JPH079241Y2 - ディスクカートリッジおよびディスク再生装置 - Google Patents

ディスクカートリッジおよびディスク再生装置

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JPH079241Y2
JPH079241Y2 JP480190U JP480190U JPH079241Y2 JP H079241 Y2 JPH079241 Y2 JP H079241Y2 JP 480190 U JP480190 U JP 480190U JP 480190 U JP480190 U JP 480190U JP H079241 Y2 JPH079241 Y2 JP H079241Y2
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JP
Japan
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cartridge
disc
tray
lock
cartridge body
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JP480190U
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祥次 大森
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロック機構を有するディスクカートリッジおよ
びディスク再生装置に関する。
(従来技術) コンパクトディスクが複数枚積み重ねて収納されたカー
トリッジが再生装置に装着され、このカートリッジ内の
コンパクトディスクを順次選択して再生するディスク再
生装置がある。この装置は、複数枚のコンパクトディス
クを順次再生するのに便利である。
従来のディスクカートリッジには、コンパクトディスク
を収納したトレイが通常の状態ではカートリッジ本体か
ら飛び出さないようロックにより抜け止めされている。
第7図は従来のディスクカートリッジを示す。このディ
スクカートリッジは、カートリッジ本体2と、コンパク
トディスク3が載置されたトレイ4とから構成されてい
る。
トレイ4は、カートリッジ本体2の一方の奥部角に設け
られたロック5により抜け止めされている。このロック
5は、常にトレイ4の切欠き4aに係合する方向にスプリ
ング等により付勢されている。このため、カートリッジ
本体2の開口を下にしてもトレイ4が飛び出すことがな
い。
なお、ディスクカートリッジが再生装置に装着される
と、カートリッジ本体2の側面に設けた窓2aから再生装
置に設けられているロック解除ピンが挿入されロック5
が解除され、カートリッジ2からトレイ4が引き出し可
能状態となる。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のディスクカートリッジにおいては、カートリ
ッジ本体2の側面の窓2aからピンなどを挿入することに
より簡単にロック5が解除され、容易にカートリッジ本
体2からトレイ4が取り出せる状態となり、簡単にコン
パクトディスクの交換ができてしまう。特に、ディスク
カートリッジをレンタル等で貸し出す場合に、簡単に取
り出せるようでは、トレイ4等がバラバラになるおそれ
があり好ましくない。
また、カートリッジ本体2の窓2aに、偶然何か挿入され
ることもあり、この場合簡単にディスクがフリー状態と
なってしまっては、ディスクが飛び出し破損するおそれ
もある。
そこで、本考案は上記問題点を解消すべくなされたもの
で、その目的とすることろは、ディスクカートリッジの
ロックの安全性を向上させ、容易にコンパクトディスク
が飛び出さないようにしたディスクカートリッジおよび
ディスク再生装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために次の構成を備えてな
る。
すなわち、ディスク再生装置への挿入方向前面が開口さ
れた箱状のカートリッジ本体内にディスク収納用の複数
のトレイが積層して収納され、 前記カートリッジ本体内に、各トレイに設けられた係合
部に係合してディスクを開口部から取り出し不能にする
磁性材料から成るロックが設けられ、 該ロックに近接して電磁石を設け、電磁石に通電するこ
とによりロックを吸着してロックの係合状態を解除する
ようにしたことを特徴とする。
また、カートリッジ本体の側面に窓を設け、この窓に電
磁石に接続された接点を臨ませるようにしても良い。
上記ディスクカートリッジが装着されるディスク再生装
置は、電磁石と電源が接続状態となるように接点を設け
るように構成されている。
(作用) 次に、本考案の作用について述べる。
ディスク再生装置にディスクカートリッジを装着する
と、電磁石と電源が接続状態となる。この状態で、電源
