JPH0795632A - 時分割多重空間スイッチ - Google Patents
時分割多重空間スイッチInfo
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- JPH0795632A JPH0795632A JP23819293A JP23819293A JPH0795632A JP H0795632 A JPH0795632 A JP H0795632A JP 23819293 A JP23819293 A JP 23819293A JP 23819293 A JP23819293 A JP 23819293A JP H0795632 A JPH0795632 A JP H0795632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal frame
- circuit
- input
- delay
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の入力ポートと複数の出力ポートとの接
続パターンをタイムスロットごとに変化させてそのタイ
ムスロットに収容される信号フレームを入力ポートから
宛先の出力ポートに転送する時分割多重空間スイッチに
おいて、接続パターンによる信号フレームの位相変動を
補償する。 【構成】 各入力ポートで、入力された信号フレームの
宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各入力ポー
トからの信号フレームの位相が一致するようにフレーム
位相を調節する。
続パターンをタイムスロットごとに変化させてそのタイ
ムスロットに収容される信号フレームを入力ポートから
宛先の出力ポートに転送する時分割多重空間スイッチに
おいて、接続パターンによる信号フレームの位相変動を
補償する。 【構成】 各入力ポートで、入力された信号フレームの
宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各入力ポー
トからの信号フレームの位相が一致するようにフレーム
位相を調節する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の入力ポートと複数
の出力ポートとの間の接続をタイムスロットごとに切り
替える時分割多重空間スイッチに関する。特に、送受信
信号フレームが個々のスロットにガード時間を付加され
て収容され、スイッチの接続パターンが変わることによ
り受信信号フレームの位相が変動する場合に、その同期
を合わせるための構成に関する。
の出力ポートとの間の接続をタイムスロットごとに切り
替える時分割多重空間スイッチに関する。特に、送受信
信号フレームが個々のスロットにガード時間を付加され
て収容され、スイッチの接続パターンが変わることによ
り受信信号フレームの位相が変動する場合に、その同期
を合わせるための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来例の時分割多重空間スイッ
チ回路を示すブロック構成図であり、図12はその動作
を示す図である。
チ回路を示すブロック構成図であり、図12はその動作
を示す図である。
【0003】この時分割多重空間スイッチ回路は、複数
の入力ポート21〜23と複数の出力ポート61〜63
との間をタイムスロットごとに切り替えて接続する空間
スイッチ回路50と、外部からの信号をこの空間スイッ
チ回路50で処理可能な信号フレームに変換してタイム
スロットごとに入力ポート21〜23に出力する送信回
路11〜13と、出力ポート61〜63からの信号フレ
ームを受信して外部に出力する受信回路71〜73と、
送信回路11〜13および受信回路71〜73を同期的
に動作させるためのタイミング回路120とを備える。
の入力ポート21〜23と複数の出力ポート61〜63
との間をタイムスロットごとに切り替えて接続する空間
スイッチ回路50と、外部からの信号をこの空間スイッ
チ回路50で処理可能な信号フレームに変換してタイム
スロットごとに入力ポート21〜23に出力する送信回
路11〜13と、出力ポート61〜63からの信号フレ
ームを受信して外部に出力する受信回路71〜73と、
送信回路11〜13および受信回路71〜73を同期的
に動作させるためのタイミング回路120とを備える。
【0004】入力ポート21〜23と出力ポート61〜
63との間は複数の回線のデータで時分割多重され、そ
の接続関係は一定のタイムスロットごとに変化する。空
間スイッチ回路50はたとえば光の空間スイッチであ
り、入力ポートと出力ポート上の信号が光の信号であっ
て、これらの信号の経路を変えるがトランスペアレント
に接続するものとする。送信回路11〜13と受信回路
71〜73と共通のタイミング回路120よりクロック
信号とフレーム同期信号とを受信し、同期的に動作す
る。したがって、この時分割多重空間スイッチ回路は、
マクロ的には同期的に動作する。しかし、このような時
分割多重空間スイッチ回路の動作をミクロスコピックに
見た場合、ある出力ポートに注目すると、それに接続さ
れる入力ポートが変わるとそれらの入出力ポート間の経
路長が変わるため、受信回路71〜73における受信デ
ータのビット位相が変わってしまう。これを図12を参
照して説明する。
63との間は複数の回線のデータで時分割多重され、そ
の接続関係は一定のタイムスロットごとに変化する。空
間スイッチ回路50はたとえば光の空間スイッチであ
り、入力ポートと出力ポート上の信号が光の信号であっ
て、これらの信号の経路を変えるがトランスペアレント
に接続するものとする。送信回路11〜13と受信回路
71〜73と共通のタイミング回路120よりクロック
