JPH0791331A - 内燃機関における燃料蒸発ガス供給制御装置 - Google Patents

内燃機関における燃料蒸発ガス供給制御装置

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JPH0791331A
JPH0791331A JP23524793A JP23524793A JPH0791331A JP H0791331 A JPH0791331 A JP H0791331A JP 23524793 A JP23524793 A JP 23524793A JP 23524793 A JP23524793 A JP 23524793A JP H0791331 A JPH0791331 A JP H0791331A
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control valve
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Ayanori Yamanashi
文徳 山梨
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御回路の故障等によりパージ量制御バルブ
が開放されたままの状態となるのを防止し得るようにし
て、インテークマニホールドに流入する空気量の増大を
阻止し、アイドル回転数の上昇を防止することを目的と
する。 【構成】 エンジンコントロールユニット12の故障等
が発生して該コントロールユニット12による制御に支
障を来したときに、アクセル操作によりスロットルバル
ブ4を全閉にして、スロットルスイッチ14をONする
ことにより、リレースイッチ13によって制御信号線1
5を遮断し、パージ量制御バルブ11への通電を停止し
て該バルブ11を閉弁するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関における燃料
蒸発ガス供給制御装置に関し、特に、キャニスタに吸着
された燃料蒸発ガスのパージ通路に介装したパージ量制
御バルブの制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関において、燃料タンク内
からの燃料蒸発ガスの排出を抑止するため、燃料蒸発ガ
スを吸着するキャニスタを設け、該キャニスタを吸気通
路のスロットルバルブ下流にパージ通路を介して連通
し、前記パージ通路に介装したパージ量制御バルブ(ソ
レノイドバルブ)をエンジン運転状態に基づいてエンジ
ンコントロールユニットから出力される制御信号により
制御して、パージ量を制御するようにした燃料蒸発ガス
供給制御装置が知られている(特開平2−136558
号公報参照)。
【0003】この場合、エンジン運転状態が所定条件を
満たしたとき、パージ量制御バルブに通電がなされて該
バルブが開放され、キャニスタに吸着された燃料蒸発ガ
スが吸気通路にパージされ、燃焼に供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の燃料蒸発ガス供給制御装置にあっては、エ
ンジンコントロールユニットから出力される制御信号に
よりパージ量制御バルブを制御する構成であるため、エ
ンジンコントロールユニットの故障等によりパージ量制
御バルブが開放されたままになると、インテークマニホ
ールドに流入する空気量が増大して、アイドル運転時に
はアイドル回転数が過大に上昇し、アイドル回転数の制
御に支障を招くという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、制御回路の故障等によりパージ量制御バルブ
が開放されたままの状態となるのを防止し得るようにし
て、インテークマニホールドに流入する空気量の増大を
阻止し、アイドル回転数の上昇を防止することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、キ
ャニスタに吸着された燃料蒸発ガスを吸気通路のスロッ
トルバルブ下流にパージするパージ通路を設け、該パー
ジ通路に介装したパージ量制御バルブを制御回路により
電気的に制御するようにした燃料蒸発ガス供給制御装置
において、前記制御回路と前記パージ量制御バルブとの
電気的接続を遮断する遮断手段を設け、該遮断手段を前
記制御回路による制御とは独立して制御する回路を設け
た。
【0007】
【作用】かかる構成において、制御回路の故障等が発生
して該制御回路によるパージ量制御バルブ制御に支障を
来したときには、遮断手段を制御して制御回路と前記パ
ージ量制御バルブとの電気的接続を遮断すれば、パージ
量制御バルブへの通電が停止されて該バルブは閉弁状態
となる。
【0008】この結果、制御回路の故障等によりパージ
量制御バルブが開放されたままになることがなくなり、
吸気通路に流入する空気量が増大するのを防止できるた
め、アイドル運転時にアイドル回転数が過大に上昇する
のを阻止することができ、種々の問題を引き起こすこと
がなく、安全性を高めることができる。
【0009】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図1において、内燃機関1の吸気通路2には、
上流から下流に順にエアフロメータ3とスロットルバル
ブ4とが配設される。又、インテークマニホールド2a
には各気筒毎に燃料噴射弁5が設けられている。排気通
路6には酸素センサ7が設けられている。
【0010】一方、図示しない燃料タンク内の燃料蒸発
ガスを吸着するキャニスタ8が設けられている。このキ
ャニスタ8内は、例えば、気密性のない仕切壁によって
上・下3層A,B,Cに区画されており、その中層には
蒸発燃料を吸着する活性炭8aが充填される。又、キャ
ニスタ8の上層Aの空間部と燃料タンクの上部とは連通
されており、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を前記上
層Aの空間部に導くようになっている。
【0011】かかるキャニスタ8の上層Aの空間部は、
吸気通路2のスロットルバルブ4下流に形成されたパー
ジポート9にパージ通路10を介して連通される。この
