JPH079776B2 - 多連連動押釦スイツチ - Google Patents
多連連動押釦スイツチInfo
- Publication number
- JPH079776B2 JPH079776B2 JP61168313A JP16831386A JPH079776B2 JP H079776 B2 JPH079776 B2 JP H079776B2 JP 61168313 A JP61168313 A JP 61168313A JP 16831386 A JP16831386 A JP 16831386A JP H079776 B2 JPH079776 B2 JP H079776B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interlocking
- cam
- push button
- plate
- operating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種電子機器に使用される多連連動押釦スイ
ッチに関するものである。
ッチに関するものである。
従来の技術 従来、この種の多連連動押釦スイッチは、第7図に示す
ような構造であった。同図において、1は固定端子2を
植設した端子板、3は可動接点10を摺動させカム部3aを
有した操作体、4は前記端子板1と結合し、操作体3を
摺動可能なように保持するケースで、後記する連動板7
のカム7bが摺動する穴4aと連動ばね8を係止する凸部4b
を有している。5は操作体3を復帰させるためのコイル
ばね、6は前記コイルばね5を係止するためのばね止め
板、7は金属板7aと合成樹脂製のカム7bとを固着した連
動板でありカム部7cは、前記ケース4の穴4aを介して連
動ばね8により操作体3のカム部3aに当接している。9
は前記押釦スイッチを所定の間隔に固定するための取付
板である。
ような構造であった。同図において、1は固定端子2を
植設した端子板、3は可動接点10を摺動させカム部3aを
有した操作体、4は前記端子板1と結合し、操作体3を
摺動可能なように保持するケースで、後記する連動板7
のカム7bが摺動する穴4aと連動ばね8を係止する凸部4b
を有している。5は操作体3を復帰させるためのコイル
ばね、6は前記コイルばね5を係止するためのばね止め
板、7は金属板7aと合成樹脂製のカム7bとを固着した連
動板でありカム部7cは、前記ケース4の穴4aを介して連
動ばね8により操作体3のカム部3aに当接している。9
は前記押釦スイッチを所定の間隔に固定するための取付
板である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、 (1) 連動板7の金属板7aとカム7bとが固着すなわ
ち、アウトサート成形されているために、押釦スイッチ
の各種配置間隔(P)専用の連動板7が必要である。
ち、アウトサート成形されているために、押釦スイッチ
の各種配置間隔(P)専用の連動板7が必要である。
(2) 連動する押釦スイッチの中間にこれら連動しな
い単独動作スイッチを配置させる様な場合、この単独動
作スイッチの位置に配置される連動板7とカム7bは排除
しなければならない。
い単独動作スイッチを配置させる様な場合、この単独動
作スイッチの位置に配置される連動板7とカム7bは排除
しなければならない。
(3) 押釦スイッチの配置間隔が不規則な場合、その
配置間隔に合わせカム7bを配置した専用の連動板7が必
要である。
配置間隔に合わせカム7bを配置した専用の連動板7が必
要である。
という欠点を有していた。
本発明は、このような問題点を解決することを目的とし
たものである。
たものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、複数個の押釦ス
イッチにその操作体カム部と当接する連動カムを内蔵さ
せると共に、金属部材から成る連動板に押釦スイッチの
各種配置間隔の最小公約数ピッチで配置された連動カム
遊挿穴を設け、この連動カム遊挿穴に押釦スイッチが任
意の間隔に並ぶように前記連動カムを着脱自在に遊挿さ
せたものである。
イッチにその操作体カム部と当接する連動カムを内蔵さ
せると共に、金属部材から成る連動板に押釦スイッチの
各種配置間隔の最小公約数ピッチで配置された連動カム
遊挿穴を設け、この連動カム遊挿穴に押釦スイッチが任
意の間隔に並ぶように前記連動カムを着脱自在に遊挿さ
せたものである。
作 用 この構成により、専用の連動板を用いることなしに押釦
スイッチの配置間隔が任意にできかつ、押釦スイッチの
中間に単独動作スイッチを配置することが可能となる。
スイッチの配置間隔が任意にできかつ、押釦スイッチの
中間に単独動作スイッチを配置することが可能となる。
実施例 第1図は本発明の一実施例による多連連動押釦スイッチ
の分解斜視図であり、第2図は同平面図、第3図は同側
面図を示す。第1〜3図において、1は固定端子2を植
設し、後記する連動カム8を摺動可能に保持する穴1aを
有した端子板、3は可動接点4を格納し摺動さすための
操作体であり、カム部3aと後記するばね止め板7を保持
するための溝3とを有している。5は前記端子板1と結
合し、操作体3を摺動可能なように保持するためのケー
ス、6は操作体3の復帰動作を行うためのコイルばね、
7は前記コイルばね6を保持するためのばね止め板で操
作体3の溝3bで係止される。8は端子板1の穴1aに操作
体3の操作方向と直角方向で摺動可能に格納された連動
カムであり、操作体3のカム部3aと当接するカム部8a及
び、後記する連動板9の連動カム遊挿穴9aに遊挿するた
めの凸部8cと溝8bを有し、この溝8bの溝巾は後記する連
動板9の板厚よりも広く、0.01〜0.05mmとなっている。
