JPH0795814B2 - カラー記録装置、カラー信号出力装置、カラー信号編集装置、カラー信号蓄積装置、カラーネットワークシステム及びカラー複写機 - Google Patents

カラー記録装置、カラー信号出力装置、カラー信号編集装置、カラー信号蓄積装置、カラーネットワークシステム及びカラー複写機

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JPH0795814B2
JPH0795814B2 JP2189740A JP18974090A JPH0795814B2 JP H0795814 B2 JPH0795814 B2 JP H0795814B2 JP 2189740 A JP2189740 A JP 2189740A JP 18974090 A JP18974090 A JP 18974090A JP H0795814 B2 JPH0795814 B2 JP H0795814B2
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matrix
color
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gamma
color signal
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徹 山崎
博章 池上
範顕 関
吉晴 日比
義弘 寺田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6016Conversion to subtractive colour signals
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    • H04N1/6016Conversion to subtractive colour signals

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、色信号を変換する装置を持つカラー記録装
置、カラー信号出力装置、カラー信号編集装置、カラー
信号蓄積装置、カラーネットワークシステム及びカラー
複写機に関する。
(従来の技術) 従来公知の色信号を変換する装置を持つカラー信号出力
装置としては、例えば、特開昭60-145770号に記載され
ているものがある。第9図にそこで提案されている印刷
用色分解版作成装置の概要を示す。この装置ではカラー
原稿101を走査ドラム102に巻付け、走査機構103で画像
の読み取りを行う。この時、色分解によって得られた3
色の信号RGBは、対数化段105によって色測定値信号R′
G′B′に対数化あるいは部分対数化される。対数化段
105から出力された信号は第一補正回路106に供給され、
ここで減色混合のための色分解版信号CMY及び必要によ
りKが作成される。これらの色分解版信号CMYは重畳段1
07に入力され、ここで選択補正信号CkMkYkが加算的に重
畳される。この重畳された信号C′M′Y′は記録機構
108に供給され、記録ドラム109に巻き付けられた記録媒
体110に対するカラー記録が行われることになる。
ところで、この提案の印刷用色分解版作成装置では、カ
ラー信号出力器112が設けられている。信号出力器112で
は、走査機構103によって得られた3色の信号RGBを入力
する。そして、変換段113によって対数化あるいは部分
対数化されて、色測定値信号R′G′B′が作成され
る。この色測定値信号R′G′B′は次の(1)式によ
ってマトリックス計算されて色度x,yと明度信号z(輝
度/色度分離型信号)に変換される。
x=a11R′+a12G′+a13B′ y=a21R′+a22G′+a23B′ z=a31R′+a32G′+a33B′ ……(1) この装置では、信号出力器112内でこの輝度/色度分離
型信号を用いて色相・彩度及び明度の調整量を算出し、
これらについての色制御信号を発生させている。そして
この色制御信号から前記選択補正信号CkMkYkを計算して
重畳段107に入力して第一補正回路106の出力する信号CM
Yにそれぞれ加算することになる。
ところがこの装置では、色分解によって得られた3色の
信号RGBを、対数化(又は部分対数化)とマトリックス
計算により、輝度/色度分離型信号に変換するので、3
色色分解特性が等色関数でない限り、正確な色信号(測
色値)に変換されない。例えば、ネットワークに色信号
を流そうとした場合、これでは受け手で正確な色再現は
期待できない。
またこの装置では、ある1種類の輝度/色度分離型信号
には変換できるが、対数化(又は部分対数化)段の内容
とマトリックス係数を書き換える手段を持たなければ、
種々の色信号(例えば、CIEXYZ,NTSCYIQ)に変換できな
い。これでは受け手がこの装置を送り出す色信号と異な
る種類の色信号しか受け付けない場合には困る。
ちなみに3色色分解特性が等色関数であれば、対数化
(又は部分対数化)を1次元ルックアップテーブル(以
後LUTと記す)で構成した場合に、その内容とマトリッ
クス係数を書き換える手段を持てば、そのLUTとマトリ
ックス計算によりいくつの正確な輝度/色度分離型信号
に変換できることを、以下に示しておく。
まず3色色分解特性が等色関数であれば、色分解によっ
て得られた3色の信号RGBは基本的には測色値である。
但しセンサ或るいは回路が非線形性をもつ場合にはその
補正(スキャナキャリブレーション)が必要であり、1
次元LUTはその補正に用いる。さて、その測色値である
3色の信号RGBは、CIEXYZへは(1)式と同じ形のマト
リックス計算により正確に変換可能であることが知られ
ている。つまり正確な色度X,Zと輝度信号Yに変換出来
る。また、1次元LUTにスキャナキャリブレーションと
受け手がCRTであるときの受像管のガンマ補正を同時に
行わせることもできる。こうすると1次元LUTの出力は
ガンマ補正された測色値RGBとなる。そしてこのRGBも
(1)式と同じ形のマトリックス計算によりガンマ補正
された測色値NTSCYIQに変換可能である。つまり正確な
色度I,Qと輝度信号Yに変換出来る。さらにマトリック
スを単位マトリックスに設定すれば、測色値RGB信号の
まま出力することも可能である。
このように3色色分解特性が等色関数であり、1次元LU
Tとマトリックス計算手段、そしてそのLUTの内容とマト
リックス係数を書き換える手段を持てば、ガンマ補正さ
れたものも含めたRGB及びその線形変換で表される種々
の正確な輝度/色度分離型信号に変換出来る。但しこの
場合でもCIELAB信号には正確に変換できない。その理由
を以下に示しておく。
CIELAB(L*a*b*)信号は次の(2)式によりCIEXYZ信号
より計算される。
L*=116f(Y/Y0) a*=500f(X/X0)−500f(Y/Y0) b*=200f(Y/Y0)−200f(Z/Z0) f(t)=(t)**(1/3)−16/116:1≧t>0.008856 =7.787t :0≦t≦0.008856 X0Y0Z0は白基準の色度 ……(2) また(2)式をf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)に関し
て逆に解くと次のようになることに注意しておく。
f(X/X0)=a*/500+L*/116 f(Y/Y0)=L*/116 f(Z/Z0)=L*/116−b*/200 ……(2)′ よって測色値RGB信号からCIELAB信号に正確に変換する
ためには、まずCIEXYZ信号を得るための3×3マトリッ
クス計算手段、f(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)の各信
号を得るための1次元LUT、それからCIELAB信号を得る
ための3×3マトリックス計算手段と3つのブロックが
