JPH07936A - 管状物品の洗浄装置 - Google Patents
管状物品の洗浄装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内視鏡の鞘及び鞘内の導管の試験と洗浄の双
方を自動的に行い得られるようにする。 【構成】 ケージ１８に収容された内視鏡の鞘と導管と
に自動コネクタ１７により各ライン４８、５０を連結す
る。スプレーアーム１９からの洗浄液により鞘の外面を
洗浄すると共に、ポンプ２６から各ライン５０を介して
導管に洗浄液を流して導管内を洗浄し、次いで弁５６を
閉じ各ライン５０から導管に空気圧パルスを導入し、洗
浄効果を高める。洗浄中、鞘内にライン４８を介してエ
ア圧をかけ、圧力スイッチ４６、４７により鞘における
エアリークの有無を検査する。又、導管の洗浄の前後に
エア弁７６から各ラインを介して各導管にエアを供給
し、フロースイッチ６０により導管に詰りを生じている
か否かを検査する。
方を自動的に行い得られるようにする。 【構成】 ケージ１８に収容された内視鏡の鞘と導管と
に自動コネクタ１７により各ライン４８、５０を連結す
る。スプレーアーム１９からの洗浄液により鞘の外面を
洗浄すると共に、ポンプ２６から各ライン５０を介して
導管に洗浄液を流して導管内を洗浄し、次いで弁５６を
閉じ各ライン５０から導管に空気圧パルスを導入し、洗
浄効果を高める。洗浄中、鞘内にライン４８を介してエ
ア圧をかけ、圧力スイッチ４６、４７により鞘における
エアリークの有無を検査する。又、導管の洗浄の前後に
エア弁７６から各ラインを介して各導管にエアを供給
し、フロースイッチ６０により導管に詰りを生じている
か否かを検査する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管状物品、特に化学、
医学、生物学の研究所並びに他の研究所に使用され、更
に、例えば薬学分野や宇宙技術分野や原子力技術の分野
等の数多くの他の分野において使用される管状物品を洗
浄するための新規で、且つ、有用な装置に関する。
医学、生物学の研究所並びに他の研究所に使用され、更
に、例えば薬学分野や宇宙技術分野や原子力技術の分野
等の数多くの他の分野において使用される管状物品を洗
浄するための新規で、且つ、有用な装置に関する。
【０００２】本発明の装置は、内視鏡、好ましくは、胃
鏡言い換れば、胃の内視鏡の洗浄に特に有効である。規
定された洗浄作業には、管状物品の消毒と乾燥が含まれ
る。
鏡言い換れば、胃の内視鏡の洗浄に特に有効である。規
定された洗浄作業には、管状物品の消毒と乾燥が含まれ
る。
【０００３】
【従来の技術】内視鏡は、人体、並びに、動物の身体の
腔の内部を視てモニターする装置であり、更に、生体か
ら組織サンプル（生体組織）を取ることも可能なもので
ある。内視鏡は、可撓性のある管状の光学器具であり、
それは、腔の局部検査をするために、通常、人工的に開
けられたものではない自然の開口部から生体内に入れら
れる。特別の内視鏡は、生体の解剖学的状況に適合され
る。内視鏡の可撓性のある管状軸の先端には光源が組み
込まれており、内視鏡のヘッド部を駆動する機構が、内
視鏡の尾端には取り付けられている。
腔の内部を視てモニターする装置であり、更に、生体か
ら組織サンプル（生体組織）を取ることも可能なもので
ある。内視鏡は、可撓性のある管状の光学器具であり、
それは、腔の局部検査をするために、通常、人工的に開
けられたものではない自然の開口部から生体内に入れら
れる。特別の内視鏡は、生体の解剖学的状況に適合され
る。内視鏡の可撓性のある管状軸の先端には光源が組み
込まれており、内視鏡のヘッド部を駆動する機構が、内
視鏡の尾端には取り付けられている。
【０００４】光源によって作られた映像は、例えば、光
ファイバーの様な光導体により尾端側の接眼レンズに導
かれる。更に、内視鏡は、胃液又は他の液の供給と回収
や造影剤の供給等のためのいくつかの導管を有してい
る。これら全ての導管は管状の鞘即ち前記管状軸内に組
込まれている。
ファイバーの様な光導体により尾端側の接眼レンズに導
かれる。更に、内視鏡は、胃液又は他の液の供給と回収
や造影剤の供給等のためのいくつかの導管を有してい
る。これら全ての導管は管状の鞘即ち前記管状軸内に組
込まれている。
【０００５】内視鏡は、非常に高価な器具であり、使い
捨てすることはできず、洗浄し、消毒し、及び／又は殺
菌されなければならない。
捨てすることはできず、洗浄し、消毒し、及び／又は殺
菌されなければならない。
【０００６】細い導管の洗浄はむずかしい。導管がつま
るため単純にゆすいだだけでは不充分である。外側のシ
ェル即ち鞘が破損し、液洩れすることもある。最後に導
管の適切な乾燥も、また、むずかしい。
るため単純にゆすいだだけでは不充分である。外側のシ
ェル即ち鞘が破損し、液洩れすることもある。最後に導
管の適切な乾燥も、また、むずかしい。
【０００７】洗浄装置は研究所や病院用の用品、特にホ
ースの洗浄に関するドイツ特許ＤＥ３１４３００５ Ｃ
２号からすでに公知となっているが、これは、以下の主
要部から構成されている。
ースの洗浄に関するドイツ特許ＤＥ３１４３００５ Ｃ
２号からすでに公知となっているが、これは、以下の主
要部から構成されている。
【０００８】即ち、洗浄室と、洗浄液収容プールと、循
環ポンプと、回転式スプレーアーム（これらすべての部
品は、従来の皿洗機から公知である）と、前記管状物品
を収納する前記洗浄室内に出入自在なケージとを有する
機械本体と、前記管状物品を洗浄液用の供給管に着脱自
在に連結するための連結手段と、洗浄サイクルをプログ
ラミングして制御する手段である。
環ポンプと、回転式スプレーアーム（これらすべての部
品は、従来の皿洗機から公知である）と、前記管状物品
を収納する前記洗浄室内に出入自在なケージとを有する
機械本体と、前記管状物品を洗浄液用の供給管に着脱自
在に連結するための連結手段と、洗浄サイクルをプログ
ラミングして制御する手段である。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第１の主目的
は、前記公知の機械をいくつかの点で精密に改良して申
し分のないものにし、且つ、より良く、より正確で、高
度に自動化された作動を可能にした洗浄機を提供するこ
とである。
は、前記公知の機械をいくつかの点で精密に改良して申
し分のないものにし、且つ、より良く、より正確で、高
度に自動化された作動を可能にした洗浄機を提供するこ
