JPH079257Y2 - 磁気ディスクカ−トリッジ - Google Patents
磁気ディスクカ−トリッジInfo
- Publication number
- JPH079257Y2 JPH079257Y2 JP1984093387U JP9338784U JPH079257Y2 JP H079257 Y2 JPH079257 Y2 JP H079257Y2 JP 1984093387 U JP1984093387 U JP 1984093387U JP 9338784 U JP9338784 U JP 9338784U JP H079257 Y2 JPH079257 Y2 JP H079257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- double
- adhesive member
- sided adhesive
- sheet
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 33
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 33
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 20
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N sodium;9,10-dioxoanthracene-2-sulfonic acid Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)O)=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/033—Containers for flat record carriers for flexible discs
- G11B23/0332—Containers for flat record carriers for flexible discs for single discs, e.g. envelopes
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小径かつ極薄に形成されたフレキシブルな円盤
状の磁気ディスクシートを収容し、この磁気ディスクシ
ートを高速回転させて記録再生を行なう磁気ディスクカ
ートリッジに関し、特に詳細には、ケース内に設けら
れ、前記磁気ディスクシートを支持して高速回転を行わ
しめるセンターコアを有する磁気ディスクカートリッジ
の、前記センターコアの前記磁気ディスクシートの支持
手段の改良に関するものである。
状の磁気ディスクシートを収容し、この磁気ディスクシ
ートを高速回転させて記録再生を行なう磁気ディスクカ
ートリッジに関し、特に詳細には、ケース内に設けら
れ、前記磁気ディスクシートを支持して高速回転を行わ
しめるセンターコアを有する磁気ディスクカートリッジ
の、前記センターコアの前記磁気ディスクシートの支持
手段の改良に関するものである。
(従来技術) 従来より、フレキシブルなポリエステルシート等からな
る円盤状のベースの両面に磁性体層が形成され、高速回
転されながら磁気ヘッドにより磁性体層に磁気記録がな
されるフロッピーディスクが提供され、その取扱いの容
易性、低コストといった利点からコンピュータ用の記録
媒体として広く用いられている。一方、このようなフロ
ッピーディスクの利点、および記録媒体が再使用できる
という銀塩フィルムにはない磁気記録特有の長所を活用
し、フロッピーディスクをさらに小型化したものを画像
の記録媒体として使用するスチルカメラが提案されてい
る。このスチルカメラ等に使用される磁気ディスクは小
径でかつ極薄の磁気ディスクシートが小型のケース内に
回転可能に収容されて、磁気ディスクカートリッジとし
て使用されるようになっている。
る円盤状のベースの両面に磁性体層が形成され、高速回
転されながら磁気ヘッドにより磁性体層に磁気記録がな
されるフロッピーディスクが提供され、その取扱いの容
易性、低コストといった利点からコンピュータ用の記録
媒体として広く用いられている。一方、このようなフロ
ッピーディスクの利点、および記録媒体が再使用できる
という銀塩フィルムにはない磁気記録特有の長所を活用
し、フロッピーディスクをさらに小型化したものを画像
の記録媒体として使用するスチルカメラが提案されてい
る。このスチルカメラ等に使用される磁気ディスクは小
径でかつ極薄の磁気ディスクシートが小型のケース内に
回転可能に収容されて、磁気ディスクカートリッジとし
て使用されるようになっている。
この種の磁気ディスクカートリッジにおいては、円形の