信号とフレーム同期信号とを受信し、同期的に動作す
る。したがって、この時分割多重空間スイッチ回路は、
マクロ的には同期的に動作する。しかし、このような時
分割多重空間スイッチ回路の動作をミクロスコピックに
見た場合、ある出力ポートに注目すると、それに接続さ
れる入力ポートが変わるとそれらの入出力ポート間の経
路長が変わるため、受信回路71〜73における受信デ
ータのビット位相が変わってしまう。これを図12を参
照して説明する。
【0005】異なる入力ポートからひとつの出力ポート
に転送された信号フレームは、それぞれがタイムスロッ
トに収容されるが、それらの入出力ポート間の経路長の
差に対応した遅延時間の変動を受ける。この遅延時間の
変動により信号フレームが重ならないように、信号フレ
ーム間にガード時間が設けられる。この結果、受信回路
では、タイムスロットごとに信号フレームの位相を検出
する必要がある。従来、スロットごとに位相の異なる信
号フレームを受信する方法として、信号フレームの先頭
にクロック同期のためのプリアンブルと同期パターンと
を付加し、その後にデータを送信するものが知られてい
る。
に転送された信号フレームは、それぞれがタイムスロッ
トに収容されるが、それらの入出力ポート間の経路長の
差に対応した遅延時間の変動を受ける。この遅延時間の
変動により信号フレームが重ならないように、信号フレ
ーム間にガード時間が設けられる。この結果、受信回路
では、タイムスロットごとに信号フレームの位相を検出
する必要がある。従来、スロットごとに位相の異なる信
号フレームを受信する方法として、信号フレームの先頭
にクロック同期のためのプリアンブルと同期パターンと
を付加し、その後にデータを送信するものが知られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなプ
リアンブルおよび同期パターンを付加すると、オーバヘ
ッドが大きくなるためデータ転送効率が低下してしま
う。また、受信回路にクロック抽出回路が必要になるた
め、受信回路規模が大きくなってしまう。信号フレーム
と並行してクロック信号を送出する同期方法も従来から
知られているが、この方法では、データ信号の他にクロ
ック信号についても同時にスイッチングする必要がある
ため、スイッチ回路の規模が大きくなる欠点があった。
リアンブルおよび同期パターンを付加すると、オーバヘ
ッドが大きくなるためデータ転送効率が低下してしま
う。また、受信回路にクロック抽出回路が必要になるた
め、受信回路規模が大きくなってしまう。信号フレーム
と並行してクロック信号を送出する同期方法も従来から
知られているが、この方法では、データ信号の他にクロ
ック信号についても同時にスイッチングする必要がある
ため、スイッチ回路の規模が大きくなる欠点があった。
【0007】本発明は、このような課題を解決し、送受
信回路やスイッチ回路規模の増大を最小にして時分割さ
れた信号フレームを同期させることのできる時分割多重
空間スイッチを提供することを目的とする。
信回路やスイッチ回路規模の増大を最小にして時分割さ
れた信号フレームを同期させることのできる時分割多重
空間スイッチを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点によ
ると、複数の入力ポートにそれぞれ、入力された信号フ
レームの宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各
入力ポートからの信号フレームの位相が一致するように
フレーム位相を調節する手段を備えたことを特徴とする
時分割多重空間スイッチが提供される。
ると、複数の入力ポートにそれぞれ、入力された信号フ
レームの宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各
入力ポートからの信号フレームの位相が一致するように
フレーム位相を調節する手段を備えたことを特徴とする
時分割多重空間スイッチが提供される。
【0009】本発明の第二の観点によると、複数の入力
ポートにそれぞれ、各信号フレームにフレーム同期のた
めの同期パターンを付加する手段と、入力された信号フ
レームの宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各
入力ポートからのビット位相が一致するようにビット位
相を調節する手段とを備え、複数の出力ポートにそれぞ
れ、前記同期パターンを検出する手段を備えたことを特
徴とする時分割多重空間スイッチが提供される。同期パ
ターンとして符号バイオレーションが与えられた符号を
用いることがよい。この場合、同期パターンを付加する
手段は、信号フレームをブロック符号化する手段と、ブ
ロック符号化された符号に同期パターンがユニークとな
るような符号バイオレーションを与える手段とを含むこ
とがよい。
ポートにそれぞれ、各信号フレームにフレーム同期のた
めの同期パターンを付加する手段と、入力された信号フ
レームの宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各
入力ポートからのビット位相が一致するようにビット位
相を調節する手段とを備え、複数の出力ポートにそれぞ
れ、前記同期パターンを検出する手段を備えたことを特
徴とする時分割多重空間スイッチが提供される。同期パ
ターンとして符号バイオレーションが与えられた符号を
用いることがよい。この場合、同期パターンを付加する
手段は、信号フレームをブロック符号化する手段と、ブ
ロック符号化された符号に同期パターンがユニークとな
るような符号バイオレーションを与える手段とを含むこ
とがよい。
【0010】
【作用】本発明の第一の観点では、空間スイッチ回路の
