JPH0794003A - リモートコントロール式スポットライト - Google Patents

リモートコントロール式スポットライト

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JPH0794003A
JPH0794003A JP5239458A JP23945893A JPH0794003A JP H0794003 A JPH0794003 A JP H0794003A JP 5239458 A JP5239458 A JP 5239458A JP 23945893 A JP23945893 A JP 23945893A JP H0794003 A JPH0794003 A JP H0794003A
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JP
Japan
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spotlight
case
block
drive block
remote control
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Withdrawn
Application number
JP5239458A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanaka
弘行 田中
Minoru Yoshida
稔 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5239458A priority Critical patent/JPH0794003A/ja
Publication of JPH0794003A publication Critical patent/JPH0794003A/ja
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スポットライトケースのチルト及びパン方向
の駆動並びに照明灯のフォーカス駆動に必要な各機器の
脱着や照明灯の交換等のメンテナンス作業を容易化す
る。 【構成】 スポットライトケース1のチルト動作とパン
動作を行わせるためのチルト駆動用ブロック5、パン駆
動用ブロック4、及び照明灯3を前後動させるためのフ
ォーカス駆動用ブロック2が一体化され、しかもスポッ
トライトケース1には、これら三者のブロックのうち少
なくともフォーカス駆動用ブロック2をスポットライト
ケース1内に出し入れ可能とする開口部11が設けら
れ、前記フォーカス駆動用ブロック2は、スポットライ
トケース1内に収容されたときに、スポットライトケー
ス1の外面側に配置される取付手段8によりスポットラ
イトケース1に対して着脱自在に取付けできるように構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のスタジオ、劇
場、ホール等での使用に好適なリモートコントロール式
スポットライトの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリモートコントロール式
スポットライトとしては、例えば図8に示すようなもの
が存在する。この従来のものは、スポットライトケース
1eの内部に、照明灯3を往復移動させるためのフォー
カス駆動用ブロック2eを設けると共に、スポットライ
トケース1eの外側に配置されるアーム75には、チル
ト駆動用ブロック5e及びパン駆動用ブロック4eを各
々個別に取付けたものである。かかる構造では、チルト
駆動用ブロック5eのチルト駆動軸50eを矢印aに示
すように鉛直方向に沿って回転させると、図9に示すよ
うにスポットライトケース1eをそれと同方向に回動
(チルト回動)可能である。また、土台6eに連結され
たパン駆動用ブロック4のパン駆動軸4eを矢印b方向
に回転させると、それと同方向に沿ってスポットライト
ケース1eをアーム75ごと回動(パン回動)可能であ
る。更に、照明灯3については、図10に示すように、
フォーカス駆動用ブロック2eによってレンズRに対面
させた状態で矢印cの前後方向に沿って移動調整自在で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
フォーカス駆動用ブロック2eがスポットライトケース
1e内に取付けられている一方で、パン駆動用ブロック
4eやチルト駆動用ブロック5eはスポットライトケー
ス1eの外部に配置されるアーム75に対して各々個別
に取付けられている。従って、これらの各駆動用ブロッ
クのメンテナンスを行うには、これら三者の各駆動用ブ
ロックを個別に取り外す必要があり、その作業が非常に
面倒となっていた。また、従来では、照明灯3(電球)
の交換に際しても、レンズRをスポットライトケース1
eの前面位置から取り外した後に、その前面開口部の位
置からスポットライトケース1e内に手を入れる必要が
あり、かかる照明灯3の交換作業も容易ではなかった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、スポットライトケースのチルト及びパン方向の駆動
並びに照明灯のフォーカス駆動に必要な各機器の脱着や
照明灯の交換等のメンテナンス作業の容易化を図ること
を、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係るリモートコ
ントロール式スポットライトは、スポットライトケース
のチルト動作とパン動作を行わせるためのチルト駆動用
ブロックとパン駆動用ブロックとが相互に連結されてい
ると共に、このパン駆動用ブロックには、照明灯を前後
水平方向に移動させるためのフォーカス駆動用ブロック
が連結されて、これら三者のブロックが一体化され、し
かもスポットライトケースには、これら三者のブロック
のうち少なくともフォーカス駆動用ブロックをスポット
ライトケース内に出し入れ可能とする開口部が設けら
れ、前記フォーカス駆動用ブロックは、スポットライト
ケース内に収容されたときに、スポットライトケースの
外面側に配置される取付手段によりスポットライトケー
スに対して着脱自在に取付けできるように構成されてい
る。
【0006】請求項2に記載の本発明に係るリモートコ
ントロール式スポットライトは、上記請求項1の構成に
おいて、前記フォーカス駆動用ブロック、パン駆動用ブ
ロック、及びチルト駆動用ブロックの各ブロックのうち
少なくともスポットライトケース内に収容されているブ
ロックと照明灯との相互間には、照明灯から輻射される
熱を遮断するための遮熱板が設けられている。
【0007】請求項3に記載の本発明に係るリモートコ
ントロール式スポットライトは、上記請求項2の構成に
おいて、前記遮熱板は、スポットライトケースの開口部
と照明灯との相互間を遮断するように配されていると共
に、この遮熱板よりも照明灯が位置する側のスポットラ
イトケースの壁部には、放熱用ルーバーが設けられてい
る。
【0008】請求項4に記載の本発明に係るリモートコ
ントロール式スポットライトは、上記請求項2又は3の
構成において、前記照明灯の後方には、この照明灯から
後方側へ投光される光をレンズが配置された前方側へ反
射させるための遮光板が設けられている。
【0009】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係るリモートコントロール式スポットライトでは、チ
ルト駆動用ブロック、パン駆動用ブロック、及びフォー
カス駆動用ブロックの計三つのブロックが一体化され、
これらのうちのフォーカス駆動用ブロックがスポットラ
イトケースに取付けられた状態であるから、これらの取
り外しに際しては、フォーカス駆動用ブロックとスポッ
トライトケースとの取付け状態を解除して、これら三つ
のブロックをスポットライトケースの開口部から同時に
取り出すことができる。個々に取付けられた三つのブロ
ックを一つずつ別々にスポットライトケースから取り外
す如き面倒な作業を行う必要はない。
【0010】また、フォーカス駆動用ブロックをスポッ
トライトケースから取り外す際には、スポットライトケ
ースの外面側に配置された取付手段を操作してその取付
状態を解除させることができるので、スポットライトケ
ース内に手を入れる必要もない。更に、このようにして
三つのブロックをスポットライトケースから取り出せ
ば、フォーカス駆動用ブロックに取付けられる照明灯の
交換も容易に行うことができる。尚、上記三つのブロッ
クの取付けに際しても、上記取り外しの場合と同様にス
ポットライトケース内に手を入れることなく容易に行う
ことができる。
【0011】請求項2に記載の本発明に係るリモートコ
ントロール式スポットライトでは、照明灯から輻射され
る熱が遮熱板によって遮断されることにより、スポット
ライトケース内に収容されているフォーカス駆動用ブロ
ック等が不当に過熱状態となることが防止できる。
【0012】請求項3に記載の本発明に係るリモートコ
ントロール式スポットライトでは、スポットライトケー
スの開口部と照明灯との相互間が遮熱板で遮断されてい
ることにより、照明灯の光がスポットライトケースの開
口部から不当に洩れることも防止される。一方、照明灯
から発生される熱は、放熱用ルーバーから外部に発散さ
れるから、スポットライトケースの開口部が遮熱板によ
って閉塞されていることに原因してスポットライトケー
ス内が過熱状態となることもない。
【0013】請求項4に記載の本発明に係るリモートコ
ントロール式スポットライトでは、照明灯の後方に設け
られた遮光板により、照明灯から後方側へ投光される光
がレンズ側の前方側へ反射されるから、照明灯の照度を
明るくできる他、この照明灯から輻射される熱がフォー
カス駆動用ブロック等へ輻射されることを一層徹底して
防止できることとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 〔第1実施例〕図1乃至図3は、本発明に係るリモート
コントロール式スポットライトの一例を示し、図1は図
3のX−X線断面図、図2は図3のY−Y線断面図、図
3は外観斜視図である。図1に示すように、このリモー
トコントロール式スポットライトは、前面部にレンズR
を装着したスポットライトケース1、このスポットライ
トケース1内に収容されたフォーカス駆動ブロック2、
照明灯3、パン駆動用ブロック4、チルト駆動用ブロッ
ク5、このチルト駆動用ブロック5が連結されたスポッ
トライトケース用の支持手段としての土台6及び一対の
アーム7a、7bを具備している。
【0015】上記のうち、スポットライトケース1は、
図4に示すように、前面部にレンズRの装着するための
開口窓10を有する他、その上面部には開口部11が形
成されている。この開口部11は、フォーカス駆動用ブ
ロック2やその他のブロック4、5をスポットライトケ
ース1内に出し入れ可能とすべく少なくともその横幅L
2×縦幅L4が、上記三つのブロック2、4、5のうち
の最大寸法(例えばフォーカス駆動用ブロック2の横幅
L1×縦幅L3)よりも大きな寸法に設定されている。
【0016】フォーカス駆動ブロック2は、その上面に
スポットライトケース1の前後水平方向(矢印d方向)
に沿って往復動自在なフォーカス駆動軸20を具備する
もので、このフォーカス駆動軸20には照明灯3のホル
ダー30が取付けられている。これにより、照明灯30
の前後方向の位置調整が自在である。このフォーカス駆
動用ブロック2の底面部には、下向状に突設された軸部
8aの先端に長細状の係止片8bを連接した係止具8が
設けられている。この係止具8は、本発明に係る取付手
段に相当するもので、その係止片8bの縦・横幅(S
1’×S2’)は、スポットライトケース1の底面部1
aに開設された細長状の孔部12の寸法(S1×S2)
よりも僅かに小さく設定されている。これにより、この
係止具8は、係止片8bの長手方向をスポットライトケ
ース1の孔部12の長手方向に一致させたときには、孔
部12に対して挿脱自在である。但し、この係止具8を
孔部12に挿通させた状態において、係止片8bをその
長手方向が孔部12の長手方向と一致しない状態に回転
させたときには、この係止片8bがスポットライトケー
ス1の底面部1aに係止され、フォーカス駆動用ブロッ
ク2をスポットライトケース1に対して固定させて取付
けできるように構成されている。
【0017】パン駆動用ブロック4は、その上面側に水
平方向(矢印e方向)に回転自在なパン駆動軸40を具
備するものであるが、このパン駆動用ブロック4の底面
部に設けられた凹状部41には、フォーカス駆動用ブロ
ック2の後部側上面に突設された凸部21が嵌合されて
止着され、これら両者2、4の連結が図られている。ま
た、このパン駆動用ブロック4のパン駆動軸40は、そ
の回転動作によってチルト駆動用ブロック5を水平方向
に回転動作可能とすべくチルト駆動用ブロック5の底部
に設けられた凹部51に嵌合して連結され、これら両ブ
ロック4、5も一体化されている。これにより、結局、
フォーカス駆動用ブロック2、パン駆動用ブロック4、
及びチルト駆動用ブロック5の三者は一体化されてい
る。
【0018】チルト駆動用ブロック5は、鉛直方向(矢
印f方向)に回転自在な水平状態のチルト駆動軸50を
備えたもので、このチルト駆動軸50の左右両端部は、
図2に示すように土台6の下片部6aに連結された一対
のアーム7a、7bの孔部70、70に各々嵌入されて
止着されている。かかる構造により、チルト駆動軸50
が駆動回転されると、アーム7a、7b及び土台6がチ
ルト駆動用ブロック5に相対して鉛直方向に回動され
る。
【0019】上記のうち、フォーカス駆動用ブロック
2、パン駆動用ブロック4、及びチルト駆動用ブロック
5の各内部には、遠隔操作によって駆動回転されるモー
タや、このモータの駆動力でフォーカス駆動軸20を水
平駆動し、或いはパン駆動軸40やチルト駆動軸50を
駆動回転させるための駆動機構が内蔵されている。
【0020】次に、上記構成のリモートコントロール式
スポットライトの作用について説明する。先ず、チルト
駆動用ブロック5のチルト駆動軸50を駆動回転させる
と、図1の一点鎖線に示すように、アーム7a、7b及
び土台6がチルト駆動軸50を中心として矢印f方向に
沿って回動する。従って、実際の使用に際して土台6を
所望の位置に固定させてスポットライトケース1を吊り
下げた状態にあっては、チルト駆動軸50の回転動作に
