JPH0792852B2 - 紙幣の光学式鑑別装置 - Google Patents
紙幣の光学式鑑別装置Info
- Publication number
- JPH0792852B2 JPH0792852B2 JP1149893A JP14989389A JPH0792852B2 JP H0792852 B2 JPH0792852 B2 JP H0792852B2 JP 1149893 A JP1149893 A JP 1149893A JP 14989389 A JP14989389 A JP 14989389A JP H0792852 B2 JPH0792852 B2 JP H0792852B2
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- JP
- Japan
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- light
- light source
- transmitted
- red
- green
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紙幣の鑑別装置に関し、特に、光学的な入力
情報によって紙幣を鑑別する光学式紙幣鑑別装置の情報
入力機構に関する。
情報によって紙幣を鑑別する光学式紙幣鑑別装置の情報
入力機構に関する。
従来の技術 従来、この種の光学式鑑別装置は、透過光によって紙幣
の形状の入力を行い、反射光によって反射濃淡パターン
を入力する方式をとっている。従って、鑑別する一枚の
紙幣に対し透過光用と反射光用に2種類の別個の光学系
を用い、しかもそれぞれに一次元イメージセンサを設け
ていた。
の形状の入力を行い、反射光によって反射濃淡パターン
を入力する方式をとっている。従って、鑑別する一枚の
紙幣に対し透過光用と反射光用に2種類の別個の光学系
を用い、しかもそれぞれに一次元イメージセンサを設け
ていた。
発明が解決しようとする課題 上述した従来の装置では、結像に用いる光源について反
射光用と透過光用の2種類の光学系及び2固の一次元イ
メージセンサを有していた為に、装置全体が大きくな
り、またコストも高くつくという欠点があった。
射光用と透過光用の2種類の光学系及び2固の一次元イ
メージセンサを有していた為に、装置全体が大きくな
り、またコストも高くつくという欠点があった。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記欠点
を解消し、構造を簡略化して装置全体を小型化すること
を可能とした紙幣の新規な光学式鑑別装置を提供するこ
とにある。
従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記欠点
を解消し、構造を簡略化して装置全体を小型化すること
を可能とした紙幣の新規な光学式鑑別装置を提供するこ
とにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る紙幣鑑別装置
は、反射光用緑色LEDアレイ光源と、透過光用赤色LEDア
レイ光源と、透過光拡散板と、正立等倍実像を結ぶ為の
セルフォックレンズアレイと、赤色透過実像及び緑色反
射実像を電気信号に変換する一次元イメージセンサと、
透過像信号と反射像信号を分離するアナログマルチプレ
クサと、透過光用赤色LEDアレイと反射光用緑色LEDアレ
イを時間によってそれぞれ点燈、消燈させる光源点燈回
路と、紙幣を安定して走行させる為の上部及び下部プレ
ートとを有して構成されている。
は、反射光用緑色LEDアレイ光源と、透過光用赤色LEDア
レイ光源と、透過光拡散板と、正立等倍実像を結ぶ為の
セルフォックレンズアレイと、赤色透過実像及び緑色反
射実像を電気信号に変換する一次元イメージセンサと、
透過像信号と反射像信号を分離するアナログマルチプレ
クサと、透過光用赤色LEDアレイと反射光用緑色LEDアレ
イを時間によってそれぞれ点燈、消燈させる光源点燈回
路と、紙幣を安定して走行させる為の上部及び下部プレ
ートとを有して構成されている。
実施例 次に、本発明をその好ましい一実施例について図面を参
照して具体的に説明する。
照して具体的に説明する。
第1図は本発明に係る反射透過一体型の紙幣の光学式鑑
別装置の一実施例を示す概略的な斜視図である。
別装置の一実施例を示す概略的な斜視図である。
第1図を参照するに、上下に隔置された上プレート7と
下プレート8との間に紙幣(図示省略)が矢印12方向に
挿入され、紙幣は図示しない送り機構によりこの間を通
過していく。光学系は紙幣の走行方向に対して直角方向
に配置されている。上下プレート7、8には光学系に沿
って窓11が穿かれている。下プレート8の下方には透過
光用赤色LEDアレイ光源3が配置され、また下プレート
8の窓位置に透過光拡散板4が取り付けられている。上
プレート7上には前記窓11の両側に、且つ該窓を通して
紙幣に投射し得るように、一対の反射光用緑色LEDアレ
イ光源1、2が配置され、更に上プレート7の上方、具
体的には窓11の上方には正立等倍実像を結ぶセルフォッ
クレンズアレイ5及び一次元イメージセンサ6が配置さ
れている。この一次元イメージセンサ6は赤色透過実像
及び緑色反射実像を電気信号に変換するものである。一
次元イメージセンサ6の出力電気信号101はアナログマ
ルチプレクサ9に入力される。光源3の赤色透過光は紙
幣の形状認識を担い、光源1、2の緑色反射光は紙幣の
濃淡パターンの認識に用いられる。
下プレート8との間に紙幣(図示省略)が矢印12方向に
挿入され、紙幣は図示しない送り機構によりこの間を通
過していく。光学系は紙幣の走行方向に対して直角方向
に配置されている。上下プレート7、8には光学系に沿
って窓11が穿かれている。下プレート8の下方には透過
光用赤色LEDアレイ光源3が配置され、また下プレート
8の窓位置に透過光拡散板4が取り付けられている。上
プレート7上には前記窓11の両側に、且つ該窓を通して
紙幣に投射し得るように、一対の反射光用緑色LEDアレ
イ光源1、2が配置され、更に上プレート7の上方、具
体的には窓11の上方には正立等倍実像を結ぶセルフォッ
クレンズアレイ5及び一次元イメージセンサ6が配置さ
れている。この一次元イメージセンサ6は赤色透過実像
及び緑色反射実像を電気信号に変換するものである。一
次元イメージセンサ6の出力電気信号101はアナログマ
ルチプレクサ9に入力される。光源3の赤色透過光は紙
幣の形状認識を担い、光源1、2の緑色反射光は紙幣の
濃淡パターンの認識に用いられる。
上述の構成において、紙幣が上下プレート7、8間を走
行するときに、窓11を通して紙幣を透過する光源3の赤
色透過光及び同様に窓11を通して紙幣の表面で反射した
光源1、2の緑色反射光はセルフォックレンズアレイ5
によって正立等倍実像を一次元イメージセンサ6の光電
変換面に結ぶ。一次元イメージセンサ6は光電変換を行
って赤色透過信号と緑色反射信号の合成電気信号101を
発生する。今、光源点燈回路10によって緑色LEDアレイ
点燈電流201を断ち、透過光用赤色LEDアレイ点燈電流20
2を光源3に供給し、アナログマルチプレクサ9にて合
成電気信号101を赤色透過電気信号102側へつなぎ赤色透
過電気信号102を得る。次に透過光用赤色LEDアレイ点燈
電流202を断ち、反射光用緑色LEDアレイ点燈電流201を
光源1、2に供給し、アナログマルチプレクサ9にて合
成電気信号101を緑色反射電気信号103側へつなぎ、緑色
反射電気信号103を得る。
行するときに、窓11を通して紙幣を透過する光源3の赤
色透過光及び同様に窓11を通して紙幣の表面で反射した
光源1、2の緑色反射光はセルフォックレンズアレイ5
によって正立等倍実像を一次元イメージセンサ6の光電
変換面に結ぶ。一次元イメージセンサ6は光電変換を行
って赤色透過信号と緑色反射信号の合成電気信号101を
発生する。今、光源点燈回路10によって緑色LEDアレイ
点燈電流201を断ち、透過光用赤色LEDアレイ点燈電流20
2を光源3に供給し、アナログマルチプレクサ9にて合
成電気信号101を赤色透過電気信号102側へつなぎ赤色透
過電気信号102を得る。次に透過光用赤色LEDアレイ点燈
電流202を断ち、反射光用緑色LEDアレイ点燈電流201を
光源1、2に供給し、アナログマルチプレクサ9にて合
成電気信号101を緑色反射電気信号103側へつなぎ、緑色
反射電気信号103を得る。
以上の一連の処理は、一定間隔で紙幣の通過中逐次行わ
れる。
れる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、一次元イメージ
センサとマルチプレクサを使用し、且つ反射光の緑色の
光源と透過光の赤色の光源を一定間隔で切換えることに
よって、紙幣の形状認識に有用な透過光の信号と濃淡パ
ターンの認識に有用な反射光の信号をひとつの光学系に
よって収集することが可能になり、従来の2体の光学系
を別々に持つ紙幣鑑別装置よりも小型化できる効果が得
られる。
センサとマルチプレクサを使用し、且つ反射光の緑色の
光源と透過光の赤色の光源を一定間隔で切換えることに
よって、紙幣の形状認識に有用な透過光の信号と濃淡パ
ターンの認識に有用な反射光の信号をひとつの光学系に
よって収集することが可能になり、従来の2体の光学系
を別々に持つ紙幣鑑別装置よりも小型化できる効果が得
られる。
第1図は本発明の一実施例を示した概略的な斜視図であ
る。 1,2…反射光用緑色LEDアレイ光源、3…透過光用赤色LE
Dアレイ光源、4…透過光拡散板、5…セルフォックレ
ンズアレイ、6…一次元イメージセンサ、7…上プレー
ト、8…下プレート、9…アナログマルチプレクサ、10
…光源点燈回路、11…窓、101…赤色透過緑色反射合成
電気信号、102…赤色透過電気信号、103…緑色反射電気
信号、201…反射光用緑色LEDアレイ点燈電流、202…透
過光用赤色LEDアレイ点燈電流
る。 1,2…反射光用緑色LEDアレイ光源、3…透過光用赤色LE
Dアレイ光源、4…透過光拡散板、5…セルフォックレ
ンズアレイ、6…一次元イメージセンサ、7…上プレー
ト、8…下プレート、9…アナログマルチプレクサ、10
…光源点燈回路、11…窓、101…赤色透過緑色反射合成
電気信号、102…赤色透過電気信号、103…緑色反射電気
信号、201…反射光用緑色LEDアレイ点燈電流、202…透
過光用赤色LEDアレイ点燈電流
Claims (1)
- 【請求項1】反射光用緑色LEDアレイ光源と、透過光用
赤色LEDアレイ光源と、透過光拡散板と、前記両光源に
よる正立等倍実像を結像する為のセルフォックレンズア
レイと、前記セルフォックレンズアレイの赤色透過実像
及び緑色反射実像を電気信号に変換する一次元イメージ
センサと、アナログマルチプレクサと、光源点燈回路と
を有し、一つの光学系で反射光と透過光を同時に収集し
前記アナログマルチプレクサからそれぞれ分離して出力
するようにしたことを特徴とする紙幣の光学式鑑別装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1149893A JPH0792852B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 紙幣の光学式鑑別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1149893A JPH0792852B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 紙幣の光学式鑑別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314195A JPH0314195A (ja) | 1991-01-22 |
JPH0792852B2 true JPH0792852B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=15484927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1149893A Expired - Lifetime JPH0792852B2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 紙幣の光学式鑑別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792852B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3280289B2 (ja) * | 1997-09-10 | 2002-04-30 | 横浜電子工業株式会社 | 有価証券識別装置及び方法 |
GB2332270A (en) * | 1997-12-10 | 1999-06-16 | Mars Inc | Charge storage photoelectric measurement |
JP4676075B2 (ja) * | 2001-02-19 | 2011-04-27 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | 容器用内容物取出し補助具 |
CN114429690A (zh) * | 2022-03-15 | 2022-05-03 | 温州铂芯电子科技有限公司 | 一种多光谱的纸币检验装置及点钞机 |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP1149893A patent/JPH0792852B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314195A (ja) | 1991-01-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009 Year of fee payment: 13 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009 Year of fee payment: 14 |