入力側において信号フレームの位相を調整し、その信号
フレームの宛先の出力ポートにおいて信号フレーム位相
が揃うように制御する。入力ポートと出力ポートとの個
々の間の伝送遅延は設計段階である程度予想でき、それ
をさらに実測すれば、正確な個々の伝送遅延をあらかじ
め求めておくことができる。この伝送遅延を補償するよ
うに、各入力ポートで各宛先への遅延を設定する。この
ようにすると、受信側で信号フレーム位相を調整する必
要がなく、そのための信号を受信側へ送る必要もないの
で、送受信回路やスイッチ回路規模を大きくすることな
く信号フレームを受信側で同期させることができる。
入力側において信号フレームの位相を調整し、その信号
フレームの宛先の出力ポートにおいて信号フレーム位相
が揃うように制御する。入力ポートと出力ポートとの個
々の間の伝送遅延は設計段階である程度予想でき、それ
をさらに実測すれば、正確な個々の伝送遅延をあらかじ
め求めておくことができる。この伝送遅延を補償するよ
うに、各入力ポートで各宛先への遅延を設定する。この
ようにすると、受信側で信号フレーム位相を調整する必
要がなく、そのための信号を受信側へ送る必要もないの
で、送受信回路やスイッチ回路規模を大きくすることな
く信号フレームを受信側で同期させることができる。
【0011】第二の観点では、送信側で信号フレーム位
相を調節することにより受信側でのビット位相を合わ
せ、受信側では信号フレームに付加された同期パターン
により信号フレーム位相を検出する。従来のように受信
側でビット同期とフレーム同期との双方の処理を行う必
要はない。この場合に、送信側で符号化を行うととも
に、その符号に故意に符号バイオレーションを与えてお
き、受信側ではその符号バイオレーションを検出するこ
とで同期位置を検出することができる。このようにする
と、その符号バイオレーションを検出することで瞬時に
同期位置が検出できる。特に、信号フレームを従来知ら
れている符号則によりブロック符号化し、信号フレーム
の同期パターン位置において、その符号則に故意に擾乱
(符号則バイオレーション)を与えることがよい。
相を調節することにより受信側でのビット位相を合わ
せ、受信側では信号フレームに付加された同期パターン
により信号フレーム位相を検出する。従来のように受信
側でビット同期とフレーム同期との双方の処理を行う必
要はない。この場合に、送信側で符号化を行うととも
に、その符号に故意に符号バイオレーションを与えてお
き、受信側ではその符号バイオレーションを検出するこ
とで同期位置を検出することができる。このようにする
と、その符号バイオレーションを検出することで瞬時に
同期位置が検出できる。特に、信号フレームを従来知ら
れている符号則によりブロック符号化し、信号フレーム
の同期パターン位置において、その符号則に故意に擾乱
(符号則バイオレーション)を与えることがよい。
【0012】
【実施例】図1は本発明第一実施例の時分割多重空間ス
イッチを示すブロック構成図である。この実施例は、あ
らかじめ定められた時間間隔のタイムスロットごとに信
号フレームが入力される複数の入力ポート21〜23
と、宛先ごとの信号フレームを出力する複数の出力ポー
ト61〜63と、入力ポート21〜23と複数の出力ポ
ート61〜63との間をタイムスロットごとに接続パタ
ーンを変化させながら接続する空間スイッチ回路50と
を備える。ここで本実施例の特徴とするところは、入力
ポート21〜23にそれぞれ、入力された信号フレーム
の宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各入力ポ
ートからの信号フレームの位相が一致するようにフレー
ム位相を調節する手段として、遅延回路31〜33およ
び遅延データ蓄積回路41〜43を備えたことにある。
イッチを示すブロック構成図である。この実施例は、あ
らかじめ定められた時間間隔のタイムスロットごとに信
号フレームが入力される複数の入力ポート21〜23
と、宛先ごとの信号フレームを出力する複数の出力ポー
ト61〜63と、入力ポート21〜23と複数の出力ポ
ート61〜63との間をタイムスロットごとに接続パタ
ーンを変化させながら接続する空間スイッチ回路50と
を備える。ここで本実施例の特徴とするところは、入力
ポート21〜23にそれぞれ、入力された信号フレーム
の宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各入力ポ
ートからの信号フレームの位相が一致するようにフレー
ム位相を調節する手段として、遅延回路31〜33およ
び遅延データ蓄積回路41〜43を備えたことにある。
【0013】送信回路11〜13からそれぞれ入力ポー
ト21〜23に入力された信号フレームは、宛先の出力
ポートへの到着位相がある一定の値となるように、遅延
回路31〜33で所定の遅延時間が与えられて空間スイ
ッチ回路50に入力される。一般に信号フレームに与え
られる遅延時間は宛先の出力ポートごとに異なるため、
その遅延時間データを遅延データ蓄積回路41〜43に
あらかじめ蓄積しておき、送信回路11から供給される
信号フレームの宛先情報にしたがって、その対応する遅
延時間データを遅延回路31に与える。遅延データ蓄積
回路41〜43はたとえばメモリ回路により実現でき、
宛先情報をアドレス信号とし、そのアドレスに対応する
データを制御信号として出力する。
ト21〜23に入力された信号フレームは、宛先の出力
ポートへの到着位相がある一定の値となるように、遅延
回路31〜33で所定の遅延時間が与えられて空間スイ
ッチ回路50に入力される。一般に信号フレームに与え
られる遅延時間は宛先の出力ポートごとに異なるため、
その遅延時間データを遅延データ蓄積回路41〜43に