必要となる。つまり1次元LUTとマトリックス計算手
段、そしてそのLUTの内容とマトリックス係数を書き換
える手段だけではCIELAB信号には正確に変換できないの
である。
次に例えば、ネットワークに接続された色信号の受け手
は、様々な送り手から送られてくる種々の色信号に対し
てそれを正確に解読して自分の内部色信号(例えばプリ
ンタならCMY)に変換する必要があるが、そのような従
来公知の色信号変換装置を具備した記録装置としては、
例えば、特開平1-238937号に記載されているものがあ
る。第10図にそこで提案されているカラー画像処理装置
の概要を示す。この装置では、リーダ部216から得られ
た3色色分解信号及び接続機器217から入力される色信
号を、同一のNTSCRGB信号に変え、墨版生成及び色補正
を行ってCMYKによるプリントを得るものである。もう少
し詳細に説明すれば、まず、リーダ部216でカラー原稿
の読み取りによって得られた3色の色分解信号をRGBと
する。この3色色分解信号RGBは、予めメモリ209に記憶
しておいた係数を用いて色変換回路206でマトリックス
計算によりNTSCRGB信号に変換されるようになってい
る。次に接続機器217においては、NTSCYIQ信号を考え
る。このNTSCYIQ信号も、予めメモリ210に記憶しておい
た係数を用いて色変換回路206で、次の(3)式で示す
マトリックス計算によりNTSCRGB信号に変換されるもの
である。
Rn=1.00Y+0.96I+0.63Q Gn=1.00Y−0.28I−0.64Q Bn=1.00Y−1.11I+1.72Q ……(3) また(3)式をYIQに関して逆に解くと次のようになる
ことに注意しておく。
Y=0.30Rn+0.59Gn+0.11Bn I=0.60Rn−0.28Gn−0.32Bn Q=0.21Rn−0.52Gn+0.31Bn ……(3)′ さらにこの装置では、正確な変換を実現するために、3
×3マトリックスだけではなく高次の項を含むマトリッ
クスについても実施例としてあげられている。
しかしながら、この装置の場合には1次元LUTが具備さ
れておらずガンマ補正されたNTSCYIQ信号が接続された
時には正確な(ガンマ補正されていない)NTSCRGB信号
に変換できない。この場合濃度変換回路211の変換カー
ブをガンマ補正を解く機能も含めるように変えればよい
のだが、この装置ではそのようなカーブの形を変更する
手段は具備されていない。
さらに、この装置もCIELAB信号について考慮されておら
ず、高次の項を含むマトリックスでさえ、CIELAB信号か
らNTSCRGB信号には正確に変換できない。なぜならCIELA
B信号はCIEXYZ信号から(2)式によって計算されるの
で、CIELAB信号をNTSCRGB信号に正確に変換するために
は、まずf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)の各信号を得
るための3×3マトリックス計算手段、CIEXYZ信号を得
るための1次元LUT、それからNTSCRGB信号を得るための
3×3マトリックス計算手段と3つのブロックが必要と
なるからである。つまりこれら3つのブロックによる変
換を高次の項を含むマトリックスで置き換えるだけでは
CIELAB信号には正確に変換できないのである。
(発明が解決しようとする課題) 以上詳述したように、従来の色変換装置を具備したカラ
ー信号出力装置やカラー記録装置では、各機器の内部色
信号と種々の色信号(ガンマ補正されたものも含めたRG
B及びその線形変換で表される種々の輝度/色度分離型
信号及びCIELAB信号)を相互に正確に変換できなかっ
た。
そこでこの発明は、各機器の内部信号と種々の色信号
(ガンマ補正されたものも含めたRGB及びその線形変換
で表される種々の輝度/色度分離型信号及びCIELAB信
号)を相互に正確に変換できる安価な色変換装置を提供
することを課題とする。
ここで種々の色信号として、ガンマ補正されたものも含
めたRGB及びその線形変換で表される種々の輝度/色度
分離型信号及びCIELAB信号を考慮しておけば十分である
ことを以下に示しておく。
まずネットワーク上で用いる色信号としては何がよいか
本発明者達が種々の観点から検討した結果を表1にまと
める。
この表の評価項目について述べておく。
まず「機器からの独立性」であるが、これは色信号をネ
ットワーク上へ出力する機器(送り手)が、自分の内部
の色表現形式(内部色信号)をそのまま出力した場合の
ことを考えてみれば、その重要性がわかる。そのように
すれば、例えばM種の別々の内部色信号を持つ送り手が
ネットワークに接続されている場合に、それらの色信号
を受け取る機器(受け手)はM種の別々の色信号から自
分の内部色信号へ変換するM種の別々の色信号変換装置
を具備する必要があり大変である。この状況を第11図に
示す。即ち、色信号の送り手300-1〜300-Mと接続される
色信号の受け手400-1〜400-Nとにはそれぞれ変換装置50
0-1〜500-Mが必要となる。そして新しく(M+1)種め
の内部色信号を持つ送り手がネットワークに接続される
とそれまでの受け手は全て新しくその(M+1)種めの
色信号から自分の内部信号へ変換する色信号変換装置が
必要になり、非常に困難な状況になる。よってネットワ
ーク上で用いる色信号としては各機器から独立した標準
的なものに定め、送り手も自分の内部色信号からその標
準的な色信号に変換する装置を具備するし、受け手もそ
の標準的な色信号から自分の内部色信号へ変換する装置
を具備する方が好ましいと考えられる。この状況を第12
図に示す。即ち、送り手300-1〜300-Mにはそれぞれ内部
信号から標準色へ変換する装置600-1〜600-Mが接続さ
れ、また、色信号の受け手400-1〜400-Nにはそれぞれ標
準色信号から内部色信号へ変換する装置500-1〜500-Nが
接続されている。こうすれば新しく(M+1)種めの内
部色信号を持つ送り手がネットワークに接続されるとし
ても、その送り手が自分の内部色信号から標準的な色信
号に変換する装置を具備するだけで、受け手はなんら改
造をする必要はない。ネットワーク上の標準的な色信号
としては当然1種が望ましいが、あとの色々な評価項目
をみれば分かるように一長一短があり1種には決められ
ない。ただし、CIE(国際照明委員会)が定めた測色シ
ステムの基本であるCIEXYZとの対応がとれていないと正
確な色再現は不可能であるから、CIEXYZを参照できるよ
うに、それとの関係がはっきりと定義されていないとだ
めである。
次の「データ圧縮性」についてはカラーデータの情報
量、特にカラーのラスタデータの情報量は莫大なもので
あるから、その重要性は明らかである。表1では、カラ
ーのラスタデータの情報量を、階調数(But/Pixel)及
び解像度(Pixel/Inch)の両面から圧縮していった時に
人間の眼にとってどのような画質の変化となって現れる
か考察してある。
次の「全可視色の表現可能性」が重要なのは、種々の送
り手がネットワークに接続されるので、少なくともネッ
トワーク上の色信号は、表現できる色域が人間の可視域
全体をカバーしておく必要があるからである。
次の「白基準変化により生ずる色差」に関しては、次の
ような意味から重要である。つまり、ネットワークに接
続される機器は様々な環境で「色」を表現するので、そ
れらの環境のもとで同じ色に再現するためには環境の変
化に対する人間の視覚応答に対応できる色信号である必
要がある。しかしそのような様々な環境(発行物/反射
物、照明の明るさ、など)での色の見えに関してはまだ
完全には色彩学でも解決されていないので、確かなこと
は言えない。ただし反射物で照明の色(白基準)が変化
したときの人間の「色順応」という応答に対しては研究
成果があるので、その結果をここでは引用している。
次の「XYZとの相互変換の容易性」に関しては、次のよ
