JPH0797312A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH0797312A JPH0797312A JP5267922A JP26792293A JPH0797312A JP H0797312 A JPH0797312 A JP H0797312A JP 5267922 A JP5267922 A JP 5267922A JP 26792293 A JP26792293 A JP 26792293A JP H0797312 A JPH0797312 A JP H0797312A
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- Japan
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- skin
- extract
- cosmetic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 皮膚角層状態を改善し、充分な皮膚水分保持
により潤いを与え、肌荒れを改善または防止しキメを整
える、美肌効果を有する化粧料を提供する。 【構成】 ハマウツボ科植物のナンバンギセル(学名:
Aeginetia indica)または/及びその抽出物を有効成分
として、好ましくは化粧料全体に対し乾燥物換算で0.
001〜10重量%含有する。
により潤いを与え、肌荒れを改善または防止しキメを整
える、美肌効果を有する化粧料を提供する。 【構成】 ハマウツボ科植物のナンバンギセル(学名:
Aeginetia indica)または/及びその抽出物を有効成分
として、好ましくは化粧料全体に対し乾燥物換算で0.
001〜10重量%含有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧料に関し、詳しく
は、皮膚の乾燥に起因する状態の改善作用を有する美肌
効果に優れた化粧料を提供せんとするものである。
は、皮膚の乾燥に起因する状態の改善作用を有する美肌
効果に優れた化粧料を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、冬季や、過剰な皮膚洗浄、加
齢、体質などによる皮膚分泌物の減少により皮膚乾燥が
増悪すると、皮膚のつやは低下し、小じわが目立つよう
になり、化粧のりが悪くなるなどの弊害が発生し、結果
的に肌荒れという現象を生じる。更に、この時の皮膚組
織構造を観察すると、基底膜構造、角層配列が乱れ、健
全な生理機能を果たせない状態へと悪化している。
齢、体質などによる皮膚分泌物の減少により皮膚乾燥が
増悪すると、皮膚のつやは低下し、小じわが目立つよう
になり、化粧のりが悪くなるなどの弊害が発生し、結果
的に肌荒れという現象を生じる。更に、この時の皮膚組
織構造を観察すると、基底膜構造、角層配列が乱れ、健
全な生理機能を果たせない状態へと悪化している。
【0003】従来、これらの皮膚状態を改善するために
は、角層水分含有量の低下を防止し、正常な皮膚構造・
機能を維持することが必要であり、これまで各種の方法
が研究されてきた。その結果、提案された方法として
は、皮膚との密着性が良く、疎水性を有する閉塞剤を用
いて経表皮性水分損失を抑制する方法、吸湿力、保湿力
を有する糖アルコール類または多くの有機酸塩類等の保
湿剤を配合する事により皮膚水和効果を高める方法、及
びビタミン、ホルモン等を配合して新陳代謝の活性化を
促し角質の修復を行う方法などがあった。
は、角層水分含有量の低下を防止し、正常な皮膚構造・
機能を維持することが必要であり、これまで各種の方法
が研究されてきた。その結果、提案された方法として
は、皮膚との密着性が良く、疎水性を有する閉塞剤を用
いて経表皮性水分損失を抑制する方法、吸湿力、保湿力
を有する糖アルコール類または多くの有機酸塩類等の保
湿剤を配合する事により皮膚水和効果を高める方法、及
びビタミン、ホルモン等を配合して新陳代謝の活性化を
促し角質の修復を行う方法などがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の従来
知られている方法は、いずれも皮膚水分保持力が充分な
ものとは言えず角質改善効果が少ないばかりか、閉塞剤
を用いた場合は油っぽく、ベタベタするなどの不快な感
触を与える欠点があり、一方、保湿剤を用いた場合にも
