JP2978550B2 - マーク検出装置 - Google Patents

マーク検出装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はマーク検出装置に係り、特に各種の画像処理
のために原稿の所望領域に付されたマークを検出するマ
ーク検出装置に関する。
[従来の技術] 複写機やフアクシミリ装置など各種の画像形成装置に
おいて、原稿に特殊マークを付することにより、オペレ
ータの手間を省いて画像の編集を行つたり、或は画像の
読み取りを正確に行う技術が開発され、例えば特開昭64
−19871号公報や特開平1−170163号公報に開示されて
いる。
この種の技術に伴つて原稿に付されたマークを検出す
ることが行われているが、従来のマークの検出では、マ
ークの濃度とマーク幅を検出してマークとして認識する
予め設定した定の範囲にあるかどうかを判定している。
そして、この種のものは、マーク幅の検出が原稿の等倍
を想定して行われていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、画像形成装置、例えば複写機では画像の倍
率変更が割り合い多く行われることもあり、等倍を想定
した、濃度と幅を基準としたマーク検出では次のような
問題が生じる。
第34図(a)(b)は従来のマーク検出動作の説明図
であり、同図(a)に示すように倍率1でマークの検出
基準幅Wsを設定しておいても、倍率1/2ではマーク幅が
縮小されて、マークとして検出できないことがある。ま
た、濃度がマーク濃度と同一でも、同図(b)に示すよ
うに、幅が狭くてマークとして検出されない線情報で
も、倍率×2ではマークとして検出されてしまう。
この問題を解決するために、主走査方向の倍率及び副
走査方向の倍率に対応させて、マーク幅検出の基準幅を
変更する方式の装置が提案されているが、この提案に係
る装置は回路が複雑となり製造コスト上でも問題があ
る。
本発明は上記従来技術の課題に鑑み、これを解決すべ
くなされたものであり、その目的は、簡単な回路構成
で、倍率の可変に対応して誤りなくマークの検出を行う
ことができるマーク検出装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、原稿画像を読み取る読取手段と、原稿の
所望領域をマークにより指定するマーク指定手段と、こ
のマーク指定手段で指定されたマークを検出するマーク
検出手段と、変倍率を指定する倍率指定手段と、この倍
率指定手段による倍率指定で主走査方向及び副走査方向
の倍率を可変する変倍可変手段と、この変倍可変手段で
の設定倍率に対応した複数のマーク幅を検出するマーク
幅検出手段とを有するによつて達成される。
また、上記目的は、原稿画像を読み取る読取手段と、
原稿の所望領域をマークにより指定するマーク指定手段
と、このマーク指定手段で指定されたマークを検出する
マーク検出手段と、変倍率を指定する倍率指定手段と、
この倍率指定手段による倍率指定で主走査方向の倍率を
可変する主走査変倍手段と、上記倍率指定で副走査方向
の倍率を可変する副走査変倍手段と、上記マーク検出手
段の検出信号によりマーク幅の検出を行うマーク幅検出
手段とを有するマーク検出装置において、上記マーク幅
検出手段によるマーク幅の検出を行つた後に上記主走査
変倍手段による主走査変倍を行うようにしたことを達成
される。
[作用] 上記手段により、上記変倍可変手段で可変された倍率
に対応してマーク幅検出手段によつてマーク幅が変化し
ても誤りなく選択検出される。
また、上記手段により、マーク検出手段の検出信号で
作動するマーク幅検出手段がマーク幅を検出した後に、
主走査変倍手段による倍率の設定が行われるように制御
されることから、より簡単な構成で上記変倍指定手段で
可変された倍率に対応してマーク幅が変化しても後りな
く選択検出される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
先ず、本発明の実施例が適用される画像処理装置につ
いて説明する。
第2図は画像処理装置における原稿、結合レンズ及び
CCDラインセンサの配置を示す図であり、第3図は本発
明の実施例に係るマーク検出装置が適用される画像処理
装置の構成を示すブロツク図である。
第3図において、4はスキヤナ部で、このスキヤナ部
4は、第2図に示すように、原稿1の読取りラインlの
画像が、結合レンズ2を介してCCDラインセンサ3に結
像されており、原稿1と、CCDラインセンサ3のY方向
の相対位置を機械的にずらして読取りラインを更新しな
がら(副走査)、各ラインをX方向に左から右に400dpi
(≒16画素/mm)の密度で読取る(主走査)。読取つた
信号は各画素の濃度に対応した振幅を持つアナログ信号
となる。5はビデオ処理回路であり、読取り信号f1をA/
D変換し、それに地肌除去処理、シエーデング補正処理
およびMTF補正処理等を施して8ビツト(256階調)の画
像データf2(数値が高い程濃度が濃い)を生成する回路
である。6はデータ処理コントロール部で、このデータ
処理コントロール部6は読取りデータを黒画素“1":Hレ
ベル、白画素を“0":Lレベルとして、2値化し、それに
指定領域の抽出(トリミング)、消去(マスキング)等
を行なつて、書出しデータf3を生成するものである。8
はレーザービームをAO変調(1:記録、0:非記録)して記
録紙にプリントアウトするレーザプリンタである。
上記画像処理装置において、これら構成各部を制御す
る制御装置ならび、スキヤナ部4、ビデオ処理回路5及
びレーザプリンタ8については、公知技術であり、本発
明の特徴に直接関係しないので、詳細な説明を省略す
る。
データ処理コントロール部6は、原稿1に記入した所
定濃度範囲のマーク、または、該マークで囲まれたエリ
アを検出し、これに基づいて、原稿にトリミング、マス
キング等を施すものである。本実施例では、所定濃度範
囲のマークとして、カラーフエルトペンによるマーク
(以下、カラーマークという)を想定する。これは、カ
ラーフエルトペンには種々の濃度のものがすでに用意さ
れ、これにより、所定濃度範囲のマーキングが容易にな
り、実用上有利であるためである。
第1図は実施例の要部の構成を示すブロツク図、第4
図は画像濃度情報の特性図、第5図は実施例のマークレ
ベル検出部の回路図、第6図はマークへのノイズの重畳
の説明図、第7図は実施例のマークノイズ除去部の回路
図である。
第1図で50は、マーク濃度レベル検出部で、マークが
一定濃度である特徴を利用してマークを抽出するもので
あり、第4図に示すようにマーク上限スレツシユレベル
TH2と下限スレツシユレベルTH1の内にある画像をマーク
の第1候補とする。つまり、画像の地肌は通常濃度的に
白側であり、文字等の線情報は、濃度的に黒側であり、
マークは、中間濃度部分に存在することにより上記の判
定法が用いられている。
第5図に示す実施例のマークレベル検出部では、マー
ク上限スレツシユレベルTH2と入力画像とをコンパレー
タ52で比較し、スレツシユレベルTH2より入力画像濃度
が小さい場合は該入力画像はマーク又は地肌であると判
断し、マーク下限スレツシユレベルTH1と、該入力画像
とをコンパレータ51で比較しスレツシユレベルTH1よ
り、該入力画像の濃度が大きい場合は、該入力画像はマ
ーク又は、文字であると判断し、これらの判断に基づい
てAND回路53によりマーク信号が取り出せることとな
る。
しかるに、文字等で薄い濃度の情報もあり、これが例
えばマーク濃度と同様の濃度である場合にはこのマーク
レベル検出部50では、マークとしてみなされるため、後
述するようにして誤検出を防止する。又、このレベル検
出部50ではマーク下限スレツシユレベルと、入力データ
が入力されるコンパレータ51の出力bを後述するマーク
連続部で使用するため、出力している。
第1図で60は、マークノイズ除去部であり、このマー
クノイズ除去部60は上述のマークレベル検出部50より得
られる信号aによつて画像のノイズを除去する機能を有
している。
一般にマーカーペン等でマーク指定を行なう時には、
マーク濃度が均一に塗られても所々にノイズが発生する
ことがある。このノイズは、原稿によつて差はあるが濃
度的に白くなつて濃度が低下する場合と黒くなつて濃度
が高くなる場合があり、このノイズにより、マーク信号
が分断されてしまう。
この状態を示したものが第6図であり、同図に示すよ
うにマークレベル検出後の信号aが、白ノイズ、黒ノイ
ズにより分断されているので、マークに重畳するノイズ
信号を除去する事が必要となる。第7図に示したのは、
1pixelノイズの除去に用いられるマークノイズ除去部で
あり、3×3のマトリクスにおいて中心部(図では○)
の周辺(図では×)が、マークレベルであれば、○のマ
ークレベルの如何にかかわらず、○をマークレベルと
し、×のうち1つでもマークレベルでないものがあると
○を画像の信号aのままとすることで1pixelのノイズを
取るようにしている。
そのため、まず3×3のマトリクス内の画像を同一時
間軸上にそろえるためメモリ61を使い、副走査方向に3l
ineのデータをそろえる。このメモリ61は第7図では、F
IFO(フアーストインフアストOUT)メモリを使用してい
る。FIFOメモリは、公知のため説明しない。FIFOのメモ
リ61によつて3lineのデータをフリツプフロツプ(以下F
/Fと略称する)62,63で、主走査方向にラツチし、同一
時間軸上に3×3のマトリクス内の信号aのデータをそ
ろえる。この後に、×のみの信号をAND回路64に入力し
その信号がHであれば×がすべてマークレベルであると
判定し、セレクタ65で、A入力のH信号を選択すること
によりマークレベルとし、×が1つでもマークレベルで
ない時はAND回路64の出力がLとなる為セレクタ65は、
L信号を選択出力することとなる。
ここで、1pixelのノイズを除去するようにしたのは、
実施例ではノイズの発生で、最も多いのが、1pixelノイ
ズであるためであり、ノイズの発生頻度によつては、2p
ixel,3pixelと、ノイズエリアを広げてもよい。さら
に、ハード化の簡便化のために、主走査方向のみ或は副
走査方向のみのノイズ除去を行なうこともできる。ま
た、ノイズの発生確率の低いシステムでは、このマーク
ノイズ除去部を除いた構成とすることも可能である。
第8図は実施例のブロツク化回路部の回路図、第9図
は実施例のブロツク化回路部の動作を示すタイミングチ
ヤート、第10図は実施例のマーク幅検出部の構成を示す
ブロツク図である。
上述の第1図のブロツク化回路部70はマークノイズ除
去部60の出力信号cを2×2にブロツク化する機能を有
している。このブロツク化回路部70では、マーカペンで
マークした領域以外のマーク濃度部分と検出した領域と
の誤検出の防止が図られる。例えば、原稿に小さな汚れ
等があつた場合このブロツク化回路70でのブロツク化に
よつてこの汚れのレベルがマーク濃度レベルにあつても
マークとは判定されない。さらに、このブロツク化によ
つて実施例では、主走査方向へ2、副走査方向へ2の2
×2のブロツクを1つの単位として、処理するため処理
情報量としては1/4となりハード構成の簡略化、及びコ
スト低減も図られる。
第8図において71,72はFIFOのメモリでありメモリ71
によつて、2lineのデータを同一時間軸上にそろえ、メ
モリ72によつて2lineずつ2lineステツプで同一2lineデ
ータを出力させている。この制御は、ライン有効読取幅
信号LGATEをメモリ71のリード/ライト端子に入力さ
せ、このライン有効読取幅信号LGATEを2分周した信号
をメモリ72のFIFOのライト端子に入力し、リード端子に
はライン有効読取幅信号GATEを入力させるようにするこ
とで実現できる。
第9図のタイミングチヤートに示すように、ライン有
効読取幅信号LGATEに同期して、信号cの入力データがF
IFOメモリ71に入力され、メモリ71の出力端子からは前
ラインのデータが出力され、この2lineを、FIFOのメモ
リ72に書き込む信号を分周器73の出力で制御することで
メモリ72からの出力は2lineステツプで出力される。又
同様にしてメモリ72の出力端子に得られた信号をF/F74
で1画素遅延し、遅延された画素と、現画素とを1/2分
周器77の出力信号でF/F75によりラツチすることで第8
図に示す2×2ブロツクが実現される。この2×2ブロ
ツク内の画素X1,X2,X3,X4がすべてマーク信号であれば
マーク信号とする処理が、AND回路76で行われ、画素X1
〜X4の1つでもマーク信号でなければマークと判定しな
いことにより小エリアのマーク外領域における部分をマ
ークエリアと検出する誤検出を低減できる。
又、ここで、2×2ブロツクとせず、主走査方向のみ
のブロツク又は副走査のみのブロツクで判定することも
可能であり、さらにマトリクスサイズを大きくとつて判
定するようにしてもよい。これにより、マトリクス領域
外のマーク誤検出を防ぐことが可能となりさらに、後述
するハード構成も簡単化される。
第1図のマーク幅検出部80は、マーク幅がある一定幅
以上あるか否かの検出を行うものである。この検出はマ
ークはかならずある一定幅以上の幅をもつていることに
基づいて行われるものであり、実施例では、12pixel×1
2lineのエリアを対象としている。即ち実施例では12pix
el×12lineのエリアにおいてある確率以上マーク信号d
が存在していればマーク領域とみなすことにしている。
ここで、ある確率としたのは、前述のマークノイズ除去
部60ではカツトされない少し大きい白又は黒ノイズが存
在してもマーク領域とするためでもある。さらに、この
マークの幅を通常の文字/線画の幅よりも大きいものと
することで、薄い文字/線等、マーク濃度と等しい濃度
レベルでマーク信号候補となつた部分でも、このマーク
幅を大きくすることでマークとは判定せず誤検出を防止
できる。
第10図においてメモリ81はFIFOのメモリであり入力信
号となる2lineステツプデータの信号dを、6回副走査
方向に遅延したデータ、つまり、12lineのデータを同一
時間軸上にそろえ、演算回路82で、AND演算及びOR演算
を行つて12lineの同一画素番目で、5/6の確率になるよ
うに演算する。つまり6×2lineステツプのデータの同
一画素番目で5ステツプがマーク信号dであればマーク
信号として出力する。この時5ステツプの、組合わせが
6通りあり、5入力のAND演算が5回行われその各々のA
ND出力の総和をOR演算することで5/6の確率を実現す
る。
この副走査方向の5/6の確率信号をシフトレジスタ83
で、主走査方向に6クロツク(1/2分周クロツク)遅延
させ、遅延された6クロツクに対応するマーク信号で副
走査と同様にAND演算及びOR演算を行なう演算回路84に
よつて、主走査方向で5/6確率となるように演算してい
る。このような演算により主走査副走査、12line×12pi
xelごとに、5/6以上の確率でマーク信号が入力された場
合にマーク幅信号eを出力することになる。
このマーク幅検出における幅の大きさは、システムに
よりそのシステムに適合した値に設定するよう可変とな
つており、上記確率もシステムにより、可変設定できる
ようになつている。さらに、複数の異なる確率検出基準
をもつ事で、最初に検出するマーク幅検出は厳しくし、
一度マーク検出したならば、次にくるマーク幅検出の確
率を下げるようにして検出率の向上を図る事も可能であ
る。
一般にデイジタル複写機においては、変倍機能を備え
ているので、実施例では変倍設定条件下でも誤りなくマ
ーク検出を行うことが必要である。この変倍において副
走査変倍は、上述のごとく原稿と、CCDとの相対位置を
機械的に変化させ縮小から拡大までの変倍の設定が行わ
れ、主走査変倍は、電気的に、縮小時は画素の間引き拡
大時は、画素の補間を行い変倍処理が行われる。ここで
電気的主走査変倍及び、原稿とCCDの相対位置速度を変
える方式は公知技術を、用いれば実現するものであり、
特に説明は行わない。
第32図(a)(b)は実施例に適用される主走査変倍
部の配置を示すブロツク図、第33図は実施例の要部の構
成を示すブロツク図、第34図は従来のマーク検出動作の
説明図である。
ここで、問題となるのが、マークエリア検出部と変倍
との関係である。つまり、副走査画像は変倍に応じ、入
力画像が副走査方向に変倍された画像である。しかし、
主走査変倍は第32図(a)に示すように、マークエリア
検出部401でのマークエリア検出後に主走査変倍部403で
変倍したり、同図(b)に示すように、主走査変倍部40
5で主走査変倍後にマークエリア検出部406でマークエリ
ア検出をする方式が考えられる。
ここで、第20図(a)で示す方式が本発明の特徴の1
つであり、上述のごとく、主走査変倍前に、マークエリ
ア検出を行なう方式である。主走査変倍前に、マークエ
リア検出を行う事によつて後述するマーク幅検出が、副
走査方向のみで倍率に対応して行われる。従つて倍率に
応じた幅検出が複数可能な構成とする事により比較的簡
単な構成で誤検出のない、マーク幅検出ができる。
この誤検出とは、例えば第34図に示すように同図
(a)では、マークを十分な太さでマーキングする時縮
小モードでは、マークの幅が狭くなる為従来のマーク幅
検出では等倍に対応したマーク幅検出を行う為に検出不
能となつて誤検出を生じる。その為、従来は縮小モード
ではマークを記入する際により太くマーキングする必要
があつた。さらに、第34図(b)ではマークではなくマ
ーク濃度と同様の濃度をもつ線情報(例えば、薄い鉛筆
情報)があつた場合、等倍では線幅が狭い為、誤検出し
なかつたものが拡大することにより、線幅が、前述のマ
ーク幅検出に適合する幅となることがあり、誤検出を行
なうことがあつた。
本発明は、上記欠点を改良するものであり、第32図の
(a)の場合は主走査変倍前に、同図(b)の場合は、
主走査変倍後にマークエリア検出を行なつた場合を示
し、このマークエリア検出内のマーク幅検出において第
33図に示すように倍率に応じた複数のマーク幅の幅検出
を行うマーク幅検出部を設けることで上記欠点を改良し
ている。
第33図で入力信号dは濃度検出の結果マーク濃度に対
応すると判定された信号であり、実施例では第10図に示
すマーク幅検出部に、倍率が×1の場合に12line×12pi
xelのブロツク内で5/6の確率でマーク濃度の画素が存在
することでマーク判定をする第33図に示すマーク幅検出
回路410を具備している。また実施例では縮小モード
(倍率×0.5)の場合に6line×6pixelのブロツク内で2/
3の確率でマーク濃度の画素が存在することでマーク判
定をする第33図に示すマーク幅検出回路409及び拡大モ
ード(倍率×2)の場合に、24line×24pixelのブロツ
ク内で所定の確率でマーク濃度の画素が存在することで
マーク判定をする第33図に示すマーク幅検出回路411を
もマーク幅検出部に具備している。
また縮小、拡大におけるマーク幅検出では上述の第10
図のメモリ81の出力を演算回路82に入力し倍率に対応し
た副走査幅シフトレジスタ83の出力を倍率に対応した主
走査幅とすれば実現される。ここで、各倍率に対応する
マーク幅を出力するために第33図に示すセレクタ412を
具備させ、図示しないCPUからの制御信号で各倍率に対
応するマーク幅出力信号を選択させる。又、本発明の要
件の1つである主走査変倍前に、マークエリア検出を行
なうようにすれば、上述の主走査幅は一定となり、第10
図に示すシフトレジス83は固定となる。
特に、独立変倍つまり主走査倍率と副走査倍率とが違
う倍率の時は、第32図(b)の方式時のマークエリア検
出部406におけるマーク幅検出は主走査、副走査の各方
向で倍率に対応するマーク幅検出部を備える必要があ
る。しかし第32図(a)の方式の時は、副走査方向のみ
の倍率に対応するマーク幅検出部のみを備えればよく、
回路的にもより簡単な構成となる。
第1図で90は第1マーク拡張部であり、この第1マー
ク拡張部90は上述のマーク幅検出部80で得られた信号が
実際のマーク領域よりも一般に狭くなつているので、得
られた信号を実際のマーク領域まで拡張する機能を有し
ている。第11図(a)〜(c)はマーク変倍の説明図で
あり、同図(a)に示す実際のマーク領域R0に対して、
検出されるマーク幅検出信号R1に基づいて算出されるマ
ーク領域R2は同図(c)に示すように一般に縮小するの
で、補正が必要となる。同図(b)はマーク幅検出信号
R1に基づいて算出されるマーク領域R3が拡大した場合で
ある。
注目画素がマーク幅検出信号であり、一定範囲内で隣
接画素が連続してマークノイズ除去信号又はマーク濃度
検出信号であれば連続されたマークノイズ除去信号又は
マーク濃度検出信号領域とマーク幅検出信号領域とをマ
ーク拡張領域とするというアルゴリズムに対し、マーク
濃度、マーク幅検出を行なつた後、マーク幅検出信号を
単純に拡張したのではマーク領域に誤差が生じるという
欠点を有している。つまり、第11図に示すように、マー
