JPH0798100A - 流れの急速遮断装置 - Google Patents

流れの急速遮断装置

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Publication number
JPH0798100A
JPH0798100A JP24246793A JP24246793A JPH0798100A JP H0798100 A JPH0798100 A JP H0798100A JP 24246793 A JP24246793 A JP 24246793A JP 24246793 A JP24246793 A JP 24246793A JP H0798100 A JPH0798100 A JP H0798100A
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JP
Japan
Prior art keywords
downstream
main pipe
pipe
switching valve
downstream side
Prior art date
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Pending
Application number
JP24246793A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Miyauchi
直 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造によって応答性を向上させ、流体
の流れを急速に遮断する。 【構成】 主管部1と、分岐管部2とでT型管路3を形
成し、主管部1と下流側分岐管部2との交差部4付近の
上流位置に小孔9Aを貫通形成した隔壁9を設けるとと
もに、交差部4より下流側の主管下流管路1Bに切替弁
10を介設してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば噴水装置にお
ける噴水用高圧水の流れや、その他の高圧流体の流れを
急速に遮断する流れの急速遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば噴水装置における噴
水用高圧水の流れや、その他の高圧流体の流れを遮断す
る流れの遮断装置として、図4に示す構造の遮断装置が
知られている。すなわち、この種従来の遮断装置は、主
管部1と、この主管部1に交差して連通する下流側分岐
管部2とでT型管路3を形成し、主管部1と下流側分岐
管部2との交差部4の一方側を主管上流管路1Aとして
高圧流体供給源(ポンプ)5の吐出側に接続するととも
に、交差部4の他方側、つまり交差部4の下流側の主管
下流管路1Bに切替弁6を介設して噴水ノズル7に接続
し、下流側分岐管部2に切替弁8を介設した構造になっ
ている。
【0003】前記構成の遮断装置において、切替弁6を
開き、切替弁8を閉じた状態で、高圧流体供給源5から
高圧水を供給すると、高圧水は矢印Aで示すように主管
上流管路1Aから主管下流管路1Bを通って噴水ノズル
7から噴出し、所定の噴水を実行する。一方、前述の噴
水継続時において、噴水の遮断を要求された場合には、
切替弁6を閉じ、切替弁8を開く操作が施される。この
ような操作を施すことで、高圧水の流れが矢印Bで示す
ように主管上流管路1Aから下流側分岐管部2方向に転
換され、噴水は遮断される。噴水の再開は切替弁6を開
き、切替弁8を閉じる操作を施すことによってなされ
る。
【0004】しかし、前記従来の遮断装置では、噴水遮
断時になされる切替弁6の閉じ操作および切替弁8の開
き操作に比較的長い時間がかる。つまり、遮断時の応答
性に劣る。したがって、噴水の急速遮断を実行すること
ができない欠点を有しており、特に、矢印Aで示す高圧
水の流量が多い場合には、急速遮断が一層困難になる。
しかも、2つの切替弁6,8を必要とするため部品点数
が多くなり、構造を複雑にしている。そのために、構造
が簡単で応答性に優れ、たとえば噴水の急速遮断を容易
に実行できる急速遮断装置の開発が要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、流体の遮断時になされる切替弁の開閉操作に比較
的長い時間がかり、応答性に劣るるため急速遮断を実行
することができない点と、部品点数が多く構造を複雑に
している点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、主管部と、こ
の主管部に交差して連通する分岐管部とでT型またはY
型管路を形成し、前記主管部と分岐管部との交差部付近
の上流位置に小孔を貫通形成した隔壁が管路を横断して
設けられるとともに、交差部より下流側の1つの管路に
切替弁を介設したことを特徴とし、簡単な構造によって
応答性を向上させ、流体の遮断を急速に行う目的を達成
した。
【0007】
【作用】本発明によれば、切替弁を閉じた状態でT型ま
たはY型管路のおける上流管路に流体供給源から高圧流
体を供給すると、高圧流体は隔壁の小孔を通って上流側
の管路から切替弁を介設していない下流側の管路に流れ
る。
【0008】一方、下流側管路への高圧流体の流れを遮
断する場合には切替弁を開く。これにより、高流体の流
れは、交差部より切替弁が介設されている下流側の管路
方向に転換される。
【0009】前記隔壁に貫通形成された小孔を通った流
体は高速で交差部を通過する。そのために、交差部を負
圧化させ切替弁が介設されていない下流側の管路の流体
を切替弁が介設されている下流側の管路方向に吸引す
る。この吸引作用は、切替弁を開くのと同時に発生する
ので、切替弁が介設されていない下流側の管路への流れ
は切替弁を開くのと同時に急速に遮断されることにな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例を示す縦断面図である。な
お、前記従来例と同一もしくは相当部分には同一符号を
付して説明する。図1において、流れの急速遮断装置
は、主管部1と、この主管部1に交差して連通する下流
側分岐管部2とでT型管路3を形成し、主管部1と下流
側分岐管部2との交差部4付近の上流位置に小孔9Aを
貫通形成した隔壁9が主管上流管路1Aを横断して設け
られている。なお、小孔9Aは主管上流管路1Aの軸線
と同心に形成されている。そして、交差部4より下流側
の主管下流管路1Bに切替弁10を介設し、下流側分岐
管部2に下流方向への流れのみを許容する逆止弁11を
介設した構造になっており、主管上流管路1Aに高圧流
体供給源(ポンプ)5の吐出側が接続され、下流側分岐
管部2に噴水ノズル7が接続されている。
【0011】このような構成であれば、切替弁10を閉