効果を高める為には多量に配合しなければならず、その
結果としてベタベタ感やヌメリ感等の不快な感触を与え
るという問題があった。またビタミン、ホルモン等は、
安全性、安定性において問題があった。
知られている方法は、いずれも皮膚水分保持力が充分な
ものとは言えず角質改善効果が少ないばかりか、閉塞剤
を用いた場合は油っぽく、ベタベタするなどの不快な感
触を与える欠点があり、一方、保湿剤を用いた場合にも
効果を高める為には多量に配合しなければならず、その
結果としてベタベタ感やヌメリ感等の不快な感触を与え
るという問題があった。またビタミン、ホルモン等は、
安全性、安定性において問題があった。
【0005】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
であって、肌荒れ、つや不足、小じわ等の乾燥に起因す
る皮膚角層状態を改善し、充分な皮膚水分保持により潤
いを与え、肌荒れを改善または防止しキメを整える、い
わゆる美肌効果を有すると共に、感触的にも殆ど問題の
ない化粧料を提供する事を課題とする。
であって、肌荒れ、つや不足、小じわ等の乾燥に起因す
る皮膚角層状態を改善し、充分な皮膚水分保持により潤
いを与え、肌荒れを改善または防止しキメを整える、い
わゆる美肌効果を有すると共に、感触的にも殆ど問題の
ない化粧料を提供する事を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究を行った結果、ハマウツボ科の寄
生植物の一種であるナンバンギセルに、皮膚水分保持機
能並びに正常な皮膚構造、機能の亢進作用が高く、優れ
た美肌効果のあることを見いだし、これに基づいて本発
明を完成した。
解決するため鋭意研究を行った結果、ハマウツボ科の寄
生植物の一種であるナンバンギセルに、皮膚水分保持機
能並びに正常な皮膚構造、機能の亢進作用が高く、優れ
た美肌効果のあることを見いだし、これに基づいて本発
明を完成した。
【0007】すなわち本発明は、ハマウツボ科植物のナ
ンバンギセル(学名:Aeginetia indica)または/及び
その抽出物を含有することを特徴とする化粧料であり、
好ましい態様としては、ナンバンギセルまたは/及びそ
の抽出物の含有量が、化粧料全体に対し乾燥物換算で
0.001〜10重量%である化粧料に関するものであ
る。
ンバンギセル(学名:Aeginetia indica)または/及び
その抽出物を含有することを特徴とする化粧料であり、
好ましい態様としては、ナンバンギセルまたは/及びそ
の抽出物の含有量が、化粧料全体に対し乾燥物換算で
0.001〜10重量%である化粧料に関するものであ
る。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明に適用されるナンバンギセル(学
名:Aeginetia indica)は、熱帯アジアから日本を含む
東アジアに分布するハマウツボ科に属する寄生植物であ
る。本発明では、このナンバンギセルの全草を用い、各
種溶剤で抽出し、通常、濃縮抽出物(エキス)として使
用するが、抽出液をそのまま使用しても良いし、また乾
固物として使用しても良い。一方、ナンバンギセルをそ
のまま小片に裁断して使用しても、あるいは乾燥後、粉
砕して粉末状で使用しても良い。
名:Aeginetia indica)は、熱帯アジアから日本を含む
東アジアに分布するハマウツボ科に属する寄生植物であ
る。本発明では、このナンバンギセルの全草を用い、各
種溶剤で抽出し、通常、濃縮抽出物(エキス)として使
用するが、抽出液をそのまま使用しても良いし、また乾
固物として使用しても良い。一方、ナンバンギセルをそ
のまま小片に裁断して使用しても、あるいは乾燥後、粉
砕して粉末状で使用しても良い。
【0010】ここで、抽出物を得る方法としては従来公
知の方法が使用でき、例えば、まずナンバンギセルを裁
断機により2cm以下の小片とするか、または粗粉砕し
て粉末状にし、これをヘキサン、エーテル、クロロホル
ム、酢酸エチル、アセトン等の有機溶媒、ブタノール、
プロパノール、エタノール、メタノール等のアルコール
類、1,3ーブチレングリコール、1,4−ブチレング
リコール、2,3−ブチレングリコール等の多価アルコ
ール類、及び水から選択される1種または2種以上の混
合物からなる抽出溶媒を用い、通常の冷浸、あるいは温
浸を行なう。
知の方法が使用でき、例えば、まずナンバンギセルを裁