ク幅検出信号を単純に拡大すると、実際のマーク領域よ
り拡大されたり、実際のマーク領域より縮小されたりす
る事があり、誤差を生じる。例えば、実際のマーク領域
より拡大された場合は、マーク領域に近接して文字等の
情報があつた場合、その情報までもマーク領域として見
なし、残るべき情報が欠落したりあるいは、消したい情
報がの残るという不具合を生じる。またマーク領域が狭
くなつた場合にはマーク自体が画像に現れたりするとい
う不具合を生じる。
第12図は実施例のマーク拡張部の構成を示すブロツク
図、第13図は実施例のマーク拡張ブロツクの動作を示す
タイミングチヤートである。
上述のアルゴリズムを実施例では第12図に示すような
マーク拡張部で実現している。第13図において斜線部分
は実際のマーク領域であり、格子部分は上述のマーク幅
検出信号である。タイミングチヤートでe,cはそれぞれ
マーク幅検出信号で、又マークノイズ除去信号であり、
実施例では縮小されたマーク幅検出信号をマークノイズ
除去信号まで拡張すればよいことになる。
また第13図において、点々を施した部分がマーク濃度
範囲であるが幅として狭い例えば、薄い鉛筆の記入情報
であつたとすると、タイミングチヤートのe,cは同図に
示すような波形になる。ここで、第12図のシフトレジス
タ91とOR回路92によりマーク幅検出信号を十分拡張させ
る。この拡張量は上述のマーク幅検出により狭くなつた
領域以上とすることが必要となる。第13図A4に示すよう
に、実施例では第1のマークはマーク幅検出信号を拡張
させた信号より小さく、例外的に第2のマークはマーク
幅検出信号を拡張させた信号より大きい場合を想定し
た。
マークノイズ除去信号が入力するインバータ101の出
力信号とOR回路92の出力信号がNAND回路95に入力され、
第1のマークの後端部の信号A5を取り出す。さらに第1
のマークの先端部信号を作る為マークノイズ除去信号c
とシフトレジスタ102より得られた信号とをOR回路103に
入力し、OR回路103の出力端子に信号A6をNAND回路104で
マーク信号eとNAND処理する事で信号A7を得るこの信号
A7の立上りで第1のマーク信号とマーク幅検出信号の領
域の合成出力によつて第1のマーク信号とマーク幅検出
信号の領域の合成出力によつて第1のマーク信号のある
一定シフト量の先端部分を検出できる。
さらに第1のマーク信号のうち信号A7で得られたシフ
ト量と同じ量だけ後端側もシフトしなければならないの
で、シフトレジスタ99によつて遅延量を整合させ信号A8
を得る。信号A7,A8をAND回路100によつてAND処理するこ
とにより、第1のマークエリアの先後端の信号が合成さ
れる。この信号でバツフア93を制御して信号がHの期間
では信号A4を出力させる。信号A4がシフトレジスタ94に
入力され、このシフトレジスタ94も上述の信号A9により
制御される。つまり信号A9のHの期間にはかならず上述
のマーク幅検出信号を拡張した信号A4が入力されこれに
より第2のマーク幅検出信号を拡張した信号と第1のマ
ーク幅検出信号を拡張した信号とを上述のシフトレジス
タ99,102のシフト量分拡張する。
つまり、第2のマーク領域は全体でマーク幅検出信号
+(シフト量×2)となり前後にマークが拡張された事
と同一となる。よつて上述のごとくマーク幅検出信号を
実際のマーク信号より得られるシフト量により実際のマ
ーク領域まで拡張する事ができ単純な拡張による不具合
を解決するものである。また副走査側はシフトレジスタ
をメモリに置換える事により主走査方向のマーク拡張と
同様の考え方で実施することができるがその説明は省略
する。
第1図で110はマーク連結部であり、実施例では文字
や線画上にマークを塗ると、第1のマーク拡張部90まで
処理で跡切れが発生することがあるので、このマーク連
結部110で跡切れを連結させる。
第14図はマーク連結処理の説明図、第15図(a)
(b)はマーク跡切れ防止の説明図、第16図は実施例の
マーク連結部の構成を示す回路図、第17図(a)(b)
は実施例のマーク連結部の動作特性図である。
“アルゴリズム”として、“注目画素がマーク拡張で
あり隣接画素がマーク拡張ではなく隣接画素が黒又はマ
ークレベルでありさらに一定幅黒又はマークが連続し一
定幅以内でマーク拡張が再出現する場合一定幅以内のマ
ーク拡張でない画素をマーク拡張とする”とする。
従来のマークの跡切れの防止は、マーク周辺が白の場
合には、第15図(a)に示すように、実際のマーク範囲
R1より広い範囲R2までマークとすることにより行つてい
る。このため、マークに隣接した情報までマークと判定
してしまうことがある。またマーク周辺黒画像がある場
合には、同図(b)に示すようにこの黒画像に沿つてマ
ークMが広がるためにエリア精度が悪くなる。
第14図(a)に示すように文字L上にマークMが付さ
れている場合マーク拡張を行うと跡切れKが発生するの
で、実施例では同図(c)に示すように跡切れ部分をマ
ーク連結Nで連結するのである。この場合上記アルゴリ
ズムを実施例では第16図に示す構成のマーク連結部で実
現している。
第16図第17図では主走査方向のみを示しているが、副
走査方向については全く同様に考えることができるので
その説明は省略する。構成上副走査方向は、主走査方向
でのシフトレジスタをメモリ(例えばFIFOメモリ)に置
換えることにより実現される。
まず第17図(b)に示すようなマークMと線L1〜L6
(黒跡切れ)が存在する場合について説明する。
ここでは線L1〜L6によつてマークMが分断されていて
線L1〜線L2の間は上述のマーク拡張位置まで線がとぎれ
た場合が示されている。これがマーク拡張信号fとして
実施例のマーク連結部110に入力されたとする。又、上
述の説明で明らかなように黒又はマークレベルの信号b
がこのマーク連結部110では必要であるがこの信号bは
第17図(a)のタイミングチヤートに示すような波形と
する。この2つの信号f,bを用いて求める波形のマーク
拡張によつて分断された線L1と線L2の領域を連結させ
る。さらに線L3と線L4で分断された領域を連結させる。
そして線L5はそのまま残し線L6も残すような波形とすれ
ばよいことになる。
つまり、線L5まで、マークを拡張した場合は情報とし
ての線L5がマーク信号となりマスキング等の場合線L5が
分断される。このため本発明では上述の“アルゴリズ
ム”に示すように一定幅黒又はマークが連結し一定幅以
内でマーク拡張が再出現すればマーク拡張でないエリア
をマーク拡張としマーク拡張が再出現しなければマーク
領域を連結しない。よつて本アルゴリズムによりマーク
の跡切れが発生した時に跡切れ防止処理を行なうことに
よつても精度のよいマーク連結が可能となる。
これを実現する為にまずマーク拡張信号fをF/F111で
ラツチしこの出力と信号fの反転信号とのAND回路112で
の処理信号と黒又はマークレベルの信号bとのAND回路1
13でのAND処理で信号B1を得る。この信号B1はマーク拡
張が黒跡切れによつて分断される先端位置信号となる。