よって、チルト駆動用ブロック5が回動することは勿論
のこと、このチルト駆動用ブロック5に一体化されたパ
ン駆動用ブロック4及びフォーカス駆動用ブロック2も
チルト駆動軸50を回転中心として回動する。従って、
このフォーカス駆動用ブロック2が固定されたスポット
ライトケース1全体がチルト動作を行うこととなる。
【0021】また、パン駆動用ブロック4のパン駆動軸
40を矢印e方向の水平方向に駆動回転させると、これ
によりチルト駆動用ブロック5がパン駆動軸40を中心
として水平方向に回転するが、実際の使用に際して土台
6を固定させた状態では、チルト駆動用ブロック5は回
転せず、これに相対してパン駆動用ブロック4が水平方
向に回転し、またこれに伴ってフォーカス駆動用ブロッ
ク2も同様に回転する。そして、このフォーカス駆動用
ブロック2が固定されたスポットライトケース1も回転
し、スポットライトケース1全体がパン動作を行うこと
となる。従って、上記したリモートコントロール式スポ
ットライトでは、スポットライトケース1のチルト及び
パン動作が適切に行え、スポットライトの照射位置を遠
隔操作で任意に変更できる。更に、照明灯3のフォーカ
ス制御は、フォーカス駆動用ブロック2のフォーカス駆
動軸20を矢印d方向に前後動させることにより実行で
き、やはりこの制御も遠隔操作が可能である。
【0022】次に、上記したリモートコントロール式ス
ポットライトのメンテナンスを行う場合には、スポット
ライトケース1の底面部1aよりも下方に突出した係止
具8の係止片8bを手で回転させて、この係止片8bの
長手方向を孔部12の長手方向と一致させればよい。こ
れにより、スポットライトケース1に対する係止具8の
係止状態を解除できる。また、フォーカス駆動用ブロッ
ク2にはパン駆動用ブロック4及びチルト駆動用ブロッ
ク5が順次連結され、これら三者は一体化されているか
ら、上記係止具8の係止状態を解除した状態では、これ
ら三者を開口部11からスポットライトケース1の外部
へ同時に抜き取ることができる。従って、各駆動用ブロ
ック2、4、5を一つずつ個々に取り外すような必要は
なく、またその取り外しに際しては、スポットライトケ
ース1内へ手を差し込むような必要もない。更に、上記
のようにしてフォーカス駆動用ブロック2を取り外せ
は、この駆動用ブロック2に取付けられている照明灯3
の交換が行え、レンズRを取り外す必要もない。
【0023】尚、取り外した各駆動用ブロック2、4、
5をスポットライトケース1内に再度組み込む作業も、
上記取り外しの場合と同様に、スポットライトケース1
内へ手を差し込むことなく、係止具8を利用して容易に
行うことが可能である。また、上記したリモートコント
ロール式スポットライトの構造では、各駆動用ブロック
2、4、5が一体的に連結されているから、これらの各
駆動用ブロックの全体を嵩張らない状態に組み合わせる
ことができる。そして、これらの駆動用ブロック2、
4、5は、照明灯3の移動に支障を生じないようにスポ
ットライトケース1内に収容されているから、スポット
ライトケース1の外側にパン駆動用ブロックやチルト駆
動用ブロックを設ける場合とは異なり、スポットライト
全体を小型に製作することが可能となる。また、スポッ
トライトケース1を支持するためのアーム7a、7bも
小さくて済む。
【0024】上記実施例では、フォーカス駆動用ブロッ
ク2の他に、パン駆動用ブロック4やチルト駆動用ブロ
ック5もスポットライトケース1内に収容させている
が、本発明はこれに限定されない。本発明では、少なく
ともフォーカス駆動用ブロック2がスポットライトケー
ス1内に収容されていればよく、パン駆動用ブロック4
やチルト駆動用ブロック5がスポットライトケース1の
外部へはみ出していてもよい。
【0025】〔第2実施例〕図5は本発明に係るリモー
トコントロール式スポットライトの第2実施例を示す側
面断面図、図6はその正面断面図である(第1実施例と
同一部位は同一符号で示す)。このリモートコントロー
ル式スポットライトでは、スポットライトケース1Aの
開口部11の周縁部11a〜11dのうち、スポットラ
イトケース1の後方側に位置する一つの周縁部11aの
上面が曲面部13aとして形成され、他の三方の周縁部
11b〜11dにはロール形状部13b〜13dが形成
されている。
【0026】かかる構成では、フォーカス駆動用ブロッ
ク2、パン駆動用ブロック4、及びチルト駆動用ブロッ
ク5の三者を、開口部11からスポットライトケース1
Aへ出し入れする際に、各ブロックが開口部11の周縁
部11a〜11dの何れかに当接しても、各ブロックは
各周縁部11a〜11dに対して滑りを生じる。従っ
て、各ブロックが各周縁部11a〜11dに対して引っ
掛かりを生じるようことがなく、前記三つのブロック
2、4、5の取り出し、取り外し作業を円滑に行うこと
が可能となる。