断機により2cm以下の小片とするか、または粗粉砕し
て粉末状にし、これをヘキサン、エーテル、クロロホル
ム、酢酸エチル、アセトン等の有機溶媒、ブタノール、
プロパノール、エタノール、メタノール等のアルコール
類、1,3ーブチレングリコール、1,4−ブチレング
リコール、2,3−ブチレングリコール等の多価アルコ
ール類、及び水から選択される1種または2種以上の混
合物からなる抽出溶媒を用い、通常の冷浸、あるいは温
浸を行なう。
【0011】こうして得られた抽出物は、必要に応じて
更にカラムクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)、活性炭または活性白土などにより
精製処理を行っても良い。
更にカラムクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)、活性炭または活性白土などにより
精製処理を行っても良い。
【0012】以下に、ナンバンギセル抽出物を得る場合
の製造例を示す。
の製造例を示す。
【0013】<製造例1> (第一工程) ナンバンギセル500gを凍結乾燥後、
粉砕し、粉砕物70gを得た。 (第二工程) 第一工程で得た粉砕物70gに、エタノ
ール1lを加え、室温で7日間抽出し、更に得られた抽
出液を濃縮、乾固し、褐色半固体状のナンバンギセル抽
出物8.8gを得た。
粉砕し、粉砕物70gを得た。 (第二工程) 第一工程で得た粉砕物70gに、エタノ
ール1lを加え、室温で7日間抽出し、更に得られた抽
出液を濃縮、乾固し、褐色半固体状のナンバンギセル抽
出物8.8gを得た。
【0014】<製造例2>ナンバンギセル500gを裁
断機により小片とし、これに水5lを加え2時間煮沸抽
出した後、ろ過する。この操作を2回繰り返し、ろ液を
集めて凍結乾燥し、淡褐色粉末状のナンバンギセル抽出
物11gを得た。
断機により小片とし、これに水5lを加え2時間煮沸抽
出した後、ろ過する。この操作を2回繰り返し、ろ液を
集めて凍結乾燥し、淡褐色粉末状のナンバンギセル抽出
物11gを得た。
【0015】上記の如くして得られたナンバンギセル抽
出物もしくはナンバンギセル(小片状または粉末状)を
化粧料に含有させる場合には、そのまま、または水、ア
ルコール、多価アルコール等に溶解乃至は分散した形で
用いる事ができる。
出物もしくはナンバンギセル(小片状または粉末状)を
化粧料に含有させる場合には、そのまま、または水、ア
ルコール、多価アルコール等に溶解乃至は分散した形で
用いる事ができる。
【0016】その際の、ナンバンギセルまたは/及びそ
の抽出物の含有量は、化粧料の剤型に応じて種々変化さ
せることができるが、通常は、化粧料全体に対し乾燥物
換算で好ましくは0.001〜10重量%、特に好まし
くは0.01〜5重量%の範囲が選択される。
の抽出物の含有量は、化粧料の剤型に応じて種々変化さ
せることができるが、通常は、化粧料全体に対し乾燥物
換算で好ましくは0.001〜10重量%、特に好まし
くは0.01〜5重量%の範囲が選択される。
【0017】含有量が0.001重量%未満になると、
美肌効果が充分に得られず、また10重量%を越えた量
を用いたとしても、増加分に見合った効果の増強が望み
にくく利点が少ない。
美肌効果が充分に得られず、また10重量%を越えた量
を用いたとしても、増加分に見合った効果の増強が望み
にくく利点が少ない。
【0018】更に、本発明の化粧料には、ナンバンギセ
ルまたはその抽出物の他に、医薬品、化粧品などに一般
に用いられる各種成分、すなわち水性成分、油性成分、
粉末成分、界面活性剤、保湿剤、色剤、香料、防腐剤、
或いは抗酸化剤、紫外線カット剤、キレート剤、抗炎症
剤、ナンバンギセルまたはその抽出物以外の美肌成分等
の薬剤を配合する事ができる。
ルまたはその抽出物の他に、医薬品、化粧品などに一般
に用いられる各種成分、すなわち水性成分、油性成分、
粉末成分、界面活性剤、保湿剤、色剤、香料、防腐剤、
或いは抗酸化剤、紫外線カット剤、キレート剤、抗炎症
剤、ナンバンギセルまたはその抽出物以外の美肌成分等
の薬剤を配合する事ができる。
【0019】また、本発明の化粧料の剤型は任意であ
り、従来この種の化粧料に用いるものであればいずれで
も良く、例えば軟膏、クリーム、乳液、ローション、パ
ック等の剤型が挙げられる。
り、従来この種の化粧料に用いるものであればいずれで
も良く、例えば軟膏、クリーム、乳液、ローション、パ
