JPH0713639Y2 - 食器乾燥器の制御装置 - Google Patents
食器乾燥器の制御装置Info
- Publication number
- JPH0713639Y2 JPH0713639Y2 JP6690790U JP6690790U JPH0713639Y2 JP H0713639 Y2 JPH0713639 Y2 JP H0713639Y2 JP 6690790 U JP6690790 U JP 6690790U JP 6690790 U JP6690790 U JP 6690790U JP H0713639 Y2 JPH0713639 Y2 JP H0713639Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- operation mode
- heater
- tableware
- turned
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は食器乾燥器の制御装置に関するものである。
(従来の技術) 食器乾燥器には、従来、自動運転モードと連続運転モー
ドでヒータを制御する制御装置を備えたものがある。
ドでヒータを制御する制御装置を備えたものがある。
自動運転モードでは、温度センサにより検出した外気温
に基づいて設定した乾燥時間、あるいは人為的に設定さ
れた乾燥時間の間、ヒータを制御して送風温度を一定の
制御温度に維持するようになっている。これに対し、連
続運転モードでは、ヒータが人為的にオフされるまで前
記同様にヒータを制御するようになっており、自動運転
モードのような乾燥時間の設定は行なわれない。
に基づいて設定した乾燥時間、あるいは人為的に設定さ
れた乾燥時間の間、ヒータを制御して送風温度を一定の
制御温度に維持するようになっている。これに対し、連
続運転モードでは、ヒータが人為的にオフされるまで前
記同様にヒータを制御するようになっており、自動運転
モードのような乾燥時間の設定は行なわれない。
自動運転モードは、特に家庭内で少人数分の食器を乾燥
させる場合に選択される。また、連続運転モードは、飲
食業者等が1回で処理しきれない多量の食器を連続して
乾燥させる場合、あるいは頻繁に食器を入れ換えて乾燥
させる場合等に選択され、自動運転モードのようにその
都度選択スイッチを押さなければならない煩雑さが回避
される。
させる場合に選択される。また、連続運転モードは、飲
食業者等が1回で処理しきれない多量の食器を連続して
乾燥させる場合、あるいは頻繁に食器を入れ換えて乾燥
させる場合等に選択され、自動運転モードのようにその
都度選択スイッチを押さなければならない煩雑さが回避
される。
(考案が解決しようとする課題) 食器乾燥器では、制御温度をなるべく高くとって短時間
で乾燥できることが要請されるが、このような観点か
ら、前述のように自動と連続の2つの運転モードを有す
る制御装置を備えた従来の食器乾燥器でも、両モード共
同一の高い制御温度が設定されている。
で乾燥できることが要請されるが、このような観点か
ら、前述のように自動と連続の2つの運転モードを有す
る制御装置を備えた従来の食器乾燥器でも、両モード共
同一の高い制御温度が設定されている。
自動運転モードでは制御温度が高くても、乾燥時間が短
いうえ、予め設定された乾燥時間が経過するとヒータが
オフするので、過乾燥となる虞れはない。ところが、連
続運転モードでは人為的にオフされるまでヒータがオン
しているため、食器を取り出す時点が遅れると、器内及
び食器の温度が上昇して過乾燥となり、漆塗りや樹脂製
の食器が劣化したり、食器が熱くなりすぎて取り出す際
に危険である等の問題があった。
いうえ、予め設定された乾燥時間が経過するとヒータが
オフするので、過乾燥となる虞れはない。ところが、連
続運転モードでは人為的にオフされるまでヒータがオン
しているため、食器を取り出す時点が遅れると、器内及
び食器の温度が上昇して過乾燥となり、漆塗りや樹脂製
の食器が劣化したり、食器が熱くなりすぎて取り出す際
に危険である等の問題があった。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、連続運
転モードでの食器の温度を低く押えることが可能な食器
乾燥器の制御装置を提供することを目的とする。
転モードでの食器の温度を低く押えることが可能な食器
乾燥器の制御装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、外気温に基づいて