うな意味から重要である。つまり「機器からの独立性」
のところで述べたように、ネットワーク上の色信号はCI
EXYZとの関係を持っている必要があると考えられるの
で、送り手はCIEXYZ以外の色信号を出力する場合にはそ
の情報(キャリブレーションデータ)も付加する必要が
あると考えられる。そして受け手はキャリブレーション
データを利用して、ネットワーク上の色信号からCIEXYZ
を計算し、それから自分の内部色信号へ変換することに
なる。(当然一度での変換を妨げるものではない。)よ
ってその変換は楽に行える方が送り手にとっても受け手
にとっても必要なことになる。
次の「白黒機器との互換性」に関しては、次のような意
味から重要である。つまり既に様々な白黒機器がネット
ワークに接続されているし、今後もコストの観点から白
黒機器が接続される可能性も高い。よってカラーの情報
をそれら白黒機器が受け取った時になんら付加的な装置
を付ける必要がなく、白黒の情報として再現される必要
がある。
次の「業界での使用度」も「白黒機器との互換性」と同
じ意味、つまり様々な機器がネットワークに接続される
とすると、それらとの互換性は考慮する必要があるとい
うことである。
この表によれば、XYZ,RGB,CIELAB,輝度/色度分離型信
号(含むガンマ補正)が良いといえる。その中から1種
を選択するのは未調査項目があり、評価項目に対する重
み付けも出来ていないため現時点ではできない。その他
の色信号の場合には、次のような難点がある。
CMYKは、測色学に基づいた系ではなく、基本的に機器に
依存した色信号であること、正値しか定義されておら
ず、全可視色の表現が不可能であること、そして白黒機
器との互換性がないことが問題である。CIELUVは基本的
に均等色空間でありCIELABと同じ良好な特性を持つが、
白基準の変化に対する色差がCIELABより大きいし、CIEX
YZとの相互変換が容易でないという問題がある。CIELUV
に付随する(u′v′)色度図は加色混合に便利ではあ
るが、CIELUVからu′v′へは除算が必要である。RGB
(濃度)はRGB(反射率)の正値でしか定義されておら
ず、全可視色の表現が不可能である点が問題である。そ
してHSL,HSV,HSIなどの極座標系は低明度部/高彩度部
での劣化が懸念される。
但し、グラフィックアート業界で既に使用されているCM
YKについては色信号の受け手は考慮する必要がある。そ
の場合、既述したように測色学に基づいた系ではないの
で正確な色再現はもともと期待できない。よって受け手
はCMYKが入力された場合は、次のような簡便法を採用す
ることにして、以後は対象からはずす。
1.CMYKの値をそのままプリンタに入力する。
2.(1−C−K),(1−M−K),(1−Y−K)を
計算し、それらをデフォルトのRGB信号とみなして処理
する。
以上XYZも輝度/色度分離型信号ととらえれば、相互変
換の対象とすべき色信号としては、ガンマ補正されたも
のを含めたRGB及びその線形変換で表される種々の輝度
/色度分離型信号及びCIELAB信号を考慮しておけば十分
であると言える。
(課題を解決するための手段) この発明の色信号変換装置は、第1図に示すように、入
力されたカラー信号F1,F2,F3をマトリックス演算する第
1のマトリックス演算手段01と、この第1のマトリック
ス演算手段01の演算結果G1,G2,G3を各々G4,G5,G6にガン
マ変換するガンマ変換手段02と、G4,G5,G6をマトリック
ス演算する第2のマトリックス演算手段03と、演算手段
01,03のマトリックス係数及び変換手段02にて使用する
定数を書き換える書換え手段04とを有するものである。
(作用) この発明の色信号変換装置は、受け手においては、第1
図に示すように、まず入力されたカラー信号F1,F2,F3を
第1のマトリックス演算手段01により演算し、中間的な
色信号G1,G2,G3に変換する。例えばF1,F2,F3がCIELABの
場合には、第1のマトリックス演算手段01におけるマト
リックス演算は(2)′式で示される演算であり、G1,G
2,G3はf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)となる。そして
G1,G2,G3をガンマ変換手段02によりX,Y,Zに変換する。
第2のマトリックス演算手段03のマトリックス係数は単
位マトリックスにしておく。次に例えばF1,F2,F3として
NTSCYIQ信号が入力された場合には、書換え手段04が作
用し、まず第1及び第2のマトリックス演算手段01,03
のマトリックス係数を(3)式で示される値に変更し、
同時にガンマ変換手段02にて使用する定数を1に書き換
える。そして第2のマトリックス演算手段03のマトリッ
クス演算は(4)式で示す演算になるように係数を書き
換える。
X=0.608Rn+0.174Gn+0.200Bn Y=0.299Rn+0.587Gn+0.114Bn Z= 0.0662Gn+1.112Bn ……(4) このようにして、種々の入力色信号に対して同一の回路
で係数及び定数を書き換えるのみで正確な色信号変換が
可能になる。
そしてまた送り手においては、第1図において、例えば
H1,H2,H3がCIELABの場合には、第2のマトリックス演算
手段03におけるマトリックス演算は(2)式で示される
演算であり、G4,G5,G6はf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/
Z0)である。そしてガンマ変換手段02は信号発生手段の
出力X,Y,Zからf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)を計算
するように定数が設定されている。第1のマトリックス
演算手段01のマトリックス係数は単位マトリックスにし
ておく。
次に例えばH1,H2,H3がNTSCYIQ信号が必要な場合には、
書換え手段04が作用し、ず第2のマトリックス演算手段
03のマトリックス係数を(3)′式で示される値に変更
し、同時にガンマ変換手段02にて使用する定数を1に書
き換える。そして第1のマトリックス演算手段01のマト
リックス演算は(4)′式で示す演算になるように係数
を書き換える。
Rn=1.903X−0.531Y−0.288Z Gn=−0.986X+2.001Y−0.0283Z Bn=0.0585X−0.119Y+0.901Z ……(4)′ このようにして、同一の回路で係数及び定数を書き換え
るのみで種々の出力色信号に正確に変換ができる。
(実施例) 以下、添付図面に従って本発明による実施例を詳細に説
明する。
第2図に本発明による第1の実施例の色信号変換装置を
具備したカラー記録装置のブロック図を示す。図におい
て、カラー記録装置はネットワーク8に接続されてい
る。51,52はデータメモリである。1は3×3マトリッ
クス演算回路であり、ここで入力されてくるカラー信号
F1,F2,F3をマトリックス演算し、第1の中間的な色信号
G1,G2,G3に変換する。種々のカラー信号F1,F2,F3に対応
して、その演算回路のマトリックス係数は、キャリブレ
ーションデータとして送付される値を使用したり、係数
メモリ42の中に格納されている値を読み出して使用した
り、あるいはその両方の値から演算した結果を使用した
りする。それらの書き込み読み出し、及び演算はCPU41
によってなされる。次に2で示される3組の1次元LUT
は、第1の中間的な色信号G1,G2,G3のカーブの形を各々
G4,G5,G6に変更する。これらの値も種々のカラー信号に
対応して、キャリブレーションデータとして送付される
値を使用したり、定数メモリ42の中に格納されている値
を読み出して使用したり、あるいはその両方の値から演
算した結果を使用したりする。それらの書き込み読み出
し及び演算もCPU41によってなされる。3で示される3
