JPH079433B2 - 自動化学分析装置 - Google Patents

自動化学分析装置

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JPH079433B2
JPH079433B2 JP59101739A JP10173984A JPH079433B2 JP H079433 B2 JPH079433 B2 JP H079433B2 JP 59101739 A JP59101739 A JP 59101739A JP 10173984 A JP10173984 A JP 10173984A JP H079433 B2 JPH079433 B2 JP H079433B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は自動化学分析装置、特に臨床検査用の自動化学
分析装置に関するものである。
〔発明の技術的背景〕
近年、臨床検査における血液中の酸素成分の分析が病気
診断の重要な決め手となつている。
例えば、肝臓疾患の際、肝細胞より血液中に逸脱する酵
素、グルタル酸オキザロ酢酸トランスアミラーゼ(以下
「GOT」という),グルタン酸ピルビン酸トランスアミ
ラーゼ(以下「GPT」という),γ−グルタミルトラン
スペプチターゼ(以下「γ‐GTP」という)などの検査
を行ないその検査結果が診断の重要な情報となつてきて
いる。
国際臨床化学連合(IFCC)の勧告により、酵素の測定は
濃度よりも活性値を求めるのが正しいとされている。
酵素の活性値は一定の単位で表わされ、酵素−単位は至
適条件下で毎分1μmolの基質を変化させるために要す
る酵素量として定義されている。
酵素の活性値を測定する代表的なものとして、補酵素で
あるニコチンアミドアデニンヌクレオチド還元型(以下
「NADH2」という)を使う試薬系があり、その試薬と血
清を混合しNADH2の酸化による紫外域での光吸収の変化
を経時的にモニタし、活性値を求める紫外部反応速度法
(以下「レート法」という)が知られている。
ところで、血清中の酵素の活性値は極めて低く、例えば
GOTは健康人で10〜30IU/mlである(IUは国際単位)。
この活性値に相当するNADH2の340nmにおける吸光度変化
は約0.001〜0.003(AbS)であり、高精度の測定を行な
うときは1分間以上のモニタが必要となる。
この場合、1チヤンネルのデイスクリート方式の自動化
学分析装置を用いれば、1時間当り60検体しか処理でき
ない。
また、酵素の正確な活性値を測定するためには、反応状
態をモニタし反応が直接的に進行していることを確認す
る必要があり、少なくとも数分の観測時間が望ましい。
一方、近年臨床検査の検体数も項目数も増加しており、
多数の検体を短時間に処理することが要請されている。
〔背景技術の問題点〕
上述した要請に応えるべく多数の検体を多項目に亘つて
処理する装置が市販されている。
例えば多チヤンネルの反応ラインを持つた大型の自動化
学分析装置とか、1チヤンネルで多項目の処理する自動
分析装置である。
しかしながら、前者の場合、反応ライン毎に項目が固定
されており、しかも、反応液を反応容器から測光観測用
のセルに移して測定するようにしているため、測定精度
を向上しようとすれば必然的に観測時間が長くなり検体
の処理速度が制限される欠点がある。
その上、患者毎に検査項目が異なるため、反応ライン毎
に項目が固定されていると反応管に空ができる。
例えば最大24項目の検査ができる装置を考えると、実際
の患者1人当りの平均検査項目が12項目である場合、半
分の反応管が空となり、実際の処理能力は半分となると
いう欠点もある。
仮に、どの反応ラインでも任意の項目が測定できるよう
にすると、空の反応管が生じることなく次々と検体を処
理できる(この方式を「ランダムアクセス方式」と称す
る)ため、同じ大きさで実際には2倍の処理能力が可能
となる。
一方、後者の場合、上述した欠点は改良されている。即
ち、円周上に並べた反応管を回転させながら直接観測
し、さらに反応開始からその終了に至るまでの間一定周
期毎に反応管の観測を繰り返すようにしているため、1
箇毎の反応管の観測時間は短くて済み測定精度を犠牲に
せずに検体の処理速度を速くすることができる。
また、一反応ラインで多項目の測定が可能であるため、
ランダムアクセス方式が可能となり、空の反応管が生じ
ることがなく検体毎に項目選択しても処理能力が低下す
る欠点もない。
しかしながら、一反応ラインでは多数の検体を処理する
ことに自ずと制限があり、大量の検体を処理する場合円
周反応ラインのブロツクを何組かビルトインする必要が
あり、このため、大きなスペースが必要となる欠点があ
る。
また、後者の場合、反応管の観測と反応管の洗浄,乾燥
又は検体への試薬の分注を時系列的にシリーズで行なう
ため、処理能力の関係から洗浄,乾燥を充分に行なうこ
とができないのが通常である。
上述したランダムアクセス方式においては、1箇の反応
管で種々の項目の測定を行なうため、項目ごとの試薬の
干渉が起こり易く、従つて、反応管の充分な洗浄,乾燥
が要求される。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、小さな
スペースに収納できしかも高い測定精度を保持しつつラ
ンダムアクセス方式で検体の高速処理が可能な自動化学
分析装置を提供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するための本発明の概要は、複数の反応
管を収容した反応管カセット列により形成された反応ラ
インと、前記反応管に光束を照射し測光を行う測光部と
を備えた自動化学分析装置において、前記反応ライン
は、平行して隣接する第1,第2の反応ラインを有すると
ともに、この第1,第2の反応ラインは、反応管に対して
サンプリング,第1の試薬分注,洗浄・乾燥を行う洗浄
・乾燥部と反応管の反応測光を行いかつ第2試薬の分注
を行う反応部とに分割され、前記洗浄・乾燥部,反応部
に属する反応管カセットはそれぞれ独立に移動可能でか
つ1サイクル毎に前記両部間で1個の反応管カセットを
互いに相手側に移送し得るように構成され、前記反応部
における反応管カセットの移動経路に前記測光部の光路
を臨ませ、所定のサイクル毎に第1の試薬が分注された
特定の反応管カセットが少なくとも2回前記光路を横切
りかつ第2試薬分注位置の特定の反応管カセットはこの
間その位置に停止しているように構成されたことを特徴
とするものである。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図を参照して説明する。
同図において、1は適当な公知の手段により一定の温
度、例えば、37℃に保温されている恒温槽であり、本実
施例では恒温槽1の底部は金属製のヒートプレートによ
り形成している。
恒温槽1内には、複数の反応管2をそれぞれ収容した反
応管カセツトC−1〜C−4,C−5〜C-24,C-25〜C-28か
らなる反応管カセツト列が収容され、かつ、これらの各
反応管カセツトC−1〜C-28の底部が前記恒温槽1の底
部に接触して一定温度に保持されるようになつている。
前記反応管カセツトC-14のさらに下方には反応管カセツ
トC-15が配置され、その底部も他の反応管カセツトC−
1〜C-28と同様に恒温槽1の底部に接触するようになつ
ている。
尚、各反応管カセツトC−1〜C-28は熱伝導率の良い材
料で構成されればよく、その材料は金属材料に限定され
るものではない。
第1図において、前記反応管カセツトC−1の上部,反
応管カセツトC−4と反応管カセツトC−4と反応管カ
セツトC−5との間及び反応管カセツトC-23と反応管カ
セツトC-24との間にはそれぞれ空白部a,b,eが形成され
ている。
また、反応管カセツトC-16の下部には反応管カセツト2
箇分の空白部c,dが形成されている。
そして、空白部a,反応管カセツトC−1〜C−4,空白部
b及び反応管カセツトC−5〜C-15により第1の反応ラ
インRL1を、空白部c,d反応管カセツトC-16〜C-24,空白
部e及び反応管カセツトC-25〜C-28により第2の反応ラ
インRL2を形成し、各反応管カセツトC−1〜C-28は両
反応ラインRL1,RL2に沿い、かつ、その両端で互いに相
手方へ移行しつつ一方向(本実施例では右廻り)に周廻
できるようになつている。
また、前記空白部a,反応管カセツトC−1〜C−4,空白
部e及び反応管カセツトC-25〜C-28により両反応ライン
RL1,RL2に跨る洗浄・乾燥部Aを、空白部b,反応管カセ
ツトC−5〜C-15,空白部c,d及び反応管カセツトC-16〜
C-24により両反応ラインRL1,RL2に跨る反応部Bをそれ
ぞれ形成している。
そして、洗浄・乾燥部A、反応部Bに属する各反応管カ
セツトはそれぞれ独立に移行でき、反応部B内の反応管
カセツトC−5〜C-15,C-16〜C-24はこの反応部B内に
おいて反応ラインRL1,RL2を跨つて一方向(右廻り)に
周廻できるようになつている。
反応ラインRL1の一方の端部と前記空白部cとの間には
光源3,レンズ4,5及び分光器6からなる測光部7が設け
られ、この一方の端部から空白部cへ各反応管カセツト
C−1〜C-28が順次移行するときにこれらが測光部7の
光路を横切り、各反応管2に対する測光が行なわれる。
検体(例えば血清)のサンプリング、試薬の分注、反応
管の洗浄,乾燥を行なう装置は図示していないが、例え
ば、サンプリング,第1試薬の分注,第2試薬の分注,
反応管2の洗浄,乾燥はそれぞれ反応管カセツトC−2,
C−4,C-15,C-25〜C-28の位置で行なうものとする。
即ち、原則としてサンプリング,第1試薬の分注,洗
浄,乾燥は洗浄・乾燥部Aで、第2試薬の分注は反応部
Bの反応管カセツトC-15の位置で行なうものとする。
前記反応管カセツトC−4の位置を第1反応開始点P1
反応管カセツトC-15の位置を第2反応開始点P2とする。
前記洗浄・乾燥部Aの各反応管カセツトC−1〜C−4,
C-25〜C-28は、反応部Bの反応管カセツトC−5〜C-24
が測光のため移動している間は停止している。したがつ
て、測光と洗浄,乾燥,サンプリング及び試薬分注は並
行して行なわれる。
次に、上述のように形成された反応ラインにおける反応
管カセツトC−1〜C-28の動きを第2図乃至第8図に示
す動作説明図をも参照して説明する。反応部Bにおい
て、まず、第1の反応ラインRL1の一方の端部に位置す
る反応管カセツトC-14が第2の反応ラインRL2の空白部
cに、第2の反応ラインRL2の反応部Bの一方の端部に
位置する反応管カセツトC-24を第1の反応ラインRL1
空白部bにそれぞれ移行する。この移行後の状態を第3
図に示す。
このとき、反応管カセツトC-14内の反応管2が測光部7
の光路を横切り測光される。
次に、第3図に示すように反応部Bにおいて第1の反応
ラインRL1に属する反応管カセツトC-24,C−5〜C-13が
矢印X1方向に、第2の反応ラインRL2に属する反応管カ
セツトC-14,C-16〜C-23が矢印Y1方向にそれぞれ一ピツ
チ移行する。その時の反応管カセツト配列を第4図に示
す。
このような2ステツプの動作を、反応部Bにおける全て
の反応管カセツトC−5〜C-14,C-16〜C-24の数だけ繰
り返すと、これらの反応管カセツトC−5〜C-14,C-16
〜C-24は全て測光部7の光路を横切り、測光される。し
かし第2分注点R2の反応管カセツトC-15は測光されな
い。
すなわち、第2図で斜線を付して示す特定の反応管カセ
ツトC−5が一周し、元の位置に復帰するまで測光動作
が続けられる。
しかし、第2図でクロス斜線を付して示す特定の反応管
カセツトC-15は第2分注点に位置しているため、測光さ
れず当初の位置を維持している。従つて、第2試薬の分
注時間は充分に確保できる。
第5図は特定の反応管カセツトC−5が一周する直前の
各反応管カセツトC−5〜C-24の配列状態を示してい
る。
第2分注点に位置する特定の反応管カセツトC-15が第5
図に矢印Zを付して示すように空白部cまで単独で移行
する。この移行後の各反応管カセツトC−1〜C-28の配
列状態を第6図に示す。
次に、第1の反応ラインRL1の反応管カセツトC−5〜C
-14および第2の反応ラインRL2の反応管カセツトC-15〜
C-24がそれぞれ2ステツプ矢印の方に移動する。そのと
きの反応管カセツト配列を第7図に示す。
次に、反応部Bと洗浄・乾燥部Aとの間で反応管カセツ
トの入れ替えを行なう。
すなわち、反応部Bの反応管カセツトC-24が洗浄・乾燥
部Aへ、洗浄・乾燥部Aの反応管カセツトC−4が反応
部Bへそれぞれ移動する。このときの各反応管カセツト
C−1〜C-28の配列状態は第8図を経過し、第9図の状
態となる。
以上で1サイクルの動作が終了するが、1サイクルの間
に反応部Bに属する第2分注点に位置する反応管カセツ
トを除き各反応管カセツトは測光部7の光路を横切り、
しかもこれらは当初の位置より1ステツプ進行方向へ進
むことになる。
そして、1サイクルの終りには、反応が終了した反応管
カセツト1個(C-24)が洗浄・乾燥部Aへ抜けるととも
に新しい試料の入つた反応管カセツトC−4が反応部B
へ入つてくる。そして第2分注点P2には反応管セツトC-
14の位置の反応管カセツトが位置する。
次に、洗浄・乾燥部Aにおける各反応管カセツトの動き
を説明する。
洗浄・乾燥部Aの各反応管カセツトに対する洗浄,乾
燥、サンプリング、第1試薬の分注は反応部Bの各反応
管カセツトが測定されている間に並行して行なわれる。
そして、上述した1サイクルの終了時に洗浄・乾燥部A
の各反応管カセツトは1ステツプ進行方向に移行し、こ
のとき当初の反応管カセツトC-24の位置にある反応管カ
セツトが洗浄・乾燥部Aに入つてくる。
したがつて、反応管カセツトの洗浄,乾燥、サンプリン
グ、第1試薬の分注および第2試薬の分注に1サイクル
の殆んどの時間を使用でき、時間的に余裕がとれるた
め、ランダムアクセス方式による多数の項目の測定を行
なうことができる。
勿論、ランダムアクセス方式の場合は試薬分注ノズルを
移動し得るように構成しなければならない。
このように本実施例の反応ラインは1サイクルの間に反
応管2の十分な洗浄,乾燥が可能であるとともにランダ
ムな試薬分注の場合にも有利である。
以上の説明では、1サイクル毎に反応部Bの各反応管カ
セツトが全て測光部7の光路を横切る場合について説明
したが、これ以外の反応管カセツトの動作も可能であ
る。
例えば特定の反応管カセツトが、1サイクルで(半周+
1)ピツチ進行するようにすることもできる。すなわ
ち、2サイクルで光路を1回横切り、かつ、(1周+
2)ピツチ進行するようにすることもできる。
同様に測光回数の減少に拘らなければ(1/3周+1)ピ
ツチ、(1/3周プラス1)ピツチ等種々の進行ピツチを
設定できる。
一般に、nサイクル(n=1〜反応管カセツト数)で特
定の反応管カセツトが1回光路を横切るように構成する
ことも測光回数と反応時間に拘らなければ可能である。
逆に、1サイクルで複数回測光部の光路を横切るように
構成することも可能である。
但し、上述したnの値は任意ではなく、反応部Aの反応
管カセツトと1サイクルとして設定する反応管カセツト
のピツチ数との関係で、一定の制限が生じる。即ち、反
応管カセツトが洗浄・乾燥部Aから反応部Bに入つて来
た順序で、反応部Bから洗浄・乾燥部Aに出て行くこと
が必要である。今、反応部Bの反応管カセツト数を2nと
し、1サイクルのピツチ数をpとする。上記の条件をみ
たすためには新たに洗浄・乾燥部Aから反応部Bに入つ
て来た反応管カセツトは丁度2nサイクル目に洗浄・乾燥
部Aに出て行く必要があり、2nサイクル以前に出て行く
ような動作は許されない。
即ち、ピツチ数pの倍数p・m(m=1,2,3,2n-1)がカ
セツト数2nの倍数にならないようなピツチ数が上記の条
件を満すことになる。従つて、pは奇数でなければなら
ないし、nの約数であつてもならない。以上はp<2nの
場合であり、p>2n場合、即ち1サイクルで1回転以上
周廻するときは、ピツチ数pより回転数のピツチ数(2