次に、黒又はマークレベル信号bと、マーク拡張信号f
のOR回路121のOR処理によつてマークの分断領域+線の
領域信号B2が得られる。
この信号B2をF/F122でラツチしマーク拡張信号fとAN
D回路123でAND処理することによつてマーク拡張領域の
分断された信号の後端信号B3(後端にマーク拡張信号が
ある場合のみ)が出力される。又上述のOR回路121で得
られたマークの分断領域+線の領域信号B2の間に上述の
マーク拡張の跡切れの先端信号B1によつて線L6をマーク
拡張信号の分断された領域から除外している(本発明の
特徴の1つ)。さらに上述の信号B1からシフトレジスタ
124とOR回路125によつて一定幅の先端検出信号B5を作
り、この信号B5内(つまり1定幅以内に)上述の後端信
号B3があるか否かをAND回路126を用いて検知している。
この検知で一定幅内に後端信号B3があると判定されると
マーク拡張で分断された領域がある一定幅以内にあると
いうことになる(本発明の特徴の1つ)。
実施例ではこの信号B6を基にさらに上述の一定幅分だ
け領域をシフトレジスタ127とOR回路128により拡張して
いる。この時点で現画像信号及び一定幅遅れる事となり
上述の信号B4をシフトレジスタ116で遅延させさらに信
号B7の間に上述の信号B4があるか否かを判定するため
に、F/F117でラツチした信号をAND回路126の出力信号B6
でF/F118によつてラツチさせている。そしてこの信号と
上述の遅延整合されたシフトレジスタ116の出力信号B9
とのAND回路119によるAND処理により信号B10を得てい
る。この時点で線L5の領域を削除している(本発明の特
徴の1つ)。
さらに、もとのマーク拡張信号fと分断された領域信
号とをOR回路120でOR処理することによりマーク連結信
号B12(g)が得られる。このようにして、マーク領域
外の線情報は残した状態でマーク領域内である一定幅以
内の黒跡切れによる分断が連結される。マーク領域と接
する線情報は残されるので精度のよいマーク連結が行な
われる。上述においては主走査方向についてのみを示し
たが副走査方向も同様に考えられることができる。さら
に、斜め方向も同様の考え方で処理することが出来、こ
の斜め方向の処理を行なうことによつてさらに精度を向
上させることができる。
第1図の140は第2マーク拡張部、150は第1マークエ
リア検出部、200は第2マークエリア検出部であり、次
にこれらの部分について説明する。
第35図(a),(b),(c)は実施例のマーク連結
後の画像の説明図、第36図乃至第38図は従来のマークエ
リア検出の説明図である。
実施例において上述のようにして第35図(a)のよう
に文字L上に付されたマークMに対してマーク連結処理
をすると、その画像は同図(b)に示すようになり原画
像に対して誤検出部Eが発生する。このため、実施例に
おいては第1マーク拡張と同一の処理を行なう事によつ
て誤検出部Eを取り除き精度のよいマークエリア検出を
行なうようにしている。
“アルゴリズム”として“注目画素がマーク幅検出信
号(マーク連結信号)であり一定範囲内で隣接画素が連
続してマークノイズ除去信号又はマーク濃度検出信号で
あれば連続されたマークノイズ除去信号領域又はマーク
濃度検出信号領域とマーク幅検出信号(マーク連続信
号)をマーク拡張領域とする。”とする。
従来のマークエリア検出では第36図に示すようにX1,X
2,Yのいずれの方向からも、マーカMの影になつて見え
ない部分はマーカエリアと見倣される。また第37図のよ
うな場合も同様でX1X2Yのいずれの方向からもマーカM
の影になつて見えない部分はマーカエリアと見倣され
る。さらに第38図に示すように、マーカM内のマークエ
リアM1を検出することはできなかつた。
そこで、実施例では第1マークエリア検出部150及び
第2マークエリア検出部200を設けることによりマーク
エリアの検出を精度よく行なうようにしている。
第18図は実施例のマークエリア検出部の構成を示すブ
ロツク図、第19図は実施例の第1マークエリア検出部の
回路図、第20図は実施例の第2マークエリア検出部の回
路図、第21図乃至第26図は実施例におけるマークエリア
検出動作のタイミングチヤート、第27図(a)〜(c)
は実施例のエリア検出の説明図である。
アルゴリズムとして“マーカー指定部の外側内側の位
置情報を検出し検出された位置情報により第1のマーク
エリアの外側エリア及び内側エリアの検出を行なう。こ
のようにして得られた内側マークエリア内にある第2の
マーク指定部の外側及び内側の位置情報を検出し、検出
された位置情報により第2のマークエリアの外側エリア
及び内側エリアの検出を行なう。第2のマークエリアの
外側エリアと第1のマークエリアの外側エリアの合成出
力を第1のマークエリアの外側及び内側の位置検出にフ
イードバツクさせる”とする。
実施例においては上記のアルゴリズムを第18図に示す
構成のマークエリア検出部により実現している。第18図
のマークエリア検出部において、まず第1マークエリア
検出部に上述の第2マーク拡張信号hが入力される。こ
の第2マーク拡張信号hに基づき第1のマーク外側位置
検出部151及び第1のマーク内側位置検出部160での位置
検出を行ない、第1の外側及び内側位置検出によつて得
られた信号で第1のマークの外側エリア及び内側エリア
の検出がそれぞれ第1のマーク外側エリア検出部152及
び第1のマーク内側エリア検出部161で行われる。
第1のマークの内側のエリアにある第2のマーク信号
を取り出すために、第1のマーク信号を遅延回路158で
遅延させた信号と第1のマークの内側エリア検出信号と
をAND回路159でAND処理し、第2のマーク信号を取り出
しこの信号に基づき第2のマーク外側位置検出部154と
第2のマーク内側位置検出部163とで、外側及び内側位
置検出を行なう。そして各々の信号によつて第2マーク
外側エリア検出部155及び第2マーク内側エリア検出部1
64で第2のマークの外側エリア及び内側エリアの検出を
行ない第1のマークの外側エリア信号と第2のマークの
内側エリア信号とのOR処理をOR回路165で行つて、得ら
れたマスキング信号と上述の第1マークの外側エリア検
出信号とのAND処理をAND回路157で行う。このAND回路15
7の出力信号を第1マークの外側位置検出部151及び第1
マークの内側位置検出部160にフイードバツクし上記第
1のマークの外側及び内側の位置検出を行なう。
まず第21図にはマークエリアが副走査方向に広がる場
合が示されている。第2マーク拡張部140より得られた
信号hは3ライン目の信号f19が第21図に示すような波
形となる。第19図のメモリ(FIFO)175より得られた前
ライン信号はDaとなり前ラインのマークの後端信号はDb
となる。F/F172はセツト/リセツトF/Fであり、2ライ
ン目信号Daの先端エツジでセツトされ信号Dbでリセツト
されて2ライン目の外側の信号DCが得られる。
この信号と第2マークエリア検出で得られた信号Dnが
1ライン目の外側マークエツジ検出信号となる為信号Dd