×3マトリックス演算回路では、第2の中間的な色信号
G4,G5,G6をマトリックス演算し、第3の中間的な色信号
H1,H2,H3に変換する。種々のカラー信号に対応して、マ
トリックス演算回路3のマトリックス係数はキャリブレ
ーションデータとして送付される値を使用したり係数メ
モリ42の中に格納されている値を読み出して使用した
り、あるいはその両方の値から演算した結果を使用した
りする。それらの書き込み読み出し及び演算はCPU41に
よってなされる。そして22で示される3×n色補正マト
リックス回路で記録シートに記録するインク量Cp,Mp,Yp
を計算する。ここでnの値は基本的には3であるが、よ
り正確な色再現が要求される場合には高次の項を含んだ
回路にしてもよい。この回路の係数は係数メモリ42から
CPU41によって読み出され書き込まれる。そのあと墨版
生成回路71により黒インク量も含めて4つの色信号Cp1,
Mp1,Yp1,Kp1に変換し、4組の1次元LUT72によりプリン
タ73の特性にあった信号Cp2,Mp2,Yp2,Kp2に変換されプ
リンタ73に入力され記録シートに記録される。本実施例
においては、第3の中間的な色信号H1,H2,H3は常にX,Y,
Zになることが特徴である。そのため色補正回路22にお
けるCp,Mp,Ypへの計算のために使用する係数としては、
予めX,Y,Zに対して正確な色再現ができるように回帰的
に求めておいた係数のみを用意しておくだけでよい。
次に種々のカラー信号に対して具体的にどのような係数
/定数をメモリ42に格納するか基本的な例を以下に詳述
する。当然この例だけではなく、正確な色再現を達成す
るために各々の係数/定数を最適にしておくことが可能
である。
F1,F2,F3がCIELABの場合には、演算回路1におけるマト
リックス演算は(2)′式で示される演算であり、その
係数をメモリ42に格納しておく。すると第1の中間的な
色信号G1,G2,G3はf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)とな
る。次に2で示される3組の1次元LUTのための定数と
しては、f(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)からX,Y,Zへ
変換する値を格納しておく。この時にX0,Y0,Z0の値と
しては標準値(ここではD50の値であるX0=96.4,Y0=10
0,Z0=82.4)を用いる。但しキャリブレーションデータ
として異なる値XqYqZqが送られてきており、その値で修
正したほうが良いと判断される場合にはCPU41で、f(X
/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)から(XXq/X0),(YYq/
Y0),(ZZq/Z0)へ変換する値に変更して書き込むこと
になる。いずれにせよ第2の中間的な色信号G4,G5,G6は
X,Y,Zになる。またここで(2)式で示されるように、
正確にはf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)は0.008856を
境に別の式になるので、場合分けをして異なるLUTを使
用する必要がある。だが、X/X0,Y/Y0,Z/Z0が0.008856よ
り小さくなる場合はまれなので、ここではすべての場合
で0.008856より大きい場合の式を用いることにする。当
然、それを考慮して場合分けして異なるLUTを使用する
ことも可能である。次に3×3マトリックス演算回路3
ではそのマトリックス係数を単位マトリックス係数に設
定し、演算するので、その係数をメモリ42に格納してお
く。つまり第3の中間的な色信号H1,H2,H3はX,Y,Zにな
る。
F1,F2,F3としてガンマ補正していないNTSCYIQ信号が入
力された場合には、演算回路1におけるマトリックス演
算は、(3)式で示されるNTSCRGBへ変換するマトリッ
クス演算であり、そのマトリックス係数をメモリ42に格
納しておく。次に3組の1次元LUT2のための定数として
は、原点を通る傾き1の直線を格納しておく。つまり、
第2の中間的な色信号G4,G5,G6はNTSCRGBである。次に
3×3マトリックス演算回路3では、(4)式で示され
るNTSCRGBからXYZヘ変換するので、その係数をメモリ42
に格納しておく。つまり、第3の中間的な色信号H1,H2,
H3はX,Y,Zになる。そして、色補正回路22における係数
はCIELABに対して説明した値と同じでよい。また、次の
ようにしてもよい。つまり、演算回路1におけるマトリ
ックス演算は、(3)式でしめされるNTSCRGBへ変換す
るマトリックス演算と(4)式で示されるNTSCRGBからX
YZへ変換するマトリックス演算を合成したマトリックス
演算として、そのマトリックス係数をメモリ42に格納し
ておく。次に3組の1次元LUT2のための定数としては、
原点を通る傾き1の直線を格納しておく。つまり、第2
の中間的な色信号G4,G5,G6はX,Y,Zである。3で示され
る3×3マトリックス演算回路では単位マトリックス演
算するのでその係数を格納しておく。第3の中間的な色
信号H1,H2,H3はX,Y,Zになる。そして、色補正回路22に
おける係数はCIELABに対して説明した値と同じである。
但し、キャリブレーションデータとしてNTSCYIQ信号か
らNTSCRGBへ変換するマトリックスとNTSCRGBからXYZヘ
変換するマトリックスとの合成マトリックス係数が送ら
れてきておりその値を用いたほうが良いと判断される場
合には、その値を用いて演算回路1におけるマトリック
ス演算を行う。
F1,F2,F3としてそのほかの白基準及び3原色をもったガ
ンマ補正してない輝度/色度分離型信号が入力された場
合には、演算回路1におけるマトリックス演算は、その
信号からXYZ信号へ変換するマトリックス演算であり、
そのマトリックス係数はキャリブレーションデータとし
て送られてくる値を用いる。キャリブレーションデータ
が送られてこない場合にはここでNTSCYIQ信号とみなし
て処理する。このように、ここではデフォルトがNTSCYI
Q信号にしてあるが、当然そのほかの信号でもよい。3
組の1次元LUT2のための定数及び3×3マトリックス演
算回路3における係数としては、ガンマ補正してないNT
SCYIQ信号に対して説明した値と同じである。
F1,F2,F3としてガンマ補正してないNTSCRGB信号が入力
された場合には、演算回路1におけるマトリックス演算
は、単位マトリックス演算であり、その係数を格納して
おく。次に3組の1次元LUT2のための定数としては、原
点を通る傾き1の直線を格納しておく。つまり、第2の
中間的な色信号G4,G5,G6はNTSCRGBである。次に3で示
される3×3マトリックス演算回路ではNTSCRGBからXYZ
へ変換するので、その係数をメモリ42に格納しておく。
第3の中間的な色信号H1,H2,H3はX,Y,Zになる。そし
て、色補正回路22における係数はCIELABに対して説明し
た値と同じでよい。また、次のようにしてもよい。つま
り、演算回路1におけるマトリックス演算は、NTSCRGB
からXYZヘ変換するマトリックス演算としてその係数を
メモリ42に格納しておく。次に3組の1次元LUT2のため
の定数としては、原点を通る傾き1の直線を格納してお
く。つまり、第2の中間的な色信号G4,G5,G6はX,Y,Zで
ある。3×3マトリックス演算回路3では単位マトリッ
クス演算するのでその係数を格納しておく。第3の中間
的な色信号H1,H2,H3はX,Y,Zになる。そして、色補正回
路22における係数はCIELABに対して説明した値と同じで
ある。ただし、キャリブレーションデータとしてNTSCRG
BからXYZへ変換するマトリックス係数が送られてきてお
りその値を用いたほうが良いと判断される場合にはその