自動的又は人為的に設定された乾燥時間の間、ヒータを
制御して送風温度を一定の制御温度に維持する自動運転
モードと、ヒータが人為的にオフされるまでヒータを制
御して送風温度を一定の制御温度に維持する連続運転モ
ードとを備えた食器乾燥器の制御装置において、 連続運転モードでの制御温度を自動運転モードの制御温
度より低くしたものである。
自動的又は人為的に設定された乾燥時間の間、ヒータを
制御して送風温度を一定の制御温度に維持する自動運転
モードと、ヒータが人為的にオフされるまでヒータを制
御して送風温度を一定の制御温度に維持する連続運転モ
ードとを備えた食器乾燥器の制御装置において、 連続運転モードでの制御温度を自動運転モードの制御温
度より低くしたものである。
(作用) 連続運転モードが選択されると、自動運転モードの制御
温度より低い制御温度に送風温度が制御される。従っ
て、連続運転モードで長時間乾燥状態を放置していても
器内や食器の温度が上昇することはない。
温度より低い制御温度に送風温度が制御される。従っ
て、連続運転モードで長時間乾燥状態を放置していても
器内や食器の温度が上昇することはない。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を添付図面に従って説明する。
第1図において、上板1と底板2からなる基台3の後部
には後カバー4が立設され、前部には前カバー5が開閉
自在に取り付けられて、これらで囲まれた内部空間が乾
燥室6となっている。この乾燥室6内には食器7を収容
する水切りカゴ8a,8bが2段に設けられている。
には後カバー4が立設され、前部には前カバー5が開閉
自在に取り付けられて、これらで囲まれた内部空間が乾
燥室6となっている。この乾燥室6内には食器7を収容
する水切りカゴ8a,8bが2段に設けられている。
基台3の内部には、フォンモータ9により回転駆動する
ファン10が取り付けられ、このファン10は外気を吸い込
んでダクト11を介して上板1の吹出し口12より乾燥室6
内に送り込むようになっている。前記ダクト11内には、
ヒータ13と、該ヒータ13の下流側にサーミスタ14が取り
付けられている。また、基台3の内部には制御装置15が
設けられ、外面にはパネル16が設けられている。
ファン10が取り付けられ、このファン10は外気を吸い込
んでダクト11を介して上板1の吹出し口12より乾燥室6
内に送り込むようになっている。前記ダクト11内には、
ヒータ13と、該ヒータ13の下流側にサーミスタ14が取り
付けられている。また、基台3の内部には制御装置15が
設けられ、外面にはパネル16が設けられている。
第2図は、前記制御装置15の制御回路図を示し、図にお
いて、17は電源、18は直流電源回路、19はマイクロコン
ピュータである。ファンモータ9及びヒータ13はそれぞ
れトライアック21,20を介して電源17に接続され、トラ
イアック20,21のトリガ端子は抵抗R1,R2を介してトラン
ジスタ23,24のコレクタに接続されている。前記トラン
ジスタ23,24のベースは抵抗R3,R4を介してマイクロコン
ピュータ19の出力ポートに接続されるとともに、抵抗
R5,R6を介して接地され、またそのエミッタは接地され
ている。
いて、17は電源、18は直流電源回路、19はマイクロコン
ピュータである。ファンモータ9及びヒータ13はそれぞ
れトライアック21,20を介して電源17に接続され、トラ
イアック20,21のトリガ端子は抵抗R1,R2を介してトラン
ジスタ23,24のコレクタに接続されている。前記トラン
ジスタ23,24のベースは抵抗R3,R4を介してマイクロコン
ピュータ19の出力ポートに接続されるとともに、抵抗
R5,R6を介して接地され、またそのエミッタは接地され
ている。
サーミスタ14及びR7,R8,R9で構成されるブリッジ回路は
直流電源回路18に接続され、5個の比較抵抗R10,R11,R
12,R13,R14は前記抵抗R7と並列になるようにマイクロコ
ンピュータ19の出力ポートに接続されている。前記サー
ミスタ14と抵抗R7の中間点は比較器25のプラス入力端子
に接続され、抵抗R8,R9の中間点は比較器25のマイナス
入力端子に接続されるとともに、この比較器25の出力端
子はマイクロコンピュータ19の入力ポートに接続されて
いる。そして、マイクロコンピュータ19が所定のタイミ
ングで比較抵抗R10〜R14のいずれかを選択することによ
り、数段階の温度を検出できるようになっている。
