JPH0793676B2 - 多値画像変倍方法 - Google Patents

多値画像変倍方法

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JPH0793676B2
JPH0793676B2 JP62028113A JP2811387A JPH0793676B2 JP H0793676 B2 JPH0793676 B2 JP H0793676B2 JP 62028113 A JP62028113 A JP 62028113A JP 2811387 A JP2811387 A JP 2811387A JP H0793676 B2 JPH0793676 B2 JP H0793676B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多値画像を変倍する画像処理方法に係り、特に
文字および写真の混在する多値画像を良好に縮小するに
好適な多値画像変倍方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の多値画像の縮小処理方法では、たとえば画像電子
学会誌,第15巻,第2号(1986年)第93頁から第99頁に
おいて論じられているように、周期的に画素を間引きし
ながら縮小処理を行なつていた。しかし画素を間引くた
めに起る細線の消去等については配慮されていなかつ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は縮小処理のさい無作意に画素を間引くた
めに、第6図(a)に示すような縮小処理前の走査方向
に1画素の線幅の細線や1画素の弧立点61,62が縮小処
理のために間引く画素(*印)63と一致した場合には、
第6図(b)に示すように弧立点61が消去する等の問題
があつた。
本発明の目的は細線等を消去することなしに多値画像を
良好に縮小できる多値画像変倍方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、多値画像を縮小するさいに1画素幅の細線
が出現した場合には縮小処理後も細線の情報が残る論理
演算を逐次に実行するべく、縮小処理後に1画素となる
べき2画素以上からなる縮小対象画素群および縮小対象
画素群の直前画素をそれぞれ適当な濃度レベルをしきい
値として論理値化し、その縮小対象画素群の論理値を
B1,B2,…Bnとし縮小対象画素群の直前画素の論理値をA
として、 なる論理値が真の場合にはしきい値より濃度の高い縮小
対象画素群中の適当な画素の濃度値を縮小処理後の画素
の濃度値とし、 なる論理値が偽の場合にはしきい値より濃度の低い縮小
対象画素群中の適当な画素の濃度値を縮小処理後の画素
の濃度値とする多値画像変倍方法により達成される。
〔作用〕
上記多値画像変倍方法では、縮小対象画素群および縮小
対象画素群の直前画素をそれぞれ適当な濃度レベルをし
きい値として該しきい値以上の濃度の画素の論理値を真
とし該しきい値未満の濃度の画素の論理値を偽とする論
理値化を行ない、その縮小対象画素群の論理値をB1,B2,
…Bnとし縮小対象画素群の直前画素の論理値をAとして なる論理演算を行ない、 の論理値が真の場合にはしきい値より濃度の高い縮小対
象画素群中の適当な画素の濃度値を縮小処理後の画素の
濃度値とし、 の論理値が偽の場合にはしきい値より濃度の低い縮小対
象画素中の適当な画素の濃度値を縮小処理後の画素の濃
度値とすることにより、縮小対象画素群中の任意の場所
にしきい値以上の濃度の弧立点があれば の論理値が真となつて縮小処理後の画素の濃度はしきい
値より濃度の高い縮小対象画素群中の適当な画素の構成
値が選定されるので、細線や弧立点の消去等が起ること
がない。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を第1図ないし第5図により説
明する。
第1図は本発明による多値画像変倍方法の一実施例を示
す主走査方向の回路図である。第1図において、主走査
方向の多値入力データはデータ入力113から1画素ずつ
入力し、その濃度データが濃度データ用ラツチ11および
2値化用コンパレータ14に入る。コンパレータ14では多
値入力データ118をしきい値117で2値化し、その論理値
を論理値用ラツチ(1bitラツチ)15にラツチする。ラツ
チ11およびラツチ15にラツチされたデータはラツチ信号
LCによつて1画素ごとに右にシフトする。データ切換ス
イツチ112およびスイツチ16は縮小処理を行なわないと
きにはどちらもB側およびb側にしておく。よつて縮小