あらかじめ蓄積しておき、送信回路11から供給される
信号フレームの宛先情報にしたがって、その対応する遅
延時間データを遅延回路31に与える。遅延データ蓄積
回路41〜43はたとえばメモリ回路により実現でき、
宛先情報をアドレス信号とし、そのアドレスに対応する
データを制御信号として出力する。
【0014】図2は遅延回路31〜33として用いられ
る回路の構成例を示す。この遅延回路は、送信回路から
入力される送信信号フレームを遅延データ蓄積回路から
入力される遅延時間データによって振り分けるマルチプ
レクサ301と、遅延時間が異なり共通の出力リンクに
接続された複数の遅延線302〜305とを備える。信
号フレームはマルチプレクサ301により所定の遅延時
間に対応する遅延線に接続され、空間スイッチ回路50
に送出される。
る回路の構成例を示す。この遅延回路は、送信回路から
入力される送信信号フレームを遅延データ蓄積回路から
入力される遅延時間データによって振り分けるマルチプ
レクサ301と、遅延時間が異なり共通の出力リンクに
接続された複数の遅延線302〜305とを備える。信
号フレームはマルチプレクサ301により所定の遅延時
間に対応する遅延線に接続され、空間スイッチ回路50
に送出される。
【0015】図3は遅延回路の別の構成例を示す。単位
遅延時間を「1」として遅延時間がそれぞれ「1」、
「2」、「4」の遅延素子312、315、318と、
遅延時間「0」とみなすことのできる直通リンク31
3、316、319と、1ビットの制御信号によって接
続が変わる2×2スイッチ回路311、314、317
とを備える。この構成では、遅延回路の入力から出力ま
での遅延時間が、2×2スイッチ回路311、314、
317により選択された各段の遅延素子の遅延時間の和
として与えられる。入力された信号フレームは、所要の
遅延時間データを表す制御信号によって駆動される2×
2スイッチ回路311、314、317の定めるルート
に従って転送され、対応する遅延を受けた後に出力され
る。
遅延時間を「1」として遅延時間がそれぞれ「1」、
「2」、「4」の遅延素子312、315、318と、
遅延時間「0」とみなすことのできる直通リンク31
3、316、319と、1ビットの制御信号によって接
続が変わる2×2スイッチ回路311、314、317
とを備える。この構成では、遅延回路の入力から出力ま
での遅延時間が、2×2スイッチ回路311、314、
317により選択された各段の遅延素子の遅延時間の和
として与えられる。入力された信号フレームは、所要の
遅延時間データを表す制御信号によって駆動される2×
2スイッチ回路311、314、317の定めるルート
に従って転送され、対応する遅延を受けた後に出力され
る。
【0016】図4は遅延回路のさらに別の構成例を示
す。この構成では、信号フレームを一時蓄積するバッフ
ァ回路321と、所要の遅延時間後にバッファの読み出
しクロックを発生するクロック発生回路322とを備え
る。
す。この構成では、信号フレームを一時蓄積するバッフ
ァ回路321と、所要の遅延時間後にバッファの読み出
しクロックを発生するクロック発生回路322とを備え
る。
【0017】図5はクロック発生回路322の詳しい構
成例を示す。このクロック発生回路322は、単位ゲー
ト回路331〜334と、アンドゲート335と、遅延
発生回路336とを備える。単位ゲート回路(アンプ)
331〜334はアンドゲート335を介してループに
接続され、リング型増幅器を構成する。すなわち、アン
ドゲート335がイネーブル状態のとき、この構成によ
って定まる所定の周波数で発振する。この発振出力が読
み出しクロック信号としてバッファ回路321に出力さ
れる。アンドゲート335は遅延発生回路336の発生
するイネーブル信号によってオン・オフ制御され、信号
フレーム長に相当する時間だけオンにされる。遅延発生
回路336は、送信回路からの信号フレームの送出か
ら、その信号フレームと同時に与えられる遅延時間デー
タにより表される遅延時間だけ遅れて、信号フレーム長
に相当する読み出しクロック信号を発生する。
成例を示す。このクロック発生回路322は、単位ゲー
ト回路331〜334と、アンドゲート335と、遅延
発生回路336とを備える。単位ゲート回路(アンプ)
331〜334はアンドゲート335を介してループに
接続され、リング型増幅器を構成する。すなわち、アン
ドゲート335がイネーブル状態のとき、この構成によ
って定まる所定の周波数で発振する。この発振出力が読
み出しクロック信号としてバッファ回路321に出力さ
れる。アンドゲート335は遅延発生回路336の発生
するイネーブル信号によってオン・オフ制御され、信号
フレーム長に相当する時間だけオンにされる。遅延発生
回路336は、送信回路からの信号フレームの送出か
ら、その信号フレームと同時に与えられる遅延時間デー
タにより表される遅延時間だけ遅れて、信号フレーム長
に相当する読み出しクロック信号を発生する。
【0018】図6は遅延発生回路336の回路構成例を
示す。この遅延発生回路336は、遅延時間データに対
応するレベルのステップ信号を発生するD/A変換回路
341と、このステップ信号を積分してランプ波として
出力する抵抗342およびコンデンサ343と、ランプ
波の信号レベルがある一定値に達すると出力パルスを発
生するコンパレータ344と、バッファ回路321へ出
力されると同じ読み出しクロック信号を計数して信号フ
レーム長に相当する時間を計測するカウンタ345と、
コンパレータ344の出力とカウンタ345の出力との
論理積を出力するアンドゲート346とを備える。この
構成により、遅延時間データに対応する遅延時間が経過
した後に、信号フレーム長に相当する時間にわたりイネ
