JPH0793733B2 - 輝度信号処理回路 - Google Patents
輝度信号処理回路Info
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- JPH0793733B2 JPH0793733B2 JP1170319A JP17031989A JPH0793733B2 JP H0793733 B2 JPH0793733 B2 JP H0793733B2 JP 1170319 A JP1170319 A JP 1170319A JP 17031989 A JP17031989 A JP 17031989A JP H0793733 B2 JPH0793733 B2 JP H0793733B2
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- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/83—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/77—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
- H04N9/78—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダの輝度信号処理回路の
改良に関する。
改良に関する。
(ロ)従来の技術 インターリーブ関係にある輝度信号と搬送色信号とを分
離する櫛型フィルタとして、最近3ラインロジカルコム
フィルタと称される櫛型フィルタが賞用されつつある。
離する櫛型フィルタとして、最近3ラインロジカルコム
フィルタと称される櫛型フィルタが賞用されつつある。
この3ラインロジカルコムフィルタは、2個の1H遅延回
路をシリーズに接続して、前後するラインの垂直相関関
係を考慮した論理処理により、色にじみのないカラー信
号を分離するものであり詳しい構成については、例えば
“テレビ技術"'89年1月号の第31〜33頁に開示されてい
る。
路をシリーズに接続して、前後するラインの垂直相関関
係を考慮した論理処理により、色にじみのないカラー信
号を分離するものであり詳しい構成については、例えば
“テレビ技術"'89年1月号の第31〜33頁に開示されてい
る。
また、ライン相関を利用して再生時に発生する微小ノイ
ズを、抑圧するライン相関ノイズリダクション回路は、
記録側でライン相関のない微小信号成分を予め強調して
おき、再生側でライン相関のない微小信号をノイズとし
て減算処理している。
ズを、抑圧するライン相関ノイズリダクション回路は、
記録側でライン相関のない微小信号成分を予め強調して
おき、再生側でライン相関のない微小信号をノイズとし
て減算処理している。
このライン相関ノイズリダクション回路は、第2図に図
示する様に記録時には、非相関成分強調回路として機能
しており、分離された輝度信号を第1スイッチ(1)を
介して1H遅延回路(2)に入力して1H遅延信号を形成し
ており、減算回路(3)は輝度信号より遅延信号を減算
して差信号を形成している。この差信号は前後する輝度
信号の非相関成分であり、次段のトラップ回路(4)に
於て色信号帯域をトラップされた後、リミッタ(6)に
於てその振幅を制限される。従ってリミッタ出力は、非
相関微小成分となり、次段のK倍回路(7)に於て減衰
処理されて第2スイッチ(9)を介して加算回路(10)
に入力される。一方、入力される輝度信号は、遅延回路
(5)に於て遅延され、減衰処理された非相関微小減衰
成分との時間合わせをされた上で、加算回路(10)に於
て加算処理される。従って、記録時には、第1スイッチ
(1)が入力信号を選択し、オープンループの加算処理
が為され、キャンセルされる非相関微小成分が予め強調
される。
示する様に記録時には、非相関成分強調回路として機能
しており、分離された輝度信号を第1スイッチ(1)を
介して1H遅延回路(2)に入力して1H遅延信号を形成し
ており、減算回路(3)は輝度信号より遅延信号を減算
して差信号を形成している。この差信号は前後する輝度
信号の非相関成分であり、次段のトラップ回路(4)に
於て色信号帯域をトラップされた後、リミッタ(6)に
於てその振幅を制限される。従ってリミッタ出力は、非
