JPH0792743B2 - スケーリング回路 - Google Patents

スケーリング回路

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JPH0792743B2
JPH0792743B2 JP61064279A JP6427986A JPH0792743B2 JP H0792743 B2 JPH0792743 B2 JP H0792743B2 JP 61064279 A JP61064279 A JP 61064279A JP 6427986 A JP6427986 A JP 6427986A JP H0792743 B2 JPH0792743 B2 JP H0792743B2
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トーマス フリング ラツセル
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アールシーエー トムソン ライセンシング コーポレーシヨン
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル信号処理システムにおける量子化
および打切り/丸め誤差の発生を補償するための回路に
関する。
発明の背景 ビデオ信号処理システムにおける巡回型フィルタに関連
して本発明を説明するが、この応用例に限定されるもの
でないことを理解すべきである。
ビデオ・システムにおいて、巡回型フィルタはビデオ信
号の周波数帯域における雑音を低減させるために使われ
る。フレームからフレームで比較的高い信号相関があ
る。従って、連続するフレームからのビデオ信号が合計
されると、相関のあるビデオ信号は線形的に加算される
が、信号に付随するランダム雑音は線形的に加算されな
い。合計された信号は、通常、所望の振幅範囲に正規化
され、平均化された信号の信号対雑音比は、この処理に
より増大される。
典型的なビデオ用巡回型フィルタは、入力信号の分数と
遅延信号の分数とを合成するための回路を含む再循環ル
ープ型式で結合された遅延装置を含んでいる。合成され
た信号は、合成されたビデオ信号の各サンプルの主要な
部分が順次のビデオ・フレームの対応するピクセルから
のものとするのに必要な時間期間だけ合成信号を遅延さ
せる遅延装置に供給される。入力信号および遅延信号の
端数部分は、これら2つの信号にそれぞれ係数Kおよび
(1−K)を掛けることにより得られる。入力信号の振
幅が遅延装置からの平均信号の振幅に等しいと、新しい
合成信号は入力信号に等しくなるように正規化される。
ディジタルの処理システムにおいて、正規化すると遅延
装置が必要とするサンプル・ビットの大きさが最小化さ
れる。従って、入力信号が8ビットのサンプルから成る
と、遅延装置におけるサンプルの大きさは、例えば9も
しくは10ビットに保持することができる。このことは、
消費者用の製品に使われる巡回型フィルタの製造コスト
を減少させる上で重要な設計要素である。
例えば、消費者用テレビジョン受像機中の巡回型フィル
タに使われるスケーリング回路は、コストの面で競争で
きるように比較的簡単な構成であることが望ましい。デ
ィジタルのテレビジョン受像機で使うのに望ましい最も
簡単なスケーリング回路の一例はビットシフターであ
る。ビットシフターすなわちバレル型シフターは、サン
プルのビットを右側の下位ビット位置にシフトさせて除
算を実行し、サンプル・ビットを左方向の上位ビット位
置にシフトさせることにより乗算を実行する。1より小
さい因数を掛けるのに適当な除算モードにおいては、サ
ンプルのビットを右にシフトさせた後、シフトされたサ
ンプルは、サンプルのビットをシフトさせたビット位置
の数に等しい下位ビットを切り捨てることにより打切ら
れる。例えば、丸めおよび不適当な丸めを伴う打切りの
無い打切りは処理済み信号中に重大な誤差を発生する傾
向がある。1969年、マグローヒル(Mc Graw Hill)社発
行、ビー・ゴールド(B.Gold)氏およびC.M.Rader(シ
ー・エム・ラダー)氏著による“信号のディジタル処
理”(Digital Processing Of Signals)という本のpp.
98−131を参照されたい。ビデオ信号を処理するシステ
ムの場合、巡回型フィルタの打切り/丸めの効果は“グ
ラウンドグラス”効果として表わされる。これは、適当
な値に収束するのに不十分な解像度を有する巡回型フィ
ルタに供給されるサンプルの結果である。
表Iにビットをシフトさせ、打切ることによりスケーリ
ングを実行することが示されている。
説明の便宜上、3ビットの2進入力信号を使う。3ビッ
トの2進入力値のすべての組合わせが、2進入力値とい
う見出しの左端の欄に示され、それらに対応する10進値
が対応10進値という見出しの第2番目の欄に示されてい
る。3ビットの入力値はビット位置の位を示すために小
数点および続きの3つの0で書かれている。右に3ビッ
ト位置シフトという見出しの第3番目の欄は、第1番目
の欄の値を右に3ビット位置シフトさせた値に対応する
2進値で、第1番目の欄の値を8で割ったものに対応す
る。通常、スケーリング回路は後続ビットを打切りもし
くは切捨てるから、スケーリングが実行された後の2進
値は打切られた2進値という見出しの欄に示され、それ
に対応する10進値がその右側の対応10進値という見出し
の欄に示されている。右にシフトされ、打切られた値は
すべて10進値で0の値を有する。所望の対応10進値とい
う見出しの右端の欄は、打切られた値が適切に丸められ
た場合に発生する値を示す。この右端の欄の値は、打切
られた値の最下位ビットに等しいかもしくはその1/2よ
り大きい切捨てられたビットを有するすべての値は1単
位だけ上げられた打切り値の最下位ビットを有するもの
と仮定することにより決定される。
ジェー・ケー・ムーア(J.K.Moore)氏に付与された、
“ディジタルの巡回型フィルタにおけるデッド帯域を除
去する方法および装置(Method And Apparatus For Eli
minating Deadband In Digital Recursive Filters)と
いう名称の米国特許第4,195,350号明細書中には、巡回
型フィルタにおいてスケール化されたサンプルを打切る
影響を減少させるための方法および装置が開示されてい
る。このシステムの場合、サンプルはビットをシフトさ
せることによりスケール化される。次いでスケール化さ
れたサンプルの絶対値がスケール係数の値で決まる最下
位の数ビットを切捨てることにより打切られる。切捨て
られたビットの中のどれかが論理“1"の値ならば、打切
られたサンプルの値は1単位だけ増加される。増加さ
れ、打切られたサンプルは、次にスケール化されたサン
プルが負であるか正であるかに応じて補数化される。
ティー・エル・チェインジ(T.L.Change)氏に付与され
た“低丸め雑音のディジタル・フィルタ”(Low Roundo
ff Noise digital Filter)という名称の米国特許第4,2
36,224号明細書には、合成手段からのサンプル和が最下
位数ビットを切捨てることにより打切られる巡回型フィ
ルタが開示されている。切捨てられたビットもしくは丸
められたビットをスケール化し、遅延させ、入力信号を
有するスケール化された丸めビットと遅延された合成信
号サンプルとを引き算により合成することにより打切り
の影響を減少させている。
以上述べたシステムはサンプルの打切りにより生じる誤
差を減少させる傾向にあるが、供給される補正値は処理
済みのサンプルの量子化値に制限される。本発明の1つ
の特徴によると、処理済みサンプルの量子化値よりも高
い実効解像度を有する補正因子を導入することにより打
切り誤差が減少される。
発明の概要 本発明は、1もしくはそれより小さい因数で2進のサン
プルをスケール化するスケーリング回路である。このス
ケーリング回路は、供給されるサンプルをNビット桁だ
けビットシフトさせて、1/2N(ここで、Nは整数)の因
数でスケール化し、ビットシフトされたサンプルのビッ
トを打切るビットシフターを含んでいる。加算器がビッ
トシフターの入力に直列に結合される。ビットシフトさ
れ打切られたサンプルが、打切られたサンプルの最も近
い整数値に丸められるように、スケール化されるサンプ
ルを予め条件付けるために、ディザ化された一連の補償
値が加算器に結合される。
発明の効果 打切りにより発生する丸め誤差を減少させると共に高解
像度の出力を発生させることができる。
実施例 各図において、各回路要素を相互接続する太い矢印は並
列ビットのサンプルを伝達する多導体結線を表わし、細
い矢印は直列ビットのディジタル・サンプルもしくはア
ナログ信号を伝達する単一導体結線を表わす。
第1図はビデオ信号を処理する動き/雑音適応型の巡回
型フィルタである。破線で囲まれたボックス21および31
は、より一般的なシステムを示したものである。第1図
に示す回路全体は複合ビデオ信号からルミナンス成分を
分離する一応用例を示すものである。
破線のボックス21で囲まれた回路は、米国特許第4,485,
403号明細書に全体が開示されている巡回型フィルタで
あり、スケーリング回路16のスケール係数Kmを変えられ
るので適応型である。ビデオ・サンプルの遅延要素22の
出力結線27には雑音の減少されたビデオ信号が得られ
る。雑音の減少されたビデオ信号はビデオ・サンプルの
遅延要素22の入力結線11からも得られる。
次に回路21の動作を簡単に説明する。処理されるビデオ
信号サンプルVXが入力ポート10から減算器12に供給され
る。遅延要素22からの遅延されたサンプルVDYは、サン
プルの差(VX−VDY)を発生する減算器12の第2の入力
ポートに結合される。サンプルの差は補償用遅延要素14
を介してスケーリング回路16の入力に結合される。スケ
ーリング回路16は、加算器20の入力ポートに結合され
る、スケール化されたサンプルの差の値Km(VX−VDY
を発生する。遅延要素22からの遅延サンプルVDYは、次
式で与えられるサンプル和VYを発生する加算器20の第2
の入力ポートに補償用遅延要素18を介して結合される。
VY=VDY+Km(VX−VDY)=KmVX+(1−Km)VDY (1) 遅延要素22と補償用遅延要素14および18は、VXおよびV
DYで表わされるサンプルが後続フレームの同じピクセル
に対応するように設計される。補償用遅延要素14は、ピ
クセル毎、すなわちサンプル毎にスケーリング回路16に
スケール係数Kmを発生する時間を回路31に与えるために
必要である。補償用遅延要素18は補償用遅延要素14およ
びスケーリング回路16により生じる遅延を補償するため
に設けられる。
サンプルVDYは1ビデオ・フレーム期間遅延されたサン
プルVYに対応する。システム21が定常状態にあって、フ
レーム間の画像の動きが無いものと仮定し、適当な時間
シフトを持たせてVDYの代りにVYを使い、(1)式を展
開して簡単化すると、サンプルVYの信号成分VSYは入力
サンプルVXの信号成分VSXに等しいことが分る。サンプ
ルVYの雑音成分VNYは係数 で減少する。これらの結果は信号成分VSXが成分ビデオ
形式、すなわちルミナンス信号もしくはクロミナンス信
号であるものと仮定している。しかしながら、信号成分
VSXがクロミナンス成分もしくはクロミナンス成分を含
んでいる複合ビデオならば、遅延要素22から減算器12お
よび加算器20に帰還する前にクロミナンス成分の位相を
反転させる手段を設けなければならない。このようなク
ロミナンス成分の位相反転はビデオ信号用巡回型フィル
タの技術分野では公知である。
入力信号が複合ビデオ信号であり、クロミナンスの位相
を反転させる手段が設けられていないものと仮定する。
サンプルVSYはルミナンス成分VLYとクロミナンス成分V
CYを有する。フレーム間の画像の動きが無い場合、ルミ
ナンス成分VLYは、振幅が入力ルミナンス成分VLXの振幅
に等しい値に収束する。動きの無いクロミナンス成分V
CYは次式で与えられる値に収束する傾向がある。
VCY=VCXKm/(2−Km) (2) スケール係数Kmの値は各ピクセルについてのフレーム間
の画像の動きの履歴に従ってピクセル毎に決められる。
現フレームと前フレームとの間に動きがあると、スケー
ル係数Kmは信号の帯域幅を減少させないように1の値に
セットされる。フレーム間の画像の動きが止まると、ス
ケール係数Kmは1より小さい値もしくは1より小さい一
連の値にセットされる。これらの値はシステムが定常状
態に収束するのに要する時間および雑音低減の必要量に
より決まる。“映像雑音低減回路”という名称の米国特
許第4,240,106号明細書には、動きの履歴およびフレー
ムからフレームでの画像差の振幅の関数としてスケール
係数を決める巡回型フィルタの一例が開示されている。
破線のボックス31で囲まれた回路は、ピクセル毎にスケ
ーリング回路に一連の適当なスケール係数を供給する。
スケール係数もしくはスケール係数に対応する制御信号
は読み出し専用メモリ(以下、ROMという。)38にプロ
グラムされている。ROM38は、そのアドレス入力ポート
にアドレス符号語として供給される、画像の動きおよび
雑音を示す信号に応答し、その出力バス上にスケール係
数を発生する。アドレス符号語はレンジ論理回路46、比
較器30、動きメモリ34から供給される。
回路31は減算器12からのサプル差に対応する。動きが無
いと入力サンプルVXおよび遅延サンプルVDYのルミナン
ス成分は減算器12で相殺し合い、フレームからフレーム
で画像の変化が生じるとサンプル差が生じる。これらの
ルミナンス・サンプル差は動きを示す。入力信号VXがク
ロミナンス成分を含んでいると、例えば、入力信号が複
合ビデオ信号ならば、VDYのクロミナンス成分は入力サ
ンプルVXのクロミナンス成分と位相が180゜ずれてお
り、動きの無い時でも減算器12で実際上加算される。サ
ンプル差から動きを検出するために、まずクロミナンス
成分をサンプル差から除去しなければならない。これ
は、クロミナンス信号で占有される周波数スペクトルを
減衰させるように設計された通過帯域を有する低域通過
フィルタ19により行なわれる。低域フィルタ19からのサ
ンプル差のルミナンス成分は、すべてのルミナンス・サ
ンプル差を単一の極性、例えば、正に変換する絶対値回
路28に供給される。これらのサンプルは絶対値回路28の
出力を平滑にする第2の低域フィルタ32に供給される。
低域フィルタ32からの出力サンプルは、これらと加算器
42からの基準値とを比較する比較器30の第1の入力に供
給される。低域フィルタ32からのサンプルが基準値を越
えると、比較器30は各ピクセル・サンプルについての動
き信号を出力結線13上に発生する。低域フィルタ32は、
比較器30が順次のサンプルに対してジッターのある動き
信号を発生しないように、絶対値回路28からのサンプル
差を平滑化する。
比較器30からの動き−非動き信号は、これらの信号を1
フレーム期間もしくはそれ以上のフレーム期間だけ遅延
させる動きメモリ34に供給される。比較器30からの動き
−非動き信号および動きメモリ34からの遅延された動き
−非動き信号は、ピクセル毎に各回路をスケーリング化
する所望の一連のスケール係数を出力するROM38にアド
レス符号語の一部として結合される。表IIは現および遅
延された動き−非動き信号の起り得る組み合わせについ
て、ROM38から出力されるスケール係数の一例を示す。
“1"は動きが検出されたことを示し、“0"は動きが検出
されなかったことを示す。表IIにおいて、動き信号は2
フレーム期間遅延され、1および2フレーム期間遅延さ
れた信号が動きメモリ34から得られるものと仮定してい
る。
低域フィルタ32に結合される要素36は、ビデオ信号の各
フィールドもしくは各フレーム中の最小の画像サンプル
差を検出する。このサンプルの振幅はビデオ信号中の雑
音の測定値であるものと仮定する。検出器36からの最小
差は、フィールドもしくはフレーム周波数でクロック制
御されるディジタル・フィルタである低域フィルタ40で
平滑化される。低域フィルタ40の出力は加算器42の1入
力として供給され、比較器30に結合される基準値の基底
線を与える。源44から供給される動き閾値VTHがこの基
底線に加算される。従って、比較器30に供給される動き
基準値は雑音に依存する。
低域フィルタ40からの雑音に関連する信号はレンジ論理
回路46のアドレス入力にも結合される。優先エンコーダ
もしくは読み出し専用メモリで構成されるレンジ論理回
路46はROM38に対するアドレス符号語の一部を発生す
る。この符号語は論理回路46の入力に供給される雑音に
関連する信号の振幅範囲に対応する。レンジ論理回路46
は雑音に関連した連続するサンプルの各大きい方の範囲
に対して、ROM38が異なるスケール係数のセットを選択
するように条件付ける。選択されたスケール係数のセッ
トは、各ピクセルを含んでいる画像の動きに従って、各
ピクセルに対する一連のスケール係数を決めるために、
フィールド全体もしくはフレーム期間で使われる。
サンプルの差が入力信号の雑音成分が比較的大きいこと
を示すと、ROM38から発生するスケール係数Kmは一般に
比較的小さく、また雑音成分が比較的小さいことを示す
と、スケール係数Kmは比較的大きい。表IIに示すスケー
ル係数Kmのセットは信号雑音が中間範囲のものに対応す
る。信号雑音がもっと小さな雑音範囲に入ると、この範
囲におけるスケール係数値のプログラムされたセット
は、1,1,1,1,1/2,1/2,1/4,1/4となり、信号雑音がもっ
と大きな範囲に入ると、スケール係数値は、1,1,1,1,1/
2,1/2,1/8,1/32となる。
ROM38は、動き信号に応答して順次発生されるスケール
係数のセットを発生すると共に、第3図のスケーリング
回路の結線59および第5図の回路の結線49に制御信号を
供給する。ROM46からのアドレス符号語が、雑音の値の
現範囲が最小範囲以外にあれば、結線59に“0"の値を発
生し、雑音の値が最小の雑音範囲内にあれば“1"の値を
発生する。雑音範囲の数は通常利用者の好みにより決ま
るが、多くの場合3つの範囲で十分であるものと考えら
れる。ROM38は動きの無い最初のフレームでは第5図の
結線49に論理“1"の値を発生し、他の時点では“0"の値
を発生する。
第2図を参照すると、本発明を具体化し、第1図のシス
テムにおけるスケーリング回路16および24の代りに使わ
れるスケーリング回路62が示されている。スケーリング
回路62は、その入力ポートに直列に結合される、ビット
シフトおよび打切りスケーラー61、例えば、バレル型シ
フターと加算器60から成る。スケール化されるサンプル
が加算器60の第1の入力ポートに供給され、スケール化
され、丸められたサンプルがビットシフター61の出力25
に発生する。動き適応型回路31から供給される1/(2K)
の値が加算器60の第2の入力ポートに供給される。ここ
で、Kはスケール係数で、スケーリング回路はこれを使
って供給サンプルを変更する。スケール係数Kに対応す
るシフト制御信号が回路31からビットシフターに供給さ
れる。
第4A図は、ビットシフトおよび打切り回路により各入力
値を8で割ることにより発生される出力を示す。縦軸は
スケール化され、打切られる値の単位での値に対応し、
横軸は入力値に対応する。第4A図の一部は表IIに示した
値に対応する。簡単なビットシフトおよび打切り機能に
より、負にバイアスされた結果の得られることが第4A図
から分る。第2図に示すスケーリング回路中の加算器60
は、ビットシフトおよび打切り回路に供給される入力値
を、打切りにより発生するバイアスにほぼ等しい量だけ
オフセットするための量を加える。加えられる量は2N-1
に等しい。ここで、Nはスケーリングを実行するために
サンプルのビットが右方向にシフトされるビット位置の
数である。
スケール化されるサンプルに2N-1の値を加えると、打切
りによるオフセットが以下のようにして補償される。入
力サンプルが値Sであれば、ビットシフトおよび打切り
回路に供給されるサンプルは(S+2N-1)の値を有す
る。ビットシフトおよび打切り回路から出力されるスケ
ール化された値は(KS+1/2)に等しい値(S+2N-1)/
2Nとなる。これは、1/2もしくはそれより大きい分数部
を有する値KSはすべて次に大きい整数に切り上げられる
ことを示す。
第4B図は、ビットシフトおよび打切り回路が、供給され
たサンプルを1/8でスケール化するように条件付けら
れ、加算器60により4単位の値が各入力値に加えられる
第2図のスケーリング回路の出力値を示す。各出力レベ
ルはスケール係数の各倍数のいずれかの側の約中間の所
まで延びている。これは、入力最下位ビット値の1/2の
範囲内で適当に丸められ、打切られた、スケール化され
た入力値に等しい。
第3図は、第2図のスケーリング回路の原理に従って動
作するが、もっと精確に丸められた出力値を発生するス
ケーリング回路16′を詳細に示すものである。第3図の
スクーリング回路は第1図のスケーリング回路16の代り
に使うことができる。第3図において、回路要素56は第
2図に示される型式のスケーリング回路である。また、
回路要素53および54は第2図に示すスケーリング回路に
対応するが、加算器53に供給されるオフセット値が2N-1
に等しい定数ではなくてディザ化された値である点が異
なる。
第1図の巡回型フィルタ21は回路に供給されるサンプル
を平均化する。従って、スケーリング回路16で処理され
たサンプルは平均化される。従って、オフセット補償用
の別の値が加算器53およびビットシフト回路54から成る
スケーリング回路に加算されると、ビットシフターから
出力される、打切られた値は平均化される。
第3図の53,54,56および57の各回路要素に注目してみ
る。バス15からのスケール化されるサンプルは、その出
力がビットシフトおよび打切り回路54の入力ポートに結
合される加算器53の第1の入力ポートに結合される。必
要なスケール係数に対応するビットシフトの制御信号が
動き適応型回路31から回路54に供給される。打切りオフ
セット補償値はスケーリング回路56から加算器53の第2
の入力ポートに供給される。入力値はディザ信号発生器
57からスケーリング回路56に供給される。第3図におい
て、ディザ発生器57は0から15までの値、すなわち16個
の4ビットの値をランダムに発生する。これらの値は回
路56により1/(16km)に等しいスケール係数でスケール
化される。ここで、Kmは入力15に供給されるサンプルが
スケール化される現スケール係数である。さらに一般的
に言うと、スケーリング回路56に供給されるスケール係
数KDは1/(Km×2R)に等しい。ここで、Rはディザ発生
器57が発生する2進値のビット数である。時間平均の補
償値は(2N-1−0.5)である。
一例として、Km=1/8、R=4であるものと仮定する
と、スケール係数KDは1/2となる。従って、スケーリン
グ回路56から加算器53に供給されるオフセット補償値は
0〜7の範囲となる。これらの値がランダムに発生する
と、時間に対する平均補償値は3.5である。この値は供
給された値の最下位ビットよりも高い有効解像度を有す
ることに注目されたい。その結果、回路54から発生す
る、スケール化され、丸められ、打切られた値は、回路
54から出力される最下位ビットの解像度よりも高い有効
解像度を有する。
第4B図に関連して、第3図の回路から発生する出力レベ
ルは、平均して入力量子化レベルの1/4内での丸めに対
応する0.5入力単位だけ右方向にシフトされる傾向があ
る。
ディザ化されたオフセット補償値を加算器53に供給する
別の回路は加算器53に接続された出力とROM38に接続さ
れる第1の入力ポートを有するもう1つの加算器から成
る。この加算器の第2の入力ポートには、バス15に供給
される交互のサンプル差に対して−1単位の差が供給さ
れる。ROM38は1/(2Km)に等しい値を加算器の他方の入
力に供給する。加算器53に結合されるオフセット補償値
は1/(2Km)と(1/(2Km)−1)の間で交互に変わり、
その時間平均は(2N-1−0.5)である。
スケーリング回路16′に供給されるスケール係数がサン
プルを平均化するのに十分な時間だけ一定に保持される
と、先のプロセスが当てはまる。巡回型フィルタが速か
に収束するように、動きの停止後直ちに動き適応型回路
31が一連のスケール係数を回路に供給し、定常状態のス
ケール係数が供給されるまで一連の各スケール係数が、
例えば、1もしくは2フレーム期間だけ供給されるなら
ば、一連のスケール係数が供給される間、加算器53に交
互に変化するオフセット補償値を供給することが望まし
い。これらの交互に変化するオフセット補償値はすべて
0の値に等しくなるように選択される。この期間中の補
償値は少しばかり任意である。というのは一連のスケー
ル係数の間システムは収束する必要がなく、収束する傾
向にあればよいからである。0の値のオフセット補償値
を発生するために、スケール係数KDは動き適応型回路31
により0にセットされる。あるいはまた、一連の各スケ
ール係数Kmについての1/(2Km)に等しいそれぞれのオ
フセット補償値は動き適応型回路31から加算器53にマル
チプレクスされる。
スケーリング回路16′は、現信号に関してより少ない雑
音低減が必要な場合、ビットシフトおよび打切り回路54
からのスケール化された値に、+1,0,−1を加えるため
の回路要素50,51,52および55を含んでいる。減算器12か
らスケーリング回路16′の入力に供給されるサンプル差
がそれぞれ正,零,負の時に+1,0,−1の値が加算され
る。スケール化された出力値に±1を加算する効果は、
スケール係数の影響を減らすこと、すなわちスケール係
数を増大させることである。このようにして変更された
スケール係数値は、供給されたスケール係数Kmに、スケ
ーリング回路の入力に供給される現サンプル差の値の逆
数を加えたものに等しい。
動き適応型回路31から結線59に供給される信号により回
路要素50,51および52が作動する。信号雑音レベルが低
もしくは高であると、結線59上の信号はそれぞれ高もし
くは低である。+1,0,−1の値はバス58を介して加算器
55に結合される。これらの値の最下位ビットはアンドゲ
ート52から供給される。残りのビットはアンドゲート50
から供給され、すべて同じ値を有する。信号サンプルが
2の補数形式で処理されるものと仮定すると、負の1は
オール“1"で表わされ、正の1は最下位ビットが“1"で
それより上位のビットはすべて0で、0の値はすべて0
で表わされる。
結線59上の制御信号はアンドゲート50および52の各入力
に供給される。雑音レベルが高いと、結線59上の信号は
低く、アンドゲート50および52は共に0出力を発生し、
バス58上にすべて0のビットを発生する。また、雑音レ
ベルが低いと結線59上の制御信号が高く、アンドゲート
50の出力は、その第2の入力に接続されるサンプル差の
符号ビットにより制御される。サンプル差が負ならば、
符号ビットは1の値で、アンドゲート50はバス58上の最
下位ビットより上位のビット線にすべて1を発生する。
サンプル差が正ならば、符号ビットは0の値であり、ア
ンドゲート50はバス58の最下位ビットより上位のビット
線にすべて0を発生する。
アンドゲート52およびその出力であるバス58の最下位ビ
ットは、制御信号が高い時オアゲート51の出力により決
まる。サンプル差のすべてのビットはオアゲート51の各
入力に供給される。符号ビットを含んでいるサンプル・
ビットのどれか1つが、零でないサンプル差を示す非零
ならば、オアゲート51はその出力に“1"の値を発生す
る。この1の値によりアンドゲート52はバス58の最下位
ビットに1を発生する。
バス58は、制御信号が低い場合、もしくは制御信号が高
くかつ符号ビットを含むサンプル差のすべてのビットが
零の場合、すべて零のビット値を有する。
回路要素24および26は、複合ビデオ信号を処理し、クロ
ミナンス成分を完全に相殺して雑音の低減されたルミナ
ンス成分を発生するために設けられ、巡回型フィルタ21
に結合される。これを実現するためには、動きのない最
初のフレームにおいてクロミナンス成分VCYは定常状態
値に収束されていなければならない。この状態が得られ
ると、入力クロミナンス成分の一部がVYもしくはVDY
ら引かれ、クロミナンス成分が完全に相殺される。動き
に対して“1"、動きの無い最初のフレームに対して1/
(2−Km)、動きの無い連続するフレーム期間に対して
Kmに対するKmについての3つの値が供給されると、動き
の後の最初のフレームにおいてクロミナンス成分を収束
させることができる。このような一連のスケール係数Km
を用いることにより、クロミナンス成分VCYは動きの無
い最初のフレームにおいて入力クロミナンス成分の値の
Km/(2−Km)に収束する。
クロミナンス成分が相殺されて雑音の減少したルミナン
ス成分が加算器26の出力ポートに得られる。遅延要素22
からのサンプルは補償用遅延要素23を介して加算器26の
第1の入力ポートに結合される。スケーリング回路24か
らのスケール化されたサンプル差は加算器26の第2の入
力ポートに結合される。減算器12からのサンプル差はス
ケーリング回路24の入力に供給される。
加算器26からの出力サンプルVOは次式で表わされる。
VO=KO(VX−VDY)+VDY (3) ここでKOはスケーリング回路24に供給されるスケール係
数である。スケール係数KOの値は、フレーム間の画像の
動きの間は“1"、動きの無い最初のフレームについては
“1/2"、後続のフレームについてはKm/2である。(3)
式を整理してルミナンス成分VLOとクロミナンス成分VCO
を求めると、 VLO=KOVLK+(1−KO)VLD (4) VCO=KOVCX+(1−KO)VCDY (5) (4)式および(5)式より、KOが“1"に等しい、すな
わち動き期間の間、VLOおよびVCOはそれぞれVLXVCXに等
しい。従って、動きの区間の間ルミナンスとクロミナン
スを分離するために別の手段を設けなければならない。
このような別の手段の一例は、巡回型フィルタに並列に
接続され、動きが検出された時回路に切り替えられる低
域フィルタである。
動きの無い最初のフレームにおいてKOは1/2にセットさ
れる。サンプルVDYは前フレームの変更されていない複
合ビデオ信号に対応する。動きが無いからルミナンスの
信号成分VDYは入力サンプルのルミナンス成分と相関が
あるが、クロミナンス成分は位相が180゜ずれている。
このような条件下で、スケール係数KOが1/2に等しい
と、(4)式および(5)式からのクロミナンス成分
は、 VLO=1/2VLX+(1−1/2)VLX=VLX (6) VCO=1/2VCX+(1−1/2)(−VCX)=0 (7) となり、このフレーム間においてはクロミナンス成分が
完全に相殺されることが分る。この区間については、こ
のシステムはルミナンス出力を有するフレームくし型フ
ィルタのように機能する。このフレームの間、クロミナ
ンス成分VCYはVCXKm/(2−Km)に等しいことに注目さ
れたい。これらの値は次のフレーム期間およびフレーム
間の画像の動きの無い次のフレーム期間の間の値VCDY
なる。
第2および動きの無い後続のすべてのフレーム期間にお
いて、スケール係数KOはKm/2にセットされる。(4)式
および(5)式中のKOの代りにこの値を使って整理する
と、 VLO=(Km/2)VLX+(1−Km/2)VLX=VLX (8) VCO=(Km/2)VCX+ (1−Km/2)(−VCXKm/(2−Km))=0 (9) となり、動きの無いすべてのフレームについて、クロミ
ナンス成分が相殺されることが分る。
前記のシステムの場合、動き適応型回路31はスケーリン
グ回路16および24にスケール係数を供給する。しかしな
がら、スケール係数の各組は表IIIに示すように3つの
値しか含んでいない。
表 III 動き信号 遅延された動き信号 KO Km 0 0 Kmi/2 Kmi 0 1 1/2 1/(2-Kmi) 1 0 1 1 1 1 1 1 Kmiの値は10における入力信号の雑音成分に従って可変
である。
1/(2−Km)のスケール係数はスケーリング回路16に制
限を加える。回路要素16として、ビットシフトおよび打
切り型式のスケーリング回路が用いられるように定常状
態のスケール係数Kmが選ばれると、同じスケーリング回
路で1/(2−Km)のスケール係数を実現することはでき
ない。
第5図に示すスケーリング回路16″は第3図のスケーリ
ング回路の変形例で、2進倍数の逆数による、1/(2−
Km)なるスケール係数を近似するスケール係数を供給す
るための回路要素90,91および92が追加されている。第
3図の要素と同じ参照符号の付された第5図の要素は同
一もしくは同等の要素を示す。
入力サンプルに“1"もしくは2進倍数の逆数を掛けるよ
うにスケーリング回路16″が条件付けられる区間の間の
第5図の回路要素53,54,56および57の動作を第3図を参
照しながら説明する。ゲート91は回路要素90および91が
回路から実効的に切り離されるように非作動状態にな
る。加算器92の出力に対応するスケーリング回路の出力
はビットシフトおよび打切り回路54の出力値に等しい。
1/(2−Km)のスケール係数を掛けることが必要な場
合、ゲート91は動き/雑音適応型回路31により、2の除
算回路90を加算器92と入力バス15の間に結合させるよう
に条件付けられる。これと同時に、回路要素53,54,56お
よび57は入力サンプルにKm/4を掛けるように回路31によ
りプログラムされる。このようにプログラムされている
と、スケーリング回路16の複合スケール係数は(1/2+K
m/4)である。Nが2,3,4,5でKmが2-Nに等しいと、1/
(2−Km)のスケール係数に関する複合スケール係数の
最大誤差は1.6%である。また、第5図のスケーリング
回路によりクロミナンス成分VCYが約5フレーム期間で
収束することが分る。加算器26からのルミナンス信号出
力を汚すクロミナンス成分の最大振幅は入力クロミナン
ス振幅の約6%であり、これは1フレーム期間について
のみ生じ、次いで急速に減少する。
スケーリング回路24は、例えば、第2図に示す型式のス
ケーリング回路もしくは第3図に示す型式のスケーリン
グ回路で構成することができる。第3図の回路は、回路
要素24および26からの出力サンプルを平均化する回路が
続かなくても、信号が受像管上に表示を発生させるため
に使われるならば適用することができる。この場合、人
間の目の比較的遅い応答特性と関連付けられる受像管の
螢光体のパーシステンスにより積分化もしくは平均化が
行なわれる。
第6図は、第3図のディザ発生器57の代りに用いられる
疑似乱数発生器57′である。乱数発生器57′は通常の設
計のもので、1サンプル期間の遅延段を72から76まで5
段縦続接続させた構成である。遅延段72−76はクロック
信号FSにより入力サンプル周波数に同期してクロック制
御される。最初の遅延段への入力は遅延段75および76の
出力結線から排他的論理和ゲート78を介して供給され
る。遅延段75の出力に結合される排他的論理和ゲート78
の入力結線の小さな丸は、この入力が反転入力であるこ
とを示す。帰還結合により、並列に取り出される5つの
遅延段72−76の出力は、0−31(10進)に対応する5ビ
ットの2進数により順次取り出される。順序は規則的で
はなくてランダムの傾向にある。乱数発生器57′からの
出力56は最後の4つの遅延段73−76の出力結線から得ら
れる一連の並列4ビットの値である。出力56はランダム
・シーケンス0−31(10進)の4ビット値から成るの
で、0−15(10進)のランダム・シーケンスである。乱
数発生器57′は所定範囲の疑似乱数を発生するために使
われる多数のこの種の回路の中の一例である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を具体化するスケーリング回路を使う
巡回型フィルタのブロック図を示し、この巡回型フィル
タは複合ビデオ信号からのルミナンス成分の雑音低域お
よび分離を実行するように構成されている。 第2図,第3図および第5図は、本発明を具体化し、第
1図の回路で使われるスケーリング回路のブロック図で
ある。 第4A図は、元の最上位ビット位置に対して2進値を3ビ
ット位置右にシフトし、シフトした値を打切った結果を
示す。 第4B図は、第2図のスケーリング回路の応答特性を示
す。 第6図は、第3図の回路で使われるディザ発生回路の論
理図である。 15……信号入力ポート、16′……スケーリング回路、38
……読み出し専用メモリ(ROM)、60……加算器、61…
…シフトおよび打切り回路、62……スケーリング回路、
53……加算器、54……シフトおよび打切り回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス符号変調信号サンプルを可変的にス
    ケール化するスケーリング回路であって、 前記パルス符号変調信号サンプルを供給する信号入力ポ
    ートと、 スケール係数に対応する制御信号を発生する手段と、 ビットの有効桁が等しい、Rビットの入力ポートおよび
    Rビットの出力ポートを有し、前記制御信号に応答し
    て、入力ポートに供給されるサンプルのすべてのビット
    を、下位桁にNビットの位置だけシフトして、前記サン
    プルを2-Nでスケール化する(但し、NとRは整数、N
    <R、Nは前記制御信号により定められる可変数)ため
    のビットシフト回路と、 前記信号入力ポートと前記ビットシフト回路の入力ポー
    トにそれぞれ結合される第1の入力ポートと出力端子を
    有し、且つ第2の入力ポートを有する加算器と、 前記加算器の第2の入力ポートに結合され、前記制御信
    号に応答して、サンプルがシフトされるビット位置の数
    Nと関数的に関連する補償値を供給する手段とを含んで
    いる、前記スケーリング回路。
  2. 【請求項2】補償値を供給する手段が、 前記パルス符号変調信号サンプルと同期する一連の異な
    る補償値を発生するディザ発生器を含んでおり、前記一
    連の異なる補償値の時間平均の値が(2N-1−0.5)にほ
    ぼ等しい、特許請求の範囲第1項記載のスケーリング回
    路。
  3. 【請求項3】前記ディザ発生器が、一連の異なる補償値
    を発生する疑似乱数発生器を含んでいる、特許請求の範
    囲第2項記載のスケーリング回路。
  4. 【請求項4】補償値を供給する手段が、 前記制御信号に応答して、Nビットのシフトに対応する
    制御信号に対して補償値2N-1を供給する手段を含んでい
    る、特許請求の範囲第1項記載のスケーリング回路。
  5. 【請求項5】2N-1に等しい補償値を供給するために前記
    制御信号によってアドレスされる読出し専用メモリを含
    んでいる、特許請求の範囲第4項記載のスケーリング
    路。
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