JP3179456B2 - 画像編集装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像編集装置に係り、原稿上の任意領域を指
定して、任意領域を抽出又は、消去,白黒反転等の加工
及びメモリ合成を行なう画像編集装置に関する。
定して、任意領域を抽出又は、消去,白黒反転等の加工
及びメモリ合成を行なう画像編集装置に関する。
デジタル複写機、スキヤナー入力装置、フアクシミリ
等においては、原稿上の情報で複写を必要としない部分
があるときは、原稿上の当該部分を切除した後複写をと
るか、又は原稿上の当該部分を白い紙で覆つた後複写を
とる等して、必要部分の複写をとつていたものである。
等においては、原稿上の情報で複写を必要としない部分
があるときは、原稿上の当該部分を切除した後複写をと
るか、又は原稿上の当該部分を白い紙で覆つた後複写を
とる等して、必要部分の複写をとつていたものである。
しかしながらかかる従来の方式によるならば、原稿を
加工しなければならないので、原稿を破損してしまうも
のであり、又、時間を要するという点に加えて、不要部
分を除去した複写物を複数枚得る場合に、例えば不要部
分を覆つた白い紙がずれてしまい、同一の複写物を得る
ことができないこともある。
加工しなければならないので、原稿を破損してしまうも
のであり、又、時間を要するという点に加えて、不要部
分を除去した複写物を複数枚得る場合に、例えば不要部
分を覆つた白い紙がずれてしまい、同一の複写物を得る
ことができないこともある。
これを解決するために、カラーフエルトペン等を使用
して、原稿上の任意の領域をマークで囲み、このマーク
指定領域を読み取ることにより加工及びメモリ合成の領
域指定を行なつていた。
して、原稿上の任意の領域をマークで囲み、このマーク
指定領域を読み取ることにより加工及びメモリ合成の領
域指定を行なつていた。
ところが、前記従来技術では、原稿の領域指定をマー
クエリアで指定する場合、1つの原稿で画像合成を行な
うもので、複数の領域編集された原稿間の合成装置で各
々の領域を設定する方法としては、X,Yの座標入力があ
るが、XY座標入力では複雑な領域を指定することは困難
であつた。
クエリアで指定する場合、1つの原稿で画像合成を行な
うもので、複数の領域編集された原稿間の合成装置で各
々の領域を設定する方法としては、X,Yの座標入力があ
るが、XY座標入力では複雑な領域を指定することは困難
であつた。
本発明は前記従来技術の課題に鑑み、これを解決すべ
くなされたもので、その目的は、原稿の領域加工(例え
ば、領域の抽出、消去、白黒反転等)エリアをマークに
よつて指定し、複数の領域加工を施したい原稿間の画像
合成を行なうことができる画像編集装置を提供すること
にある。
くなされたもので、その目的は、原稿の領域加工(例え
ば、領域の抽出、消去、白黒反転等)エリアをマークに
よつて指定し、複数の領域加工を施したい原稿間の画像
合成を行なうことができる画像編集装置を提供すること
にある。
前記目的と達成するために、本発明は、原稿画像を読
取り、画像情報を発生する読取手段と、原稿にマークを
記入することによって所望領域をマークによって指定す
る指定手段と、前記指定手段による領域指定に従って前
記所望領域を示す領域信号を発生する発生手段と、編集
モードを選択する編集モード選択手段と、前記発生手段
から発生される前記領域信号に従って、前記読取手段に
より発生された画像情報を前記編集モード選択手段で選
択した編集モードにより加工する加工手段と、前記編集
モード選択手段によって選択した異なる編集モードによ
り、前記加工手段で編集を行った各画像情報を、異なる
編集モード毎に1つの記憶手段にそれぞれ記憶可能な複
数の記憶手段と、異なる編集モードによる各画像情報を
記憶した前記複数の記憶手段から読出された、異なる編
集モードにより各編集された異なる画像情報を合成出力
する合成手段を有し、前記複数の原稿に各々所望領域を
前記指定手段により指定してある複数の原稿画像を読取
り、前記領域発生手段によって得られた領域信号によっ
て発生された画像情報を、各原稿画像毎に前記編集モー
ド選択手段によって選択した異なる編集モードにより、
前記加工手段によって編集し、各編集された異なる編集
モードの画像情報を、前記複数の記憶手段にそれぞれ記
憶させ、複数の異なる編集モードで編集された各画像情
報をそれぞれ記憶している各記憶手段よりそれぞれ読出
し、読み出した異なる編集モードの各画像情報を前記合
成手段により合成出力させる構成にしてある。
取り、画像情報を発生する読取手段と、原稿にマークを
記入することによって所望領域をマークによって指定す
る指定手段と、前記指定手段による領域指定に従って前
記所望領域を示す領域信号を発生する発生手段と、編集
モードを選択する編集モード選択手段と、前記発生手段
から発生される前記領域信号に従って、前記読取手段に
より発生された画像情報を前記編集モード選択手段で選
択した編集モードにより加工する加工手段と、前記編集
モード選択手段によって選択した異なる編集モードによ
り、前記加工手段で編集を行った各画像情報を、異なる
編集モード毎に1つの記憶手段にそれぞれ記憶可能な複
数の記憶手段と、異なる編集モードによる各画像情報を
記憶した前記複数の記憶手段から読出された、異なる編
集モードにより各編集された異なる画像情報を合成出力
する合成手段を有し、前記複数の原稿に各々所望領域を
前記指定手段により指定してある複数の原稿画像を読取
り、前記領域発生手段によって得られた領域信号によっ
て発生された画像情報を、各原稿画像毎に前記編集モー
ド選択手段によって選択した異なる編集モードにより、
前記加工手段によって編集し、各編集された異なる編集
モードの画像情報を、前記複数の記憶手段にそれぞれ記
憶させ、複数の異なる編集モードで編集された各画像情
報をそれぞれ記憶している各記憶手段よりそれぞれ読出
し、読み出した異なる編集モードの各画像情報を前記合
成手段により合成出力させる構成にしてある。
前記手段により、異なる原稿間で、各々別の領域指定
をし、この領域指定に従って加工された画像情報を複数
の記憶手段に記憶させ、記憶された画像情報を読出して
合成手段により合成出力する。これにより、マークによ
り領域指定した異なる原稿間の画像合成を行なえる。
をし、この領域指定に従って加工された画像情報を複数
の記憶手段に記憶させ、記憶された画像情報を読出して
合成手段により合成出力する。これにより、マークによ
り領域指定した異なる原稿間の画像合成を行なえる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の1実施例である画像処理装置の構成
ブロツク図を示す。4はスキヤナ部で、このスキヤナ部
4は、第2図に示すように、原稿1の読取りラインlの
画像が、結合レンズ2を介してCCDラインをセンサ3に
結像されており、原稿1と、CCDラインセンサ3のY方
向の相対位置を機械的にずらして読取りラインを更新し
ながら(副走査)、各ラインをX方向に左から右に400d
pi(≒16画素/mm)の密度で読取る(主走査)。読取つ
た信号は各画素の濃度に対応した振幅を持つアナログ信
号となる。5はビデオ処理回路であり、読取り信号aを
A/D変換し、それに地肌除去処理、シエーデイング補正
処理およびMTF補正処理等を施して6ビツト(64階調)
の画像データ6(数値が高い程濃度が濃い)を生成する
回路である。6はデータ処理コントロール部で、このデ
ータ処理コントロール部6は読取りデータを黒画素を
“1":Hレベル、白画素を“0":Lレベルとして、2値化
し、それに指定領域の抽出(トリミング)、消去(マス
キング)等を行なつて、書出しデータdを生成するもの
である。また書出しデータdは、後述するが、マークエ
リア信号である。7はメモリコントロール部で、このメ
モリコントロール部7は書き出しデータdを、メモリに
蓄え、メモリコントロール部7においてのメモリは、複
数枚のフレームメモリを持ち、さらに、メモリ間の合成
を合なうものであり、信号eを出力するものである。8
はレーザービームをAO変調(1:記録、0:非記録)して記
録紙にプリントアウトするレーザプリンタである。
ブロツク図を示す。4はスキヤナ部で、このスキヤナ部
4は、第2図に示すように、原稿1の読取りラインlの
画像が、結合レンズ2を介してCCDラインをセンサ3に
結像されており、原稿1と、CCDラインセンサ3のY方
向の相対位置を機械的にずらして読取りラインを更新し
ながら(副走査)、各ラインをX方向に左から右に400d
pi(≒16画素/mm)の密度で読取る(主走査)。読取つ
た信号は各画素の濃度に対応した振幅を持つアナログ信
号となる。5はビデオ処理回路であり、読取り信号aを
A/D変換し、それに地肌除去処理、シエーデイング補正
処理およびMTF補正処理等を施して6ビツト(64階調)
の画像データ6(数値が高い程濃度が濃い)を生成する
回路である。6はデータ処理コントロール部で、このデ
ータ処理コントロール部6は読取りデータを黒画素を
“1":Hレベル、白画素を“0":Lレベルとして、2値化
し、それに指定領域の抽出(トリミング)、消去(マス
キング)等を行なつて、書出しデータdを生成するもの
である。また書出しデータdは、後述するが、マークエ
リア信号である。7はメモリコントロール部で、このメ
モリコントロール部7は書き出しデータdを、メモリに
蓄え、メモリコントロール部7においてのメモリは、複
数枚のフレームメモリを持ち、さらに、メモリ間の合成
を合なうものであり、信号eを出力するものである。8
はレーザービームをAO変調(1:記録、0:非記録)して記
録紙にプリントアウトするレーザプリンタである。
上記画像処理装置において、これら構成各部を制御す
る制御装置ならび、スキヤナ部4、ビデオ処理回路5及
びレーザプリンタ8については、公知技術であり、本発
明の特徴に直接関係しないので、詳細な説明を省略す
る。
る制御装置ならび、スキヤナ部4、ビデオ処理回路5及
びレーザプリンタ8については、公知技術であり、本発
明の特徴に直接関係しないので、詳細な説明を省略す
る。
データ処理コントロール部6は、原稿1に記入した所
定濃度範囲のマーク、または、該マークで囲まれたエリ
アを検出し、これに基づいて、原稿にトリミング、マス
キングを施すものである。
定濃度範囲のマーク、または、該マークで囲まれたエリ
アを検出し、これに基づいて、原稿にトリミング、マス
キングを施すものである。
本実施例では、所定濃度範囲のマークとして、カラー
フエルトペンによるマーク(以下、カラーマークとい
う)を想定する。これは、カラーフエルトペンには種々
の濃度のものがすでに用意され、これにより、所定濃度
範囲のマーキングが容易になり、実用上有利である為で
ある。
フエルトペンによるマーク(以下、カラーマークとい
う)を想定する。これは、カラーフエルトペンには種々
の濃度のものがすでに用意され、これにより、所定濃度
範囲のマーキングが容易になり、実用上有利である為で
ある。
第11図は、濃度判定回路および1ピクセルノイズ除去
回路の構成を示すブロツク図である。34,35はそれぞれ
コンパレータで、この2つのコンパレータ34,35で濃度
判定回路を構成し、中間調の読取りデータAを検出す
る。つまり読取りデータAと2つのスレツシヨルドレベ
ルBT1およびBT2(BT1>BT2)を比較してBT1>Aなる信
号f1とBT2<Aなる信号f2を得る。ここで、スレツシヨ
ルドレベルBT1は、単純2値化のためのスレツシヨルド
レベルと同一のレベルとしている。これにより、単純2
値化では、黒と判定されない範囲のいわゆる、うすいマ
ークが検出されることになる。また、スレツシヨルドレ
ベルBT2は、原稿の地肌の汚れや、濃度ムラ等に対して
適当なレベルを設定している。36はフリツプフロツプ、
37,38はORゲート、39,40はANDゲートで、1ピクセルノ
イズ除去回路を構成する。
回路の構成を示すブロツク図である。34,35はそれぞれ
コンパレータで、この2つのコンパレータ34,35で濃度
判定回路を構成し、中間調の読取りデータAを検出す
る。つまり読取りデータAと2つのスレツシヨルドレベ
ルBT1およびBT2(BT1>BT2)を比較してBT1>Aなる信
号f1とBT2<Aなる信号f2を得る。ここで、スレツシヨ
ルドレベルBT1は、単純2値化のためのスレツシヨルド
レベルと同一のレベルとしている。これにより、単純2
値化では、黒と判定されない範囲のいわゆる、うすいマ
ークが検出されることになる。また、スレツシヨルドレ
ベルBT2は、原稿の地肌の汚れや、濃度ムラ等に対して
適当なレベルを設定している。36はフリツプフロツプ、
37,38はORゲート、39,40はANDゲートで、1ピクセルノ
イズ除去回路を構成する。
第12図は1ピクセルノズル除去を説明するためのタイ
ムチヤートである。
ムチヤートである。
一例として信号f1を第12図のように想定する。なお、
タイムチヤート中の数字は読取画素の主走査アドレスを
示す。ここにおける信号f1は主走査アドレス5の所でノ
イズが乗り、f1=“1"になる所がf1=“0"となつてい
る。そして主走査アドレス1〜4および6〜8の間では
カラーマークを検出しf1=“1"となつている。クロツク
CKは主走査読取り1画素分を1周期とするクロツク信号
である。f3はフリツプフロツプ36を用いて、信号f1を1
周期分ラツチした信号であり、信号f2と信号f3とをORゲ
ート37を通すことによりノイズの除去された信号f4を得
る。信号f4はノイズを除去する前の信号f1よりも1周期
分だけ信号が長くなっているので、信号f4をフリツプフ
ロツプ36を用いて1周期ラツチした信号f5を得て、信号
f4と信号f5をANDゲート39を通すことにより、ノイズが
除去されて信号f1と同じ長さの信号f5を得る。信号f2に
ついてもフリツプフロツプ36、ORゲート38、ANDゲート4
0を用いて、同様の操作を行い信号f7を得る。そして最
終的に信号f6と信号f7をANDゲート41に通すことにより
マーク濃度範囲を示す信号f7を得ることができる。
タイムチヤート中の数字は読取画素の主走査アドレスを
示す。ここにおける信号f1は主走査アドレス5の所でノ
イズが乗り、f1=“1"になる所がf1=“0"となつてい
る。そして主走査アドレス1〜4および6〜8の間では
カラーマークを検出しf1=“1"となつている。クロツク
CKは主走査読取り1画素分を1周期とするクロツク信号
である。f3はフリツプフロツプ36を用いて、信号f1を1
周期分ラツチした信号であり、信号f2と信号f3とをORゲ
ート37を通すことによりノイズの除去された信号f4を得
る。信号f4はノイズを除去する前の信号f1よりも1周期
分だけ信号が長くなっているので、信号f4をフリツプフ
ロツプ36を用いて1周期ラツチした信号f5を得て、信号
f4と信号f5をANDゲート39を通すことにより、ノイズが
除去されて信号f1と同じ長さの信号f5を得る。信号f2に
ついてもフリツプフロツプ36、ORゲート38、ANDゲート4
0を用いて、同様の操作を行い信号f7を得る。そして最
終的に信号f6と信号f7をANDゲート41に通すことにより