【0027】〔第3実施例〕図7は、本発明に係るリモ
ートコントロール式スポットライトの第3実施例を示す
側面断面図である。このリモートコントロール式スポッ
トライトは、フォーカス駆動用ブロック2及びパン駆動
用ブロック4の表面部のうち、照明灯3に対面する部位
を遮熱板9で覆うように構成したものである。この遮熱
板9の上端部9a側は、スポットライトケース1Bの上
部の適所まで延設されることにより、照明灯3とスポッ
トライトケース1Bの開口部11との相互間の位置もこ
の遮熱板9によって遮断され、更にはチルト駆動用ブロ
ック5もこの遮熱板9によって照明灯3と遮断されるよ
うに配されている。
【0028】また、照明灯3を支持するホルダー30に
は、球面凹状等の適当な形状に形成された遮光板15が
照明灯3の後方に配置されて設けられている。更に、ス
ポットライトケース1Bの上面部1bのうち、遮熱板9
よりも前方側に位置する箇所には、放熱用ルーバー16
が設けられている。
【0029】かかる構成によれば、スポットライトケー
ス1B内に収容された各駆動用ブロック2、4、5と照
明灯3が遮熱板9によって遮断されているため、照明灯
3から輻射される熱が各駆動用ブロック2、4、5に対
して直接作用することが回避される。従って、モータそ
の他の駆動機構や電気回路を内蔵した各駆動用ブロック
2、4、5が熱損傷することを防止できる。
【0030】また、遮熱板9は、照明灯3の光がスポッ
トライトケース1Bの開口部11から外部に洩れること
も防止する。更に、照明灯3の後方にはこの照明灯3に
接近した状態で遮光板15が設けられているから、照明
灯3から輻射される熱が後方のフォーカス駆動用ブロッ
ク2等に対して輻射されることを一層徹底して防止でき
ると共に、後方に投光される光を前方のレンズR側へ反
射させることができるので、照明効率も良好となる。
尚、スポットライトケース1Bの内部は遮熱板9によっ
て仕切られた状態となっているが、照明灯3で発生され
る熱は放熱用ルーバー16を介して外部に発散され、ス
ポットライトケース1B内が過熱状態となることもな
い。
【0031】〔他の実施例〕上記した実施例では、フォ
ーカス駆動用ブロック2をスポットライトケース1に取
付けるための取付手段として、軸部8aの先端に係止片
8bを連接した係止具8を用いたが、本発明は決してこ
れに限定されない。要は、スポットライトケースの外面
側に配置されて、フォーカス駆動用ブロックをスポット
ライトケースに対して着脱自在に取付けできる手段であ
ればよく、例えばスポットライトケースの外面側からフ
ォーカス駆動用ブロックを固定させるネジ等を用いても
よい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1乃至4に記載の本発明に係るリモートコントロール
式スポットライトによれば、スポットライトケースのチ
ルト及びパン方向の駆動並びに照明灯のフォーカス駆動
に必要なチルト駆動用ブロック、パン駆動用ブロック、
及びフォーカス駆動用ブロックの三者を一括してスポッ
トライトケースから着脱させることができるので、従来
のように、三つのブロックを一つずつ個々に着脱させる
ような面倒な手間が不要となり、またその着脱に際して
はスポットライトケース内に手を入れる必要もなく、ス
ポットライトケースの外面側の取付手段を操作して一連
の着脱作業を容易に行うことができ、各ブロックの修理
・点検や、照明灯の交換等のメンテナンス作業に際し甚
だ便利である。
【0033】特に、請求項2に記載の本発明によれば、
照明灯で発生される熱がフォーカス駆動用ブロック等に
直接輻射されて作用することを遮熱板によって防止で
き、フォーカス駆動用ブロック等の保護が図れる利点が
得られる。
【0034】また、請求項3に記載の本発明によれば、
照明灯の光がスポットライトケースの開口部から不体裁
に漏れることも遮熱板によって防止できる他、照明灯か
ら発生される熱を放熱用ルーバーから外部に発散させる
ことができるので、スポットライトケース内が過熱状態
となることも防止できる。
【0035】更に、請求項4に記載の本発明によれば、
照明灯から後方側へ投光される光をレンズ側の前方へ遮
光板によって反射できるので、照明灯の照度を明るくす
るのに役立ち、しかもこの照明灯から輻射される熱がフ
ォーカス駆動用ブロック等へ輻射されることも一層徹底
して防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のX−X線断面図。
【図2】図3のY−Y線断面図。
【図3】本発明に係るリモートコントロール式スポット
ライトの一例を示す外観斜視図。
【図4】図3に示すリモートコントロール式スポットラ
イトの分解斜視図。
【図5】本発明に係るリモートコントロール式スポット
ライトの他の例を示す側面断面図。
【図6】図5に示すリモートコントロール式スポットラ
