JPH07910B2 - 温水洗浄装置の温風乾燥器 - Google Patents
温水洗浄装置の温風乾燥器Info
- Publication number
- JPH07910B2 JPH07910B2 JP9525586A JP9525586A JPH07910B2 JP H07910 B2 JPH07910 B2 JP H07910B2 JP 9525586 A JP9525586 A JP 9525586A JP 9525586 A JP9525586 A JP 9525586A JP H07910 B2 JPH07910 B2 JP H07910B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warm air
- temperature
- hot
- air heater
- temperature control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
本発明は、用便後などに温水で局部を洗浄した後、洗浄
されて濡れている局部を温風により乾燥させるための温
水洗浄装置の温風乾燥器に関する。
されて濡れている局部を温風により乾燥させるための温
水洗浄装置の温風乾燥器に関する。
従来の温風乾燥器の温風温度制御方式としては、出力フ
ィードバック方式と室温スライド方式とがあった。 前者の方式は、温風吹出し口に温度制御センサーを配置
し、温風吹出し口から吹き出される温風温度を検知して
制御部へフィードバックさせて温風ヒータの出力を制御
するものであるが、フィードバック方式であるために高
度の温度制御センサーを必要とし、特に熱応答性につい
ては空気でありながら数秒の応答速度を要求され、温度
制御センサーが高価につくという欠点がある。また、制
御部での制御方式もフィードバック方式であるために処
理スピードを要し、複雑になるという欠点もある。 後者の方式は、ケーシングの空気吸い込み口に温度制御
センサーを配置し、吸い込まれた空気の温度を検知して
要求される温風の温度との差分を温風ヒータで昇温させ
るものであり、この方式では前者の方式のように高度の
処理スピードは要求されず、温度制御センサーも安価な
ものを使用でき、制御方法も簡単になるという長所があ
るが、温風乾燥器の内部には温水タンクや制御部のよう
な電気回路などの放熱源となるものも内蔵されており、
空気吸い込み口で検知された空気温度と温風ヒータ２の
直前の空気温度との間には温度誤差が生じており、この
温度誤差にも変動があり、正確な温度制御を行えないと
いう欠点があった。
ィードバック方式と室温スライド方式とがあった。 前者の方式は、温風吹出し口に温度制御センサーを配置
し、温風吹出し口から吹き出される温風温度を検知して
制御部へフィードバックさせて温風ヒータの出力を制御
するものであるが、フィードバック方式であるために高
度の温度制御センサーを必要とし、特に熱応答性につい
ては空気でありながら数秒の応答速度を要求され、温度
制御センサーが高価につくという欠点がある。また、制
御部での制御方式もフィードバック方式であるために処
理スピードを要し、複雑になるという欠点もある。 後者の方式は、ケーシングの空気吸い込み口に温度制御
センサーを配置し、吸い込まれた空気の温度を検知して
要求される温風の温度との差分を温風ヒータで昇温させ
るものであり、この方式では前者の方式のように高度の
処理スピードは要求されず、温度制御センサーも安価な
ものを使用でき、制御方法も簡単になるという長所があ
るが、温風乾燥器の内部には温水タンクや制御部のよう
な電気回路などの放熱源となるものも内蔵されており、
空気吸い込み口で検知された空気温度と温風ヒータ２の
直前の空気温度との間には温度誤差が生じており、この
温度誤差にも変動があり、正確な温度制御を行えないと
いう欠点があった。
本発明は徐上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは低コストで温風乾燥器
から吹き出される温風の温度を正確に制御できるように
することにある。
であり、その目的とするところは低コストで温風乾燥器
から吹き出される温風の温度を正確に制御できるように
することにある。
本発明温風洗浄装置の温風乾燥器は、ケーシング１内に
温風ヒータ２と送風ファン３と温度制御センサー４とを
内蔵させた熱風乾燥器において、温度制御センサー４を
温風ヒータ２と送風ファン３との間に配置させて成るこ
とを特徴とするものである。しかして、温度制御センサ
ー４を送風ファン３及び温風ヒータ２の間に配置したの
で、即ち温度制御センサー４を温風ヒータ２の風上側の
そばに配置したので、温風ヒータ２により加熱される直
前の空気温度を検知でき、温風ヒータ２により加熱すべ
き差分を正確に検出でき、正確な温度制御を行えるもの
である。また、温風ヒータ２の直前で検知した温度に基
づいて温風ヒータ２の出力を制御するものであってフィ
ードバック制御方式でないために、温度制御センサー４
のコストを抑えることができ、制御部などの制御動作を
簡単にできるものである。 以下本発明の実施例を添付図に基いて詳述する。温水洗
浄装置５は、第２図のようにヒータを内蔵した暖房便座
６及び弁蓋７の後方において便器（図示せず）の上面に
取り付けられたものであり、内部には温水タンク８や制
御部を構成する制御回路ブロック９、温風乾燥器10など
が内蔵されており、表面には操作パネル11が設けられて
いる。温風乾燥器10は、第１図のような構造を有し、ケ
ーシング１内には温風ファン３と温度制御センサー４と
温風ヒータ２が内蔵されている。送風ファン３はモータ
（図示せず）により羽根13を回転させて空気を強制的に
送るものであり、ケーシング１の後部側面の空気吸込み
口12と対向させて配置されている。また、ケーシング１
内の略中央には空気を加熱するための温風ヒータ２が配
設されており、この温風ヒータ２の出力は制御回路ブロ
ック９により制御されるようになっている。また、送風
ファン３と温風ヒータ２との中間においてケーシング１
内面には凹所14が凹設されており、この凹所14内には温
度制御センサー４が配置されていて温風ヒータ２へ供給
される直前の空気の温度を検出している。温度制御セン
サー４が凹所14内に収納されているのは、温風ヒータ２
の輻射熱の影響を少なくするためである。しかして、温
風ヒータ２の直前の空気温度が温度制御センサー４によ
り検出されると、検出温度は制御回路ブロック９へ入力
され、制御回路ブロック９では検出温度と設定温風温度
との差分を与えるように温風ヒータ２の出力を演算して
温風ヒータ２の出力を制御し、温風吐出口15から吐出さ
れる温風温度が一定に保たれるようにするのである。
温風ヒータ２と送風ファン３と温度制御センサー４とを
内蔵させた熱風乾燥器において、温度制御センサー４を
温風ヒータ２と送風ファン３との間に配置させて成るこ
とを特徴とするものである。しかして、温度制御センサ
ー４を送風ファン３及び温風ヒータ２の間に配置したの
で、即ち温度制御センサー４を温風ヒータ２の風上側の
そばに配置したので、温風ヒータ２により加熱される直
前の空気温度を検知でき、温風ヒータ２により加熱すべ
き差分を正確に検出でき、正確な温度制御を行えるもの
である。また、温風ヒータ２の直前で検知した温度に基
づいて温風ヒータ２の出力を制御するものであってフィ
ードバック制御方式でないために、温度制御センサー４
のコストを抑えることができ、制御部などの制御動作を
簡単にできるものである。 以下本発明の実施例を添付図に基いて詳述する。温水洗
浄装置５は、第２図のようにヒータを内蔵した暖房便座
６及び弁蓋７の後方において便器（図示せず）の上面に
取り付けられたものであり、内部には温水タンク８や制
御部を構成する制御回路ブロック９、温風乾燥器10など
が内蔵されており、表面には操作パネル11が設けられて
いる。温風乾燥器10は、第１図のような構造を有し、ケ
ーシング１内には温風ファン３と温度制御センサー４と
温風ヒータ２が内蔵されている。送風ファン３はモータ
（図示せず）により羽根13を回転させて空気を強制的に
送るものであり、ケーシング１の後部側面の空気吸込み
口12と対向させて配置されている。また、ケーシング１
内の略中央には空気を加熱するための温風ヒータ２が配
設されており、この温風ヒータ２の出力は制御回路ブロ
ック９により制御されるようになっている。また、送風
ファン３と温風ヒータ２との中間においてケーシング１
内面には凹所14が凹設されており、この凹所14内には温
度制御センサー４が配置されていて温風ヒータ２へ供給
される直前の空気の温度を検出している。温度制御セン
サー４が凹所14内に収納されているのは、温風ヒータ２
の輻射熱の影響を少なくするためである。しかして、温
風ヒータ２の直前の空気温度が温度制御センサー４によ
り検出されると、検出温度は制御回路ブロック９へ入力
され、制御回路ブロック９では検出温度と設定温風温度
との差分を与えるように温風ヒータ２の出力を演算して
温風ヒータ２の出力を制御し、温風吐出口15から吐出さ
れる温風温度が一定に保たれるようにするのである。
本発明は、叙述のごとく温度制御センサーを温風ヒータ
の風上側のそばに配置してあるので、温風ヒータにより
加熱される直前の空気温度を検知でき、温風ヒータによ
り加熱すべき差分を正確に検出でき、誤差なく温風温度
が一定になるように正確な温度制御を行えるという利点
がある。また、フィードバック制御方式でないために、
温度制御センサーや制御部の制御動作などを簡単にで
き、低コスト化を図れるものである。
の風上側のそばに配置してあるので、温風ヒータにより
加熱される直前の空気温度を検知でき、温風ヒータによ
り加熱すべき差分を正確に検出でき、誤差なく温風温度
が一定になるように正確な温度制御を行えるという利点
がある。また、フィードバック制御方式でないために、
温度制御センサーや制御部の制御動作などを簡単にで
き、低コスト化を図れるものである。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同上
の温水洗浄装置の全体を示す概略図であり、１はケーシ
ング、２は温風ヒータ、３は送風ファン、４は温度制御
センサーである。
の温水洗浄装置の全体を示す概略図であり、１はケーシ
ング、２は温風ヒータ、３は送風ファン、４は温度制御
センサーである。
Claims (1)
- 【請求項１】ケーシング内に温風ヒータと送風ファンと
温度制御センサーとを内蔵させた熱風乾燥器において、
温度制御センサーを温風ヒータと送風ファンとの間に配
置させて成ることを特徴とする温水洗浄装置の温風乾燥
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9525586A JPH07910B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 温水洗浄装置の温風乾燥器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9525586A JPH07910B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 温水洗浄装置の温風乾燥器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62253832A JPS62253832A (ja) | 1987-11-05 |
| JPH07910B2 true JPH07910B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=14132651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9525586A Expired - Lifetime JPH07910B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 温水洗浄装置の温風乾燥器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07910B2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-24 JP JP9525586A patent/JPH07910B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62253832A (ja) | 1987-11-05 |
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