上面を前記ケース中央に設けられた開口に露出し、この
上面に連続する円筒状の周面の下端にフランジ部を有す
るセンターコアが設けられており、前記磁気ディスクシ
ートはこのセンターコアのフランジ部上に一体的に支持
され、センターコアの上面がカメラ等に設けられた把持
手段によって把持されて回転を伝えられることによって
センターコアと磁気ディスクシートは一体的に高速回転
する。この磁気ディスクシートを前記フランジ部に一体
的に固定させるためには、通常、リング状の両面接着部
材を磁気ディスクシートとフランジ部との間に配し、こ
の両面接着部材により両者を固定させる方法が用いられ
ている。すなわち、片面に離型紙を貼られたリング状の
両面接着部材は接着面を下にして前記センターコア上面
から、前記周面に沿って下降し、フランジ部上に接着す
る。接着後離型紙をはがされた両面接着部材は、同様に
上方から装着された磁気ディスクシートと接着し、シー
トとフランジ部とは一体的に固定されることになる。し
かしながら、従来のセンターコアはフランジ部と周面と
を互いに垂直になるよう成形しなくてはなないため、前
記フランジ部の前記周面と隣接する内周縁部が、R形状
になってしまい、丸味を帯びた斜面となっている。従っ
て、前記両面接着部材と周面とは両面接着部材を無理な
く装着するために公差を設けてあるのでこの公差内で両
面接着部材が片寄った位置に接着されてしまうと両面接
着部材の一部がフランジ部のRの部分に乗りあげてしま
い、その上に接着する磁気ディスクシートは必然的にめ
くれた状態になってしまいこのシートは極薄であること
からめくれにより表面にしわが生じてしまうという不都
合があった。このしわになった磁気ディスクシートは高
速回転すると波打つ状態となり、記録密度の非常に高い
小径の磁気ディスクシートにおいてはシートにわずかな
変形や変位が生じると記録再生される情報にゆがみが生
じて良好な記録再生が困難となるほか、特に磁気ヘッド
がシートの両面から接するいわゆるダブルサイドで記録
再生を行なう磁気ディスクにおいては波打ちにより出力
に差が生じてしまうという問題が生じる。また特にセン
ターコアが金属等を打ち抜いた後プレス加工により成形
されたものである場合にはフランジ部の下端に抜きバリ
が残ることが多く、センターコアが回転した際この抜き
バリがカートリッジケース内壁面と接して内壁面を傷つ
けるので削られた内壁面の切りくずが磁気ディスクシー
ト上に付着してドロップアウトの原因となるという不都
合もあった。
上面を前記ケース中央に設けられた開口に露出し、この
上面に連続する円筒状の周面の下端にフランジ部を有す
るセンターコアが設けられており、前記磁気ディスクシ
ートはこのセンターコアのフランジ部上に一体的に支持
され、センターコアの上面がカメラ等に設けられた把持
手段によって把持されて回転を伝えられることによって
センターコアと磁気ディスクシートは一体的に高速回転
する。この磁気ディスクシートを前記フランジ部に一体
的に固定させるためには、通常、リング状の両面接着部
材を磁気ディスクシートとフランジ部との間に配し、こ
の両面接着部材により両者を固定させる方法が用いられ
ている。すなわち、片面に離型紙を貼られたリング状の
両面接着部材は接着面を下にして前記センターコア上面
から、前記周面に沿って下降し、フランジ部上に接着す
る。接着後離型紙をはがされた両面接着部材は、同様に
上方から装着された磁気ディスクシートと接着し、シー
トとフランジ部とは一体的に固定されることになる。し
かしながら、従来のセンターコアはフランジ部と周面と
を互いに垂直になるよう成形しなくてはなないため、前
記フランジ部の前記周面と隣接する内周縁部が、R形状
になってしまい、丸味を帯びた斜面となっている。従っ
て、前記両面接着部材と周面とは両面接着部材を無理な
く装着するために公差を設けてあるのでこの公差内で両
面接着部材が片寄った位置に接着されてしまうと両面接
着部材の一部がフランジ部のRの部分に乗りあげてしま
い、その上に接着する磁気ディスクシートは必然的にめ
くれた状態になってしまいこのシートは極薄であること
からめくれにより表面にしわが生じてしまうという不都
合があった。このしわになった磁気ディスクシートは高
速回転すると波打つ状態となり、記録密度の非常に高い
小径の磁気ディスクシートにおいてはシートにわずかな
変形や変位が生じると記録再生される情報にゆがみが生
じて良好な記録再生が困難となるほか、特に磁気ヘッド
がシートの両面から接するいわゆるダブルサイドで記録
再生を行なう磁気ディスクにおいては波打ちにより出力
に差が生じてしまうという問題が生じる。また特にセン
ターコアが金属等を打ち抜いた後プレス加工により成形
