JPH0794318B2 - 巻上兼牽引装置における過負荷防止装置 - Google Patents

巻上兼牽引装置における過負荷防止装置

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JPH0794318B2
JPH0794318B2 JP22496693A JP22496693A JPH0794318B2 JP H0794318 B2 JPH0794318 B2 JP H0794318B2 JP 22496693 A JP22496693 A JP 22496693A JP 22496693 A JP22496693 A JP 22496693A JP H0794318 B2 JPH0794318 B2 JP H0794318B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻上兼牽引装置におけ
る過負荷を防止するための過負荷防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の巻上兼牽引装置の過負荷防止装置
は、切換歯車から成る作動部材の個所に、一対の摩擦板
を介在させ、皿バネ等で圧力を加える構造とされてい
る。例えば、特公平4−57591号が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の巻上兼牽引
装置の過負荷防止装置は、伝達トルクを発生させる個所
に摩擦板が採用されているため、摩擦板にオイル等が浸
入した場合、伝達トルクが極端に低下し、規定荷重以内
の負荷を巻上げ出来ないという問題がある。
【0004】また、摩擦板、皿バネ、受板等を組付ける
ため、コスト高を招来するばかりか、過負荷防止機構の
軸方向長さが全体として大きくなり、巻上兼牽引装置の
重心バランスが崩れ、吊下使用時の傾きが大きくなり、
製品化が困難であり等々の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決した巻上兼牽引装置の過負荷防止装置を提供するも
のであり、その第一の手段として構成したところは、減
速歯車群を介してロードシーブを駆動するピニオンシャ
フトと、ブレーキ部を介してピニオンシャフトに連結自
在なラチェットホイールと、前記ブレーキ部を作動せし
める第一作動部材と、該第一作動部材に手動駆動手段か
らの駆動力を伝達する第二作動部材とを備えた巻上兼牽
引装置において、前記第一作動部材に対して第二作動部
材を巻上方向には回転自在且つ巻下方向にはロック自在
とする一方向クラッチ手段を具備せしめ、前記第一作動
部材と第二作動部材との間にトルク伝達用のリング構成
体を介装し、該リング構成体は、相互にテーパ面を介し
て対接されたインナーリングとアウターリングとから成
り、前記テーパ面が圧接される方向に向けてインナーリ
ング及び/又はアウターリングを軸方向に押圧する伝達
トルク調整用の押圧部材を設けて成る点にある。
【0006】また、本発明が第二の手段として構成した
ところは、前記第一の手段に加えて、押圧部材が第一作
動部材に進退自在に螺合され、該押圧部材を螺進するこ
とによりインナーリング及び/又はアウターリングを軸
方向に押圧するように構成されて成る点にある。
【0007】更に、本発明が第三の手段として構成した
ところは、前記第二の手段に加えて、押圧部材と、該押
圧部材が螺合された第一作動部材とを、相対回動不能に
固定する弛緩防止手段を設けて成る点にある。
【0008】本発明によれば、過負荷状態での巻上や牽
引が行われようとしたときは、第一作動部材と第二作動
部材の間に嵌合されたインナーリングの内周面と、第一
作動部材の小円筒部の外周面との間において、スリップ
が発生するので、過負荷状態での巻上及び牽引が防止さ
れ、安全を期することができる。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明の実施例を詳述
する。
【0010】図1ないし図9は、本発明の過負荷防止装
置をレバー式牽引巻上機に適用した第1実施例を示して
いる。図1にレバー式牽引巻上機の全体を示し、図2に
その要部を拡大して示すように、ピニオンシャフト1の
一端には、ピニオン2が一体的に設けられている。
【0011】ピニオンシャフト1にはロードシーブ3が
回転自在に外挿され、該ロードシーブ3の両端は、メタ
ル4、4を介して、対向配置された一対のフレーム5、
5に軸支されている。
【0012】ロードシーブ3にはギヤ6が固着されてお
り、該ギヤ6は、減速歯車群7を介して、前記ピニオン
2に常時連動連結されている。
【0013】一方のフレーム5にはギヤケース8が固着
されており、フレーム5の一方側に設けられた減速歯車
群7を含む機構の全体を包囲する。また、他方のフレー