はAND回路173を通して第1ライン目の外側マークエリア
信号と等価となる。この信号DdがOR回路174で3ライン
目の現ライン信号の第2マーク拡張信号とOR処理されて
信号Deが得られる。この信号Deはマークが広がる場合に
は3ライン目の第1外側マークエリア信号となる。この
信号DeがFIFOメモリ175に入力され、その前ライン信号
によつてメモリ168及び180のリードデータを出力させ
る。
ところで、メモリ168のライトデータは上述の信号De
をF/F170でラツチした信号で現ラインのマークf19の後
端位置情報を記憶させる。この後端位置はカウンタ166
によつて発生される主走査方向の位置をF/F167でマーク
f19の反転エツジでラツチした情報となる。よつてメモ
リ168からは前ラインのマーク後端位置情報が出力され
カウンタ166より出力されたカウンタ値とコンパレータ1
69によつて比較された信号が信号Dbとなり上述のマーク
後端信号となる。同様にメモリ180のライトデータは、
インバータ178によつて反転された信号Deであり、カウ
ンタ166によつて出力されたカウンタ値をマークの先端
位置情報として出力する信号となる。よつてメモリ180
のリードデータは前ライン2のマークの先端位置情報が
出力される。
この時、信号De(前ライン)の立上りで位置情報が出
力される為カウンタ166の値はメモリ180より出力される
値より大きくなつてしまいコンパレータ181の出力Dfは
Hとなる。またF/F177は、セツト/リセツトF/Fであり
信号DaとAND回路176からの信号が同一となる為信号Dgは
Lとなる。この信号Dgは第1マークエリアの内側のマー
ク信号となりこの時の信号はライン2の内側マーク信号
に対応する。さらに第20図のAND回路209は上述の入力信
号の2ライン目の信号と2ライン目の第1マークエリア
の内側信号とのAND処理を行つて、第1マークエリア内
に第2のマークエリアがあるか否かを判定する。
第20図の回路構成はほぼ第19図の回路構成と等価であ
り、第20図の回路では第1のマークエリア内にある第2
マークエリアの外側エリア及び内側エリアを検出する
が、その重複説明は省略する。ここでは第2マークエリ
アはないため信号Di,DjともLとなる。この信号Di,Djは
1line目の信号となる。又OR回路212,214は後述するマー
カー編集のエリア信号を得るために用いられる。つまり
マーカの外側エリアではOR回路214の出力信号DnはF信
号となりマーカの内側エリアではOR回路212の出力信号D
mはE信号となる。ここで信号Di,Djは第2マークエリア
信号で、信号Dkは、第1マークエリア内側信号、信号De
は第1マークエリアの外側信号である(但し1line
目)。よつて信号Dnはマークの外側エリアに対応し、信
号Dmはマークの内側エリアに対応することとなる。
このようにして実施例によると、マーク位置情報に基
づいてマーク外側エリア及びマーク内側エリアを独立に
検出し、且つ第2マークエリア検出部を設けることによ
り、誤検出なしにマークエリア検出を行い、さらにマー
クエリア内のマーク領域をも検出することができる。
また実施例ではすでに説明したように、第2マークエ
リア検出で出力される信号を第1エリア検出にフイード
バツクすることにより副走査側に凹部が存在してもマー
クエリアを高精度で誤差なく検出することができ、後述
するようにフイードバツクの手段によつて多重円状のマ
ークなども誤りなく検出することができる。
第22図はマークエリアの副走査方向後端部に凹部が存
在する場合の実施例のマークエリア検出動作の説明図で
あり、ライン1〜7の範囲にマークエリアの凹部部分が
示されている。
現ライン3の信号f19は第1マーク内に第2マークが
存在している状態を示している。第19図のメモリ175よ
り出力される信号Daはライン2の状態を示して、この時
第1のマークエリアの外側は、上述のごとくF/F172に出
力される信号cとなるこの時点ではフイードバツク信号
は前ライン1のマーク外側信号となり、信号Ddは2ライ
ン目のマーカ外側信号となる(マーク幅が狭くなつてい
るため)。また、2ライン目の第1マークエリアの内側
信号も上述のごとく信号Dgとなる。ここで第1マークエ
リア内にある第2マークエリアの検出を行つて信号Dhが
得られ、この信号Dhに基づいて第2マークエリアの外側
エリア及び内側エリアを第2マークエリア検出部200で
検出するが、この検出出力は1ライン目となるため信号
Di,Dj共にLとなるよつてOR回路212,214の出力信号は1
ライン目の外側エリア、及び内側エリアを示す信号とな
る。
第23図を参照してライン4の場合のエリア検出につい
て説明する。3ライン目と同様出力信号Dcは、3ライン
目の第1マーカ外側エリア信号であり信号Dgは、第1マ
ーカ内側エリア信号となる。又、信号Djは2ライン目の
第2マーカ外側信号となり信号Djは、Lとなる。ここで
信号Dmは第1マークエリアの内側のみの信号つまり凹状
態にあるマークエリアの内側のみの信号が出力される。
又外側エリア信号は第1マークエリアの外側となり誤り
なくエリア出力が検出される。
第24図を参照して5ライン目を説明する。上述と同様
に信号Dcは4ライン目の第1マーカ外側信号、信号Dgは
4ライン目の第1マーカ内側信号、信号Diは3ライン目
の第1マーカ外側信号、信号Djは3ライン目の第1マー
カ内側信号であり信号DjはLとなる。また信号Dmは3ラ
イン目のマーカ内側エリア信号であり、信号Dnは3ライ
ン目のマーカ外側エリアに対応し、第1マークエリア外
側の3ライン目の信号と同じになる。
第25図を参照して6ライン目の動作を説明する。上述
のように信号Dcは5ライン目の第1マーカ外側信号であ
り、信号Dgは5ライン目の第1マーカ内側信号である。
ここで第2マークエリア検出部200をみると信号Djが4
ライン目の第2マーカ外側エリア信号となり、信号Djが
4ライン目の第2マーカ内側エリア信号となり4ライン
目ではじめて信号Djが出力される。
この信号Djにより信号Dnは4ライン目のマークの外側
信号として出力されることになり、副走査方向に凹状の
マークエリアが存在してもマークエリアの検出は誤りな
く行われる。もちろん信号Dmは、上述と同様4ライン目
のマークの内側信号である。また信号Dnを第1マークエ
リア検出部150のAND回路173にフイードバツクする事に
より信号Dd,Deは第25図に示す波形となりこの時メモリ1
68に書込まれるデータは上述とは異なるものとなる。即
ち上述では第1マークエリアの後端外側つまり第25図の
340の位置情報を書込むはずがここでは234と340の2つ
の位置情報を書込む事となる。つまり、ここで、第1マ
ークエリアが2つ存在したことと同じになる。
同様にしてメモリ180に書込まれるデータは、上述ま
ででは、第1マークエリアの後端内側、6ライン目の28
5の位置情報を書込むはずがここでは、185と285の2つ
の位置情報を書込むこととなる。このため、第26図の6
ライン目のマークの外側信号はDcとなり、第1マークの
外側エリアが二つ存在したことになる。又、6ライン目
では第1のマークの二つの外側エリアに対応する内側エ
リアはないため信号Dgつまり6ライン目の第1マークの
内側エリア信号はLとなる。つまりここからは第1マー
クエリアのみの検出が行なわれ第1マークエリア内にあ
るマークは、存在しないこととなる。よつて上述のごと
く副走査方向に凹部があるエリアも正しく検出し多重円
のマークエリアも正しく検出することになる。この状態
が第27図に示されている。
即ち実施例では、上述のようにマークの外側及び内側
の検出を同時に行つているので、トリミングマスキング
等編集に応じてマークの外側を選択するか内側を選択す
るかが任意に行われる。そのため、従来のようにマーク
が画像に出ることはなく、ノツチを可変できるので文字
線等のかすれも低減することができる。
次に、実施例において第1マークエリア内に第2マー
クエリアが存在する場合のマークエリアの編集について
説明する。
例えば、第1のマークエリアと第2のマークエリアの
画像を出力したい場合(トリミング)、第1のマークエ
リアの外側から第2のマークエリアの内側の信号Fを使
用すると、マーク自体も画像に出ることがあり、この場
合には第1のマークエリアの内側から第2のマークエリ
アの外側の信号Eを使う。さらに、第1のマークエリア
と第2のマークエリアの画像を消しその他の領域を画像
出力したい場合(マスキング)、第1のマークエリアの
内側から第2のマークエリアの外側の信号Eを使用する
と、マーク自体も画像に出ることがあり、この場合には
第1のマークエリアの外側から第2のマークエリアの内
側の信号Fを使う。このように、トリミング、マスキン
グ等の画像編集を使う場合、上記E,F信号を使い別ける
ことでマーク自体を画像に出力させることはなく、よつ
て、自由に画像2値化のための濃度スレツシユレベルを
可変することができるようになり、入力画像情報が薄い
文字等の場合でも、濃く出力することができる。
以上のように、前記実施例によれば、中間調及び中間
調によつて囲まれる部分を検出することが可能で、しか
もその形状は矩形に限らず種々可能である。また1枚の
原稿中で中間調で囲まれる部分の数も制限されない。し
かも原稿読取動作に並行して検出するので、例えば、プ
レスキヤン等によつてあらかじめエリア検出を行なう必
要もない。つまり、例えば、指定エリアを抽出すると同
時にそのエリアの画像をコピーすることなどが可能にな
る。また、本実施例ではカラーフエルトペンによるマー
クを対象にしているが、このマークは特定濃度範囲の濃
さであればその他は無関係であり、さらには、検出のた
め特別のセンサー、光源等を必要としない。
第28図は2値化及び編集回路の詳細ブロツク図を示
す。また、第31図はCPUからの編集データK,M1〜M3に対
応する出力データdの関係を示す。
第28図において、395,396はコンパレータ、397,398,3
06はセレクタ399,300,303はインバータ、301,302,304,3
05はANDゲート、307はデイザROMである。
まず、入力データgに対して、2値化の方法を説明す
る。
文字出力の場合、CPUからの2値化レベルHと入力デ
ータgとをコンパレータ95で比較し、2値化信号Iを出
力させる。さらに、デイザ法により、疑似中間調出力と
して、デイザROM307と、入力データをコンパレータ396
にて比較しデイザデータ(中間調データ)Jを出力さ
せ、操作ボードによつて文字モードの場合、CPUからの
データKが0となりセレクタ397によつて1がL出力と
なる。
中間調(写真)モードの場合は、CPUからのデータは
1となりセレクタ397によつてJがL出力となる。この
時、セレクタ306に対応したCPUのデータM1〜M3は0とな
り、セレクタ306の入力Aに対応する信号Lが出力され
ることとなる。
また、マーカ編集モード時は、マーカが、中間調濃度
に対応していることで、入力原稿は、基本的に白/黒比
がはつきりした文字原稿、つまり地肌は、マーカ下限レ
ベルより白く、文字データはマーカ上限レベルより黒い
ことが前提となる。
上記説明のごとく、文字原稿を対象としているため、
マーカ編集時、Kは0となる。信号が入つてきて、以下
の各処理を行なうことができる。
第29図及び第30図は実施例のマスキング及びトリミン
グ処理の説明図である。
(1)マスキング:つまり、マークエリア内の情報を消
去する場合、ANDゲート301で、マークエリア信号Eをイ
ンバータ300で反転させた信号と、2値画像信号Lとの
論理積をとり、マークエリア内の情報を消去し、セレク
タ306のB入力に入力され、CPUのコマンドM1〜M3でM1;
1,M2,M3;0にすることにより、d出力には、マスキング
データが出力される。この出力を第30図(a)に示す。
(2)トリミング;つまり、マークエリア内の情報だけ
抽出する場合、ANDゲート302で、マークエリア信号F
と、2値画像信号Lとの論理積をとり、マークエリア内
の情報だけ抽出し、セレクタ306のC入力に入力させ、C
PUのコマンドM1〜M3でM2:1,M1,M3;0にすることにより、
d出力には、マスキングデータが出力される。この出力
を第30図(b)に示す。
(3)マーカ内白黒反転マーカ外画像データ:つまり画
像のデータの内マーカ内情報だけ白黒反転をさせ、マー
カ外は画像データをそのまま出力するモードで、これ
は、セレクタ398のセレクト信号の入力マーカエリア信
号Eによつて、画像データと、反転データを選択し、マ
ークエリア信号が発生している時は、反転データを選択
することによつて出力する。また、CPUのコンマンドM1
〜M3はM1,M2:1,M3:0である。この出力を第30図(c)に
示す。
(4)マーカ外白黒反転マーカ内画像データ:これは、
(3)のマーカ内白黒反転マーカ外画像データで得られ
た信号をインバータ303で反転させたものであり、CPUの
コマンドM1〜M3はM1,M2:0,M3:1である。この出力を第30
図(d)に示す。
(5)トリミングマーカ内白黒反転:これは、マークエ
リアのみの画像を(2)のトリミング処理と同様にAND
ゲート305により、マーク信号Fと、画像データの反転
信号の論理積によつて、出力するものであり、CPUのコ
マンドM1〜M3は、M1,M3:1,M2:0である。この出力を第30
図(e)に示す。
(6)マスキングマーカ外白黒反転:これは、マークエ
リア外の画像を(1)のマスキング処理と同様にANDゲ
ート304で、マーク信号Eのインバータ300と、画像デー
タの反転信号の論理積によつて出力するものであり、CP
UのコマンドM1〜N3はM1:0,M2,M3:1である。この出力を
第30図(f)に示す。
このように構成された前記実施例にあつては、次のよ
うな効果を奏する。
(1)マークエリア内に存在するマークを検出すること
によつて、マークエリア内の1部の情報を抜き取つたり
消去でき、また、マークエリアの加工と同時にマークで
囲まれた閉ループ内の加工もでき、加工編集の自由度が