直流電源回路18に接続され、5個の比較抵抗R10,R11,R
12,R13,R14は前記抵抗R7と並列になるようにマイクロコ
ンピュータ19の出力ポートに接続されている。前記サー
ミスタ14と抵抗R7の中間点は比較器25のプラス入力端子
に接続され、抵抗R8,R9の中間点は比較器25のマイナス
入力端子に接続されるとともに、この比較器25の出力端
子はマイクロコンピュータ19の入力ポートに接続されて
いる。そして、マイクロコンピュータ19が所定のタイミ
ングで比較抵抗R10〜R14のいずれかを選択することによ
り、数段階の温度を検出できるようになっている。
また、前記マイクロコンピュータ19の入力ポートには、
パネル16に設けた「20分」スイッチ26,「自動」スイッ
チ27,「ソフト」スイッチ28,「連続」スイッチ29及び
「切」スイッチ30からの入力信号ラインが接続されると
ともに、出力ポートにはパネル16に設けたLED表示器31
及びブザー32への出力信号ラインが接続されている。前
記表示器31のLEDランプは各モードスイッチ26〜29に対
応して1個ずつ設けられている。
パネル16に設けた「20分」スイッチ26,「自動」スイッ
チ27,「ソフト」スイッチ28,「連続」スイッチ29及び
「切」スイッチ30からの入力信号ラインが接続されると
ともに、出力ポートにはパネル16に設けたLED表示器31
及びブザー32への出力信号ラインが接続されている。前
記表示器31のLEDランプは各モードスイッチ26〜29に対
応して1個ずつ設けられている。
前記マイクロコンピュータ19の中央演算処理部(CPU)
は、そのメモリ部(ROM)に書き込まれたプログラムに
従って内蔵タイマと共働してファンモータ9及びヒータ
13を制御するようになっている。
は、そのメモリ部(ROM)に書き込まれたプログラムに
従って内蔵タイマと共働してファンモータ9及びヒータ
13を制御するようになっている。
前記マイコンプログラムは、概略、第3a図,第3b図及び
第3c図に示すようなフローとなっている。すなわち、第
3a図に示す初期モードでは、ステップS101〜S104で「20
分」,「自動」,「ソフト」及び「連続」のうちいずれ
かのモードスイッチがオンされたか否かを判断し、オン
されたスイッチに対応するモードに移行する。なお、
「連続」スイッチは、後述するように、引き続き押され
ることにより連続運転モードの受け入れ及び解除の機能
を繰り返すようになっている。
第3c図に示すようなフローとなっている。すなわち、第
3a図に示す初期モードでは、ステップS101〜S104で「20
分」,「自動」,「ソフト」及び「連続」のうちいずれ
かのモードスイッチがオンされたか否かを判断し、オン
されたスイッチに対応するモードに移行する。なお、
「連続」スイッチは、後述するように、引き続き押され
ることにより連続運転モードの受け入れ及び解除の機能
を繰り返すようになっている。
自動運転モードでは、第3b図に示すように、ステップS2
01で表示器31の本モードに対応するLEDランプを点灯
し、ステップS202でブザーにより受け入れ報知する。そ
して、ステップS203で1分タイマをスタートさせ、ステ
ップS204でファンモータ9を駆動させる。そして、ステ
ップS205で1分経過したことを確認した後、ステップS2
06で外気温θ1を取り込む。続いて、ステップS207で外
気温θ1の値に応じて乾燥時間T1を設定した後、ステッ
プS208でT1タイマをスタートさせる。そして、ステップ
S209で温風温度θ2を取り込み、ステップS210でこの温
風温度θ2が所定の制御温度θ(110℃)以下であれ
ば、ステップS211でヒータ13をオンし、制御温度θを越
えていれば、ステップS212でヒータ13をオフする。ヒー
タ13のオン,オフ制御の間、ステップS213で時間T1が経
過していなければステップS209に戻ってこの制御を続行
し、経過していればステップS214でヒータ13をオフし、
ステップS215でブザー報知を5回行なうとともに、ステ
ップS216でランプを点滅させる。続いてステップS217で
5分タイマをスタートさせ、ステップS218で5分間待機
した後、ステップS219でファンモータ9を停止し、ステ
ップS220でランプを消灯して初期モードに戻る。
01で表示器31の本モードに対応するLEDランプを点灯
し、ステップS202でブザーにより受け入れ報知する。そ
して、ステップS203で1分タイマをスタートさせ、ステ
ップS204でファンモータ9を駆動させる。そして、ステ
