JPH0792897A - 二輪車のライディングシミュレーション装置 - Google Patents

二輪車のライディングシミュレーション装置

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JPH0792897A
JPH0792897A JP21281192A JP21281192A JPH0792897A JP H0792897 A JPH0792897 A JP H0792897A JP 21281192 A JP21281192 A JP 21281192A JP 21281192 A JP21281192 A JP 21281192A JP H0792897 A JPH0792897 A JP H0792897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
simulated
axis
joint
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP21281192A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ichizawa
隆 市沢
Kazuyuki Iwata
和之 岩田
Goro Yamazaki
五郎 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0792897A publication Critical patent/JPH0792897A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 模擬二輪車Aの車長方向に長手のロール軸2
1を基台2に設け、該ロール軸21に対して直角なピッ
チ軸22に模擬二輪車Aの車体1を、該ロール軸21の
軸線X及びピッチ軸22の軸線回りに回動自在に保持
し、車体の中立状態時に垂直方向に対して所定角度傾く
1対の油圧シリンダ3を介して上記車体と基台とを連結
した。 【効果】 中立状態時に油圧シリンダが垂直に直立する
従来のものより模擬二輪車の高さを低く設定することが
できるので、乗員に対し高さによる恐怖心や違和感を与
えることのないライディングシミュレーション装置を提
供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、模擬二輪車の車体の挙
動を乗員の操作に応じて変化させる二輪車のライディン
グシミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】模擬二輪車を用いて実際の二輪車の挙動
を再現するライディングシミュレーション装置では、該
模擬二輪車の車体を、該車体の車長方向に長手のロール
軸の軸線回りに回動させるロール運動や、車幅方向に長
手のピッチ軸の軸線回りに回動させるピッチ運動を再現
させる必要がある。このような各運動を再現することの
できるシミュレーション装置としては、例えば実開昭6
1−29785号公報により、フライトシミュレーショ
ン装置であって、模擬操縦室の前後方向に長手のロール
軸と該ロール軸の軸線回りに回動自在のピッチ軸とを備
え、該ピッチ軸に模擬操縦室を保持させると共に、該模
擬操縦室の中立状態時に垂直に起立するように配された
1対の伸縮自在なアクチュエータで模擬操縦室の底部と
基台とを連結し、両アクチュエータの伸縮により模擬二
輪車にロール軸の軸線及びピッチ軸の軸線回りの運動を
与えるように構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
模擬操縦室の中立状態時にアクチュエータが垂直に起立
するので、模擬操縦室の位置が高くなるが、フライトシ
ミュレーション装置の場合には乗員は模擬操縦室内に着
座するので模擬操縦室が多少高い位置にあっても乗員は
高さによる恐怖心を覚えず、また、却って模擬操縦室の
位置が低い場合には飛行状態を再現するフライトシミュ
レーション装置の特性上乗員に違和感を与える。ところ
が、ライディングシミュレーション装置の場合には、乗
員は各回動軸の軸線回りに揺動する模擬二輪車に跨がっ
て着座するので、模擬二輪車の位置が余り高いと高さに
よる恐怖心を覚える場合があり、また、地上の走行状態
を再現するライディングシミュレーション装置の特性上
模擬二輪車の位置が高いと乗員に違和感を与えることに
なる。従って、上記従来のフライングシミュレーション
装置の構成を単純にライディングシミュレーション装置
に適用することはできない。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、模
擬二輪車の位置を低くすることができ、これにより乗員
に高さによる恐怖心や違和感を与えることのないライデ
ィングシミュレーション装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、模擬二輪車の車長方向に長手のロール軸と
車幅方向に長手のピッチ軸とを設け、上記模擬二輪車の
車体を両軸線回りに回動自在に保持させると共に、1対
の伸縮自在なアクチュエータで上記車体と基台とを連結
し、該アクチュエータの伸縮により模擬二輪車に両軸線
回りの運動を与えるシミュレーション装置において、上
記1対のアクチュエータを、上記車体の中立状態時に垂
直方向に対して所定角度傾けて配置したことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】上記車体と基台とを連結するアクチュエータを
該車体の中立状態時に垂直方向に対して傾けて配置する
ことにより、該アクチュエータを垂直に起立させて設け
る従来の場合より模擬二輪車の配置高さを低くすること
ができる。
【0007】
【実施例】図1及び図2を参照して、Aは模擬二輪車で
あり、該模擬二輪車Aの乗員Bは、該模擬二輪車Aの前
方に配置されたCRT等のモニターCに表示される風景
等の状況変化に応じて該模擬二輪車Aの操縦操作を行
い、この操作に応じて模擬二輪車Aの姿勢が制御され
る。該模擬二輪車Aにはフレーム状の車体1が内蔵され
ており、基台2上に支柱20を立設し、該模擬二輪車A
の車長方向に長手のロール軸21を該支柱20の上端部
に支持させ、このロール軸21の軸線Xに対して直角な
ピッチ軸線Y上にピッチ軸22を突設した。そして、車
体1の両側から垂下した1対のアーム11を該ピッチ軸
22の両端に回動自在に取り付け、模擬二輪車Aをロー
ル軸線X及びピッチ軸線Y回りに回動自在に保持するよ
うにした。また、車体1の後端部からステイ12を垂下
し、その下端を車幅方向に距離を存して二またに分岐さ
せ1対のブラケット13を形成した。そして、各ブラケ
ット13に設けた自在継手31と、基台上の点であって
該自在継手31より車長方向前方に、かつ車幅方向外側
に変位した点に同じく自在継手32を取り付け、両自在
継手31・32を各々伸縮自在のアクチュエータである
油圧シリンダ3を介して連結した。尚、自在継手32は
自在継手31の直下に位置せず上記のように車長方向前
方及び車幅方向外側に変位しているので両自在継手31
・32を連結する油圧シリンダ3は垂直方向に対して所
定角度傾くことになり、図に示す中立状態時のおける自
在継手31の高さを油圧シリンダ3の長手寸法より低く
することができる。
【0008】上記構成によれば上記1対の油圧シリンダ
3を個々に伸縮させることにより模擬二輪車Aの姿勢を
任意の姿勢にすることができる。例えば、両油圧シリン
ダ3を互いに同様に伸縮すれば模擬二輪車Aはピッチ軸
線Y回りに回動しピッチ運動が与えられ、両油圧シリン
ダ3の伸縮方向を互いに逆にすればロール軸線X回りに
回動しロール運動が与えられる。また、ロール運動させ
るための伸縮量とピッチ運動させるための伸縮量とを合
成すれば模擬二輪車Aにはロール運動とピッチ運動とが
同時に与えられることになる。
【0009】ところで上記実施例では、ロール軸21を
基台2に保持させ、ピッチ軸22をロール軸21に取り
付けているので、模擬二輪車Aをピッチ軸線Y回りに回
動させ前方もしくは後方に傾斜させた状態でロール軸線
X回りに回動させることにより、模擬二輪車Aに垂直軸
線回りに回動するヨー運動を与えることができる。
【0010】この油圧シリンダ3の伸縮量を制御するに
は、各油圧シリンダ3に伸縮量を直接検知するポテンシ
ョメータ(図示せず)を取り付け、該ポテンショメータ
からの出力信号に基づき、油圧シリンダ3に連結された
油圧バルブ等の制御バルブ(図示せず)の開閉制御を行
えばよく、またロール軸21及びピッチ軸22の各々に
回動角度を検知する角度センサ(図示せず)を取り付
け、該角度センサの検知信号に基づいて上記制御バルブ
の開閉制御を行うように構成してもよい。尚、両自在継
手32を車幅方向に間隔を存して設けたが、間隔をあけ
ずロール軸線Xの下方に位置する同一位置に両自在継手
32を設けるようにしてもよい。
【0011】次に、他の実施例について図3及び図4を
用いて説明する。本実施例では基台2に立設した支柱2
0の上端部にロール軸21を片持で支持させ、このロー
ル軸21の軸線Xに対して直角なピッチ軸線Y上に位置
するピッチ軸22に車体1を、該ピッチ軸線Y回りに回
動自在に保持させた。そして、図に示す中立状態時にお
いて自在継手31の高さと同一高さになるように自在継
手32を基台に取り付けた。これにより両自在継手31
・32を各々連結する1対の油圧シリンダ3は共に水平
となり、模擬二輪車Aの高さをより低くすることができ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、模擬二輪車の高さを低
く設定することができるので、模擬二輪車の乗員に対し
高さによる恐怖心や違和感を与えることのないライディ
ングシミュレーション装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図
【図2】 II−II断面図
【図3】 本発明の他の実施例の構成を示す図
【図4】 IV−IV断面図
【符号の説明】
1 車体 2 基台 3 油圧シリンダ 21 ロール軸 22 ピッチ軸 31 自在継手 32 自在継手 A 模擬二輪車 B 乗員 C モニター X (ロール軸の)軸
線 Y (ピッチ軸の)軸線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 模擬二輪車の車長方向に長手のロール軸
    と車幅方向に長手のピッチ軸とを設け、上記模擬二輪車
    の車体を両軸線回りに回動自在に保持させると共に、1
    対の伸縮自在なアクチュエータで上記車体と基台とを連
    結し、該アクチュエータの伸縮により模擬二輪車に両軸
    線回りの運動を与えるシミュレーション装置において、
    上記1対のアクチュエータを、上記車体の中立状態時に
    垂直方向に対して所定角度傾けて配置したことを特徴と
    する二輪車のライディングシミュレーション装置。
JP21281192A 1992-08-10 1992-08-10 二輪車のライディングシミュレーション装置 Pending JPH0792897A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6764310B1 (en) * 1999-09-24 2004-07-20 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus for simulating ride on vehicle
JP2017012653A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 川崎重工業株式会社 揺動装置及び遊戯設備

Cited By (3)

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US6764310B1 (en) * 1999-09-24 2004-07-20 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus for simulating ride on vehicle
DE10046944B4 (de) * 1999-09-24 2013-02-21 Honda Giken Kogyo K.K. Gerät zum Simulieren einer Fahrt auf einem Fahrzeug
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