入孔に抜け
止め状態に保持させることができる。
しかも、本考案の場合、ドライバーを挿脱させ
る柄が、合成樹脂製の剛体でありながら、弾接片
を、挿入孔の周面から柄の外面までの厚みより薄
くすることでバネのように弾性変形可能にしてい
るので、繰り返し挿脱されるドライバー杆を長期
間に亘つて確実に抜止め保持することができると
共に、ドライバー杆の挿入孔に対する挿脱作業も
無理なく容易に行なうことができる。
従つて、従来のように廻り止め金具及び抜け止
めリングを柄に一切設けておかなくても、合成樹
脂の柄だけで、ドライバー杆の柄に対する廻り止
め及び抜け止めを長期間に亘り行うことが可能と
なり、この種のドライバーとしては大幅にコスト
を安価にし得、その実用上の効果がすこぶる大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図は縦断面図、第
3図は平面図、第4図は縦断面図、第5図は本考
案の他の実施例を示す縦断面図、第6図は従来例
を示す縦断面図である。 1……ドライバー杆、2……柄、3……ドライ
バー、4,4……係止片、5……挿入孔、6……
窓部、7……弾接片、8……弾接片の突体、1
1,11……切欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向所定箇所の外面に外方に突出する係止片
    を形成したドライバー杆と、このドライバー杆を
    抜脱可能に挿入して装備させる挿入孔を軸方向に
    形成した合成樹脂製の剛体柄とを有したドライバ
    ーにおいて、前記柄に、その挿入孔の開口端面か
    ら挿入孔の奥方向に前記ドライバー杆の係止片を
    挿入しうる切欠溝を一体形成し、また柄の軸方向
    所定箇所に前記挿入孔を外部に解放させる窓部を
    形成すると共に、該窓部の対向部間に前記挿入孔
    内へ突出する状態で横架しかつ前記挿入孔の周面
    から柄の外面までの厚みより薄くすることで弾性
    変形可能となした弾接片を一体形成していること
    を特徴とするドライバー。
JP1985182035U 1985-11-26 1985-11-26 Expired JPH0426219Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985182035U JPH0426219Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985182035U JPH0426219Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6288566U JPS6288566U (ja) 1987-06-06
JPH0426219Y2 true JPH0426219Y2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=31127461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985182035U Expired JPH0426219Y2 (ja) 1985-11-26 1985-11-26

Country Status (1)

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JP (1) JPH0426219Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0141568Y2 (ja) * 1980-12-01 1989-12-07
JPS57113838U (ja) * 1980-12-27 1982-07-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6288566U (ja) 1987-06-06

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