マーク濃度範囲を示す信号f7を得ることができる。
なお本例においては1ピクセルノイズの除去について
述べたが、システムの変更により、2ピクセル,3ピクセ
ル,……,nピクセルのノイズの除去が可能である。ま
た、スレツシヨルドレベルBT1およびBT2を可変すること
ができる。
述べたが、システムの変更により、2ピクセル,3ピクセ
ル,……,nピクセルのノイズの除去が可能である。ま
た、スレツシヨルドレベルBT1およびBT2を可変すること
ができる。
第13図は、マークエリア検出回路のブロツク図であ
る。例えば、地肌の汚れ等により1〜数画素の微少エリ
アに対して、中間調が検出されても、マークエリアとは
検出しない。すなわち、一定面積以上にわたつて、中間
調の場合にのみ、その面積を含む、一定面積をマークエ
リアとしている。
る。例えば、地肌の汚れ等により1〜数画素の微少エリ
アに対して、中間調が検出されても、マークエリアとは
検出しない。すなわち、一定面積以上にわたつて、中間
調の場合にのみ、その面積を含む、一定面積をマークエ
リアとしている。
このマークエリアの基本単位は本実施例においては12
×12ピクセルを単位とするが、これはシステムの変更に
より可変することができる。マーク濃度範囲を示す信号
f8は第1副走査マーク検出部42、第2副走査マーク検出
部43に入力される。第14図(a)は第1副走査マーク検
出部42の働きを示してある。この第1副走査マーク検出
部42では12×12ピクセルのエリアの基本単位を副走査方
向に走査し、12個の画素ブロツクすべてで信号f8=“1"
のときそのブロツクを“OK"(=1)とし、1画素でも
信号f8=“0"のときそのブロツクを“NG"(=0)とす
る。そして12ブロツク走査が終了したときに、第1主走
査マーク検出部44において、全てのブロツクが“OK"の
ときに、この12×12ピクセルの基本単位をマークエリア
と識別し、信号f9=“1"を出力し、信号GATE=“1"とす
る。
×12ピクセルを単位とするが、これはシステムの変更に
より可変することができる。マーク濃度範囲を示す信号
f8は第1副走査マーク検出部42、第2副走査マーク検出
部43に入力される。第14図(a)は第1副走査マーク検
出部42の働きを示してある。この第1副走査マーク検出
部42では12×12ピクセルのエリアの基本単位を副走査方
向に走査し、12個の画素ブロツクすべてで信号f8=“1"
のときそのブロツクを“OK"(=1)とし、1画素でも
信号f8=“0"のときそのブロツクを“NG"(=0)とす
る。そして12ブロツク走査が終了したときに、第1主走
査マーク検出部44において、全てのブロツクが“OK"の
ときに、この12×12ピクセルの基本単位をマークエリア
と識別し、信号f9=“1"を出力し、信号GATE=“1"とす
る。
第14図(b)は第2副走査マーク検出部43の働きを示
してある。この第2副走査マーク検出部43では、12画素
のブロツクの内、ある確立(本実施例では2/3)以上
で、信号f8=“1"のときにそのブロツクを“OK"(=
1)、その確率未満で信号f8=“1"のときそのブロツク
を“NG"(=0)とする。そして、12ブロツクの走査が
終了したときに、第2主走査マーク検出部43において、
ある確率(本実施例では2/3)以上でブロツクが“OK"の
ときに12×12ピクセルの基本単位をマークエリアと識別
し、信号10=“1"を出力する。そして、すでに第1副走
査マーク検出部42、第1主走査検出部44で、マークエリ
アが検出されているときは、信号GATE=“1"となつてい
るのでANDゲート47を通して信号f11=“1"が出力され
る。信号f9と信号f11はORゲート46を通して最終的にマ
ークエリアか否かを示す信号f12が出力される。
してある。この第2副走査マーク検出部43では、12画素
のブロツクの内、ある確立(本実施例では2/3)以上
で、信号f8=“1"のときにそのブロツクを“OK"(=
1)、その確率未満で信号f8=“1"のときそのブロツク
を“NG"(=0)とする。そして、12ブロツクの走査が
終了したときに、第2主走査マーク検出部43において、
ある確率(本実施例では2/3)以上でブロツクが“OK"の
ときに12×12ピクセルの基本単位をマークエリアと識別
し、信号10=“1"を出力する。そして、すでに第1副走
査マーク検出部42、第1主走査検出部44で、マークエリ
アが検出されているときは、信号GATE=“1"となつてい
るのでANDゲート47を通して信号f11=“1"が出力され
る。信号f9と信号f11はORゲート46を通して最終的にマ
ークエリアか否かを示す信号f12が出力される。
そしてマークエリアと識別された領域をマークが途中
でとぎれて白により分断されていたり、マーク中の微小
面積が、白または黒であつたりしてもそれを無視してマ
ークが連続しているかのように検出するために、主走査
マーク幅拡張部48を通して主走査方向を副走査マーク拡
張部49を通して副走査方向をそれぞれ拡張し、マークエ
リアを示す信号f13を出力する。
でとぎれて白により分断されていたり、マーク中の微小
面積が、白または黒であつたりしてもそれを無視してマ
ークが連続しているかのように検出するために、主走査
マーク幅拡張部48を通して主走査方向を副走査マーク拡
張部49を通して副走査方向をそれぞれ拡張し、マークエ
リアを示す信号f13を出力する。
本実施例では、第15図のように主走査方向8ピクセル
副走査方向6ピクセルの拡張を行つているが、これもシ
ステムの変更により可変することができる。
副走査方向6ピクセルの拡張を行つているが、これもシ
ステムの変更により可変することができる。
また、黒い印刷の上をカラーフエルトペンでマーキン
グした場合、黒の印刷部分は、やはり黒であり、濃度が
高い。このように、中間調エリアが黒で分割されている
場合はその黒の部分まで、中間調エリアを拡大して検出
する。これを黒トギレという。
グした場合、黒の印刷部分は、やはり黒であり、濃度が
高い。このように、中間調エリアが黒で分割されている
場合はその黒の部分まで、中間調エリアを拡大して検出
する。これを黒トギレという。
第16図は黒トギレ防止回路のブロツク図、第17図は横
軸を主走査方向として、マークの中に黒線が入り、マー
クがとぎれた状態を示しており、また、それに対応する
各信号を表している図である。主走査方向、副走査方向
にマークが拡張された信号f13をインバータゲート50を
通し反転した信号を信号f15とする。信号f14は黒領域を
示す信号で、黒領域で信号f14=“1"となつている。
軸を主走査方向として、マークの中に黒線が入り、マー
クがとぎれた状態を示しており、また、それに対応する
各信号を表している図である。主走査方向、副走査方向
にマークが拡張された信号f13をインバータゲート50を
通し反転した信号を信号f15とする。信号f14は黒領域を
示す信号で、黒領域で信号f14=“1"となつている。
信号f15と信号f14をNANDゲート51を通すことにより信
号f16を得る。信号f16をシフトレジスタ52でラツチして
信号f17を得る。本実施例では16画素(約1mm)分ラツチ
しており、前に拡張した主走査方向8画素、副走査方向
6画素とあわせて主走査方向24画素(約1.5mm)分副走
査方向22画素(約1.4mm)分黒トギレを補償している。
これはシステムを変更することにより可変できる。信号
f17と信号f15をNANDゲート53を通すことにより、黒トギ
レの無くなった信号f18を得る。そして信号f18をインバ
ータゲート54を通すことにより、黒トギレ補償されたマ
