JPS63308828A - 多連連動押釦スイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種電子機器に使用される多連連動押釦スイ
ッチに関するものである。

従来の技術 従来、この種の多連連動押釦スイッチは、第８図に示す
ような構造であった。同図において、１は固定端子２を
植設した端子板、３は可動接点１゜を摺動させカム部３
１Ｌを有した操作体、４は前記端子板１と結合し、操作
体３を摺動可能なように保持するケースで後記する連動
板７のカム了すが摺動する穴４１Ｌと連動ばね８を係止
する凸部４ｂを有している。６は操作体３を復帰させる
だめのコイルばね、６は前記コイルばね６を係止するた
めのばね止め板、７は金属板Ｔ＆と合成樹脂製のカム７
ｂとを固着した連動板であり、カム部７Ｃは、前記ケー
ス４の穴４１Ｌを介して連動ばね８により操作体３のカ
ム部３ａに当接している。９は前記押釦スイッチを所定
の間隔に固定するための取付板である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、（１）連動板７
の金属板７ａとカム了すとが固着（具体的にはアウトサ
ート成形）しているために、押釦スイッチの各種配置間
隔専用の連動板７が必要である。

（２）第９図のように押釦スイッチの中間に単独動作ス
イッチを配置させる場合、単独動作スイッチの位置に配
置される連動板７のカム７ｂは排除しなければならない
。

（３）押釦スイッチの配置間隔が不規則な場合、その配
置間隔に合わせカム７ｂを配置した専用の連動板７が必
要である。

という欠点を有していた。

本発明は、このような問題点を解決することを目的とし
たものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、複数個の押釦ス
イッチの操作体にカム部を設け、金属部材から成る連動
板に押釦スイッチの各種配置間隔の最小公約数ピッチで
配置された連動カム遊挿穴を設け、任意の連動カム遊挿
穴に前記連動カムを着脱自在に遊挿させたものである。

作用 この構成により、専用の連動板を用いることなしに押釦
スイッチの配置間隔が任意にできかつ、押釦スイッチの
中間に単独動作スイッチを配置することが可能となる。

実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面第１図〜第７図を用
いて説明する。

第１図は本発明の一実施例による多連連動押釦スイッチ
の分解斜視図であり、第２図は同断平面図、第３図は同
断側面図、第４図は同要部の説明図を示す。第１図〜第
４図において、１１は固定端子１２を植設し、後記する
連動カム１８を摺動動作をガイドするだめの穴１１１Ｌ
を有した端子板、１３はクリップ状の可動接点１４を格
納し摺動さすための操作体であり、カム部１３ａ（第２
図）と後記するばね止め板１７を保持するだめの溝１３
ｂとを有している。１６は前記端子板１１と結合し、操
作体１３を摺動可能なように保持するだめのケース、１
６は操作体１３の復帰動作を行うだめのコイルばね、１
７は前記コイルばね１６を保持するためのばね止め板で
、操作体１３の溝１３ｂで係止される。１８は操作体１
３のカム部１３１！Ｌと当接する連動カムで、カム部１
８１Ｌ及び、後記する連動板１９の連動カム遊挿穴１９
１Ｌに遊挿するための凸部１８０と溝１８ｂを有し、こ
の溝１８ｂの溝巾は後記する連動板１９の板厚よりも広
（（０，０１〜０．０５ｍｍ　）なっているｏ１９は複
数の連動カム遊挿穴１９！Ｌを有した金属部材から成る
連動板であり、この連動カム遊挿穴１９１Ｌは前記連動
カム１８の凸部１８０が貫通可能な大きさの穴１９ｂと
溝１８ｂの間隔ムよりやや大きめ（０，０１〜ｏ、０５
ｍｍ）の巾Ｂをもつ穴１９０とで構成されておシ、又、
この連動カム遊挿穴１９Ｉ！Ｌは押釦スイッチの各種配
置間隔の最小公約数の間隔（２，５ｍｍ）で配置されて
いる。２０は連動ばねで可動端２０＆と固定端２０ｂと
から成り、穴２００と切欠２０（１とでケース１５の凸
部１６＆と凸部１５ｂを介しケース１６に固定され、可
動端２０１Ｌは前記連動カム１８の作用部１８（１をカ
ム部１８１Ｌが操作体１３のカム部１３＆を付勢するよ
うに当接している。２１は前記押釦スイッチを所定の間
隔に固定するための取付板であシ、爪２１１Ｌと穴２１
ｂとを有している。

以上のように構成された多連連動押釦スイッチの動作に
ついて、以下その動作について第６図〜第７図を用いて
説明する。第６図において押釦スイッチ入はレリーズ状
態、連動スイッチＢはロック状態を示している。この状
態で押釦スイッチ人の押し込み操作を行うと第６図のよ
うに操作体人のカム部ムにより、連動力ムムはＸ方向に
移動し、これに伴い連動板１９及び連動カムＢもＸ方向
に移動を開始する。更に操作体ムの押し込み操作を続行
すると、第７図のように連動カム人は操作体ムのロック
部ムに連動ばね２０により落ち込み、これに伴い連動板
１９及び連動カムＢも元の状態に復帰し連動動作が完了
する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、連動板に押釦スイッチの
各種配置間隔の最小公約数ピッチで連動カム遊挿穴を設
け、この連動カム遊挿穴に連動カムを着脱自在に配置で
きることで、専用の連動板を用いることなしに押釦スイ
ッチの配置間隔が任意にできると同時に、押釦スイッチ
の中間に単独動作スイッチを配置することが可能であり
、その実用的効果には大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の多連連動押釦スイッチの−実施例を
示す分解斜視図、第２図は同断平面図、第３図は同断側
面図、第４図は同連動カムと連動板との関係図、第５図
、第６図、第７図は同連動動作状態図を示し、第８図は
従来による多連連動押釦スイッチを示す分解斜視図、第
９図は同カムと連動板の関係を示す説明図である。 １１・・・・・・端子板、１２・・・・・・固定端子、
１３・・・・・・操作体、１３ト・・・・・カム部、１
４・・・・・・可動接片、１６・・・・・・ケース、１
８・・・・・・連動カム、１９・・・・・・連動板、１
９２Ｌ・・・・・・連動カム遊挿穴、２１・・・・・・
取付板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 第　５　図 第　６　図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個の押釦スイッチの操作体にカム部を設け、金属部
   材から成る連動板に複数個の連動カム遊挿穴を設け、こ
   の連動カム遊挿穴に前記連動カムを着脱自在に遊挿させ
   、前記操作体のカム部と連動カムとを当接させてなる多
   連連動押釦スイッチ。