9は複数の連動カム遊挿穴9aを有した金属部材から成る
連動板であり、この連動カム遊挿穴9aは前記連動カムの
凸部8cが貫通可能な大きさの穴9bと、溝8bの間隔よりや
や大きめの0.01〜0.05mmの巾をもつ穴9cとで構成されて
おり、又、この連動カム遊挿穴9aは押釦スイッチの各種
配置間隔の最小公約数の間隔つまり2.5mmで配置されて
いる。10は連動ばねで可動端10aと固定端10bとから成
り、穴10cと切欠10dとでケース5の凸部5aと凸部5bを介
しケース5に固定され、可動端10aは前記連動カム8の
作動部8dをカム部8aが操作体3のカム部3aを付勢するよ
うに当接している。11は前記押釦スイッチを所定の間隔
に固定するための取付板であり、爪11aと穴11bとを有し
ている。
の分解斜視図であり、第2図は同平面図、第3図は同側
面図を示す。第1〜3図において、1は固定端子2を植
設し、後記する連動カム8を摺動可能に保持する穴1aを
有した端子板、3は可動接点4を格納し摺動さすための
操作体であり、カム部3aと後記するばね止め板7を保持
するための溝3とを有している。5は前記端子板1と結
合し、操作体3を摺動可能なように保持するためのケー
ス、6は操作体3の復帰動作を行うためのコイルばね、
7は前記コイルばね6を保持するためのばね止め板で操
作体3の溝3bで係止される。8は端子板1の穴1aに操作
体3の操作方向と直角方向で摺動可能に格納された連動
カムであり、操作体3のカム部3aと当接するカム部8a及
び、後記する連動板9の連動カム遊挿穴9aに遊挿するた
めの凸部8cと溝8bを有し、この溝8bの溝巾は後記する連
動板9の板厚よりも広く、0.01〜0.05mmとなっている。
9は複数の連動カム遊挿穴9aを有した金属部材から成る
連動板であり、この連動カム遊挿穴9aは前記連動カムの
凸部8cが貫通可能な大きさの穴9bと、溝8bの間隔よりや
や大きめの0.01〜0.05mmの巾をもつ穴9cとで構成されて
おり、又、この連動カム遊挿穴9aは押釦スイッチの各種
配置間隔の最小公約数の間隔つまり2.5mmで配置されて
いる。10は連動ばねで可動端10aと固定端10bとから成
り、穴10cと切欠10dとでケース5の凸部5aと凸部5bを介
しケース5に固定され、可動端10aは前記連動カム8の
作動部8dをカム部8aが操作体3のカム部3aを付勢するよ
うに当接している。11は前記押釦スイッチを所定の間隔
に固定するための取付板であり、爪11aと穴11bとを有し
ている。
以上のように構成された多連連動押釦スイッチの動作に
ついて、以下その動作について第4図〜第6図を用いて
説明する。第4図に於て押釦スイッチAはレリーズ状
態、連動スイッチBはロック状態を示している。この状
態で押釦スイッチの押し込み操作を行うと第5図のよう
に操作体3のカム部3aにより、連動カム8はX方向に移
動し、これに伴い連動板9及び連動カム8′もX方向に
移動を開始する。更に操作体3の押し込み操作を続行す
ると、第6図のように連動カム8は操作体3のロック部
に連動ばね10により落ち込む。これに伴い、操作体3′
はコイルバネ6によりY方向に付勢されるので連動板9
及び連動カム8′ももとの状態に復旧し連動動作が完了
する。
ついて、以下その動作について第4図〜第6図を用いて
説明する。第4図に於て押釦スイッチAはレリーズ状
態、連動スイッチBはロック状態を示している。この状
態で押釦スイッチの押し込み操作を行うと第5図のよう
に操作体3のカム部3aにより、連動カム8はX方向に移
動し、これに伴い連動板9及び連動カム8′もX方向に
移動を開始する。更に操作体3の押し込み操作を続行す
ると、第6図のように連動カム8は操作体3のロック部
に連動ばね10により落ち込む。これに伴い、操作体3′
はコイルバネ6によりY方向に付勢されるので連動板9
及び連動カム8′ももとの状態に復旧し連動動作が完了
する。
発明の効果 以上のように端子板に設けられた穴に操作体のカム部と
当接する連動カムを摺動可能に保持すると共に、金属部
材から成る連動板に複数個の連動カム遊挿穴を設け、こ
の連動カム遊挿穴それぞれに前記複数個の押釦スイッチ
のそれぞれの連動カムを着脱自在に遊挿させて構成した
ので連動カムは予め押釦スイッチに収納保持され、連動
板への装着は極めて簡単に行えるものであり、さらに、
連動板に押釦スイッチの各種配置間隔の最小公約数ピッ
チで配置されたら連動カム遊挿穴を設けた場合には専用
の連動板を用いることなしに押釦スイッチの配置間隔が
任意できると共に、連動カムを押釦スイッチに収納して
いるので、連動板の誤った位置に装着することもなく、
作業効率の向上を図ることができるものである。
当接する連動カムを摺動可能に保持すると共に、金属部
材から成る連動板に複数個の連動カム遊挿穴を設け、こ
の連動カム遊挿穴それぞれに前記複数個の押釦スイッチ
のそれぞれの連動カムを着脱自在に遊挿させて構成した
ので連動カムは予め押釦スイッチに収納保持され、連動
板への装着は極めて簡単に行えるものであり、さらに、
連動板に押釦スイッチの各種配置間隔の最小公約数ピッ
チで配置されたら連動カム遊挿穴を設けた場合には専用
の連動板を用いることなしに押釦スイッチの配置間隔が
任意できると共に、連動カムを押釦スイッチに収納して
いるので、連動板の誤った位置に装着することもなく、
作業効率の向上を図ることができるものである。
第1図は、本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図
は同平面図、第3図は同側面図、第4図〜第6図は同連
動動作状態図、第7図は従来の実施例による多連連動押
釦スイッチの分解斜視図を示す。 1……端子板、3……操作体、5……ケース、8……連
動カム、9……連動板、11……取付板。