ム5にはブレーキカバー9が固着されており、フレーム
5の他方側に設けられたブレーキ部10の全体を包囲す
る。
【0014】前記フレーム5、5の上部には上フック1
1が配置され、横軸12回りに揺動自在且つ縦軸13回
りに回動自在に取付けられている。
【0015】前記ロードシーブ3にはロードチェーン1
4が懸架されており、該ロードチェーン14の下端に下
フック(図示せず)を有し、負荷を掛けられる。
【0016】前記ブレーキ部10において、ピニオンシ
ャフト1にはハブ15がセレーション16を介して相対
回動不能に嵌合されている。また、ピニオンシャフト1
に設けたブレーキネジ17に第一作動部材18が螺合さ
れ、該第一作動部材18は前記ハブ15に対向する。
【0017】前記第一作動部材18は、ブレーキネジ1
7に沿って延びる小円筒部19を備えており、該小円筒
部19の外周に第二作動部材20を嵌合している。
【0018】 第二作動部材20の内周には、図4に示
すように、ローラー21を収容する複数の凹部22が設
けられ、該凹部22の凹面は、巻下方向DNに向かう面
をなだらかに傾斜する斜面23に形成し、巻上方向UP
に向かう面をローラー21を抱持する円弧面に形成して
いる。従って、第二作動部材20は、巻上方向UPには
回転可能であるが、巻下方向DNには回転不能である。
即ち、巻下方向DNに回転しようとすると、第一作動部
材18と第二作動部材20との間でローラー21が斜面
23に咬込んで回転を阻止するように構成され、一方向
クラッチ手段を構成している。
【0019】第一作動部材18の小円筒部19と、第二
作動部材20との間には、インナーリング24とアウタ
ーリング25とから成るリング構成体26が介装されて
いる。インナーリング24の外周面とアウターリング2
5の内周面は、ピニオンシャフト1の軸端に向けて次第
に小径ならしめられたテーパ面に形成され、両テーパ面
を相互に楔状に噛み合うように嵌合している。伝達トル
ク調整用の押圧部材27が第一作動部材18のスリーブ
28に進退自在に螺合されており、該押圧部材27によ
りアウターリング25をインナーリング24に圧接する
方向、即ち、図3の矢印A方向に押圧する。
【0020】従って、押圧部材27により図3の矢印A
方向に圧力を加えると、インナーリング24とアウター
リング25には、矢印P1、P2の方向に面圧が発生
し、第一作動部材18と第二作動部材20は、押圧部材
27の締付力に比例した伝達トルクで連結される。
【0021】このようにして第一作動部材18と第二作
動部材20との伝達トルク調整が終わると、押圧部材2
7が緩まないように、押圧部材27と第一作動部材18
の螺合個所に穴加工を施し、押圧部材27の回り止めと
なるスプリングピン29(図2)をセットする。
【0022】このため、前記設定トルク以上の過負荷が
作用すると、第一作動部材18における小円筒部19の
外周面と、インナーリング24の内周面との間におい
て、滑り軸受とするようにスリップが発生し、過負荷の
伝達が防止される。
【0023】 尚、インナーリング24とアウターリン
グ25の挿入方向を図2及び図3に示す方向と逆方向に
組合わせ、即ち、インナーリング24とアウターリング
25の対接されたテーパ面をピニオンシャフト1の軸端
に向けて次第に大径になる方向に配置し、押圧部材27
の圧力をインナーリング24に与えるようにしても機能
的には同じである。また、押圧部材27の締付力によっ
て、第一作動部材18と第二作動部材20は接触する
が、接触面を小さくして摩擦抵抗を少なくしている。摩
擦抵抗が大きく発生し、機能的に支障をきたす場合は、
第一作動部材18と第二作動部材20の間に、片面に合
金含浸被着面からなる摩擦抵抗を極端に少なくしたスラ
ストワッシャ64を組入れても良い。
【0024】ピニオンシャフト1の軸端近傍には、早回
し用グリップ30が回動自在且つ軸方向移動自在に外嵌
されている。ピニオンシャフト1の軸端には、係止部材
31が回動自在に外嵌されており、該係止部材31とピ
ニオンシャフト1との間には、ゼンマイから成る弾性抵
抗部材32が介装されている。ピニオンシャフト1は前
記係止部材31を越えて延びる螺杆を延設し、該螺杆に
ナット33を螺着することにより係止部材31の抜止め
手段を構成する。第一作動部材18と早回し用グリップ
30との間にはスプリング34が圧縮状態で介装され、
これにより早回し用グリップ30は、常時、係止部材3
1に押し付けられている。
【0025】前記弾性抵抗部材32は、図5に示すよう
に、薄板バネ鋼のゼンマイから成り、内周突起35と外
周突起36を有し、図6及び図7に示すように、捻じり
弾発力を蓄積せしめた状態で、内周突起35をピニオン
シャフト1の係止溝37に係止すると共に、外周突起3
6を係止部材31の係止溝38に係止している。