パージ通路10には、パージ量を制御するパージ量制御
バルブ11が介装されている。かかるパージ量制御バル
ブ11は、制御回路により電気的に制御される。具体的
には、パージ量制御バルブ11は、エンジン運転状態
(例えば、吸気管圧力)に基づいて制御回路から出力さ
れる制御信号により制御され、エンジン運転状態が所定
条件を満たしたとき、通電がなされて開放されるように
構成される。
【0012】前記制御回路はエンジンコントロールユニ
ット12にソフトウェア的に装備されている。このコン
トロールユニット12には、前記エアフロメータ3から
出力される吸入空気流量検出信号,前記酸素センサ7か
らの酸素濃度検出信号等が夫々入力され、該コントロー
ルユニット12からは、前記燃料噴射弁5,前記パージ
量制御バルブ11に夫々制御信号が出力される。
【0013】ここで、前記コントロールユニット12内
の制御回路と前記パージ量制御バルブ11との電気的接
続を遮断する遮断手段が設けられ、該遮断手段を前記制
御回路による制御とは独立して制御する回路が設けられ
ている。具体的には、遮断手段としてリレースイッチ1
3が設けられ、これを制御する回路として、前記リレー
スイッチ13のリレーコイルdをON・OFFするスロ
ットルスイッチ14が設けられている。このスロットル
スイッチ14は、スロットルバルブ4全閉でON、開放
でOFFとなるものである。
【0014】即ち、前記コントロールユニット12とパ
ージ量制御バルブ11との間の制御信号線15の途中に
は、前記リレースイッチ13のスイッチ片cによって開
閉される接点a,bが設けられている。又、リレースイ
ッチ13のリレーコイルdの通電回路16には前記スロ
ットルスイッチ14が介装されており、該スロットルス
イッチ14がONで通電され、OFFで該通電が解除さ
れる。
【0015】かかるリレースイッチ13において、スイ
ッチ片cは常時は接点a,bを閉じており、リレーコイ
ルdに通電がなされると(ONとなると)、該リレーコ
イルdが励磁され、これにより、スイッチ片cがリレー
コイルdの磁気吸引力で引き寄せられることによって接
点a,bを開くようになっている。次に、かかる構成の
作用について説明する。
【0016】スロットルバルブ4が開放されると、スロ
ットルスイッチ14がOFFとなり、リレースイッチ1
3のリレーコイルdには通電がなされないため、スイッ
チ片cは接点a,bを閉じており、制御信号線15は開
通される。従って、パージ量制御バルブ11がコントロ
ールユニット12からの制御信号により制御可能であ
り、エンジン運転状態が所定条件を満たしたとき、パー
ジ量制御バルブ11に通電がなされて該バルブ11が開
放され、キャニスタ8に吸着された燃料蒸発ガスがパー
ジ通路10を介して吸気通路2にパージされ、燃焼に供
される。
【0017】一方、スロットルバルブ4が全閉となる
と、スロットルスイッチ14がONとなり、リレースイ
ッチ13のリレーコイルdに通電がなされるため、スイ
ッチ片cは接点a,bを開き、制御信号線15は遮断さ
れる。これにより、パージ量制御バルブ11への通電が
停止され、該バルブ11は閉弁状態となる。従って、エ
ンジンコントロールユニット12の故障等が発生して該
コントロールユニット12による制御に支障を来したと
きには、アクセル操作によりスロットルバルブ4を全閉
にして、スロットルスイッチ14をONすれば、制御信
号線15が遮断され、パージ量制御バルブ11への通電
が停止されて該バルブ11は閉弁状態となる。
【0018】この結果、エンジンコントロールユニット
12の故障等によりパージ量制御バルブ11が開放され
たままになることがなくなり、インテークマニホールド
2aに流入する空気量が増大するのを防止できるため、
アイドル運転時にアイドル回転数が過大に上昇するのを
阻止することができ、種々の問題を引き起こすことがな
く、安全性を高めることができる。
【0019】尚、以上のように、特定の実施例を参照し
て本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、当該技術分野における熟練者等により、本発
明に添付された特許請求の範囲から逸脱することなく、
種々の変更及び修正が可能であるとの点に留意すべきで
ある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
燃料蒸発ガスのパージ通路に介装したパージ量制御バル
ブの制御回路と前記パージ量制御バルブとの電気的接続
を遮断する遮断手段を設け、該遮断手段を前記制御回路
による制御とは独立して制御する回路を設けるようにし
たから、制御回路の故障等によりパージ量制御バルブが
開放されたままの状態となるのを防止し得るようにな
り、インテークマニホールドに流入する空気量の増大を
阻止し、アイドル回転数の上昇を防止することが可能と
なり、安全性を高めることができる有用性大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る内燃機関における燃料蒸発ガス
供給制御装置の一実施例のシステム図
【符号の説明】
1 内燃機関 2 吸気通路 4 スロットルバルブ 8 キャニスタ 10 パージ通路 11 パージ量制御バルブ 12 エンジンコントロールユニット 13 リレースイッチ 14 スロットルスイッチ 15 制御信号線 16 通電回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャニスタに吸着された燃料蒸発ガスを吸
    気通路のスロットルバルブ下流にパージするパージ通路
    を設け、該パージ通路に介装したパージ量制御バルブを
    制御回路により電気的に制御するようにした燃料蒸発ガ
    ス供給制御装置において、前記制御回路と前記パージ量
    制御バルブとの電気的接続を遮断する遮断手段を設け、
    該遮断手段を前記制御回路による制御とは独立して制御
    する回路を設けたことを特徴とする内燃機関における燃
    料蒸発ガス供給制御装置。
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