ークを示す信号f19を得る。副走査方向についても同様
の操作を行う。
号f16を得る。信号f16をシフトレジスタ52でラツチして
信号f17を得る。本実施例では16画素(約1mm)分ラツチ
しており、前に拡張した主走査方向8画素、副走査方向
6画素とあわせて主走査方向24画素(約1.5mm)分副走
査方向22画素(約1.4mm)分黒トギレを補償している。
これはシステムを変更することにより可変できる。信号
f17と信号f15をNANDゲート53を通すことにより、黒トギ
レの無くなった信号f18を得る。そして信号f18をインバ
ータゲート54を通すことにより、黒トギレ補償されたマ
ークを示す信号f19を得る。副走査方向についても同様
の操作を行う。
次に、マークで囲まれたエリアの検出を説明する。
第18図のマークエリア検出部のブロツク図を表してお
り、第19図は説明に使用するマーク例を表している。第
20図,第21図は第18図の各信号に対応したタイムチヤー
トであり、図中〜は第19図中の〜の地点におけ
るマーク信号、またはマークエリア信号を表す。
り、第19図は説明に使用するマーク例を表している。第
20図,第21図は第18図の各信号に対応したタイムチヤー
トであり、図中〜は第19図中の〜の地点におけ
るマーク信号、またはマークエリア信号を表す。
の地点のマークエリアを検出する場合、第20図にお
いて、の地点のマークを示す信号f19と第18図中のメ
モリ55に貯えられていたの地点のマークエリアを示す
信号f20を第18図中のORゲート57に通して信号f22を得
る。そして信号f19の最初の立ち上がり時に、第18図中
のセツト信号発生部56がセツト信号f21を発生し信号f20
の立ち下がり時に第18図中のリセツト信号発生部58がリ
セツト信号f23を発生する。信号f22,信号f21,信号f23を
第18図中の3入力ANDゲート59に通して、信号f24を得
る。そして信号f24と信号f19とを第18図中のORゲート60
に通し、マークエリアを示す信号f25を得る。
いて、の地点のマークを示す信号f19と第18図中のメ
モリ55に貯えられていたの地点のマークエリアを示す
信号f20を第18図中のORゲート57に通して信号f22を得
る。そして信号f19の最初の立ち上がり時に、第18図中
のセツト信号発生部56がセツト信号f21を発生し信号f20
の立ち下がり時に第18図中のリセツト信号発生部58がリ
セツト信号f23を発生する。信号f22,信号f21,信号f23を
第18図中の3入力ANDゲート59に通して、信号f24を得
る。そして信号f24と信号f19とを第18図中のORゲート60
に通し、マークエリアを示す信号f25を得る。
の地点のマークエリアを検出する場合も同様の操作
を行いマークエリア信号をf24を得ると、第21図に示す
ように実際のマークエリア信号はこの場合f19と等しい
ので、誤差Dが生じるが、これは実際にはとの地点
が約0.06mmと非常に近いため問題はない。この誤差Dは
リセツト信号f23を前ラインのマークエリア信号f20の立
ち下がり時にセツトするために生じる。これは、マーク
エリア信号を検出したい地点、例えばの地点のマーク
信号f19の立ち下がり時にリセツト信号をセツトすれば
生じないが、マークが複数ある場合など、最後の立ち下
がり時を決めるのが困難なので、このような方式をとつ
ている。
を行いマークエリア信号をf24を得ると、第21図に示す
ように実際のマークエリア信号はこの場合f19と等しい
ので、誤差Dが生じるが、これは実際にはとの地点
が約0.06mmと非常に近いため問題はない。この誤差Dは
リセツト信号f23を前ラインのマークエリア信号f20の立
ち下がり時にセツトするために生じる。これは、マーク
エリア信号を検出したい地点、例えばの地点のマーク
信号f19の立ち下がり時にリセツト信号をセツトすれば
生じないが、マークが複数ある場合など、最後の立ち下
がり時を決めるのが困難なので、このような方式をとつ
ている。
ここで、画像データと、マークエリア検出信号の関係
を説明する。
を説明する。
ビデオ処理回路5から出力された画像は(画像データ
b)は、データ処理コントロール部6のマークエリア検
出部9に入り、前記までのマークエリア検出処理部によ
つて、マークエリア信号f25を発生させる。マークエリ
ア信号f25は、主走査、副走査方向で遅延されている
為、画像データbとの遅延を整合させるように画像デー
タ遅延回路10で、マーク信号f25と、遅延状態を整合さ
せている。遅延回路10は、主走査方向でラツチ、副走査
方向でメモリによつて遅延させている。CPU12は、操作
ボードからの入力で、画像データの2値化及び編集回路
11へ、2値化スレツシユホールドレベル及びマーク領域
のトリミング、マスキング、白黒反転等のデータを出力
する。
b)は、データ処理コントロール部6のマークエリア検
出部9に入り、前記までのマークエリア検出処理部によ
つて、マークエリア信号f25を発生させる。マークエリ
ア信号f25は、主走査、副走査方向で遅延されている
為、画像データbとの遅延を整合させるように画像デー
タ遅延回路10で、マーク信号f25と、遅延状態を整合さ
せている。遅延回路10は、主走査方向でラツチ、副走査
方向でメモリによつて遅延させている。CPU12は、操作
ボードからの入力で、画像データの2値化及び編集回路
11へ、2値化スレツシユホールドレベル及びマーク領域
のトリミング、マスキング、白黒反転等のデータを出力
する。
第22図は第3図の2値化及び編集回路11の詳細ブロツ
ク図を示す。また、第24図はCPU12からの編集データ
K、M1〜M3に対応する出力データdの関係を示す。
ク図を示す。また、第24図はCPU12からの編集データ
K、M1〜M3に対応する出力データdの関係を示す。
まず、入力データgに対して、2値化の方法を説明す
る。
る。
文字出力の場合、CPU12からの2値化レベルHと入力
データgとをコンパレータ61で比較し、2値化信号Iを
出力させる。さらに、デイザ法により、疑似中間調出力
として、デイザROM25と、入力データをコンパレータ62
にて比較しデイザデータ(中間調データ)Jを出力さ
せ、操作ボードによつて文字モードの場合、CPU12から
のデータKが0となりセレクタ63によつてIがL出力と
なる。
データgとをコンパレータ61で比較し、2値化信号Iを
出力させる。さらに、デイザ法により、疑似中間調出力
として、デイザROM25と、入力データをコンパレータ62
にて比較しデイザデータ(中間調データ)Jを出力さ
せ、操作ボードによつて文字モードの場合、CPU12から
のデータKが0となりセレクタ63によつてIがL出力と
なる。
中間調(写真)モードの場合は、CPU12からのデータ
は1となりセレクタ63によつてJがL出力となる。この
時、セレクタ72に対応したCPU12のデータM1〜M3は0と
なり、セレクタ72の入力Aに対応する。信号Lが出力さ
れることとなる。
は1となりセレクタ63によつてJがL出力となる。この
時、セレクタ72に対応したCPU12のデータM1〜M3は0と
なり、セレクタ72の入力Aに対応する。信号Lが出力さ
れることとなる。
また、マーク編集モード時は、マーカが、中間調濃度
に対応していることで、入力原稿は、基本的に白/黒比
がはっきりした文字原稿、つまり地肌は、マーカ下限レ
ベルより白く、文字データはマーカ上限レベルより黒い
ことが前提となる。したがって、マーカの濃度レベル範
囲に入っている原稿情報が、マーカ検出ブロツク以上の
範囲に入っていれば、誤検出を行なうことがある。これ
は、カラー原稿や、写真領域がある原稿、うすい文字情