【0026】図2及び図7に示すように、係止部材31
と早回し用グリップ30とは、周方向に間隔をおいて設
けられた複数の溝39と突起40の相互係合を介して連
動連結されている。
【0027】図2及び図8に示すように、第一作動部材
18のスリーブ28に螺合固定された押圧部材27と早
回し用グリップ30は、押圧部材27の係止溝41に早
回し用グリップ30の係止突起42を係合することによ
り、周方向に連動連結されている。
【0028】図2に示すように、ピニオンシャフト1に
回動不能に嵌合されたハブ15の小円筒部43には、ラ
チェットホイール44並びに一対のブレーキライニング
45が外挿され、第一作動部材18と共に、ブレーキ部
10を構成する。前記ラチェットホイール44の上下に
配置してフレーム5にピン46、46が植設され、該ピ
ンに軸支された制動用爪47、47が、係合用スプリン
グ48により付勢された状態でラチェットホイール44
に噛合せしめられている。
【0029】図2に示すように、押圧部材27と早回し
用グリップ30との間には、ブレーキ作動状態で間隙θ
が形成される。図2及び図9に示すように、第二作動部
材20の外周には切換歯車部49が設けられており、該
切換歯車部49に対して、切換爪金具50の正転用爪片
50Aと逆転用爪片50Bが選択的に係合自在である。
この切換爪金具50は、把手51の軸部52に対して、
スプリングピン53により固定され、該軸部52はレバ
ー54に軸支されている。レバー54には、前記切換爪
金具50を保持する保持シャフト55が設けられ、該保
持シャフト55は、スプリング56を介して切換爪金具
50に圧接され、把手51により回動される切換爪金具
50の正転位置、逆転位置、中立位置を規定し保持す
る。これにより、レバー54は、巻上兼牽引装置におけ
る手動駆動手段を構成する。
【0030】無負荷状態において、弾性抵抗部材32
は、図6(A)に示す組込み前の状態から、図6(B)
に示す組込み後の状態のように、捻じれを加えられ弾力
を蓄積した状態で、ピニオンシャフト1と係止部材31
の間に介装されており、ピニオンシャフト1に対して係
止部材31を図7の矢印方向に回動付勢している。係止
部材31の外周に設けた複数の溝39が早回し用グリッ
プ30の突起40に係合しており、更に、早回し用グリ
ップ30の係止突起42が押圧部材27の係止溝41に
係合しているため、その結果、押圧部材27は、図8に
示す矢印方向に常時回動付勢され、ブレーキ部の締付け
を防止し、ブレーキを解放しているので、無負荷状態に
おける負荷側ロードチェーン14A、又は無負荷側ロー
ドチェーン14Bを迅速に引張ってロードチェーン14
を伸長、短縮する遊転操作が可能である。
【0031】図10は、第2実施例を示しており、本発
明の過負荷防止装置をチェーンブロックに組込んだ構成
を示している。手鎖57で回転されるハンドホイール5
8の内周と、作動部材59の小円筒部60の外周に、上
記第1実施例と同様のインナーリング61とアウターリ
ング62を嵌合し、伝達トルク調整用の押圧部材63で
アウターリング62に圧力を加えることにより、設定ト
ルク以上の過負荷が作用したとき、インナーリング61
の内周面と作動部材59の小円筒部60の外周面との間
において、滑り軸受となるスリップを発生せしめ、過負
荷を防止するように構成している。
【0032】従って、この実施例では、前記ハンドホイ
ール58が上記第1実施例における手動駆動手段と第二
作動部材を兼ねており、前記作動部材59が上記第1実
施例における第一作動部材に相当する。
【0033】尚、本発明が上記実施例に限定されないこ
とは勿論であり、特許請求の範囲に記載の構成に基づき
種々の設計変更が可能である。例えば、前述したピニオ
ンシャフト1とロードシーブ3との間の伝達機構及び遊
転装置は、上記実施例以外の構成を採用しても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、第一作動部材18と第
二作動部材20の間に嵌合されたインナーリング24及
びアウターリング25の一方に、押圧部材27による圧
力を加えることにより、両リング24、25を楔摩擦力
で連結すると共に、両リング24、25からの内外径方
向の面圧P1、P2を作用せしめることにより、第一作
動部材18と第二作動部材20を連結せしめることがで
き、このため、押圧部材27のスラスト方向の圧力を変
化させるだけで、伝達トルクを設定できるという効果が
ある。
【0035】そして、過負荷状態での巻上げや牽引が行
われようとしたとき、即ち、過負荷に相当する外力がレ
バー54に作用し、設定トルク以上の外力が作用する
と、インナーリング24の内周面と第一作動部材18の
外周面との間において、スリップを生ぜしめるので、過