とである。
【００１０】本発明の他の目的は、管状物品の導管の絶
対確実な消毒と乾燥を可能にする管状物品用の洗浄機を
提供することである。
対確実な消毒と乾燥を可能にする管状物品用の洗浄機を
提供することである。
【００１１】更に、本発明の別の目的は、前記管状物品
の鞘の密封性と前記管状物品の個々の導管の貫通を試験
し、モニターすることのできる手段を備えた前記洗浄機
を提供することである。
の鞘の密封性と前記管状物品の個々の導管の貫通を試験
し、モニターすることのできる手段を備えた前記洗浄機
を提供することである。
【００１２】次いで、もう１つの目的は、前記管状物品
の外面を完全に洗浄し消毒する手段を備えた前記洗浄機
を提供することである。
の外面を完全に洗浄し消毒する手段を備えた前記洗浄機
を提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】これらの目的を満足する
ために、本発明の装置は、洗浄プログラムの全作動期間
に亘って周期的に行なわれる、ケージに収納された管状
物品の鞘の密封性の試験をおこなう第１の手段と、洗浄
すべき管状物品内の個々の導管の貫通を試験する第２の
手段と、空気圧パルスを前記導管に供給することによっ
て洗浄効果を高める第３の手段と、洗浄すべき管状物品
と上記に列挙された各手段とを自動的に連結する第４の
手段から成る。
ために、本発明の装置は、洗浄プログラムの全作動期間
に亘って周期的に行なわれる、ケージに収納された管状
物品の鞘の密封性の試験をおこなう第１の手段と、洗浄
すべき管状物品内の個々の導管の貫通を試験する第２の
手段と、空気圧パルスを前記導管に供給することによっ
て洗浄効果を高める第３の手段と、洗浄すべき管状物品
と上記に列挙された各手段とを自動的に連結する第４の
手段から成る。
【００１４】
【作用】洗浄すべき管状物品を収納したケージを装置本
体の洗浄室に入れると、先ず、第４の手段が作動して、
管状物品の鞘に第１の手段と、鞘内の導管に第２と第３
の手段が接続される。そして、第１の手段により鞘の密
封性が試験され、この試験から鞘の破損を検出して、洗
浄中の鞘内への水の侵入を未然に防止する。又、第２の
手段により導管の詰りを検出し、詰りによる導管の洗浄
不良の発生を未然に防止し、更に第３の手段により導管
に空気圧パルスを導入して洗浄効果を高める。
体の洗浄室に入れると、先ず、第４の手段が作動して、
管状物品の鞘に第１の手段と、鞘内の導管に第２と第３
の手段が接続される。そして、第１の手段により鞘の密
封性が試験され、この試験から鞘の破損を検出して、洗
浄中の鞘内への水の侵入を未然に防止する。又、第２の
手段により導管の詰りを検出し、詰りによる導管の洗浄
不良の発生を未然に防止し、更に第３の手段により導管
に空気圧パルスを導入して洗浄効果を高める。
【００１５】第１の手段、言い換れば、前記鞘の密封検
査手段は、好ましくは、次の部材から成る。
査手段は、好ましくは、次の部材から成る。
【００１６】即ち、低圧出力部における、言い換れば、
解放側での予め設定されたガス圧を一定に維持する装置
を有する自動的に制御される空気圧減圧弁と、周期的に
作動されるソレノイド弁と、前記予め設定された圧力以
上でのいかなる圧力上昇にも応答する第１の感圧スイッ
チと前記予め設定された圧力以下のいかなる圧力降下に
も応答する第２の感圧スイッチと、前記予め設定された
圧力を洗浄すべき管状物品の鞘内の空間に伝える管であ
る。
解放側での予め設定されたガス圧を一定に維持する装置
を有する自動的に制御される空気圧減圧弁と、周期的に
作動されるソレノイド弁と、前記予め設定された圧力以
上でのいかなる圧力上昇にも応答する第１の感圧スイッ
チと前記予め設定された圧力以下のいかなる圧力降下に
も応答する第２の感圧スイッチと、前記予め設定された
圧力を洗浄すべき管状物品の鞘内の空間に伝える管であ
る。
【００１７】第２の手段、言い換れば、個々の導管の貫
通を試験する手段は、一般に通常は大気圧である、所定
の試験圧力を供給するためのガス圧減圧装置と、加圧ガ
スにより該管状物品の導管を通して流れる自由流を試験
するために間隔を置いて開閉されるテスト弁と、前記自
由流のための試験がなされている時には前記導管に洗浄
液を流さないようにする、空気圧で作動される停止片
と、いずれか１つの導管に連結するライン内の、好まし
くは、磁気により作動される狭搾管弁である制御弁と、
いずれか１つの導管に連結するライン内の、好ましく
は、浮動体磁気スイッチである自由流センサーから成
る。尚、狭搾管弁は、弾性チューブを電磁石等から成る
一対のクランプ部材により挾んで閉鎖する形式の弁をい
う。
通を試験する手段は、一般に通常は大気圧である、所定
の試験圧力を供給するためのガス圧減圧装置と、加圧ガ
スにより該管状物品の導管を通して流れる自由流を試験
するために間隔を置いて開閉されるテスト弁と、前記自
由流のための試験がなされている時には前記導管に洗浄
液を流さないようにする、空気圧で作動される停止片
と、いずれか１つの導管に連結するライン内の、好まし
くは、磁気により作動される狭搾管弁である制御弁と、
いずれか１つの導管に連結するライン内の、好ましく
は、浮動体磁気スイッチである自由流センサーから成
る。尚、狭搾管弁は、弾性チューブを電磁石等から成る
一対のクランプ部材により挾んで閉鎖する形式の弁をい
う。
【００１８】第３の手段は、周期的に開閉する空気圧に
より作動する停止弁と、洗浄効果を高めるために該洗浄
サイクル中の洗浄液を含んでいるラインに加圧空気を噴
出し、導管に空気を噴出する空気圧ラインとから成る。
より作動する停止弁と、洗浄効果を高めるために該洗浄
サイクル中の洗浄液を含んでいるラインに加圧空気を噴
出し、導管に空気を噴出する空気圧ラインとから成る。
【００１９】第４の手段は、ケージの壁に取り付けられ
た連結ピースと、各洗浄室の内側に設けられた連結ブロ
ックから成り、これら両部材は、該ケージが最も奥の作
動位置にある時には一直線に整列する。該両連結部材の
特別な設計は、以下に記述されている。
た連結ピースと、各洗浄室の内側に設けられた連結ブロ
ックから成り、これら両部材は、該ケージが最も奥の作
動位置にある時には一直線に整列する。該両連結部材の
特別な設計は、以下に記述されている。
【００２０】両連結部材は、管状物品の導管と、空気及
び洗浄液を供給する各ラインを自動的に連結するのに役
立っている。
び洗浄液を供給する各ラインを自動的に連結するのに役
立っている。
【００２１】本発明の装置には、更に、洗浄すべき管状
物品に送られる少なくとも１つの洗浄液の流れを制御
し、且つ、モニターするための第５の手段を設けること
も可能である。
物品に送られる少なくとも１つの洗浄液の流れを制御
し、且つ、モニターするための第５の手段を設けること
も可能である。
【００２２】本発明のこれ以上の特徴並びに利点は、以
下の好ましい実施例の記載から明らかとなる。
下の好ましい実施例の記載から明らかとなる。
【００２３】
【実施例】図１に示されているように、洗浄機は、洗浄
機本体１０から成り、それは、実際に洗浄を行う洗浄室
を含む中央のセクション１２と上部セクション１４と下
部セクション１６との上下３段のセクションに分けられ
る。
機本体１０から成り、それは、実際に洗浄を行う洗浄室
を含む中央のセクション１２と上部セクション１４と下
部セクション１６との上下３段のセクションに分けられ
る。
【００２４】中央セクション１２は、１つ又は複数、例
えば図示のように２つの同一の部分１３と１５で構成さ
れ、両部分には前側から該中央セクション１２に入れら
れる洗浄すべき内視鏡を納めたケージ１８が収容され
る。スプレーアーム１９は、基本的に公知の態様で設け
られている。
えば図示のように２つの同一の部分１３と１５で構成さ
れ、両部分には前側から該中央セクション１２に入れら
れる洗浄すべき内視鏡を納めたケージ１８が収容され
る。スプレーアーム１９は、基本的に公知の態様で設け
られている。
【００２５】更に、電気的制御ユニット９を前記中央セ
クション１２の側方に設ける。該制御ユニット９は、操
作及び表示盤を含み、機械の作動と起こりうる故障をモ
ニターする。制御ユニット９はマイクロプロセッサーを
含む、操作手順の制御並びに管理のために必要な全ての
装置を含んでいる。
クション１２の側方に設ける。該制御ユニット９は、操
作及び表示盤を含み、機械の作動と起こりうる故障をモ
ニターする。制御ユニット９はマイクロプロセッサーを
含む、操作手順の制御並びに管理のために必要な全ての
装置を含んでいる。
【００２６】スプレーアーム１９によりまかれる洗浄液
は、下部セクション１６に達し、そこで、該洗浄液を再
加熱するために加熱部材２１を備えたプール２１に集め
られる。循環ポンプ２２により、前記洗浄液が管２４を
通り、加圧状態でスプレーアーム１９及び他の据置スプ
レーノズルに戻される。
は、下部セクション１６に達し、そこで、該洗浄液を再
加熱するために加熱部材２１を備えたプール２１に集め
られる。循環ポンプ２２により、前記洗浄液が管２４を
通り、加圧状態でスプレーアーム１９及び他の据置スプ
レーノズルに戻される。
【００２７】管２４が単純な分岐を有し、更に以下に記
述する内視鏡チャンネルの内部洗浄用のポンプ、即ち、
各チャンネルに対して１つ宛のポンプを更に含んでいる
公知の解決策とは対照的に、本発明によれば、管２３は
プール２０から、言い換れば、排出管２５から共通のリ
ンスポンプ２６へ分岐している。
述する内視鏡チャンネルの内部洗浄用のポンプ、即ち、
各チャンネルに対して１つ宛のポンプを更に含んでいる
公知の解決策とは対照的に、本発明によれば、管２３は
プール２０から、言い換れば、排出管２５から共通のリ
ンスポンプ２６へ分岐している。
【００２８】更に、下部セクション１６には、以下に記
述され、大体番号１１により表示された各種の弁と各々
の調整弁と他の器具が収容される。更に、排出弁２７を
排出管２５に介在させ、それにより、洗浄液のサイホン
２８への流出が制御される。上部セクション１４には乾
燥空気用のファン３０が収容されており、乾燥空気は、
エア弁３３が開いている時は、微細なフィルター３２を
介し、エアヒーター３４を通り管３１に強制通風され
る。この場合、下部セクション１６の循環ポンプ２２の
弁３５は、乾燥状況を形成するために閉じられる。
述され、大体番号１１により表示された各種の弁と各々
の調整弁と他の器具が収容される。更に、排出弁２７を
排出管２５に介在させ、それにより、洗浄液のサイホン
２８への流出が制御される。上部セクション１４には乾
燥空気用のファン３０が収容されており、乾燥空気は、
エア弁３３が開いている時は、微細なフィルター３２を
介し、エアヒーター３４を通り管３１に強制通風され
る。この場合、下部セクション１６の循環ポンプ２２の
弁３５は、乾燥状況を形成するために閉じられる。
【００２９】各内視鏡を収納するケージ１８の各々は、
好ましくは、図示されていない可動の側方フラップを有
する閉箱型に設計される。該ケージ１８には、内部に図
示しないパイプ状のステムを設け、その各々に、洗浄す
べきチャンネルの連結管の各々を差し込む。リンスライ
ンへの連結がどの様にしたら確立するのかは以下に記述
されている。
好ましくは、図示されていない可動の側方フラップを有
する閉箱型に設計される。該ケージ１８には、内部に図
示しないパイプ状のステムを設け、その各々に、洗浄す
べきチャンネルの連結管の各々を差し込む。リンスライ
ンへの連結がどの様にしたら確立するのかは以下に記述
されている。
【００３０】該ケージ１８は、内視鏡の完全な外部洗浄
を完全な浸積（びっしりと濡らすこと）により可能にす
る。しかし、又、排出路も必ず設けるから、各ケージ１
８は、リンスサイクルの終了ごとに素早くからとなる。
を完全な浸積（びっしりと濡らすこと）により可能にす
る。しかし、又、排出路も必ず設けるから、各ケージ１
８は、リンスサイクルの終了ごとに素早くからとなる。
【００３１】前記補助装置１１をより詳細に検討する。
補助装置の第１のグループは、内視鏡の鞘の周期的な密
封性試験に関するものである。該内視鏡の鞘（図示せ
ず）は、０．２バールの最大内圧にさらされている。
補助装置の第１のグループは、内視鏡の鞘の周期的な密
封性試験に関するものである。該内視鏡の鞘（図示せ
ず）は、０．２バールの最大内圧にさらされている。
【００３２】内視鏡の鞘の密封試験用の圧力試験器具の
中心部分は、自動減圧弁４０である。該自動減圧弁は、
チャンネル試験用の減圧弁５４を介して圧搾空気用の管
４２に連結されている。該管４２は、保守ユニット４４
Ａと停止弁４４を介して、図示しない、例えば０．２バ
ールの圧搾空気源に連結されている。該減圧弁４０は、
過剰な圧力を放出して、供給ライン４８内の例えば０．
２バールである通常の圧力を維持する。ソレノイド弁４
５は自動減圧弁４０の後方に連結されている。該ソレノ
イド弁と補助装置１１の他の動作部材は、図示しない接
続具により制御／モニター及びプログラミングユニット
９に接続されている。
中心部分は、自動減圧弁４０である。該自動減圧弁は、
チャンネル試験用の減圧弁５４を介して圧搾空気用の管
４２に連結されている。該管４２は、保守ユニット４４
Ａと停止弁４４を介して、図示しない、例えば０．２バ
ールの圧搾空気源に連結されている。該減圧弁４０は、
過剰な圧力を放出して、供給ライン４８内の例えば０．
２バールである通常の圧力を維持する。ソレノイド弁４
５は自動減圧弁４０の後方に連結されている。該ソレノ
イド弁と補助装置１１の他の動作部材は、図示しない接
続具により制御／モニター及びプログラミングユニット
９に接続されている。
【００３３】更に、２つの圧力スイッチ４６と４７は、
内視鏡の鞘用のコネクターに連結する供給ライン４８に
設けられているが、一方の圧力スイッチ、例えば４７は
試験圧力以下の圧力に応答し、他方、従って４６は試験
圧力以下の圧力に応答する。制御ユニット９と共に、前
記各部材４０、４５、４６、４７、４８は、以下の様に
作動する。（継続時間と圧力は、単に例としてのみ役立
つにすぎない）通常の圧力（試験圧力）が０．１８バー
ル、上限の切替圧力が０．２０バール、下限の切替圧力
が０．１６バールに設定されていると仮定する。まず、
ソレノイド弁４５が３秒間開かれる。減圧弁４０により
調整された０．１８バールの試験圧力がライン４８内と
密閉空間を形成する内視鏡の鞘内で確立される。ソレノ
イド弁４５は、その時、再度閉じられる。
内視鏡の鞘用のコネクターに連結する供給ライン４８に
設けられているが、一方の圧力スイッチ、例えば４７は
試験圧力以下の圧力に応答し、他方、従って４６は試験
圧力以下の圧力に応答する。制御ユニット９と共に、前
記各部材４０、４５、４６、４７、４８は、以下の様に
作動する。（継続時間と圧力は、単に例としてのみ役立
つにすぎない）通常の圧力（試験圧力）が０．１８バー
ル、上限の切替圧力が０．２０バール、下限の切替圧力
が０．１６バールに設定されていると仮定する。まず、
ソレノイド弁４５が３秒間開かれる。減圧弁４０により
調整された０．１８バールの試験圧力がライン４８内と
密閉空間を形成する内視鏡の鞘内で確立される。ソレノ
イド弁４５は、その時、再度閉じられる。
【００３４】もし、鞘が密封しており、内視鏡が洗浄機
内であたためられている場合には、鞘内の圧力は上昇す
る。０．２０バールに達したならば、スイッチ４６によ
りソレノイド弁４５が開弁し、そして、減圧弁４０は、
０．１８バールにまで圧力を減少させる。鞘が密封され
ており内視鏡が洗浄機内で（冷水又は高純度の冷水を入
れて）冷された場合には、内視鏡内の圧力は低下する。
冷水又は、高純度の冷水のための各々のライン６４と６
６の導入弁が開弁し、従って、圧力が０．１６バール以
下に低下した時には、圧力スイッチ４７によりソレノイ
ド弁４５が２秒間開弁し、減圧弁４０は、０．１８バー
ルにまで圧力を上げる。
内であたためられている場合には、鞘内の圧力は上昇す
る。０．２０バールに達したならば、スイッチ４６によ
りソレノイド弁４５が開弁し、そして、減圧弁４０は、
０．１８バールにまで圧力を減少させる。鞘が密封され
ており内視鏡が洗浄機内で（冷水又は高純度の冷水を入
れて）冷された場合には、内視鏡内の圧力は低下する。
冷水又は、高純度の冷水のための各々のライン６４と６
６の導入弁が開弁し、従って、圧力が０．１６バール以
下に低下した時には、圧力スイッチ４７によりソレノイ
ド弁４５が２秒間開弁し、減圧弁４０は、０．１８バー
ルにまで圧力を上げる。
【００３５】もし、内視鏡の鞘、又は、洗浄機の管のう
ちの１つが漏れていれば、圧力は低下し、そして、圧力
が０．１６バール以下に低下した場合には、スイッチ４
７は警告を発し、洗浄機は停止する。この段階の圧力テ
ストは、例えば、３分間続き、その上、上記のサイクル
が全リンスサイクル期間中繰り返される。従って、この
ことは、水が内視鏡に入ることを確実に阻止し、必要な
らば、補修することもできる。
ちの１つが漏れていれば、圧力は低下し、そして、圧力
が０．１６バール以下に低下した場合には、スイッチ４
７は警告を発し、洗浄機は停止する。この段階の圧力テ
ストは、例えば、３分間続き、その上、上記のサイクル
が全リンスサイクル期間中繰り返される。従って、この
ことは、水が内視鏡に入ることを確実に阻止し、必要な
らば、補修することもできる。
【００３６】上記に示された圧力と限界値、更に、継続
期間は、勿論任意に設定でき、必要な条件に適合され
る。
期間は、勿論任意に設定でき、必要な条件に適合され
る。
【００３７】通常は、３本乃至７本であり、図１にも示
されている別のライン５０は、後述の自動コネクタ１７
により内視鏡の対応する導管と連結される。鞘と反対
に、これらの導管は開口している。この場合、密封試験
は行わないが、必要な貫通試験は、洗浄とすすぎの前後
に空気により実施される。
されている別のライン５０は、後述の自動コネクタ１７
により内視鏡の対応する導管と連結される。鞘と反対
に、これらの導管は開口している。この場合、密封試験
は行わないが、必要な貫通試験は、洗浄とすすぎの前後
に空気により実施される。
【００３８】この目的のために、減圧弁５４が非常に洗
浄な空気ライン４２内に設けられている。弁５２は、リ
ンスライン２３の導管リンスポンプ２６の後方の停止弁
５６を閉じ、従って、装置のそれに続く部材には洗浄液
が供給されなくなる。
浄な空気ライン４２内に設けられている。弁５２は、リ
ンスライン２３の導管リンスポンプ２６の後方の停止弁
５６を閉じ、従って、装置のそれに続く部材には洗浄液
が供給されなくなる。
【００３９】停止弁５６の後方で、リンスライン２３
は、内視鏡の導管に連なるライン５０を開閉するいくつ
かの弁５８に分岐している。本発明の更なる特徴による
と、前記各制御弁５８はよごれにくく、自己浄化型の狭
搾管弁であって、強力な磁石によって駆動されるもので
ある。
は、内視鏡の導管に連なるライン５０を開閉するいくつ
かの弁５８に分岐している。本発明の更なる特徴による
と、前記各制御弁５８はよごれにくく、自己浄化型の狭
搾管弁であって、強力な磁石によって駆動されるもので
ある。
【００４０】内視鏡の導管の貫通試験のためには、弁７
４は閉じられ、弁７６が開かれる。連結された特性の内
視鏡の導管がつまっていない場合、空気は、テストライ
ン内に設けられた浮動体磁気スイッチ６０と弁７５と６
２並びに対応する制御弁５８を介して内視鏡の導管に流
れる。試験を終えた導管は、その後、弁５８を閉じるこ
とにより切り離され、別の導管が試験される。もしある
導管がつまっている場合、磁気スイッチ６０が開放され
ず、つまった導管が制御ユニットの表示区域に明示さ
れ、洗浄機は停止する。
４は閉じられ、弁７６が開かれる。連結された特性の内
視鏡の導管がつまっていない場合、空気は、テストライ
ン内に設けられた浮動体磁気スイッチ６０と弁７５と６
２並びに対応する制御弁５８を介して内視鏡の導管に流
れる。試験を終えた導管は、その後、弁５８を閉じるこ
とにより切り離され、別の導管が試験される。もしある
導管がつまっている場合、磁気スイッチ６０が開放され
ず、つまった導管が制御ユニットの表示区域に明示さ
れ、洗浄機は停止する。
【００４１】該貫通試験の後に、基本的に公知の方法と
変らない洗浄作業を始めることができる。いつもの様
に、いくつかのプログラムが提供され選択可能となる。
まず、プログラムに従い、冷水、温水、又は、高純度の
水（この高純度の水は最後のすすぎのためにのみ用いら
れる）が、ライン６４、６５、６６を通り洗浄機の下部
セクションに供給され、必要ならば、プール２０内のヒ
ーター２１により加熱される。循環ポンプ２２は、洗浄
液を強制的スプレーアーム１９や他の据置のスプレーノ
ズルに送る。洗剤や中和剤や乳剤や消毒剤を添加するこ
とは、一組の容器７０から洗浄機の中央セクション１２
に対応する液体をくみ上げるポンプ６８によりなされ、
該洗浄機の中央セクションでこれらの液体は循環中のす
すぎ液に混合される。添加剤のいくつかの流れ、又は、
全ての流れはモニターされ、必要ならば、フロー検知器
７２により計測される。しかしながら、一般に、計量ポ
ンプとして設計されたポンプ６８のタイミングを合せる
ことにより、添加剤の必要な量を混ぜることで充分であ
る。
変らない洗浄作業を始めることができる。いつもの様
に、いくつかのプログラムが提供され選択可能となる。
まず、プログラムに従い、冷水、温水、又は、高純度の
水（この高純度の水は最後のすすぎのためにのみ用いら
れる）が、ライン６４、６５、６６を通り洗浄機の下部
セクションに供給され、必要ならば、プール２０内のヒ
ーター２１により加熱される。循環ポンプ２２は、洗浄
液を強制的スプレーアーム１９や他の据置のスプレーノ
ズルに送る。洗剤や中和剤や乳剤や消毒剤を添加するこ
とは、一組の容器７０から洗浄機の中央セクション１２
に対応する液体をくみ上げるポンプ６８によりなされ、
該洗浄機の中央セクションでこれらの液体は循環中のす
すぎ液に混合される。添加剤のいくつかの流れ、又は、
全ての流れはモニターされ、必要ならば、フロー検知器
７２により計測される。しかしながら、一般に、計量ポ
ンプとして設計されたポンプ６８のタイミングを合せる
ことにより、添加剤の必要な量を混ぜることで充分であ
る。
【００４２】図１の左端に示された一組の容器７０の底
からくみ上げられた消毒液は、洗浄液に直接ではなく、
無菌の希釈溶液として供給される。このために、一方で
は、濃縮された消毒剤を供給し、他方ではライン６６か
ら高純度の水が供給され、それらを混合する混合ポイン
ト６３が設けられている。該２つの液の混合比は調節制
御でき、混合後、希釈溶液は、まだ刊行されていない提
案の対象である無菌フィルタ６７に供給される。
からくみ上げられた消毒液は、洗浄液に直接ではなく、
無菌の希釈溶液として供給される。このために、一方で
は、濃縮された消毒剤を供給し、他方ではライン６６か
ら高純度の水が供給され、それらを混合する混合ポイン
ト６３が設けられている。該２つの液の混合比は調節制
御でき、混合後、希釈溶液は、まだ刊行されていない提
案の対象である無菌フィルタ６７に供給される。
【００４３】好ましくは、高速の水流を可能にする膜フ
ィルタが、無菌フィルタ６７のために使用される。通常
の血液分析の無菌濾過に用いられるハイ−フラックス
（Ｈｉｇｈ−Ｆｌｕｘ）型工業用フィルタを用いると大
変有利である。これらの材料特性のために、その様なフ
ィルタは親水性であり、例えば、ポリビニルピロリドン
−親水化ポリスルホンやアセチルセルローズやポリアク
リロニトリル等によりつくられている。通常、該フィル
タは、１乃至３ｍ2から成る膜表面積を有し、それら
は、実質的に円筒形のハウジング内に約９０００乃至１
００００本の中空繊維を含んだ中空繊維フィルタの形式
で入手可能である。
ィルタが、無菌フィルタ６７のために使用される。通常
の血液分析の無菌濾過に用いられるハイ−フラックス
（Ｈｉｇｈ−Ｆｌｕｘ）型工業用フィルタを用いると大
変有利である。これらの材料特性のために、その様なフ
ィルタは親水性であり、例えば、ポリビニルピロリドン
−親水化ポリスルホンやアセチルセルローズやポリアク
リロニトリル等によりつくられている。通常、該フィル
タは、１乃至３ｍ2から成る膜表面積を有し、それら
は、実質的に円筒形のハウジング内に約９０００乃至１
００００本の中空繊維を含んだ中空繊維フィルタの形式
で入手可能である。
【００４４】この様な中空繊維膜は、約０．２ｍｍの内
径と、２０乃至３０μｍの壁厚と、０．５μｍ以下、よ
り特別には０．１μｍ以下の平均ボアサイズを有する。
径と、２０乃至３０μｍの壁厚と、０．５μｍ以下、よ
り特別には０．１μｍ以下の平均ボアサイズを有する。
【００４５】この様にして本発明の装置は、リンス室１
５の前方に配設された無菌フィルタ６７が、前記リンス
室に細菌が入り込むのを積極的に阻止し、洗浄機内の液
体消毒剤による処理された全ての器具が、すすぎの後で
も無菌フィルタの出口側で得られた無菌の新鮮な水によ
り無菌状態に積極的に維持されるという利点を有する。
５の前方に配設された無菌フィルタ６７が、前記リンス
室に細菌が入り込むのを積極的に阻止し、洗浄機内の液
体消毒剤による処理された全ての器具が、すすぎの後で
も無菌フィルタの出口側で得られた無菌の新鮮な水によ
り無菌状態に積極的に維持されるという利点を有する。
【００４６】洗浄プログラムにおいて、内視鏡の外側
は、単にスプレーされるだけでなく、完全に洗浄液中に
漬かる。何故ならば、それが籠というよりむしろ箱状の
ケージ１８内に収容されているからである。このことは
本発明の重要な利点である。何故ならば、単なるスプレ
ー操作だけでは不充分であることが判明したからであ
る。
は、単にスプレーされるだけでなく、完全に洗浄液中に
漬かる。何故ならば、それが籠というよりむしろ箱状の
ケージ１８内に収容されているからである。このことは