値を用いて演算回路1におけるマトリックス演算を行
う。
F1,F2,F3としてその他の白基準及び3原色をもったガン
マを補正してないRGB信号が入力された場合には、演算
回路1におけるマトリックス演算は、その信号からXYZ
信号へ変換するマトリックス演算であり、そのマトリッ
クス係数はキャリブレーションデータとして送られてく
る値を用いる。キャリブレーションデータが送られてこ
ない場合にはここではNTSCRGB信号とみなして処理す
る。このように、ここではデフォルトがNTSCRGB信号に
してあるが、当然その他の信号でもよい。3組の1次元
LUT2のための定数及び3×3マトリックス演算回路3に
おける係数としては、ガンマ補正してないNTSCRGB信号
に対して説明した値と同じである。
F1,F2,F3としてガンマ補正されたNTSCYIQ信号が入力さ
れた場合には、3組の1次元LUT2のための定数として
は、ガンマ補正されたNTSCRGB信号からガンマ補正して
いないNTSCRGB信号へ変換する値(2.2乗)を格納してお
く。但し、キャリブレーションデータとしてガンマ補正
テーブルが送られてきており、その値を用いたほうが良
いと判断される場合にはその値に変更して書き込むこと
になる。そしてその他の計算に用いる値はガンマ補正し
ていないNTSCYIQ信号に対して説明した値と同じであ
る。
F1,F2,F3としてその他の白基準及び3原色をもったガン
マ補正された輝度/色度分離型信号が入力された場合に
は、演算回路1におけるマトリックス演算は、その信号
からガンマ補正されたRGB信号へ変換するマトリックス
演算であり、そのマトリックス係数はキャリブレーショ
ンデータとして送られてくる値を用いる。3組の1次元
LUT2のための定数としては、ガンマ補正されたRGB信号
からガンマ補正してないRGB信号へ変換するためのキャ
リブレーションデータを使用する。次に3×3マトリッ
クス演算回路3ではガンマ補正していないRGB信号から
X,Y,Zへ変換するためのキャリブレーションデータを使
用する。キャリブレーションデータが送られてこない場
合にはガンマ補正されたNTSCYIQ信号とみなして処理す
る。
F1,F2,F3としてガンマ補正されたNTSCRGB信号が入力さ
れた場合には、3組の1次元LUT2のための定数として
は、ガンマ補正されたNTSCRGB信号からガンマ補正して
ないNTSCRGB信号へ変換する値(2.2乗)を格納してお
く。そしてその他の計算に用いる値はガンマ補正してな
いNTSCRGB信号に対して説明した値と同じである。
F1,F2,F3としてその他の白基準及び3原色をもったガン
マ補正されたRGB信号が入力された場合には、演算回路
1におけるマトリックス演算は、単位マトリックス演算
でありその信号からガンマ補正されないRGB信号へ変換
するマトリックス演算であり、そのマトリックス係数は
キャリブレーションデータとして送られてくる値を用い
る。3組の1次元LUT2のための定数としては、ガンマ補
正されたRGB信号からガンマ補正してないRGB信号へ変換
するためのキャリブレーションデータを使用する。次
に、3×3マトリックス演算回路3ではガンマ補正して
ないRGB信号からX,Y,Zへ変換するためのキャリブレーシ
ョンデータを使用する。キャリブレーションデータが送
られてこない場合にはガンマ補正されたNTSCRGB信号と
みなして処理する。
第3図に本発明による第2の実施例の色信号変換装置を
具備したカラー記録装置のブロック図を示す。図におい
て、24で示される3組の1次元LUT及び25で示される3
×3マトリックス演算回路を除いては第3図の第1の実
施例と同一である。つまり第3の中間的な色信号H1,H2,
H3は常にX,Y,Zになる。そして第5の中間的な色信号H7,
H8,H9が常にCIELABであることが本実施例の特徴であ
る。こうすることによって表1に示したようにデータ圧
縮性が高くなるので、メモリ52の容量を減らすことが可
能になるという利点を生ずる。
よって、3組の1次元LUT24のための定数としては、X,
Y,Zからf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)へ変換する値
を格納しておく。すると第4の中間的な色信号H4,H5,H6
はf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)となる。この時に
X0,Y0,Z0の値としては標準値(ここではD50の値であ
るX0=96.4,Y0=100,Z0=82.4)を用いる最後に3×3
マトリックス演算回路25ではそのマトリックス係数を
(2)式で示される係数に設定し演算するので、その係
数をメモリ42に格納しておく。こうして、第5の中間的
な色信号H7,H8,H9はCIELABになる。その他のメモリ42に
格納する係数/定数は第1の実施例と同一である。
なお以上の2つの実施例では色補正回路22によって記録
シートに記録するインク量Cp,Mp,Ypを計算する例を示し
たが、この回路は3次元LUTその他の演算回路で構成し
てもよい。また墨版生成回路71と合体させた3入力4出
力のLUTで構成してもよい。
第4図に本発明による第3の実施例の色信号変換装置を
具備したカラー信号出力装置のブロック図を示す。51は
データメモリである。
21は3×n色補正マトリックス回路であり、ここでカラ
ー信号を発生する信号発生手段の出力Bs,Gs,Rsをマトリ
ックス演算し、第1の中間的な色信号F1,F2,F3に変換す
る。ここでnの値は本実施例では3であるが、より正確
な色再現が要求される場合には、高次の項を含んだ回路
にしたり、色信号のカーブの形を変更する3組の1次元
LUTを含んだ回路にしたり、あるいはその両方を使用し
たりする。また1で示される3×3マトリックス演算回
路と合成してもよい。本実施例においては、第1の中間
的な色信号F1,F2,F3は常にX,Y,Zになるので、色補正回
路21における係数としては、予めX,Y,Zに正確に変換で
きるように回帰的に求めておいた係数のみを用意してお
くだけでよいが、そうでない場合にはこの回路の係数は
種々のカラー信号H1,H2,H3に対応して係数メモリ42から
CPU41によって読み出され書き込まれる。
次に3×3マトリックス演算回路1では、第1の中間的
な色信号F1,F2,F3をマトリックス演算し、第2の中間的
な色信号G1,G2,G3に変換する。種々のカラー信号H1,H2,
H3に対応して、その演算回路のマトリックス係数は、係
数メモリ42の中に格納されている値を読み出して使用す
る。それらの書き込み読み出し及び演算はCPU41によっ
てなされる。
次に3組の1次元LUT2は、第2の中間的な色信号G1,G2,
G3のカーブの形を各々G4,G5,G6に変更する。これの値も
種々のカラー信号H1,H2,H3に対応して、係数メモリ42の
中に格納されている値を読み出して使用する。それらの
書き込み読み出し及び演算はCPU41によってなされる。
最後に3×3マトリックス演算回路3では、G4,G5,G6を
マトリックス演算し、種々のカラー信号H1,H2,H3に変換
する。その演算回路のマトリックス係数は、係数メモリ
42の中に格納されている値を読み出して使用する。それ
らの書き込み読み出し及び演算はCPU41によってなされ
る。
次に種々のカラー信号に対して具体的にどのような係数
/定数をメモリ42に格納するか基本的な例を以下に詳述
する。当然この例だけではなく、正確な色再現を達成す
るために各々の係数/定数を最適にしておくことが可能
である。
H1,H2,H3がCIELABの場合には、3×3マトリックス演算
回路1ではそのマトリックス係数を単位マトリックス係
数に設定し、演算するので、その係数をメモリ42に格納
しておく。つまり第2の中間的な色信号G1,G2,G3もX,Y,
Zである。次に2で示される3組の1次元LUTのための定