ーブル信号を出力する。このイネーブル信号が図5に示
したアンドゲート335に入力され、これをトリガとし
てクロック発振が開始する。信号フレーム長に当する時
間が経過すると、カウンタ345の動作によりイネーブ
ル信号が途絶え、クロック発振が停止する。
示す。この遅延発生回路336は、遅延時間データに対
応するレベルのステップ信号を発生するD/A変換回路
341と、このステップ信号を積分してランプ波として
出力する抵抗342およびコンデンサ343と、ランプ
波の信号レベルがある一定値に達すると出力パルスを発
生するコンパレータ344と、バッファ回路321へ出
力されると同じ読み出しクロック信号を計数して信号フ
レーム長に相当する時間を計測するカウンタ345と、
コンパレータ344の出力とカウンタ345の出力との
論理積を出力するアンドゲート346とを備える。この
構成により、遅延時間データに対応する遅延時間が経過
した後に、信号フレーム長に相当する時間にわたりイネ
ーブル信号を出力する。このイネーブル信号が図5に示
したアンドゲート335に入力され、これをトリガとし
てクロック発振が開始する。信号フレーム長に当する時
間が経過すると、カウンタ345の動作によりイネーブ
ル信号が途絶え、クロック発振が停止する。
【0019】このように、図2、図3にそれぞれ示した
遅延回路は信号フレームのデータを直接遅延させるのに
対し、図4ないし図6に示した遅延回路では、読み出し
クロック信号を遅延させることで信号フレームのデータ
を間接的に遅延させる。
遅延回路は信号フレームのデータを直接遅延させるのに
対し、図4ないし図6に示した遅延回路では、読み出し
クロック信号を遅延させることで信号フレームのデータ
を間接的に遅延させる。
【0020】以上の実施例では、どの入力ポートからの
信号フレームも出力ポートでの到着位相が一致するよう
に、送信側で遅延時間を調整している。しかし、遅延時
間の範囲が大きくなると、遅延回路規模が大きくなるこ
とや、大きな遅延素子にも最小の遅延素子の遅延時間以
下の精度が要求される。このような場合に適した実施例
について以下に説明する。
信号フレームも出力ポートでの到着位相が一致するよう
に、送信側で遅延時間を調整している。しかし、遅延時
間の範囲が大きくなると、遅延回路規模が大きくなるこ
とや、大きな遅延素子にも最小の遅延素子の遅延時間以
下の精度が要求される。このような場合に適した実施例
について以下に説明する。
【0021】図7は本発明第二実施例の時分割多重空間
スイッチを示すブロック構成図である。この実施例は、
複数の入力ポート21〜23にそれぞれ、各信号フレー
ムにフレーム同期のための同期パターンを付加する手段
として同期パターン付加回路81〜83を備え、入力さ
れた信号フレームの宛先ごとに、その宛先の出力ポート
において各入力ポートからのビット位相が一致するよう
にビット位相を調節する手段として遅延回路91〜93
を備え、出力ポート61〜63にそれぞれ、同期パター
ンを検出する手段としてフレーム位相検出回路101〜
103を備えたことにある。
スイッチを示すブロック構成図である。この実施例は、
複数の入力ポート21〜23にそれぞれ、各信号フレー
ムにフレーム同期のための同期パターンを付加する手段
として同期パターン付加回路81〜83を備え、入力さ
れた信号フレームの宛先ごとに、その宛先の出力ポート
において各入力ポートからのビット位相が一致するよう
にビット位相を調節する手段として遅延回路91〜93
を備え、出力ポート61〜63にそれぞれ、同期パター
ンを検出する手段としてフレーム位相検出回路101〜
103を備えたことにある。
【0022】同期パターン付加回路81〜83はそれぞ
れ、入力ポート21〜23に入力された信号フレームを
符号化し、同期パターンを付加する。遅延回路91〜9
3は送信信号フレームの宛先の出力ポートに対応する遅
延を発生する回路であり、原理的には第一実施例に示し
た遅延回路31〜33と同等である。ただし、第一実施
例における遅延回路31〜33は出力ポートでの信号フ
レーム位相を揃えるためのものであったが、本実施例の
遅延回路91〜93は、出力ポートでの信号フレームの
ビッオ位相のみを合わせるものであり、信号フレームに
印加する遅延時間は高々1ビット程度と小さくてよい。
フレーム位相検出回路101〜103は、ビット位相は
合っているもののフレーム位相が合っていない受信信号
フレーム位相を検出する。
れ、入力ポート21〜23に入力された信号フレームを
符号化し、同期パターンを付加する。遅延回路91〜9
3は送信信号フレームの宛先の出力ポートに対応する遅
延を発生する回路であり、原理的には第一実施例に示し
た遅延回路31〜33と同等である。ただし、第一実施
例における遅延回路31〜33は出力ポートでの信号フ
レーム位相を揃えるためのものであったが、本実施例の
遅延回路91〜93は、出力ポートでの信号フレームの
ビッオ位相のみを合わせるものであり、信号フレームに
印加する遅延時間は高々1ビット程度と小さくてよい。
フレーム位相検出回路101〜103は、ビット位相は
合っているもののフレーム位相が合っていない受信信号
フレーム位相を検出する。
【0023】フレーム位相検出回路101〜103にお
ける受信フレーム位相検出方法は信号フレームの符号化
方式に依存するが、原理的には、同期パターン付加回路
81〜83において信号フレームの符号化則に故意に擾
乱(符号バイオレーション)を与えることにより実現す
る。たとえば、従来から知られているAMI(Alternat
e Mark Invversion )符号、すなわち送信データの
「1」に対して交互に「+1」と「−1」を割り当てる
符号を用いる場合には、フレーム同期位置では「+1」