報があつた場合生じることであり、このマーカ検出にお
ける欠点でもある。
に対応していることで、入力原稿は、基本的に白/黒比
がはっきりした文字原稿、つまり地肌は、マーカ下限レ
ベルより白く、文字データはマーカ上限レベルより黒い
ことが前提となる。したがって、マーカの濃度レベル範
囲に入っている原稿情報が、マーカ検出ブロツク以上の
範囲に入っていれば、誤検出を行なうことがある。これ
は、カラー原稿や、写真領域がある原稿、うすい文字情
報があつた場合生じることであり、このマーカ検出にお
ける欠点でもある。
マーカ編集の説明に戻ると、上記説明のごとく、文字
原稿を対象としているため、マーカ編集時、Kは0とな
る。f25からマーカ検出エリア(マーカエリアと判定さ
れればH:1信号となる)信号が入ってきて、以下の各処
理を行なうことができる。
原稿を対象としているため、マーカ編集時、Kは0とな
る。f25からマーカ検出エリア(マーカエリアと判定さ
れればH:1信号となる)信号が入ってきて、以下の各処
理を行なうことができる。
(1)マスキング:つまり、マークエリア内の情報を消
去する場合、ANDゲート67で、マークエリア信号f25をイ
ンバータ66で反転させた信号と、2値画像信号Lとの論
理積をとり、マークエリア内の情報を消去し、セレクタ
72のB入力に入力され、CPU12のコマンドM1〜M3でM1;
1、M2,M3;0にすることにより、d出力には、マスキング
データが出力される。
去する場合、ANDゲート67で、マークエリア信号f25をイ
ンバータ66で反転させた信号と、2値画像信号Lとの論
理積をとり、マークエリア内の情報を消去し、セレクタ
72のB入力に入力され、CPU12のコマンドM1〜M3でM1;
1、M2,M3;0にすることにより、d出力には、マスキング
データが出力される。
(2)トリミング;つまり、マークエリア内の情報だけ
抽出する場合、ANDゲート68で、マークエリア信号f
25と、2値画像信号Lとの論理積をとり、マークエリア
内の情報だけ抽出し、セレクタ72のC入力に入力させ、
CPU12のコマンドM1〜M3でM2:1、M1,M3;0にすることによ
り、d出力には、マスキングデータが出力される。
抽出する場合、ANDゲート68で、マークエリア信号f
25と、2値画像信号Lとの論理積をとり、マークエリア
内の情報だけ抽出し、セレクタ72のC入力に入力させ、
CPU12のコマンドM1〜M3でM2:1、M1,M3;0にすることによ
り、d出力には、マスキングデータが出力される。
(3)マーカ内白黒反転マーカ外画像データ:つまり画
像データの内マーカ内情報だけ白黒反転をさせ、マーカ
外は画像データをそのまま出力するモードで、これは、
セレクタ64のセレクト信号の入力マーカエリア信号f25
によつて、画像データと、反転データを選択し、マーク
エリア信号が発生している時は、反転データを選択する
ことによつて出力する。また、CPU12のコマンドM1〜M3
はM1、M2:1,M3:0である。
像データの内マーカ内情報だけ白黒反転をさせ、マーカ
外は画像データをそのまま出力するモードで、これは、
セレクタ64のセレクト信号の入力マーカエリア信号f25
によつて、画像データと、反転データを選択し、マーク
エリア信号が発生している時は、反転データを選択する
ことによつて出力する。また、CPU12のコマンドM1〜M3
はM1、M2:1,M3:0である。
(4)マーカ外白黒反転マーカ内画像データ:これは、
(3)のマーカ内白黒反転マーカ外画像データで得られ
た信号をインバータ69で反転させたものであり、CPU12
のコマンドM1〜M3はM1、M2:0,M3:1である。
(3)のマーカ内白黒反転マーカ外画像データで得られ
た信号をインバータ69で反転させたものであり、CPU12
のコマンドM1〜M3はM1、M2:0,M3:1である。
(5)トリミングマーカ内白黒反転:これは、マークエ
リアのみの画像を(2)のトリミング処理と同様にAND
ゲート71により、マーク信号と、画像データの反転信号
の論理積によつて、出力するものであり、CPU12のコマ
ンドM1〜M3は、M1,M3:1,M2:0である。
リアのみの画像を(2)のトリミング処理と同様にAND
ゲート71により、マーク信号と、画像データの反転信号
の論理積によつて、出力するものであり、CPU12のコマ
ンドM1〜M3は、M1,M3:1,M2:0である。
(6)マスキングマーカ外白黒反転:これは、マークエ
リア外の画像を(1)のマスキング処理と同様にANDゲ
ート70で、マーク信号のインバータ66と、画像データの
反転信号の論理積によつて出力するものであり、CPU12
のコマンドM1〜M3はM1:0,M2,M3:1である。
リア外の画像を(1)のマスキング処理と同様にANDゲ
ート70で、マーク信号のインバータ66と、画像データの
反転信号の論理積によつて出力するものであり、CPU12
のコマンドM1〜M3はM1:0,M2,M3:1である。
(7)マークエリア信号をCPU12のコマンドM1,M2,M3:1
によつて出力dとする。
によつて出力dとする。
次に、メモリコントロール部7について説明する。
前述のごとく、データ処理コントロール部6におい
て、マークエリア内の抽出、消去、白/黒反転等のマー
カエリア内の編集が可能となつている。
て、マークエリア内の抽出、消去、白/黒反転等のマー
カエリア内の編集が可能となつている。
また、データ処理コントロール部からメモリコントロ
ール部へ出力される信号は (1)通常の2値化された画像(デイザ画像も含む) (2)マークエリア信号の出力 (3)マーク編集された画像 の3出力があり、各々選択されて、メモリコントロール
部7へ出力されるか、又は、パラレルに3出力がメモリ
コントロール部7へ出力されてもよい。但し、本実施例
では、異なる原稿(モード)ごとに上記出力を選択し、
メモリコントロール部へ出力するものである。
ール部へ出力される信号は (1)通常の2値化された画像(デイザ画像も含む) (2)マークエリア信号の出力 (3)マーク編集された画像 の3出力があり、各々選択されて、メモリコントロール
部7へ出力されるか、又は、パラレルに3出力がメモリ
コントロール部7へ出力されてもよい。但し、本実施例
では、異なる原稿(モード)ごとに上記出力を選択し、
メモリコントロール部へ出力するものである。
画像を格納するメモリは、複数ブロツクに分割されて
おり、各々のブロツクは独立に制御される。このメモリ
の実施例を第4図ないし第8図、及び第23図に示す。こ
の実施例では、メモリブロツクが、2枚を想定してい
る。まず、画像格納メモリ13,16には、スキヤナ部4で
の読取領域分のメモリが確保されている。例えば、A3の
読取領域で読取密度が400dpiの場合は(297mm÷25.4×4
00)×(420mm÷25.4×400)≒4M BYTEのメモリ量が必
要となる。
おり、各々のブロツクは独立に制御される。このメモリ
の実施例を第4図ないし第8図、及び第23図に示す。こ
の実施例では、メモリブロツクが、2枚を想定してい
る。まず、画像格納メモリ13,16には、スキヤナ部4で
の読取領域分のメモリが確保されている。例えば、A3の
読取領域で読取密度が400dpiの場合は(297mm÷25.4×4
00)×(420mm÷25.4×400)≒4M BYTEのメモリ量が必
要となる。
このメモリ構成を第5図に示す。
前述した4M BYTEメモリは、1MD−RAM22を32個、パラ
レルに並べている。つまり、画像データ(IN DATA)を
32ビツトのシリアル/パラレル変換部20、21で変換し、