本発明の重要な利点である。何故ならば、単なるスプレ
ー操作だけでは不充分であることが判明したからであ
る。
【００４７】同時に、弁５６が開いている場合で、ポン
プ２６がライン２３を介して洗浄液を供給している間
は、全ての制御弁５８を開くことにより内視鏡の各導管
が洗浄される。弁５２は周期的に開かれ、それにより弁
５６がポンプ２６の出力圧に抗して閉じられ、更に、圧
搾空気パルスがライン５５と弁５８とライン５０を介し
て内視鏡の導管に供給される。該周期的な圧搾空気のパ
ルスは各導管の洗浄に実質的に貢献する。
プ２６がライン２３を介して洗浄液を供給している間
は、全ての制御弁５８を開くことにより内視鏡の各導管
が洗浄される。弁５２は周期的に開かれ、それにより弁
５６がポンプ２６の出力圧に抗して閉じられ、更に、圧
搾空気パルスがライン５５と弁５８とライン５０を介し
て内視鏡の導管に供給される。該周期的な圧搾空気のパ
ルスは各導管の洗浄に実質的に貢献する。
【００４８】すべての洗浄作業、言い換れば、一般的に
は、予備洗浄と洗浄と消毒と最後のすすぎと可能な場合
には乾燥の後に内視鏡の導管は、吹き通されて空にな
る。この目的で、エア弁７４と７５が停止弁５６が閉じ
ている間は開いている。これらに連結された減圧弁５４
は空気圧を減らして適切な値にする。もし、余分な圧力
がライン５５内で高まってきたら、弁７５は圧力スイッ
チ７８により閉じられる。通常は、全ての制御弁５８は
送風作業中は開かれている。
は、予備洗浄と洗浄と消毒と最後のすすぎと可能な場合
には乾燥の後に内視鏡の導管は、吹き通されて空にな
る。この目的で、エア弁７４と７５が停止弁５６が閉じ
ている間は開いている。これらに連結された減圧弁５４
は空気圧を減らして適切な値にする。もし、余分な圧力
がライン５５内で高まってきたら、弁７５は圧力スイッ
チ７８により閉じられる。通常は、全ての制御弁５８は
送風作業中は開かれている。
【００４９】毎回の洗浄サイクルの最後に、洗浄液は、
エア弁８０を介して作用される空気圧で作動される弁２
７により排出される。
エア弁８０を介して作用される空気圧で作動される弁２
７により排出される。
【００５０】内視鏡の外部乾燥は、ファン３０によりフ
ィルター３２とエアヒーター３４（ライン３１）を通
り、洗浄機内に送風される濾過された温風により有効に
行われる。排気は排気管３６を通って外に逃げる。
ィルター３２とエアヒーター３４（ライン３１）を通
り、洗浄機内に送風される濾過された温風により有効に
行われる。排気は排気管３６を通って外に逃げる。
【００５１】上記に詳述した様に内視鏡の鞘の密封性が
全洗浄方法中試験されていることに留意すべきである。
全洗浄方法中試験されていることに留意すべきである。
【００５２】前述の様に内視鏡用の箱型ケージ１８に
は、（図示しない）内側に開かれる側方フラップが設け
られている。内視鏡が挿入された時には、このフラップ
は開けることができなくなる。ケージ１８が挿入された
時に洗浄機の対応する検知器と共に働く機械的若しくは
光学的又は磁気的なマーカーをフラップの上側に設けて
もよい。このことで、自動的なプログラム選択が可能と
なる。内視鏡が取り出された時には、該フラップを垂直
軸回りに回転させて開放することができ、磁気マーカー
が作動しなくなり、そして、放したケージは全体的に加
熱殺菌される。
は、（図示しない）内側に開かれる側方フラップが設け
られている。内視鏡が挿入された時には、このフラップ
は開けることができなくなる。ケージ１８が挿入された
時に洗浄機の対応する検知器と共に働く機械的若しくは
光学的又は磁気的なマーカーをフラップの上側に設けて
もよい。このことで、自動的なプログラム選択が可能と
なる。内視鏡が取り出された時には、該フラップを垂直
軸回りに回転させて開放することができ、磁気マーカー
が作動しなくなり、そして、放したケージは全体的に加
熱殺菌される。
【００５３】前述の各器具を備えた箱は、その詳細な形
態が当業者には理解されるので図面中には表示しない。
態が当業者には理解されるので図面中には表示しない。
【００５４】図面中、図２は、ケージ１８の一部と自動
コネクタ１７の長手方向の断面を略式に表わしている。
コネクタ１７の長手方向の断面を略式に表わしている。
【００５５】ケージ１８の側壁９０の裏側の領域（又は
該ケージの後壁）内に、例えば、円形の断面の連結ピー
ス９１がしっかりとすき間のないように挿入される。該
連結ピース９１には穴があけられていて、該穴には、図
示しない洗浄すべき内視鏡の導管が連結されるホース連
結器９２が挿通され、ケージ１８の内側に突出してい
る。好ましくは、先の丸まった先端を有する直線的で表
面のすべすべしたステム９３が、ケージ１８の外側に設
けられている。
該ケージの後壁）内に、例えば、円形の断面の連結ピー
ス９１がしっかりとすき間のないように挿入される。該
連結ピース９１には穴があけられていて、該穴には、図
示しない洗浄すべき内視鏡の導管が連結されるホース連
結器９２が挿通され、ケージ１８の内側に突出してい
る。好ましくは、先の丸まった先端を有する直線的で表
面のすべすべしたステム９３が、ケージ１８の外側に設
けられている。
【００５６】ホース連結器９２とステム９３を有する穴
の数は、鞘を含め、内視鏡の導管の数に適合する。これ
は少なくとも１つであり、図１にライン４８と５０とし
て図示された様に、一般には７つある。図２には、単純
化するために、２つの接続部しか示さなかった。
の数は、鞘を含め、内視鏡の導管の数に適合する。これ
は少なくとも１つであり、図１にライン４８と５０とし
て図示された様に、一般には７つある。図２には、単純
化するために、２つの接続部しか示さなかった。
【００５７】連結ピース９１とぴったり係合するコネク
タ１７は、洗浄機１０の中央セクション１２内に配設さ
れる。このコネクタ１７は、ケージ１８が正確に洗浄機
内に挿入された時に連結ピース９１との直接且つ確実
で、テンションのかからない連結が、コネクタ１７が側
方へ移動することにより達成されるように配置されてい
るが、この連結は、図示しないセンサーが挿入されたケ
ージ１８の正確な停止位置の信号を送った特に自動的に
行なわれる。
タ１７は、洗浄機１０の中央セクション１２内に配設さ
れる。このコネクタ１７は、ケージ１８が正確に洗浄機
内に挿入された時に連結ピース９１との直接且つ確実
で、テンションのかからない連結が、コネクタ１７が側
方へ移動することにより達成されるように配置されてい