ップS205で1分経過したことを確認した後、ステップS2
06で外気温θ1を取り込む。続いて、ステップS207で外
気温θ1の値に応じて乾燥時間T1を設定した後、ステッ
プS208でT1タイマをスタートさせる。そして、ステップ
S209で温風温度θ2を取り込み、ステップS210でこの温
風温度θ2が所定の制御温度θ(110℃)以下であれ
ば、ステップS211でヒータ13をオンし、制御温度θを越
えていれば、ステップS212でヒータ13をオフする。ヒー
タ13のオン,オフ制御の間、ステップS213で時間T1が経
過していなければステップS209に戻ってこの制御を続行
し、経過していればステップS214でヒータ13をオフし、
ステップS215でブザー報知を5回行なうとともに、ステ
ップS216でランプを点滅させる。続いてステップS217で
5分タイマをスタートさせ、ステップS218で5分間待機
した後、ステップS219でファンモータ9を停止し、ステ
ップS220でランプを消灯して初期モードに戻る。
連続運転モードでは、第3c図に示すように、ステップS3
01で表示器31の本モードに対応するLEDランプを点灯
し、ステップS302でブザーにより受け入れ報知する。そ
して、ステップS303で12時間タイマをスタートさせ、ス
テップS304でファンモータ9を駆動させる。続いてステ
ップS305で温風温度θ2を取り込み、ステップS306でこ
の温風温度θ2が前記自動運転モードにおける制御温度
θ(110℃)より低く設定された制御温度θ(90℃)以
下であれば、ステップS307でヒータ13をオンし、制御温
度θを越えていればステップS308でヒータ13をオフす
る。そして、ステップS309で12時間が経過していればス
テップS318〜S320でヒータ13,ファンモータ9及びラン
プをオフして初期モードに戻り、12時間経過していなけ
れば、ステップS310で「連続」スイッチ29がオン(解
除)されたか否か判断し、オン(解除)されなければス
テップS305に戻ってこの制御を続行する。「連続」スイ
ッチ29がオン(解除)されていれば、ステップS311でブ
ザーにより受け入れ報知し、ステップS312でヒータ13を
オフした後、ステップS313でランプを点滅させ、前記自
動運転モードと同様、ステップS314〜317でファンによ
る食器の冷却を行なう。
01で表示器31の本モードに対応するLEDランプを点灯
し、ステップS302でブザーにより受け入れ報知する。そ
して、ステップS303で12時間タイマをスタートさせ、ス
テップS304でファンモータ9を駆動させる。続いてステ
ップS305で温風温度θ2を取り込み、ステップS306でこ
の温風温度θ2が前記自動運転モードにおける制御温度
θ(110℃)より低く設定された制御温度θ(90℃)以
下であれば、ステップS307でヒータ13をオンし、制御温
度θを越えていればステップS308でヒータ13をオフす
る。そして、ステップS309で12時間が経過していればス
テップS318〜S320でヒータ13,ファンモータ9及びラン
プをオフして初期モードに戻り、12時間経過していなけ
れば、ステップS310で「連続」スイッチ29がオン(解
除)されたか否か判断し、オン(解除)されなければス
テップS305に戻ってこの制御を続行する。「連続」スイ
ッチ29がオン(解除)されていれば、ステップS311でブ
ザーにより受け入れ報知し、ステップS312でヒータ13を
オフした後、ステップS313でランプを点滅させ、前記自
動運転モードと同様、ステップS314〜317でファンによ
る食器の冷却を行なう。
なお、20分運転モードは、外気温にかかわらず乾燥時間
を19分に設定する以外は前記自動運転モードと同様のフ
ローである。また、ソフト運転モードは、自動運転モー
ドと同様のフローであるが、乾燥時間が自動運転モード
よりも長く、制御温度が低く設定される。
を19分に設定する以外は前記自動運転モードと同様のフ
ローである。また、ソフト運転モードは、自動運転モー
ドと同様のフローであるが、乾燥時間が自動運転モード
よりも長く、制御温度が低く設定される。
以上の構成からなる食器乾燥器において、「自動」スイ
ッチ27を押すと、第4a図に示すように、ランプが点灯し
てブザーが鳴り、ファンモータ9が駆動してファン10が
回転する(ステップS201〜S204)。これにより、基台3
の底部近傍から吸い込まれた空気がダクト11,吹出し口1
2を介して乾燥室6内に送り込まれる。そして、ファン