イトの正面断面図。
【図7】本発明に係るリモートコントロール式スポット
ライトの他の例を示す側面断面図。
【図8】従来のリモートコントロール式スポットライト
の一例を示す側面説明図。
【図9】従来のリモートコントロール式スポットライト
の一例を示す側面図。
【図10】従来のリモートコントロール式スポットライ
トの一例を示す正面説明図。
【符号の説明】
1 スポットライトケース 2 フォーカス駆動用ブロック 3 照明灯 4 パン駆動用ブロック 5 チルト駆動用ブロック 6 土台 7a,7b アーム 8 取付具 9 遮熱板 11 開口部 12 孔部 15 遮光板 16 放熱用ルーバー 20 フォーカス駆動軸 30 ホルダー 40 パン駆動軸 50 チルト駆動軸 R レンズ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のX−X線断面図。
【図2】図3のY−Y線断面図。
【図3】本発明に係るリモートコントロール式スポット
ライトの一例を示す外観斜視図。
【図4】図3に示すリモートコントロール式スポットラ
イトの分解斜視図。
【図5】本発明に係るリモートコントロール式スポット
ライトの他の例を示す側面断面図。
【図6】図5に示すリモートコントロール式スポットラ
イトの正面断面図。
【図7】本発明に係るリモートコントロール式スポット
ライトの他の例を示す側面断面図。
【図8】従来のリモートコントロール式スポットライト
の一例を示す正面説明図
【図9】従来のリモートコントロール式スポットライト
の一例を示す側面図。
【図10】従来のリモートコントロール式スポットライ
トの一例を示す側面説明図
【符号の説明】 1 スポットライトケース 2 フォーカス駆動用ブロック 3 照明灯 4 パン駆動用ブロック 5 チルト駆動用ブロック 6 土台 7a,7b アーム 8 取付具 9 遮熱板 11 開口部 12 孔部 15 遮光板 16 放熱用ルーバー 20 フォーカス駆動軸 30 ホルダー 40 パン駆動軸 50 チルト駆動軸 R レンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スポットライトケースのチルト動作とパン
    動作を行わせるためのチルト駆動用ブロックとパン駆動
    用ブロックとが相互に連結されていると共に、このパン
    駆動用ブロックには、照明灯を前後水平方向に移動させ
    るためのフォーカス駆動用ブロックが連結されて、これ
    ら三者のブロックが一体化され、 しかもスポットライトケースには、これら三者のブロッ
    クのうち少なくともフォーカス駆動用ブロックをスポッ
    トライトケース内に出し入れ可能とする開口部が設けら
    れ、 前記フォーカス駆動用ブロックは、スポットライトケー
    ス内に収容されたときに、スポットライトケースの外面
    側に配置される取付手段によりスポットライトケースに
    対して着脱自在に取付けできるように構成されているこ
    とを特徴とするリモートコントロール式スポットライ
    ト。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記フォーカス駆動用
    ブロック、パン駆動用ブロック、及びチルト駆動用ブロ
    ックの各ブロックのうち少なくともスポットライトケー
    ス内に収容されているブロックと照明灯との相互間に
    は、照明灯から輻射される熱を遮断するための遮熱板が
    設けられていることを特徴とするリモートコントロール
    式スポットライト。
  3. 【請求項3】請求項2において、上記遮熱板は、スポッ
    トライトケースの開口部と照明灯との相互間を遮断する
    ように配されていると共に、この遮熱板よりも照明灯が
    位置する側のスポットライトケースの壁部には、放熱用
    ルーバーが設けられていることを特徴とするリモートコ
    ントロール式スポットライト。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、上記照明灯の後
    方には、この照明灯から後方側へ投光される光をレンズ
    が配置された前方側へ反射させるための遮光板が設けら
    れていることを特徴とするリモートコントロール式スポ
    ットライト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245803A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Pi Photonics Inc 直方体照明装置及びホログラム用照明装置

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