されたものである場合にはフランジ部の下端に抜きバリ
が残ることが多く、センターコアが回転した際この抜き
バリがカートリッジケース内壁面と接して内壁面を傷つ
けるので削られた内壁面の切りくずが磁気ディスクシー
ト上に付着してドロップアウトの原因となるという不都
合もあった。
(考案の目的) 本考案は上記のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、前記フランジ部上に両面接着部材が公差内で片寄っ
て接着されても、さらにその上に接着される磁気ディス
クシートがしわになることがなく、さらにプレス加工に
より成形された際にも抜きバリによってケース内壁面を
傷つけ、切りくずの付着によってドロップアウトを生ぜ
しめることのない構造のセンターコアを備え、常に安定
した記録再生を行なうことのできる磁気ディスクカート
リッジを提供することを目的とするものである。
り、前記フランジ部上に両面接着部材が公差内で片寄っ
て接着されても、さらにその上に接着される磁気ディス
クシートがしわになることがなく、さらにプレス加工に
より成形された際にも抜きバリによってケース内壁面を
傷つけ、切りくずの付着によってドロップアウトを生ぜ
しめることのない構造のセンターコアを備え、常に安定
した記録再生を行なうことのできる磁気ディスクカート
リッジを提供することを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案の磁気ディスクカートリッジは、前記フランジ部
の前記周面と隣接する内周縁部に下方に向って溝を有す
るセンターコアを備えたことを特徴とするものである。
このセンターコアに設けられた溝は少なくともフランジ
部上に接着される両面接着部材の厚みよりも大きい幅お
よび深さを有し、両面接着部材が公差内で位置ずれして
接着されても両面接着部材の内周部分が上方に盛り上が
ることなく溝内に吸収されることが可能な大きさをもつ
ものである。
の前記周面と隣接する内周縁部に下方に向って溝を有す
るセンターコアを備えたことを特徴とするものである。
このセンターコアに設けられた溝は少なくともフランジ
部上に接着される両面接着部材の厚みよりも大きい幅お
よび深さを有し、両面接着部材が公差内で位置ずれして
接着されても両面接着部材の内周部分が上方に盛り上が
ることなく溝内に吸収されることが可能な大きさをもつ
ものである。
(考案の効果) 上記のように構成された本考案の磁気ディスクカートリ
ッジによれば、センターコアのフランジ部の内周縁部に
溝を設けたことにより、両面接着部材が公差内で片寄っ
た位置に接着されても、内方に片寄った接着部材の一部
は溝内に入りこみ、従来のようにR形状の斜面に乗りあ
げて、そのために両面接着部材上に接着される磁気ディ
スクシートがしわになるということがなく、常に安定し
た記録再生を行なうことが可能となりダブルサイドの記
録再生方法にも適した磁気ディスクカートリッジを提供
することができる。さらに前記センターコアが金属等を
打ち抜いた後プレス加工により成形されたものである場
合にも、フランジ部下端に生じる抜きバリと同方向に前
記溝を設けたため、この溝を形成した分だけフランジ部
下面が凸になるので、抜きバリがケース内壁面を削る恐
れはなくなり切りくずが磁気ディスクシートに付着して
ドロップアウトが発生するという問題も解消する。
ッジによれば、センターコアのフランジ部の内周縁部に
溝を設けたことにより、両面接着部材が公差内で片寄っ
た位置に接着されても、内方に片寄った接着部材の一部
は溝内に入りこみ、従来のようにR形状の斜面に乗りあ
げて、そのために両面接着部材上に接着される磁気ディ
スクシートがしわになるということがなく、常に安定し
た記録再生を行なうことが可能となりダブルサイドの記
録再生方法にも適した磁気ディスクカートリッジを提供
することができる。さらに前記センターコアが金属等を
打ち抜いた後プレス加工により成形されたものである場
合にも、フランジ部下端に生じる抜きバリと同方向に前
記溝を設けたため、この溝を形成した分だけフランジ部
下面が凸になるので、抜きバリがケース内壁面を削る恐
れはなくなり切りくずが磁気ディスクシートに付着して
ドロップアウトが発生するという問題も解消する。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の磁気ディスクカートリッ
ジについて説明する。
ジについて説明する。
第1図は本考案の磁気ディスクカートリッジの概要を示
す斜視図である。
す斜視図である。
磁気ディスクカートリッジのケース1内には円盤状の磁
気ディスクシート3が回転可能に設けられており、カー
トリッジ使用時には前記ケース1上に摺動可能に設けら
れたシャッタ2が移動することによりケース1上に開口
されたヘッド挿入用開口から磁気ディスクシート3が露
出し、カメラ等外部から磁気ヘッドが挿入されて記録再
生が行なわれる。一方、前記ケース1内にはケース中央
の開口1aに露出し前記磁気ディスクシート3の最内周半
径よりも小さい半径を有する円形の上面5a、この上面に
連続する円筒状の周面5bおよびこの周面5bの下端に連設
され、周面と隣接する内周端部に溝6を有するフランジ
部5cからなるセンターコア5が設けられ、このセンター
コア5が前記磁気ディスクシート3を一体的に支持し、
カートリッジ使用時には前記上面5aがカメラ等外部から
の把持手段によって把持されて回転を伝えられることに
よって磁気ディスクシート3を高速回転させる。
気ディスクシート3が回転可能に設けられており、カー
トリッジ使用時には前記ケース1上に摺動可能に設けら
れたシャッタ2が移動することによりケース1上に開口
されたヘッド挿入用開口から磁気ディスクシート3が露
出し、カメラ等外部から磁気ヘッドが挿入されて記録再
生が行なわれる。一方、前記ケース1内にはケース中央
の開口1aに露出し前記磁気ディスクシート3の最内周半
径よりも小さい半径を有する円形の上面5a、この上面に
連続する円筒状の周面5bおよびこの周面5bの下端に連設
され、周面と隣接する内周端部に溝6を有するフランジ
部5cからなるセンターコア5が設けられ、このセンター
コア5が前記磁気ディスクシート3を一体的に支持し、
カートリッジ使用時には前記上面5aがカメラ等外部から
の把持手段によって把持されて回転を伝えられることに
よって磁気ディスクシート3を高速回転させる。
次に第2図を参照して前記センターコア5が前記磁気デ
ィスクシート3を支持するしくみについて説明する。
ィスクシート3を支持するしくみについて説明する。
センターコア5は、まずリング状の両面接着部材4が上
方から装着され、前記フランジ部5c上に接着される。こ
の両面接着部材4の最内周半径はセンターコア5の上面
5aよりやや大きく公差をもってフランジ部5c上に装着可
能な大きさとなっている。なお、第2図においては両面
接着部材4は両面が接着可能な状態となっているが実際
にセンターコア5に接着される際にはその図中上面側に
は離型紙が貼られており、センターコア5と接着した後
に離型紙がはがされて上面側も接着可能な状態となるも
のである。前記両面接着部材4がフランジ部5cに接着し
た後、前記磁気ディスクシート3がセンターコア上方か
ら装着され両面接着部材4と接着し、この接着部材を介
してセンターコア5と一体的に固定される。この両面接
着部材4を介してセンターコア5に磁気ディスクシート
3が固定された状態を第3図の断面図に示す。前記両面
接着部材4は上述のように公差をもってセンターコア5
に装着されるので公差内において片寄った位置でフラン
ジ部5cに接着してしまうことがあるがフランジ部5cの周
面5bと隣接する内周縁部には溝6が設けられているため
内方に片寄った両面接着部材4の一部はこの溝6の中に
入りこむので、第4図に示す従来のセンターコアのよう
に内方に片寄った両面接着部材が内周縁部のRに乗り上
げて、さらに両面接着部材4上に装着される磁気ディス
クシートがめくれた状態で接着してしまいシート表面が
しわになるという不都合は生じない。なお前記溝6は少
なくとも両面接着部材4の厚みよりも大きい幅および深
さを有し、公差内での両面接着部材4の片寄りを吸収で
きる大きさであればよい。また本実施例のセンターコア
5は金属板を打ち抜いた後プレス加工により成形して作
られたものであるため、フランジ部5cの下端部には抜き
バリ5eが残ってしまっている。しかしながら本考案のセ
ンターコアにおいてはプレス加工の過程で前記溝6を設
けたため、溝の深さの分だけフランジ部下面が凸になる
ので、センターコア5が回転した際に抜きバリ5eが突出
してケース内壁面を傷つけることはなくなる。なおセン
ターコア5は必ずしも金属板をプレス加工して作られる
必要はなく他の素材および方法を用いて作られたもので
あってもよい。
方から装着され、前記フランジ部5c上に接着される。こ
の両面接着部材4の最内周半径はセンターコア5の上面
5aよりやや大きく公差をもってフランジ部5c上に装着可
能な大きさとなっている。なお、第2図においては両面
接着部材4は両面が接着可能な状態となっているが実際
にセンターコア5に接着される際にはその図中上面側に
は離型紙が貼られており、センターコア5と接着した後
に離型紙がはがされて上面側も接着可能な状態となるも
のである。前記両面接着部材4がフランジ部5cに接着し
た後、前記磁気ディスクシート3がセンターコア上方か
ら装着され両面接着部材4と接着し、この接着部材を介
してセンターコア5と一体的に固定される。この両面接
着部材4を介してセンターコア5に磁気ディスクシート
3が固定された状態を第3図の断面図に示す。前記両面
接着部材4は上述のように公差をもってセンターコア5
に装着されるので公差内において片寄った位置でフラン
ジ部5cに接着してしまうことがあるがフランジ部5cの周
面5bと隣接する内周縁部には溝6が設けられているため
内方に片寄った両面接着部材4の一部はこの溝6の中に
入りこむので、第4図に示す従来のセンターコアのよう
に内方に片寄った両面接着部材が内周縁部のRに乗り上
げて、さらに両面接着部材4上に装着される磁気ディス
クシートがめくれた状態で接着してしまいシート表面が
しわになるという不都合は生じない。なお前記溝6は少
なくとも両面接着部材4の厚みよりも大きい幅および深
さを有し、公差内での両面接着部材4の片寄りを吸収で
きる大きさであればよい。また本実施例のセンターコア
5は金属板を打ち抜いた後プレス加工により成形して作
られたものであるため、フランジ部5cの下端部には抜き
バリ5eが残ってしまっている。しかしながら本考案のセ
ンターコアにおいてはプレス加工の過程で前記溝6を設
けたため、溝の深さの分だけフランジ部下面が凸になる
ので、センターコア5が回転した際に抜きバリ5eが突出
してケース内壁面を傷つけることはなくなる。なおセン
ターコア5は必ずしも金属板をプレス加工して作られる
必要はなく他の素材および方法を用いて作られたもので
あってもよい。
第1図は本考案の磁気ディスクカートリッジの概要を示
す斜視図、 第2図は本考案の磁気ディスクカートリッジにおける磁
気ディスクシート,両面接着部材,センターコアの構造
を示す斜視図、 第3図は第2図に示す部材が互いに接着された状態を示
す断面図、 第4図は従来の磁気ディスクカートリッジにおける第3
図に示した部材と同一の部材が互いに接着された状態を
示す断面図である。 1……ケース、3……磁気ディスクシート 4……両面接着部材、5……センターコア 5c……フランジ部、6……溝
す斜視図、 第2図は本考案の磁気ディスクカートリッジにおける磁
気ディスクシート,両面接着部材,センターコアの構造
を示す斜視図、 第3図は第2図に示す部材が互いに接着された状態を示
す断面図、 第4図は従来の磁気ディスクカートリッジにおける第3
図に示した部材と同一の部材が互いに接着された状態を
示す断面図である。 1……ケース、3……磁気ディスクシート 4……両面接着部材、5……センターコア 5c……フランジ部、6……溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−74575(JP,U) 実開 昭59−82333(JP,U) 実開 昭57−38387(JP,U) 実開 昭58−22944(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】フレキシブルな円盤状の磁気ディスクシー
トをケース内に回転可能に収容してなる磁気ディスクカ
ートリッジにおいて、前記ケース中央の開口に露出し、
前記磁気ディスクシートの最内周半径よりも小さい半径
を有する円形の上面、この上面に連続する円筒状の周
面、および前記周面の下端に連設され、両面接着部材を
介して前記磁気ディスクシートを支持する大きさを有す
るフランジ部からなり、該フランジ部の前記周面と隣接
する内周縁部に下方に向って少なくとも前記両面接着部
材の厚みよりも大きい幅および深さを有する溝が設けら
れたセンターコアを備えたことを特徴とする磁気ディス
クカートリッジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984093387U JPH079257Y2 (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 磁気ディスクカ−トリッジ |
US06/746,962 US4694370A (en) | 1984-06-22 | 1985-06-20 | Magnetic disk cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984093387U JPH079257Y2 (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 磁気ディスクカ−トリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6113375U JPS6113375U (ja) | 1986-01-25 |
