JPH0796430A - ナット取外し装置 - Google Patents

ナット取外し装置

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Publication number
JPH0796430A
JPH0796430A JP24260393A JP24260393A JPH0796430A JP H0796430 A JPH0796430 A JP H0796430A JP 24260393 A JP24260393 A JP 24260393A JP 24260393 A JP24260393 A JP 24260393A JP H0796430 A JPH0796430 A JP H0796430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
slide block
wheel
rail
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24260393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shimoyama
博司 下山
Tsutomu Masaki
勉 正木
Eizo Segi
栄三 世木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP24260393A priority Critical patent/JPH0796430A/ja
Publication of JPH0796430A publication Critical patent/JPH0796430A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばタービン車室のケ−シングを締結して
いる立込みボルトなどにおける下部のナットの取外し、
搬送、締結を容易に行うことができることを目的とす
る。 【構成】 レール上を走行する台車上に左右および上下
にスライド可能に設けられたチャックがナットをクラン
プして回転させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電所における蒸
気タービンの定期検査時などに適用されるナット取外し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は蒸気タービンのタービン車室の説
明図である。図において、火力発電所における蒸気ター
ビンの定期検査時などにタービン車室のケーシング1を
締結している立込みボルトを点検する際は、作業者が手
工具等を使用して下部のナット2を取外し、手作業で搬
送および点検後の締付けなどを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、火力発
電所における蒸気タービンの定期検査時などにタービン
車室のケーシング1を締結している立込みボルトを点検
する際は、作業者が手工具等を使用して下部のナット2
を取外し、手作業で搬送および点検後の締付けなどを行
っているが、タービン車室のケーシング1を締結してい
る立込みボルトのナット2は一般に4〜6インチの大口
径で非常に重いため、下部のナット2の取外し、搬送、
点検後の搬入、締結には非常な労力が必要で、立込みボ
ルトの点検に長時間を要している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るナット取外
し装置は上記課題の解決を目的にしており、レール上を
走行する台車と、該台車上に左右および上下にスライド
可能に設けられナットをクランプして回転させるチャッ
クとを備えた構成を特徴とする。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係るナット取外し装置において
は、レール上を走行する台車上に左右および上下にスラ
イド可能に設けられたチャックがナットをクランプして
回転させるようになっており、例えばタービン車室のケ
ーシングを締結している立込みボルトなどを点検する際
はレール上に台車を走行させて所定の位置にセットしチ
ャックを上昇させて位置決めし下部のナットをクランプ
して回転させることにより下部のナットの取外し、搬
送、締結を容易に行うことができる。
【0006】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例に係るナッ
ト取外し装置の説明図である。図において、本実施例に
係るナット取外し装置は火力発電所における蒸気タービ
ンの定期検査時などに使用されるもので、図1に示すよ
うに走行レール3上に台車4を乗せ、手押しハンドル5
を押すことにより車輪6を介して走行レール3上を所定
の位置まで移動させることができるようになっている。
図2に示すようにガイド軸7は車輪6と連結されてお
り、ハンドル8を回すと送りねじ9が回転してスライド
ブロック10が移動し、前後方向の位置決めを行うこと
ができる。スライドブロック10上にはプレート11が
設けられ、そのプレート11上にはエアシリンダ12、
2本のガイド軸13a,13b、スライドブロック14
などが設けられており、上部プレート15により互いに
連結されて固定されている。スライドブロック14には
回転駆動ブロック16が取付られて固定されており、エ
アシリンダ12が作動することにより上下動を行うよう
になっている。駆動モータ17はウオームギヤ18、ウ
オームホイール19を介して回転軸20aを回転させ
る。回転軸20aにはRCCデバイス(調芯機構)21
を介して回転軸20bと旋回テーブル22とが連結され
ている。旋回テーブル22上には下部のナット2をクラ
ンプする2つ爪チャック23が設けられており、クラン
プハンドル24a,24bを回すことにより送りねじ2
5が回転して2つ爪チャック23を開閉し、ナット2を
クランプすることができるようになっている。ガイドピ
ン26はナット2に穿けられている穴に挿入して2つ爪
チャック23の芯出しを行うものである。台車4上には
操作盤27が搭載されており、手元でこれらの操作が可
能になっている。
【0007】蒸気タービンにおけるタービン車室のケー
シング1は図4に示すように多数の立込みボルトとナッ
ト2とにより締付けられて組立てられている。この立込
みボルトを点検する際はタービン車室の床面に予め走行
レール3を搬入して設置しておき、本ナット取外し装置
を2分割して搬入した後に組立てて走行レール3上に台
車4を乗せ、手押しハンドル5を押すことにより車輪6
を介して走行レール3上を所定の位置まで移動させる。
そして、図3に示すようにエアシリンダ12により2つ
爪チャック23を上昇させるとともにハンドル8により
位置決めを行い、クランプハンドル24a,24bによ
り下部のナット2をクランプし、駆動モータ17により
回転させてナット2を取外す。これら下部のナット2を
取外す一連の動作は半自動的に行われる。
【0008】従来、火力発電所における蒸気タービンの
定期検査時にタービン車室のケーシングを締結している
立込みボルトを点検する際は、作業者が手工具等を使用
して下部のナットを取外し、手作業で搬送および点検後
の締付けなどを行っているが、タービン車室のケーシン
グを締結している立込みボルトのナットは一般に4〜6
インチの大口径で非常に重いため、下部のナット2の取
外し、搬送、点検後の搬入、締結には非常な労力が必要
で、立込みボルトの点検に長時間を要している。これに
対し、本ナット取外し装置は2本の走行レール3上を手
動操作により走行する台車4と、この台車4上に設けら
れ左右スライドおよび上下スライドしてナット2をクラ
ンプする2つ爪チャック23などとを備えており、予め
設置した2本の走行レール3上に台車4を走行させて所
定の位置にセットし、2つ爪チャック23を上昇させる
ことによりタービン車室のケーシング1を締結している
立込みボルトにおける下部のナット2をクランプして取
外し、搬送、点検後の搬入、締付け等一連の作業を半自
動的に行うことができ、また狭隘な作業現場でも手軽に
持込めるうえに取扱いが容易で簡単にセットできるの
で、火力発電所における蒸気タービンの定期検査に対し
合理化が計られて工期の短縮、省力化、作業環境の改善
などが行われる。
【0009】
【発明の効果】本発明に係るナット取外し装置は前記の
ように構成されており、例えばタービン車室のケーシン
グを締結している立込みボルトなどにおける下部のナッ
トの取外し、搬送、締結を容易に行うことができるの
で、火力発電所における蒸気タービンの定期検査時など
における立込みボルトの点検に時間を要さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るナット取外し装
置の正面図である。
【図2】図2はその要部詳細図である。
【図3】図3はその作用説明図である。
【図4】図4はタービン車室の外観図である。
【符号の説明】
1 蒸気タービンのケーシング 2 ナット 3 走行レール 4 台車 5 手押しハンドル 6 車輪 7 ガイド軸 8 ハンドル 9 送りねじ 10 スライドブロック 11 プレート 12 エアシリンダ 13a ガイド軸 13b ガイド軸 14 スライドブロック 15 上部プレート 16 回転駆動ブロック 17 駆動モータ 18 ウオームギヤ 19 ウオームホイール 20a 回転軸 20b 回転軸 21 RCCデバイス(調芯機構) 22 旋回テーブル 23 2つ爪チャック 24a クランプハンドル 24b クランプハンドル 25 送りねじ 26 ガイドピン 27 操作盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール上を走行する台車と、該台車上に
    左右および上下にスライド可能に設けられナットをクラ
    ンプして回転させるチャックとを備えたことを特徴とす
    るナット取外し装置。
JP24260393A 1993-09-29 1993-09-29 ナット取外し装置 Withdrawn JPH0796430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24260393A JPH0796430A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ナット取外し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24260393A JPH0796430A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ナット取外し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0796430A true JPH0796430A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17091508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24260393A Withdrawn JPH0796430A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ナット取外し装置

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JP (1) JPH0796430A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014042946A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Japan Steel Works Ltd:The ボルトテンショナ
CN107756000A (zh) * 2017-11-27 2018-03-06 苏州听毅华环保科技有限公司 一种自动送料台

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014042946A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Japan Steel Works Ltd:The ボルトテンショナ
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001226