相関微小成分となり、次段のK倍回路(7)に於て減衰
処理されて第2スイッチ(9)を介して加算回路(10)
に入力される。一方、入力される輝度信号は、遅延回路
(5)に於て遅延され、減衰処理された非相関微小減衰
成分との時間合わせをされた上で、加算回路(10)に於
て加算処理される。従って、記録時には、第1スイッチ
(1)が入力信号を選択し、オープンループの加算処理
が為され、キャンセルされる非相関微小成分が予め強調
される。
一方、再生時には、出力側よりフィードバックされた出
力信号が第1スイッチ(1)により選択され、1H遅延回
路(2)に入力される。その結果得られる非相関微小減
衰信号は、微小ノイズ成分として反転回路(8)に於て
反転されて加算回路(9)に入力される。よって、微小
ノイズ成分は再生輝度信号より除去されることになる。
従って、上述する帰還型のライン相関ノイズキャンセル
回路は閉ループを構成して、ノイズ低減を為すことにな
る。
力信号が第1スイッチ(1)により選択され、1H遅延回
路(2)に入力される。その結果得られる非相関微小減
衰信号は、微小ノイズ成分として反転回路(8)に於て
反転されて加算回路(9)に入力される。よって、微小
ノイズ成分は再生輝度信号より除去されることになる。
従って、上述する帰還型のライン相関ノイズキャンセル
回路は閉ループを構成して、ノイズ低減を為すことにな
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述する3ラインロジカルコムフィルタには、1H遅延回
路が2個、また非相関成分強調回路及びライン相関ノイ
ズリダクション回路には1H遅延回路が1個必要となる。
そこで、非相関成分強調回路及びライン相関ノイズリダ
クション回路の1H遅延回路を3ラインロジカルコムフィ
ルタ中の1H遅延回路の内の1個と兼用することが考えら
れる。
路が2個、また非相関成分強調回路及びライン相関ノイ
ズリダクション回路には1H遅延回路が1個必要となる。
そこで、非相関成分強調回路及びライン相関ノイズリダ
クション回路の1H遅延回路を3ラインロジカルコムフィ
ルタ中の1H遅延回路の内の1個と兼用することが考えら
れる。
しかし、記録時には3ラインロジカルコムフィルタはYC
分離回路として機能しており、3ラインロジカルコムフ
ィルタの前段に非相関成分強調回路を形成することは困
難であり、逆に再生時にはロジカルコムフィルタの後段
にライン相関ノイズリダクション回路を形成すると閉ル
ープが形成出来ない。
分離回路として機能しており、3ラインロジカルコムフ
ィルタの前段に非相関成分強調回路を形成することは困
難であり、逆に再生時にはロジカルコムフィルタの後段
にライン相関ノイズリダクション回路を形成すると閉ル
ープが形成出来ない。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本発明は、3ラインロジカルコムフィルタの入
力側の1H遅延回路を再生時のライン相関ノイズリダクシ
ョン回路の1H遅延回路として利用し、出力側の1H遅延回
路を記録時の非相関成分強調回路の1H遅延回路として利
用することを特徴とする。
力側の1H遅延回路を再生時のライン相関ノイズリダクシ
ョン回路の1H遅延回路として利用し、出力側の1H遅延回
路を記録時の非相関成分強調回路の1H遅延回路として利
用することを特徴とする。
(ホ)作用 よって、本発明によれば、記録時には色信号成分除去後
に色相関成分の強調が為され、再生時には色信号成分除
去前に非相関ノイズ成分が除去される。
に色相関成分の強調が為され、再生時には色信号成分除
去前に非相関ノイズ成分が除去される。
(ヘ)実施例 以下、本発明を図示せる一実施例に従い説明する。
本実施例は、第1図に図示する用に記録時には3ライン
ロジカルコムフィルタによりY・C分離を為した後、非
相関成分の強調を為している。
ロジカルコムフィルタによりY・C分離を為した後、非
相関成分の強調を為している。
まず、本実施例は、記録に際しカラー映像信号は第1端
子(T1)に入力され、第3スイッチ(13)を介して3ラ
インロジカルコムフィルタの第1入力端子(I1)に入力
される。この3ラインロジカルコムフィルタは、YCを分
離を為しており、まずカラー映像信号が第1バンドパス