ック等の剤型が挙げられる。
【0020】ここで、本発明に係るナンバンギセルまた
はその抽出物が、如何に皮膚組織構造正常化作用に関し
て有効であるかを評価をするために、下記の実験を行っ
た。
はその抽出物が、如何に皮膚組織構造正常化作用に関し
て有効であるかを評価をするために、下記の実験を行っ
た。
【0021】〈実験例1〉皮膚組織構造正常化試験 (試料) イ)製造例1で得られたナンバンギセル抽出物200m
gを、エタノール100mlに溶解したもの。 ロ)エタノール(対照品)
gを、エタノール100mlに溶解したもの。 ロ)エタノール(対照品)
【0022】(方法)実験動物としてヘアレスマウス
(13カ月齢、雄)を用い、その背部皮膚に上記各試料
10μlを毎日1回連続塗布し、8週間後、皮膚組織の
凍結切片のHE(ヘマトキシリン・エオシン)染色像の
肉眼評価を下記判定基準で行なった。その結果を表1に
示す。
(13カ月齢、雄)を用い、その背部皮膚に上記各試料
10μlを毎日1回連続塗布し、8週間後、皮膚組織の
凍結切片のHE(ヘマトキシリン・エオシン)染色像の
肉眼評価を下記判定基準で行なった。その結果を表1に
示す。
【0023】[判定基準] − : 基底膜構造が不明瞭で、角層の配列が乱れてい
る ± : 基底膜構造又は角層の配列のどちらかが乱れて
いる + : 基底膜構造、角層の配列共に正常化している
る ± : 基底膜構造又は角層の配列のどちらかが乱れて
いる + : 基底膜構造、角層の配列共に正常化している
【0024】
【表1】
【0025】表1の結果から明らかなように、本発明に
係るナンバンギセル抽出物はヘアレスマウスの皮膚組織
構造を正常化する優れた効果が認められた。
係るナンバンギセル抽出物はヘアレスマウスの皮膚組織
構造を正常化する優れた効果が認められた。
【0026】次に、上記の結果を踏まえ、本発明の化粧
料が如何に美肌効果の点で優れているかを実証するた
め、後記実施例1、2に示した化粧料を用いて、長期連
続使用による実使用テストを行いその効力を確認した。
比較品としては、後記実施例1、2におけるナンバンギ
セル抽出物を、精製水に置き換えて調製した化粧料を用
いた。
料が如何に美肌効果の点で優れているかを実証するた
め、後記実施例1、2に示した化粧料を用いて、長期連
続使用による実使用テストを行いその効力を確認した。
比較品としては、後記実施例1、2におけるナンバンギ
セル抽出物を、精製水に置き換えて調製した化粧料を用
いた。
【0027】<実験例2> 実使用テスト 顔面乾燥肌、小ジワを有する本邦女性40名をパネラー
とし、1群を10名として、A群の顔面には、本発明品
である実施例1の化粧水を、B群には比較品の化粧水
を、また、C群の顔面には、本発明品である実施例2の
乳液を、D群には比較品の乳液を、それぞれ6週間使用
してもらった。6週間後の各種評価要素について改善状
態、及び自然増悪の状態について群間比較を行った。そ
の結果を表2に示す。
とし、1群を10名として、A群の顔面には、本発明品
である実施例1の化粧水を、B群には比較品の化粧水
を、また、C群の顔面には、本発明品である実施例2の
乳液を、D群には比較品の乳液を、それぞれ6週間使用
してもらった。6週間後の各種評価要素について改善状
態、及び自然増悪の状態について群間比較を行った。そ
の結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】表2の結果に示されるように、本発明の化
粧料は比較品の化粧料に比し、評価項目全般にわたって
良好な結果が得られ、特に、乾燥感の改善、小ジワの改
善が顕著であり、美肌効果に優れていることが実証され
た。なお、本発明の化粧料は使用時におけるベタツキ感
等の感触的な弊害はほとんどないことも同時に確認され
た。
粧料は比較品の化粧料に比し、評価項目全般にわたって
良好な結果が得られ、特に、乾燥感の改善、小ジワの改
善が顕著であり、美肌効果に優れていることが実証され
た。なお、本発明の化粧料は使用時におけるベタツキ感
等の感触的な弊害はほとんどないことも同時に確認され
た。
【0030】以下に本発明の実施例を示すが、本発明は
これら実施例に制限されるものではない。尚、配合割合
は重量部である。
これら実施例に制限されるものではない。尚、配合割合
は重量部である。
