JPH0792844A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0792844A
JPH0792844A JP5234985A JP23498593A JPH0792844A JP H0792844 A JPH0792844 A JP H0792844A JP 5234985 A JP5234985 A JP 5234985A JP 23498593 A JP23498593 A JP 23498593A JP H0792844 A JPH0792844 A JP H0792844A
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JP
Japan
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roller
peeling
heating roller
transfer member
image forming
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Application number
JP5234985A
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English (en)
Inventor
Koji Kagaya
康治 加賀屋
Takayuki Ozawa
孝幸 小沢
Masao Hayashi
政夫 林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成でありながら、定着装置の剥離爪に
固着したトナーによる画像汚れや、ジャムの発生を防止
でき、剥離爪のメインテナンスフリー化が可能な画像形
成装置を提供する。 【構成】剥離爪60が取付けられた取付軸に対して回転
自在にガイドローラ90を取付け、このガイドローラ9
0により、加熱ローラ51から剥離した用紙Pが剥離爪
60に接触しないように周面でガイドするように構成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、静電複写機、
レーザプリンタ、電子写真式ファクシミリ等電子写真方
式の画像形成装置に係わり、詳しくは、粉体像を転写部
材に溶着するための加熱ローラと、この加熱ローラに対
して前記転写部材を押圧するための加圧ローラとを具備
した定着装置を適用してなる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式の画像形成装置にお
いて、小型の構成でありながら安定した定着が可能であ
るといった特長を有するところから、加熱ローラ型定着
装置が広く適用されている。
【0003】この加熱ローラ型定着装置は、加熱ローラ
(ヒューザローラ)と、この加熱ローラに圧接する加圧
ローラ(プレスローラ)とを備え、これらローラ間に用
紙等の転写部材を通すことにより、転写部材上の粉体像
(トナー像)を加熱溶融定着するようになっている。
【0004】また、前記加熱ローラとしては、内部に熱
源としての加熱ランプが収容可能で、かつ、ローラ表面
は粉体像(トナー像)に対して剥離性の良い部材をコー
ティングしたものとなっている。
【0005】図10は、従来の加熱ローラの製法を概略
に示すもので、まず、(イ)で示すように、例えば、直
径24mm,肉厚1mmのアルミニウム等の金属円筒a
の外表面上に、PFA,PTFE等のテフロン(登録商
標)粉末bを均一にふりかけ、(ロ)で示すように、高
温炉中でテフロン粉末bを焼結する。そして、(ハ)で
示すような金属円筒aの表面に膜厚が約20μmのテフ
ロン層b′を形成した加熱ローラcを得るものとなって
いる。
【0006】ところが、このテフロンコーティングタイ
プ(テフロン焼結タイプ)の加熱ローラcは、もともと
テフロン粉末bを熱で固めたものであるので、表面の平
滑度がRzで約3μm程度と粗く、また、焼結後のテフ
ロン層b′の硬度も軟らかい(テフロン膜厚の硬度の測
定法は一般的に鉛筆硬度方式JIS−K5400が使用
されるが、テフロン焼結の場合の鉛筆硬度はH〜Fであ
る)。
【0007】そして、この加熱ローラcを使用する定着
装置では、寿命は6万枚〜8万枚が限度であった。一
方、加熱ローラ型の定着装置においては、前記加熱ロー
ラに先端爪部を当接させた状態に剥離部材としての剥離
爪を設け、前記加熱ローラから転写部材を強制的に剥離
するような構成となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、剥離爪