数としては、X,Y,Zからf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/
Z0)へ変換する値を格納しておく。すると第3の中間的
な色信号G4,G5,G6はf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)と
なる。この時にX0Y0Z0の値としては標準値(ここではD5
0の値であるX0=96.4,Y0=100,Z0=82,4)を用いる。但
し、異なる値XqYqZqを使用したい場合にはその値を用い
て変換したあとXqYqZqをキャリブレーションデータとし
て付加する。またここで(2)式で示されるように、正
確にはf(X/X0),f(Y/Y0),f(Z/Z0)は0.008856を境
に別の式になるので、場合分けをして異なるLUTを使用
する必要がある。だが、X/X0,Y/Y0,Z/Z0が0.008856より
小さくなる場合はまれなので、ここではすべての場合で
0.008856より大きい場合の式を用いることにする。当
然、それを考慮して場合分けして異なるLUTを使用する
ことも可能である。最後に3×3マトリックス演算回路
3ではそのマトリックス係数を(2)式で示される係数
に設定し演算するので、その係数をメモリ42に格納して
おく。
H1,H2,H3としてガンマ補正してないNTSCYIQ信号を出力
する場合には、3×3マトリックス演算回路1ではX,Y,
ZからNTSCRGBへ変換するマトリックス演算を行うのでそ
のマトリックス係数をメモリ42に格納しておく。つまり
第2の中間的な色信号G1,G2,G3はNTSCRGBである。次に
3組の1次元LUT2のための定数としては、原点を通る傾
き1の直線を格納しておく。つまり第3の中間的な色信
号G4,G5,G6もNTSCRGBである。最後に3×3マトリック
ス演算回路3ではNTSCRGBからNTSCYIQへ変換するので、
(3)′式で示される変換マトリックス係数をメモリ42
に格納しておく。また次のようにしてもよい。つまり3
×3マトリックス演算回路1では単位マトリックス演算
するのでその係数を格納しておく。次に3組の1次元LU
T2のための定数としては、原点を通る傾き1の直線を格
納しておく。このようにして第2の中間的な色信号G1,G
2,G3も第3の中間的な色信号G4,G5,G6もX,Y,Zとなる。
そして最後に3×3マトリックス演算回路3ではX,Y,Z
からNTSCRGBへ変換するマトリックス演算とNTSCRGBから
NTSCYIQへ変換するマトリックス演算を合成したマトリ
ックス演算を行い、そのマトリックス係数をメモリ42に
格納しておく。
H1,H2,H3としてその他のガンマ補正してない白基準及び
3原色をもった輝度/色度分離型信号を出力する場合に
は、3×3マトリックス演算回路1では単位マトリック
ス演算するのでその係数を格納しておく。次に3組の1
次元LUT2のための定数としては、原点を通る傾き1の直
線を格納しておく。このようにして第2の中間的な色信
号G1,G2,G3も第3の中間的な色信号G4,G5,G6もX,Y,Zと
なる。そして最後に3×3マトリックス演算回路3では
X,Y,Zから出力するRGB信号へ変換するマトリックス演算
を行い、そのマトリックス係数をメモリ42に格納してお
く。そしてそのマトリックス係数はキャリブレーション
データとして送る。
H1,H2,H3としてガンマ補正してないNTSCRGB信号を出力
する場合には、3×3マトリックス演算回路1ではX,Y,
ZからNTSCRGBへ変換するマトリックス演算回路を行うの
でそのマトリックス係数をメモリ42に格納しておく。つ
まり第2に中間的な色信号G1,G2,G3はNTSCRGBである。
次に3組の1次元LUT2のための定数としては、原点を通
る傾き1の直線を格納しておく。つまり第3の中間的な
色信号G4,G5,G6もNTSCRGBである。最後の3×3マトリ
ックス演算回路3では単位マトリックス演算する。また
次のようにしてもよい。つまり3×3マトリックス演算
回路1では単位マトリックス演算するのでその係数を格
納しておく。次に3組の1次元LUT2のための定数として
は、原点を通る傾き1の直線を格納しておく。このよう
にして第2の中間的な色信号G1,G2,G3も第3の中間的な
色信号G4,G5,G6もX,Y,Zとなる。そして最後に3で示さ
れる3×3マトリックス演算回路ではX,Y,ZからNTSCRGB
へ変換するマトリックス演算を行い、そのマトリックス
係数をメモリ42に格納しておく。
H1,H2,H3としてその他のガンマ補正してない白基準及び
3原色をもったRGB信号を出力する場合には、3×3マ
トリックス演算回路1では単位マトリックス演算するの
でその係数を格納しておく。次に3組の1次元LUT2のた
めの定数としては、原点を通る傾き1の直線を格納して
おく。このようにして第2の中間的な色信号G1,G2,G3も
第3の中間的な色信号G4,G5,G6もX,Y,Zとなる。そして
最後に3×3マトリックス演算回路3ではX,Y,Zから出
力するRGB信号へ変換するマトリックス演算を行い、そ
のマトリックス係数をメモリ42に格納しておく。そして
そのマトリックス係数はキャリブレーションデータとし
て送る。
H1,H2,H3としてガンマ補正された信号(NTSCYIQをはじ
めとした種々の輝度/色度分離型信号及びNTSCRGB信号
をはじめとした種々のRGB信号)を出力する場合には、
3組の1次元LUT2のための定数としては、ガンマ補正値
(1/2.2乗)を格納しておく。そして必要があればキャ
リブレーションデータとしてそのガンマ補正値を送る。
その他の計算に用いる値はガンマ補正してない信号に対
して説明した値と同じである。
なお本実施例でも色補正回路として3×3色補正マトリ
ックス回路の例を示したがこの回路は3次元LUTその他
の回路で構成してもよい。
第5図に本発明による第4の実施例の色信号変換装置を
具備したカラー信号編集装置のブロック図を示す。この
カラー信号編集装置は種々のカラー信号を受取りそれを
自分の内部色信号へ変換し編集処理をしたあとにまた種
々のカラー信号に変換して送り出すわけであるが、本実
施例の色信号変換装置はその送受信の時の色信号変換を
同一の回路で行うことに特徴がある。またメモリ52の容
量を削減するために実施例2で記述したようにCIELABに
変換する回路を付加してもよい。
1は3×3マトリックス回路であり、受信の時には入力
カラー信号F1,F2,F3をマトリックス演算し、中間的な色
信号G1,G2,G3に変換し、送信の時には中間的な色信号G
4,G5,G6から出力カラー信号H1,H2,H3に変換する。これ
らの値は種々のカラー信号F1,F2,F3又はH1,H2,H3に対応
して、係数メモリ42の中に格納されている値を読み出し
て使用する。それらの書き込み読み出し及び演算はCPU4
1によってなされる。
次に3組の1次元LUT2は、中間的な色信号G1,G2,G3のカ
ーブの形を各々G4,G5,G6に変更する。これらの値も種々
のカラー信号F1,F2,F3又はH1,H2,H3に対応して、係数メ
モリ42の中に格納されている値を読み出して使用する。
それらの書き込み読み出し及び演算はCPU41によってな
される。
次に3×3マトリックス演算回路3では、受信の時には
中間的な色信号G4,G5,G6をマトリックス演算し、中間的
な色信号H1,H2,H3に変換する。送信の時には中間的な色
信号F1,F2,F3をマトリックス演算し、中間的な色信号G
1,G2,G3に変換する。種々のカラー信号F1,F2,F3又はH1,
H2,H3に対応して、その演算回路のマトリックス係数
は、係数メモリ42の中に格納されている値を読み出して
使用する。それらの書き込み読み出し及び演算はCPU41
によってなされる。
最後に84で示される3×nマトリックス色補正回路で
は、受信の時には中間的な色信号H1,H2,H3をマトリック
ス演算し、自分の内部色信号Bw,Gw,Rwに変換する。送信
の時には自分の内部色信号Bw,Gw,Rwをマトリックス演算
し、中間的な色信号F1,F2,F3に変換する。ここでnの値
は本実施例では3であるが、より正確な色再現が要求さ
れる場合には、高次の項を含んだ回路にしたり、色信号
のカーブの形を変更する3組の1次元LUTを含んだ回路
にしたり、あるいはその両方を使用したりする。本実施
例においては、中間的な色信号H1,H2,H3(又はF1,F2,F
3)は常にX,Y,Zになるので、色補正回路84における係数
としては、予め自分の内部色信号Bw,Gw,RwとX,Y,Zを相
互に正確に変換できるように回帰的に求めておいた係数
2種のみを用意して送受信によって切り替えるだけでよ
い。また実施例2で記述した回路にした場合はCIELABと
Bw,Gw,Rwを相互に正確に変換できるように回帰的に求め
ておいた係数2種のみを用意して送受信によって切り替
えるだけでよい。なお、色補正回路として3×n色補正
マトリックス回路の例を示したがこの回路は3次元LUT
その他の回路で構成してもよい。
種々のカラー信号に対して具体的にどのような係数/定
数をメモリ42に格納するかに関しては既に実施例1及び
実施例3にて述べてあるのでここでは省略する。
第6図に本発明による第5の実施例の色信号変換装置を
具備したカラー信号蓄積装置のブロック図を示す。この
カラー信号蓄積装置は種々のカラー信号を受取りそれを
自分の内部色信号へ変換し蓄積をしたあとにまた種々の
カラー信号に変換して送り出すわけであるが、本実施例
の色信号変換装置はその送受信の時の色信号変換を同一
の回路で行うことに特徴がある。また、メモリ52の容量
を削減するために実施例2で記述したようにCIELABに変
換する回路を付加してもよい。
1は3×3マトリックス回路であり、受信の時には入力
カラー信号F1,F2,F3をマトリックス演算し、中間的な色
信号G1,G2,G3に変換し、送信の時には中間的な色信号G
4,G5,G6から出力カラー信号H1,H2,H3に変換する。これ
らの値は種々のカラー信号F1,F2,F3又はH1,H2,H3に対応
して、係数メモリ42の中に格納されている値を読み出し
て使用する。それらの書き込み読み出し及び演算はCPU4
1によってなされる。
次に3組の1次元LUT2は、中間的な色信号G1,G2,G3のカ
ーブの形を各々G4,G5,G6に変更する。これらの値も種々
のカラー信号F1,F2,F3又はH1,H2,H3に対応して、係数メ
モリ42の中に格納されている値を読み出して使用する。
それらの書き込み読み出し及び演算はCPU41によってな
される。
次に3×3マトリックス演算回路3では、受信の時には
中間的な色信号G4,G5,G6をマトリックス演算し、中間的
な色信号H1,H2,H3に変換する。送信の時には中間的な色
信号F1,F2,F3をマトリックス演算し、中間的な色信号G
1,G2,G3に変換する。種々のカラー信号F1,F2,F3又はH1,
H2,H3に対応して、その演算回路のマトリックス係数
は、係数メモリ42の中に格納されている値を読み出して
使用する。それらの書き込み読み出し及び演算はCPU41
によってなされる。
種々のカラー信号に対して具体的にどのような係数/定
数をメモリ42に格納するかに関しては既に実施例1及び
実施例3にて述べてあるのでここでは省略する。
第7図に本発明による第6の実施例の色信号変換装置を
具備したカラーネットワークシステムを示す(係数メモ
リとCPUは省略してある。)。このカラーネットワーク
システムは種々のカラー信号を送り出すことのできるカ
ラー信号出力装置と種々のカラー信号を送受できるカラ
ー信号蓄積装置と、種々のカラー信号を受取り編集処理
したあとにまた種々のカラー信号に変換して送り出すこ
とのできるカラー信号編集装置と、種々のカラー信号を
受取ることのできるカラー記録装置から成り立ってい
る。このようなシステムではネットワークに1種類のカ
ラー信号にしか対応できない入出力および編集機器が接
続されても、前記装置とともに使用することにより、カ
ラー文書の作成ができる。また本実施例のシステムでの
色信号変換装置の回路はカラー信号出力装置、カラー信
号蓄積装置、カラー信号編集装置そしてカラー記録装置
いずれにおいても同一なのでコストメリットが生じる。
なお本実施例では実施例1の回路を基本にしたが、実施
例2の回路を基本にしてもよい。
種々のカラー信号に対して具体的にどのような係数/定
数をメモリ75に格納するかに関しては既に実施例1およ
び実施例3にて述べてあるのでここでは省略する。
第8図に本発明による第7の実施例の色信号変換装置を
具備したカラー複写機を示す(係数メモリとCPUは省略
してある。)。
このカラー複写機は4つのモード、つまりコピーモー
ド、プリントモード、スキャナモード、合成モードをも
つ。
コピーモードの場合は、カラー信号を発生する信号発生
手段(スキャナ)の出力を3×n色補正マトリックス回
路87で記録シートに記録するインク量に変換する。ここ
でnの値は本実施例では3であるが、より正確な色再現
が要求される場合には、高次の項を含んだ回路にした
り、色信号のカーブの形を変更する3組の1次元LUTを
含んだ回路にしたり、あるいはその両方を使用したりす
る。そのあと墨版生成回路71により黒インク量も含めて
4つの色信号に変換し、4組の1次元LUT72によりプリ
ンタ73の特性にあった信号に変換されプリンタ73に入力
され記録シートに記録される。
プリントモードの場合は、ネットワーク8から入力され
る種々のカラー信号に対して実施例1に述べてあるよう
に3×3マトリックス演算回路1、3組の1次元LUT2、
3×3マトリックス演算回路3でX,Y,Zに変換する。そ
して色補正回路87においては図示しない書換え手段によ
り係数を換え、このX,Y,ZからCp,Mp,Ypを計算する。あ
とはコピーモードの場合と同じである。
スキャナモードの場合は、実施例3に述べてあるように
カラー信号を発生する信号発生手段の出力を色補正回路
においてX,Y,Zに変換する。そして3×3マトリックス
演算回路3、3組の1次元LUT21、3×3マトリックス
演算回路1で種々のカラー信号に変換してネットワーク
8へ送り出す。
合成モードの場合は、まずカラー信号を発生する信号発
生手段の出力を3×n色補正マトリックス回路87でX,Y,
Zに変換しメモリ52へ入力する。そしてネットワーク8
から入力される種々のカラー信号に対して実施例1に述
べてあるように3×3マトリックス演算回路1、3組の
1次元LUT21、3×3マトリックス演算回路3でX,Y,Zに
変換されたデータとメモリ52において合成する。そのあ
と色補正回路87においてはこのX,Y,Zから3色インク量
を計算する。あとはコピーモードの場合と同じである。
4つのモードで具体的にどのような係数/定数を使うか
は今までの各実施例に述べてあるのでここでは省略す
る。なお本実施例では実施例1の回路を基本としたが、
実施例2の回路を基本にしてもよい。そして実施例2の
回路を基本にする場合は、上記4つのモードでのX,Y,Z
信号はすべてCIELAB信号になる。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、ネットワーク上
で用いる色信号として適している種々の色信号(ガンマ
補正されたものも含めたRGB及びその線形変換で表され
る種々の輝度/色度分離型信号及びCIELAB信号)と各機
器の内部色信号を相互に変換できる色変換装置を同一の
回路を用いて係数及び定数を書き換えることにより実現
するようにしたので、安価な構成により常に正確な色変
換ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による色信号変換装置の概要を示す構成