【0031】 実施例1 化粧水 (A)エタノール 15 ナンバンギセル抽出物(製造例1) 0.5 1,3−ブチレングリコール 2 ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油 1 (B)エチルパラベン 0.05 香料 0.05 クエン酸 0.1 クエン酸ナトリウム 0.15 精製水 81.15
【0032】(製法)(A)の各成分を合わせ、室温下
にて溶解する。一方、(B)の各成分も室温下にて溶解
し、これを(A)成分に加えて可溶化する。
にて溶解する。一方、(B)の各成分も室温下にて溶解
し、これを(A)成分に加えて可溶化する。
【0033】 実施例2 乳液 (A)ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油 1.5 ヤシ油脂肪酸モノグリセライド 1 オレイン酸トリグリセライド 7.5 (B)グリセリン 2.5 精製水 87.25 ナンバンギセル抽出物(製造例2) 0.05 (C)香料 0.2
【0034】(製法)(A)の各成分に合わせ、加熱混
合し、70℃とする。(B)の各成分を合わせ、70℃
に加熱混合し、これに(A)成分を加え乳化し、冷却し
ながら(C)を加える。
合し、70℃とする。(B)の各成分を合わせ、70℃
に加熱混合し、これに(A)成分を加え乳化し、冷却し
ながら(C)を加える。
【0035】 実施例3 クリーム (A)ワセリン 18 セタノール 8 ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 1.4 モノステアリン酸ソルビタン 0.8 (B)エチルパラベン 0.3 精製水 71.2 ナンバンギセル1,3ーブチレングリコール抽出物 0.1 (C)香料 0.2
【0036】(製法)(A)の各成分に合わせ、加熱混
合し、70℃とする。(B)の各成分を合わせ、70℃
に加熱混合し、(A)成分に(B)成分を加え乳化し、
35℃まで冷却し、(C)を加える。
合し、70℃とする。(B)の各成分を合わせ、70℃
に加熱混合し、(A)成分に(B)成分を加え乳化し、
35℃まで冷却し、(C)を加える。
【0037】 実施例4 クリーム (A)POE(30)セチルエーテル 2 グリセリンモノステアレート 10 流動パラフィン 10 ワセリン 4 セタノール 5 γ−トコフェロール 0.05 BHT 0.01 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 0.5 ブチルパラベン 0.2 (B)ナンバンギセル抽出物(製造例1) 5 精製水 63.24
【0038】(製法)(A)の各成分を合わせ、80℃
に加熱する。(B)の各成分を合わせ80℃に加熱す
る。(A)の成分に(B)の成分を加えて撹拌乳化し、
その後35℃まで冷却する。
に加熱する。(B)の各成分を合わせ80℃に加熱す
る。(A)の成分に(B)の成分を加えて撹拌乳化し、
その後35℃まで冷却する。
【0039】 実施例5 乳液 (A)合成ゲイロウ 2.5 セタノール 1 スクワラン 4 ステアリン酸 1 モノステアリン酸ポリエチレングリコール(25EO) 2.2 モノステアリン酸グリセリン 0.5 ブチルパラベン 0.1 γ−トコフェロール 0.05 BHT 0.01 4-(1,1-ジメチルエチル)-4'-メトキシージベンゾイルメタン 0.5 (B)1,3−ブチレングリコール 3 プロピレングリコール 7 キサンタンガム 0.1 カルボキシビニルポリマー 0.2 水酸化カリウム 0.2 ナンバンギセル酢酸エチル抽出物 1 精製水 76.64
【0040】(製法)(A)成分及び(B)成分を70
℃で各々撹拌しながら溶解する。(B)成分に(A)成
分を加え予備乳化を行いホモミキサーで均一に乳化し、
乳化後かき混ぜながら30℃まで冷却する。
℃で各々撹拌しながら溶解する。(B)成分に(A)成
分を加え予備乳化を行いホモミキサーで均一に乳化し、
乳化後かき混ぜながら30℃まで冷却する。
【0041】 実施例6 化粧水 (A)POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 1.5 POE(20)ラウリルエーテル 0.5 エタノール 10 γ−トコフェロール 0.02 (B)グリセリン 5 ナンバンギセル1,3ーブチレングリコール抽出物 3 イソフェルラ酸ナトリウム 0.5 クエン酸 0.15 クエン酸ナトリウム 0.1 精製水 79.23