は同平面図、第3図は同側面図、第4図〜第6図は同連
動動作状態図、第7図は従来の実施例による多連連動押
釦スイッチの分解斜視図を示す。 1……端子板、3……操作体、5……ケース、8……連
動カム、9……連動板、11……取付板。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも固定端子が装着された端子板
と、この端子板と結合して内部に操作体を摺動可能に保
持するケースとで形成された複数の押釦スイッチから成
る多連連動押釦スイッチであって、前記端子板に設けら
れた穴に操作体のカム部と当接する前記連動カムを摺動
可能に保持すると共に、金属部材から成る連動板に複数
個の連動カム遊挿穴を設け、この連動カム遊挿穴それぞ
れに前記複数個の押釦スイッチのそれぞれの連動カムを
着脱自在に遊挿させて成る多連連動押釦スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61168313A JPH079776B2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 多連連動押釦スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61168313A JPH079776B2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 多連連動押釦スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6324513A JPS6324513A (ja) | 1988-02-01 |
JPH079776B2 true JPH079776B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=15865714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61168313A Expired - Lifetime JPH079776B2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 多連連動押釦スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079776B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5522076B2 (ja) | 2011-02-16 | 2014-06-18 | 日立金属株式会社 | フレキシブルフラット光ケーブル |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155726U (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-18 | ミツミ電機株式会社 | 多連押ボタンスイツチ装置 |
-
1986
- 1986-07-17 JP JP61168313A patent/JPH079776B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6324513A (ja) | 1988-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4904549A (en) | Battery housing with integral latch and positive displacement apparatus | |
US6394827B2 (en) | Card connector | |
US3818419A (en) | Zero insertion force electrical connector | |
US3970198A (en) | Printed circuit board retainer | |
US5135822A (en) | Battery housing structure | |
US3722313A (en) | Push button switch units | |
JPH079776B2 (ja) | 多連連動押釦スイツチ | |
GB1579083A (en) | Rotary electrical switch structure | |
JPS63308828A (ja) | 多連連動押釦スイッチ | |
EP1263008B1 (en) | Switch device | |
JPH0719500B2 (ja) | 小形スイッチ | |
JP2594622Y2 (ja) | スライド式電子部品 | |
JPS6113654Y2 (ja) | ||
JPH0334808Y2 (ja) | ||
JPS59669Y2 (ja) | 操作レバ−ロツク装置 | |
KR790001285Y1 (ko) | 누름 단추 장치 | |
JPS58155726U (ja) | 多連押ボタンスイツチ装置 | |
JPH026582Y2 (ja) | ||
JPS5931025Y2 (ja) | プラグとソケツトのロツク板 | |
JPH0724752Y2 (ja) | スライドスイッチ | |
JPS5838499Y2 (ja) | 連動電鍵 | |
JPH0534657U (ja) | 電子機器 | |
JPH07134928A (ja) | ロック機構を備えたスライドスイッチ | |
JPS60118831U (ja) | 連動型多連プツシユスイツチのロツク解除機構 | |
JPS59230221A (ja) | シ−ソ形スイツチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |