JPH0792929A - デジタルコンバーゼンス回路 - Google Patents

デジタルコンバーゼンス回路

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Publication number
JPH0792929A
JPH0792929A JP23610993A JP23610993A JPH0792929A JP H0792929 A JPH0792929 A JP H0792929A JP 23610993 A JP23610993 A JP 23610993A JP 23610993 A JP23610993 A JP 23610993A JP H0792929 A JPH0792929 A JP H0792929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
circuit
controlled oscillator
voltage controlled
Prior art date
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Pending
Application number
JP23610993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shinji
啓行 新治
Satoru Otomo
知 大伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Image Information Systems Inc, Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Image Information Systems Inc
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Publication of JPH0792929A publication Critical patent/JPH0792929A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、マルチスキャンディスプレイ
のデジタルコンバーゼンス回路に用いられるPLL回路
の引込み周波数を拡大することにある。 【構成】図1において、プログラマブルプリスケーラの
分周比を水平走査周波数に応じて変化させる。 【効果】本発明により、幅広い水平走査周波数に対応し
たデジタルコンバーゼンス回路が簡単に実現出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチスキャンディス
プレイのデジタルコンバーゼンス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルコンバーゼンス回路
においては画面走査に同期したアドレス信号を作成し、
該アドレス信号をもとに調整点の決定、調整用パターン
の作成、調整データを記憶したメモリの読みだし等を制
御している。前記アドレス信号の作成には、例えば特公
開昭60−33791号公報に示されているように、P
LL回路が用いられている。図2は、従来のデジタルコ
ンバーゼンス回路に用いられているPLL回路である。
位相比較器1は、水平同期信号2と電圧制御発振子3の
出力4を1/Mに分周した信号5の位相を比較しその位
相差に応じた誤差電圧6を出力する。低域通過フィルタ
7は、前記誤差電圧6の高周波成分を除去した信号8を
前記電圧制御発振子3に供給し、該電圧が高い時は発振
周波数が高くなるように、電圧が低い時には発振周波数
が低くなるように制御を行う。該電圧制御発振子3の出
力信号4は、カウンタ回路9にて、1/Mに分周されて
前記位相比較器1に戻る。したがって、電圧制御発振子
3の出力信号4は、水平走査周波数をfHとするとM×
Hの周波数になる。例えば、M=256とすると電圧
制御発振子3の出力信号4の周波数は256fH、カウ
ンタ回路9の出力10、11、12、13、14、1
5、16、17の周波数は、それぞれ128fH、64
H、32fH、16fH、8fH、4fH、2fH、1fH
となる。これらの信号は、水平走査周波数に対する比が
一定であるので後段のアドレス発生回路18、パターン
発生回路19にて常に画面走査に同期したアドレス信
号、調整用パターン信号を作成することができ、調整点
の決定、メモリの読みだし等の制御が簡単に行える。こ
の点で様々な信号が入力されるマルチスキャンディスプ
レイにおいて、PLL回路は有効な技術となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、ディスプレイに
接続されるコンピュータの高精細化に伴い、水平走査周
波数の上限は、高くなる傾向にある。ディスプレイがN
TSC信号のような水平走査周波数の低い信号から、こ
のような高精細コンピュータまで幅広い映像ソースに対
応するために前述のPLL回路も幅広い引込み範囲が必
要となる。しかしながら、引込み範囲の拡大を図るため
に、誤差電圧に対する電圧制御発振子の発振周波数の変
化率を大きくとるとジッタや系の発振が起こりやすくな
り、また電圧制御発振子の発振周波数を自走発振周波数
から大きく変化させるとPLL回路が同期した時の残留
位相誤差が大きくなるなどの副作用がある。
【0004】本発明の目的は、電圧制御発振子の発振周
波数を大きく変化させることなくPLL回路の引込み範
囲を拡大し、また残留位相誤差が少なく、安定した動作
が可能なデジタルコンバーゼンス回路を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、電圧制御発
振子出力を分周するカウンタ回路の前段にプログラマブ
ルプリスケーラを設け、入力される周波数によりその分
周比を変化させることで達成される。
【0006】
【作用】電圧制御発振子の出力を分周するカウンタ回路
の前段に設けられたプログラマブルプリスケーラはカウ
ンタ回路に入力する信号の周波数を変えることなく電圧
制御発振子の発振周波数を変化させることができるの
で、その分周比を制御することで水平走査周波数に同期
したPLL回路において水平走査周波数が変化したとき
の電圧制御発振子の発振周波数の変化を小さくすること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、図1を用いて本発明の一実施例を説明
する。
【0008】位相比較器1は、水平同期信号2と電圧制
御発振子3の出力4を1/(M×N)に分周した信号5
の位相を比較しその位相差に応じた誤差電圧6を出力す
る。低域通過フィルタ7は、前記誤差電圧6の高周波成
分を除去した信号8を電圧制御発振子3に供給する。電
圧制御発振子3の出力信号4は、プログラマブルプリス
ケーラ20にて1/Nに分周されその出力信号21は、
さらにカウンタ回路9にて、1/Mに分周されて位相比
較器1に戻る。したがって、電圧制御発振子3の出力信
号4は、水平走査周波数をfHとするとM×N×fHの周
波数になる。
【0009】CPU22は水平走査周波数を監視してお
り、その値に応じてプログラマブルプリスケーラ20に
分周比N23を、水平走査周波数が低くなるに従い設定
するNの値を大きくするように制御を行う。簡単のため
M=256を例として説明する。今、ある水平走査周波
数fH1においてN=1でPLL回路が同期しているとす
ると、電圧制御発振子3の出力信号4及びプログラマブ
ルプリスケーラ20の出力信号21の周波数は256f
H1、カウンタ回路9の出力信号10、11、12、1
3、14、15、16、17の周波数は、それぞれ12
8fH1、64fH1、32fH1、16fH1、8fH1、4f
H1、2fH1、1fH1となる。この状態から水平走査周波
数がfH2(=1/2fH1)に変化した時、電圧制御発振
子3の出力信号4の周波数は、256fH2(=256×
1/2fH1)まで変化する必要があるが、該周波数が電
圧制御発振子の発振周波数の下限以下であった場合には
PLL回路はfH2に同期することができない。そこでこ
の時、分周比Nを2に設定すれば電圧制御発振子3の出
力信号4の周波数は、512fH2(=256fH1)とな
り発振周波数は水平走査周波数がfH1の時と変わらない
のでPLL回路は引込み範囲を外れることはなく、fH2
に同期する。また、この時の残留位相誤差も水平走査周
波数がfH1の時と変わらない。さらに、この場合にもカ
ウンタ回路9に入力するプログラマブルプリスケーラ2
0の出力信号21の周波数は256fH2、カウンタ回路
9の出力信号10、11、12、13、14、15、1
6、17の周波数は、それぞれ128fH2、64fH2
32fH2、16fH2、8fH2、4fH2、2fH2、1fH2
であり、Nの値に関わらず水平走査周波数に対する比は
不変であるので、後段のアドレス発生回路18、パター
ン発生回路19には、何ら影響を与えない。水平走査周
波数が、さらに低く変化した場合には、Nの値を順次大
きくしていけば電圧制御発振子の発振周波数を大きく変
えることなくPLL回路の引込み範囲を拡大することが
できる。
【0010】上記本発明の一実施例では、プログラマブ
ルプリスケーラの分周比Nを決定するためにCPUによ
る水平走査周波数の監視を用いたが、回路的に周波数を
検知して分周比Nを設定するようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、後段の回路に影響を与
えず、また電圧制御発振子の発振周波数を大きく変える
ことなくPLL回路の引込み範囲を広げることができる
ので、引込み範囲が広く安定した動作のデジタルコンバ
ーゼンス回路が簡単に実現できる。
【0012】また、予め電圧制御発振子の自走発振周波
数を上限近くに設定しておけば低い周波数に対する引込
み範囲は、プログラマブルプリスケーラの分周比をコン
トロールするだけで広げられるのでPLL回路の設計が
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のデジタルコンバーゼンス回路に用いられ
ているPLL回路のブロック図である。
【符号の説明】
1…位相比較器、 2…水平同期信号、 3…電圧制御発振子、 7…低域通過フィルタ、 9…カウンタ回路、 18…アドレス発生回路、 19…パターン発生回路、 20…プログラマブルプリスケーラ、 22…CPU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上の複数のコンバーゼンス調整点のコ
    ンバーゼンス調整量をメモリにデータとして記憶し、該
    データを画面走査と同期して読みだしD/A変換してコ
    ンバーゼンス補正波形を作成するデジタルコンバーゼン
    ス回路を具備し、前記メモリアクセスのためのアドレス
    信号あるいは、調整用パターン信号を作成するために水
    平同期信号をPLL回路により逓倍する手段を有したマ
    ルチスキャンディスプレイにおいて、電圧制御発振子出
    力の分周器の前段にプログラマブルプリスケーラを設
    け、入力する水平同期信号の周波数に応じてプリスケー
    ラの分周比を変化させることで、前記PLL回路の引込
    み周波数を拡大し、幅広い周波数に対応できることを特
    徴とするデジタルコンバーゼンス回路。
JP23610993A 1993-09-22 1993-09-22 デジタルコンバーゼンス回路 Pending JPH0792929A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23610993A JPH0792929A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 デジタルコンバーゼンス回路

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JPH0792929A true JPH0792929A (ja) 1995-04-07

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JP23610993A Pending JPH0792929A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 デジタルコンバーゼンス回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0755158A2 (en) * 1995-07-19 1997-01-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital convergence apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0755158A2 (en) * 1995-07-19 1997-01-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital convergence apparatus
EP0755158A3 (en) * 1995-07-19 1999-03-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital convergence apparatus

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