【0042】(製法)(A)の各成分を合わせ、室温下
にて溶解する。一方、(B)の各成分も室温下に溶解
し、これを(A)成分に加えて可溶化する。
にて溶解する。一方、(B)の各成分も室温下に溶解
し、これを(A)成分に加えて可溶化する。
【0043】 実施例7 パック料 (A)ポリビニルアルコール 15 精製水 40 (B)ビサボロール 0.5 γ−トコフェロール 0.02 エタノール 4 ナンバンギセル抽出物(製造例2) 10 POE(8)ポリオキシプロピレングリコール(55) 3 精製水 27.48
【0044】(製法)(A)を室温にて分散溶解する。
これに(B)を加えて均一に溶解する。
これに(B)を加えて均一に溶解する。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、皮膚角層状態を改善
し、充分な皮膚水分保持により潤いを与え、肌荒れを改
善または防止しキメを整える、美肌効果を有する化粧料
を提供することができる。
し、充分な皮膚水分保持により潤いを与え、肌荒れを改
善または防止しキメを整える、美肌効果を有する化粧料
を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大高知 由美子 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポーラ 化成工業株式会社戸塚研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 ハマウツボ科植物のナンバンギセル(学
名:Aeginetia indica)または/及びその抽出物を含有
することを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】 前記のナンバンギセルまたは/及びその
抽出物の含有量が、化粧料全体に対し乾燥物換算で0.
001〜10重量%である請求項1に記載の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5267922A JPH0797312A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5267922A JPH0797312A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0797312A true JPH0797312A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17451484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5267922A Pending JPH0797312A (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0797312A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008093678A1 (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-07 | Oryza Oil & Fat Chemical Co., Ltd. | ヒアルロニダーゼ阻害剤 |
US20110213033A1 (en) * | 1998-03-11 | 2011-09-01 | Kabushiki Kaisha Soken | Skin conditioner |
US8101211B2 (en) * | 2000-12-15 | 2012-01-24 | Kabushiki Kaisha Yakult Honsha | Compositions for retarding skin aging |
WO2021149827A1 (ja) * | 2020-01-24 | 2021-07-29 | ノーベルファーマ株式会社 | ラパマイシン含有外用剤 |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP5267922A patent/JPH0797312A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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