モータ9が駆動してから1分後にダクト11を通過する空
気の温度がマイクロコンピュータ19に取り込まれる(ス
テップS205,S206)。
ッチ27を押すと、第4a図に示すように、ランプが点灯し
てブザーが鳴り、ファンモータ9が駆動してファン10が
回転する(ステップS201〜S204)。これにより、基台3
の底部近傍から吸い込まれた空気がダクト11,吹出し口1
2を介して乾燥室6内に送り込まれる。そして、ファン
モータ9が駆動してから1分後にダクト11を通過する空
気の温度がマイクロコンピュータ19に取り込まれる(ス
テップS205,S206)。
これにより検出される温度は、ダクト11内に流入してき
た外部の空気の温度、すなわち外気温θ1を示すことに
なる。従って、たとえファン10の吸込口の近傍の空気が
局部的に高いか、あるいは低かったとしても、吸い込ん
でから1分後に温度が取り込まれるので、正確な外気温
が検出される。この外気温θ1が15℃以下であれば44
分、15〜25℃であれば34分、25℃以上であれば29分の乾
燥時間T1が設定される(ステップS207)。
た外部の空気の温度、すなわち外気温θ1を示すことに
なる。従って、たとえファン10の吸込口の近傍の空気が
局部的に高いか、あるいは低かったとしても、吸い込ん
でから1分後に温度が取り込まれるので、正確な外気温
が検出される。この外気温θ1が15℃以下であれば44
分、15〜25℃であれば34分、25℃以上であれば29分の乾
燥時間T1が設定される(ステップS207)。
そして、この乾燥時間T1の間、温風温度θ2を取り込み
つつ、ヒータ13のオン,オフ制御が行なわれ、温風温度
θ2が所定の制御温度θに維持される(ステップS208〜
S213)。設定された乾燥時間T1が経過すると、ヒータ13
がオフしてブザー32が5回鳴り、ランプが点滅して(ス
テップS214〜S216)、5分間、ファン9による食器の冷
却が行なわれる(ステップS217〜S220)。従って、ラン
プ消灯後、直ちに食器を取り出しても食器は既に冷えて
いるので安全である。
つつ、ヒータ13のオン,オフ制御が行なわれ、温風温度
θ2が所定の制御温度θに維持される(ステップS208〜
S213)。設定された乾燥時間T1が経過すると、ヒータ13
がオフしてブザー32が5回鳴り、ランプが点滅して(ス
テップS214〜S216)、5分間、ファン9による食器の冷
却が行なわれる(ステップS217〜S220)。従って、ラン
プ消灯後、直ちに食器を取り出しても食器は既に冷えて
いるので安全である。
次に、連続運転モードで使用する場合、自動運転モード
とは異なり、「連続」スイッチ29を押す(受け入れる)
と、第4c図に示すように、外気温の取込みを行なわずに
直ちにヒータ13のオン,オフ制御が行なわれる。これ
は、その後「連続」スイッチを押す(解除する)ことに
よりヒータ13がオフすることから(ステップS312)、人
為的に乾燥時間の設定が行なえるため、外気温に基づく
乾燥時間の設定を行なう必要がないからである。この連
続運転モードにおけるヒータ13のオン,オフ制御は、自
動運転モードの制御温度(110℃)より低い制御温度(9
0℃)で行なわれる(ステップS305〜S310)。従って、
既に乾燥した食器を器内から取り出すのが遅れたとして
も、器内が大幅に温度上昇することはなく、食器の温度
は低く押さえられる結果、漆塗り,プラスチックの食器
が劣化することはないし、食器の取り出し時に食器はさ
ほど熱くなっていないので安全である。
とは異なり、「連続」スイッチ29を押す(受け入れる)
と、第4c図に示すように、外気温の取込みを行なわずに
直ちにヒータ13のオン,オフ制御が行なわれる。これ
は、その後「連続」スイッチを押す(解除する)ことに
よりヒータ13がオフすることから(ステップS312)、人
為的に乾燥時間の設定が行なえるため、外気温に基づく
乾燥時間の設定を行なう必要がないからである。この連
続運転モードにおけるヒータ13のオン,オフ制御は、自
動運転モードの制御温度(110℃)より低い制御温度(9
0℃)で行なわれる(ステップS305〜S310)。従って、
既に乾燥した食器を器内から取り出すのが遅れたとして
も、器内が大幅に温度上昇することはなく、食器の温度
は低く押さえられる結果、漆塗り,プラスチックの食器
が劣化することはないし、食器の取り出し時に食器はさ
ほど熱くなっていないので安全である。
また、この連続運転モードで乾燥中に、「連続」スイッ
チ29が押されない(解除されない)まま長時間放置され