じた状態で高圧流体供給源5から高圧水を供給すると、
高圧水は矢印Aで示すように主管上流管路1Aから下流
側分岐管部2を通って噴水ノズル7から噴出し、所定の
噴水を実行する。
【0012】一方、前述の噴水継続時において、噴水の
遮断を要求された場合には、切替弁10を開く。これに
より、高流体の流れは矢印Bで示すように交差部4より
下流側の主管下流管路1B方向に転換され、噴水は遮断
される。
【0013】この場合、隔壁9に貫通形成された小孔9
Aから噴出した流体は高速で交差部4を通過する。その
ために、交差部4を負圧化させ下流側分岐管部2におけ
る逆止弁11より上流に存在している流体を、矢印Cで
示すように主管下流管路2方向に吸引する。この吸引作
用は、切替弁10を開くのと同時に発生するので、下流
側分岐管部2への流れは切替弁10を開くのと同時に急
速に遮断されることになる。すなわち、切替弁10を開
くのと同時に噴水は応答性よく急速遮断されることにな
る。噴水の再開は切替弁11を閉じることによってなさ
れる。
【0014】図2は本発明の変形例を示す。なお、図1
の実施例と同一部分には同一符号を付して、これらの構
造および作用説明は省略する。図2の急速遮断装置で
は、小孔9Aを下流側分岐管部2から離れる位置に偏心
して形成している。このように構成することで、図1の
実施例と同様の作用・効果を奏するとともに、小孔9A
から噴出した流体は、壁噴流効果によって、矢印Dで示
すように主管下流管路1Bにおける下流側分岐管部2か
ら最も遠い壁面に沿って流れ、下流側分岐管部2への分
岐を抑えることになるので、切替弁10を開いた場合に
おける急速遮断の応答性をより一層向上させることがで
きる。
【0015】図3は本発明の他の変形例を示す。なお、
図1および図2の実施例と同一部分には同一符号を付し
て、これらの構造および作用説明は省略する。図3の急
速遮断装置では、小孔9Aを下流側分岐管部2のコーナ
部2Aに指向させる斜行孔によって形成している。この
ように構成することで、図1の実施例と同様の作用・効
果を奏するとともに、前記操作による急速遮断後におい
て噴水を再開する場合、矢印Eで示すように、小孔9A
から噴出した流体は比較的容易に下流側分岐管部2に流
入する。したがって、図1および図2の実施例とより
も、噴水再開時の応答性を向上させることができる。
【0016】一方、図1、図2および図3において、仮
想線で示すように、主管下流管路1Bの出口と高圧流体
供給源(水中ポンプ)5の吸込側を逃がし管12で接続
しておけば、前記急速遮断時における主管下流管路1B
方向への吸引力を増大して、急速遮断の応答性をさらに
向上させることが可能である。
【0017】このように、本発明は流体の流れを応答性
よく急速遮断することができる。しかも、逆止弁11を
省略しても、前記同様の作用・効果を奏することが可能
であり、切替弁の使用数量を1つの切替弁10のみに低
減できるるから、従来の遮断装置と比較して部品点数が
少なくなり構造の簡略化を達成できる。
【0018】なお、切替弁10の通路断面積を主管上流
管路1Aの通路断面積よりも大きくしたり、応答性にす
ぐれた特殊構造の弁を切替弁10として使用することに
よって、急速遮断の応答性をより一層向上させることが
できる。また、切替弁10としてバタフライ弁を使用し
た場合には、主管上流管路1Aの出口部9を偏心させ
て、流体の流れを偏流させてもよい。
【0019】前記実施例では、急速遮断装置を噴水装置
の噴水用高圧水の流れの遮断に使用して説明している
が、本発明は前記実施例にのみ限定されるものではな
く、他の高圧流体の流れの急速遮断装置として使用可能
であることはいうまでもない。また、主管部1と、この
主管部1に交差して連通する下流側分岐管部2とでY型
管路3を形成した構成であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下流側の管路に介設されている切替弁を開くのと同時
に、交差部において吸引力を生じさせ、この吸引作用に
よって、切替弁が介設されていない下流側の管路への高
圧流体の流れを応答性よく急速に遮断することができ
る。しかも、部品点数が少なく構造の簡略化を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の変形例を示す縦断面図である。
【図3】本発明の他の変形例を示す縦断面図である。
【図4】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 主管部 1A 主管上流管路 1B 主管下流管路 2 分岐管部 3 T型管路 4 交差部 9 隔壁 9A 隔壁に貫通形成した小孔 10 切替弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主管部と、この主管部に交差して連通す
    る分岐管部とでT型またはY型管路を形成し、前記主管
    部と分岐管部との交差部付近の上流位置に小孔を貫通形
    成した隔壁が管路を横断して設けられるとともに、交差
    部より下流側の1つの管路に切替弁を介設したことを特
    徴とする流れの急速遮断装置。
JP24246793A 1993-09-29 1993-09-29 流れの急速遮断装置 Pending JPH0798100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24246793A JPH0798100A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 流れの急速遮断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24246793A JPH0798100A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 流れの急速遮断装置

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Publication Number Publication Date
JPH0798100A true JPH0798100A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17089521

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24246793A Pending JPH0798100A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 流れの急速遮断装置

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