フィルタ(20)に入力され、色信号成分のみが垂直相関
回路(23)に入力される。また、カラー映像信号は第1
の1H遅延回路(15)に入力された後、第2遅延回路(1
6)を経て1H遅延信号として導出される。この1H遅延信
号は、反転回路(19)に於てレベルを反転された後、第
2バンドパスフィルタ(21)に入力され、色信号成分の
みが垂直相関回路(23)に入力される。更にこの1H遅延
信号は、第2の1H遅延回路(18)を経て2H遅延信号とし
て導出される。この2H遅延信号は第3バンドパスフィル
タ(22)に入力され色信号成分のみが垂直相関回路(2
3)に入力される。この垂直相関回路(23)は、前述す
る従来技術にも開示されている周知の構成により色にじ
みのない櫛歯状の色信号を分離導出する。この色信号
は、後述する第2リミッタ(25)と等しい遅延時間を呈
する第4遅延回路(24)及び第4スイッチ(25)を介し
て第2端子(T2)に導出されると共に、輝度信号分離の
ために第1の減算回路(27)に入力される。1H遅延信号
は分離された色信号とのタイミングを合わせるため第3
遅延回路(17)にて遅延処理された後前記第1の減算回
路(27)に入力され、1櫛歯状特性を有する輝度信号に
変換される。尚、上述する3ラインロジカルコムフィル
タに於て、第1の1H遅延回路(15)は遅延時間を1Hより
僅か短く設定しており、第2遅延回路(16)と合わせて
頂度1H遅延回路として機能しており、第2遅延回路の遅
延時間は後述するライン相関ノイズリダクション回路の
処理時間に等しく設定される。
子(T1)に入力され、第3スイッチ(13)を介して3ラ
インロジカルコムフィルタの第1入力端子(I1)に入力
される。この3ラインロジカルコムフィルタは、YCを分
離を為しており、まずカラー映像信号が第1バンドパス
フィルタ(20)に入力され、色信号成分のみが垂直相関
回路(23)に入力される。また、カラー映像信号は第1
の1H遅延回路(15)に入力された後、第2遅延回路(1
6)を経て1H遅延信号として導出される。この1H遅延信
号は、反転回路(19)に於てレベルを反転された後、第
2バンドパスフィルタ(21)に入力され、色信号成分の
みが垂直相関回路(23)に入力される。更にこの1H遅延
信号は、第2の1H遅延回路(18)を経て2H遅延信号とし
て導出される。この2H遅延信号は第3バンドパスフィル
タ(22)に入力され色信号成分のみが垂直相関回路(2
3)に入力される。この垂直相関回路(23)は、前述す
る従来技術にも開示されている周知の構成により色にじ
みのない櫛歯状の色信号を分離導出する。この色信号
は、後述する第2リミッタ(25)と等しい遅延時間を呈
する第4遅延回路(24)及び第4スイッチ(25)を介し
て第2端子(T2)に導出されると共に、輝度信号分離の
ために第1の減算回路(27)に入力される。1H遅延信号
は分離された色信号とのタイミングを合わせるため第3
遅延回路(17)にて遅延処理された後前記第1の減算回
路(27)に入力され、1櫛歯状特性を有する輝度信号に
変換される。尚、上述する3ラインロジカルコムフィル
タに於て、第1の1H遅延回路(15)は遅延時間を1Hより
僅か短く設定しており、第2遅延回路(16)と合わせて
頂度1H遅延回路として機能しており、第2遅延回路の遅
延時間は後述するライン相関ノイズリダクション回路の
処理時間に等しく設定される。
本実施例は、上述する構成に加えて1H遅延回路(18)を
利用して非相関成分強調回路を構成している。そのた
め、櫛歯状の輝度信号成分は第5スイッチ(28)を介し
て第2の入力端子(I2)に入力され、2H遅延信号はロー
パスフィルタ(12)及び第1スイッチ(1)を介して遅
延入力端子(ID)に入力される。前記ローパスフィルタ
(12)は色信号帯域をカットされた輝度信号を分離して
おり、遅延入力端子(ID)には3MHz以下の輝度信号が入
力される。尚、前記ローパスフィルタ(12)は、その遅
延時間を、第3遅延回路(17)と第1の減算回路(27)
とを合わせた遅延時間を呈するものとする。従って、第
2の入力端子(I2)と遅延入力端子(ID)に入力される
信号には頂度1H分の時間差が存在する様に設定されてい
る。
利用して非相関成分強調回路を構成している。そのた
め、櫛歯状の輝度信号成分は第5スイッチ(28)を介し