るが、この連結は、図示しないセンサーが挿入されたケ
ージ１８の正確な停止位置の信号を送った特に自動的に
行なわれる。
【００５８】コネクタ１７は、ケージ１８に設けられた
ステム９３と同じ数の穴９５を含む円筒形のブロック９
４で構成される。ケージ１８の終止位置では、穴９５
は、ステム９３と一列に整列している。穴９５はブロッ
ク９４のフロントディスク９６内で終了しているが、そ
こには、例えば、自己潤滑性材料製のＯリングである、
関連するステム９３のための適切なシール手段９７が設
けられている。ブロック９４の裏側には、穴９５を延長
すると共に図１のライン４８と５０の連結に役立つホー
スステム９８が設けられている。ブロック９４の周囲
は、複動式空気圧シリンダーとして設計され、大変略式
に図示された空気圧シリンダー９９と協働する。構造を
理解するためには直接必要でない、例えば、ガイド部
材、ブロック９４の回り止め部材、ストローク制限のた
めの停止部材、連結部材、センサー等の部材は図示しな
い。フロントディスク９６は、又、ブロック９４と一体
となる。コネクタ１７の作動は次の通りである。洗浄機
本体１０内にケージ１８が正確に挿入された後、ステム
９３は穴９５と一列に整列する。図示しない対応する検
知器が作動した後に、空気圧シリンダ９９は、図２（並
びに図１）で左に向って、フロントディスク９６がケー
ジ壁９０に当接するまで連結器１７を移動する。この過
程において、ステム９３は穴９５に入り、Ｏリング９７
により封止される。
ステム９３と同じ数の穴９５を含む円筒形のブロック９
４で構成される。ケージ１８の終止位置では、穴９５
は、ステム９３と一列に整列している。穴９５はブロッ
ク９４のフロントディスク９６内で終了しているが、そ
こには、例えば、自己潤滑性材料製のＯリングである、
関連するステム９３のための適切なシール手段９７が設
けられている。ブロック９４の裏側には、穴９５を延長
すると共に図１のライン４８と５０の連結に役立つホー
スステム９８が設けられている。ブロック９４の周囲
は、複動式空気圧シリンダーとして設計され、大変略式
に図示された空気圧シリンダー９９と協働する。構造を
理解するためには直接必要でない、例えば、ガイド部
材、ブロック９４の回り止め部材、ストローク制限のた
めの停止部材、連結部材、センサー等の部材は図示しな
い。フロントディスク９６は、又、ブロック９４と一体
となる。コネクタ１７の作動は次の通りである。洗浄機
本体１０内にケージ１８が正確に挿入された後、ステム
９３は穴９５と一列に整列する。図示しない対応する検
知器が作動した後に、空気圧シリンダ９９は、図２（並
びに図１）で左に向って、フロントディスク９６がケー
ジ壁９０に当接するまで連結器１７を移動する。この過
程において、ステム９３は穴９５に入り、Ｏリング９７
により封止される。
【００５９】これで、ライン４８と５０の洗浄すべき内
視鏡の導管への連結が確立される。内視鏡の導管の洗浄
と乾燥の終了後、コネクタ１７は自動的に後退、言い換
れば、実質的に図２に示された位置に後退し、ケージ１
８は洗浄機本体１０から取り出すことが可能となる。
視鏡の導管への連結が確立される。内視鏡の導管の洗浄
と乾燥の終了後、コネクタ１７は自動的に後退、言い換
れば、実質的に図２に示された位置に後退し、ケージ１
８は洗浄機本体１０から取り出すことが可能となる。
【００６０】部材や作動を他の適切なものに代替できる
ことはすでに記述した。本発明は、実際に実施例に記述
したものに制限されるものではなく、その保護を損わな
い限り、当業者により変更することも可能である。従っ
て、例えば、図２の連結ピースのステムと連結ブロック
の穴を相互に交換することも可能である。連結ブロック
の連結部材を溝付きのもの等にすることもできる。
ことはすでに記述した。本発明は、実際に実施例に記述
したものに制限されるものではなく、その保護を損わな
い限り、当業者により変更することも可能である。従っ
て、例えば、図２の連結ピースのステムと連結ブロック
の穴を相互に交換することも可能である。連結ブロック
の連結部材を溝付きのもの等にすることもできる。
【００６１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、洗浄すべき管状物品の鞘の破損や鞘内の導管
の詰りといった異常を検出できると共に、鞘内への水の
浸入や詰りによる導管の洗浄不良の発生を未然に防止し
て、鞘や導管を自動的に正確に洗浄できる効果を有す
る。
によれば、洗浄すべき管状物品の鞘の破損や鞘内の導管
の詰りといった異常を検出できると共に、鞘内への水の
浸入や詰りによる導管の洗浄不良の発生を未然に防止し
て、鞘や導管を自動的に正確に洗浄できる効果を有す
る。
【図１】 本発明の洗浄装置を略式に描いた概念図
【図２】 洗浄すべき管を空気並びに液体の供給ライン
に連結するための連結器具の長手方向の断面図
に連結するための連結器具の長手方向の断面図
９ 制御ユニット １０ 洗浄機本体 １１
補助装置 １７ 連結器 １８ ケージ ２０
プール ２１ ヒーター ２２ 循環ポンプ ２５
排出管 ２６ リンスポンプ ２７ 排出弁 ４０
自動減圧弁 ４２ 空気圧ライン ４４ 停止弁 ４５
ソレノイド弁 ４６、４７ 圧力スイッチ ５０ ライン
５２ 弁 ５４ 減圧弁 ５６ 停止弁 ５８
制御弁 ６０ 磁気スイッチ ６２ 弁 ６３
混合ポイント ６７ 無菌フィルター ６８ ポンプ ７４、７５、７６ 弁 ８０ エア弁
９１ 連結ピース ９２ ホース連結器 ９３ ステム ９４
連結ブロック ９７ シール手段 ９８ ホースステム ９９
エアシリンダー
補助装置 １７ 連結器 １８ ケージ ２０
プール ２１ ヒーター ２２ 循環ポンプ ２５
排出管 ２６ リンスポンプ ２７ 排出弁 ４０
自動減圧弁 ４２ 空気圧ライン ４４ 停止弁 ４５
ソレノイド弁 ４６、４７ 圧力スイッチ ５０ ライン
５２ 弁 ５４ 減圧弁 ５６ 停止弁 ５８
制御弁 ６０ 磁気スイッチ ６２ 弁 ６３
混合ポイント ６７ 無菌フィルター ６８ ポンプ ７４、７５、７６ 弁 ８０ エア弁
９１ 連結ピース ９２ ホース連結器 ９３ ステム ９４
連結ブロック ９７ シール手段 ９８ ホースステム ９９
エアシリンダー
Claims (16)
- 【請求項１】 可撓性の鞘と該鞘内で少なくとも１つの
特定の導管を有する管状物品の洗浄装置であって、該管
状物品を収容する少なくとも１つの出入自在のケージを
含む洗浄室を有する装置本体と、該鞘と少なくとも１つ
の導管を洗浄液用の供給管に着脱自在に連結するための
連結手段と、洗浄サイクル中の装置の作動をプログラミ
ングし、且つ、それを制御する手段とからなる成るもの
において、装置の全作動サイクル中周期的に実施され
る、該ケージ内に収容された管状物品の鞘の密封性を試
験するための第１の手段と、洗浄すべき物品の全ての導
管の貫通を試験するための第２の手段と、該導管に空気
圧パルスを送ることにより洗浄効果を高めるための第３
の手段と、洗浄すべき物品の該鞘と導管を前記各手段に
自動的に連結するための第４の手段とから成ることを特
徴とする管状物品の洗浄装置 - 【請求項２】 管状物品の鞘の密封性を試験するための
第１の手段が、該鞘に連結している供給ライン内に設け
られ、減圧された圧力を予め設定された値に維持する装
置を有する自動的に制御される空気減圧弁と、周期的に
制御された作動を行うために該ライン内に設けられたソ
レノイド弁と、該ライン内に設けられた、前記予め設定
された値以上の圧力上昇に応答する第１の圧力スイッチ
と、該ライン内に設けられた、前記予め設定された値以
下の圧力降下に応答する第２のスイッチとから成ること
を特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 自由流を試験するための第２の手段が、
所定の試験圧力を供給するための空気圧減圧弁と、該空
気圧による前記導管内の自由流の試験をするために開閉
する弁と、自由流用の試験をする導管に洗浄液を流さな
いようにするための空気圧により作動される停止弁と、
洗浄すべき物品の導管に連結するライン内に設けられた
制御弁と、該導管のうちのいずれか１つに連結するライ
ン内に設けられた自由流センサーとから成ることを特徴
とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項４】 制御弁が、磁気的に操作される自己浄化
型の狭搾管弁であることを特徴とする請求項３に記載の
装置。 - 【請求項５】 自由流センサーが、該ラインを流れる不
足、若しくは、不充分な流れについての誤り信号を発す
る浮動体磁気スイッチであることを特徴とする請求項３
に記載の装置。 - 【請求項６】 管状物品に、供給すべき洗浄液の流れの
うちの少なくとも１つを制御するための第５の手段を更
に含むことを特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項７】 洗浄液の流れを制御するための第５の手
段が、ポンプと共に働くフロー制御機器であって、ポン
プと同じライン内に設けられていることを特徴とする請
求項６に記載の装置。 - 【請求項８】 洗浄効果を高めるための第３の手段が、
制御弁により周期的に開閉され、洗浄液のラインに入っ
た空気圧により作動される停止弁と、該停止弁が閉じて
いる時に該洗浄液のラインに空気を噴射するための空気
圧とから成ることを特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項９】 洗浄すべき物品の鞘と導管を自動的に連
結するための第４の手段が、少なくとも１つのケージの
壁部に設けられた連結ピースであって、ケージの内側で
洗浄すべき物品との連結のための少なくとも１つのホー
ス連結器とケージの外側に延びる少なくとも１つの直線
状のステムと少なくとも１つの透穴とを含むものと、該
ケージが作動位置にある時該直線状のステムと一列に整
列する少なくとも１つの穴であって、該ステムのシール
手段を有するものと、その反対側の端部にチューブを連
結するための連結手段とを有する、該洗浄室内に設けら
れた連結ブロックと、該連結ブロックの前記直線状ステ
ムに対する水平方向の移動と、該ステムを解放するため
の反対方向の移動のための複動エアシリンダとから成る
ことを特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項１０】 高純度の水に消毒液を混ぜるために、
洗浄液としての消毒液の供給ライン内に設けられた混合
ポイントと、無菌フィルタとその後該洗浄室の内部に消
毒液と水の混合液を供給するラインとを備えることを特
徴とする請求項１又は６に記載の装置。 - 【請求項１１】 該ケージが箱型に形成され、それが洗
浄作業中あふれる程に水を保有することを特徴とする請
求項１に記載の装置。 - 【請求項１２】 該箱型ケージにはマークがあり、更
に、装置に自動的にプログラムを選択するために該マー
クと協働するセンサを設け、それにより該箱型ケージが
特定の洗浄プログラムを選択することを可能にすること
を特徴とする請求項１１に記載の装置。 - 【請求項１３】 該箱型ケージに側方に回転自在のフラ
ップを設け、該フラップが開放位置にある時には、少な
くとも１つのマークを該センサーと協働しないようにす
ることを特徴とする請求項１１又は１２に記載の装置。 - 【請求項１４】 該マークが磁気的マークであることを
特徴とする請求項１２に記載の装置。 - 【請求項１５】 内視鏡の試験と洗浄のために調整され
たことを特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項１６】 内視鏡が胃内視鏡であることを特徴と
する請求項１５に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| CH03386/90-4 | 1990-10-23 | ||
| CH3386/90A CH679447A5 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 |
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|---|---|
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| JP3275796A Pending JPH07936A (ja) | 1990-10-23 | 1991-10-23 | 管状物品の洗浄装置 |
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Effective date: 20040315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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