広がる。
(2)第1のマークエリアの内側、外側、及び第1のマ
ークエリア内に存在する第2のマークエリアのマークの
内側、外側を検出し第1のマークエリアの外側から、第
2のマークエリアの内側を第1の編集エリア、第1のマ
ークエリアの内側から、第2のマークエリアの外側を第
2の編集エリアとし、例えばトリミング(マーク内消
去)の場合は第1の編集エリアを使用し、マスキング
(マーク外消去)の場合は、第2の編集エリアを使用す
る。これにより、マーク自体が画像出力されることはな
くなり、また、出力されないので、画像2値化レベルを
可変することが可能となり、薄い文字等も出力すること
ができる。
また実施例のマーク編集では第28図に示すように2値
化手段を用いて2値画像に対応してのマークエリア編集
を行つている。一方デジタルの機器では、多値出力可能
なプリンターが最近開発されている。
実施例のマークエリア検出では上記2値化にかぎらず
多値出力可能なモードとしても対応することができる。
つまり、エリア検出までは上述のごとく行ない例えば、
3値出力の場合第28図のコンパレータ395をもう1段増
設し、もう1段の増設したコンパレータ出力をL′とす
るとセレクタ397からの出力は、文字モード(マークモ
ード)の時にはLとL′の2系統となり第28図の編集ブ
ロツクをもう一回路を設ける事により3値出力のマーク
編集モードを実行することが可能である。この場合多値
出力も2値出力と等価に出力レベルに対応するスレツシ
ユレベルを可変できるなどの特徴を持たせることができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、変倍手段で設
定される主走査方向及び副走査方向の倍率に対応した複
数のマーク幅を検出するマーク幅検出手段が設けられて
いるので、倍率が変更されても誤りなくマークの検出を
行うことができる。
また、本発明によれば、マーク幅検出手段によるマー
ク幅の検出が行われた後に、主走査変倍手段による主走
査変倍を行なうようにしたので、つまり主走査変倍前に
マーク幅検出を行なうことから、 1.副走査変倍に対応するマーク幅検出手段のみでマーク
幅を検出するため回路規模を減少させてコストダウンを
図ることができる。
2.主走査変倍の倍率と副走査変倍の倍率が異なる場合で
も副走査変倍に対応するマーク幅検出のみでよく、制御
を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第35図は本発明の実施例を説明するためのも
ので、第1図は要部の構成を示すブロツク図、第2図は
画像処理装置における原稿、結合レンズ及びCCDライン
センサの配置を示す説明図、第3図は画像処理装置の全
体構成概要を示すブロツク図、第4図は画像濃度情報の
特性図、第5図はマークレベル検出部の回路図、第6図
はマークへのノイズの重畳の説明図、第7図はマークノ
イズ除去部の回路図、第8図はブロツク化回路部の回路
図、第9図はブロツク化の動作を示すタイミングチヤー
ト、第10図はマーク幅検出部の構成を示すブロツク図、
第11図(a)〜(c)はマーク変倍の説明図、第12図は
マーク拡張部の構成を示すブロツク図、第13図はマーク
拡張部の動作を示すタイミングチヤート、第14図(a)
〜(c)はマーク連結処理の説明図、第15図(a),
(b)はマーク跡切れ防止の説明図、第16図はマーク連
結部の構成を示す回路図、第17図はマーク連結部の動作
を示すタイミングチヤート、第18図はマークエリア検出
部の構成を示すブロツク図、第19図は第1マークエリア
検出部の回路図、第20図は第2マークエリア検出部の回
路図、第21図乃至第26図はマークエリア検出動作のタイ
ミングチヤート、第27図(a)〜(c)は実施例のエリ
ア検出の説明図、第28図は2値化及び編集回路のブロツ
ク図、第29図及び第30図はマスキング及びトリミング処
理の説明図、第31図はCPUからの編集データに対応する
出力データの説明図、第32図(a)(b)は主走査変倍
部の配置を示すブロツク図、第33図は要部の構成を示す
ブロツク図、第34図(a)(b)は比較のために示す従
来のマーク検出動作の説明図、第35図はマーク連結後の
画像の説明図、第36図乃至第38図は従来のマークエリア
検出の説明図である。 50……マークレベル検出部、60……マークノイズ除去
部、70……ブロツク化回路部、80……マーク幅検出部、
90……第1マーク拡張部、110……マーク連結部、140…
…第2マーク拡張部、150……第1マークエリア検出
部、200……第2マークエリア検出部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読み取る読取手段と、原稿の所
    望領域をマークにより指定するマーク指定手段と、この
    マーク指定手段で指定されたマークを検出するマーク検
    出手段と、変倍率を指定する倍率指定手段と、この倍率
    指定手段による倍率指定で主走査方向及び副操作方向の
    倍率を可変する変倍可変手段と、この変倍可変手段での
    設定倍率に対応した複数のマーク幅を検出するマーク幅
    検出手段とを有することを特徴とするマーク検出装置。
  2. 【請求項2】上記変倍可変手段は、原稿と読取手段との
    相対的移動量を可変させる副走査変倍手段と、電気的に
    間引処理及び補間処理を行う主走査変倍手段とからなる
    ことを特徴とする請求項(1)に記載のマーク検出装
    置。
  3. 【請求項3】原稿画像を読み取る読取手段と、原稿の所
    望領域をマークにより指定するマーク指定手段と、この
    マーク指定手段で指定されたマークを検出するマーク検
    出手段と、変倍率を指定する倍率指定手段と、この倍率
    指定手段による倍率指定で主走査方向の倍率を可変する
    主走査変倍手段と、上記倍率指定で副走査方向の倍率を
    可変する副走査変倍手段と、上記マーク検出手段の検出
    信号によりマーク幅の検出を行うマーク幅検出手段とを
    有するマーク検出装置において、上記マーク幅検出手段
    によるマーク幅の検出を行つた後に上記主走査変倍手段
    による主走査変倍を行うようにしたことを特徴とするマ
    ーク検出装置。
  4. 【請求項4】上記マーク幅検出手段は、副走査方向の倍
    率に対応する複数のマーク幅の検出を行うように構成し
    たことを特徴とする請求項(3)に記載のマーク検出装
    置。
  5. 【請求項5】上記副走査変倍手段は、原稿と読取手段と
    の相対的移動量を可変させるようにしたことを特徴とす
    る請求項(3)に記載のマーク検出装置。
  6. 【請求項6】上記主走査変倍手段は、電気的に間引処理
    及び補間処理を行うように構成されていることを特徴と
    する請求項(3)に記載のマーク検出装置。
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