により加熱ローラから転写部材を強制的に剥離するよう
な構成とした場合、剥離爪により剥離された転写部材
が、剥離爪に接触して擦られ剥離爪にトナーが付着する
ことがある。
【0009】定着装置の寿命が6〜8万枚と短い場合に
は、サービスマンが加熱ローラ等を新品と交換する際
に、剥離爪に付着したトナーをクリーニングするか、又
は剥離爪を新品と交換すれば実用上は問題ない。
【0010】ところが、加熱ローラの改善等により定着
装置の長寿命化が図られ、長期に亘って剥離爪を交換し
ない場合には、この剥離爪に付着し固着したトナーによ
り、定着終了後の転写部材上のトナー像が擦られて剥が
れて汚れたり、転写部材の先端が上記トナーの塊に引掛
かり、ジャムになることがあるといった問題があった。
【0011】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、簡単な構成でありなが
ら、定着装置の剥離爪に固着したトナーによる画像汚れ
や、ジャムの発生を防止でき、剥離爪のメインテナンス
フリー化が可能な画像形成装置を提供しようとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための第1の手段として、粉体像を転写部材に溶着
するための加熱ローラと、この加熱ローラに対して前記
転写部材を押圧するための加圧ローラと、前記加熱ロー
ラから前記転写部材を剥離する剥離手段とを具備した定
着装置を適用してなる画像形成装置において、前記剥離
手段が、前記加熱ローラの軸と平行状態に設けられた取
付軸を介して回動可能に取付けられ、かつ、その先端爪
部を前記加熱ローラに当接することにより前記加熱ロー
ラから前記転写部材を剥離する剥離部材と、この剥離部
材が取付けられた前記取付軸に対して回転自在に取付け
られ、加熱ローラから剥離した転写部材が剥離部材に接
触しないように周面でガイドするガイドローラとを具備
してなることを特徴としたものである。
【0013】また、第2の手段として、粉体像を転写部
材に溶着するための加熱ローラと、この加熱ローラに対
して前記転写部材を押圧するための加圧ローラと、前記
加熱ローラから前記転写部材を剥離する剥離手段とを具
備した定着装置を適用してなる画像形成装置において、
前記剥離手段が、前記加熱ローラの軸と平行状態に設け
られた取付軸を介して回動可能に取付けられ、かつ、そ
の先端爪部を前記加熱ローラに当接することにより前記
加熱ローラから前記転写部材を剥離する剥離部材と、こ
の剥離部材が取付けられた前記取付軸を回動中心として
前記加熱ローラの周速とほぼ同じ速度で駆動され、前記
加熱ローラから剥離した転写部材が剥離部材に接触しな
いように周面でガイドするガイドローラとを具備してな
ることを特徴としたものである。
【0014】また、第3の手段として、加熱ローラと加
圧ローラとの圧接位置より転写部材の搬送方向下流に設
けられた圧接位置に最も近い搬送ローラ対の駆動側の搬
送ローラを耐摩耗性の材料で構成したことを特徴とした
ものである。
【0015】また、第4の手段として、粉体像を転写部
材に溶着するための加熱ローラと、この加熱ローラに対
して前記転写部材を押圧するための加圧ローラと、前記
加熱ローラから前記転写部材を剥離する剥離手段とを具
備した定着装置を適用してなる画像形成装置において、
前記加熱ローラと加圧ローラとの圧接位置より転写部材
の搬送方向下流に設けられた前記圧接位置に最も近い搬
送ローラ対の駆動側の搬送ローラが耐摩耗性の材料で構
成されていると共に、前記搬送ローラ対の従動側の搬送
ローラがクロロプレーンゴムで構成されていることを特
徴としたものである。
【0016】
【作用】上記の第1の手段によれば、剥離部材が取付け
られた取付軸に対して回転自在にガイドローラを取付
け、このガイドローラにより、加熱ローラから剥離した
転写部材が剥離部材に接触しないように周面でガイドす
るようにしたから、簡単な構成でありながら、定着装置
の剥離爪に固着したトナーによる画像汚れや、ジャムの
発生を防止でき、剥離爪のメインテナンスフリー化が可
能となる。
【0017】上記の第2の手段によれば、剥離部材が取
付けられた取付軸を回動中心として加熱ローラの周速と
ほぼ同じ速度で駆動されるガイドローラを取付け、この
ガイドローラにより、加熱ローラから剥離した転写部材
が剥離部材に接触しないように周面でガイドするように
したから、簡単な構成でありながら、定着装置の剥離爪
に固着したトナーによる画像汚れや、ジャムの発生を防
止でき、剥離爪のメインテナンスフリー化が可能とな
る。
【0018】上記の第3の手段によれば、加熱ローラと
加圧ローラとの圧接位置より転写部材の搬送方向下流に
設けられた圧接位置に最も近い搬送ローラ対の駆動側の
搬送ローラを耐摩耗性の材料で構成したから、前記搬送
ローラ対の駆動側の搬送ローラの摩耗による加熱ローラ
との搬送スピードの差によって生じる転写部材の撓みに
よる剥離爪との擦れを防止でき、簡単な構成でありなが
ら、定着装置の剥離爪に固着したトナーによる画像汚れ
や、ジャムの発生を防止でき、剥離爪のメインテナンス
フリー化が可能となる。
【0019】上記の第4の手段によれば、加熱ローラと
加圧ローラとの圧接位置より転写部材の搬送方向下流に
設けられた前記圧接位置に最も近い搬送ローラ対の駆動
側の搬送ローラが耐摩耗性の材料で構成されていると共
に、前記搬送ローラ対の従動側の搬送ローラがクロロプ
レーンゴムで構成されているから、前記搬送ローラ対の
駆動側の搬送ローラの摩耗による加熱ローラとの搬送ス
ピードの差によって生じる転写部材の撓みによる剥離爪
との擦れを防止でき、しかも、従動側の搬送ローラが駆
動側の搬送ローラに追従して回転するため、ローラ相互
間の滑りによるローラ表面の削れが発生しない。このた
め、簡単な構成でありながら、定着装置の剥離爪に固着
したトナーによる画像汚れや、ジャムの発生を防止で
き、剥離爪のメインテナンスフリー化が可能となると共
に、画像面の傷付けも防止することが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図8を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の排紙装置を適
用した画像形成装置1の外観を示し、図2は内部の構成
を示す。
【0021】装置本体2の正面右側には、操作パネル3
が配置されており、下部には装置本体2に対して着脱自
在な用紙カセット4,5が装着されている。また、これ
ら用紙カセット4,5の間には、機能追加用フォントカ
ード、アプリケーションソフト用カード等(図示しな
い)を挿入するための開口部6A,6Bが設けられてい
る。
【0022】また、装置本体2の左側面部には、第1の
排紙部としての凹部7が設けられており、この凹部7に
は排紙トレイ8が着脱自在に取り付けられている。ま
た、装置本体2の上面部には、第2の排紙部としての凹
部9が形成されている。
【0023】一方、装置本体2の右側面部には、図2に
示すように、装置本体2に設けられた支軸10を中心と
して、外方に開く手差しガイド11が取り付けられてお
り、この手差しガイド11の下部には、装置本体2に設
けられた支軸12を中心として、外方に開く側面カバー
13が取り付けられている。
【0024】装置本体2内には、図2に示すように、像
担持体としてのドラム状の感光体20が設けられてお
り、この感光体20の周囲には、矢印で示す回転方向に
沿って、帯電手段としてのスコロトロンからなる帯電装
置21、静電潜像形成手段としてのレーザ露光装置22
の露光部22A、現像手段としての現像装置23、転写
手段としてのコロトロンからなる転写装置24、清掃手
段としてのクリーナ装置25、および前露光手段として
の前露光ランプ26が順次配置されている。
【0025】これらのうち、感光体20、帯電装置2
1、現像装置23、およびクリーナ装置25、および前
露光ランプ26とが一体化されて電子写真プロセスユニ
ット27を構成しており、装置本体2内に着脱可能とな
っている。
【0026】また、装置本体2内には、前記感光体20
と転写装置24との間に形成される画像転写部28を通
過する状態に用紙搬送路29が形成されている。用紙搬
送路29の上流側は、前記用紙カセット4,5から給紙
ローラ30A,30Bを介して取出された用紙Pを搬送
する給紙路31および手差しガイド11を介して取出さ
れた用紙Pを搬送する手差給紙路32に接続している。
また、用紙搬送路29の下流側は、前記第1の排紙部と
しての凹部7に至る。
【0027】さらに、用紙搬送路29の前記画像転写部
28の上流側には、アライニングローラ対33および用
紙Pの到達を検出する検出手段としてのアライニングス
イッチ34が設けられている。
【0028】一方、画像転写部28の下流側には、定着
装置35および第1の排紙装置36が設けられている。
さらに、第1の排紙装置36の上流側近傍には、排紙ス
イッチ37が設けられ、第1の排紙装置36の下流側近
傍には、排紙方向振分手段としてのゲート装置38が設
けられている。
【0029】前記用紙搬送路29の終端部には、前記ゲ
ート装置38により振分けられた用紙Pを前記第2の排
紙部としての凹部9に導く排紙路39が分岐されてい
る。排紙路39の終端部には、第2の排紙装置40が設
けられている。
【0030】しかして、画像形成動作にあっては、ドラ
ム状の感光体20が矢印方向に回転するとともに前露光
装置26の働きにより感光体20の表面電位を一定に保
ち、次いで帯電装置21の働きで一様に帯電され、レー
ザ露光装置22から出射されるレーザビーム41を感光
体20上に照射して露光し、画像信号に対応した静電潜
像を形成する。
【0031】この感光体20上の静電潜像は、現像装置
23により現像され、トナー像として顕像化され画像転
写部28に送り込まれる。一方、感光体20へのトナー
像の形成動作に同期して、用紙カセット4または5から
取出された用紙Pが、アライニングローラ対33を介し
て画像転写部28に送り込まれ、予め感光体20上に形
成された前記トナー像が転写装置24の働きにより用紙
Pに転写される。
【0032】次いで、用紙Pは、用紙搬送路29を通過
して定着装置35に送り込まれ、前記トナー像が用紙P
に溶融定着される。また、手差しガイド32から給紙さ
れた用紙Pは、手差給紙路32から用紙搬送路29に送
り込まれ、上記と同様な動作が行われる。
【0033】定着装置35を通過した用紙Pは、第1の
排紙装置36を経て、ゲート装置38に送られる。ゲー
トの位置は、予めホストコンピュータからの指示により
選択されており、ゲートの位置が二点鎖線状態に設定さ
れと用紙Pはそのまま直進して第1の排紙部としての凹
部7に装着された排紙トレイ8上に排紙される。
【0034】また、ゲートの位置が実線状態に設定され
と用紙Pは、排紙路39を介して上側の第2の排紙部と
しての凹部9方向に導かれ、第2の排紙装置40を介し
て上面カバー42上に排出される。
【0035】つぎに、図3ないし図8を参照し、本発明
の要部である定着装置35およびそのについて説明す
る。図3は、定着装置35の構成を示すもので、定着装
置35は、用紙搬送路29の上面側に位置すると共に熱
源であるヒータランプ50を内蔵した加熱ローラ(ヒュ
ーザローラ)51と、前記用紙搬送路29の下面側に位
置すると共に付勢機構(図示しない)による付勢力で前
記加熱ローラ51に対して圧接された加圧ローラ(プレ
スローラ)52を備えた加熱ローラ型の定着装置となっ
ている。
【0036】そして、加熱ローラ51と加圧ローラ52
と間に転写部材である用紙Pを通過させることにより、
この用紙P上の粉体像を形成するトナーTを溶融定着す
るようになっている。
【0037】加熱ローラ51および加圧ローラ52は、
上部ケーシング55および下部ケーシング56により囲
まれており、定着に必要な良好な温度雰囲気を確保する
ように外部に極力熱が逃げないような構造となってい
る。さらに、上部ケーシング55の上面側には、これを
覆う状態に火傷防止等の安全手段としてのフューザガー
ド(図示しない)が設けられている。
【0038】さらに、加熱ローラ51と加圧ローラ52
との接触部の上流側近傍、すなわち、定着装置35の入
口側には、入口ガイド57,58が配設されていて、ト
ナーTによる粉体像が形成された用紙Pの先端を、確実
に加熱ローラ51と加圧ローラ52との間に案内するよ
うになっている。
【0039】また、加熱ローラ51と加圧ローラ52と
の接触部の下流側近傍、すなわち、定着装置35の出口
側には、加熱ローラ51に巻付く用紙Pを剥離する複数
の剥離爪60(実施例では3カ所ただし図面では1つの
み図示)を備えた剥離機構61が設けられていると共
に、出口ガイド62,63が配設されており、定着済の
用紙Pを第1の排紙装置36に導くようになっている。
【0040】また、加熱ローラ51は、図4に示すよう
にして製造した。すなわち、まず、(イ)で示すよう
に、例えば、直径24mm,肉厚1mmのアルミニウム
等の芯材である金属円筒80にテフロン(例えばPF
A)のチュ−ブ81を被せる。この金属円筒80の外表
面には、予め、テフロンチュ−ブ81を接着させるため
の接着剤(プライマ)82が塗布されている。(ロ)で
示すように、高温炉中でテフロンチュ−ブ81を熱収縮
する。そして、(ハ)で示すような金属円筒80の表面
に膜厚が約30μmのテフロンチュ−ブ81を被せた加
熱ローラ51を得る。
【0041】このテフロンチューブ81は、例えばPF
Aチューブでは、鉛筆硬度がHであり硬く、平滑度もR
zで約1μmと平滑であり、チューブ81の膜厚も30
μmあり、図10を参照して前述した従来のテフロン焼
結タイプの加熱ローラより約10μm厚いものとなって
いる。
【0042】そして、テフロンチュ−ブ81を被せた前
記加熱ローラ51を、従来のテフロンコーティングタイ
プの加熱ローラに替えて実験したところ、このテフロン
チューブタイプの加熱ローラ51を使用する定着装置で
は、加熱ローラ51の寿命は、30万枚以上となり、従
来に比べて大幅な長寿命化が可能となった。
【0043】ところが、このテフロンチューブタイプ
は、従来のテフロン焼結タイプに対して、ただ単に加熱
ローラ51を交換すれば良いというものではない。ただ
単に加熱ローラ51を用いたものは、定着性が劣り、プ
リント後のプリント紙を手で触るだけでトナーがはが
れ、手が汚れ、プリント上の画像が消失してしまう。
【0044】従来のテフロン焼結タイプの加熱ローラ
(図13参照)では、10℃の環境条件、20ポンドの
普通紙で、定着率(消しゴム、フェルト等でプリント画
像を擦る前後の画像濃度比。100%が全く紙上のトナ
ーが剥がれない、0%が完全に紙上のトナーが剥がれた
ことを示す)は、80〜90%であったが、テフロンチ
ューブタイプの加熱ローラ51(図4参照)では、40
〜50%しかない。定着率が70%以下では、消しゴム
等でプリント紙を擦るとトナーがとれてしまう。
【0045】そこで、本発明者等は、耐久性に優れたテ
フロンチューブタイプの加熱ローラ51における最適な
定着条件を求めた。その最適な定着条件は、加熱ローラ
荷重(加熱ローラと加圧ローラとを押当る力)は7.4
kgf(72.5N)以上、定着温度は200℃以上で
あり、一方、加圧ローラ52は、内層が発泡シリコンゴ
ム85で外層がテフロンチューブ86の二層となってい
る。加圧ローラ52のゴム硬度は40℃以下、加圧ロー
ラ52のテフロンチューブ厚は50μm以下が最適であ
ることが判明した。
【0046】前記剥離機構61は、図3,図5及び図6
に示すように、加熱ローラ51と平行の取付軸64を有
し、この取付軸64に対し、剥離部材としての剥離爪6
0…を所定間隔で回動自在に取付けると共に、各剥離爪
60にスプリング65を連結した構成となっている。そ
して、剥離爪60…は、常時、図3及び図5の状態にお
いて反時計方向(矢印方向)に回動するように付勢さ
れ、その先端爪部60Aが加熱ローラ51に所定の強さ
で押し当てられるようになっている。
【0047】また、この様に構成された剥離機構61の
上方には、清掃部材であるクリーニングフエルト70を
加熱ローラ51に接触してなるクリーニング機構71が
設けられ、加熱ローラ51の表面に付着したトナーT、
紙粉等を除去するようになっている。
【0048】また、クリーニング機構71の配設位置よ
り加熱ローラ51の回転方向下流側には、温度センサと
してのサーミスタ72および温度制御素子であるサーモ
スタット73が接触状態で設けられており、加熱ローラ
51の表面温度を検出して、定着に必要な温度を保つよ
うに温度制御がなされる構造となっている。
【0049】また、前記加熱ローラ51および加圧ロー
ラ52の一端側には互いに噛合する歯車(いずれも図示
しない)が取付けられており、定着装置35を画像形成
装置の装置本体2に組込んだとき、前記歯車が装置本体
2側の駆動歯車(図示しない)と歯合した状態となり、
駆動力を受けるようになっている。そして、加熱ローラ
51が図3中の時計回り方向(矢印a方向)に回転する
と共に加圧ローラ52が加熱ローラ51に対してウイズ
方向(矢印b方向)に回転するようになっている。
【0050】前述したように、テフロンチューブ方式の
ヒューザローラ51の定着性が、前記条件により確保さ
れたが、この条件で、定着器寿命テストを実施したとこ
ろ、約13〜15万枚で、剥離爪60の下面60Bの後
端(図5のA部)にトナーTが付着し、この付着し固着
したトナーT′により、用紙P上の画像が擦られて剥が
れる。又は、このトナーT′に用紙Pの先端が引掛か
り、ジャムが発生した。
【0051】これは加熱ローラ51と加圧ローラ52と
の圧接位置(ニップ部)100を通過後の用紙Pが剥離
爪60の下面60Bを擦りながら進行するために、定着
後の用紙P上のトナーTが剥離爪60の後端部に付着す
ることによる。
【0052】そこで、この剥離爪60に固着したトナー
T′による悪影響を無くすために、前記加熱ローラ51
の長さ方向に3カ所に配置された剥離爪60のそれぞれ
の側部近傍に、図3、図5、図6に示すようにガイドロ
ーラ90を取付け、剥離爪60の下面60Bに前記圧接
位置(ニップ部)100を通過した用紙Pが接触しない
ような構成とした。
【0053】このガイドローラ90は、図7に示すよう
にテフロン製の厚さ1mm、内径4.2mm、外形1
6.9mmのワッシャータイプのものからなり、図5に
示すように周面の一部が前記剥離爪60の下面60Bよ
り突出するようになっている。
【0054】ガイドローラ90は、剥離爪60が取付け
られた取付軸64に対し回転自在に取付けられ、自由回
転できる構成となっている。ガイドローラ90の最適条
件を求めるために実施した結果を表1〜表3に示す。表
1は板金ガイドを剥離爪の近傍に配置した場合、表2は
厚さ0.3mmのガイドローラを剥離爪の近傍に配置し
た場合、表3は厚さ0.1mmのガイドローラを剥離爪
の近傍に配置した場合をそれぞれ示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】これより板金、ガイドローラにしろ固定タ
イプでは、追加した板金、ガイドローラにトナーTが付
着するため使用不可であることが判る。また、回転タイ
プのガイドローラでも、材質がトナーTに対する濡れ性
の低いものでない例えば金属では、このガイドローラに
トナーTが付着し、使用不可であることが判明した。
【0059】また、ガイドローラ90の直径も、剥離爪
60の下面60Bより1mm以上の突出量がないと、ガ
イドローラ90の効果がなく、剥離爪60後端にトナー
Tが付着することが判明した。
【0060】従って、ガイドローラ90の最低条件は、
表3の下段のもの、すなわち、外径16.9mm、内径
4.2mm、厚さ1.0mmということになる。上記の
ヒートローラ51の最適条件及びガイドローラ90を設
けた定着装置35で、寿命試験を実施したところ、17
万〜19万枚で図5のA部の所に、やはりトナーTが付
着し、用紙Pのジャムが発生した。
【0061】これは、定着装置35の直後に配置された
第1の排紙装置36を構成する搬送ローラ対、すなわ
ち、従動側搬送ローラ(以後、出口ローラ上という)1
01および駆動側搬送ローラ(以後、出口ローラ下とい
う)102が、用紙Pによる摩耗で直径が14.0mm
から13.75mmと縮まり、そのため加熱ローラ51
の搬送スピードに対し、約2%スピードが遅くなったた
めに、図5の二点鎖線で示す現象、すなわち、用紙Pが
撓んで剥離爪60の下面後部(図5のA部)を擦りなが
ら進むことで再発したものであることが判明した。
【0062】そこで、本発明においては、下側に位置す
る出口ローラ下102を、従来のCRゴムに変えて、耐
摩耗性のあるセラミックコーティングのローラとした。
すなわち、例えば粒径の粗さが#320〜#800(本
実施例では#600)のアルミナ等のセラミックを、ア
ルミ等の金属ローラにコーティングしたものであり、こ
れにより、図5の二点鎖線で示す、剥離爪60と用紙P
との擦れ現象は再発しなくなった。
【0063】図8は、出口ローラ下102の各種材質に
おける直径変化の確認結果を示す。この図から明らかな
ように、セラミックコーティングローラでは、30万枚
まで寿命試験しても最大0.020mmしか直径は摩耗
せず、良好な結果を得た。表4は、従動側の出口ローラ
上101、駆動側の出口ローラ下102のローラ材質別
変形量(単位mm)を示す。
【0064】
【表4】
【0065】この表4に示されるように、クロロプレー
ンゴム(CRゴム)、シリコンゴム、繊維入りCRゴム
の3種は、110K枚通紙で0.2mm程度外形が摩耗
し減少している。
【0066】この表から明らかなように、ゴム材料では
図5の二点鎖線で示す現象が発生し、磨耗量の極端に低
い材料で、なおかつ磨耗係数の高い材料が搬送ローラと
して必要な条件である。
【0067】さらに、出口ローラ下102をセラミック
コーティングの金属ローラに変更したことに伴い、出口
ローラ上101の材質をポリアセタール樹脂からCRゴ
ムに変更した。なぜならば、連続通紙をすると、従動側
の出口ローラ上101は常に回転しているので、用紙P
と用紙Pの間、すなわち用紙Pがない状態で、出口ロー
ラ下102と出口ローラ上101が当接しながら回転す
る。
【0068】しかしながら、従動側の出口ローラ上10
1は、板バネに軸部を保持されたポリアセタールの樹脂
であるので、完全に駆動側の出口ローラ下102に追従
して回転しないため、出口ローラ下102と接触する部
分が削れ、画像面に傷を付ける等の不具合が発生する。
【0069】そこで、出口ローラ上101を摩擦係数の
高いCRゴムとし出口ローラ下102と確実に同期して
回転することにより、ローラ表面の削れが発生しないよ
うにして、画像面に傷を付けないようになっている。
【0070】上記のように、本発明にあっては、30万
枚に亘って剥離爪60をメンテナンスフリーにするため
に、剥離爪60の近傍へのガイドローラ90(90′)
の追加、出口ローラ下102の材質を耐摩耗性のセラミ
ックコーティングの金属ローラの採用等によって、上記
の問題が解決した。
【0071】本実施例は、駆動側の出口ローラ下102
が、セラミックコーティングのローラであるが、金属ロ
ーラで表面にローレットを施したローラを使用しても同
様である。また、バネ用薄板に小径の突起加工を施しロ
ール形状にしたローラを使用しても同じ効果を表すもの
である。
【0072】また、ワッシャータイプのガイドローラ9
0を使用した例に付いて説明したが、図9のように歯車
状ガイドローラ90′を使用しても同じ効果を表すもの
である。
【0073】また、ガイドローラ90,90′は、取付
軸64に対してフリーに回転するだけで自らモータ等に
よる駆動はとっていない従動方式としたが、(フリーに
回転するだけで自らモータ等による駆動はとっていな
い)ものとしたが、モータ等でほぼ加熱ローラ51と等
速で駆動をとって回転させても良い。その他、本発明
は、上記実施例に限らず、要旨を変えない範囲で種々変
形実施可能なことは勿論である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
にような効果を奏する。請求項1の画像形成装置によれ
ば、剥離部材が取付けられた取付軸に対して回転自在に
ガイドローラを取付け、このガイドローラにより、加熱
ローラから剥離した転写部材が剥離部材に接触しないよ
うに周面でガイドするようにしたから、簡単な構成であ
りながら、定着装置の剥離爪に固着したトナーによる画
像汚れや、ジャムの発生を防止でき、剥離爪のメインテ
ナンスフリー化が可能となる。
【0075】請求項2の画像形成装置によれば、剥離部
材が取付けられた取付軸を回動中心として加熱ローラの
周速とほぼ同じ速度で駆動されるガイドローラを取付
け、このガイドローラにより、加熱ローラから剥離した
転写部材が剥離部材に接触しないように周面でガイドす
るようにしたから、簡単な構成でありながら、定着装置
の剥離爪に固着したトナーによる画像汚れや、ジャムの
発生を防止でき、剥離爪のメインテナンスフリー化が可
能となる。
【0076】請求項3の画像形成装置によれば、加熱ロ
ーラと加圧ローラとの圧接位置より転写部材の搬送方向
下流に設けられた圧接位置に最も近い搬送ローラ対の駆
動側の搬送ローラを耐摩耗性の材料で構成したから、前
記搬送ローラ対の駆動側の搬送ローラの摩耗による加熱
ローラとの搬送スピードの差によって生じる転写部材の
撓みによる剥離爪との擦れを防止でき、簡単な構成であ
りながら、定着装置の剥離爪に固着したトナーによる画
像汚れや、ジャムの発生を防止でき、剥離爪のメインテ
ナンスフリー化が可能となる。
【0077】請求項4の画像形成装置によれば、加熱ロ
ーラと加圧ローラとの圧接位置より転写部材の搬送方向
下流に設けられた前記圧接位置に最も近い搬送ローラ対
の駆動側の搬送ローラが耐摩耗性の材料で構成されてい
ると共に、前記搬送ローラ対の従動側の搬送ローラがク
ロロプレーンゴムで構成されているから、前記搬送ロー
ラ対の駆動側の搬送ローラの摩耗による加熱ローラとの
搬送スピードの差によって生じる転写部材の撓みによる
剥離爪との擦れを防止でき、しかも、従動側の搬送ロー
ラが駆動側の搬送ローラに追従して回転するため、ロー
ラ相互間の滑りによるローラ表面の削れが発生しない。
このため、簡単な構成でありながら、定着装置の剥離爪
に固着したトナーによる画像汚れや、ジャムの発生を防
止でき、剥離爪のメインテナンスフリー化が可能となる
と共に、画像面の傷付けも防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す外観斜
視図。
【図2】同じく、画像形成装置の内部構成を示す概略的
断面図。
【図3】同じく、要部である定着装置の構成を示す断面
図。
【図4】要部である定着装置のテフロンチューブタイプ
の加熱ローラの製造過程を示す説明図。
【図5】定着装置の剥離機構を示す側面図。
【図6】定着装置の剥離機構を示す上面図。
【図7】剥離機構のガイドローラを示す斜視図。
【図8】定着装置の出口ローラの材質の相違による直径
変化とプリンと枚数との関係を示す説明図。
【図9】剥離機構のガイドローラの変形例を示す斜視
図。
【図10】従来のテフロンコーティングタイプの加熱ロ
ーラの製造過程を示す説明図。
【符号の説明】
1…画像形成装置、35…定着装置、50…ヒータラン
プ(熱源)、51…加熱ローラ、52…加圧ローラ、6
1…剥離機構、80…金属円筒(芯材)、81…テフロ
ンチュ−ブ、85…発泡シリコンゴム、86…テフロン
チューブ、90…ガイドローラ、100…圧接位置(ニ
ップ部)、101…従動側搬送ローラ(出口ローラ
上)、102…駆動側搬送ローラ(出口ローラ下)、P
…用紙(転写部材)、T…トナー、T′…固着したトナ
ー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体像を転写部材に溶着するための加熱ロ
    ーラと、 この加熱ローラに対して前記転写部材を押圧するための
    加圧ローラと、 前記加熱ローラから前記転写部材を剥離する剥離手段
    と、を具備した定着装置を適用してなる画像形成装置に
    おいて、 前記剥離手段が、 前記加熱ローラの軸と平行状態に設けられた取付軸を介
    して回動可能に取付けられ、かつ、その先端爪部を前記
    加熱ローラに当接することにより前記加熱ローラから前
    記転写部材を剥離する剥離部材と、 この剥離部材が取付けられた前記取付軸に対して回転自
    在に取付けられ、加熱ローラから剥離した転写部材が剥
    離部材に接触しないように周面でガイドするガイドロー
    ラと、を具備してなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】粉体像を転写部材に溶着するための加熱ロ
    ーラと、 この加熱ローラに対して前記転写部材を押圧するための
    加圧ローラと、 前記加熱ローラから前記転写部材を剥離する剥離手段
    と、を具備した定着装置を適用してなる画像形成装置に
    おいて、 前記剥離手段が、 前記加熱ローラの軸と平行状態に設けられた取付軸を介
    して回動可能に取付けられ、かつ、その先端爪部を前記
    加熱ローラに当接することにより前記加熱ローラから前
    記転写部材を剥離する剥離部材と、 この剥離部材が取付けられた前記取付軸を回動中心とし
    て前記加熱ローラの周速とほぼ同じ速度で駆動され、前
    記加熱ローラから剥離した転写部材が剥離部材に接触し
    ないように周面でガイドするガイドローラと、を具備し
    てなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】粉体像を転写部材に溶着するための加熱ロ
    ーラと、 この加熱ローラに対して前記転写部材を押圧するための
    加圧ローラと、 前記加熱ローラから前記転写部材を剥離する剥離手段
    と、を具備した定着装置を適用してなる画像形成装置に
    おいて、 前記加熱ローラと加圧ローラとの圧接位置より転写部材
    の搬送方向下流に設けられた前記圧接位置に最も近い搬
    送ローラ対の駆動側の搬送ローラが耐摩耗性の材料で構
    成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】粉体像を転写部材に溶着するための加熱ロ
    ーラと、 この加熱ローラに対して前記転写部材を押圧するための
    加圧ローラと、 前記加熱ローラから前記転写部材を剥離する剥離手段
    と、を具備した定着装置を適用してなる画像形成装置に
    おいて、 前記加熱ローラと加圧ローラとの圧接位置より転写部材
    の搬送方向下流に設けられた前記圧接位置に最も近い搬
    送ローラ対の駆動側の搬送ローラが耐摩耗性の材料で構
    成されていると共に、前記搬送ローラ対の従動側の搬送
    ローラがクロロプレーンゴムで構成されていることを特
    徴とする画像形成装置。
JP5234985A 1993-09-21 1993-09-21 画像形成装置 Pending JPH0792844A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184825A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Kyocera Mita Corp 定着装置
CN1332271C (zh) * 2003-02-10 2007-08-15 兄弟工业株式会社 热定影装置和成像设备

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CN1332271C (zh) * 2003-02-10 2007-08-15 兄弟工业株式会社 热定影装置和成像设备
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