JPH0793920A - ピックアップのフィード機構 - Google Patents

ピックアップのフィード機構

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JPH0793920A
JPH0793920A JP26301793A JP26301793A JPH0793920A JP H0793920 A JPH0793920 A JP H0793920A JP 26301793 A JP26301793 A JP 26301793A JP 26301793 A JP26301793 A JP 26301793A JP H0793920 A JPH0793920 A JP H0793920A
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rack
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pickup
pickup unit
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Hideki Kume
米 秀 樹 久
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィードラックをロッドに対して平行移動さ
せると共に、ギアにかかる負荷を一様にしてギアの駆動
力を一定にし、しかも、バックラッシュを無くすピック
アップのフィード機構を提供する。 【構成】 ピックアップユニット2にはフィードラック
10が固定され、このフィードラック10を駆動して、
ピックアップユニット2をロッド4に沿って移動させる
フィードラック10の適所に、ロッド4に対して摺動可
能なガイド11Aを複数設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置あるいは
光磁気ディスク装置などのピックアップのフィード機構
に係り、詳しくはフィード駆動力が一定し、バックラッ
シュの無いピックアップのフィード機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピックアップのフィード機構は図
5に示すように、ピックアップユニット22がシャーシ
に固定されたロッド24を介して摺動可能に設けられて
いる。そして、ピックアップユニット22にフィードラ
ック30をビス33で固定すると共に、フィードラック
30に設けた位置決め突起34(2個)に嵌合する孔3
5(2個)をピックアップユニット22に設けて、ロッ
ド24に対してフィードラック30が平行になるよう固
定していた。ピックアップユニット22を移動させる場
合には、モータ(図示省略)の回転を駆動ギア27、ピ
ニオン29およびラック歯部30aを介して直接運動に
変えて、フィードラック30を移動させることにより、
ピックアップユニット22を移動させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術では、2つのラックの位置決め突起間の間
隔がラック長より短く、また突起に嵌合する孔とのガタ
によりロッドとラックとを平行にビス止め出来なかっ
た。この為ギアにかかる負荷が一端では重く、他端では
軽いというように、ギアにかかる負荷が不安定であり、
フィードの追従性能が悪かった。更に、バックラッシュ
が生ずるなどの問題があった。本発明は、上記問題を解
決するためになされたものであり、フィードラックをロ
ッドに対して平行移動させると共にギアにかかる負荷を
一様にして、ギアの駆動力を一定にし、しかも、バック
ラッシュを無くするピックアップのフィード機構を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ピックアップユニットにはフィードラッ
クが固定され、このフィードラックを駆動して、前記ピ
ックアップユニットをディスク径方向のレールまたはロ
ッドに沿って移動されるピックアップユニットのフィー
ド機構において、前記フィードラックの適所に、前記レ
ールまたはロッドに対して摺動可能なガイドを設けフィ
ードラックを直接前記レールまたはロッドにガイドさせ
たことを特徴とする。
【0005】また、フィードラックには弾性部を介して
ラック歯部が設けられたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成により本発明は、ラック歯部面がロッ
ドに対し平行移動を可能とすると共に、ラック歯部とピ
ニオンとが一定の圧力を有して噛合する。従って、ピッ
クアップユニットがディスクの内周と外周の間を移動す
る全区間において、フィード駆動力が一定しフィードサ
ーボが安定する。更にバックラッシュが無くなる。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。ピックアップユニット2は略中央にピックア
ップ1を有し、ピックアップ1のフィード用シャーシ3
にはロッド4およびシャーシ3に一体に形成したガイド
レール5を夫々平行に設けると共に、ロッド4およびガ
イドレール5にピックアップユニット2を摺動可能に取
り付けることで、ピックアップ1を光ディスク(図示省
略)の半径方向に対して移動可能とした。
【0008】さらに、シャーシ3にはピックアップユニ
ット2の駆動用モータ6が装備られると共に、モータ6
の軸先に設けられたウォームギア8と噛み合せる駆動ギ
ア7を装備している。また、駆動ギア7には同一軸上に
ピニオン9が設けられ、ピックアップユニット2にビス
13で取り付けられたフィードラック10のラック歯部
10aとピニオン9とが噛み合うように構成している。
【0009】略方形状のフィードラック10には、ロッ
ド4に対して摺動可能な複数(本実施例では2個)のガ
イド11Aがフィードラック10の長手方向両端に一体
に形成されている。なお、図2に示すように、凹字状の
ガイド11Aにはロッド4に嵌合する凹部11aが形成
されていて、ロッド4が凹部11aに嵌合してフィード
ラック10がロッド4にガイドされるものである。
【0010】図3は本発明の他の実施例であり、フィー
ドラック10のラック歯部10aが、ピニオン9に弾接
するように、フィードラック10とラック歯部10aと
の間に弾性部12が設けられている。また、フィードラ
ック10には溝孔14が設けられ、段付きビス13aで
フィードラック10をピックアップユニット2へロッド
4と直交する方向へ摺動自在に固定することにより、固
定位置が自動的に調整される。なお、図4に示すよう
に、略逆U字状のガイド11Bには、ロッド4に嵌合す
る孔11bを設け、ロッド4が孔11bに嵌合してフィ
ードラック10がロッド4にガイドされるようになって
いる。
【0011】また、両実施例においてフィードラック1
0に設けるガイドは、ガイド11Aもしくはガイド11
Bのどちらを設けてもよい。
【0012】このように構成したピックアップのフィー
ド機構において、ピックアップユニット2を移動させる
場合には、モータ6の回転をウォームギア8を介して駆
動ギア7に伝え、さらに、駆動ギア7と同一軸上に設け
られているピニオン9を介してラック歯部10aに伝え
ることにより、フィードラック10を移動させる。この
時、フィードラック10に設けられたガイド11Aの凹
部11a,11aもしくは、ガイド11Bの孔11b,
11bにロッド4を嵌合させているため、また両端のガ
イド11A,11A間の間隔(ガイド11B,11B間
の間隔)が従来装置と比べて大になっているために、ラ
ック歯部10aのピニオン9との噛み合い面は、常にロ
ッド4と平行になる。
【0013】ピックアップユニット2は、ロッド4およ
びガイドレール5に対して摺動可能に支持され、さら
に、フィードラック10と連結されているため、フィー
ドラック10に協動し、ピックアップユニット2に装備
されたピックアップ1が光ディスクの半径方向に移動す
る。
【0014】また、弾性部12を設けたフィードラック
10を用いた場合には、ラック歯部10aとピニオン9
とが常に一定の圧力で噛み合った状態になり、バックラ
ッシュをなくすことが可能になる。なお、上記2つの実
施例におけるロッド4は、片面がシャーシ側に固定され
たレールに置きかえることももちろん可能である。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
フィードラックに設けたガイドをロッドに嵌合させるこ
とで、ラック歯部のピニオンとの接触点とピニオンの中
心とが常に一定の間隔を保ち噛み合うため、駆動ギアに
かかる負荷が、フィードラックの一端では重く、他端で
は軽くなるようなことがなくなり、フィード駆動力が一
定し、フィードサーボが安定する。さらに、ラック歯部
とピニオンとのバックラッシュがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略平面図である。
【図2】上記実施例の要部を示す部分斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す概略平面図である。
【図4】上記実施例を示す部分斜視図である。
【図5】従来の実施例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ 2 ピックアップユニット 4 ロッド 10 フィードラック 10a ラック歯部 11A ガイド 11B ガイド 12 弾性部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックアップユニットにはフィードラッ
    クが固定され、このフィードラックを駆動して、前記ピ
    ックアップユニットをディスク径方向のレールまたはロ
    ッドに沿って移動させるピックアップユニットのフィー
    ド機構において、前記フィードラックの適所に、前記レ
    ールまたはロッドに対して摺動可能なガイドを設けフィ
    ードラックを直接前記レールまたはロッドにガイドさせ
    たことを特徴とするピックアップのフィード機構。
  2. 【請求項2】 フィードラックには弾性部を介してラッ
    ク歯部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のピ
    ックアップのフィード機構。
JP26301793A 1993-09-27 1993-09-27 ピックアップのフィード機構 Expired - Fee Related JP3504694B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7266829B2 (en) 2003-05-29 2007-09-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical head apparatus, optical head transferring method and optical disk apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7266829B2 (en) 2003-05-29 2007-09-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical head apparatus, optical head transferring method and optical disk apparatus

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