JPH0792849A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0792849A
JPH0792849A JP5234618A JP23461893A JPH0792849A JP H0792849 A JPH0792849 A JP H0792849A JP 5234618 A JP5234618 A JP 5234618A JP 23461893 A JP23461893 A JP 23461893A JP H0792849 A JPH0792849 A JP H0792849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
temperature
fixing
image forming
fixing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5234618A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Tsuda
健一 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5234618A priority Critical patent/JPH0792849A/ja
Publication of JPH0792849A publication Critical patent/JPH0792849A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒータ断線によるエラー発生モード操作時、
搬送路に残留される用紙によるジャムを防止し、又残留
された用紙を排紙する際の定着不良による定着ローラ3
3の汚損を防止し、操作性及びメンテナンス性の向上を
図る。 【構成】 サーミスタ62が、加熱ローラ33bの表面
温度が、[装置本体1が形成可能な最大サイズの用紙1
枚を定着可能な所定温度(第4の温度)]迄降下した旨
を検知すると、制御装置70は、ヒータ33a断線と判
断する。そして搬送路33a中に用紙Pが残留される場
合は搬送手段33を駆動し用紙を排紙する一方、その他
の駆動は停止し、搬送路に残留される用紙を完全に定着
した状態で排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等におい
て、加熱ロ−ラ及び加圧ロ−ラからなる一対の定着ロ−
ラを用紙の搬送路上に有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来複写機等画像形成装置にあっては、
連続コピー中に加熱ローラのヒータが断線した場合、サ
ーミスタにより加熱ローラが定着可能限界温度迄降下さ
れたのを検知した時点で、ヒータ断線によるエラーが発
生した旨を判断し、連続コピー操作を停止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、加熱ローラ温
度が定着することができる最低限の温度迄降下される
と、ヒータ断線と判断しコピー操作を停止していた。即
ち、連続コピー中にヒータ断線と判断されると、搬送路
中に後続の用紙が残留されているか否かを考慮すること
無く、全ての駆動を停止してしまっていた。このため搬
送路中に用紙が残留されていると、メンテナンス終了後
のコピー操作再開時に、搬送路中に残留された用紙によ
りジャムが発生され、このジャム除去のため再度コピー
操作が中断される事となり、操作性を著しく低下させる
という問題を生じていた。
【0004】又上述したジャムの発生を防止するため、
もしヒータ断線判断後の駆動停止直前に、搬送路中の用
紙を排出しようとすると、既に加熱ローラ温度が、用紙
を定着することができる最低限の温度迄低下されて終っ
ているので、用紙の定着ローラ通過時に定着不良を生
じ、定着ローラに未定着トナーが付着してしまい、定着
ローラが著しく汚損され、コピー操作再開後の定着時に
画像汚損を生じてしまい、メンテナンスによりサービス
マンが汚れを拭き取ったり、更に汚れがひどい場合は定
着ローラの交換をしなければならなくなるというおそれ
も生じていた。
【0005】そこで、本発明は、上記問題を除去するも
ので、ヒータ断線を判断した場合、搬送路中に用紙が残
留されるのを防止することにより、残留される用紙が原
因で生じるジャムの発生を防止し、操作性が損なわれる
事なく信頼性の高い画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0006】更に本発明は、上記問題を除去するもの
で、ヒータ断線を判断した場合、搬送路に残留される用
紙の排出時に生じる定着不良による定着ローラの汚損を
防止し、メンテナンス性が良く信頼性の高い画像形成装
置を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、用紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段
と、前記搬送路中に用紙が存在することを検知する第1
の検知手段と、前記搬送手段によって搬送される用紙上
に現像剤像を形成する画像形成手段と、この画像形成手
段により用紙上に形成された現像剤像を当該用紙上に加
熱定着させる定着手段と、この定着手段の温度を検知す
る第2の検知手段と、この第2の検知手段により前記定
着手段の温度が現像剤像を用紙上に定着することが出来
る最低限の温度に所定の温度を加えた温度に達したこと
が検知されたときに画像形成動作を中断するように前記
画像形成手段を制御するとともに、この時前記第1の検
知手段により前記搬送路中に用紙が存在することが検知
されている場合には前記第1の検知手段により前記搬送
路中に用紙が存在することが検知されなくなるまで用紙
を搬送するように前記搬送手段を制御する制御手段とを
設けるものである。
【0008】
【作用】本発明は上記手段により、定着手段の温度が、
現像剤像を用紙上に定着することが出来る最低限の温度
に、所定の温度を加えた温度に達した旨を検知すると、
制御手段が画像形成動作を中断するとともに、搬送路に
残留する用紙を排出させる事により、断線修理のための
メンテナンス終了後のジャムの発生を防止するととも
に、残留用紙排出時の定着不良を防止し、定着ローラの
汚損を防止するものである。
【0009】
【実施例】以下本発明を図1乃至図5に示す実施例を参
照して説明する。図1は画像形成装置である複写機の概
略説明図であり、装置本体1内には、帯電、露光、現
像、転写、剥離、清掃、除電、定着等を行う画像形成手
段2が内蔵され、装置本体1の上面には原稿を支持する
原稿台3が設けられている。又4は、原稿台3を被覆す
る原稿台カバーである。
【0010】又、上記装置本体1の下方部には、画像形
成手段2に供給される用紙を収納するフロントローディ
ングタイプの給紙カセット装置10が着脱自在に装着さ
れ装置本体1の右には、手差しにより用紙Pを供給する
給紙トレイ11が設けられている。尚37a、37b
は、給紙カセット装置10あるいは給紙トレイ11より
用紙Pを取出す第1及び第2のピックアプローラであ
る。
【0011】次に画像形成手段2は次の様な構成となっ
ている。すなわち、装置本体1内のほぼ中央には感光体
ドラム20が配置され、この感光体ドラム20の周囲に
は、その回転方向に沿って従来より周知の、帯電チャ−
ジャ21、露光装置22の露光部22a,現像装置2
3、転写チャ−ジャ25、剥離チャ−ジャ26、清掃装
置27、除電装置28が順次配置されている。
【0012】ここで露光装置22は、リフレクタ50で
囲繞された露光ランプ51、この露光ランプ51による
原稿からの反射光像をレンズ55に導く第1乃至第3の
反射ミラ−52〜54、レンズ55を透過した光像を、
スリットガラス59を介して感光体ドラム20に導く第
4乃至第6の反射ミラ−56〜58からなっている。さ
らに上記装置本体1内には、上記給紙カセット装置10
から給紙された用紙を感光体ドラム20周囲の転写チャ
−ジャ25を経て装置本体1の左側に設けられる排紙ト
レイ12に導く搬送路31aを形成する搬送手段31が
設けられている。
【0013】この搬送手段31の感光体ドラム20より
上流側には用紙Pの2枚取りを防止する第1及び第2の
分離搬送ローラ38a、38b、第1の搬送ローラ35
a及び用紙Pの先端を揃え、感光体ドラム20上に形成
される現像剤像との同期を取りつつ用紙を搬送するレジ
ストローラ32並びに第1の搬送ローラ35aが配置さ
れ、下流側には搬送ベルト36、一対の定着ローラ3
3、第2の搬送ローラ35b、排紙ローラ34が配置さ
れている。
【0014】更に搬送路31a中には搬送路31中に用
紙Pが存在することを検知する第1の検知手段でありそ
の検知結果を制御手段70に入力する給紙検知スイッチ
60及び排紙検知スイッチ61が設置されている。そし
てレジストローラ32、定着ローラ33、排紙ローラ3
4は各駆動伝達手段(図示せず)を介し感光体ドラム2
0と共にメインモ−タ72により駆動を制御される。
【0015】一方、定着ローラ33は、加熱手段である
ヒータ33aを内蔵する加熱ローラ33b及び、加圧ス
プリング(図示せず)により加熱ローラ33bに押圧さ
れる加圧ローラ33cとから成っている。又、加熱ロー
ラ33bは制御装置70により制御されるメインモ−タ
72により駆動回転され、加圧ローラ33cもこれに圧
接し従動回転される様になっている。
【0016】又、加熱ローラ33bのリア側表面には加
熱ローラ33b表面の温度を検知し、検知結果を制御装
置70に入力する第2の検知手段であるサ−ミスタ62
が接触されている。更に、63は剥離爪、64は加熱ロ
ーラ33bに摺接するクリ−ニングフェルト64aを有
するクリ−ニング装置である。
【0017】又、図3は装置本体1の制御系を示すブロ
ック図であり、装置本体1の制御を行う制御装置70の
入力側には、入力インタフェ−ス回路73を介し操作パ
ネル(図示せず)上のコピ−キ−等の操作キ−74、搬
送路31a上の用紙を検出する給紙検知スイッチ60、
排紙検知スイッチ61、加熱ローラ33b表面温度を検
知するサ−ミスタ63その他画像形成操作に必要なスイ
ッチ/センサ類66が接続されている。
【0018】制御装置70の出力側には出力インタフェ
−ス回路76を介しヒータ33aのオン/オフを制御す
るヒ−タレギュレ−タ77、操作パネル(図示せず)上
のメッセ−ジパネル等の表示装置78、フィ−ドモ−タ
38、メインモ−タ72等を駆動する各モ−タドライバ
79、ソレノイド(図示せず)等の伝達手段その他露光
ランプ51や転写チャ−ジャ25等のオン/オフを制御
するドライバ80等が接続されている。
【0019】ここで制御装置70は、コピー操作中、通
常は、サーミスタ63からの温度検知に応じて、加熱ロ
ーラ33b表面温度を180℃〜220℃に保持するよ
うヒータレギュレータ77を制御する一方、サーミスタ
63からの温度検知結果が180℃以下の「所定温度
(第4の温度)」迄降下されると、ヒータ33aが断線
したものと判断し、装置本体1の操作モードをエラー発
生モードとし、各モータドライバ73、その他のドライ
バ80の駆動を停止する。
【0020】ここで現像剤像を用紙P上に定着させるの
に最低必要な温度として定着可能限界温度(第1の温
度)がある。この定着可能限界温度とは、これ以下の温
度で定着ローラ33に用紙を通した場合、定着不良が生
じてしまうという温度である。ここで前述したヒータ3
3a断線と判断して装置を停止する。「所定温度」と
は、この定着可能限界温度+α(所定の温度)である。
この+α分は、この装置本体1にて扱う事の出来る最大
サイズの用紙(例えばA・3サイズ)を定着ローラ33
に通したときに、加熱ローラ33bの熱が用紙に奪われ
て低下してしまう温度(第2の温度)と、当該最大サイ
ズの用紙が定着ローラ33に達してから定着ローラ33
を通過する迄に要する時間の間に、加熱ローラ33aか
ら放熱されることにより低下してしまう温度(第3の温
度)とを加えた値である。
【0021】即ち、ヒータ33aの断線により、加熱ロ
ーラ表面の温度は、図4に示す様に降下され、通常の制
御温度である180℃を過ぎて、「所定温度(第4の温
度)」である[現像剤像を用紙P上に定着することがで
きる最低限の温度(第1の温度)+最大サイズの用紙P
の通過により奪われる熱量により定着手段の低下される
温度(第2の温度)+最大サイズの用紙Pが通過する間
に放射される熱量により定着手段の低下される温度(第
3の温度)]に達した時点で、制御装置70はヒータ3
3aの断線を判断し、各種装置の駆動を停止する。
【0022】具体的には、(第1の温度)である160
℃及び、(第2の温度)である3℃並びに、(第3の温
度)である3℃を全て加えた(第4の温度)である16
6℃に達した時点で、制御装置70はヒータ33aの断
線を判断する。尚、この判断の基準となる温度は、実験
により得られた温度を制御装置70に予め設定しておく
ものである。
【0023】加熱ローラ33bの温度が上記所定温度に
達して、ヒータ33aの断線が検知された時点で、給紙
検知スイッチ60あるいは排紙検知スイッチ61により
用紙在りが入力されている場合、制御装置70は、他の
装置の駆動は停止するものの、搬送手段31の駆動は継
続し、各スイッチ60、61が用紙無しを検知した後に
搬送手段31の駆動を停止する様、搬送手段31の制御
を行っている。
【0024】即ちこの時点で搬送路31aに用紙Pが存
在している場合、この用紙は強制的に排出される。この
時、全ての動作が停止するときの加熱ローラ33bの温
度を上記のような所定温度(第4の温度)に設定してあ
るため、例え最大サイズの用紙が搬送路31aに残って
いたとしても、少なくともこの用紙Pへのトナー定着は
完了される。
【0025】次に、装置本体1のコピ−動作について述
べる。先ず原稿台3に原稿Dをセットし、さらにコピ−
枚数、用紙サイズ等のコピ−条件を図示しない操作パネ
ル上のテンキ−等により設定し、コピ−キ−(図示せ
ず)をオンしコピ−操作を開始する。このコピ−操作の
開始により、感光体ドラム20はその回転に従い画像形
成手段2により順次帯電、露光、現像の各工程を実施さ
れ、現像剤像を形成される。
【0026】一方、給紙カセット装置10あるいは給紙
トレイ11にあっては、いずれかのピックアップローラ
37a、37bにより取り出された用紙Pが、分離搬送
手段38a、38bにより一枚ずつ分離されてレジスト
ロ−ラ32へと送られ、画像形成手段2による感光体ド
ラム20上の現像剤像に同期して感光体ドラム20の転
写チャ−ジャ25位置へと送られ、感光体ドラム20上
の現像剤像を転写される。更に現像剤像を転写された用
紙は剥離チャ−ジャ26により、感光体ドラム20から
剥離され、搬送ベルト36により搬送され、定着装置3
3に搬送され加熱ローラ33b及び加圧ローラ33c間
に挿通され、画像を加熱加圧定着され、排紙排紙トレイ
12方向に排出される。一方転写終了後、感光体ドラム
20はその回転に従い、清掃装置27により残留トナー
を除去され、除電装置28にて除電されて次のコピー可
能とされる。
【0027】そして上述のコピ−操作を繰返し、必要枚
数のコピ−を得る事となる。
【0028】尚、この間定着装置33にあっては、サー
ミスタ61からの検知結果を受けたヒータレギュレータ
77のオン/オフ制御により、加熱ローラ33b表面の
温度が180℃〜220℃を保持する様に温度制御され
ている。
【0029】但し、この様なコピー操作を行う間に、ヒ
ータ33a断線が発生され、加熱ローラ33b表面の温
度が180℃より降下された場合は、図5に示すフロー
チャートに従いエラー発生モード操作を実施することと
なる。
【0030】即ち連続コピー中にヒータ33aが断線さ
れ、ステップ100にてサーミスタ63により検知され
る加熱ローラ33bの表面温度が180℃以上か否かを
比較し、180℃以上である場合は通常のコピーモード
を実施される一方、180℃より降下された場合は。制
御装置70は、ヒータ33aが断線したものと判断し、
装置本体1の操作をエラー発生モード操作に切り替え
る。
【0031】次いでステップ101にて加熱ローラ33
bの表面温度が166℃に達したか否かを比較し、16
6℃に達した場合は、ステップ102に進む。ステップ
102では、給紙検知スイッチ60あるいは排紙検知ス
イッチ61にて用紙有りを検知したか否かを比較し、用
紙無しの場合はステップ103に進み、用紙有りの場合
はステップ104に進む。
【0032】ステップ103では、各モータドライバ7
9及びその他のドライバ80の全ての駆動を停止すると
共に、表示装置78にヒータ断線によるサービスマンコ
ールを表示し全ての操作を終了する。一方、ステップ1
04では、搬送路31aに残留される用紙Pを排出する
ために、搬送手段31の駆動のみ継続し、画像形成手段
2等の他の装置の駆動を停止する。これにより搬送路3
1a中の用紙Pは、感光体ドラム20及び定着ローラ3
3を経て排紙トレイ12に達するが、この時、加熱ロー
ラ33bの温度は166℃であり、十分定着可能である
事から、用紙P上の現像剤像部分は用紙P側に完全に定
着され、加熱ローラ33bに未定着トナーが付着される
惧れが無い。
【0033】即ち、この時最大サイズの用紙Pが搬送路
31aに残っていたとしても、この用紙Pの後端が、加
熱ローラ33bを通過する時点で、加熱ローラ33bが
定着可能限界温度(第1の温度)である160℃に達す
るものであるから、用紙P上への画像の定着は確実に行
われる。
【0034】次にステップ106に進み、再度給紙検知
スイッチ60あるいは排紙検知スイッチ61にて用紙有
りを検知したか否かを比較し、両検知スイッチ60、6
1が、用紙P無しを検知するのを待ってステップ107
に進む。
【0035】ステップ107では、搬送手段31の駆動
を停止し、表示装置78にヒータ断線によるサービスマ
ンコールを表示し、全ての操作を終了する。
【0036】この様に構成すれば、ヒータ33a断線発
生により、加熱ローラ33bの表面温度の降下を生じて
も、制御装置70が、表面温度が、[装置本体1が形成
可能な最大サイズの用紙1枚を定着可能な限界温度(第
4の温度)]迄降下した時点で、ヒータ33a断線と判
断し、搬送路31a中に用紙Pが無い場合には全ての駆
動を停止する一方、搬送路31a中に用紙Pが残留して
いる場合には、搬送手段31を駆動し残留用紙Pを排出
する一方、他の駆動を全て停止する。
【0037】従って、ヒータ33a断線によるエラー発
生モード操作時、従来の様に搬送路31a中に用紙Pが
残留される惧れが無く、断線修理のためのメンテナンス
終了後のコピー操作再開時のジャムの発生を防止出来、
ジャムを除去操作が不要となり、操作性が向上される。
【0038】これと共に、搬送路33a中に残留される
用紙Pを排紙する際、用紙P上に現像剤像が形成されて
いても、定着ローラ33通過時、現像剤像は、加熱ロー
ラ33b側に付着される事無く用紙P側に完全に定着さ
れる。従って、定着不良による定着ローラ33への未定
着トナーの付着を防止出来、定着時に付着トナ−による
画像の汚損を生じる事も無く、更には、未定着トナーに
より汚損された定着ローラ33をクリーニングするため
のメンテナンス頻度を低減出来、メンテナンス性を向上
出来ると共に、定着ローラ33の長寿命化を図る事が出
来る。
【0039】尚本発明は、上記実施例に限られるもので
無く、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であっ
て、例えば[画像形成手段が形成可能な最大サイズの用
紙1枚を定着可能な限界温度(第4の温度)]は、各種
定着ローラの大きさや材質等により任意であるし、又断
線判断も、加熱手段に断線検知回路を接続し断線検知を
行う一方、断線検知から予め設定された時間を経過する
と、所定温度迄温度降下されたものと判断することによ
り、断線判断をするという様にソフト的に判断する等し
ても良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加熱手段の断線による駆動停止時、搬送路中に用紙が残
留される事が無いので、画像形成操作再開時に従来の様
にジャムを発生する事が無く、ジャムの除去操作が不要
となり、従来に比し操作性が向上される。
【0041】又、加熱手段の断線判断時に、搬送路中に
残留される用紙を搬送路の外に排紙しても、定着手段が
用紙上に形成される現像剤像を十分定着できる温度を保
持している事から、現像剤像の定着不良により未定着ト
ナ−が定着手段に付着されるおそれがなく、定着手段の
汚損及びこれにより生じる画像の汚損を防止出来ると共
に、定着手段クリーニングのためのメンテナンス頻度を
低減出来、メンテナンス性向上を図れ、ひいては定着手
段の長寿命化を図る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置本体を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の定着ロ−ラを示す概略断面
図である。
【図3】本発明の一実施例の制御系を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施例のヒータ断線後の加熱ローラ
の表面温度特性を示すグラフである。
【図5】本発明の一実施例のヒータ断線後のエラー発生
モード操作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…装置本体 10…給紙カセット装置 12…排紙トレイ 20…感光体ドラム 25…転写チャージャ 31…搬送手段 31a…搬送路 33…定着ロ−ラ 33a…ヒータ 33b…加熱ローラ 60…給紙検知スイッチ 61…排紙検知スイッチ 62…サーミスタ 70…制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段
    と、前記搬送路中に用紙が存在することを検知する第1
    の検知手段と、前記搬送手段によって搬送される用紙上
    に現像剤像を形成する画像形成手段と、この画像形成手
    段により用紙上に形成された現像剤像を当該用紙上に加
    熱定着させる定着手段と、この定着手段の温度を検知す
    る第2の検知手段と、この第2の検知手段により前記定
    着手段の温度が現像剤像を用紙上に定着することが出来
    る最低限の温度に所定の温度を加えた温度に達したこと
    が検知されたときに画像形成動作を中断するように前記
    画像形成手段を制御するとともに、この時前記第1の検
    知手段により前記搬送中に用紙が存在することが検知さ
    れている場合には前記第1の検知手段により前記搬送路
    中に用紙が存在することが検知されなくなるまで用紙を
    搬送するように前記搬送手段を制御する制御手段と、を
    具備する事を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定の温度とは、使用可能な最大サイズ
    の用紙を前記定着手段に通過させたときに、この用紙に
    よって前記定着手段から奪われる熱量によって前記定着
    手段が低下する温度に相当することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 所定の温度とは、使用可能な最大サイズ
    の用紙を前記定着手段に通過させたときに、この用紙の
    先端が前記定着手段に到達してから前記用紙の後端が前
    記定着手段を離れる迄に要する時間に前記定着手段から
    放射される熱量によって前記定着手段が低下する温度に
    相当することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 所定の温度とは、使用可能な最大サイズ
    の用紙を前記定着手段に通過させたときに、この用紙に
    よって前記定着手段から奪われる熱量によって前記定着
    手段が低下する温度と、使用可能な最大サイズの用紙を
    前記定着手段に通過させたときに、この用紙の先端が前
    記定着手段に到達してから前記用紙の後端が前記定着手
    段を離れる迄に要する時間に前記定着手段から放射され
    る熱量によって前記定着手段が低下する温度とを加えた
    温度に相当することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 用紙を搬送路に沿って搬送する搬送手段
    と、前記搬送路中に用紙が存在することを検知する第1
    の検知手段と、前記搬送手段によって搬送される用紙上
    に現像剤像を形成する画像形成手段と、前記搬送路に沿
    って設けられ加熱手段を内包する加熱ローラとこの加熱
    ローラに対して押圧する加圧ローラとの一対のローラ対
    からなり、前記画像形成手段により現像剤像が形成され
    た用紙を挿通されることにより前記現像剤像を前記用紙
    上に加熱定着する定着手段と、この定着手段の前記加熱
    ローラの温度を検知する第2の検知手段と、前記画像形
    成手段による画像形成動作中に、前記加熱ローラの温度
    が、現像剤像を用紙上に定着することが出来る最低限の
    温度である第1の温度、使用可能な最大サイズの用紙を
    前記定着手段に通過させたときにこの用紙によって前記
    定着手段から奪われる熱量によって前記定着手段が低下
    する温度である第2の温度および使用可能な最大サイズ
    の用紙を前記定着手段に通過させたときに、この用紙の
    先端が前記定着手段に到達してから前記用紙の後端が前
    記定着手段を離れる迄に要する時間に前記定着手段から
    放射される熱量によって前記定着手段が低下する温度で
    ある第3の温度を合計した第4の温度に達したことが前
    記第2の検知手段により検知されたとき、前記画像形成
    動作を停止するように前記画像形成手段を制御するとと
    もに、前記第1の検知手段により前記搬送路中に用紙が
    無いことが検知されるまで搬送動作を続けるよう前記搬
    送手段を制御する制御手段と、を具備する事を特徴とす
    る画像形成装置。
JP5234618A 1993-09-21 1993-09-21 画像形成装置 Pending JPH0792849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5234618A JPH0792849A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5234618A JPH0792849A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0792849A true JPH0792849A (ja) 1995-04-07

Family

ID=16973871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5234618A Pending JPH0792849A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0792849A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019994A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Katsuragawa Electric Co Ltd シート搬送方法およびシート搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019994A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Katsuragawa Electric Co Ltd シート搬送方法およびシート搬送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4878087A (en) Image forming apparatus with jam removal mechanism
US4723148A (en) Copying apparatus equipped with original document feeding device
US5761567A (en) Image forming apparatus with jam detection for permitting completion of a copy operation
JPS602942A (ja) 原稿送り装置
US5485247A (en) Image forming apparatus including a paper feeding device having improved paper jam detection capability
JPH1165374A (ja) 電子写真方式画像形成装置の駆動方法
JP2005022792A (ja) シート供給装置
JPH08245062A (ja) 記録装置における記録紙の取り出し方法とその装置
JPH0792849A (ja) 画像形成装置
JP3847897B2 (ja) 画像形成装置
JP2005181538A (ja) 画像形成装置
JPH05323707A (ja) 電子写真装置
JPS63264771A (ja) 画像形成装置
JP3325115B2 (ja) 画像形成装置
JP4553807B2 (ja) 画像形成装置
JPH08202099A (ja) 自動排紙制御方法
JPH05188678A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP3109125B2 (ja) 複写装置
JPH0398059A (ja) 複合画像形成装置
JPH0792859A (ja) 画像形成装置
JPH08272165A (ja) 複写装置
JP2705176B2 (ja) 複写装置
JPH06130747A (ja) 可動部予備作動装置
KR920004352B1 (ko) 복사용지 걸림 자동제거방법
JPH0973258A (ja) 画像形成装置