そのデータを各32個のメモリ(RAM22)に入力する。そ
の為、リード/ライト.クロツクWCLK,RCLKの32分周し
た信号1/32WCLK,1/32RCLKを作る。この1/32WCLK,1/32RC
LKはWLGATE,RLGATEに同期している。よつて、前述のご
とく、A3の全エリアを読取る事が出来る。23,24はパラ
レル/シリアル変換部である。また、メモリのアドレス
は、第4図に示すように、アドレスカウンタ14、17で制
御され、このアドレスカウンタ14、17は前述の1/32CLK
(ライトの場合は、1/32WCLK、リードの場合は1/32RCL
K)と、LGATE(ライトの場合は、WLGATE、リードの
場合はRLGATE)とをANDゲート15、18を通すことにより
発生されたクロツク信号によつてカウントアツプしてゆ
く。また、カウンタのクリヤー信号として、FGATE(ラ
イトの場合は、WFGATE、リードの場合はRFGATE)で制御
されている。前述のごとく、メモリのリード/ライト
で、クロツク、LGATE等を切り換える必要が有る。
レルに並べている。つまり、画像データ(IN DATA)を
32ビツトのシリアル/パラレル変換部20、21で変換し、
そのデータを各32個のメモリ(RAM22)に入力する。そ
の為、リード/ライト.クロツクWCLK,RCLKの32分周し
た信号1/32WCLK,1/32RCLKを作る。この1/32WCLK,1/32RC
LKはWLGATE,RLGATEに同期している。よつて、前述のご
とく、A3の全エリアを読取る事が出来る。23,24はパラ
レル/シリアル変換部である。また、メモリのアドレス
は、第4図に示すように、アドレスカウンタ14、17で制
御され、このアドレスカウンタ14、17は前述の1/32CLK
(ライトの場合は、1/32WCLK、リードの場合は1/32RCL
K)と、LGATE(ライトの場合は、WLGATE、リードの
場合はRLGATE)とをANDゲート15、18を通すことにより
発生されたクロツク信号によつてカウントアツプしてゆ
く。また、カウンタのクリヤー信号として、FGATE(ラ
イトの場合は、WFGATE、リードの場合はRFGATE)で制御
されている。前述のごとく、メモリのリード/ライト
で、クロツク、LGATE等を切り換える必要が有る。
第6図はメモリのリード/ライトによつて切り換わる
信号を示す。選択信号は、CPU12によつて制御されるリ
ード/ライトで、これはデータをメモリへライトする
か、メモリからリードするかを決定する。このリード/
ライトで切り換わる信号は、1/32WCLK(前述した入力画
像データに、同期したクロツク(WCLK)の32分周した信
号)と、1/32RCLK(レーザプリンタ8への画像データを
出力するクロツク(RCLK)の32分周した信号)を切り換
え1/32CLKとして出力し、又、同様に、主走査方向同期
信号で、ライト信号WLSYNC、リード信号RLSYNC、及び主
走査有効領域信号でライト信号WLGATEリード信号RLGATE
及び、副走査有効領域信号で、ライト信号WFGATEリード
信号RFGATEを、リード/ライトで切換えている。
信号を示す。選択信号は、CPU12によつて制御されるリ
ード/ライトで、これはデータをメモリへライトする
か、メモリからリードするかを決定する。このリード/
ライトで切り換わる信号は、1/32WCLK(前述した入力画
像データに、同期したクロツク(WCLK)の32分周した信
号)と、1/32RCLK(レーザプリンタ8への画像データを
出力するクロツク(RCLK)の32分周した信号)を切り換
え1/32CLKとして出力し、又、同様に、主走査方向同期
信号で、ライト信号WLSYNC、リード信号RLSYNC、及び主
走査有効領域信号でライト信号WLGATEリード信号RLGATE
及び、副走査有効領域信号で、ライト信号WFGATEリード
信号RFGATEを、リード/ライトで切換えている。
また、第8図には、副走査有効領域を、カウンタする
為、WLSYNCを分周器29でn分周し、I/0コントローラ30
を通し、CPU31に入力させて、CPU31内でカウントし、副
走査の長さを検出し、リード時、RLSYNCを、ライトする
時の分周と同様に、分周器33でn分周し、2/0コントロ
ーラ32を通し、CPU31に入力させ、前述のWFGATEのWLSYN
C分FGATEを出力させRFGATEとする。また、D−RAMを使
用している為、リフレツシユ回路が必要だが、リフレツ
シユ回路は公知技術を使っており、説明を省略する。な
お、D−RAMでなく、S−RAMを使用してもよい。尚、19
は出力コントロール部である。
為、WLSYNCを分周器29でn分周し、I/0コントローラ30
を通し、CPU31に入力させて、CPU31内でカウントし、副
走査の長さを検出し、リード時、RLSYNCを、ライトする
時の分周と同様に、分周器33でn分周し、2/0コントロ
ーラ32を通し、CPU31に入力させ、前述のWFGATEのWLSYN
C分FGATEを出力させRFGATEとする。また、D−RAMを使
用している為、リフレツシユ回路が必要だが、リフレツ
シユ回路は公知技術を使っており、説明を省略する。な
お、D−RAMでなく、S−RAMを使用してもよい。尚、19
は出力コントロール部である。
第23図は、原稿に対する主走査、副走査方向の各信号
に対応するタイミングチヤートを示している。
に対応するタイミングチヤートを示している。
原稿が最大A3とする為、主走査方向のA3幅が有効デー
タとなり、LGATEとなる。また、FGATEは原稿の最大幅で
もよいし、また原稿が最大幅より小さい場合は、その原
稿幅のみ又は、転写幅との関係により、FGATE幅を決定
してもよい。又、第23図に示すFGATE,LSYNC,LGATEはメ
モリライト時、WFGATE,WLSYNC、WLGATEとなり、メモリ
リード時、RFGATE,RLSYNC,LGATEとなる。
タとなり、LGATEとなる。また、FGATEは原稿の最大幅で
もよいし、また原稿が最大幅より小さい場合は、その原
稿幅のみ又は、転写幅との関係により、FGATE幅を決定
してもよい。又、第23図に示すFGATE,LSYNC,LGATEはメ
モリライト時、WFGATE,WLSYNC、WLGATEとなり、メモリ
リード時、RFGATE,RLSYNC,LGATEとなる。
第7図は合成出力部のブロツク図である。第7図にお
いて、26はORゲート、27はエクスクルシーブORゲート、
28はセレクタである。
いて、26はORゲート、27はエクスクルシーブORゲート、
28はセレクタである。
第1のメモリからの出力をDOUT1、第2のメモリから
の出力をDOUT2とすると、DOUT1とDOUT2をORゲート26に
て合成し、セレクタ28によって選択出力される。また、
DOUT1とDOUT2をエクスクルシーブORゲート52にて合成出
力させることも可能である。つまりDOUT1とDOUT2で、黒
データが重なるような領域でも重ねたまま出力するモー
ド(ORゲート26を使用)と、重なった部分は白データに
するモード(エクスクルシーブORゲート27を使用)を選
択できる。また、セレクタ28は、CPUから出力される選
択信号N1,N2で上記モードのどちらを選ぶかを選択す
る。又、第1のメモリに画像情報を格納した後コピー出
力しないため、ムダコピーの低減が図られる。
の出力をDOUT2とすると、DOUT1とDOUT2をORゲート26に
て合成し、セレクタ28によって選択出力される。また、
DOUT1とDOUT2をエクスクルシーブORゲート52にて合成出