負荷状態での巻上又は牽引を好適に防止できる。
【0036】ところで、従来のような伝達トルク発生個
所に摩擦板を採用したものでは、摩擦板にオイル等が浸
入すると伝達トルクを極端に低下せしめてしまう欠点が
あるのに対して、本発明によれば、インナーリング24
及びアウターリング25を熱処理した金属製のものとす
ることにより、オイル等の浸入によっても伝達トルクを
変化しないという利点がある。
【0037】更に、前記の摩擦板方式では、圧力を加え
るための皿バネや受板等を必要とし、コスト高を招来す
るばかりか、駆動部の軸方向長さが全体として長大化
し、巻上兼牽引装置の重心バランスを崩し、傾きが大き
くなる等の問題が見られるのに対して、本発明によれ
ば、部品点数が少なく、簡単な小部品により実施できる
ため低コストであり、しかも、過負荷防止装置の有無に
より装置全体の軸長はほとんど変化しないため、コンパ
クトである等々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るレバー式牽引巻上機
を示す縦断面図である。
【図2】レバー式牽引巻上機における過負荷防止装置の
1実施例を示す拡大断面図である。
【図3】インナーリングとアウターリングと押圧部材の
組立状態における作用を示す説明図である。
【図4】図2のX線に沿う断面であり、巻上方向には回
転するが巻下方向には固定される作用を示す断面図であ
る。
【図5】弾性抵抗部材を示し、(A)は正面図、(B)
は側面図である。
【図6】弾性抵抗部材を示し、(A)は組込み前の状態
を示す正面図、(B)は組込み後の状態を示す正面図で
ある。
【図7】図2のZ線に沿う断面であり、係止部材、ピニ
オンシャフト、弾性抵抗部材、早回し用グリップの係合
状態を示す断面図である。
【図8】図2のY線に沿う断面であり、押圧部材と早回
し用グリップとの係合状態を示す断面図である。
【図9】図2のB矢視であり、切換爪金具の作用を示す
説明図である。
【図10】本発明の第2実施例に係るチェーンブロック
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ピニオンシャフト 3 ロードシーブ 10 ブレーキ部 14 ロードチェーン 18 第一作動部材 19 第一作動部材の小円筒部 20 第二作動部材 21 ローラー(一方向クラッチ) 22 凹部(一方向クラッチ) 24 インナーリング 25 アウターリング 26 リング構成体 27 押圧部材 28 第一作動部材のスリーブ 29 スプリングピン 30 早回し用グリップ 31 係止部材 32 弾性抵抗部材 49 切換歯車部 50 切換爪金具 51 把手 54 レバー(手動駆動手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減速歯車群を介してロードシーブを駆動
    するピニオンシャフトと、ブレーキ部を介してピニオン
    シャフトに連結自在なラチェットホイールと、前記ブレ
    ーキ部を作動せしめる第一作動部材と、該第一作動部材
    に手動駆動手段からの駆動力を伝達する第二作動部材と
    を備えた巻上兼牽引装置において、前記第一作動部材に
    対して第二作動部材を巻上方向には回転自在且つ巻下方
    向にはロック自在とする一方向クラッチ手段を具備せし
    め、前記第一作動部材と第二作動部材との間にトルク伝
    達用のリング構成体を介装し、該リング構成体は、相互
    にテーパ面を介して対接されたインナーリングとアウタ
    ーリングとから成り、前記テーパ面が圧接される方向に
    向けてインナーリング及び/又はアウターリングを軸方
    向に押圧する伝達トルク調整用の押圧部材を設けて成る
    ことを特徴とする巻上兼牽引装置における過負荷防止装
    置。
  2. 【請求項2】 押圧部材が第一作動部材に進退自在に螺
    合され、該押圧部材を螺進することによりインナーリン
    グ及び/又はアウターリングを軸方向に押圧するように
    構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の巻上
    兼牽引装置における過負荷防止装置。
  3. 【請求項3】 押圧部材と、該押圧部材が螺合された第
    一作動部材とを、相対回動不能に固定する弛緩防止手段
    を設けて成ることを特徴とする請求項2に記載の巻上兼
    牽引装置における過負荷防止装置。
JP22496693A 1993-07-22 1993-07-22 巻上兼牽引装置における過負荷防止装置 Expired - Lifetime JPH0794318B2 (ja)

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