JPH079257Y2 true JPH079257Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=14080898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984093387U Expired - Lifetime JPH079257Y2 (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 磁気ディスクカ−トリッジ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4694370A (ja) |
JP (1) | JPH079257Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170003093U (ko) | 2016-02-25 | 2017-09-04 | 임백규 | 발포 노리구. |
Families Citing this family (8)
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---|---|---|---|---|
KR900004661B1 (ko) * | 1986-01-20 | 1990-07-02 | 가부시키가이샤 도시바 | 정보처리장치 |
US4897134A (en) * | 1986-01-27 | 1990-01-30 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Ultrasonic welding hubs to magnetic recording diskettes |
JPS62192945A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-24 | Sony Corp | 情報デイスク |
JP2537348Y2 (ja) * | 1988-01-19 | 1997-05-28 | 三井石油化学工業株式会社 | 光ディスク |
US5161075A (en) * | 1988-09-28 | 1992-11-03 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Hub table for a magnetic disk drive device |
KR100268618B1 (ko) * | 1990-12-28 | 2000-10-16 | 이데이 노부유끼 | 광학디스크 및 디스크 척킹 기구 |
JP3155556B2 (ja) * | 1991-04-10 | 2001-04-09 | 日立マクセル株式会社 | 磁気デイスク |
JP3248309B2 (ja) * | 1993-08-27 | 2002-01-21 | ソニー株式会社 | 光ディスク |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4216511A (en) * | 1977-11-03 | 1980-08-05 | Texas Instruments Incorporated | Flexible magnetic recording disc with cartridge having a latching drive member |
JPS5835181U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-07 | ソニー株式会社 | ディスクカセット |
JPS5974575U (ja) * | 1982-11-07 | 1984-05-21 | 日立マクセル株式会社 | デイスクカ−トリツジ |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP1984093387U patent/JPH079257Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-06-20 US US06/746,962 patent/US4694370A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170003093U (ko) | 2016-02-25 | 2017-09-04 | 임백규 | 발포 노리구. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6113375U (ja) | 1986-01-25 |
US4694370A (en) | 1987-09-15 |
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