力させることも可能である。つまりDOUT1とDOUT2で、黒
データが重なるような領域でも重ねたまま出力するモー
ド(ORゲート26を使用)と、重なった部分は白データに
するモード(エクスクルシーブORゲート27を使用)を選
択できる。また、セレクタ28は、CPUから出力される選
択信号N1,N2で上記モードのどちらを選ぶかを選択す
る。又、第1のメモリに画像情報を格納した後コピー出
力しないため、ムダコピーの低減が図られる。
前述の如く構成された実施例の動作を第9図のフロー
チヤートに基づいて説明する。
チヤートに基づいて説明する。
第9図にて、まずマーカモード指定を行なう図示しな
い操作部よりマーカモード指定を行ない、 1.マーカ編集(トリミング、マスキング、白黒反転等) 2.マーカ合成 が選択される(9−1)。
い操作部よりマーカモード指定を行ない、 1.マーカ編集(トリミング、マスキング、白黒反転等) 2.マーカ合成 が選択される(9−1)。
まず、原稿の所望領域をマーカによつて領域指定を行
ない(9−2)、編集モード、例えばトリミングモード
を選択する。マーカを記入した原稿を読取手段によつて
読取らせ(9−3)、前述のマーカ編集(データ処理コ
ントロール部)を行ない(9−4)、マーカのトリミン
グを行ない、トリミングされた画像情報を第1のメモリ
へ格納する(9−5)。コピー出力はしない。格納終了
後(9−6)、前記原稿とは異なる原稿に、またマーカ
にて領域指定を行ない(9−7)、再度読取手段によつ
て読取らせる(9−8)。また、このときも編集モード
を再設定でき、例えば、マスキングモードを選択する。
この画像情報を第2のメモリへ格納終了後(9−11)、
第1と第2のメモリから各々編集された画像情報を黄泉
出し(9−12)、合成手段によつて合成出力させる(9
−13、9−14)。これを図解したものが第10図である。
第10図において、原稿1a,1bにマークが施こされ、トリ
ミング、あるいはマスキング処理がそれぞれ行なわれ、
“C"“B"が合成出力される。
ない(9−2)、編集モード、例えばトリミングモード
を選択する。マーカを記入した原稿を読取手段によつて
読取らせ(9−3)、前述のマーカ編集(データ処理コ
ントロール部)を行ない(9−4)、マーカのトリミン
グを行ない、トリミングされた画像情報を第1のメモリ
へ格納する(9−5)。コピー出力はしない。格納終了
後(9−6)、前記原稿とは異なる原稿に、またマーカ
にて領域指定を行ない(9−7)、再度読取手段によつ
て読取らせる(9−8)。また、このときも編集モード
を再設定でき、例えば、マスキングモードを選択する。
この画像情報を第2のメモリへ格納終了後(9−11)、
第1と第2のメモリから各々編集された画像情報を黄泉
出し(9−12)、合成手段によつて合成出力させる(9
−13、9−14)。これを図解したものが第10図である。
第10図において、原稿1a,1bにマークが施こされ、トリ
ミング、あるいはマスキング処理がそれぞれ行なわれ、
“C"“B"が合成出力される。
第7図は合成回路を示すもので、マーカ編集画像とし
て、トリミング,マスキングを示すが、後述のごとく、
マーカ内白黒反転マーカ外画像データ、マーカ外白黒反
転マーカ内画像データ、トリミングマーカ内白黒反転、
マスキングマーカ外白黒反転も、同様の回路にて実現さ
れる。
て、トリミング,マスキングを示すが、後述のごとく、
マーカ内白黒反転マーカ外画像データ、マーカ外白黒反
転マーカ内画像データ、トリミングマーカ内白黒反転、
マスキングマーカ外白黒反転も、同様の回路にて実現さ
れる。
このような構成された前記実施例にあつては、次のよ
うな効果を奏する。
うな効果を奏する。
(1) 原稿の加工領域をマーカによつて指定している
ので、簡単に領域設定が可能であり、しかも複雑な形状
の領域設定が可能である。
ので、簡単に領域設定が可能であり、しかも複雑な形状
の領域設定が可能である。
(2) ムダコピーの低減が図られる。
(3) 複数の領域編集された原稿間の合成ができる。
尚、上記実施例のあつては、マークで囲まれたエリア
内をトリミング等の処理をするようにしているが、マー
クでぬり潰した箇所を処理するようにしてもよい。この
場合、マークエリア内を処理するか、マークでぬり潰し
た箇所を処理するかモード切換すればよい。また、マス
キング、白/黒反転等の各モードを各指定手段に記入
し、この各マーク情報を各記載手段にそれぞれ入力して
合成するようにしてもよい。
内をトリミング等の処理をするようにしているが、マー
クでぬり潰した箇所を処理するようにしてもよい。この
場合、マークエリア内を処理するか、マークでぬり潰し
た箇所を処理するかモード切換すればよい。また、マス
キング、白/黒反転等の各モードを各指定手段に記入
し、この各マーク情報を各記載手段にそれぞれ入力して
合成するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、複数の原稿に
各々所望領域を指定手段により指定してある複数の原稿
画像を読取り、領域発生手段によって得られた領域信号
によって発生された画像情報を、各原稿画像毎に編集モ
ード選択手段によって選択した異なる編集モードによ
り、加工手段によって編集し、各編集された異なる編集
モードの画像情報を、複数の記憶手段にそれぞれ記憶さ
せ、複数の異なる編集モードで編集された各画像情報を
それぞれ記憶している各記憶手段よりそれぞれ読出し、
読み出した異なる編集モードの各画像情報を合成手段に
より合成出力させるため、異なる原稿の加工領域(例え
ば、領域の抽出,消去,白黒反転等)エリアをマークに
よって指定し、選択した編集モードにより各原稿画像を
それぞれ編集して、複数の領域加工を施したい原稿間の
画像合成を行なうことができる。したがって、簡単に領
域設定が可能であり、しかも複雑な形状の領域設定が可
能であり、また、ムダコピーの低減を図ることができ
る。
各々所望領域を指定手段により指定してある複数の原稿
画像を読取り、領域発生手段によって得られた領域信号
によって発生された画像情報を、各原稿画像毎に編集モ
ード選択手段によって選択した異なる編集モードによ
り、加工手段によって編集し、各編集された異なる編集
モードの画像情報を、複数の記憶手段にそれぞれ記憶さ
せ、複数の異なる編集モードで編集された各画像情報を
それぞれ記憶している各記憶手段よりそれぞれ読出し、
読み出した異なる編集モードの各画像情報を合成手段に
より合成出力させるため、異なる原稿の加工領域(例え
ば、領域の抽出,消去,白黒反転等)エリアをマークに
よって指定し、選択した編集モードにより各原稿画像を
それぞれ編集して、複数の領域加工を施したい原稿間の
画像合成を行なうことができる。したがって、簡単に領
域設定が可能であり、しかも複雑な形状の領域設定が可
能であり、また、ムダコピーの低減を図ることができ
る。
図面は全て本発明の実施例を示すもので、第1図は本発
明に係る画像編集装置のブロツク図、第2図はスキヤナ
による原稿の読取りを説明する斜視図、第3図は画像デ
ータとマークエリア検出信号の関係を示す説明図、第4
図ないし第8図はメモリコントローラを構成する各ブロ
ツク図で、第4図は2つの画像格納メモリのブロツク
図、第5図は画像格納メモリの構成を示すブロツク図、
第6図はメモリにリード/ライトによつて切換わる信号
を示す説明図、第7図は合成回路を示すブロツク図、第
8図は副走査有効領域をカウントするブロツク図、第9
図は画像編集の制御を示すフローチヤート、第10図は画
像編集の工程を説明する説明図、第11図は濃度判定回路