を入れると、電磁石が作動してトレイとロックの係合状
態が解除され、トレイが引き出される。
(実施例) 以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図はディスクカートリッジの内部構造を示す部分的
に破断した平面説明図、第2図はディスクカートリッジ
のロック部分を示す側面説明図である。
全体符号10はディスクカートリッジである。このディス
クカートリッジ10は、箱状のカートリッジ本体12と、そ
れぞれコンパクトディスクを載置してカートリッジ本体
12内に積み重ねられて収納された5枚のトレイ16とから
成っている。
ディスクカートリッジ10は、コンパクトディスク再生装
置50の正面の装着部50aに着脱自在である。
カートリッジ本体12には、ディスク再生装置50への挿入
方向端面に開口12aが形成されている。
カートリッジ本体12の側板12b、12cの対向する内側面に
は、トレイ16をカートリッジ本体12内に案内して支持す
るガイド部材18が等間隔に4つ設けられている。そし
て、トレイ16・・・は、カートリッジ本体12を構成する
上面板12dとガイド部材18、各ガイド部材18間、最下端
のガイド部材18と下面板12eとの間に挿入され(第3図
参照)、実施例ではトレイ16が5枚収納可能である。
カートリッジ本体12の奥部の一方のコーナー部に、カー
トリッジ本体12内に挿入されたトレイ6に係止するロッ
ク20が設けられている。ロック20は下面板12eから起立
する軸22に回動可能に軸支されている。このロック20の
先端は係止爪20aである。この係止爪20aはカートリッジ
本体12の内側を向いている。また、ロック20は、コイル
スプリング26により係合方向に付勢されている。また、
ロック20は磁性材料により形成されている。
ロック20の係止爪20aの背面側には、電磁石24が固定さ
れている。この電磁石24に通電することによりロック20
が軸22中心に時針方向に回転して吸着され、トレイ16と
のロック状態が解除される。
トレイ16を正常な向きでカートリッジ本体12内に挿入し
たときには、トレイ16の角部がロック20に当たらないよ
うに、トレイ16の対応する角部が大きく切り欠かれてい
る。この切欠き16Aには、ロック20の係止爪20aが係合す
るための係合部16aが形成されている。このトレイ16
を、カートリッジ本体12に挿入すると、係止爪20aを案
内する斜面16bに沿ってロック20が時針方向に回転させ
られ、さらにトレイ16を挿入すると、係止爪20aが係合
部16aに係合してトレイ16が取り出し不能となる(第1
図において、トレイ16は二点鎖線で示めされている)。
また、係止爪20aは、5枚のトレイ16・・・の係合部16a
に同時に係合している。
カートリッジ本体12の側板12bには、窓34が開口してい
る。そして、窓34を閉塞するように接点用板36が設けら
れ、この接点用板36はリード線38を介して電磁石24に接
続されている。
カートリッジ本体12を構成する下面板12eの内底面に、
扁平な平面L字状の凹溝28が刻設されている。この凹溝
28内には、やはり平面L字状のリード板30が収容されて
いる。なお、凹溝28の、カートリッジ本体12の開口12a
方向に伸びる部分に直行する直行部28aは幅広に形成さ
れ、リード板30がカートリッジ本体12の挿入方向に進退
可能である。そして、リード板30の奥側の先端には起立
部30aが形成されている。この起立部30aがリード線39を
介して電磁石24に接続されている。
また、リード板30の起立部30aをカートリッジ本体12の
開口12a方向に付勢する付勢板32が設けられている。こ
の付勢板32は、下面板12eから起立する起立壁37の上面
に固定され、常にリード板30を開口12a方向に付勢して
いる。
凹溝28の開口12aから内側に若干入った位置に、リード
板30の端部である接点30bが位置している。この接点30b
の端部は凸状に形成され、接触が確実となっている。ま
た、凹溝28の一部は保持板40に覆われ、リード板30の進
退を確保している。
続いて、カートリッジ10をコンパクトディスク再生装置
50の正面の装着部50aに装着する場合について説明す
る。
装着部50aには、ディスクカートリッジを装着するため
の装着空間52が形成されている。この装着空間52の奥に
は、ディスクカートリッジ10を装着すると、ディスクカ
ートリッジ10の凹溝28に挿入されるリード板54が設けら
れている。このリード板54の先端は、ディスクカートリ
ッジ10を装着した際に、ディスクカートリッジ10のリー
ド板30の接点30bと接触する長さである。
また、ディスクカートリッジ10を装着した際に、ディス
クカートリッジ10の窓34に臨んで設けられた接点用板36
