JPH04154295A

JPH04154295A - 映像処理回路

Info

Publication number: JPH04154295A
Application number: JP27825290A
Authority: JP
Inventors: Shozo Noji; 野地　庄蔵
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1990-10-17
Filing date: 1990-10-17
Publication date: 1992-05-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は映像処理回路に関し、特に、テレビミョンおよ
びビデオ・テープレコーダ等のディジゴル映像信号を処
理し、ドツトクロルを抑圧した鵞度信号を出力するＹＣ
分離回路として作用する彎像処理回路に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の映像処理回路としては、第３七および第
４図に示される回路が用いられている。

第３図において、入力信号１０７は、輝度信号Ｊ色信号
とがインタリーブの関係において混合さｔたＮＴＳＣ方
式のビデオ信号であり、ディジタノｌ化された信号とし
て、ライン・メモリ１６およびくし形フィルタ１７に入
力される。ライン・メモリ１６においては、入力信号１
０７は、１ラインの時間遅れにて出力され、減算器１８
に入力される。また、くし形フィルタ１７は、３ライン
形のライン相関を用いて構成されるフィルタで、前後の
ラインの色信号が、１８０度位相が反転していることを
利用して、入力信号１０７に対応する色信号１０９が取
り出されて出力されるとともに、色信号１０９は減算器
【８にも入力される。

なお、第４図には、くし形フィルタ１７の一例のブロッ
ク図を示す、第４図に示されるように、くし形フィルタ
１７は、ライン・メモリ１９および２０、減算器２Ｉ、
加算器２２および帯域フィルタ２３を含んで構成されて
いる。

第３図において、減算器１８においては、ライン・メモ
リ１６の出力である前記１ラインの時間遅れの入力信号
から、くし形フィルタ１７の出力である色信号１０９を
減算する処理が行われ、輝度信号１０８が出力される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の映像処理回路においては、くし形フィル
タから出力される色信号出力による、現映像信号に対す
る減算処理によって輝度信号を求めている。このため、
色の垂直エツジ部分においては、輝度信号出力の中に色
信号成分が残存して含まれる結果となり、色の垂直エツ
ジ部分の映像に、ドツトクロル妨害が生じるという欠点
がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の映像信号処理回路は、入力映像信号より色信号
を分離抽出して出力する色信号抽出手段と、前記入力映
像信号を所定時間分遅延させて出力する遅延手段（１）
と、前記遅延手段から出力される映像信号より、前記色
信号を減算する減算手段と、前記入力映像信号に含まれ
る色信号垂直相関成分を検出する色信号垂直相関成分検
出手段と、前記減算手段から出力される輝度信号（１）
と、前記減算手段から出力され、且つ所定の帯域フィル
タを通して出力される輝度信号（２）とを入力して、前
記色信号垂直相関成分検出手段がら出力される色信号垂
直相関成分の検出信号を選択制御信号として、前記輝度
信号（１）と前記輝度信号（２）の何れが一方を選択し
て、所定の輝度信号として出力する輝度信号選択手段と
、を備えて構成される。

なお、前記色信号抽出手段としては、くし形フィルタに
より構成してもよく、または、前記入力映像信号を入力
して色信号（１）を抽出して出力するくし形フィルタと
、前記入力映像信号を、当該入力映像信号の画像１画面
に相応する時間分遅延させて出力する遅延手段（２）と
、前記入力映像信号と、前記遅延手段（２）から出力さ
れる映像信号とを入力して、色信号（２）を出力する３
次元フィルタと、前記入力映像信号と、前記遅延手段（
２）から出力される映像信号とを入力して、前記入力映
像信号の画像１画面に対応する映像信号の変動を検出し
、所定の映像偏差信号を出力する動き検出手段と、前記
色信号（１）および色信号（２）を入力し、前記映像偏
差信号を介して、前記色信号（１）および色信号（２）
の何れか一方の色信号を出力する混合手段と、を備えて
構成してもよい。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。第１図
は、本発明の基本的な概念ブロック図である。第１図に
示されるように、本発明は、色信号垂直相関成分検出回
路１と、遅延回路２と、色信号抽出回路３と、減算回路
４と、帯域フィルタ５と、切替回路６とを備えて構成さ
れる。

第１図において、入力信号１０１は、輝度信号と色信号
とがインタリーブの関係にて混合されたＮＴＳＣ方式に
よりビデオ信号であり、前述のようにディジタル化され
ている。入力信号１０１は、色信号垂直相関成分検出回
路１、遅延回路２および色信号抽出回路３に入力される
。色信号抽出回路３においては、入力信号１０１に含ま
れている色信号１０３が取出されて出力される。また、
減算回路４においては、遅延回路２から出力される１ラ
インの時間遅れの入力映像信号から、色信号抽出回路３
の出力である色信号１０３を減算する処理が行われて、
輝度信号Ｙ１が出力される。この輝度信号Ｙ１は、輝度
信号Ｙ１に洩れ込んでいる色の垂直エツジ成分を除去す
るための帯域フィルタ５と、切替回路６に入力される。

他方、色信号垂直相関成分検出回路１においては、入力
信号１０１を受けて、入力信号１０１における色の垂直
エツジ成分、即ち非相関信号が検出される。また、帯域
フィルタ５においては、輝度信号Ｃ１に含まれる色の垂
直エツジ成分が、その帯域特性を介して除去され、その
出力は切替回路６に入力される。

切替回路６においては、色信号垂直相関成分検出回路１
から入力される前記非相関出力信号の有無により制御さ
れて、二つの入力信号に対する選択作用が行われるる、
切替回路６の制御端子に、前記非相関出力信号が入力さ
れない場合には、輝度信号Ｙ、は、そのまま輝度信号１
０２として出力され、また、前記非相関出力信号が入力
される場合には、帯域フィルタ５により、輝度信号Ｙ１
から色の垂直エツジ成分の除去された信号が、輝度信号
１０２として出力される。

第２図は、本発明の具体的な一実施例のブロック図であ
る。第２図に示されるように、本実施例は、色信号垂直
相関検出回路７と、ラインーメモリ８と、フィールド・
メモリ９、くし形フィルタ１０．３次元フィルタ１１．
動き検出回路１２および混合回路１３を含む色信号抽出
回路と、減算器１４と、帯域フィルタ１５と、切替器１
６とを備えて構成される。

第２図において、入力映像信号１０４は、前述のように
、輝度信号と色信号とがインタリーブの関係にて混合さ
れたＮＴＳＣ方式によりビデオ信号であり、ディジタル
化されている。入力映像信号１０４は、色信号垂直相関
成分検出回路７、ライン・メモリ８、フィールド・メモ
リ９、くし形フィルタ１０．３次元フィルタ１１および
動き検出回路１２に入力される。

色信号垂直相関成分検出回路７においては、入力映像信
号１０４を入力して、前述のように、入力映像信号１０
４における色の垂直エツジ成分、即ち非相関信号が検出
される。また、ライン・メモリ８においては、入力映像
信号１０４は、画像の１ライン分が延されて出力され、
減算器１４に入力される。

他方、色信号抽出回路として構成されるフィールド・メ
モリ９、くし形フィルタｌ０１３次元フィルタ１１．動
き検出回路１２および混合回路１３においては、くし形
フィルタ１０からは、第１図の場合と同様に色信号Ｃ１
が出力され、混合器１４に入力される。また、フィール
ド・メモリ９においては、入力映像信号１０４は画像の
１画面分の時間遅れにて出力され、３次元フィルタ１１
および動き検出回路１２に入力される。３次元フィルタ
１１においては、二つの映像信号に対する３次元処理に
おり、色信号Ｃ２が出力され、混合器１３に入力される
。

また、入力映像信号１０４とフィールド・メモリ９の出
力映像信号が入力されている動き検出回路１２において
は、両映像信号における動きの変化が検出され、所定検
出信号が出力されて混合器１３に送られる。混合器１３
においては、入力される二つの色信号Ｃ１およびＣ２が
、動き検出回路１２か４送られてくる前記検出信号を介
して適宜に混合文理され、色信号１０６として出力され
る。

この色信号１０６は、同時に減算器１４にも入力きれ、
減算器１４において、ライン・フィルタ８よ（入力され
る映像信号に対する減算処理が行われ、その出力の輝度
信号Ｙ３が、帯域フィルタ１５おＪび切替器１６を介し
て輝度信号１０５として出力さｔ。

ろ過程は、第１図の場合と全く同様である。

この実施例においては、静止画においては、椋細な周波
数特性を有する色信号を出力すること力できるので、細
かい絵柄の色出力を出力することができるという利点が
ある。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、入力映像信号に色の垂
直エツジ成分が含まれている場合には、くし形フィルタ
により、前記入力映像信号から夕離抽出される色信号を
減算して得られる輝度信用を、前記色の垂直エツジ成分
を検出する手段をヂして、所定の帯域フィルタを通して
出力するよ巳に制御することにより、色の垂直エッチ部
分で生じるドツトクロルを抑制することができるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の基本的なプロ・ツク図、第２図は本
発明一実施例のブロック図、第３図は従来例のブロック
図、第４図は、くし形フィルタのブロック図である。図において、１，７・・・・・・色信号垂直相関成分検
出回路、２・・・・・・遅延回路、３・・・・・・色信
号抽出回路、４・−・・・減算回路、５，１５．２４・
・・・・−帯域フィルタ、６・・・・・・切替回路、８
　、１７．２０．２１・・・・・・ライン・メモリ、９
・・・・・・フィールド・メモリ、ｔｏ、　ｔｇ・・・
・・・くし形フィルタ、１１・−・・・・３次元フィル
タ、１２・・・・・・動き検出回路、１３・・・・・・
混合器、　１４．１９．２２・・・・・・・・・減算器
、１６・・・・・・切替器、２３・・・・−・加算器。

Claims

【特許請求の範囲】１、入力映像信号より色信号を分離抽出して出力する色
信号抽出手段と、前記入力映像信号を所定時間分遅延させて出力する遅延
手段（１）と、前記遅延手段から出力される映像信号より、前記色信号
を減算する減算手段と、前記入力映像信号に含まれる色信号垂直相関成分を検出
する色信号垂直相関成分検出手段と、前記減算手段から
出力される輝度信号（１）と、前記減算手段から出力さ
れ、且つ所定の帯域フィルタを通して出力される輝度信
号（２）とを入力して、前記色信号垂直相関成分検出手
段から出力される色信号垂直相関成分の検出信号を選択
制御信号として、前記輝度信号（１）と前記輝度信号（
２）の何れか一方を選択して、所定の輝度信号として出
力する輝度信号選択手段と、を備えることを特徴とする映像信号処理回路。２、前記色信号抽出手段が、くし形フィルタにより構成
されることを特徴とする請求項１記載の映像信号処理回
路。３、前記色信号抽出手段が、前記入力映像信号を入力して色信号（１）を抽出して出
力するくし形フィルタと、前記入力映像信号を、当該入力映像信号の画像１画面に
相応する時間分遅延させて出力する遅延手段（２）と、前記入力映像信号と、前記遅延手段（２）から出力され
る映像信号とを入力して、色信号（２）を出力する３次
元フィルタと、前記入力映像信号と、前記遅延手段（２）から出力され
る映像信号とを入力して、前記入力映像信号の画像１画
面に対応する映像信号の変動を検出し、所定の映像偏差
信号を出力する動き検出手段と、前記色信号（１）および色信号（２）を入力し、前記映
像偏差信号を介して、前記色信号（１）および色信号（
２）の何れか一方の色信号を出力する混合手段と、を備えることを特徴とする請求項１記載の映像処理回路
。