て第2の入力端子(I2)に入力され、2H遅延信号はロー
パスフィルタ(12)及び第1スイッチ(1)を介して遅
延入力端子(ID)に入力される。前記ローパスフィルタ
(12)は色信号帯域をカットされた輝度信号を分離して
おり、遅延入力端子(ID)には3MHz以下の輝度信号が入
力される。尚、前記ローパスフィルタ(12)は、その遅
延時間を、第3遅延回路(17)と第1の減算回路(27)
とを合わせた遅延時間を呈するものとする。従って、第
2の入力端子(I2)と遅延入力端子(ID)に入力される
信号には頂度1H分の時間差が存在する様に設定されてい
る。
両入力端子より入力される信号は第2の減算回路(3)
に於て減算され差信号が形成される。この差信号は、ト
ラップ回路(4)に於て色信号帯域をトラップされた
後、第1リミッタ(6)に於て振幅制限が為される。そ
の結果、この第1リミッタ(6)からは振幅制限された
非相関微小成分が導出される。このリミッタ出力は、K
倍回路(7)に於て減衰された上で、第1加算回路(1
0)に入力される。第1遅延回路(5)は非相関微小減
衰成分とタイミングを合わせた櫛歯状特性の輝度信号を
前記第1加算回路(10)に入力している。よって前記第
1加算回路(10)からは、非相関微小成分の強調された
輝度信号が第3端子(T3)に導出される。
に於て減算され差信号が形成される。この差信号は、ト
ラップ回路(4)に於て色信号帯域をトラップされた
後、第1リミッタ(6)に於て振幅制限が為される。そ
の結果、この第1リミッタ(6)からは振幅制限された
非相関微小成分が導出される。このリミッタ出力は、K
倍回路(7)に於て減衰された上で、第1加算回路(1
0)に入力される。第1遅延回路(5)は非相関微小減
衰成分とタイミングを合わせた櫛歯状特性の輝度信号を
前記第1加算回路(10)に入力している。よって前記第
1加算回路(10)からは、非相関微小成分の強調された
輝度信号が第3端子(T3)に導出される。
更に、本実施例は再生時に、再生輝度信号をライン相関
ノイズリダクション回路にて非相関微小ノイズ成分を除
去するとともに後段の3ラインロジカルコムフィルタを
介して残留カラー成分を除去すべく、各スイッチを破線
側に切換えており、再生輝度信号は第4端子(T4)に入
力される。この第4端子(T4)に入力される再生輝度信
号は、第5スイッチ(28)を介して第2の入力端子に入
力される。一方、第1の1H遅延回路(15)より得られる
1H遅延信号は前記第1スイッチ(1)を介して遅延入力
端子(TD)に入力される。第2の減算回路(3)は再生
輝度信号より、フィードバックした1H遅延信号を減算処
理して差信号を形成している。差信号は、トラップ回路
(4)に入力されて搬送色信号帯域をトラップされ、次
段の第1リミッタ(6)にて振幅制限をされる。振幅制
限された非相関微小ノイズはK倍回路(7)に於て所定
両減衰された後、第3の減算回路(11)に入力される。
再生輝度信号を入力する第1遅延回路(5)は、K倍回
路の出力とのタイミングを合わせた遅延信号を第3の減
算回路(11)に入力している。その結果、第3の減算回
路(11)からは非相関微小ノイズ成分を減衰された再生
輝度信号が導出され、第3スイッチ(13)を介して第1
の入力端子(I1)に入力される。上述するライン相関ノ
イズリダクション回路に於て、第1の1H遅延回路(15)
は遅延時間を1H弱に設定しており、第1遅延回路(5)
及び第3の減算回路(11)に含まれる遅延時間と合わせ
てその遅延時間が頂度1Hとなる様に設計している。
ノイズリダクション回路にて非相関微小ノイズ成分を除
去するとともに後段の3ラインロジカルコムフィルタを
介して残留カラー成分を除去すべく、各スイッチを破線
側に切換えており、再生輝度信号は第4端子(T4)に入
力される。この第4端子(T4)に入力される再生輝度信
号は、第5スイッチ(28)を介して第2の入力端子に入
力される。一方、第1の1H遅延回路(15)より得られる
1H遅延信号は前記第1スイッチ(1)を介して遅延入力
端子(TD)に入力される。第2の減算回路(3)は再生
輝度信号より、フィードバックした1H遅延信号を減算処
理して差信号を形成している。差信号は、トラップ回路
(4)に入力されて搬送色信号帯域をトラップされ、次
段の第1リミッタ(6)にて振幅制限をされる。振幅制
限された非相関微小ノイズはK倍回路(7)に於て所定
両減衰された後、第3の減算回路(11)に入力される。
再生輝度信号を入力する第1遅延回路(5)は、K倍回
路の出力とのタイミングを合わせた遅延信号を第3の減
算回路(11)に入力している。その結果、第3の減算回
路(11)からは非相関微小ノイズ成分を減衰された再生
輝度信号が導出され、第3スイッチ(13)を介して第1
の入力端子(I1)に入力される。上述するライン相関ノ
イズリダクション回路に於て、第1の1H遅延回路(15)
は遅延時間を1H弱に設定しており、第1遅延回路(5)
及び第3の減算回路(11)に含まれる遅延時間と合わせ
てその遅延時間が頂度1Hとなる様に設計している。
第1の入力端子(I1)に入力される再生輝度信号は、残
留カラー成分やクロスカラー成分を除去すべく、第1バ
ンドパスフィルタ(20)及び第1の1H遅延回路(15)に
入力される。第1の1H遅延回路(15)の出力は、第2遅
延回路(16)に入力されて1H遅延信号に変換され、更に
第2の1H遅延回路(18)に入力されて2H遅延信号に変換
される。1H遅延信号は反転回路(19)を介して第2バン
ドパスフィルタ(21)に、また、2H遅延信号は第3バン
ドパスフィルタ(22)に入力される。各バンドパス出力
は、垂直相関回路(23)に入力され、色信号成分と同じ
周波数を有するノイズ成分が論理処理により形成され
る。このノイズ成分は第2リミッタ(25)にて振幅制限
された後、第4スイッチ(26)を介して導出され第1の
減算回路(27)に入力される。第3遅延回路(17)は1H
遅延信号を遅延して第2リミッタ出力とのタイミング合
わせを為しており、その出力を第1の減算回路(27)に
入力している。従って、この第1の減算回路(27)から
は、クロスカラー成分や残留カラー成分等のノイズ成分
が除去された再生輝度信号が導出され、第5端子(T5)
に再生輝度信号として導出される、尚、本実施例中の第
3の減算回路(11)は第2図の反転回路(8)及び加算
回路(10)に対応し、第1加算回路(10)とともに特許
請求の範囲に記載された“演算回路”に対応する。
留カラー成分やクロスカラー成分を除去すべく、第1バ
ンドパスフィルタ(20)及び第1の1H遅延回路(15)に
入力される。第1の1H遅延回路(15)の出力は、第2遅
延回路(16)に入力されて1H遅延信号に変換され、更に
第2の1H遅延回路(18)に入力されて2H遅延信号に変換
される。1H遅延信号は反転回路(19)を介して第2バン
ドパスフィルタ(21)に、また、2H遅延信号は第3バン
ドパスフィルタ(22)に入力される。各バンドパス出力
は、垂直相関回路(23)に入力され、色信号成分と同じ
周波数を有するノイズ成分が論理処理により形成され
る。このノイズ成分は第2リミッタ(25)にて振幅制限
された後、第4スイッチ(26)を介して導出され第1の
減算回路(27)に入力される。第3遅延回路(17)は1H
遅延信号を遅延して第2リミッタ出力とのタイミング合
わせを為しており、その出力を第1の減算回路(27)に
入力している。従って、この第1の減算回路(27)から
は、クロスカラー成分や残留カラー成分等のノイズ成分
が除去された再生輝度信号が導出され、第5端子(T5)
に再生輝度信号として導出される、尚、本実施例中の第
3の減算回路(11)は第2図の反転回路(8)及び加算
回路(10)に対応し、第1加算回路(10)とともに特許
請求の範囲に記載された“演算回路”に対応する。
また、反転回路(19)は、垂直相関回路(23)中に配設
しても良い。またローパスフィルタ(12)の遅延時間が
短か過ぎる場合には、遅延入力端子(ID)に入力される
信号を遅延するための遅延回路を追加しても良い。
しても良い。またローパスフィルタ(12)の遅延時間が
短か過ぎる場合には、遅延入力端子(ID)に入力される
信号を遅延するための遅延回路を追加しても良い。
更に、再生時にドロップアウト補償を為す場合には、第
2の入力端子(I2)の後段に、ドロップアウト発生時遅
延入力端子(ID)の出力を選択するドロップアウト補償
スイッチを追加する必要がある。
2の入力端子(I2)の後段に、ドロップアウト発生時遅
延入力端子(ID)の出力を選択するドロップアウト補償
スイッチを追加する必要がある。