に接触するための回動接点56が設けられている。この回
動接点56は、ディスクカートリッジ10が挿入されると全
体がディスクカートリッジ10方向に軸58を中心に回動し
て接点用板36に当接するものである。
また、装着空間52内のリード板54および回動接点56は、
リード線60、61を介して電源に接続されている。
したがって、上記ディスクカートリッジ10をコンパクト
ディスク再生装置50の正面の装着部50aに装着すると、
リード板54とリード板30が接続されると同時に、接点用
板36と回動接点56が接続される。
そして、コンパクトディスクを再生するためのスイッチ
を入れると、まずトレイ16の取り出しの直前に電磁石24
に通電されて、ロック20が第1図上時針方向に回転して
電磁石24に吸着され(ロック20を波線で示す)、トレイ
16が取り出し可能状態となる。続いて、トレイ16が取出
機構(図示せず)により取り出され、トレイ16に収納さ
れたコンパクトディスクがディスク再生部(図示せず)
で再生される。なお、トレイ16が取り出された後は、電
磁石24への通電が遮断されロック状態となる。
なお、本考案の電磁石には、ソレノイドも含まれるもの
である。例えば、ソレノイドの可動する鉄芯をスプリン
グなどにより付勢してトレイ16の係合部16aに係合して
ロック状態とし、ソレノイドに通電した際に鉄芯が可動
してロックが外れるようにしても良い。
以上のように本考案の好適な実施例について説明してき
たが、本考案が上述した実施例に限定されるものでない
ことはいうまでもなく、考案の精神を逸脱しない範囲内
で多くの改変を施し得ることはもちろんである。
(考案の効果) 以上本考案のディスクカートリッジは上述のように構成
され、次に示すような著効を奏する。
カートリッジ本体の窓に偶然何か挿入されても、接点
用板が臨んで設けられているのみなので、収納されてい
るトレイが飛び出して破損することがない。また、いた
ずらなどにより簡単にトレイがフリー状態となることが
ない。
トレイを容易に取り出すことができないので、レンタ
ル等として貸し出しても、トレイが入れ替えらたり、バ
ラバラにされるおそれがない。
また、カートリッジ本体のトレイに収納されているコ
ンパクトディスクに人が触れることがないので、汚れた
り破損したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のディスクカートリッジの内部構造を示
す平面説明図、第2図はディスクカートリッジのロック
部分を示す側面説明図、第3図はディスクカートリッジ
の正面図、第4図はディスクカートリッジの窓部分を示
す斜視図、第5図はコンパクトディスク再生装置の正面
図、第6図はコンパクトディスク再生装置のディスクカ
ートリッジの装着空間を示す側面説明図、第7図は従来
のディスクカートリッジの平面説明図である。 10……ディスクカートリッジ、12……カートリッジ本
体、16……トレイ、20……ロック、20a……係止爪、24
……電磁石、26……コイルスプリング、30……リード
板、50……コンパクトディスク再生装置、52……装着空
間、54……リード板、56……回動接点。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク再生装置への挿入方向前面が開口
    された箱状のカートリッジ本体内にディスク収納用の複
    数のトレイが積層して収納され、 前記カートリッジ本体内に、各トレイに設けられた係合
    部に係合してディスクを開口部から取り出し不能にする
    磁性材料から成るロックが設けられ、 該ロックに近接して電磁石を設け、電磁石に通電するこ
    とによりロックを吸着してロックの係合状態を解除する
    ようにしたことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】カートリッジ本体の側面に窓を設け、この
    窓に電磁石に接続された接点を臨ませたことを特徴とす
    る請求項1記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】請求項1または2のディスクカートリッジ
    が装着された際に電磁石と電源が接続状態となるように
    接点を設けたことを特徴とするディスク再生装置。
JP480190U 1990-01-22 1990-01-22 ディスクカートリッジおよびディスク再生装置 Expired - Lifetime JPH079241Y2 (ja)

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JPH0398746U JPH0398746U (ja) 1991-10-15
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