あるいは「−1」を連続させることにより、同期位置で
あることを示すことが可能である。AMI符号は「+
1」、「0」、「−1」の3値符号であるが、伝送速度
が2倍で「+1」と「−1」との2値符号であるCMI
(Coded Mark Inversion)符号の場合にも同様である。
すなわち、本来は送信データの「1」に対して交互に
「+1」と「−1」を割り当てるのに対し、故意に符号
バイオレーションを与え、引き続いて送信する「1」に
対して「+1」/「+1」または「−1」/「−1」を
割り当てることが可能である。なお、これらの符号で符
号バイオレーションを印加するには、そのビットが
「1」である必要があり、最低1ビットの同期パターン
を付加する必要がある。これらの符号の例では、符号の
振幅レベル数あるいは伝送速度が増大する。2値の符号
で伝送速度の増大を最小とするため、一般的にはブロッ
ク符号が適している。これについてさらに説明する。
ける受信フレーム位相検出方法は信号フレームの符号化
方式に依存するが、原理的には、同期パターン付加回路
81〜83において信号フレームの符号化則に故意に擾
乱(符号バイオレーション)を与えることにより実現す
る。たとえば、従来から知られているAMI(Alternat
e Mark Invversion )符号、すなわち送信データの
「1」に対して交互に「+1」と「−1」を割り当てる
符号を用いる場合には、フレーム同期位置では「+1」
あるいは「−1」を連続させることにより、同期位置で
あることを示すことが可能である。AMI符号は「+
1」、「0」、「−1」の3値符号であるが、伝送速度
が2倍で「+1」と「−1」との2値符号であるCMI
(Coded Mark Inversion)符号の場合にも同様である。
すなわち、本来は送信データの「1」に対して交互に
「+1」と「−1」を割り当てるのに対し、故意に符号
バイオレーションを与え、引き続いて送信する「1」に
対して「+1」/「+1」または「−1」/「−1」を
割り当てることが可能である。なお、これらの符号で符
号バイオレーションを印加するには、そのビットが
「1」である必要があり、最低1ビットの同期パターン
を付加する必要がある。これらの符号の例では、符号の
振幅レベル数あるいは伝送速度が増大する。2値の符号
で伝送速度の増大を最小とするため、一般的にはブロッ
ク符号が適している。これについてさらに説明する。
【0024】図8はブロック符号を用いる場合のフレー
ム位相検出回路の一例を示す。この回路は、シフトレジ
スタ111とパターン検出回路112とにより構成され
る。シフトレジスタ111にはビット位相の揃った信号
フレームが入力され、その一部が順次蓄積される。パタ
ーン検出回路112は、シフトレジスタ111に蓄積さ
れた一部の受信信号フレームのデータを監視し、特定の
パターンを検出した場合に検出パルスを出力する。具体
的には、同期パターン付加回路81〜83により信号フ
レームの先頭に同期パターンを付加し、パターン検出回
路112ではそのパターンを検出することによって、信
号フレーム位相を検出する。
ム位相検出回路の一例を示す。この回路は、シフトレジ
スタ111とパターン検出回路112とにより構成され
る。シフトレジスタ111にはビット位相の揃った信号
フレームが入力され、その一部が順次蓄積される。パタ
ーン検出回路112は、シフトレジスタ111に蓄積さ
れた一部の受信信号フレームのデータを監視し、特定の
パターンを検出した場合に検出パルスを出力する。具体
的には、同期パターン付加回路81〜83により信号フ
レームの先頭に同期パターンを付加し、パターン検出回
路112ではそのパターンを検出することによって、信
号フレーム位相を検出する。
【0025】図9はブロック符号化を行った信号フレー
ムの構成例を示す。送信回路からの信号フレームをいく
つかのブロックBLK1〜BLK5に分割し、各ブロッ
クに符号ビットb1〜b5を付加する。また、同期パタ
ーンSYNCを信号フレームの先頭に付加し、これにも
符号ビットb6を付加する。ここで、同期パターンSY
NCとそれに付加される符号ビットb6がユニークなパ
ターンとなるように、信号フレームのデータに付加する
符号ビットが符号則に反するパターンとなることを許容
する。
ムの構成例を示す。送信回路からの信号フレームをいく
つかのブロックBLK1〜BLK5に分割し、各ブロッ
クに符号ビットb1〜b5を付加する。また、同期パタ
ーンSYNCを信号フレームの先頭に付加し、これにも
符号ビットb6を付加する。ここで、同期パターンSY
NCとそれに付加される符号ビットb6がユニークなパ
ターンとなるように、信号フレームのデータに付加する
符号ビットが符号則に反するパターンとなることを許容
する。
【0026】図10は図9の具体的な符号例を示す。こ
こでは、mBnC符号を用いた場合について説明する。
簡単のため、m=3、n=1とする。もとの伝送情報
が、 011011100111111 であるとする。これに3ビットの同期パターンを付加
し、 111011011100111111 とする。この情報を3ビットのブロックに分割し、1ビ
ットの符号化情報を付加する。3B1C符号の場合、符
号化ビットは3ビットのブロックの最後のビットの相補
パターンとなるため、本来は、 111001100110100111101110 と符号化される。ここで、同期ビットの符号ビット、す
なわち4ビット目の「0」については、符号バイオレー
ションにより「1」に変換し、 111101100110100111101110 とする。この結果、ブロック内で送信データの「1」が
4個連続するのは同期パターンに限定される。なぜな
ら、情報信号のブロックにおいて、同期パターンと同じ
く「1」が3個連続している場合には符号ビットが
