JPH0796225A - リング型塗装ガン - Google Patents

リング型塗装ガン

Info

Publication number
JPH0796225A
JPH0796225A JP23929393A JP23929393A JPH0796225A JP H0796225 A JPH0796225 A JP H0796225A JP 23929393 A JP23929393 A JP 23929393A JP 23929393 A JP23929393 A JP 23929393A JP H0796225 A JPH0796225 A JP H0796225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
annular
path
feeding
blocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23929393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Nishida
秀伸 西田
Takashi Yanagisawa
孝 柳沢
Masayo Tsuzuki
正世 都築
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP23929393A priority Critical patent/JPH0796225A/ja
Publication of JPH0796225A publication Critical patent/JPH0796225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一部に切欠き11を有する2個のブロック2
・3を重ね合わせてリング型塗装ガン1を形成した。一
方のブロック2に塗料を噴射するノズル21を等間隔で
配置し、ブロック2の接合面に刻設した塗料供給路22
から塗料が供給されるようにした。一方、他方のブロッ
ク3にエアシリンダ式の常閉ニードル弁を、各ノズル2
1に対応して埋設し、空気圧供給路31から圧縮空気が
供給されると塗料供給路22からノズル21へ塗料が供
給されるようにした。 【効果】 各ブロックの接合面に配管用の各種通路を設
けることにより別途の配管作業がいらず、また、外部配
管を行なわないのでリング型塗装ガンを小型化すること
ができると共にリング型塗装ガンの表面に凹凸が少ない
ので塗料で汚れても清掃しやすい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射状に配列された複
数のノズルから塗料を噴射するリング型塗装ガンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ノズルを同一円周上に位置するように放
射状に配列し、中心に位置するワークに対して塗装を行
なうリング型塗装ガンが知られており、例えば、実開平
2−117048号公報により、従来単独で使用されて
いた塗装ガンのノズル部分を環状の支持枠に複数取り付
け、各ノズル部分の各々に塗料供給用等の配管を施すよ
うにしたリング型塗装ガンが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリング型塗
装ガンでは、各ノズル部分を支持枠に取り付けた後に各
々に外部配管を施さなければならないので、配管作業に
多くの工数を要する。また、噴射された塗料は霧状にな
って拡散して塗装ガンの周囲に漂い塗装ガン自体が塗料
で汚れるが、外部配管が邪魔になり塗装ガンの清掃をし
にくいという不具合がある。更には、各ノズル部分に外
部配管用のジョイントを設け、かつ外部配管用のスペー
スを確保しなければならず、このため塗装ガンを小型化
できないので塗装可能場所が制限されるという不具合が
ある。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、ノ
ズルへ塗料を供給する配管を別途行なう必要が無く、ま
た小型化が可能なリング型ノズルを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、塗料供給路に連通され放射状に
配列された複数のノズルと、作動流体圧供給路から供給
される作動流体圧によりノズルと塗料供給路との間の連
通を継断するバルブとを備えたリング型塗装ガンにおい
て、互いの中心軸線が一致するように接合した少なくと
も2個の環状ブロックからなる環状体を備え、該環状体
に上記ノズルとバルブとを埋設すると共に、これら各環
状ブロックの接合面に塗料供給路と作動流体圧供給路と
を周方向に沿って刻設したことを特徴とする。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
の環状体を2個の環状ブロックから構成し、両ブロック
の接合面に塗料供給路と作動流体圧供給路とを刻設する
と共に、一方の環状ブロックにノズルを埋設し、他方の
環状ブロックにバルブを埋設したことを特徴とする。
【0007】
【作用】ブロック間の接合面に塗料供給路と作動流体圧
供給路とを設けることにより、別途の配管作業が不要に
なり、また、配管が外部に出ないので配管スペースを省
略し全体を小型化できる。更に、上記バルブを何れかの
ブロックに埋設することによりリング型ノズルの表面を
比較的フラットにすることができ、また外部配管もない
ので清掃が容易である。
【0008】尚、複数の環状ブロックのうち、1個の環
状ブロックを比較的肉厚に形成し、この肉厚の環状ブロ
ックにノズルとバルブとを一緒に埋設することも考えら
れるが、ブロックの形状が複雑になり加工が煩わしくな
る場合があるので、環状体を2個の環状ブロックで構成
し、ノズルとバルブとを別々の環状ブロックに埋設する
ことにより、個々のブロックの形状を簡略にし、かつ配
管用の各種通路をノズルとバルブとの間に位置させ配管
を容易に行なえるようにした。
【0009】
【実施例】図1を参照して、1は本発明にかかるリング
型塗装ガンであり、例えば、自動車のドアサッシュのよ
うな長尺ワークWを囲周しながら長手方向に沿って移動
して該長尺ワークWの表面を塗装するものであり、図外
の塗装ロボットのアーム4の先端にジョイントブロック
41を介して取り付けられている。該塗装ガン1は一部
に長尺ワークWがリング型塗装ガン1内に出入りするた
めの切欠き11が設けられた環状のブロック2・3を互
いの中心軸線が一致するように接合して成り、両ブロッ
ク2・3の接合面にはガスケット5が挟まれている。そ
して周方向に沿って、ブロック2側の接合面に塗料供給
路22と霧化エア供給路23とが刻設され、ブロック3
側の接合面に空気圧供給路31と排気通路32とが刻設
されており、各通路22・23・31・32はガスケッ
ト5によりシールされ相互に独立した通路となると共
に、各々アーム4内の各通路22a・23a・31a・
32aに連通されている。
【0010】ところで、本実施例ではノズル21から噴
射された塗料に該ノズル21の周囲から空気を吹き付け
て霧状にする、いわゆるエア霧化型ノズルを採用するも
のであり、霧化用の空気と共に塗料霧を長尺ワークWに
吹き付けて長尺ワークWの表面の奥まった部分にも塗料
を行き渡らせて均一な塗装を行ない得るようにした。
【0011】ブロック2には塗料を長尺ワークWに向か
って噴射するノズル21が等間隔で放射状に配列されて
おり、図2に示すように、ノズル21は塗料供給路22
に対して通路22bを介して連通されている。そして、
各ノズル21に、ノズル21を内包するカバープレート
24を取り付けると共に、該ノズル21にフランジ21
aを周設し、該ノズル21をカバープレート24内にセ
ットすることによりカバープレート24内にバッファ室
25が形成されるようにした。該バッファ室25はブロ
ック2に穿設された通路23bを介して霧化エア供給路
23に連通しており、該霧化エア供給路23から供給さ
れる霧化エアはフランジ21aに貫通された穴21bを
通ってバッファ室25に達し、更にカバープレート24
に貫設されたエアノズル24aから噴射され、ノズル2
1から噴射された塗料を霧化するようにした。尚、この
ように霧化された塗料は各方向に均一に分散され円形範
囲に噴射されるので、所望する形状の範囲に塗料が噴射
されるよう空気口24bから霧化された塗料に向かって
空気を噴射し、例えば楕円範囲に塗料が噴射されるよう
に塗料の噴射パターンを調節するようにした。
【0012】ところで、ブロック3には、該ブロック3
に形成したシリンダ34により開閉されるニードル弁3
3が埋設されている。該ニードル弁33は常時はシリン
ダ34内のばね35で閉塞方向に付勢され、塗料供給路
22と上記通路22bとの間を閉塞しノズル21からの
塗料の噴射を規制している。そして、上記空気圧供給路
31から通路31aを介してシリンダ室34内に作動流
体である圧縮空気が供給されると、該圧縮空気の圧力に
よりニードル弁33が後退し、これにより塗料供給路2
2に対して通路22bが開通し、塗料がノズル21から
噴射されるようにした。尚、32aはニードル弁33の
後退時に背室36の空気抜きをするための通路で上記排
気通路32に連通されている。従って、塗料供給路22
に塗料が供給されている状態で空気圧供給路31に圧縮
空気を供給するとニードル弁33が後退し各ノズル21
から同時に塗料が霧状に噴射される。尚、各ブロック2
・3はボルト37により相互に締結されている。
【0013】ところで本実施例では、ノズル21からの
塗料の噴射方向を所定角度θ(例えば略30度)傾け
た。このように塗料の噴射方向を所定角度θ傾けること
により、霧状の塗料を含んだ空気がワークの溝状の凹部
内を流れ易くなりワーク表面に対して直角方向から塗料
を吹き付ける場合より更に均一に塗装することができ、
また、塗料による塗装ガン自身の汚れを減少させること
ができると共に、ワークとノズルとの距離を短くするこ
とができ、これにより塗装ガンを更に小型化して狭い部
分の塗装を行うことができる。
【0014】尚、本実施例では、ノズル21とニードル
弁33とを別々のブロックに埋設したが、何れか一方の
ブロックに一緒に埋設してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、各ブロックの接合面に
配管用の各種通路を設けたので別途の配管作業がいら
ず、また、外部配管を行なわないのでリング型塗装ガン
を小型化することができると共にリング型塗装ガンの表
面が塗料で汚れても清掃しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図
【図2】 II−II断面図
【符号の説明】
1 塗装ガン 2 ブロック 3 ブロック 21 ノズル 22 塗料供給路 23 霧化エア供給路 31 空気圧供給路 32 排気通路 33 ニードル弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料供給路に連通され放射状に配列さ
    れた複数のノズルと、作動流体圧供給路から供給される
    作動流体圧によりノズルと塗料供給路との間の連通を継
    断するバルブとを備えたリング型塗装ガンにおいて、互
    いの中心軸線が一致するように接合した少なくとも2個
    の環状ブロックからなる環状体を備え、該環状体に上記
    ノズルとバルブとを埋設すると共に、これら各環状ブロ
    ックの接合面に塗料供給路と作動流体圧供給路とを周方
    向に沿って刻設したことを特徴とするリング型塗装ガ
    ン。
  2. 【請求項2】 上記環状体は2個の環状ブロックから
    なり、両ブロックの接合面に塗料供給路と作動流体圧供
    給路とを刻設すると共に、一方の環状ブロックにノズル
    を埋設し、他方の環状ブロックにバルブを埋設したこと
    を特徴とする請求項1記載のリング型塗装ガン。
JP23929393A 1993-09-27 1993-09-27 リング型塗装ガン Pending JPH0796225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23929393A JPH0796225A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 リング型塗装ガン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23929393A JPH0796225A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 リング型塗装ガン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0796225A true JPH0796225A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17042584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23929393A Pending JPH0796225A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 リング型塗装ガン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0796225A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926637B1 (ko) * 2008-01-23 2009-11-13 엘에스전선 주식회사 점도를 가지는 유제용 분사장치
KR101142145B1 (ko) * 2009-11-16 2012-05-10 원용기 지주용 도색장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926637B1 (ko) * 2008-01-23 2009-11-13 엘에스전선 주식회사 점도를 가지는 유제용 분사장치
KR101142145B1 (ko) * 2009-11-16 2012-05-10 원용기 지주용 도색장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2485900A1 (en) Spray nozzle assembly
CA2291618A1 (en) Spray unit
JPH0796225A (ja) リング型塗装ガン
US5514420A (en) Method of painting elongated workpiece
JP3131717B2 (ja) 塗装方法
JPH0780356A (ja) リング型塗装ガン
JP2537862Y2 (ja) スプレーガン
JPH0819749A (ja) リング型塗装ガン
JPH0141496Y2 (ja)
JPS591718Y2 (ja) 塗装ロボットを使用する自動塗装装置
JPS6212430Y2 (ja)
JPS5921887Y2 (ja) スプレ−ガン
JPH0462787B2 (ja)
JPH061245Y2 (ja) 2頭式自動スプレ−ガン
JPH0315148Y2 (ja)
JPH0543877Y2 (ja)
JPH044840Y2 (ja)
JP3359859B2 (ja) エア・エアレスガンの霧化空気調節装置
JPH0716511A (ja) 塗装装置
JPH01218658A (ja) 2流体噴霧ノズルの回転スプレー装置
JPS62114672A (ja) 塗装用スプレイノズル装置
JP3518531B2 (ja) 筒状部材端部成型用液体塗布装置
JPS6331726Y2 (ja)
JP2000246446A (ja) 溶接トーチのスパッタ付着防止方法
JPH086501Y2 (ja) 塗装用スプレーガン