図、第2図は本発明による第1の実施例の色信号変換装
置を具備したカラー記録装置のブロック図、第3図は本
発明による第2の実施例の色信号変換装置を具備したカ
ラー記録装置のブロック図、第4図は本発明による第3
の実施例の色信号変換装置を具備したカラー信号出力装
置のブロック図、第5図は本発明による第4の実施例の
色信号変換装置を具備したカラー信号編集装置のブロッ
ク図、第6図は本発明による第5の実施例の色信号変換
装置を具備したカラー信号蓄積装置のブロック図、第7
図は本発明による第6の実施例の色信号変換装置を具備
したカラーネットワークシステムのブロック図、第8図
は本発明による第7の実施例の色信号変換装置を具備し
たカラー複写機のブロック図、第9図は従来例の色信号
変換装置を具備したカラー信号出力装置のブロック図、
第10図は従来例の色信号変換装置を具備したカラー記録
装置のブロック図、第11図は各機器が機器内部の色表現
形式(内部色信号)をそのままネットワークに出力する
状況を説明する構成図、第12図は各機器が機器から独立
した標準的な色信号に変換してネットワークに出力する
状況を説明する構成図である。 図中、1及び3はマトリックス演算手段、4は書換え手
段、8はネットワーク、73はプリンタ、74はスキャナ、
75は編集装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 B41J 3/00 B G06F 15/66 310 (72)発明者 日比 吉晴 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 寺田 義弘 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭62−72277(JP,A) 特開 昭56−43885(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々の色空間から選択された入力カラー信
    号をマトリックス演算する第1のマトリックス演算手段
    と、 この第1のマトリックス演算手段の演算結果をガンマ変
    換するガンマ変換手段と、 このガンマ変換手段の結果をマトリックス演算する第2
    のマトリックス演算手段と、 この第2のマトリックス演算手段の演算結果に基づく出
    力カラー信号を受けて記録シートに画像を記録する記録
    手段と、 入力カラー信号の色空間及び出力カラー信号の色空間に
    対応させて前記第1及び第2のマトリックス演算手段の
    マトリックス係数並びに前記ガンマ変換手段の定数を書
    き換え得る書換え手段と を具備することを特徴とするカラー記録装置。
  2. 【請求項2】カラー信号を発生する信号発生手段と、 この信号発生手段の出力をマトリックス演算する第1の
    マトリックス演算手段と、 この第1のマトリックス演算手段の演算結果をガンマ変
    換するガンマ変換手段と、 このガンマ変換手段の結果をマトリックス演算する第2
    のマトリックス演算手段と、 この第2のマトリックス演算手段の演算結果に基づいて
    種々の色空間から選択された出力カラー信号を出力する
    信号出力手段と、 前記信号発生手段により発生するカラー信号の色空間及
    び出力カラー信号の色空間に対応させて前記第1及び第
    2のマトリックス演算手段のマトリックス係数並びに前
    記ガンマ変換手段の定数を書き換え得る書換え手段と を具備することを特徴とするカラー信号出力装置。
  3. 【請求項3】種々の色空間から選択された入力カラー信
    号をマトリックス演算する第1のマトリックス演算手段
    と、 この第1のマトリックス演算手段の演算結果をガンマ変
    換するガンマ変換手段と、 このガンマ変換手段の結果をマトリックス演算する第2
    のマトリックス演算手段と、 この第2のマトリックス演算手段の演算結果に基づく出
    力カラー信号を受けて画像を編集処理する処理手段と、 入力カラー信号の色空間及び出力カラー信号の色空間に
    対応させて前記第1及び第2のマトリックス演算手段の
    マトリックス係数並びに前記ガンマ変換手段の定数を書
    き換え得る書換え手段と を具備することを特徴とするカラー信号編集装置。
  4. 【請求項4】種々の色空間から選択された入力カラー信
    号をマトリックス演算する第1のマトリックス演算手段
    と、 この第1のマトリックス演算手段の演算結果をガンマ変
    換するガンマ変換手段と、 このガンマ変換手段の結果をマトリックス演算する第2
    のマトリックス演算手段と、 この第2のマトリックス演算手段の演算結果に基づく出
    力カラー信号を受けて画像を記憶する記憶手段と、 入力カラー信号の色空間及び出力カラー信号の色空間に
    対応させて前記第1及び第2のマトリックス演算手段の
    マトリックス係数並びに前記ガンマ変換手段の定数を書
    き換え得る書換え手段と を具備することを特徴とするカラー信号蓄積装置。
  5. 【請求項5】カラー信号を発生する信号発生手段と、 この信号発生手段の出力をマトリックス演算する第1の
    マトリックス演算手段と、 この第1のマトリックス演算手段の演算結果をガンマ変
    換する第1のガンマ変換手段と、 この第1のガンマ変換手段の結果をマトリックス演算す
    る第2のマトリックス演算手段と、 この第2のマトリックス演算手段の演算結果に基づいて
    種々の色空間から選択された出力カラー信号を出力する
    信号出力手段と、 前記信号発生手段により発生するカラー信号の色空間及
    び前記信号出力手段により出力される出力カラー信号の
    色空間に対応させて前記第1及び第2のマトリックス演
    算手段のマトリックス係数並びに前記ガンマ変換手段の
    定数を書き換え得る書換え手段と を具備するカラー信号出力装置と、 種々の色空間から選択された入力カラー信号をマトリッ
    クス演算する第3のマトリックス演算手段と、 この第3のマトリックス演算手段の演算結果をガンマ変
    換する第2のガンマ変換手段と、 この第2のガンマ変換手段の結果をマトリックス演算す
    る第4のマトリックス演算手段と、 この第4のマトリックス演算手段の演算結果に基づく出
    力カラー信号を受けて記録シートに画像を記録する記録
    手段と、 入力カラー信号の色空間及び前記記録手段が記録する出
    力カラー信号の色空間に対応させて前記第3及び第4の
    マトリックス演算手段のマトリックス係数並びに前記第
    2のガンマ変換手段の定数を書き換え得る書換え手段と を具備するカラー記録装置と、 前記カラー信号出力装置と前記カラー記録装置とを接続
    するネットワークとを具備することを特徴とするカラー
    ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】種々の色空間から選択された入力カラー信
    号をマトリックス演算する第1のマトリックス演算手段
    と、 この第1のマトリックス演算手段の演算結果をガンマ変
    換するガンマ変換手段と、 このガンマ変換手段の結果をマトリックス演算する第2
    のマトリックス演算手段と、 この第2のマトリックス演算手段の演算結果に基づく出
    力カラー信号を受けて記録シートに画像を記録する記録
    手段と、 入力カラー信号の色空間及び出力カラー信号の色空間に
    対応させて前記第1及び第2のマトリックス演算手段の
    マトリックス係数並びに前記ガンマ変換手段の定数を書
    き換え得る書換え手段と を具備することを特徴とするカラー複写機。
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