「0」となるからである。しかし、ブロック間にまたが
ってみると、16ないし19ビット目のように、同期パ
ターンと同じパターンが生じる可能性がある。このよう
なパターンには、必ず符号ビットが含まれている。なぜ
ならば、符号ビットを含む同期パターン長が〔ブロック
長+1〕ビットであり、ブロック長より長いからであ
る。そこで、その符号ビットを強制的に「0」(符号バ
イオレーション)とし、 111101100110100111001110 を得る。このようにすると、同期パターンと一致するパ
ターンは発生しない。この処理のためには、符号ビット
を付加する場合に、次の情報ブロックが同期パターンに
一致するかどうかを参照し、その結果により、正常に符
号化するか、符号バイオレーションとするかを決定す
る。なお、信号フレーム間には少なくとも1ビットのガ
ード時間があり、同期パターンの前の信号は「0」とな
る。
こでは、mBnC符号を用いた場合について説明する。
簡単のため、m=3、n=1とする。もとの伝送情報
が、 011011100111111 であるとする。これに3ビットの同期パターンを付加
し、 111011011100111111 とする。この情報を3ビットのブロックに分割し、1ビ
ットの符号化情報を付加する。3B1C符号の場合、符
号化ビットは3ビットのブロックの最後のビットの相補
パターンとなるため、本来は、 111001100110100111101110 と符号化される。ここで、同期ビットの符号ビット、す
なわち4ビット目の「0」については、符号バイオレー
ションにより「1」に変換し、 111101100110100111101110 とする。この結果、ブロック内で送信データの「1」が
4個連続するのは同期パターンに限定される。なぜな
ら、情報信号のブロックにおいて、同期パターンと同じ
く「1」が3個連続している場合には符号ビットが
「0」となるからである。しかし、ブロック間にまたが
ってみると、16ないし19ビット目のように、同期パ
ターンと同じパターンが生じる可能性がある。このよう
なパターンには、必ず符号ビットが含まれている。なぜ
ならば、符号ビットを含む同期パターン長が〔ブロック
長+1〕ビットであり、ブロック長より長いからであ
る。そこで、その符号ビットを強制的に「0」(符号バ
イオレーション)とし、 111101100110100111001110 を得る。このようにすると、同期パターンと一致するパ
ターンは発生しない。この処理のためには、符号ビット
を付加する場合に、次の情報ブロックが同期パターンに
一致するかどうかを参照し、その結果により、正常に符
号化するか、符号バイオレーションとするかを決定す
る。なお、信号フレーム間には少なくとも1ビットのガ
ード時間があり、同期パターンの前の信号は「0」とな
る。
【0027】このようにして、信号フレーム内での同期
パターンのユニーク性が保証され、特定パターンを検出
することにより信号フレームを容易に検出することがで
きる。ここではmBnC符号の例を示したが、パリティ
符号、ハミング符号などの他のブロック符号でも同様に
実施できる。
パターンのユニーク性が保証され、特定パターンを検出
することにより信号フレームを容易に検出することがで
きる。ここではmBnC符号の例を示したが、パリティ
符号、ハミング符号などの他のブロック符号でも同様に
実施できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の時分割多
重空間スイッチは、空間スイッチ回路内の接続パターン
が変化しても、その出力には位相のそろった信号フレー
ムが得られる。空間スイッチ回路の入力側すなわち送信
側で信号フレーム位相を調整する場合には、受信側で信
号フレーム位相を調整する必要がなく、そのための信号
を受信側へ送る必要もない。また、送信側ではビット位
相だけを調整し、受信側でフレーム位相を検出する場合
には、送信側における遅延回路の規模が小さく、それで
いて、信号フレームに付加する同期ビット長も小さくて
よい。
重空間スイッチは、空間スイッチ回路内の接続パターン
が変化しても、その出力には位相のそろった信号フレー
ムが得られる。空間スイッチ回路の入力側すなわち送信
側で信号フレーム位相を調整する場合には、受信側で信
号フレーム位相を調整する必要がなく、そのための信号
を受信側へ送る必要もない。また、送信側ではビット位
相だけを調整し、受信側でフレーム位相を検出する場合
には、送信側における遅延回路の規模が小さく、それで
いて、信号フレームに付加する同期ビット長も小さくて
よい。
【0029】このように本発明は、タイムスロットごと
に信号フレーム位相の変動する空間スイッチ回路を用い
て、回路規模の増大を最小限度に保ちながら、伝送効率
をそれほど低下させることなしに、経済的な構成で位相
の揃った信号フレームを出力させることができる。
に信号フレーム位相の変動する空間スイッチ回路を用い
て、回路規模の増大を最小限度に保ちながら、伝送効率
をそれほど低下させることなしに、経済的な構成で位相
の揃った信号フレームを出力させることができる。
【図1】本発明第一実施例の時分割多重空間スイッチを
示すブロック構成図。
示すブロック構成図。
【図2】遅延回路の構成例を示す図。
【図3】遅延回路の別の構成例を示す図。
【図4】遅延回路のさらに別の構成例を示す図。
【図5】クロック発生回路の詳しい構成例を示す図。
【図6】遅延発生回路の構成例を示す図。
【図7】本発明第二実施例の時分割多重空間スイッチを
示すブロック構成図。
示すブロック構成図。
【図8】ブロック符号を用いる場合のフレーム位相検出
回路の一例を示す図。
回路の一例を示す図。
【図9】ブロック符号化を行った信号フレームの構成例
を示す図。
を示す図。
【図10】図9の具体的な符号例を示す図。
【図11】従来例の時分割多重空間スイッチ回路を示す
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図12】従来例の動作を説明する図。
11〜13 送信回路 21〜23 入力ポート 31〜33、91〜93 遅延回路 41〜43 遅延データ蓄積回路 50 空間スイッチ回路 61〜63 出力ポート 71〜73 受信回路 81〜83 同期パターン付加回路 101〜103 フレーム位相検出回路 111 シフトレジスタ 112 パターン検出回路 120 タイミング回路 301 マルチプレクサ 302〜205 遅延線 311、314、317 2×2スイッチ回路 312、315、318 遅延素子 313、316、319 直通リンク 321 バッファ回路 322 クロック発生回路 331〜334 単位ゲート回路 335、346 アンドゲート 336 遅延発生回路 341 D/A変換回路 342 抵抗 343 コンデンサ 344 コンパレータ 345 カウンタ
Claims (4)
- 【請求項1】 あらかじめ定められた時間間隔のタイム
スロットごとに信号フレームが入力される複数の入力ポ
ートと、 宛先ごとの信号フレームを出力する複数の出力ポート
と、 前記複数の入力ポートと前記複数の出力ポートとの間を
前記タイムスロットごとに接続パターンを変化させなが
ら接続する空間スイッチ回路とを備えた時分割多重空間
スイッチにおいて、 前記複数の入力ポートにそれぞれ、入力された信号フレ
ームの宛先ごとに、その宛先の出力ポートにおいて各入
力ポートからの信号フレームの位相が一致するようにフ
レーム位相を調節する手段を備えたことを特徴とする時
分割多重空間スイッチ。 - 【請求項2】 あらかじめ定められた時間間隔のタイム
スロットごとに信号フレームが入力される複数の入力ポ
ートと、 宛先ごとに信号フレームが出力される複数の出力ポート
と、 前記複数の入力ポートと前記複数の出力ポートとの間を
前記タイムスロットごとに接続パターンを変化させなが
ら接続する空間スイッチ回路とを備えた時分割多重空間
スイッチにおいて、 前記複数の入力ポートにそれぞれ、各信号フレームにフ
レーム同期のための同期パターンを付加する手段と、入
力された信号フレームの宛先ごとに、その宛先の出力ポ
ートにおいて各入力ポートからのビット位相が一致する
ようにビット位相を調節する手段とを備え、 前記複数の出力ポートにそれぞれ、前記同期パターンを
検出する手段を備えたことを特徴とする時分割多重空間
スイッチ。 - 【請求項3】 前記同期パターンは符号バイオレーショ
ンが与えられた符号である請求項2記載の時分割多重空
間スイッチ。 - 【請求項4】 前記同期パターンを付加する手段は、信
号フレームをブロック符号化する手段と、ブロック符号
化された符号に同期パターンがユニークとなるような符
号バイオレーションを与える手段とを含む請求項3記載
の時分割多重空間スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23819293A JPH0795632A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 時分割多重空間スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23819293A JPH0795632A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 時分割多重空間スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0795632A true JPH0795632A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17026531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23819293A Pending JPH0795632A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 時分割多重空間スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197133A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Univ Of Tokyo | 光パケットルータとそのルーティング方法 |
JP2007096676A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Fujitsu Ltd | ネットワーク構成装置およびネットワーク構成方法 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23819293A patent/JPH0795632A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197133A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Univ Of Tokyo | 光パケットルータとそのルーティング方法 |
JP2007096676A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Fujitsu Ltd | ネットワーク構成装置およびネットワーク構成方法 |
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