n,4n,6n……)を減じたピツチ数p′に変換して、上記
の条件に適合するピツチ数を考えればよい。また反応部
Bでの反応管カセツトの滞留時間(最大反応時間)T
は、1サイクルの周期をtとすれば、2ntとなる。
第1図の実施例で考えると、2n=20であるから、許容さ
れる1サイクルのピツチpは1,3,7,9,11,13,15,17,19,2
1,23,25,27,29,31,33,35,37,39……である。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、反応部の反応管カセツト数を増加すれば最大反
応時間を長くとることができ、また、反応管カセツトの
ピツチ周期、反応管カセツトに収容する反応管の数や形
状、測光部の設定位置、試薬の反応管に対する分注位
置、反応部と洗浄・乾燥部との間の空白部のステツプ
数、反応管カセツトの移動順序などについて種々の設計
変更が可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、第2反応開始点すなわち
第2試薬分注位置の特定の反応管カセツトを一定の間隔
で測定できるため高精度の測定が可能な自動化学分析装
置を提供することができる。
さらに、反応部における測光は反応管カセツトの移動中
に行なわれるため高速処理が可能となるとももに、反応
部における測光と洗浄・乾燥部における洗浄,乾燥およ
び試薬の分注とを独立にかつ並行して行なうものである
ため、反応管の洗浄,乾燥を十分に行なうことができ、
しかも試薬分注に充分な時間を当てることができるため
ランダムアクセス方式に好適な自動化学分析装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における反応ラインの説明図、
第2図乃至第9図はそれぞれ第1図に示す反応ラインの
動作説明図である。 1……反応槽、2……反応管、7……測光部、C−1〜
C-27,C-100……反応管カセツト、RL1……第1の反応ラ
イン、RL2……第2の反応ライン、A……洗浄・乾燥
部、B……反応部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の反応管を収容した反応管カセット列
    により形成された反応ラインと、前記反応管に光束を照
    射し測光を行う測光部とを備えた自動化学分析装置にお
    いて、 前記反応ラインは、平行して隣接する第1,第2の反応ラ
    インを有するとともに、この第1,第2の反応ラインは、
    反応管に対してサンプリング,第1の試薬分注,洗浄・
    乾燥を行う洗浄・乾燥部と反応管の反応測光を行いかつ
    第2試薬の分注を行う反応部とに分割され、前記洗浄・
    乾燥部,反応部に属する反応管カセットはそれぞれ独立
    に移動可能でかつ1サイクル毎に前記両部間で1個の反
    応管カセットを互いに相手側に移送し得るように構成さ
    れ、前記反応部における反応管カセットの移動経路に前
    記測光部の光路を臨ませ、所定のサイクル毎に第1の試
    薬が分注された特定の反応管カセットが少なくとも2回
    前記光路を横切りかつ第2試薬分注位置の特定の反応管
    カセットはこの間その位置に停止しているように構成さ
    れたことを特徴とする自動化学分析装置。
  2. 【請求項2】前記反応部の反応管カセット数を2nとした
    とき、1サイクルのピッチ数Pを奇数でしかもnの約数
    または倍数にならないような数として反応管カセットを
    1ピッチづつ順次移送することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の自動化学分析装置。
JP59101739A 1984-05-22 1984-05-22 自動化学分析装置 Expired - Lifetime JPH079433B2 (ja)

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