(ト)発明の効果 よって、本発明によれば、3ラインロジカルコムフィル
タの1H遅延回路を利用して、記録時は非相関成分強調回
路を、また再生時はライン相関ノイズリダクション回路
を構成するため、回路の簡素化が可能になり、その効果
は大である。
タの1H遅延回路を利用して、記録時は非相関成分強調回
路を、また再生時はライン相関ノイズリダクション回路
を構成するため、回路の簡素化が可能になり、その効果
は大である。
第1図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、第2
図は従来の非相関成分強調回路とライン相関ノイズリダ
クション回路の回路ブロック図をそれぞれ示す。 (I1)……第1の入力端子、(I2)……第2の入力端
子、(ID)……遅延入力端子、(15)……第1の1H遅延
回路、(18)……第2の1H遅延回路、(20)(21)(2
2)……第1・第2・第3バンドパスフィルタ、(23)
……垂直相関回路、(27)……第1の減算回路、(3)
……第2の減算回路、(6)……(第1)リミッタ。
図は従来の非相関成分強調回路とライン相関ノイズリダ
クション回路の回路ブロック図をそれぞれ示す。 (I1)……第1の入力端子、(I2)……第2の入力端
子、(ID)……遅延入力端子、(15)……第1の1H遅延
回路、(18)……第2の1H遅延回路、(20)(21)(2
2)……第1・第2・第3バンドパスフィルタ、(23)
……垂直相関回路、(27)……第1の減算回路、(3)
……第2の減算回路、(6)……(第1)リミッタ。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の入力端子に供給される入力信号をH
遅延する第1の1H遅延回路と、 該第1の1H遅延回路出力を更に遅延する第2の1H遅延回
路と、 前記入力信号と前記第1の1H遅延回路出力と前記第2の
1H遅延回路出力とを夫々入力して色信号成分を分離する
第1・第2・第3バンドパスフィルタと、 各バンドパスフィルタ出力を入力して櫛歯状特性の色信
号成分を分離する垂直相関回路と、 前記第1の1H遅延出力により前記垂直相関回路の出力を
減算処理して櫛歯状特性の輝度信号を形成導出する第1
の減算回路と、 によりロジカルコムフィルタを構成すると共に、 記録時には第2の入力端子に供給される前記第1の減算
回路からの輝度信号を選択し、再生時には出力側よりフ
ィードバックされる再生輝度信号を選択するスイッチ
と、 前記第2の入力端子に供給される輝度信号より、前記ス
イッチ出力を減算する第2の減算回路と、 該第2の減算回路の出力を振幅制限するリミッタと、 記録時には前記輝度信号と前記リミッタ出力を加算処理
し、再生時には前記輝度信号より前記リミッタ出力を減
算処理する減算回路、 により非相関成分強調回路とライン相関ノイズリダクシ
ョン回路を構成するビデオテープレコーダの信号処理回
路に於いて、 記録時にカラー映像信号を前記第1の入力端子に供給
し、前記第1の減算回路出力を前記第2の入力端子に供
給し、前記第2の1H遅延回路の出力の低減成分を遅延入
力端子に供給し、 再生時に前記第2の入力端子に再生輝度信号を供給し、
前記遅延入力端子に前記第1の1H遅延回路の出力を供給
し、前記第1の入力端子に前記演算回路の減算処理出力
を供給する、 ことを特徴とする輝度信号処理回路。
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JP1170319A JPH0793733B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 輝度信号処理回路 |
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Family Applications (1)
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- 1990-06-29 KR KR1019900009711A patent/KR0155366B1/ko not_active IP Right Cessation
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