ていたとしても、第4d図に示すように、12時間経過後に
ヒータ13等がオフして初期モードに移行する(ステップ
S318〜S320)ので、安全である。
チ29が押されない(解除されない)まま長時間放置され
ていたとしても、第4d図に示すように、12時間経過後に
ヒータ13等がオフして初期モードに移行する(ステップ
S318〜S320)ので、安全である。
なお、前記実施例は、自動運転モードにおける乾燥時間
が外気温に基づいて自動的に設定される型式の食器乾燥
器に適用したが、本考案はさらに、タイマセットつまみ
等により任意の乾燥時間を人為的に設定できる型式の食
器乾燥器にも適用可能である。
が外気温に基づいて自動的に設定される型式の食器乾燥
器に適用したが、本考案はさらに、タイマセットつまみ
等により任意の乾燥時間を人為的に設定できる型式の食
器乾燥器にも適用可能である。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、連続
運転時には制御温度が低く設定され、食器や食器乾燥器
本体の温度が低く押えられる。このため、漆塗りや樹脂
製の食器あるいは本体が劣化したり、食器が熱くなって
取り出す際に火傷を負うようなことはなく、安全である
という効果を有している。
運転時には制御温度が低く設定され、食器や食器乾燥器
本体の温度が低く押えられる。このため、漆塗りや樹脂
製の食器あるいは本体が劣化したり、食器が熱くなって
取り出す際に火傷を負うようなことはなく、安全である
という効果を有している。
第1図は本考案に係る食器乾燥器の断面図、第2図は制
御回路図、第3a図〜第3c図はマイコンプログラムのフロ
ーチャート、第4a図〜第4d図はタイムチャートである。 13……ヒータ、15……制御装置(制御手段)。
御回路図、第3a図〜第3c図はマイコンプログラムのフロ
ーチャート、第4a図〜第4d図はタイムチャートである。 13……ヒータ、15……制御装置(制御手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】外気温に基づいて自動的又は人為的に設定
された乾燥時間の間、ヒータを制御して送風温度を一定
の制御温度に維持する自動運転モードと、ヒータが人為
的にオフされるまでヒータを制御して送風温度を一定の
制御温度に維持する連続運転モードとを備えた食器乾燥
器の制御装置において、 連続運転モードでの制御温度を自動運転モードの制御温
度より低くしたことを特徴とする食器乾燥器の制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6690790U JPH0713639Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 食器乾燥器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6690790U JPH0713639Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 食器乾燥器の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0425654U JPH0425654U (ja) | 1992-02-28 |
JPH0713639Y2 true JPH0713639Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31600019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6690790U Expired - Lifetime JPH0713639Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 食器乾燥器の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713639Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP6690790U patent/JPH0713639Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425654U (ja) | 1992-02-28 |
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