処理を行なわないときには、入力データ113より濃度デ
ータ用ラツチ11,12,120を介し3画素遅れた出力データ
がデータ出力116から入力データと同じ濃度で出力され
る。また縮小処理を行なうときに縮小対象画素群が2画
素の場合にはスイツチ16はb側にし、信号eは真にす
る。この場合に縮小対象画素群の濃度データはラツチ11
およびラツチ12に入り、コンパレータ14で2値化した縮
小対象画素群の論理値B1およびB2はそれぞれラツチ17お
よびラツチ15に入り、縮小対象画素群の直前画素の論理
値Aはラツチ18に入つている。この縮小対象画素群の論
理値B1およびB2と縮小対象画素群の直前画像の論理値A
は否定論理積回路と論理積回路と論理和回路からなる論
理演算部114に入りB1+B2なる論理演算を行い、B1
+B2の論理値が論理値出力19に出力される。この論理値
出力19の論理値が真の場合には縮小対象画素群中の濃度
の高い方をとり偽の場合には濃度の低い方をとるため
に、コンパレータ13で縮小対象画素群の2画素の濃度の
大小関係を判定した出力と論理値出力19との排他的論理
和を排他的論理和回路115でとり、この論理値が真の場
合にはラツチ110の出力によりスイツチ112をA側にし偽
の場合にはB側にし、縮小対象画素群の2画素を1画素
にするために縮小処理の最終画素が通過時にラツチ信号
119を入れてラツチ120にラツチし、縮小処理後の出力デ
ータがデータ出力116から出力する。つぎに縮小対象画
素群が2画素以上の場合には最初の2画素は上記と同じ
処理を行なうが、それ以後はスイツチ16をa側にして最
初の2画素のB1+B2の論理値をラツチ17に入れ、信号
eを偽にして新しくラツチ15に入つてきた最初の2画素
の次の画素の論理値B3との論理和を論理演算部114でと
ることにより、論理値出力19にはB1+B2+B3の論理値
が出力される。以下同じ操作を繰り返すことにより の論理値が論理値出力19に出力される。また濃度データ
用ラツチ12のラツチ信号111は論理値出力19との論理積
をとつているため、ラツチ12内のデータが縮小処理後の
画素の濃度の場合に排他的論理和回路115の出力が偽な
ので次の画素が入力したときにラツチ信号111が入力さ
れず、常にラツチ12には1画素前の判定結果がラツチさ
れることになる。よつてコンパレータ13の判定出力と論
理値出力19の論理値の排他的論理和を排他的論理和回路
115でとり、その論理値でラツチ110を介してスイツチ11
2を操作し縮小処理の最終画素のデータが通過時にラツ
チ120にラツチすることにより、 の論理値が真の場合には2値化時のしきい値より濃度の
高い縮小対象画素群中の画素の濃度を縮小処理後の画素
の濃度とし、偽の場合にはしきい値より濃度の低い縮小
対象画素群中の画素の濃度を縮小処理後の画素の濃度と
することができる。
第2図は同じく副走査方向の回路図である。第2図にお
いて、現ライン多値入力データはデータ入力212から入
力し、前ラインの画素の濃度データはラインメモリ28に
記憶され、前々ラインの画素の濃度データはラインメモ
リ29に記憶されている。コンパレータ21では現ラインの
画素の濃度と前ラインの画素の濃度の大小関係を判定
し、コンパレータ22は現ラインの画素のデータをしきい
値211で2値化し、コンパレータ23は前ラインの画素の
データを2値化し、コンパレータ24は前々ラインの画素
のデータを2値化する。まず縮小対象ラインの最初の2
ラインの画素の論理値は信号eを真にすることにより論
理演算部25でB1+B2になる論理演算を行ない、主走査
方向の処理と同じように論理値出力26とコンパレータ21
の判定出力との排他的論理和を排他的論理和回路213で
とり、さの論理値に応じて切換スイッチで現ラインの画
素のデータを選定するか前ラインの画素のデータを選定
し、その選定された画素のデータは前ラインメモリ28に
記憶される。ついで縮小対象ラインの最初の2ライン以
降のラインは信号eを偽にして論理演算部26では現ライ
ンの画素の論理値と前ラインの画素の論理値の論理和を
とることにより なる論理演算を行ない、 の論理値が真の場合にはしきい値より濃度の高い縮小対
象画素群中の画素の濃度を縮小処理後の画素の濃度と
し、偽の場合にはしきい値より濃度の高い縮小対象画素
群中の画素の濃度を縮小処理後の画素の濃度として、出
力データはデータ出力210から縮小対象ラインの最終ラ
インのみが縮小処理後のラインとして出力される。
第3図(a),(b)は本実施例による弧立点の縮小処
理の説明図である。第3図(a)に示すように走査方向
に対して1画素だけ濃度の高い細線や弧立点32,33があ
る場合に、従来例では第6図(a),(b)に示したよ
うにたまたま弧立点61,62と間引く画素63が一致したと
きには弧立点61が消えるという問題点があつたが、本実
施例では弧立点32,33の濃度がしきい値31より高ければ
縮小対象画素群35中のいかなる場所に弧立点32,33があ
つても縮小対象画素群35と縮小対象画素群35の直前画素
34の なる論理演算の論理値が常に真であるので縮小処理後の
画素の濃度は弧立点32,33の濃度値をとるから、第4図
(b)に示すように弧立点32,33の情報は保存され消去
されることがない。また第4図(a),(b)は本実施
例による濃度の高い画素群と濃度の低い画素群が交互に
現れるときの縮小処理の説明図である。第4図(a)に
示すように縮小前の濃度の高い画素群と濃度の低い画素
群が交互に現われる多値画像を1/2に縮小する場合には
縮小処理は縮小処理群43,44,45,46,47の順序で行なう。
各縮小処理群は縮小処理対象画素群の直前画素(Δ印)
41と縮小処理対象画素群の2画素(○印)42からなり、
しきい値31より高い画素は黒く塗りつぶした印にしてあ
る。縮小対象画素群が2画素の場合にB1+B2の論理値
はAおよびB1が真でB2が偽の場合は偽であるがそれ以外
の場合はB1とB2の論理和と同じであるので、縮小処理群
43の論理値は偽で、縮小処理群44の論理値は真で、縮小
処理群45の論理値は偽で、縮小処理群46の論理値は真
で、縮小処理群47の論理値は偽となり、第4図(b)に
示すように縮小処理後には濃度の高い画素群44,46と濃
度の低い画素群43,45,47が交互に現れるという情報が保
存される。また第5図(a),(b)は本実施例による
写真等の画像の場合の濃度が緩やかに変化するときの縮
小処理の説明図である。第5図(a)に示すように濃度
が緩やかに変化するときには縮小対象画素群35中の画素
の濃度はあまり変化しないため、 の論理値により縮小対象画素群35中のいかなる画素の濃
度を選んでも第5図(b)に示すように縮小処理後の画
像にあまり影響をあたえない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、文字等を構成する細線や弧立点の情報
は縮小処理後にも保存され、写真等によく現われる緩や
かな濃度変化の情報は特定の濃度だけを不具合に強調し
たりしないため、文字および写真の混在する画像を文字
等部分の情報を保存しながら良好に縮小処理できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多値画像変倍方法の一実施例を示
す主走査方向の回路図、第2図は同じく副走査方向の回
路図、第3図(a),(b)は本実施例による弧立点の
縮小処理の説明図、第4図(a),(b)は同じく濃度
の高い画素群と濃度の低い画素群が交互に現れるときの
縮小処理の説明図、第5図(a),(b)は同じく濃度
が緩やかに変化するときの縮小処理の説明図、第6図
(a),(b)は従来例による弧立点の縮小処理の説明
図である。 11,12……濃度データ用ラツチ、13……コンパレータ、1
4……2値化用コンパレータ、15,17,18……論理値用ラ
ツチ、16……スイツチ、112……データ切換スイツチ、1
14……論理演算部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多値画像を変倍する画像処理において、縮
    小処理後に1画素となるべき2画素以上からなる縮小対
    象画素群および縮小対象画素群の直前画素をそれぞれ適
    当な濃度レベルをしきい値として論理値化し、その縮小
    対象画素群の論理値をB1,B2,…Bnとし縮小対象画素群の
    直前画素の論理値をAとして、 なる論理値が真の場合にはしきい値より濃度の高い縮小
    対象画素群中の任意画素の濃度値を縮小処理後の画素の
    濃度値とし、 なる論理値が偽の場合にはしきい値より濃度の低い縮小
    対象画素群中の任意画素の濃度値を縮小処理後の画素の
    濃度値とすることを特徴とする多値画像変倍方法。
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JP4830401B2 (ja) * 2005-08-24 2011-12-07 カシオ計算機株式会社 画像変換装置および画像変換方法

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