及び1ピクセルノイズ除去回路を示すブロツク図、第12
図は1ピクセルノイズ除去を説明するためのタイムチヤ
ート、第13図はマークエリア検出回路のブロツク図、第
14図(a),(b)は第1、第2副走査マーク検出の働
きを説明する説明図、第15図はマークエリアの拡張を示
す説明図、第16図は黒トギレ防止回路のブロツク図、第
17図はマークの中に黒線が入りマークがとぎれた状態、
及びこれに対応する各信号を示す説明図、第18図はマー
クエリア検出部のブロツク図、第19図はマークした原稿
の一例を示す平面図、第20図及び第21図は第19図の原稿
を検出する場合の各信号を示すタイムチヤート、第22図
は第3図の2値化及び編集の詳細ブロツク図、第23図は
原稿に対する主走査、副走査方向の各信号に対応するタ
イミングチヤート、第24図はCPUからの編集データに対
応する出力データの関係を示す図である。 1……原稿、4……スキヤナ部、5……ビデオ処理回
路、6……データ処理コントロール部、7……メモリコ
ントロール部、9……マークエリア検出部、10……遅延
回路、11……2値化及び編集回路、12……CPU、13,16…
…画像格納メモリ、26……ORゲート、27……エクスクル
シーブORゲート、28……セレクタ。
明に係る画像編集装置のブロツク図、第2図はスキヤナ
による原稿の読取りを説明する斜視図、第3図は画像デ
ータとマークエリア検出信号の関係を示す説明図、第4
図ないし第8図はメモリコントローラを構成する各ブロ
ツク図で、第4図は2つの画像格納メモリのブロツク
図、第5図は画像格納メモリの構成を示すブロツク図、
第6図はメモリにリード/ライトによつて切換わる信号
を示す説明図、第7図は合成回路を示すブロツク図、第
8図は副走査有効領域をカウントするブロツク図、第9
図は画像編集の制御を示すフローチヤート、第10図は画
像編集の工程を説明する説明図、第11図は濃度判定回路
及び1ピクセルノイズ除去回路を示すブロツク図、第12
図は1ピクセルノイズ除去を説明するためのタイムチヤ
ート、第13図はマークエリア検出回路のブロツク図、第
14図(a),(b)は第1、第2副走査マーク検出の働
きを説明する説明図、第15図はマークエリアの拡張を示
す説明図、第16図は黒トギレ防止回路のブロツク図、第
17図はマークの中に黒線が入りマークがとぎれた状態、
及びこれに対応する各信号を示す説明図、第18図はマー
クエリア検出部のブロツク図、第19図はマークした原稿
の一例を示す平面図、第20図及び第21図は第19図の原稿
を検出する場合の各信号を示すタイムチヤート、第22図
は第3図の2値化及び編集の詳細ブロツク図、第23図は
原稿に対する主走査、副走査方向の各信号に対応するタ
イミングチヤート、第24図はCPUからの編集データに対
応する出力データの関係を示す図である。 1……原稿、4……スキヤナ部、5……ビデオ処理回
路、6……データ処理コントロール部、7……メモリコ
ントロール部、9……マークエリア検出部、10……遅延
回路、11……2値化及び編集回路、12……CPU、13,16…
…画像格納メモリ、26……ORゲート、27……エクスクル
シーブORゲート、28……セレクタ。
Claims (1)
- 【請求項1】原稿画像を読取り、画像情報を発生する読
取手段と、 原稿にマークを記入することによって所望領域をマーク
によって指定する指定手段と、 前記指定手段による領域指定に従って前記所望領域を示
す領域信号を発生する発生手段と、 編集モードを選択する編集モード選択手段と、 前記発生手段から発生される前記領域信号に従って、前
記読取手段により発生された画像情報を前記編集モード
選択手段で選択した編集モードにより加工する加工手段
と、 前記編集モード選択手段によって選択した異なる編集モ
ードにより、前記加工手段で編集を行った各画像情報
を、異なる編集モード毎に1つの記憶手段にそれぞれ記
憶可能な複数の記憶手段と、 異なる編集モードによる各画像情報を記憶した前記複数
の記憶手段から読出された、異なる編集モードにより各
編集された異なる画像情報を合成出力する合成手段を有
し、 前記複数の原稿に各々所望領域を前記指定手段により指
定してある複数の原稿画像を読取り、前記領域発生手段
によって得られた領域信号によって発生された画像情報
を、各原稿画像毎に前記編集モード選択手段によって選
択した異なる編集モードにより、前記加工手段によって
編集し、各編集された異なる編集モードの画像情報を、
前記複数の記憶手段にそれぞれ記憶させ、複数の異なる
編集モードで編集された各画像情報をそれぞれ記憶して
いる各記憶手段よりそれぞれ読出し、読み出した異なる
編集モードの各画像情報を前記合成手段により合成出力
させることを特徴とする画像編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07408789A JP3179456B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 画像編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07408789A JP3179456B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 画像編集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02253377A JPH02253377A (ja) | 1990-10-12 |
JP3179456B2 true JP3179456B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=13537042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07408789A Expired - Fee Related JP3179456B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 画像編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3179456B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06133151A (ja) * | 1992-10-14 | 1994-05-13 | Konica Corp | 画像処理装置 |
JP4711093B2 (ja) | 2008-08-28 | 2011-06-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置及び画像処理プログラム |
JP4623169B2 (ja) | 2008-08-28 | 2011-02-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置及び画像処理プログラム |
CN103634495A (zh) * | 2012-08-21 | 2014-03-12 | 夏普株式会社 | 复印设备及其方法 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP07408789A patent/JP3179456B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02253377A (ja) | 1990-10-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |